Naruto Episode 29
♪ ( ｵ ｰ ﾌﾟﾆﾝｸﾞﾃ ｰ ﾏ )
♪ 踏み込む ぜ アクセル
♪ 駆け引き は 無い さ ､ そう だ よ
♪ 夜 を ぬける
♪ ねじ込む さ 最後 に
♪ 差し引き ゼロ さ ､ そう だ よ
♪ 日々 を 削る
♪ 心 を そっと
♪ 開 い て ギュ っと
♪ 引き寄せ たら
♪ ～
♪ 届く よ きっと
♪ 伝う よ もっと さあ
♪ ～
♪ 生き 急 い で
♪ 搾り 取って
♪ 縺 れる 足 だ けど 前 より
♪ ずっと そう ､ 遠く へ
♪ 奪い取って
♪ 掴 ん だ って
♪ 君 じゃ ない なら 意味 は 無い の さ
♪ だ から ､ 嗚呼 ､
♪ 遥か 彼方
♪ ～
( ｻｽｹ ) いったん ３ 人 バラバラ に なった 場合
たとえ それ が 仲間 でも 信用 する な ｡
今 み たい に 敵 が 変化 し て 接近 する 可能 性 が ある ｡
( ﾅﾙﾄ ) うん ｡ ( ｻｸﾗ ) それ で どう する の ？
合言葉 を 決め て おく ｡ ん … 合言葉 ？
１ 回 しか 言わ ない から な よく 聞い とけ ｡
忍 歌 忍 機 と 問う ｡
その 答え は こう だ ｡
｢ 大勢 の 敵 の 騒ぎ は 忍び よし ｡
静か な 方 に 隠れ が も なし ｡
忍 に は 時 を 知る こと こそ 大事 なれ ｡
敵 の つか れ と 油断 する とき ｣ 以上 だ ｡
で っけ ぇ ！
う わ ！ 尻尾 ｡
あっ ｡
う わ ～ ！
( 忍 ) 私 たち の 地 の 書 欲しい でしょ ？
♪ ～
あっ ｡
( 忍 ) さ ぁ 始めよ う じゃ ない ｡
巻物 の 奪い合い を ｡
あっ ｡
( 忍 ) 命懸け で ｡
♪ ～
《 どう し て も 吐き出さ ない って ん なら
意地 でも 吐き出さ せ て やる って ば よ ！ 》
影 分身 の 術 ！
おら おら ～ ！
《 動か ねえ 》
もう 少し 楽しま せ て ほしかった けど … ｡
残念 だ わ ｡
くっ … ｡
《 動け ！ 》
( 忍 ) 《 痛み で 恐怖 を 消し去る と は 》
( 忍 ) 《 やっぱり ただ の 獲物 じゃ ない わ ね 》
くっ ｡
う わ ～ ！
来る な ～ ！
( 忍 ) 一瞬 たり と も 気 を 抜 い ちゃ ダメ でしょ ｡
あっ ！
( 忍 ) 獲物 と いう の は ね
常に 気 を 張って 逃げ惑う もの な の ｡
捕食 者 の 前 で は ね ｡
フフ フフ … ｡
悪い な サスケ ！
あっ ｡
ナルト ！
合言葉 は … ｡
忘れ ち まった ぜ ｡
合言葉 は … ｡
忘れ ち まった ぜ ｡
いい わ よ ナルト イケ てる ！
へ っ ｡
ナルト カッコ つけ て 助け に 来 た つもり だ ろ う が
出しゃ ば る な ！ 逃げろ ！
こいつ は 次元 が 違い 過ぎる ！
あの 大 蛇 を 見事 倒し て き た よう ね ナルト 君 ｡
《 こいつ って ば どう 見 て も 蛇 み て ぇ な 姿 し や が って 》
《 そう か こいつ の 仕業 だった の か 》
《 あいつ が 助け に 来 て 場 が よく なった ため し が ない ｡
どう する ？ 》
やい やい やい やい ！ どうやら お前 って ば
弱い 者 いじ め し て くれ ちゃ った みたい だ な ｡
この うずまき ナルト 様 が 来 た から に は
こてん こてん に のし て やる ！ 《 マズ い ！
このまま じゃ ３ 人 と も やら れる ｡
どう する ？ 》
《 サスケ 君 … 》
フン ！
《 ダメ だ ｡
これ しか 方法 は ない 》
待って くれ ！ ( 忍 ) ん ？
ん ？ あ ？
巻物 なら お前 に やる ｡
頼む これ を 持って 引 い て くれ ｡
あっ ！ えっ ! ?
フッ ｡
おい サスケ ！ 何 やって ん だ ？ て め ぇ は ｡
巻物 敵 に やって どう す ん だ って ば よ ！
お前 は 黙って ろ ！ 何 ! ?
なるほど センス が いい ｡
( 忍 ) 獲物 が 捕食 者 に 期待 できる の は
ほか の 餌 を 差し出し て
自分 自身 を 見逃し て もらう こと だけ です もの ね ｡
♪ ～
受け取れ ｡ 《 あっ 》
て め ぇ よけい な こと す ん な ！
この 状況 が 分かって ん の か ! ?
えっ ! ?
う っ ｡
て め ぇ いきなり 何 し や がる ! ?
ハァ ハァ ハァ … ｡
俺 って ば 合言葉 は 忘れ ち まって
だから 確かめよ う は ねえ けど よ
て め ぇ は サスケ の 偽者 だ ろ ？
ナルト 何 を … 何て こと 言いだす の よ ！
この ウスラトンカチ が ！
俺 は 本物 だ ！
ハァ ハァ … うそ つけ ｡
こんな … こんな ばか で 腰抜け 野郎 は
絶対 俺 の 知って る サスケ じゃ ねえ ！
こいつ が どん だけ 強 ぇ か 知ら ねえ が
巻物 渡し た って
俺 たち を 見逃す って 保証 が どこ に あん だ よ ! ?
ビビ って 状況 分かって ねえ の は
お前 の ほう だって ば よ ｡
( 忍 ) フフフ … ナルト 君 ｡
正解 よ ｡
巻物 なんて … ｡
殺し て 奪え ば いい ん だ から ね ｡
ふざけ ん な ！
よせ ！ 逃げろ ナルト ！
《 チクショ ～ ！
見損なった ぞ サスケ 》
口 寄せ の 術 ｡
えっ ｡
ナルト ！
( ﾓｽﾞｸ ) 仏 が ３ つ か ｡
( ｲｽﾞﾓ ) これ って 何 か の 忍術 だ よ な ？
( ｺﾃﾂ ) こりゃ ひどい な ｡
( 唾 を 飲み込む 音 )
( ｺﾃﾂ ) いきなり 問題 発生 か よった く ｡
第 ２ 試験 官 アンコ さん に 知らせろ ｡
はい ！
( ｱﾝｺ ) ん ！ だんご に は や っぱ お 汁粉 ね ｡
( ｱﾝｺ ) あ ～ ！ さ ～ て … ｡
これ 食ったら あたし も 突破 し た ヤツ ら を
塔 で 待つ と する か ｡
早い ヤツ ら は そろそろ
クリア する プログラム だ から ね ｡
木 ノ 葉 マーク 完成 ！
フッ フフ … ｡
大変 です ！ アンコ 様 ｡
( ｱﾝｺ ) ん ？ 何 よ 急に ｡
( ﾓｽﾞｸ ) 死体 です ３ 体 の ｡
ん ？
しかも 妙 な ん です とにかく 来 て ください ！
妙 ？
( ｺﾃﾂ ) 持ち物 や 身分 証 から し て
中 忍 選抜 試験 に 登録 さ れ て い た 草 隠れ の 忍 な ん です が … ｡
見 て の とおり … ｡
顔 が ない ｡
ええ ｡
まるで 溶かさ れ た よう に のっぺらぼう で ｡
( ｱﾝｺ ) 《 間違い ない ｡
この 術 は
あいつ の … ｡
あいつ が 何で この 試験 に ？ 》
♪ ～
この 草 忍 ３ 人 の 証明 写真 を 見せ て ｡
願書 に あった でしょ ？ ( ﾓｽﾞｸ ) あっ はい ！
( ｱﾝｺ ) 《 こいつ の 顔 を 奪った の か ｡
じゃ あの 時 は もう すでに … 》
＜ クナイ お返し し ます わ ＞
＜ わざわざ ありがとう ＞
( ｱﾝｺ ) えらい こと に なった わ ！ ( ｺﾃﾂ ･ ｲｽﾞﾓ ･ ﾓｽﾞｸ ) え ？
あなた たち は この こと を すぐ 火影 様 に 連絡 ｡
死 の 森 へ 暗部 の 出動 要請 を ２ 部隊 以上 取り付け て ｡
あたし は 今 から こいつ ら を 追いかける いい ね ！
( ｺﾃﾂ ･ ｲｽﾞﾓ ･ ﾓｽﾞｸ ) はっ ！
( ｱﾝｺ ) 《 あいつ が …
あいつ が 木 ノ 葉 の 里 に … 》
♪ ～
ハァ ハァ ハァ … ｡
( 忍 ) フフ フフ … かわいい ｡
何て かわいい 獲物 ｡
あっ ｡
う わ ！ ナルト ！
ナルト ！
う … あっ ！
フフフ … とりあえず 食 ら っと き なさい ｡
( 鼓動 )
くそ 食ら え ～ ！
♪ ～
この ガキ まさか … ｡
ハァ ～ ！
ヤァ ～ ！
う わ ～ ！
ナルト キレ ちゃ って る ｡
でも あの ナルト が どう し て こんなに 強い の ？
ハァ ～ ！
え ？
う っ ！
う っ ！ う わ ！
あの 瞳 間違い ない わ ｡
あれ が ナルト … ｡
( 忍 ) 《 フッ おもしろく なって き た わ 》
次 は … ｡
( 忍 ) サスケ 君 君 よ どう 出る ？
( 鼓動 )
《 あっ 》 サスケ 君 ！
( 鼓動 )
( 衝突 音 )
( ｱﾝｺ ) 《 急が なきゃ ｡
何 か …
嫌 な 予感 が 》
ハァ ハァ ハァ … ｡
よう … ケガ は ねえ か よ ？
ハァ ハァ … ビビリ 君 ｡
《 ナルト … 》
＜ よう … ケガ は ねえ か よ ？
ビビリ 君 ＞ ＜ な っ … くっ … ｡
サスケ ～ ！ ＞
こんな ばか で 腰抜け な 野郎 は
絶対 俺 の 知って る サスケ じゃ ねえ ｡
う わ ！
あっ ！
く そ っ ！ この 野郎 ！ チクショ ～｡
放せ ！ 蛇 野郎 ～ ！
( 忍 ) あの 九 尾 の ガキ が 生き て い た と は ね ｡
くっ … ｡
( 忍 ) 感情 が 高まって
九 尾 の 力 の 断片 が 漏れ 出す と は … ｡
( 忍 ) おもしろい 成長 を し た もん だ わ ｡
( 忍 ) ほら 封印 が 浮き出 てる じゃ ない ｡
く ～｡
( 忍 ) 五 行 封印 ！
う … あっ ｡
サスケ 君 ！ ナルト を ！
( 鼓動 )
( 忍 ) 《 封印 から
ナルト 君 の チャクラ と 九 尾 の チャクラ が
呼応 し 始め てる の ね 》
( 忍 ) 《 でも 今 は あなた は 邪魔 》
《 このまま じゃ 落ちる 》
ナルト ！
どう し た の ？ サスケ 君 ｡
《 サスケ 君 … 》
ナルト は 確か に サスケ 君 と 違って
ドジ で 足手まとい かも しん ない けど
少なくとも 臆病 者 じゃ ない わ ！
ねぇ ！ そう でしょ ! ?
( ｲﾀﾁ ) ＜ 愚か なる 弟 よ ｡
この 俺 を 殺し たく ば 恨め 憎 め ｡
そして 醜く 生き延びる が いい ｡
逃げ て 逃げ て 生 に しがみつく が いい ＞
《 違う ！ 》
あ … ｡
( 忍 ) 《 フッ やはり うち は 一族 ｡
血 が 騒ぎ 始め た よう だ わ ね 》
サスケ 君 ｡
( 忍 ) 《 ゆっくり と 実力 を 確かめ させ て もら お う じゃ ない 》
フフ フフ … ｡
あっ ！
♪ ～
♪ ～
♪ ねぇ 聞こえ ます か ？
♪ 空 は 果てしなく
♪ 青く 澄 ん で い て
♪ 海 は 限りなく
♪ 広大 で い て
♪ 君 は いつ まで も
♪ 笑顔 で い て
♪ じゃ ない と
♪ 泣 い ちゃ う から
♪ 周り を 見まわさ なく て も
♪ もう いい ん だ よ
♪ この 手 の 中 に は
♪ みんな が いる から
♪ 泣き たく なって
♪ 逃げ たく なって
♪ 幸せ を 忘れ て しまったら
♪ みな 歌え
♪ 光 が 生まれ
♪ 闇 が 生まれ た
♪ 二 つ は 一 つ
♪ ハルモニア 感じ て
♪ テレパシー
♪ ねぇ 聞こえ ます か ？
〈 俺 は 復しゅう 者 兄貴 を 倒す ため に
生き残ら なきゃ なら ない ｡
だが こんな ところ で 命 を 懸け られ ない よう な ヤツ が
どう し て 兄貴 に 勝つ こと が できる ？
落ち着け 見える はず だ ｡
ヤツ の 動き を 封じる 方法 が 〉
