NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 10 - 217 - 潜入者
( ナルト ) う ぅ … ところで →
カカシ 先生 が 背負って る の 誰 ?
( サクラ ) サスケ 君 の 仲間 よ 。
( 香 燐 ) もう 仲間 じゃ ねえ よ 。
( カカシ ) いろいろ 聞き たい こと が ある んで →
里 に 連れて いく 。
そ っか … んじゃ 木 ノ 葉 に 戻る って ば よ 。
ナルト そっち じゃ ない 。
何 言って ん の カカシ 先生 。
木 ノ 葉 隠れ の 里 は こっち だって ば よ 。
鉄 の 国 に 忘れ物 が ある んだ 。 な っ サクラ 。
忘れ物 … あっ !
拾い に いか ない と ダメでしょ 。
はい 。 何 だって ば よ ?
気持 悪い …。
( ヤマト ) キミ は なぜ こんな ところ に 来て る の !?
僕 と 一緒に 里 へ 帰る はずだった でしょ !
宿 の 床 に 穴 まで 開けて !
(( ナルト そろそろ 行こう よ 。
ナルト …。
しまった !
何で … 今 の は 影 分身 !?
す すみません !))
宿 の 人 へ の 謝罪 も そこそこ に 追って きた んだ よ もう !
ハハハハ …。
ナルト は 実に いい タイミング で 現れて くれた んだ が →
別に お前 が 寄こした わけじゃ なかった んだ な 。
( ヤマト ) 寄こす わけ ないで すよ !
ナルト を 里 に 帰ら せろ って 僕 に 言った の は →
先輩 の ほう でしょ 。
つまり お前 が ナルト に まんまと 出し抜か れ たって こと か 。
いや それ は その …。
結果 オーライ だ よ ヤマト 。
ナルト が 来 なかったら サクラ は … 死んで いた かも しれ ない 。
場合 に よっちゃ 俺 だって …。
サスケ の チャクラ 昔 と 違って 暗くて 冷たかった なぁ 。
それ でも サスケ は サスケ だって ば よ !
そう ね 。
《 サスケ は サスケ か …》
ああ !
( カカシ ) そういう こと だ から ヤマト →
ナルト の やった こと は 許して やって ね 。
わかり ました よ もう … 解 !
じゃ 先 に 行って ください 。 お前 は ?
宿 に 戻って ナルト の 開けた 穴 の 修理 です よ 。
ヘヘヘ 悪かった って ば よ ヤマト 隊長 。
ホントに もう !
んじゃ 俺 たち も 行こう か 。
《 サスケ に 捨て られ ウチ は 結局 木 ノ 葉 の 捕虜 か 。
水 月 と 重 吾 は どうして ん の かな ?
いい か もう どうでも 》
( コハル ) ダンゾウ の ヤツ とうに 戻って きて も よい 頃 だ が 。
( ホムラ ) 五 影 会談 で の 不 始末 どう 説明 する つもりだ ?
( シカク ) よろしい でしょう か ?
どうした シカク ?
根 の 者 たち の 間 で 妙な 騒ぎ が あり ます 。
騒ぎ ? 根 の 者 たち が ?
動揺 して いる と いった 様子 な のです が →
理由 は わかり ませ ん 。
ホムラ 様 コハル 様 。
噂 を すれば か 。
ダンゾウ 様 より 何 か 連絡 は あり ませ ん か ?
いや 。
私ら も 帰り を 待って いる ところ だ 。
ほう 。 たしかに 動揺 して おる 。
上 の 者 たち も 何も 知ら ない 。
サイ だ アイツ も 鉄 の 国 に 向かった はずだ 。
サイ を 探せ 何 が 起きた の か はっきり さ せる んだ 。
( エー ) 帰った ぞ 。
ビー 様 !
( キラービー ) おう オモイ カルイ 久しぶりだ な 。
元気に のんきに 陽気に して た か ?
( オモイ ) んな わけな いっしょ ! 急に 里 から い なく なって →
どん だけ 心配 した か !
( カルイ ) まあ 生きて 帰って きた んだ から →
いい じゃ ねえ か よ 。
雷 影 様 お 疲れ さ まで した 。
早速 です が →
五 影 会談 で の こと を ふまえた 会議 を 設け ます 。
( ダルイ ) え ~ 休み な しか よ 。
( シ -) そう のんびり して られ ないだ ろ 。
これ から すぐに もっと 大変に なる 。
な な んです ?
第 四 次 忍 界 対戦 だって よ 。 え ?
忍 連合 軍 の 結成 だ 。
会議 で 詳しく 話して やれ 。
それ から 大名 様 と 会談 を もた ねば なら ぬ 。
お 目 通り を お 願い して おき ます 。
あれ ? 何 です か これ ?
忍 刀 七 人 衆 と 戦って 得た 戦 利 品 だ 。
えらく なつか れ ち まって な 。
俺 様 から 離れ ねえ 。
へえ あの 忍 刀 七 人 衆 の 一 振り か 。
すげ え さすが ビー 様 !
さすが さすが の 俺 様 も なす が まま 。
( ゼツ ) どう ? 戦い を 録画 した ?
ああ 。 鮫 肌 は ?
八尾 が 持っていった 。
そ っか 。 じゃあ …。
ああ うまく いった 。
さすが 鬼 鮫 だ 。
(( マダラ : 俺 は 五 影 会談 で 第 四 次 忍 界 大戦 の 宣戦 を 布告 する 。
( 鬼 鮫 ) 機運 が 熟し ました か 。
( マダラ ) 宣戦 布告 すれば おそらく 八尾 は 自由 を 制限 さ れ →
拘束 さ れる だろう 。
八尾 を 狩る の は その とき に ゆっくり やれ 。
私 と して は いつでも 構い ませ ん が しかし ?
まずは 潜入 だ 。
向こう の 内部 に 潜り込み ヤツ ら の 情報 を 奪え 。
潜入 ミッション と いう わけです ね 。
白 ゼツ を 使え 。
アイツ は 一 度 接触 した 相手 の チャクラ を コピー して →
成り 代わり の 分身 を 作れる 。
任せて よ 。 ただし 弱い 。
戦闘 で は あまり 使え ん が 目 くらまし に しろ 。
八尾 と の 戦い が 楽しく なって きたら →
半 殺し に しちゃ う かも しれ ませ ん が →
やって み ましょう 。
では 八尾 の こと は お前 に 任せる ぞ 。
お 任せ を 。
ずいぶん と 捜し ました よ 八尾 。
私 の 大 刀 鮫 肌 は 強い チャクラ が 大好きでして ね …。
おいし そうな チャクラ の に おい を やっと 嗅ぎつけた みたいで …。
悪い のです が この 鮫 肌 の エサ に なって もらい ます よ 。
なに 殺しゃ し ませ ん が ね ))
《 さて … ここ から が 大変に なり ます ね 。
鮫 肌 に 八尾 を 気 に 入ら せた の は よかった が →
まさか チャクラ まで やる ように なる と は 思わ なかった 。
しかし かえって この 手 が うまく いった 》
感知 タイプ の 忍 も 気づいて い ない 。
そもそも 鬼 鮫 の チャクラ を 吸って エネルギー に して いた 鮫 肌 は →
鬼 鮫 と チャクラ が 同じだ 。
敵 も そういう もの だ と 思い込んで いる 。
潜入 ミッション なら 僕 が やる のに 。
お前 は 弱い 。
最終 的に は 八尾 を 狩る んだ 。 鬼 鮫 が 適任だろう 。
チェッ ! だが うまく 芝居 を 打った な 。
僕 だって 慣れ ない 水中 で 鬼 鮫 と 入れ替わる の が →
大変だった よ 。
(( やり すぎ じゃ ない の ?
八尾 に は あれ くらい が ちょうど いい でしょう 。
じゃあ ここ から は 僕 の 仕事 だ ね 。
よろしく お 願い し ます 。
水 遁 大 鮫 弾 の …!
ダブルラリアット !))
もう 成り 代わり の 術 は 解いて も いい よ ね 。
ああ 。
俺 たち も そろそろ 食事 の 時間 だ 融合 しろ 。
忘れ物 って これ ?
サクラ ちゃん が 大変だった って ぇの に →
なに 気持 よ さ そうに 寝て んだ コイツ ら は 。
サクラ コイツ ら は お前 に 協力 しよう と した 。
起こして やって それ から ちゃんと 謝って おけ よ 。
はい 。 起こす の ?
った く …。
ナルト みんな が 眠って いる の は 私 の せい な の 。
だから 起こす なら なるべく 優しく 。
あぁ ~ 気持 悪 ぃ 。
お前 も 寝る ん かい !
っ つうか ナルト が こう なった の も サクラ だ っけ か ?
お前 の 毒 の せい だ ろ 。 ハハハッ 。
の ん 気 な ヤツ だ な もう 寝て る 。
《 気持 よ さ そうに 寝て や がる 。
ナルト の ヤツ 何 か 吹っ切れた ようだ な 》
しかし そう ゆっくり も して られ ない んだ 。
サクラ やっぱり みんな を 起こして くれ 。
( キバ ) ん ? あれ サクラ ?
次 は サイ ね 。
( サイ ) 大丈夫 薬 は 抜けた から 。 ごめん ね 。
あれ なんで ナルト まで いやが んだ ?
しかも 一緒に 寝て る し 。
( カカシ ) そのへん は おいおい 帰り道 で ね 。
おい 起きろ コラッ !
あっ キバ 優しく 優しく ね 。
なぜ どうして ? え ?
まだ 具合 が 悪い の ?
いや これ を 見て くれ ない か 。
( キバ ) どこ も 悪 そうに は 見え ねえ ぜ 。
では 呪 印 は 消えて いる んだ ね 。
僕 の 舌 の 上 に は ダンゾウ 様 が かけた 呪 印 が あった んだ 。
ダンゾウ って 今度 火影 に なった 人 だ ろ ?
正式 就任 は まだ だ けど それ が どう した んだ よ ?
呪 印 が 消えた と いう こと は …。
どうやら そう らしい 。
信じ られ ませ ん 。 あの ダンゾウ 様 が …。
詳しい こと は この 子 が 知って る 。
ダンゾウ って ヤツ なら サスケ が やった 。
サスケ が !? ( リー ) それ は つまり →
サスケ 君 が 殺した と いう こと です か ?
どうして ? 火影 だ ぜ 。
他 に 言う こと は ない ね 。
もっと 詳しく 話せよ 。
だいたい 何 だ よ 何 が あった か 全然 ハッキリ し ねえ 。
う ~ ん …。
大盛り に して ほしい って ば よ 。
テメエ も とっとと 起きて 説明 し や がれ !
起きろ ナルト !
よし 次 は 大名 様 と 会談 だ 。
すでに お 待ちかね です 。 そう か 。
時間 を 無駄に する な よ 皆 の 者 。
特に ビー ! 何 だ よ ブラザー 。
いや お前 も わかって いる だろう 。
ヤー わかって る 若者 悩んで る 。
イエー !
( カルイ ) すごい こと に なって きた な 。
( オモイ ) ああ 忍 界 大戦 だって よ 。
つまり 戦争 って こと だろう ?
全面 戦争 だ から 俺 たち みたいな →
実戦 経験 の 少ない 新 兵 も 駆り出さ れ →
前線 に 配備 さ れて →
よく わから ない 暁 の 部隊 に 取り囲ま れて →
絶体絶命に なって 。
それ でも 必死に 戦う しか ない から →
俺 だって 頑張って 戦う んだ けど →
敵 の 反撃 は 厳しくて 俺 泣く しか ない よ ね 。
それ で カルイ お前 が 死んだら …。
死ぬ の は うち か ! この 野郎 !
ヨー ! 悩む な 若者 イェー ! ビー 様 …。
俺 が 悩める お前たち の ハート を ホットに ほぐして やる ぜ ベイベー 。
情念 を 込めた 俺 の ラップ で 。
情念 ?
( キバ ) ああ った く やって らん ねえ ぜ 。
望み 聞いて やって サスケ まで 見つけて やった のに よ 。
まっ そう 怒る なって キバ 。
1 人 で かっこ つけて んじゃ ねえ って んだ よ サクラ 。
サスケ の 件 は ナルト に は ないしょ に し と くって 言った のに →
べらべら サイ が しゃべ っち まって る し 。
あげく サスケ に は 逃げ られて んじゃ ねえ か よ 。
キバ !
男 の くせ に ぐち ぐち うる せ えっ てば よ !
ずっと ぐち ぐち して た の は テメエ の ほう だ ろ ナルト !
えっ 俺 ? あ ! それ は 言えて ます ね 。
単純で 頭 が 悪い わりに 考え 過ぎて ました から ね 。
サイ ! テメエ ずいぶん と いい 顔 で 笑う ように なった じゃ ねえ か !
あ ! ありがとう 。
褒めて ねえ ! ( リー ) アハハハ !
何 だ よ ゲジマユ !
なんか 昔 の ナルト 君 に 戻った みたいです ね 。
( キバ ) 成長 して ねえ って こと だ ろ 。
バカ は バカだ バカ !
キバ ! テメエ こそ な バーカ バーカ !
バカに バカ って 言わ れ たく ねえ んだ よ 。
こら ! その 笑顔 は 十分だ !
《 コイツ … サスケ と は 正反対だ な 》
《 コイツ の チャクラ は すごく …。
明るくて 温かい …》
《 何 これ ?
さらに 奥 に こんな チャクラ を ?
暗い これ は まるで …》
サイ 何 が あった か いろいろ 説明 して もらう ぞ 。
何 だ ? コイツ ら 。
暗部 の 根 の 者 たち だ 。
先輩 方 も 気づいて いる とおり です 。
我々 を 縛って いた ダンゾウ 様 の 呪 印 が 消えて いる 理由 。
ダンゾウ 様 は 亡くなら れた の か ?
はい 。 そんな …。
護衛 に ついて いた フー と トルネ は ?
お 二 人 の こと は 僕 も わかり ませ ん 。
( カカシ ) 現場 に 2 人 の 姿 は なかった 。
ですから 根 の この先 に ついて →
先輩 方 と 話し合い を もち たい と 考えて い ます 。
ここ に いる 新しい 火影 …。
新しい 火影 ?
はたけ カカシ さん を 交えて 。 えっ ?
先 に 戻って いる ぞ 。
カカシ 先生 が 次の 火影 に なる んです か ?
う ~ ん …。
なんか そういう こと に なっちゃ い そうな んだ よ ね 。
( エー ) 単 刀 直入 に 申し上げる 。
雲隠れ 木 ノ 葉 隠れ →
岩 隠れ 霧 隠れ 砂 隠れ 。
以上 忍 五 大国 および 鉄 の 国 の 侍 たち を 加え →
忍 連合 軍 を 結成 する 。
ゆえに ご 認可 願い ます 。
単 刀 直入 に も ほど が ある ぞ 雷 影 。
お前たち 忍 の 間 でも 敵対 関係 は あった はず 。
それ が 力 を 合わせて 忍 連合 軍 だ ?
わけ を 聞か せろ 。
尾 獣 です 。 尾 獣 ?
暁 と いう 者 ども が 九 尾 の うち 7 つ を 手 に 入れ →
宣戦 布告 して き ました 。
第 四 次 忍 界 大戦 を …。
続けろ 。
残る 尾 獣 は 我が 八尾 と 木 ノ 葉 の 九 尾 。
これ で は 協力 する しか あり ませ ん 。
下 克 上 我ら に 歯 向かう ため の 連合 軍 で は なかろう な 雷 影 。
我ら と して も 大名 様 方々 を 守れる か どう か →
ギリギリ の 戦い に なる はず 。
わかった 雷 影 お前たち の 連合 を 許す 。
では 大名 会談 の 開催 を お 願い する 。
大名 会談 ?
しかし あれ は お前 なかなか に 面倒な んだ ぜ 。
お 願い する 。
しかた ある まい 。
お前 の 言う すべて 承認 して やる 。
はっ 。
大名 たち の 承認 は とれた 。
これ で 正式に 戦争 へ の 準備 が できる 。
はい 各種 手配 を 始め ます 。
他の 国 も 迅速に 準備 を 始めて くれて いる と いい のです が 。
木 ノ 葉 は 遅れる んじゃ ねえ か な 。
火影 問題 が ゴチャゴチャ して そうだ 。
砂 も 風 影 は 若く 戦争 を 知ら ない 。
よそ は よそ だ 。
我ら は 臨戦 態勢 を 早急に 整え …。
( 歓声 )
あれ は 何 だ ? さあ ?
イエーイ ! ( みんな ) イエーイ !
若者 たち よ 不安 を ぶ っ 飛ばせ イエーイ ! か っと ば せ !
俺 の ラップ は 今 情念 が こもって る んだ ぞ ベイベー !
( みんな ) イエーイ ! それ じゃあ 聞け 。
キン ちゃん 師匠 に 叩きこま れた →
情念 を 加えた 演歌 ラップ の 最 新作 。
『 吾作 』 だ ぜ 。
ゴー サンキュー ! イエーイ !
イエーイ !
( エー ) ドロップ キック !
ぐ わ ぁ !
お前 ぜんぜん こり とら ん な 。
兄貴 の キック すげ え 効く 。
いまいち か …。
< 季節 の ごはん が 大好きな 豆 助 >
≫ は ~ い お 待た せ
≫ できた わ よ
< それ は 海 の 幸 が 純白の 米 を →
鮮やかな 鮮やか ~ な 深紅 に 染め 上げた 逸品 >
< その 名 は …>