NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 11 - 223 - 青年 と 海
( ナルト ) よい しょ っと 。
よし 。
(( フカサク : 蔵 入り オーケー じゃ !
これ から 木 ノ 葉 へ ナルト ちゃん を 戻す けん の 。
そ したら まずは タコ 探し じゃ ))
《 デカ じいちゃん 仙人 が 予言 した とおり →
俺 は タコ を 探し出し →
九 尾 の 力 を コントロール できる ように 修業 する 》
《 そして もう 一 度 サスケ と 会って 》
( ヤマト ) それ じゃ …。
( ガイ ) さあ 若人 よ いざ 出発 だ !
ああ 海 だ よ 海 だ よ !
ヤッホー 海 は いい な !
( アオバ ) あれ が 火 の 国 随一 の 港 です 。
あそこ から 雷 の 国 雲隠れ へ と 出航 し ます 。
なあ なあ 綱 手 の ばあちゃん が 言って た →
極秘 任務 って いったい 何 ?
秘密だ から 極秘 任務 って いう んだ よ ナルト 。
んだ よ ~! そんな こと 言わ ず に さ ぁ →
教えて くれて も いい だ ろ ?
まっ おいおい ね 。 ち ぇ ~!
《 まだ ナルト を ごまかす 任務 の 内容 を →
思いついて い ない の か …》
( シズネ ) 綱 手 様 なぜ こんな 大切な 時期 の ナルト に →
S 級 任務 を ?
しかも 海路 を 使って 雷 の 国 に 向かわ せる なんて 。
( トントン ) ブヒ ! ( 綱 手 ) うむ 。
ナルト は 暁 に 狙わ れて いる 。
複雑な 海路 を 使う こと で →
敵 に その 居場所 を 悟ら れ ない こと が →
本当の 目的 だ 。
雷 の 国 雲隠れ の 里 で ナルト は どんな こと を ?
そこ は 雷 影 に 任せて ある 。
す っげ え !
立派な 帆船 が 用意 できて んじゃ ん !
いえ 我々 木 ノ 葉 の 帆船 は その 隣 の …。
あちら の 船 な んです 。 うん ?
け ぇ ~ しょ っぼ ~。
極秘 の 任務 だ から ね 大きい 船 だ と 目立つ だ ろ ?
こういう 船 で 島 伝い に 行った ほう が いい んだ よ 。
船乗り たち の 姿 が 見え ない ようだ が 。
実は 外海 に 出る こと を 嫌がって まして 。
なに !? お前 ら →
船乗り たち の 賃金 でも ケチ った の か ?
いえ そう で は なく 。
その …。 なんだ ?
怒ら ん から ちゃん と 言って みろ 。
この 港 の 出口 に バケモノ が いて →
外海 に 出よう と する 船 を 襲う と いう のです 。
バケモノ ?
《 あ ~ ぁ 貧乏 クジ 引いた な …》
何 が 出る か は 知ら ん が →
そんな ヤツ この 俺 が ギッタギタ に して やる さ !
ハッハッハッハッハー !
ガイ さん バケモノ の 正体 も わから ない のに →
安請け合い して 大丈夫 かな ?
きっと 大丈夫 だって ば よ ! ほら !
あんなに 元気 そうに 準備 運動 して る し !
大丈夫です か ガイ さん ? な なん の これ しき …。
船 が こんなに 揺れる もの と は な …。
ちょっと 胃 が 驚いて しまった だけ だ 。
そんな ん で バケモノ を 倒 せる んです か ?
なに ! こう 見えて 俺 は 本番 に 強い ! う っ !
もう 外 海なん です が …。
何も 現れ ん じゃ ない か 。
バケモノ め !
木 ノ 葉 の 燃える 旋風 を 恐れて 逃げ おった か !
( ガイ ) バケモノ !
なんだ ? あの 剣 は ?
口 寄せ 獣 の 一種 !?
しかし 術 者 の 気配 など どこ に も ない 。
野良 の 口 寄せ 獣 だ と いう の か ?
戻って きた ぞ ! 避けろ !
間に合い ませ ん !
手 を 出す な アオバ ! 俺 が 止める !
ガイ さん ! 後ろ です ! なに !?
うわ ぁ ~ っ !
♪~
間に合わ ない !
( ユウスケ ) 討ち取った ぜ ! この バケモノ め !
うわ ぁ ~!
ムチャ すんじゃ ねえ ぜ ! 兄ちゃん !
俺 の 名 は ユウスケ だ 。
海面 に 立つ なんて 何者 だ ? お め え !
俺 は 木 ノ 葉 の 忍 うずまき ナルト !
あと は 俺 に 任せ とけ !
ん ? あっ ! 印 が 組め ねえ !
え ぇ ~ っ !!
木 遁 大樹 林 の 術 !
♪~
術 を 解か ねえ と 引き込ま れ ち まう !
早く ! その 人 と 逃げる んだ !
散 千 烏 の 術 !
♪~
口 寄せ 獣 が →
なんで あんな ところ に いる んだ って ば よ ?
第 三 次 忍 界 大戦 の 生き残り じゃ ない だろう か 。
あれ で は 船乗り たち が 恐れる の も 無理な いね 。
アイツ は 15 年 程 前 から →
あそこ に 棲 み ついて や がる 。 やはり 。
普通 契約 した 忍 が 死ぬ と 自分 の 世界 へ 戻る もの だ が 。
けど アイツ って ば なんで 暴れて る んだ ?
あの 口 寄せ 獣 の なか で は →
まだ 戦い が 続いて いる の かも しれ ない 。 え ぇ 。
フンッ 忍 同士 の 戦い なんて 迷惑だ ぜ 。
アイツ の せい で 腰抜け 船乗り ども は →
誰 も 外海 に 出 なく な っち まった 。
腰抜け って …。
あんな 危ない こと して 兄ちゃん 何 考えて んだ よ 。
魚 を 獲る の が 漁師 の 仕事 だ から な 。
今日 と いう 今日 は アイツ に トドメ を 刺そう と 思って た のに →
邪魔 しや が って よ 。
俺 が 助け なきゃ 今頃 アイツ の エサ だろう が 。
フンッ 。
アイツ は 俺 たち に 任せろ 。
もう ムチャ な こと は やめろ って ば よ 。
うる せ ぇな ! アイツ を 倒す の は この ユウスケ 様 だ 。
贅沢 は 言わ ねえ 。
俺 に あの カジキ の 体当たり に 負け ない →
もう 少し 頑丈な 船 が ありゃ 。
それ に カジキ の パワー に 負け ねえ 内 燃 機関 が のせて ありゃ 。
あと は 大物 を 釣って も 折れ ねえ ルアー 用 の 釣り竿 が ありゃ 。
って 十 分 贅沢だ ろ 。 フンッ 。
なぁ どうして あの カジキ に そこ まで こだわる んだ ?
親父 さんか ?
俺 たち は 魚 と ガチ で 勝負 して んだ よ 。
その 勝負 に 負け ち まう ような ヤツ は →
親 で も なけりゃ 子 でも ねえ !
ヤマト 隊長 なんとか な ん ねえ の か な 。
なんとか って ?
だから 俺 たち で 手助け して やる こと でき ねえ か な 。
っ つうか ユウスケ 兄ちゃん に →
仇 を 討た せて やりて ぇん だって ば よ 。
しかし キミ に は S 級 任務 が …。 う ぉ ~ っ !
俺 は 猛烈に 感動 した ぞ ヤマト !
ここ は ひと 肌 脱ごう じゃ ない か 。
お前 も 脱げ 俺 も 脱ぐ ぞ !
確かに あの オバケカジキ が いる かぎり →
出航 でき ない し な 。
だ よ な ! あの カジキ が 口 寄せ 獣 だ と したら →
俺 たち 忍 が ユウスケ 兄ちゃん に 迷惑 を かけた こと に なる し 。
それ に あの カジキ だって →
好きで この 海 に いる わけじゃ ない 。
わかり ました よ もう 。
よ ~ し !
ユウスケ 兄ちゃん !
竿 も ある って ば よ !
ナルト …。
どう でしょう ?
資料 を もと に 作って みた んです が 。
船 も 竿 も 申し分 ねえ が →
こいつ は 手漕ぎ 。
カジキ の パワー に 負け ない 内 燃 機関 が ついて ねえ と ムリ だ 。
それ は この 俺 に 任せて おけ 。
パワー だけ なら この 気高き 碧 い 猛獣 マイト ・ ガイ →
誰 に も 負け やしない 。
どう だって ば よ ?
フンッ 余計な こと ばっ かしや が って 。
こんなに 用意 さ れちゃ →
アイツ と の 勝負 の 醍醐味 が なくな っち まう だろう が 。
か ぁ … 素直じゃ ねえ な 。
右 前方 30 度 に 巨大 カジキ 発見 。
おい ヤツ の 前方 に まわって くれ 。
よし 任せて おけ !
エイヤッサッサ エイヤッサ ! エイヤッサッサ エイヤッサ !
前 に 出た って ば よ 。
よし ルアー を 流す ぞ 。
って 何 だ これ !?
ヤツ の 巨体 に 合わせた 特製 ルアー だ 。
そう じゃ なくて … 何で 俺 そっくり ?
お前 は 派手で 食いつき が よ さ そうだ から な 。
いや ~ 俺 が 食わ れる !
もっと 速く !
ヤツ に ルアー が 生き の いい エサ だ と 思わせ ねえ と 。
任せろ 八 門 遁甲 第 二 休 門 開 !
ゲキマユ 先生 もっと だ !
第 四 傷 門 第 五 杜門 開 !
こい こい こい !
お っ ! ヒット !
アイツ まんまと かぶり つき や がった 。
えっ !?
なんか 心 が 痛い …。
なあ 早く 引っ張り あげ ねえ の か ?
バカ 野郎 そんな こと したら 糸 が もた ねえ 。
遊ば せて ヤツ が 疲れる の を 待つ 。
このまま じゃ 糸 が なくな っち まう ぞ 。
わかって る この 船 ごと 引か せる 。
ヤツ に ついて いける か ?
この 俺 に 不可能 は ない !
う お ぉ ~!!
もう 漕が なくて いい 。
ヤツ の 動き に 合わせて 舵 を きって くれ 。
ふ ぅ 助かった さすが に もう 限界 だった 。
泳げ 泳げ ! 力 を 使い切る んだ 。
これほど の スピード で 泳ぎ 続ける と は 相当な スタミナ だ 。
だが 振りきろう と する 力 も いつか 尽きる 。
そこ から が 勝負 でしょう 。
ヤツ め やっと 疲れ が 見えて きた ぜ 。
くっ ! ユウスケ 兄ちゃん !
邪魔 す んじゃ ねえ ! これ は 俺 と アイツ の ガチファイティング だ 。
わかって る って ば よ 。
《 もう すぐだ 今度 こそ …。
今度 こそ ヤツ を !》
そろそろ 助け が いる か な 。
手出し ちゃ ダメだ 。
ユウスケ 兄ちゃん に 自分 の 手 で 仇 を 討って もらう んだ 。
やれやれ 。 任せる しか ない みたいだ ね 。
よし もう ちょっと !
観念 し や がれ !
こいつ まだ こんな 力 が !
くっ !
まずい !
兄ちゃん !
この ~ っ !
♪~
親父 さん の 仇 討て たって ば よ 。 ああ !
あの 口 寄せ 獣 なぜ 生まれ故郷 に 戻ら なかった の か 。
我慢 しろ 今 抜いて やる 。
これ …。
木 ノ 葉 の 風 魔 手 裏 剣 だ な 。
やっぱり あの カジキ も →
第 三 次 忍 界 大戦 の 犠牲 者 だった んだ な 。
生まれ故郷 に 戻して やり たい んだ が 。
ああ 好きに しろ 。
一 対 一 の 真剣 勝負 は もう 終わった 。
恨み っこ なし だ 。
♪~
( くも じい ) もしもし そこ の あなた 。
たまに は 空 から 日本 を 眺めて みる と いう の は どう じゃ ろう ?
今回 は 渋谷 発展 の 歴史 スペシャルじゃ 。 ( くも み ) 渋谷 ?
なぜ 渋谷 が 流行 の 発信 地 に なった の か 。
えっ 理由 が ある んです か ?
あの 109 も 昔 は …。
小さな お 店 が ぎっしり !
そして 渋谷 の 未来 も 見て いく ぞ 。 お ぉ ~!