結婚 できない 男 シーズン 1-3: お 金 を 使って 悪い か (3)
それ が 何 か ? ( 信 介 ) どう す ん の ?
えっ … なんで そんな こと 言わ なきゃ いけない んです か ?
( ほえる 声 )
この 部屋 出よう か と 思って ます
やっぱり 私 に は 分 不相応な 部屋 だ し
ほか の 借り手 すぐ 見つかる だろう し
えっ ? そんな こと 聞く ため に 来た んです か ?
えっ ? 何 です か ? これ ( 信 介 ) いい から
いや … あなた に 借りる 理由 なんて あり ませ ん から
こっち も 貸す 理由 ない けど ( みちる ) 何 言って んです か ?
困って ん の 見 たく ない から
スナック で バイト して んだろう ?
フフッ … 見ちゃ った んだ お 客 に ベタベタ 触ら れて
やめた ほう が いい な ああいう の は
いや … しょうが なし に 我慢 して やって る んじゃ ない です か
客 も 我慢 して んだろう
もっと 若くて さ 女子 大 生 みたいな の が いい のに さ
えっ ? ( 信 介 ) フフッ …
その 金 受け取れば さ
お 客 も 君 も 我慢 し なくて 済む んだろう ?
フフッ … それ が さ 世 の ため 人 の ため って いう か
まあ こっち も いい こと して 気持ち いい しね
実に 有効な 金 の 使いみち だ
遠慮 は 無用だ から どうせ 何 に 使った って いい 金 だ し
よくも そんな ひどい こと を … ( 信 介 ) えっ ?
人 を バカに して 楽しい です か ?
えっ ? ( ほえる 声 )
また 二日酔い です か ? ( 信 介 ) 胃 が どうも ね …
何 か あった んです か ?
話せば 楽に なる かも しれ ませ ん よ
( 窓 の 開く 音 )
( みちる ) 風 気持ち いい です よ ( 夏美 ) ああ ホント
桑野 さん 何て 言って た んです か ?
うん … あなた が お 金 に 困って る って
( みちる ) 変な 人
それ 聞いて 私 で よければ と 思って
ああ いい んです !
これ まで 人 に お 金 借りたり し ないで やってきた んで
分かる けど ( みちる ) それ に もう 諦め ました
とりあえず 埼玉 の 実家 に 帰ろう か な と 思って ます
えっ ?
( みちる ) この 部屋 出る って 叔父さん に も メール し ました
ちゃんと お 金 が 払える 人 に 賃貸 に 出して ください って
でも この 部屋 気 に 入って る んでしょう ?
隣 の 住人 を 別に して
でも ありがとう ございます ( 夏美 ) う うん
( 電話 の 着信 音 ) あっ … ちょっと すいません
シッ ! シッ !
何 して ん の ?
何 よ ? 今ごろ ! ( 夏美 ) どうした の ?
叔父さん !
今回 だけ は お 金 払って くれる って ( 夏美 ) ホント
知ら ない 人 に この 部屋 貸す より は 私 の ほう が いい んだ って
勝手な んだ から ( 夏美 ) 良かった じゃ ない
私 1 人 で 悩んで バカ みたいじゃ ない です か
いい 教訓 な んじゃ ない の ?
社会 人 な んだ から お 金 の こと は ちゃんと し ない と
そう です ね …
それ が でき ない と 1 人 暮らし する 資格 ない で すよ ね
そう そう
私 心 に 決め ました ( 夏美 ) なに ?
私 は 高級 マンション 持って る 男 の 人 と 結婚 しま ー す !
フゥ …
ありがとう ございました 心配 して くれて
お 隣 さん と は えらい 違い
どうせ 私 が お 金 に 困って る って 面白 そうに 話して た んでしょう ?
うーん … そういう 感じ じゃ なかった よ
言い 方 と か ムカ つく こと 多い けど 悪い 人 で は ない と 思う
そう です か ね
( 夏美 ) とにかく あなた の こと を 心配 して くれる 人 が
隣 に いる って こと は いい こと な んじゃ ない の ?
まあ ちょっと 変わって る けど ( みちる ) 変わり 過ぎ です よ
あの 人 と 結婚 しよう なんて 女 の 人 いる の か な ?
想像 でき ない ( みちる ) でき ませ ん ね
( 笑い声 )
( 夏美 ) ハァ … 夜景 きれい ね ここ
( みちる ) フフッ … そうでしょう ?
じゃ … ( 夏美 ) うん ? フフッ …
(2 人 ) 乾杯 ! フフッ …
( みちる ) あ ~ おいしい ! ( 夏美 ) あっ ケン ちゃん ?
( みちる ) あれ ? 来 たな ケン ちゃん
( 夏美 ) 何 して た の ? さっき ( みちる ) フフフフ …
( 摩耶 ) こんにちは ! ( 英治 ) ああ いらっしゃい
木村 さま に 新しい 設計 図 見せて きた
す っ ごく 喜んで た ( 信 介 ) ああ そう
なに ? これ ダサッ ! ハハハ …
ああ ちょっと 摩耶 さん 摩耶 さん ( 摩耶 ) ねえ ねえ 羽根 が ついて る し
どこ で 見つけて くん の ? こんな の ( 英治 ) 摩耶 さん 摩耶 さん …
摩耶 さん 摩耶 さん それ ちょ … ちょっと
あっ … ねえ そうだ 昼 ごはん 食べ に 行か ない ?
あっ … いい です ね ! 行き ましょう よ
俺 は 仕事 が ある から
あっ … じゃ 行こう か
あっ … 行き ます か 行き ましょう
ど っか … ど っか 知って る ?
えっ と … イタリアンマミー って いい と こが あり ます よ
あっ … いい わ ね ねえ クーポン 持って る ?
もちろん です ! いつも 持って ます ( 摩耶 ) うーん さすが !
何 が クーポン だ ( ドア の 閉まる 音 )
あれ ? あれ ? あれ ? ( タイピング 音 )