Mahouka Koukou no Rettousei Episode 7 mahouka|koukou||rettousei|episode Mahouka Koukou no Rettousei Episode 7

司 波 お前 が 考え た 作戦 だ お前 が 指示 を 出 せ つかさ|なみ|おまえ||かんがえ||さくせん||おまえ||しじ||だ|

はい

レオ お前 は 退路 の 確保 |おまえ||たいろ||かくほ

エリカ は レオ の アシスト と ||||あしすと|

逃げ出 そ う と する やつ の 始末 にげだ|||||||しまつ

捕まえ なく て いい の ？ つかまえ||||

余計 な リスク を 負う 必要 は ない よけい||りすく||おう|ひつよう||

安全 確実 に 始末 しろ あんぜん|かくじつ||しまつ|

会頭 は 桐原 先輩 と 裏口 へ 回って ください かいとう||きりはら|せんぱい||うらぐち||まわって|

俺 と 深雪 は そのまま 踏み込み ます おれ||みゆき|||ふみこみ|

分かった 任せ とけ わかった|まかせ|

あそこ だ

いまだ レオ

パン ツァー ぱん|

握った メッセージ That ' s Rising Hope にぎった|めっせーじ|that||rising|hope

( hey welcome to message write you )

( can you distance standby )

here we go !

揺るが ない 世界 異常 な 現状 ゆるが||せかい|いじょう||げんじょう

続く 壁 は 何 重層 つづく|かべ||なん|じゅうそう

イメージ 通り なんか じゃ ない いめーじ|とおり|||

静か に 騒ぎ だし た 本能 しずか||さわぎ|||ほんのう

迷路 み たい 行き止まり な ん だ めいろ|||いきどまり|||

もう 思考 は ディストーション |しこう||

容赦 ない ね いつの間に ようしゃ|||いつのまに

見失った ルート 暴れ だす みうしなった|るーと|あばれ|

( pay attention ! )

( Hey what is it ? ) hey|||

( watch your step now ! )

常識 なんか 要ら ない じょうしき||いら|

( are you serious ! ? )

( no no no , don ' t worry 1,2,3 )

吹き返す 心臓 の リズム ふきかえす|しんぞう||りずむ

視界 まだ 眩 ん でる しかい||くら||

それ でも 行か なく ちゃ ||いか||

君 が 信じ てる 僕 を 裏切る きみ||しんじ||ぼく||うらぎる

わけ に いか ない 強く クラクション が 鳴る ||||つよく|||なる

孤独 な まま 時 が 経った って こどく|||じ||たった|

逃げる 事 覚え た って にげる|こと|おぼえ||

新しい 今日 が 来 ちゃ う けど あたらしい|きょう||らい|||

この 願い 例え 魔法 が 無く たって |ねがい|たとえ|まほう||なく|

叶え なきゃ 誓った かなえ||ちかった

僕 は 君 と まだ 見 たい 未来 ある ん だ よ ぼく||きみ|||み||みらい||||

泣き そう でも なき||

悔しく て も 止まって い られ ない くやしく|||とまって|||

握った メッセージ That ' s Rising Hope にぎった|めっせーじ|that||rising|hope

行く ぞ 深雪 いく||みゆき

はい

ようこそ はじめ まして 司 波 達也 くん |||つかさ|なみ|たつや|

そして そちら の お姫様 は 妹 さん の 深雪 くん かな |||おひめさま||いもうと|||みゆき||

お前 が ブランシュ の リーダー か おまえ||||りーだー|

おお これ は 失敬 |||しっけい

僕 が ブランシュ 日本 支部 の リーダー 司 一 だ ぼく|||にっぽん|しぶ||りーだー|つかさ|ひと|

そう か

一応 投降 の 勧告 を し て おく いちおう|とうこう||かんこく||||

全員 武器 を 捨て て 両手 を 頭 の 後ろ に 組め ぜんいん|ぶき||すて||りょうて||あたま||うしろ||くめ

魔法 が 絶対 的 な 力 だ と 思って いる なら まほう||ぜったい|てき||ちから|||おもって||

大きな 勘違い だ よ おおきな|かんちがい||

司 波 達也 くん 我々 の 仲間 に なり たまえ つかさ|なみ|たつや||われわれ||なかま|||

アンティ ナイト を 必要 と し ない 君 の キャスト ジャミング は |||ひつよう||||きみ||きゃすと||

非常に 興味深い 技術 だ ひじょうに|きょうみぶかい|ぎじゅつ|

壬生 先輩 を 使って 接触 し た の も みぶ|せんぱい||つかって|せっしょく||||

弟 に 俺 を 襲わ せ た の も それ が 狙い か おとうと||おれ||おそわ|||||||ねらい|

ふむ 頭 の いい 子供 は 好ましい ね |あたま|||こども||このましい|

だが そこ まで 分かって い て の この こ やって くる と は |||わかって|||||||||

所詮 子供 だ しょせん|こども|

司 波 達也 我 が 同士 に なる が いい つかさ|なみ|たつや|われ||どうし||||

意識 干渉 型 系統 外 魔法 いしき|かんしょう|かた|けいとう|がい|まほう

イビル アイ と 称し て は いる が |||そやし||||

その 正体 は |しょうたい|

催眠 効果 を 持つ パターン の 光 信号 を 明滅 さ せ さいみん|こうか||もつ|ぱたーん||ひかり|しんごう||めいめつ||

相手 の 網膜 に 投 射 する 光 波 振動 系 魔法 あいて||もうまく||とう|い||ひかり|なみ|しんどう|けい|まほう

単なる 催眠 術 だ たんなる|さいみん|じゅつ|

壬生 先輩 の 記憶 も これ で すり替え た の か みぶ|せんぱい||きおく||||すりかえ|||

お 兄 様 で は … |あに|さま||

壬生 先輩 の 記憶 違い は みぶ|せんぱい||きおく|ちがい|

不自然 な ほど 激しい もの だった から な ふしぜん|||はげしい||||

この ゲス ども

貴 様 なぜ ？ とうと|さま|

つまら ん やつ だ な

メガネ を 外す 右手 に 注意 を 引きつけ めがね||はずす|みぎて||ちゅうい||ひきつけ

CAD を 操作 する 左手 から 目 を 逸ら さ せる cad||そうさ||ひだりて||め||はやら||

そんな 小細工 が 通用 する か |こざいく||つうよう||

起動 式 が 見え て い れ ば その 一部 を 抹消 する だけ で きどう|しき||みえ||||||いちぶ||まっしょう|||

お前 の ちゃ ち な 魔法 など ただ の 光 信号 だ おまえ|||||まほう||||ひかり|しんごう|

そんな 真似 が … |まね|

貴 様 の 対抗 魔法 は キャスト ジャミング で は なかった の か とうと|さま||たいこう|まほう||きゃすと||||||

二 人 称 は 君 じゃ なかった の か ふた|じん|そや||きみ||||

大物 ぶって い た 化けの皮 が 剥がれ て いる ぞ おおもの||||ばけのかわ||はがれ|||

撃て 撃て うて|うて

なん だ これ は

お 兄 様 追って ください ここ は 私 が |あに|さま|おって||||わたくし|

分かった わかった

この

愚か 者 おろか|もの

程々 に な この 連中 に お前 の 手 を 汚す 価値 は ない ほどほど||||れんちゅう||おまえ||て||けがす|かち||

はい お 兄 様 ||あに|さま

お前 たち は 運 が 悪い おまえ|||うん||わるい

お 兄 様 に 手出し を しよ う と さえ し なけ れ ば |あに|さま||てだし|||||||||

少し 痛い 思い を する だけ です ん だ もの を すこし|いたい|おもい||||||||

なん だ

からだ 動け ない |うごけ|

まさか この 魔法 … ||まほう

祈る が いい せめて 命 が ある こと を いのる||||いのち||||

振動 減速 系 広域 魔法 ニブルヘイム しんどう|げんそく|けい|こういき|まほう|

桐原 きりはら

桐原 行く ぞ きりはら|いく|

武器 が … ぶき|

どう だい 魔法 師 本物 の キャスト ジャミング は ||まほう|し|ほんもの||きゃすと||

大量 の アンティ ナイト たいりょう|||

高山 型 古代 文明 の 栄え た 地 に のみ 産出 する 軍事 物資 こうざん|かた|こだい|ぶんめい||はえ||ち|||さんしゅつ||ぐんじ|ぶっし

バト ロン は ウクライナ * ベラルーシ 再 分離 独立 派 |||うくらいな|べらるーし|さい|ぶんり|どくりつ|は

その スポンサー は 大 亜 連合 か |すぽんさー||だい|あ|れんごう|

やれ

なぜ なぜ キャスト ジャミング の 中 で 魔法 が 使える ||きゃすと|||なか||まほう||つかえる

やる じゃ ねえ か 司 波 兄 ||||つかさ|なみ|あに

それ で こいつ は ？

ブランシュ の リーダー 司 一 です ||りーだー|つかさ|ひと|

こいつ が …

こい つ か

壬生 を 誑かし や がった の は みぶ||たぶらかし||||

その辺 に し とけ そのへん|||

これ で 敵 は 全部 か ||てき||ぜんぶ|

恐らく おそらく

これ で 全部 終わり か ||ぜんぶ|おわり|

あっけない な

せっかく き た のに 出番 なかった わ ね つま ん ない な ||||でばん|||||||

まっ 会頭 や 達也 が 敵 を 撃ち 漏らす と も 思え ない し な |かいとう||たつや||てき||うち|もらす|||おもえ|||

しかも あんた と お 留守番 なんて ||||るすばん|

なおさら つま ん なかった わ

何 だ と ？ なん||

お 兄 様 |あに|さま

お 怪我 は あり ませ ん でし た か |けが|||||||

俺 は 大丈夫 だ よ おれ||だいじょうぶ||

お 兄 様 私 … |あに|さま|わたくし

大丈夫 だいじょうぶ

お 兄 様 |あに|さま

ありがとう ござい ます

では 怪我 の 具合 は もう よい の です ね |けが||ぐあい||||||

うん

元々 千葉 さん と 戦った 時 の 怪我 は 大した もの じゃ ない から もともと|ちば|||たたかった|じ||けが||たいした||||

だけど 私 渡辺 先輩 の こと を 誤解 し て い た でしょ う |わたくし|わたなべ|せんぱい||||ごかい||||||

ほか に も そういう おかしな 記憶 違い が ない か |||||きおく|ちがい|||

確認 を する ため に かくにん||||

もう 少し 入院 が 必要 な ん だ って |すこし|にゅういん||ひつよう||||

剣道 部 の 司 主将 も 同じ 理由 で 入院 し て いる はず です けんどう|ぶ||つかさ|しゅしょう||おなじ|りゆう||にゅういん|||||

そう な ん だ

でも 事情 が 事情 な だけ に |じじょう||じじょう|||

司 主将 が 罪 に 問わ れる こと は ない そう です つかさ|しゅしょう||ざい||とわ||||||

もっとも うち の 生徒 は みな |||せいと||

今回 の 件 に つい て お 咎め なし と なる よう です が こんかい||けん|||||とがめ||||||

そう な の

ですから 壬生 先輩 が 連中 の 手引き を し た 件 も |みぶ|せんぱい||れんちゅう||てびき||||けん|

追究 さ れる こと は あり ませ ん ついきゅう|||||||

学校 側 と して は 管理 責任 に 関わる こと です から がっこう|がわ||||かんり|せきにん||かかわる|||

そこ は 隠し たい よう です ||かくし|||

それ より 壬生 先輩 の 退院 は いつ に なる の です か ||みぶ|せんぱい||たいいん|||||||

えっ と

五 月 に なる と 思う けど いつ|つき||||おもう|

そう です か

では 日 が 決まったら 教え て ください |ひ||きまったら|おしえ||

退院 の 祝い と して また 来 ます から たいいん||いわい||||らい||

気 を 遣って くれ た ん だ よ ね き||つかって||||||

ありがとう

退院 する 日 が 決まったら 連絡 する ね たいいん||ひ||きまったら|れんらく||

葉山 さん はやま|

ガーディアン と して の 務め を 果たし た まで ね ||||つとめ||はたし|||

このまま に し て おい て よろしい の でしょ う か

構わ ない わ かまわ||

深雪 の ガーディアン で ある 以上 みゆき|||||いじょう

あの 子 は 四葉 を 裏切る こと は でき ない もの |こ||よつば||うらぎる|||||

あれ は 桐原 先輩 で は あり ませ ん か ||きりはら|せんぱい||||||

随分 親し げ です ね ずいぶん|したし|||

桐原 先輩 毎日 来 て たん だって きりはら|せんぱい|まいにち|らい|||

へ ー それ は また |-|||

やっぱり 驚か す の は 無理 か |おどろか||||むり|

いや 驚 い た ぞ |おどろ|||

桐原 先輩 が そんなに マメ な 性格 だった と は きりはら|せんぱい|||まめ||せいかく|||

そっち じゃ ない

フン だ そんな 風 に 性格 悪い こと ばかり やって る から ふん|||かぜ||せいかく|わるい|||||

さ ー やに も 振ら れ ちゃ う の よ |-|||ふら|||||

エリカ さ ー やって も しか して 壬生 先輩 の こと な の ||-|||||みぶ|せんぱい||||

そう だ よ

随分 仲良く なった ん だ な ずいぶん|なかよく||||

任せ て まかせ|

壬生 先輩 みぶ|せんぱい

司 波 君 つかさ|なみ|きみ

退院 おめでとう ございます たいいん||

ありがとう

もう まったく さ ー やったら 心配 かけ た ん だ から |||-||しんぱい|||||

君 が 司 波 君 か ね きみ||つかさ|なみ|きみ||

ごめん ね

私 は 壬生 勇三 わたくし||みぶ|ゆうぞう

紗耶 香 の 父親 だ さや|かおり||ちちおや|

すこし いい か ね

はい

司 波 君 つかさ|なみ|きみ

君 に は 感謝 し て いる きみ|||かんしゃ|||

娘 が 立ち直れ た の は 君 の おかげ だ むすめ||たちなおれ||||きみ|||

自分 は 何も し て い ませ ん じぶん||なにも|||||

壬生 先輩 を 説得 し た の は 妹 と 千葉 です みぶ|せんぱい||せっとく|||||いもうと||ちば|

冷たく 突き放し た だけ の 自分 は つめたく|つきはなし||||じぶん|

憎ま れ こそ すれ 感謝 さ れる に 値 し ませ ん にくま||||かんしゃ||||あたい|||

私 は 突き放す こと すら でき なかった わたくし||つきはなす||||

魔法 が なかなか 上達 し て い ない こと は 知って い た が まほう|||じょうたつ|||||||しって|||

それ で 娘 が どれほど 悩 ん で い た か ||むすめ|||なや|||||

本当 は 分かって い なかった ほんとう||わかって||

娘 は 君 の 話 を 聞い て むすめ||きみ||はなし||ききい|

迷う こと を 思い出し た と 言って い た まよう|||おもいだし|||いって||

それ が 悪夢 から 目覚める きっかけ に なった と ||あくむ||めざめる||||

そして 無駄 で は なかった と 言って もらえ て 救わ れ た と |むだ|||||いって|||すくわ|||

だから 言わ せ て 欲しい ありがとう |いわ|||ほしい|

本当 に 感謝 さ れる よう な こと は 何 も ほんとう||かんしゃ|||||||なん|

君 は 風間 に 聞い て い た 通り の 男 な の だ な きみ||かざま||ききい||||とおり||おとこ||||

風間 少佐 を ご存じ な の です か かざま|しょうさ||ごぞんじ||||

私 は 既に 退役 し た 身 だ が わたくし||すでに|たいえき|||み||

兵舎 で 起居 を 共に し た 戦友 だ よ へいしゃ||ききょ||ともに|||せんゆう||

風間 から 聞い た こと は 誰 に も 多言 し ない から かざま||ききい||||だれ|||たげん|||

安 心して 欲しい やす|こころして|ほしい

私 は ただ 君 が 娘 を 実際 に 救って くれ た こと を 知って いる と わたくし|||きみ||むすめ||じっさい||すくって|||||しって||

君 に 伝え たかった だけ だ きみ||つたえ|||

本当 に ありがとう ほんとう||

司 波 君 つかさ|なみ|きみ

お 父さん と 何 を 話し て い た の |とうさん||なん||はなし||||

俺 が 昔 お 世話 に なった 人 が お 父上 の 親しい 友人 だった おれ||むかし||せわ|||じん|||ちちうえ||したしい|ゆうじん|

と いう 話 を し て い た ん です よ ||はなし||||||||

ええ そう な の

ええ 世間 は 狭い です ね |せけん||せまい||

達也 君 と さ ー やって やっぱり 深い 縁 が ある の ね たつや|きみ|||-|||ふかい|えん||||

ねえ さ ー や ||-|

どうして 達也 君 から 桐原 先輩 に 乗り換え ちゃ った の |たつや|きみ||きりはら|せんぱい||のりかえ|||

達也 君 の こと 好き だった ん でしょ う たつや|きみ|||すき||||

ちょっと エリ ちゃん

ルックス だけ なら 達也 君 の ほう が 上 だ と 思う ん だ けど な るっくす|||たつや|きみ||||うえ|||おもう||||

つくづく 失礼 な 女 だ な お前 |しつれい||おんな|||おまえ

桐原 先輩 男 は 顔 じゃ ない よ きりはら|せんぱい|おとこ||かお|||

マジ に 泣か し た ろ か こいつ ||なか|||||

まあまあ それ で さ ー や ||||-|

やっぱり 決め手 は マメ な とこ |きめて||まめ||

不器用 な 男 の 優し さ に ぐっと 来 ちゃ った と か ぶきよう||おとこ||やさし||||らい||||

うん たぶん エリ ちゃん の 言う 通り |||||いう|とおり

私 司 波 君 に 恋し て た ん だ と 思う わたくし|つかさ|なみ|きみ||こいし||||||おもう

私 が 憧れ た 揺らぐ こと の ない 強 さ を 持って いる から わたくし||あこがれ||ゆらぐ||||つよ|||もって||

でも 憧れる と 同時に 怖かった ん だ と 思う |あこがれる||どうじに|こわかった||||おもう

私 が どんなに 一生懸命 走って も わたくし|||いっしょうけんめい|はしって|

司 波 君 に は きっと 追いつけ ない つかさ|なみ|きみ||||おいつけ|

あんな ふう に 強く は なれ ない |||つよく|||

桐原 君 は きりはら|きみ|

たぶん この 人 なら ||じん|

喧嘩 し ながら も 同じ 速 さ で 歩 い て くれる と 思った けんか||||おなじ|はや|||ふ|||||おもった

だから かな

ご馳走様 ごちそうさま

ねえ 桐原 先輩 は |きりはら|せんぱい|

いつ から さ ー や の こと 好き だった の |||-||||すき||

うる せ え 女 だ な |||おんな||

別に いい だ ろ そんな こと お前 に は 関係 ねえ べつに||||||おまえ|||かんけい|

そう だ ぞ エリカ

いつ から なんて 関係ない |||かんけいない

大切 な の は たいせつ|||

桐原 先輩 が 本気 で 壬生 先輩 に 惚れ て いる と いう こと だ きりはら|せんぱい||ほんき||みぶ|せんぱい||ほれ||||||

お前 おまえ

詳しい こと は くわしい||

プライバシー に も 関わって くる から 言え ない が ぷらいばしー|||かかわって|||いえ|| No puedo decirlo porque también está relacionado con la privacidad.

ブランシュ の リーダー を 前 に し た 桐原 先輩 の 勇 姿 に は ||りーだー||ぜん||||きりはら|せんぱい||いさみ|すがた||

男 と して 敵 わ ない と 思った な おとこ|||てき||||おもった|

ねえ 達也 君 |たつや|きみ

なん だ

後 で こっそり 教え て ね あと|||おしえ||

千葉 て め え ちば|||

司 波 も 喋り や が ったら 承知 し ねえ ぞ つかさ|なみ||しゃべり||||しょうち|||

喋り ませ ん よ しゃべり|||

ええ いい じゃ ない

この アマ |あま

いい わけ ねえ だ ろ

嫌 だ 嫌 だ 嫌 だ 嫌 だ いや||いや||いや||いや|

待て 千葉 まて|ちば

お 兄 様 ったら |あに|さま|

お 兄 様 |あに|さま

深雪 は いつ まで も お 兄 様 に つい て ゆき ます から みゆき||||||あに|さま||||||

たとえ お 兄 様 が 音 の 速 さ で 駆け抜け て いかれ て も ||あに|さま||おと||はや|||かけぬけ||||

空 を 突き抜け 星 々 の 高み へ かけ 昇ら れ て も から||つきぬけ|ほし|||たかみ|||のぼら|||

置 い て いか れる の は お||||||

どちら か と いえ ば 俺 の 方 だ と 思う ん だ が な |||||おれ||かた|||おもう||||

だが

今 は とりあえず 天 を 目指す より も 足元 を 固める の が 先 だ いま|||てん||めざす|||あしもと||かためる|||さき|

学校 へ 戻ら れ ます か がっこう||もどら|||

ああ 午後 の 実習 に は 出席 し ない と 週 末 に 居残り だ から な |ごご||じっしゅう|||しゅっせき||||しゅう|すえ||いのこり|||

お 兄 様 学校 が お 辛く は あり ませ ん か |あに|さま|がっこう|||からく|||||

お 兄 様 の 実力 が あれ ば |あに|さま||じつりょく|||

本来 高校 に 通う 必要 など ござい ませ ん のに ほんらい|こうこう||かよう|ひつよう|||||

それ でも 侮り を 受け て まで 学校 に 通わ れ て いる の は ||あなどり||うけ|||がっこう||かよわ|||||

私 の ため に 無理 を わたくし||||むり|

深雪 みゆき

俺 は いやいや 高校 に 通って いる ん じゃ ない よ おれ|||こうこう||かよって|||||

この 日常 は |にちじょう|

今 しか 経験 でき ない もの だ と 分かって いる から ね いま||けいけん||||||わかって|||

俺 は お前 と 普通 に 学生 で い られる こと が 楽しい ん だ おれ||おまえ||ふつう||がくせい||||||たのしい||

お 兄 様 |あに|さま

そういう わけ で

今日 の ところ は 日常 に 戻 ろ う か きょう||||にちじょう||もど|||

やさしい 風 芽吹く 蕾 |かぜ|めぶく|つぼみ

街 染め て く 花 たち がい|しめ|||か|

美し さ は 時 と ともに うつくし|||じ||

夢 の よう に 亡くなって しまう ゆめ||||なくなって|

あなた の 温もり ||ぬくもり

それ と 同じ で 消え て しまう かな ||おなじ||きえ|||

shadow of my love

終わり が あって も おわり|||

恐れ ず に 歌 を 歌 お う おそれ|||うた||うた||

eternal song

形 は いら ない かた|||

抱きしめて 感じ て ほしい だきしめて|かんじ||

十 年 先 も じゅう|とし|さき|

百 年 先 も ひゃく|とし|さき|

千 年 先 も せん|とし|さき|

愛 を 歌 お う あい||うた||

お 疲れ 様 将 輝 |つかれ|さま|すすむ|あきら

ジョウジ

ねえ この ニュース は 見 た ||にゅーす||み|

第 一 高校 に テロリスト が 侵入 か だい|ひと|こうこう||てろりすと||しんにゅう|

事件 自体 は もう 解決 し た みたい だ けど ね じけん|じたい|||かいけつ||||||

負傷 者 も いる よう だ か ふしょう|もの|||||

ライバル の 心配 らいばる||しんぱい

いや 負傷 し た の は むしろ テロリスト の 方 だ ろ |ふしょう||||||てろりすと||かた||

十 氏 族 の 直系 が 二 人 じゅう|うじ|ぞく||ちょっけい||ふた|じん

ほか に も 実力 の ある 生徒 が 多い 一 高 だ |||じつりょく|||せいと||おおい|ひと|たか|

やり すぎ て 過剰 防衛 に なって いる の で は と 思って な |||かじょう|ぼうえい||||||||おもって|

将 輝 らしい ね すすむ|あきら||

でも どんなに 一 高 の 連中 が 強 か ろ う と ||ひと|たか||れんちゅう||つよ||||

将 輝 に クリムゾン プリンス に 敵 なんて い ない さ すすむ|あきら|||ぷりんす||てき||||