NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 12 - 259 - 亀裂
《 サスケ : 俺 は … どれ ぐらい 強い ?》
(( 我 愛 羅 : お前 は 弱い 。
お前 は 甘い 。
黙れ …。
憎しみ が 弱い から だ 。
黙れ !
( 我 愛 羅 ) 憎しみ の 力 は 殺意 の 力 。
殺意 の 力 は 復讐 の 力 … お前 の 憎しみ は 俺 より 弱い !
黙れ !
♪~
( サクラ ) サスケ 君 !
( ナルト ) クソ !))
(( ナルト サクラ ! お前たち は 逃げろ !
(( 俺 は 一 度 すべて を 失った 。
もう 俺 の 目の前 で →
大切な 仲間 が 死ぬ の は 見 たく ない !))
♪~
《 俺 は … 何も でき なかった 》
(( う ! ず ! ま ! き !
ナルト 二千 連 弾 の 巻 !))
♪~
《 ナルト は 異常な まで に どんどん 強く なって いく 。
近く で 見て いる と わかる 。 何 か すごい 力 を 秘めて いる 。
ときどき … 恐怖 すら 感じる ほど に 》
俺 は … 俺 は どう したら 強く なれる !?
どう したら … 復讐 を 果たせる !?
《 アイツ が この 里 へ 帰って きた だ と !?
しかも ナルト を 追って いる 。 どういう こと だ !?
クソ !》
( イタチ ) 久しぶりだ な サスケ 。
え ?
うち は イタチ … アンタ を …。
殺す !
( 鬼 鮫 ) ほう … 写 輪 眼 。 いったい 何者 です ?
( イタチ ) 俺 の 弟 だ 。
( 鬼 鮫 ) うち は 一族 は 皆殺し に さ れた と 聞き ました が …。
あなた に 。
《 コイツ が … サスケ の 言って た 殺し たい 男 !》
(( イタチ : 貴 様 など 殺す 価値 も ない 。
愚かなる 弟 よ … この 俺 を 殺し たく ば →
恨め 憎め … そして 醜く 生き延びる が いい 。
逃げて 逃げて … 生 に しがみつく が いい ))
アンタ の 言った とおり アンタ を 恨み 憎み →
そして アンタ を 殺す ため だけ に 俺 は !
俺 は … 生きて きた !
う お ぉ ~ っ !
ぐ あ ~ っ !
サスケ !! チクショウ …。
その 腕 を 斬り 落とし ましょう か !
( イタチ ) 自 来 也様 …。
( 自 来 也 ) 目当て は やはり ナルト か ?
( イタチ ) ナルト 君 を 連れて ゆく の が →
暁 から 下された 我々 へ の 至上 命令 。
( 自 来 也 ) ナルト は … やれ ん のう 。
どう です か ね 。
ちょうど いい 。 お前 ら 2 人 は ここ で わし が 始末 する 。
手 出す な …。
コイツ を … 殺す の は …。
俺 だ 。
今 お前 など に 興味 は ない 。
サスケ !
チクショウ が …。
ナルト ! 手 出す な っ つって んだろう が !!
これ は 俺 の 戦い だ 。
《 復讐 か 》
上等だ !
《 なんで … あの とき から 少しも 縮まら ない …。
この 差 は 何 だ ?》
ぐ あっ …。
《 コイツ を 殺す ため 俺 は ずっと 修業 を …。
ずっと …》
《 今 まで 俺 は 何 を して いた んだ …》
《 いったい 俺 は …》
(( イタチ : お前 は 弱い 。
今 から 24 時間 あの 日 を さまよえ ))
いいかげんに … しや が れ !!
忍法 蝦蟇口 縛り 。
残念だ のう イタチ 鬼 鮫 。
お前 ら は もう わし の 腹 の 中 。
妙 木山 岩 宿 の 大 蝦蟇 の 食堂 を 口 寄せ した 。
お前 ら は どうせ お 尋ね 者 だ 。
このまま 岩 蝦蟇 の エサ に して やる から のう 。
なぜ 弱い か … 足りない から だ 。
憎しみ が 。
鬼 鮫 来い 。 チッ 。
待て って !
この 野郎 !
これ まで この 術 から 抜け出せた ヤツ は おら ん のう 。
うむ …。
どうした ん だって ば よ !
いない って ば よ …。
サスケ 。
サスケ … しっかり しろ サスケ 。
サスケ ! チクショウ 何 だって ば よ 。
アイツ サスケ に 何 し や がった んだ !
イタチ の 写 輪 眼 だ 。
何やら 瞳 術 で 精 心 攻撃 を 食らって おる 。
相当な ダメージ を 受けとる ようだ の う 。
サスケ 。 わし と 同じ 三 忍 の 1 人 。
病 払い の ナメクジ 使い 綱 手 を 見つけて くる しか なかろう 。
《 待って ろ よ サスケ 。
お前 を 治 せる 綱 手 って 人 →
絶対 見つけて くっ から よ !》
どうした ? エロ 仙人 。
アイツ ら 何で 俺 を 狙って きた の か な 。
うん … ヤツ ら が 狙って いる の は →
お前 と いう より お前 の なか の もの だ 。
いったい コイツ って ば 何 な んだ って ば よ 。
コイツ って ば 木 ノ 葉 を 襲った バケモン だ ろ 。
だから みんな に 恐れ られて る のに →
何で アイツ ら は ほしがって ん だって ば よ 。
確かに 九 尾 は 昔 から 時代 時代 の 節目 に 現れ →
あらゆる もの を 破壊 し 尽くして きた 妖魔 。
だから 昔 の 人々 は 天災 の ひと つ と して 九 尾 を 恐れた 。
お前 の 中 に 九 尾 が 封印 さ れて いる 以上 →
ヤツ ら は その 力 を 自分 たち の 支配 下 に 置き たい と →
考えて いる の かも しれ ん 。
あんな ヤツ ら に 狙わ れ 続ける の は 酷な 話 だ が のう 。
これ も 定め 。 ま ぁわ しが お前 を 守って やる から 。
だったら … だったら さっさと 強く なん なきゃ な 。
俺 って ば よ 。
ここ は …。 ( 綱 手 ) よし 。
もう 大丈夫だ 。 俺 は …。
( サクラ ) サスケ 君 !
サスケ お前 …。
案外 気 が 利く んだ な 。
そんな ん じゃ ねえ って ば よ 。 いい 仲間 だ な 。
エヘヘッ 。
(( なぜ 弱い か 。 足りない から だ 。
憎しみ が ))
サスケ 君 リンゴ よ 。
サスケ 君 ?
な … なんだ よ 。
ナルト … 今 から 俺 と 戦え !
えっ ? 病み上がり の くせ に 何 言って んだ ?
いい から 戦え !
俺 を 助けた つもり か ?
五 代 目 だ か 何だか 知ら ねえ が →
余計な こと しや が って !
なに !?
サ … サスケ 君 ちょっと どう しちゃ った の ?
ナルト も なんとか …。
ちょうど いい って ば よ 。
俺 も お前 と 戦い たい と 思って た 。
《 何 だ ? この 気持 …。
下 っ 腹 の あたり が キュン と する 。
それ に … ゾクゾク する !》
ヘッ !
何 が おかしい ?
おかしい んじゃ ねえ って ば よ 。 嬉しい んだ よ !
お前 に ここ で やっと 勝てる と 思ったら な !
何 だ と !?
(( ナルト 君 を 連れて 行く の が →
暁 から 下された 我々 へ の 至上 命令 ))
落ちこぼれ が ほ ざ いてん な よ 。
いつまでも 落ちこぼれ の 足手まといじゃ ねえ ぜ 。
(( 今 お前 など に 興味 は ない ))
テメエ この ウスラトンカチ が ! なに 図 に のって んだ !
ヘッ ! クール なお 前 が いつ に なく 喚 く な 。
らしく ねぇ じゃ ねえ の 。
もし かして ケンカ 売 っと いて ビビッ てん じゃ ねえ の か ? サスケ !
さっさと こい !
その 前 に 額 当て を しろ 。 いら ねえ よ そんな もん は 。
いい から しろ !
これ は 木 ノ 葉 の 忍 と して →
対等に 戦う 証し だって 言って んだ よ 。
そういう の が 図 に のって る って いう んだ !
《 違う アイツ は もう …》
テメエ と 俺 が 対等だ と でも 思って ん の か !?
《 俺 は アイツ と 対等で いら れる の か ?》
ああ ! 思って る !
《 思って ねえ …》
俺 は 一 度 も お前 に 劣って る と 思った こと は ねえ !
《 お前 は 俺 の 憧れ だった んだ 》
目障りな んだ よ !
《 やめろ !》
それ は お前 が 弱い まま だ から だろう が !
サスケ ちゃん よ !
《 やめろ !》
ナルト ! サスケ !
やめて !
クソ が !
う お ~! 2 人 と も やめて ~!
《 クソッ !》 《 止め きれ ねえ !》
(2 人 ) う お っ !
( カカシ ) 病院 の 上 で 何 やって ん の ?
ケンカ に しちゃ ちょ い やり すぎ でしょう よ キミ たち 。
くっ …。
う っ …。
( カカシ ) サスケ なに 優越 感 なんか に 浸って る 。
さっき の 千鳥 同じ 里 の 仲間 に 向ける 大き さ じゃ なかった が …。
ナルト を 殺す 気 だった の か ? フン 。
《 なんだ ? あの 穴 は ! どう なって る !?》
《 ナルト ! お前 は いったい どこ まで …》
あなた です か ? あの 術 を 教えた の は 。
例の 暁 へ の 対抗 手段 だ と して も 螺旋 丸 を ナルト に 教える なんて …。
下手 したら サスケ を 殺して いた 。
お互いさまだ ろ のう 。
あの 千鳥 も 相当 や ばか った しのう 。
でも ま ぁ ナルト は あの 術 を →
仲間 に 向けて 撃つ ような ヤツ じゃ ない と 思って た んだ が のう 。
ナルト に とって サスケ は 仲間 である と 同時に ライバル 。
ま ぁ 常に 対等な 存在 であり たい 男 って こと です 。
おそらく その サスケ の 安い 挑発 に 耐え 切れ なかった んでしょう 。
アカデミー の 頃 から ずっと 追っかけて き ました から ね 。
今 の ナルト は 私 や あなた じゃ なく →
誰 より も ただ 認めて もらい たい んです よ 。
サスケ に ね 。
一方 で サスケ は ナルト の 成長 スピード を 身近で 感じて →
劣等 感 を 抱いて いる 。
自分 が まるで 成長 して い ない と 思いこんで しまう ほど に →
ナルト は 強く なり ました から 。
( 自 来 也 ) 復讐 か …。 イタチ の ヤツ が あの 子 を 焦ら せて る の か の う ?
( カカシ ) だ から サスケ は ナルト を 認め たく ない 。
認めて しまえば 今 まで の 自分 を 否定 して しまい かね ない 。
難しい もん です ライバル って の は ね 。
( 自 来 也 ) おまけに 2 人 と も が おのれ の 内 に 闇 を 抱えて おる 。
それ も 本人 の 意志 と は 関係なく な 。
《 チクショウ …。
チクショウ !》
( 鬼 童 丸 ) 我ら 音 の 四 人 衆 。 大 蛇 丸 様 の 使い で来た 。
俺 は 今 機嫌 が 悪い んだ 。 やる って ん なら 手加減 し ねえ ぜ 。
( 左 近 ) テメエ 弱 ぇく せ に ピーコラ 言って んじゃ ねえ ぞ 。
《 弱い だ と !?》
ほら 来い よ 。
アバラ ボッキボキ で ドレミファソラシド 奏でて やっ から 。
サスケ の 体 に 大 蛇 丸 が 呪 印 を 残して いった って の かよ ?
うん … サスケ 君 は 必ず 私 を 求める 。 力 を 求めて って …。
そ っか 。 そんな こと が あった の か 。
大 蛇 丸 …。
俺 も こない だ また 会った って ば よ 。
えっ !?
元三 忍 と か で やたら 強 ぇし 危 ねぇ ヤツ だって ば よ 。
けど 大丈夫だ !
サスケ は あんな ヤツ の 誘い に なんか のら ねえ し →
そんな こと し なく って も す っげ ぇ 強 ぇ ヤツ だって ば よ !
俺 が 保証 する 。
う ぉ ~!
( 多 由也 ) うち ら と 一緒に 来い 。
そう すれば 大 蛇 丸 様 が 力 を くれる 。
お前 の 目的 は なんだ ?
この 生ぬるい 里 で 仲間 と 傷 の なめ 合い で も して →
忘れて 暮らす の か ? うち は イタチ の こと を …。
目的 を 忘れる な 。 この 里 は お前 に とって 枷 に しか なら ねえ 。
くだら ねえ つながり も プチン と すりゃ いい んだ よ 。
そう すりゃ お前 は もっと すばらしい 力 を 得る こと が できる 。
( 左 近 ) 目的 を 忘れる な 。
《 俺 の 目的 は イタチ を 殺す こと !
必要な の は 力 …》
( 開演 ブザー )
皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
では 最後 まで ご ゆっくり →
お 楽しみ ください 。
( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。
( 松丸 ) 今回 は ご覧 の 豪華 歌手 9 組 の 皆さん に よる →