InuYasha Episode 24 inuyasha|episode

来た ー きた|-

森 から 来る ぞ ー しげる||くる||-

退治 屋 さん 頼む たいじ|や||たのむ

はっ

オオオ ワア

やはり 四 魂 の かけら か |よっ|たましい|||

退治 屋 さん それ は たいじ|や|||

ムカデ が 凶暴 化 した 原因 さ むかで||きょうぼう|か||げんいん|

それ じゃ また

ご用 が あったら お 呼び ください ごよう||||よび|

退治 屋 さん お礼 の 方 は たいじ|や||お れい||かた|

いい よ

これ 貰って いく から |もらって||

もともと 四 魂 の 玉 は |よっ|たましい||たま|

うち の 里 から 出た 物 だ から さ ||さと||でた|ぶつ|||

「 妖怪 退治 屋 　 珊瑚 登場 ！」 ようかい|たいじ|や|さんご|とうじょう

ピーピーピーピーピー

星 が いっぱい 出て おる わ い ほし|||でて|||

あの 星 の 数 と |ほし||すう|

四 魂 の かけら の 数 と よっ|たましい||||すう|

どっち が 多い じゃ ろうか ||おおい||

まだまだ 先 は 長 そうじゃ |さき||ちょう|そう じゃ

そう で も ね えんじゃ ねえ か

なぜ じゃ

奈落 の 野郎 も ならく||やろう|

俺 たち 同様 四 魂 の かけら を 集めて いる おれ||どうよう|よっ|たましい||||あつめて|

考え よう に よっちゃ あ かんがえ||||

俺 たち の 手間 が 省ける って こと だ おれ|||てま||はぶける|||

あいつ に 集め させて ||あつめ|さ せて

後 で ぶんどる あと||

な なかなか いい 作戦 だ ろ 　 あ ？ |||さくせん||| 犬 夜叉 いぬ|やしゃ

四 魂 の かけら を よっ|たましい|||

多く 手 に 入れる と おおく|て||いれる|

奈落 は もっと 強く なる んじゃ ろ ？ ならく|||つよく|||

げ ほっ う う

そう なって は 手遅れに なる かも しれ ん |||ておくれに||||

- 先 に こっち が たくさん 集め ん と - あ さき|||||あつめ|||

- いかんに 決 まっ とろう が - う う |けっ|||||

あー あ

おら の ような 子供 で も 分かる こと が |||こども|||わかる||

なぜ 分から ん の か |わから|||

全く どこ まで 頭 の 中 が まったく|||あたま||なか|

おめでたく 出来 と ん のじゃ お前 は |でき||||おまえ|

何 だ と この 野郎 なん||||やろう

- うわ あ - 犬 夜叉 は ||いぬ|やしゃ|

- うん ？ - 全て の かけら を 手 に 入れたら |すべて||||て||いれたら

どう する つもりです か

は あ んな こと 決まって んじゃ ねえ か ||||きまって|||

俺 は 正真正銘 の 妖怪 に なる まで だ おれ||しょうしんしょうめい||ようかい||||

ほお そんな もの です か

弱くちゃ 何にも 出来 ねえ から なあ よわくちゃ|なんにも|でき|||

気 に 食わ ねえ 奴 が いたって き||くわ||やつ||

力 で 負けたら おしまい だ よ ちから||まけたら|||

しかし 犬 夜叉 |いぬ|やしゃ

お前 が 四 魂 の 玉 の 力 で 妖怪 に なった 時 おまえ||よっ|たましい||たま||ちから||ようかい|||じ

お前 は お前 の まま で いら れる のでしょう か おまえ||おまえ|||||||

う どういう こと で え

四 魂 の かけら の 力 を 使って よっ|たましい||||ちから||つかって

良い こと を して いる 者 を よい|||||もの|

見た こと が あり ます か ？ みた|||||

私 は 思う のです わたくし||おもう|

四 魂 の 玉 の 力 を 得る 者 は よっ|たましい||たま||ちから||える|もの|

その 引き換え に 心 を 失う のだ と |ひきかえ||こころ||うしなう||

けっ

俺 は 別に おれ||べつに

いい 妖怪 に なり たい なんて 言った 覚え は ねえ ぞ |ようかい|||||いった|おぼえ|||

だが お前 は かご め 様 を 守り たい と 思って いる |おまえ||||さま||まもり|||おもって|

その 為 に 力 が 欲しい |ため||ちから||ほしい

しかし 四 魂 の 玉 を 使って 妖怪 に なった 時 |よっ|たましい||たま||つかって|ようかい|||じ

お前 は かご め 様 や 七宝 を おまえ||||さま||しっぽう|

食い 殺す かも しれ ませ ん くい|ころす||||

あ おら も か ？ 弥勒 は 食わ れ ない の か ？ みろく||くわ||||

私 は とっとと 逃げ ます わたくし|||にげ|

くだら ねえ

今 まで 四 魂 の 玉 に 関わった 妖怪 共 は いま||よっ|たましい||たま||かかわった|ようかい|とも|

最初 から ろく でも ねえ 奴 ら だった んだ さいしょ|||||やつ|||

それ だけ のこった

俺 は 違う おれ||ちがう

犬 夜叉 いぬ|やしゃ

何 い ？ なん|

女 が 四 魂 の かけら 持って た あ ？ おんな||よっ|たましい|||もって||

おい いつ だ

は あ こら 答えろ |||こたえろ

また 妖怪 じゃ |ようかい|

退治 屋 に 頼ま ねば たいじ|や||たのま|

大 ムカデ じゃ ー だい|むかで||-

俺 の どこ が だ おれ||||

妖怪 退治 屋 だ と ？ ようかい|たいじ|や||

へえ ー 　 妖怪 退治 を |-|ようかい|たいじ|

商売 に して る 人 も いる んだ しょうばい||||じん|||

それ で その 退治 屋 が 四 魂 の 玉 の かけら を |||たいじ|や||よっ|たましい||たま|||

集めて いる と いう のです ね あつめて|||||

ああ 　 何でも その 何 たら と いう 玉 は |なんでも||なん||||たま|

もともと 自分 の 里 から 出た 物 だ と 言って たな |じぶん||さと||でた|ぶつ|||いって|

んだ

え ？

犬 夜叉 知って ました か ？ いぬ|やしゃ|しって||

う いや

俺 が 玉 の 存在 を 知った 時 は おれ||たま||そんざい||しった|じ|

もう 四 魂 の 玉 は 桔梗 が 守って いた |よっ|たましい||たま||ききょう||まもって|

玉 が どうして 生まれて たま|||うまれて

どこ から 来た の か なんて ||きた|||

考えた こと も なかった かんがえた|||

ヒヒヒーン ヒヒヒーン

- ワンワン ワン ワン - お かえり わんわん|わん|わん||

珊瑚 ちゃん さんご|

ただいま

獲物 は ？ えもの|

大 ムカデ だい|むかで

少し だ けど 足 と 皮 持って 来た すこし|||あし||かわ|もって|きた

鎧 作り に 使える よ ね よろい|つくり||つかえる||

キュン

フッ 　 よし よし 雲母 |||うんも

いい 子 に して たか ？ |こ|||

キュウ

キュウ

- キュウ - お かえり 姉 上 ー |||あね|うえ|-

キュウ

ただいま 琥珀 |こはく

は あ 父上 が あ ||ちちうえ||

ん お 頭 が 呼んで る ||あたま||よんで|

そう か 四 魂 の かけら を 手 に 入れた か ||よっ|たましい||||て||いれた|

でか した ぞ 珊瑚 |||さんご

よし

父上 ちちうえ

そんな ん で かけら の 邪気 は 鎮まる の ？ |||||じゃき||しずまる|

駄目だろう な だめだろう|

やっぱり ね

50 年 ほど 昔 とし||むかし

霊 力 の 強い 巫女 様 に お預け して れい|ちから||つよい|いちこ|さま||おあずけ|

清めて もらった と いう が きよめて||||

その方 も 結局 は そのほう||けっきょく|

玉 を 巡る 争い の 中 で 亡くなった と いう たま||めぐる|あらそい||なか||なくなった||

は あ

わし ら に 出来る こと は |||できる||

玉 を 清める 霊 力 を 持つ 者 が たま||きよめる|れい|ちから||もつ|もの|

見つかる まで みつかる|

この 里 に かけら を 集め |さと||||あつめ

守って おく こと くらい だ な まもって|||||

玉 を 清める 霊 力 か たま||きよめる|れい|ちから|

少し 休んで おけ すこし|やすんで|

また すぐ 仕事 だ ||しごと|

は いよ

琥珀 お前 も 準備 して おく のだ ぞ こはく|おまえ||じゅんび||||

え 俺 ？ |おれ

お前 も もう 11 だ おまえ|||

そろそろ 実戦 に 出 ねば な |じっせん||だ||

う うん

- ピーヒョロロロロー - なあ 姉 上 ||あね|うえ

うん ？

う 　 妖怪 は 本当に 火 や 毒 を 吐く か ？ |ようかい||ほんとうに|ひ||どく||はく|

時々 ね ときどき|

そう か

琥珀 　 お前 怖い の ？ こはく|おまえ|こわい|

そ そんな こと は ない けど

は あ

平気だ よ へいきだ|

あたし ら が 退治 す ん の は |||たいじ||||

蛇 や 蜘蛛 の で っ かい 奴 だ も の へび||くも|||||やつ|||

父上 が 言って る よ ちちうえ||いって||

一 番 怖い 妖怪 は 人間 の ふり して る 奴 だって ひと|ばん|こわい|ようかい||にんげん|||||やつ|

そういう 奴 ら が 四 魂 の 玉 を |やつ|||よっ|たましい||たま|

手 に 入れたら 大変 だって て||いれたら|たいへん|

うん

よく 来た な 退治 屋 |きた||たいじ|や

は はっ

夜な夜な 大 蜘蛛 が この 城 を 襲い よなよな|だい|くも|||しろ||おそい

城 中 の 者 も 既に 数 名 しろ|なか||もの||すでに|すう|な

食わ れて おる くわ||

仕留め られる か ？ しとめ||

はっ 　 お 任せ あれ ||まかせ|

里 の 中 から 手 練れ の 者 を 選りすぐって 参り ました さと||なか||て|ねれ||もの||えりすぐって|まいり|

ほう

手 練れ と 申して も て|ねれ||もうして|

お なご らしき 者 や |||もの|

子供 まで おる で は ない か こども||||||

この ２ 名 は 手前 の 娘 と 息子 にて |な||てまえ||むすめ||むすこ|

里 の 中 でも 一 二 を 争う 名手 さと||なか||ひと|ふた||あらそう|めいしゅ

今 宵 は その 腕 を とくと ご覧 に 入れ ましょう いま|よい|||うで|||ごらん||いれ|

だって さ

頑張れよ 琥珀 がんばれよ|こはく

う う 　 ち 父上 の 嘘つき |||ちちうえ||うそつき

はっ

来 ました らい|

殿 退治 屋 あれ じゃ しんがり|たいじ|や|| はっ

行く ぞ いく|

ピイ

ウオオオ 　 グオッ

グワアア

また もの の け が 出た の か |||||でた||

若 の ご 病気 が そのように 長引く の も わか|||びょうき|||ながびく||

ものの け め の 陰 の 気のせい ||||かげ||きのせい

退治 屋 を 呼び ました ゆえ たいじ|や||よび||

この 騒ぎ も 今 宵 限り か と |さわぎ||いま|よい|かぎり||

あと は 一 日 も 早く ご 回復 を ||ひと|ひ||はやく||かいふく|

退治 屋 ？ たいじ|や

グオ

かかれ ー |-

う っ う っ

う っ ああ ー 　 う っ |||-||

琥珀 ー こはく|-

ふ っ

落ち着いて いけ 琥珀 おちついて||こはく

うん

あら よっ と

グオオオ

ぐ っ

グッ

よし 押さえた |おさえた

飛来 骨 ひらい|こつ

グ グ グア 　 グオオ 　 グオオオ

はっ

す すごい 姉 上 ||あね|うえ

珊瑚 は 里 一 番 の 手 練れ だ から な さんご||さと|ひと|ばん||て|ねれ|||

お おお

あの 大 蜘蛛 を 一瞬 で |だい|くも||いっしゅん|

よ ー し とどめ だ |-|||

頭 を 潰す ぞ あたま||つぶす|

よ よ ー し 俺 も ||-||おれ|

は あ は あ は あ は あ

図体 だけ で 大した こと なかった なあ ずうたい|||たいした|||

簡単 過ぎる な この 蜘蛛 かんたん|すぎる|||くも

妖気 も 薄い し 　 はっ ようき||うすい||

ぐ ああ

ぐ おお

はっ

ぐ ああ あ

はっ

どうして

琥珀 なぜ 父上 たち を こはく||ちちうえ||

やめろ 琥珀 |こはく

あっ

は あ お前 あたし が 分か ん ない の ？ ||おまえ|||わか|||

こ こら 退治 屋 ||たいじ|や

一体 何 を いったい|なん|

- やら せて おけ - は あっ はっ

面白い 余興 だ おもしろい|よきょう|

はっ ふ っ

ぐ っ

どうした ん だ 琥珀 |||こはく

はっ

糸 蜘蛛 の 糸 ？ いと|くも||いと ふ ふ は は は は

あいつ

ふ っ

は あっ 　 お前 の 仕業 か あ ぶ っ 殺す ||おまえ||しわざ|||||ころす

姉弟 と も 乱心 した ぞ 　 殺せ してい|||らんしん|||ころせ

はっ

は あっ はっ

ウワアアー

おのれ えっ

グアー

あっ

う っ は あ

は あ は あ は あ は あ は あ は あ あ 姉 上 |||||||||||||あね|うえ

琥珀 は あ こはく||

う 俺 あ ああ 姉 上 ー |おれ|||あね|うえ|-

あ 琥珀 |こはく 次の 矢 を 撃て 　 乱心 者 共 へ つぎの|や||うて|らんしん|もの|とも|

こ 琥珀 は あ |こはく||

は あ 姉 上 　 怖い よ ||あね|うえ|こわい|

は あ 大丈夫 は あ あたし が 付いて はっ ||だいじょうぶ|||||ついて|

あ 姉弟 仲直り か 　 めでたし めで |してい|なかなおり||| は あっ

と 殿 |しんがり

若 殿 に 一体 何 を わか|しんがり||いったい|なん|

これ は 父上 で は ない 　 見て みよ ||ちちうえ||||みて|

こ これ は

妖怪 ようかい

父 の 様子 が 尋常で は ない と 思って いた が ちち||ようす||じんじょうで||||おもって||

妖怪 に 乗っ取ら れて いた のだ な ようかい||のっとら||||

退治 屋 たち は 気の毒な こと を した たいじ|や|||きのどくな|||

庭 の 隅 に でも 埋めて やれ にわ||すみ|||うずめて|

はっ

参り ました なあ まいり||

誰一人 退治 屋 の 村 の 場所 を 知ら ぬ と は だれひとり|たいじ|や||むら||ばしょ||しら|||

山 の 中 って だけ じゃ ねえ やま||なか||||

は あ うる せ え 　 とにかく 探す んだ ||||||さがす|

犬 夜叉 退治 屋 の 村 から 四 魂 の かけら を 奪う 気 か ？ いぬ|やしゃ|たいじ|や||むら||よっ|たましい||||うばう|き|

あったり め えだ ろ

逆に 退治 さ れ ない と いい です けど ねえ ぎゃくに|たいじ||||||||

そう ねえ 　 向こう は プロ みたいだ し ||むこう||ぷろ||

でも あたし も 知り たい |||しり|

四 魂 の 玉 が どうして 生まれた の か よっ|たましい||たま|||うまれた||

もともと 四 魂 の 玉 は |よっ|たましい||たま|

自分 の 里 から 出た と 言って いたって いう し じぶん||さと||でた||いって|||

犬 夜叉 も きっと それ が 知り たい んだ わ いぬ|やしゃ|||||しり|||

何 でしょう 　 嫌な 風 だ なん||いやな|かぜ|

おお

何 か 近づいて くる 　 すごく たくさん なん||ちかづいて|||

オオオオ 　 ヒイイ

はっ

は ああ ？

妖怪 の 群れ だ ようかい||むれ|

もの 凄い 妖気 |すごい|ようき

何 これ 　 ただ の 妖気 じゃ ない わ なん||||ようき|||

確かに 禍々 し さ に 気分 が 悪く なる たしかに|か々||||きぶん||わるく|

- 殺気 だ 　 奴 ら 何 か を 襲う 気 だ ぜ - ひ い ひ い ひ い は あ さっき||やつ||なん|||おそう|き||||||||||

追い ましょう おい|

あの 退治 屋 の 姉弟 よく 見りゃ まだ 幼かった のに なあ |たいじ|や||してい||みりゃ||おさなかった||

かわいそうに なあ

は あ は あ 　 う う ち っ くしょう 　 は あ は あ

はっ 死んで は あ たまる か 　 は あ |しんで||||||

は あ

ん 退治 屋 の 娘 　 まだ 生きて いた の か |たいじ|や||むすめ||いきて|||

は あ う は あ

ふ っふ っふ っふ

うわ ー |-

グウウー 　 グワー

うわ ー |-

退治 屋 へ の 積年 の 恨み 晴ら せた ようだ な たいじ|や|||せきねん||うらみ|はら|||

わし が この 砦 に 退治 屋 の 手 練れ たち は |||とりで||たいじ|や||て|ねれ||

い ない と 教えて やった と いう に |||おしえて||||

その わし を 襲う と いう の か |||おそう||||

ふん

グワー

いい気に なり よって いいきに||

フッハッハッハッハッハ

カー カー カー かー|かー|かー

あれ は

砦 ？ とりで

妖怪 たち が 狙って た の は ようかい|||ねらって|||

は あ ここ だ

あ 待って |まって

カー カー カー かー|かー|かー

は あ はっ

あっ

こ これ は

- ああ あ - 妖怪 と 戦った の か ||ようかい||たたかった||

間違い ねえ 　 この 砦 は まちがい|||とりで|

俺 たち が 探して いた 妖怪 退治 屋 の 里 だ おれ|||さがして||ようかい|たいじ|や||さと|

あ どうした かご め 四 魂 の かけら の 気配 ない ね よっ|たましい||||けはい||

奪わ れた 後 と いう こと です ね うばわ||あと|||||

すぐ 追えば 追い付く かも しれ ん |おえば|おいつく|||

ふう 　 まずは 村人 の 墓 作って や ん ねえ と な ||むらびと||はか|つくって|||||

こりゃ むご 過ぎる ||すぎる

そう です ね

シュウウ

何 か いる なん||

ぐ っ

シュウウ 　 グウウ

妖怪 の 生き残り か ようかい||いきのこり|

- グワー そ

その 声 は 犬 夜叉 様 |こえ||いぬ|やしゃ|さま

は あ ？

喋った ？ しゃべった

静まれ 雲母 　 この 方 たち は 敵 で は ない しずまれ|うんも||かた|||てき|||

な あ

あ 可愛い |かわいい

が み ょ ー が み ょ ー |||-||||-

お 懐かしゅう ございます 　 ん ち ゅ ー |なつかしゅう|||||-

う は あ 冥加 じじ い |||めいか|| 何で こんな 所 に なんで||しょ|

ぴら に ー ぴら に ー ||-|||-

お 知り合い で ？ |しりあい|

犬 夜叉 の 家来 じゃ いぬ|やしゃ||けらい|

一応 いちおう

ふ っ

- はっ - 左 様 　 ここ は 妖怪 退治 屋 の 隠れ里 |ひだり|さま|||ようかい|たいじ|や||かくれざと

この 里 の 者 たち は 先祖 代々 |さと||もの|||せんぞ|だいだい

妖怪 退治 を 生 業 と して きた ようです じゃ ようかい|たいじ||せい|ぎょう|||||

そりゃ あ さぞ 妖怪 共 から 恨ま れて た んだろう な |||ようかい|とも||うらま||||

しかし より に よって 今 襲って くる と は ||||いま|おそって|||

ああ ？

数 名 の 手 練れ が さる お 城 に 呼ば れ すう|な||て|ねれ||||しろ||よば|

里 の 守り が 手薄な 時 じゃ った 　 何やら 胸騒ぎ が する さと||まもり||てうすな|じ|||なにやら|むなさわぎ||

城 に 向かった 者 たち は 無事であろう か しろ||むかった|もの|||ぶじであろう|

良かった 　 せめて お前 一 人 だけ でも 生きて いて よかった||おまえ|ひと|じん|||いきて|

これ 退治 屋 　 若 に ご 返事 を せ ぬ か |たいじ|や|わか|||へんじ||||

じい よい

う う しか し

珊瑚 と 申した な 　 すまなかった さんご||もうした||

お前 の おやじ 殿 も 弟 も おまえ|||しんがり||おとうと|

仲間 たち も なかま||

なぜ だ 　 どうして こんな こと に

若 奈落 わか|ならく は 仰せ の とおり |おおせ|| 急 を 報 せ に 退治 屋 の 里 に 走り まして ございます が きゅう||ほう|||たいじ|や||さと||はしり|||

里 は 攻め 滅ぼさ れて おり ました さと||せめ|ほろぼさ|||

ああ っ

残念です なあ ざんねんです|

里 の 人 に 色々 と 話 を 伺い たかった のです が さと||じん||いろいろ||はなし||うかがい|||

冥加 じ じい て め え 少し は 知って んだ ろ めいか||||||すこし||しって||

え ああ 四 魂 の 玉 の こと で ございます か ||よっ|たましい||たま|||||

冥加 じいちゃん めいか|

もしかすると ここ で 玉 の こと 調べて た の ？ |||たま|||しらべて||

う う 以前 から 気 に なって おって な ||いぜん||き||||

そもそも 四 魂 の 玉 と は 何 な の か |よっ|たましい||たま|||なん|||

何しろ 玉 に 関わった 者 たち は 皆 なにしろ|たま||かかわった|もの|||みな

不幸な 目 に 遭って おる し ふこうな|め||あって||

四 魂 の 玉 の 噂 を 追って この 村 に たどり着き ました よっ|たましい||たま||うわさ||おって||むら||たどりつき|

しかし 一 つ 気 に なる こと が ある のです が |ひと||き|||||||

道中 ずっと 白い ヒヒ の 姿 が 見え隠れ する のです じゃ どうちゅう||しろい|||すがた||みえがくれ|||

- 白い ヒヒ だ と ？ - へ ぇ しろい|||||

奈落 だ 　 近く に いる ならく||ちかく||

詳しく 話せ くわしく|はなせ

そち が 退治 屋 の 里 で 見た こと ||たいじ|や||さと||みた|

おびただしい 里 人 たち の 亡骸 と |さと|じん|||なきがら|

里 を 襲い たる 半 妖 さと||おそい||はん|よう

その 名 を 犬 夜叉 |な||いぬ|やしゃ

犬 夜叉 は 四 魂 の 玉 の 妖力 にて いぬ|やしゃ||よっ|たましい||たま||ようりょく|

完全なる 妖怪 に なる こと を 望む 者 かんぜんなる|ようかい|||||のぞむ|もの

四 魂 の 玉 よっ|たましい||たま

妖怪 退治 屋 の 里 なれば 手 に 入る と 考え ようかい|たいじ|や||さと||て||はいる||かんがえ

里 を 襲った と 思わ れ ます さと||おそった||おもわ||

ぐ っ

珊瑚 さんご

は あ あたし の 武器 を 　 は あ 飛来 骨 を 返せ ||||ぶき||||ひらい|こつ||かえせ

は あ 　 里 を 襲った 奴 を ||さと||おそった|やつ|

は あ 半 妖 の 犬 夜叉 って 奴 を 殺し に 行く ||はん|よう||いぬ|やしゃ||やつ||ころし||いく

自分 の 村 を 襲った 犯人 が 犬 夜叉 と 聞か さ れた 珊瑚 は じぶん||むら||おそった|はんにん||いぬ|やしゃ||きか|||さんご|

最後 の 力 を 振り絞って 犬 夜叉 を 攻める さいご||ちから||ふりしぼって|いぬ|やしゃ||せめる

とても 戦える 状態 じゃ ない のに |たたかえる|じょうたい|||

巨大な 飛来 骨 と いう ブーメラン を 投げる 珊瑚 きょだいな|ひらい|こつ|||ぶーめらん||なげる|さんご

背中 に 怪しく 光る 四 魂 の かけら せなか||あやしく|ひかる|よっ|たましい||

全て は またしても あいつ の 仕業 すべて|||||しわざ

変化 した 奈落 に 犬 夜叉 が 鉄 砕 牙 で 挑む へんか||ならく||いぬ|やしゃ||くろがね|くだ|きば||いどむ

次回 犬 夜叉 「 奈落 の 謀略 を うち破れ ！」 じかい|いぬ|やしゃ|ならく||ぼうりゃく||うちやぶれ

お楽しみ に おたのしみ|

犬 夜叉 の ツボ いぬ|やしゃ||つぼ