NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 11 - 237 - ああ 、憧れ の 綱 手 様
( テンテン ) いく わ よ リー 。
( リー ) いつでも 。
ハァ ~ ッ !
フッ !
ハァ ~ ッ !
表 蓮華 。
どう よ ? 限界 以上 の 重 さ でしょ 。
うわ ぁ ~ っ ! リー 。
リー ?
さっさと 出て き なさい よ リー 。 これ くらい なに よ !
リー !
《 昔 の 私 が 夢見て いた こと 》
綱 手 様 って いう んだ よ 。 え ?
すごい 強い んだ って 。 そう 伝説 のく ノ 一 綱 手 様 。
決めた 。 私 綱 手 様 に なる 。
( ガイ ) ついに 今日 から お前たち も 下 忍 に なった 。
そこ で お前たち の 目指す もの を 聞いて み たい 。
( ネジ ) 答え たく ない 。 ( ガイ ) フム 。
先生 たとえ 忍術 や 幻 術 は 使え なくて も →
立派な 忍者 に なれる こと を 証明 し たい んです 。
それ が 僕 の すべて です 。
フッ 。 君 何 が おかしい !
お前 忍術 も 幻 術 も 使え ない って 時点 で 忍者 じゃ ないだ ろ 。
なんだ ? バカ か ?
いや 熱血 さえ あれば そう と も かぎら ない ぞ 。
ハハッ よき ライバル と 青春 し 競い合い 高め 合えば →
きっと 立派な 忍者 に なれる 。 努力 は 必要だ けど な 。
はい 。 うん 。 で 君 は ?
あっ 私 は 伝説 のく ノ 一 綱 手 様 に なり たい です 。
あっ エヘッ 。
青春 ファイト 。 (3 人 ) ファイト 。
綱 手 様 か 。 とにかく 体 術 が すごかった 。
怪力 の 持ち主 で な 。 伝説 の 三 忍 の 仲間 →
自 来 也様 を 半 殺し に した と いう 噂 も ある 。
どう したら そんなに 強く なれる んです か ?
努力 ある のみ 。
ファイト 。 ファイト 。
ファイト 。 ファイト 。 ファイト !
1,121 1,122 1,123 1,124。
1,125 1,126。 千百 …。
1,154 1,155。
1,156 1,157。
ググ …。 1,158 1,159…。
や ぁ ~!
ぴゃ !?
( ガイ ) よし いけ ! リー !
はっ ! や ぁ ~!
( テンテン ) ハァ …。 ん ?
努力 は して る んだ けど なぁ 全然 強く なら ない 。
綱 手 様 に たどり着く のに どれ だけ かかる んだろう 。
ふむ …。
綱 手 様 は 初代 火影 の 才能 を 受け継ぐ お方 だ から な 。
それ って 努力 より 才能 って 言って ませ ん か ?
あ … いやいや いや 。 俺 が 言い たい の は →
忍 に も それぞれ 向き 不向き が ある と いう こと だ 。
テンテン に 怪力 が 身 に つく か どう か は 誰 に も わから ん 。
うわ ぁ ~!
それ まで 。
綱 手 様 怪力 だけ じゃ ない んです よ ね ?
おう 医療 忍術 の スペシャリスト だ 。
どんな 病気 も ケガ も →
綱 手 様 に 治せ ぬ もの は ない と いう 話 だ ぞ 。
私 に も 医療 忍術 を 教えて ください 。
まあ 俺 の 場合 医療 忍術 と いう か 何という か →
ちょっと 違う んだ な 。
どんな やり 方 です か ? 僕 に も 教えて ください !
( ガイ ) え ? お ぉ 。
う ~ ん まあ その …。
なんだ 気合い と 根性 だ 。
な ~ んだ …。 だが 医療 忍術 を 覚え たい と いう →
テンテン の 熱血 は すばらしい ぞ 。 これ こそ 青春 !
医療 班 に 俺 が 話 を つけて おいて やろう 。
やった ~!
上級 医療 技術 の 講義 は これ まで 。
では 実技 に 移り ましょう 。 はい !
医療 忍術 は その 名 の とおり →
チャクラ を コントロール して 治療 に 使う 忍術 です 。
はい 。
自分 の チャクラ で 相手 の チャクラ の 経 絡 を 刺激 し …。
はい 。
細胞 を 活性 化 さ せ …。
は ぁ ~!
あ …。
君 たぶん …。
( テンテン ) 向いて ない って 言わ れた ~。
( ガイ ) ハハハハ ! まあ 気 に する な 。
医療 忍術 が 使え なくて も 立派 なく ノ 一 は いくら でも いる 。
では 私 は 伝説 の 綱 手 様 の ように なり たい んです !
他 に 何 か ない んです か ? 綱 手 様 の 伝説 。
う ~ む … 口 寄せ の 術 だ な 。
巨大な ナメクジ を 口 寄せ する 。
だから ナメクジ 姫 など と 呼ば れた こと も ある 。
口 寄せ の 術 ? あぁ そうだ 。
口 寄せ の 術 って どう すれば できる んです か ?
あぁ あれ は 時空 間 忍術 の 一種 だ から な 。
まず その 才能 が ある か どう か だ 。
よし いい な 。 やって みろ 。
はっ !
でた ! すごい !
時空 間 忍術 の 才能 は ある ようだ な 。
うむ … と なれば →
口 寄せ する 相手 と 契約 を 結べば いい 。
口 寄せ の 術 !
ん ~?
ガイ これ が お前 の 生徒 たち か ?
しゃべった ! 忍 亀 か 。
さすが ガイ 先生 です ! あの … ナメクジ は いま せんか ?
( ガイ ) ナメクジ より カメ の ほう が いい だろう 。
何 じゃ と 小 娘 ! わし の 何 が 不満じゃ !?
え ~ と … 伝説 に なって ない と こか な 。
無礼 者 め ! 契約 など こちら から 願い下げ じゃ !
い ~ だ !
テンテン わがまま 言う な 。
口 寄せ の 契約 を 結んで くれる 相手 は →
そう 簡単に 見つかる もん じゃ ない 。 え ? そう な の ?
ま ぁ それ でも 練習 は 続けて おく こと だ 。
はい …。 他 に 綱 手 様 の 伝説 は あり ます か ?
ん ?
あと は 伝説 に なるほど 酒 と 博打 が 趣味 と か 。
だが それ を 真似て みて も なぁ 。
お前 女の子 だろう 。 ハハッ 無理だ 無理だ 。 ハハハハ !
( テンテン ) 酒 !
お 酒 は 二十 歳 に なって から 。
ニャン 。
ちょっと 離し なさい よ ! バカ !
ニャン ! ニャン !
私 は 伝説 の く ノ 一 綱 手 様 みたいに なる んだ から !
綱 手 様 だ と !? だったら もっと 大きく なって から 来る んだ な !
綱 手 様 は な 伝説 の 巨乳 の 持ち主 な んだ ぞ !
伝説 の … 巨乳 …。
今日 こそ 今日 こそ 勝って みせ ます よ ネジ !
だ ぁ ~!
ん ? どうした ? 青春 の 悩み か ?
あぁ っ !
リー ! ほんと あんた って ば 懲り ない んだ から 。
勝て っこ ない でしょ ! ネジ は あんた と 違って …。
天才 なんだ から 。
リー ! 出て きて よ !
あんた 絶対 あきらめ ない んでしょ !
リー !
やめろ リー !
こいつ 敵 に 操ら れて いる ぞ !
ネジ は 術 者 を 捜せ ! リー は 俺 が 止める !
ギャパパパ ~!
( ネジ ) 忍術 や 幻 術 が 使え なければ →
敵 の 術 に かかり やすい の は 当然だ 。 ( ガイ ) うん 。
そんな やつ と チーム を 組む の は 不安だ 。
うん …。
う ぉ ~! お っ !?
いくら 努力 した って 僕 は →
強く なれ ない んじゃ ない か って …。
怖くて 怖くて たまらない んです !
自分 を 信じ ない やつ なんか に 努力 する 価値 は ない 。
たとえ 忍術 や 幻 術 は 使え なくて も →
立派な 忍者 に なれる こと を 証明 し たい んです … って な 。
それ が お前 の 忍 道 だ ろ 。 いい 目標 じゃ ない か 。
( ガイ ) 体 術 だけ の お前 が 忍術 や 幻 術 に 対抗 する なら →
それ を 上回る 体 術 を 身 に つけ ねば なる まい 。
( ガイ ) 八 門 遁甲 を 第 五 の 杜門 まで 開いて もらう 。
八 門 遁甲 …。 術 者 の 体 を 蝕む 禁 術 です か ?
覚悟 は できて い ます ! その 禁 術 を 教えて ください !
すべて は 夢 の ため に !
♪~
あい や ~! と ぉ ~ と ぉ ~!
とりゃ ~!
♪~
( テンテン ) ちょ … せ 先生 !
( ガイ ) ハハハハハ …。
ルール だ から な 。
もし 俺 が 負けたら テンテン を 乗せて →
逆立ち して 里 を 500 周 する って 決めて いた んだ 。
もう ! 勝手に 変な ルール 作って 人 を 巻き込ま ないで よ 。
( ガイ ) おう 。 ちなみに もし テンテン が 勝て なかったら →
指導 が 至らなかった 罰 と して ネジ を 乗せて →
800 周 する つもりだった んだ が な 。 ハッハッハッ !
でも すごい です !
ハンデ が あった と は いえ ガイ 先生 を 負かす なんて !
あ … 私 は 私 の できる こと を やった だけ よ 。
ハハハハハ ! テンテン は 忍 具 の スペシャリスト だ な 。
え ぇ ! あんな 戦い 方 テンテン に しか でき ませ ん よ !
忍 具 の … アハハ !
( テンテン ) 私 は 忍 具 の スペシャリスト だ !
《 テンテン : 何 が 忍 具 の スペシャリスト よ …》
( ガイ ) 次 こそ は 次 こそ は →
我が 弟子 リー を 見て やって ください !
こっち です ! 綱 手 様 !
< テンテン : その 日 私 は →
小さかった 頃 から 憧れ 続けた 人 を 初めて 見て …。
そして その 人 は …>
( 綱 手 ) もう 忍 は やめろ 。
< テンテン : リー に とって は →
死ね と 言わ れる に 等しい 言葉 を 宣告 した >
違う … 違う 違う 断じて 違う !
こんな こと が あって いい はず が ない !
やっぱり …。
努力 なんて 無駄な の か な …。
やっぱり 才能 が ない と …。 ( ガイ ) テンテン 。
リー の 覚悟 を ナメ る な 。
お前 の これ から と これ まで して きた →
努力 と 熱血 を ナメ る な 。
(( 綱 手 : 手術 が 成功 する 確率 は たぶん よくて 50%。
失敗 すれば … 死ぬ …))
< テンテン : だけど リー あんた は その 手術 を 受けた 。
そして すぐ 仲間 を 助け に 行って …>
ガイ 先生 ! テンテン !
リー ! リー よ !
復活 した な ! 復活 した んだ な リー ! リー よ !
はい ! ガイ 先生 ありがとう ございます !
( リー ) ありがとう ございます !
リー !
もう !
リー !
《 テンテン : どんな とき でも あんた は あきらめ なかった 。
あんた が 頑張る から … あんた に 負ける もんか って →
だから 私 も 頑張れた んだ 。
負け ないで よ … リー 。 こんな こと で 負け ないで !
リー … リー !》
《 リー !》
ハァ ハァ ハァ …。
限界 ギリギリ でした 。
じゃあ 上手く いった の ? ( リー ) いえ 今 まで と 同じです 。
八 門 遁甲 もう 一 段 上げる に は →
もっと 激しい 特訓 が 必要でしょう 。
ガイ 先生 の 指導 を 仰ぎ たい ところ です が →
今 は そう も いきま せ ん し 。
私 で よければ いくら でも … つきあう けど … 何 して る の ?
あっ おかまい なく 自分 ルール です から 。
特訓 に 失敗 したら 腕 立て 伏せ 1万 回 と 決めて いた んです 。
いつまで かかる の よ …。 17 18 19 どうぞ おかまい なく 。
23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33! うわ ぁ ~ っ !
テ テ テンテン … 重い … 重い です !
ちょっと ~! その 言い 方 だ と 私 が 重たい みたいじゃ ない !
「 テンテン の 出した 金属 の 人形 が 重い 重い です 」 と 言い なさい !
ほんと 失礼な んだ から !
《 私 は もう 綱 手 様 の ように なり たい なんて 思わ ない 。
でも … 伝説 のく ノ 一 に なる 夢 は まだ あきらめて は い ない 》
( 開演 ブザー )
( 美 空 ) 皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
では 最後 まで ご ゆっくり お 楽しみ ください 。
( 拍手 )
( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。