NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 10 - 198 - 五 影 会談 前夜
俺 も 人 柱 力 だ 。
暁 は 人 柱 力 を 狙って いる 。
俺 も 関係 ねえ わけじゃ ねえ 。
暁 は 人 柱 力 を 必ず 生け捕り に する 。
お前 ら の 師匠 は まだ 生きて る かも しれ ねえ って ば よ 。
えっ !? ほんと か !?
サスケ の こと より まずは その 師匠 を 助け ん の が 先 だ 。
ほんとに ほんと か !? ほんとに 本当だろう な !?
だから 言った だ ろ !
あの 人 が そんなに 簡単に くたばる わけ ねえ んだ !
俺 も お前 ら の 師匠 を 助ける の に 協力 する って ば よ 。
暁 の 情報 も ある だけ 渡す 。
金髪 ものわかり いい じゃ ない の 。
うち ら に ついて 来い 。 サスケ の こと に ついて 話して もらう 。
ナルト …。
俺 に 任せて くれ … サクラ ちゃん 。
お前 名前 は ?
うずまき … ナルト 。
俺 も 人 柱 力 だ 。 暁 は 人 柱 力 を 狙って いる 。
俺 も 関係 ねえ わけじゃ ねえ 。
暁 は 人 柱 力 を 必ず 生け捕り に する 。
お前 ら の 師匠 は まだ 生きて る かも しれ ねえ って ば よ 。
えっ !? ほんと か !?
サスケ の こと より まずは その 師匠 を 助け ん の が 先 だ 。
ほんとに ほんと か !? ほんとに 本当だろう な !?
だから 言った だ ろ !
あの 人 が そんなに 簡単に くたばる わけ ねえ んだ !
俺 も お前 ら の 師匠 を 助ける の に 協力 する って ば よ 。
暁 の 情報 も ある だけ 渡す 。
金髪 ものわかり いい じゃ ない の 。
うち ら に ついて 来い 。 サスケ の こと に ついて 話して もらう 。
ナルト …。
俺 に 任せて くれ … サクラ ちゃん 。
お前 名前 は ?
ナルト !? その ナルト って の が ペイン を 一 人 で やった の か ?
( ゼツ ) そうだ よ 。 ものすごく 強く なって る 。
たぶん 今や ったら サスケ より 強い と 思う けど ね 。
フッ …。
そんな こと は どう で も いい 。
問題 は 五 影 会談 だ 。
どう す ん の ? 木 ノ 葉 もう ない んだ し →
ターゲット の ダンゾウ って の が その 五 影 会談 ? に 行く なら →
そっち 行った ほう が いい んじゃ ない の ?
な なに ?
僕 間違って る ?
俺 たち 鷹 は 五 影 会談 で 火影 の 首 を とる 。
行き先 変更 だ 。
それ が いい だろう 。
で その 五 影 会談 の 場所 は どこ な の ?
《 面倒 くせ え こと に なりや がった なぁ … もう !》
ゼツ 。 僕 の 分身 が 案内 する よ 。
じゃあ 僕 に ついてきて 。
( 重 吾 ) こいつ ら を 信用 して いい の か ?
まずは 様子 を みる 。
何 か おかしな 様子 が あれば 天 照 で 処理 する 。
ちょうど 試し たい こと も ある し な 。
うまく いった な 。
いや 長門 に して も 俺 の ため の 輪廻 転生 の 術 を →
あんなふうに 使う と は 思わ なかった 。
裏切る と は な 。
サスケ が 長門 以上 に なった と して も →
コントロール でき なければ 意味 が ない 。
外 道 魔 像 も 当分 は リンク さ せる つもり は ない 。
様子 を みた ほう が いい だろう 。
長門 が 死ぬ シナリオ も 用意 して あった と ?
一応 な だが 俺 の 本命 ルート じゃ ない の は 確かだ 。
うずまき ナルト やつ の せい で 少し 計画 が ずらさ れた 。
どう する ? 動く の か ?
虎 視 眈々 と 行く の は ここ まで だ 。
月 の 眼 計画 を 急ぐ と しよう 。
この 辺り で いい だろう 。
さて と 早速 サスケ の こと に ついて 聞く 。
知って る こと を 話せ やつ の こと すべて だ 。
どうした !? 早く 話せ !
やっぱり 話せ ねえ サスケ を 売る なんて こと は でき ねえ 。
ふざけ んじゃ ねえ ぞ て め え !
ここ へ 来て 今更 何 言って や がる !
(( シカマル : けど サスケ は 同じ 木 ノ 葉 隠れ の 忍 だ 。
仲間 だ ! だ から 命がけ で 助ける それ が 木 ノ 葉 流 だ 。
ナルト … 私 の 一生 の お 願い 。
サスケ 君 を … サスケ 君 を 連れ戻して !))
どう な んだ ? 何とか 言え !!
(( ミナト : 忍 と は その 憎しみ と の 戦い な んだ 。
どの 忍 も その 憎しみ と 戦って いる 。
( ペイン ) だ が 復讐 を 正義 と 言う ならば →
その 正義 は 更 なる 復讐 を 生み 憎しみ の 連鎖 が 始まる ))
わがままな の は わかって る けど サスケ は 売れ ねえ 。
貴 様 …。
お前 ら の 復讐 し たい って 気持 は わかる って ば よ 。
けど 憎しみ に 任せて サスケ を 殺し ち まったら →
今度 は 俺 の 仲間 が 黙って ねえ かもし ん ねえ 。
やったら やり返す その 繰り返し が 始ま っち まう 。
守り て え はずの 仲間 が →
お互いに どんどん 殺し 合 っち まう 。
最初に 手 を 出した の は て め えら の サスケ だ !
そんな もん 知る か ! サスケ は ぶ っ 殺す !
なら 俺 ら の 憎しみ は どこ に 持っていきゃ いい 。
どう 責任 とって くれ ん だ !
気 の 済む まで 俺 を ぶん 殴って くれ 。
俺 に は それ くらい しか …。
都合 の いい こと 言って んじゃ ねえ 。
そんな ん で うち ら の 気 が 済む か どう か →
だったら 試して やる よ こら !
いったい どこ まで 情報 収集 に 行った の かしら 。
あまり よそ の 里 で 勝手 して なきゃ いい けど 。
《 それにしても 木 ノ 葉 を ここ まで に する なんて 。
そんな 強敵 を どう やって 》
暁 の やつ を 相手 に たった 1 人 で 渡り合った んだ から な 。
まさか ナルト が ここ まで やって くれる と は 。
あいつ は 英雄 って やつ だ よ 。
火影 に なる べき やつ だ 。
( シズネ ) その 話 は 本当 よ 。
うち は サスケ は 暁 の 装束 に 身 を 包んで いた らしい わ 。
そう です か 。 じゃあ サスケ 君 は 本当に …。
サクラ … 残念だ けど 。
( フー ) アンコ は 手練 の ダジム ・ テラ に 尾行 さ せて おり ます 。
この際 アンコ を 始末 して は ?
今 は 大切な 時期 だ 。
へた を して 状況 を 悪く する 可能 性 は 避け たい 。
人員 を もっと 増やせ 。
アンコ より 先 に カブト を 拘束 する のだ 。
《 あやつ わし と 大 蛇 丸 の 関係 を 知っている や も し れ ん 》
( ダンゾウ ) カブト は 大 蛇 丸 の 人体 実験 の データ を 持って いる 。
それ を 必ず 手 に 入れる のだ 。
わし の 右 目 右腕 の 役 に 立つ はずだ から な 。
フー と トルネ は 残れ 。 テライ は カブト の 件 を 任せる 。
行け 。 はっ 。
さて わし は これ から 五 影 会談 に 行く 。
会談 に は 特例 を 除き →
連れ添い は 2 人 まで と 決まって いる 。
根 の なか でも 1 2 を 争う お前たち 2 人 に →
それ を 任せる こと に した 。
面 は 禁止 さ れて いる 。 とれ 。
( フー ) 護衛 の ため の 武装 は どの レベル まで ?
そんな こと は 気 に する な 。
フー お前 に 任せる 。 ハッ 。
トルネ お前 は 部下 に ナルト を 見張ら せて おけ 。
サイ が 根 を 裏切る ような 真似 は しまい が →
用心 の ため だ 。 ( トルネ ) ハッ 。
九 尾 を 里 の 外 へ は 出さ ぬ よう 徹底 さ せて おけ 。
ハァ … ハァ …。
コンニャロ 。
ハァ … ハァ …。
先 に 言 っと く 。 いくら やろう が うち ら の 気 は 晴れ ねえ 。
サスケ の こと 言う まで 永遠に 続ける !
邪魔 す んじゃ ねえ よ 。
こりゃ こいつ が 望んで こうした こと だ 。
サイ お前 は す っこ ん でろ 。
ナルト 君 が サスケ なんか の ため に 殴ら れて やる 必要 は ない 。
うる せ え … 俺 の 勝手だ 。
(( 昔 俺 は サスケ の こと が 大嫌いだった 。
でも 一緒に いて →
ほんと は すごく 楽しかった ん だって ば よ 。
サスケ は 俺 の 友達 だ から 。
やっと できた 大切な つながり だ から ))
サスケ は 君 を 傷つける ばかりじゃ ない か 。
僕 なら …。
邪魔 する なら お前 も や っち まう ぞ こら ~!
もう やめ とけ カルイ 。
こいつ ら 殴り 倒した ところ で 何も 進展 し や あし ない 。
お前 だって わかって んだ ろ 。
チッ 。
こいつ は キラービー 様 を →
救出 する 手助け を する って 約束 は して くれた 。
なんだ ~? いつも みて え に →
約束 が 本当に 本当 か って 疑わ ない の か ?
慎重な お前 が らしく ねえ ぞ !
ナルト !
ここ まで やって 仲間 を 売ら ねえ 。
敵 だ けど こういう やつ は 好きだ 。
男 は 軽率に 言葉 を 決め ない もん だ 。
いくら やろう が こいつ は サスケ を 売ら ねえ よ 。
口 に した こと を 曲げ ねえ タイプ だ 。
サムイ 隊長 。
オモイ 。 カルイ 。
情報 収集 は どんな 感じ ?
何 か 問題 でも 起こした んじゃ ない でしょう ね ?
そんな こと より キラービー 様 が →
生きて る かも しれ ねえ って こと が わかった 。 助け に いこう 。
まず 暁 の アジト を 探索 し まくる んだ 。
それ で どう する ?
キラービー 様 を 捕らえる ような や つら に →
私 たち だけ で →
それ も いく つ ある かも わから ない 暁 の アジト を しらみつぶし に ?
まずは 情報 収集 と 分析 。 そっち の ほう が 早い 。
ユギト の 時 の 二の舞 は して は いけない 。
私 たち は 情報 を 持って 雷 影 様 に 直接 会う 。
いろいろ と 情報 が 多 すぎる から 。
俺 も … 連れて って くれ って ば よ …。
俺 も お前 ら の 人 柱 力 助け ん の 協力 して え 。
ナルト …。
それ に 雷 影 に 話して え こと が ある んだ …。
雷 影 様 だ ? ふざけ ん な て め え ! カルイ 。
《 この 子 が ナルト 。
木 ノ 葉 の 里 の 皆 が 噂 して いた うずまき ナルト か …》
素性 の はっきり し ない 君 を 移動 中 で 警備 が 手薄な 今 →
雷 影 様 に 会わ せる わけに は いか ない 。
さ ぁ カルイ オモイ 行く よ 。
サスケ と 暁 の 情報 の 閲覧 許可 が 出た 。
書き写す のに 時間 が かかる 。 お前たち に も 手伝って もらう よ 。
フン 。
サイ 。 なに ?
カカシ 先生 と ヤマト 隊長 の 所 へ 連れて って くれ 。
わかった 。 さ ぁ 。
う っ …。
薬 箱 を 取って くる 。 すぐ 戻る から 。
どうした ? 浮か ない 顔 して 。
カカシ 先生 。
そう か …。
ナルト が そんな こと を …。
カカシ 先生 。 ん ?
ナルト や サクラ を 苦しめる サスケ 君 と の つながり と いう の は →
そんなに 大切な もの な のでしょう か ?
なぜ 2 人 は 苦しむ のに そこ まで …。
サイ お前 は ナルト の 見張り 役だ ろ ?
それ は …。 いい わかって る 。
ナルト を 助け に 入った って の は →
見張り 役 の する こと じゃあ ない 。
お前 も そろそろ 自分 で 気づいて いる はずだ サイ 。
やっぱり サクラ に 診て もらった ほう が 。
いや いい んだ 。 こんな 格好 見 られたら →
また ややこしい こと に な っち まう から よ 。
それ に 傷 の 治り は 早い ほう だ から いい んだ 。
サイ … さっき は すま ねえ 。
あり が と だって ば よ 。 いえ 。
まったく ハデ に やられた な 。
ヘヘ … イテッ ! あっ ごめん 。
少し の 間 安静に して なきゃ 駄目だ な 。
俺 って ば 雷 影 に 会って くる !
何 を 言い出す んだ 。 これ から 五 影 会談 も ある 。
どの 隠れ里 も 外 へ 出る こと や 過激な 任務 は →
自粛 する の が 決まり だ !
会って どう する ?
俺 は サスケ を 許して もらえる よう 説得 する 。
今 は 君 の 封印 用 の 首 飾り も ない んだ よ 。
人 柱 力 の 君 は 里 の 外 に 出る べきじゃ ない !
それ で なくて も 先 の 戦い で 八 本 目 まで 九 尾 化 して しまった 。
運よく 封印 式 が 発動 して 九 尾 を おさえ 込んだ けど →
次 は どう なる か 。
それ に 僕 は 里 の 復興 役 を 仰せつかって る 。
君 に ずっと ついて い られ ない 。
四 代 目 に 会った んだ 。
この 前 九 尾 化 を 止めて くれた の は 四 代 目だって ば よ 。
ど … どういう こと です ? 四 代 目 は すでに …。
屍 鬼 封 尽 は まだ 謎 の 多い 封印 術 だ 。
術 式 の 中 に 己 の 精神 エネルギー を 閉じ込めて いた んだろう 。
その とき 四 代 目 が 教えて くれた んだ 。
16 年 前 の 九 尾 事件 は 暁 の 面して る やつ が やった って 。
それ に 四 代 目 も 手 が 出 ねえ くれ え に 強かった って 。
しかも そい つ が 黒幕 だ と 。
ペイン は そい つ に 利用 さ れて る と も 言って た 。
サスケ が 暁 に 入った って こと は →
サスケ も そい つ に 利用 さ れて る だけ だって ば よ 。
自 来 也様 が 危惧 して いた とおり だ 。
16 年 前 の あの 事件 あいつ の 仕業 だった と は な 。
そい つ は 写 輪 眼 を 持って いた 。
里 に 恨み を 持ち →
里 を 抜けた うち は 一族 で 九 尾 を 口 寄せ できる の は →
マダラ くらい だ 。
マダラ と 聞く と 何 が あって も 不思議じゃ ない です から ね 。
生きて たって こと です か ね ?
《 マダラ って …》
(( 九 尾 : その 瞳 力 と わし 以上 に 禍々 しい チャクラ 。
かつて の うち は マダラ と 同じだ な ))
マダラ って 誰 な んだ ?
初代 火影 と 戦い 散った と さ れる 元木 ノ 葉 の 忍 。
うち は 一族 の リーダー だった 男 だ 。
その 情報 は 上層 部 に 伝える 必要 が ある 。
サイ 。 はい 。
火影 に は お前 が 連絡 して くれ 。
はい 。
ナルト 四 代 目 は お前 に 何て 言った ?
え ?
父親 って の は 息子 に いろいろ 言い た がる もん だ ろ ?
俺 を 信じて る って 言って くれた !
よし ! ナルト お前 は 雷 影 の ところ へ 行け 。
え ? まっ 俺 と ヤマト は ナルト の 付き添い ね 。
え ~!? いや まずい で すよ 先輩 !
あれ ~? 何 先輩 の 俺 の 言う こと が →
聞け ない って の ? テンゾウ ?
あ ~ その 名前 は 今 は なし って 約束 でしょう !
ま ぁま ぁ 。
( くも じい ) もしもし そこ の あなた 。 たまに は →
空 から 日本 を 眺めて みる と いう の は どう じゃ ろ ?
今回 飛ぶ の は 東海道 線 じゃ 。 ( くも み ) 東海道 線 ?
日本 を 代表 する 路線 に は 不思議な もの が いっぱいじゃ ぞ 。
えっ !?
では そろそろ 出発 じゃ 。