NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 12 - 243 - 上陸 ! 楽園 の 島?
( 綱 手 ) そろそろ 着く 頃 か ?
( シカク ) ナルト です か ? ( 綱 手 ) ああ 。
雷 影 は ある 場所 と しか 言わ なかった が →
身 を 隠す に は もってこいの 場所 の ようだ 。
あと は ナルト が おとなしく 隠れて いて くれる か どう か です ね 。
戦争 が 始まる と 知ったら あの 性格 から すれば →
すぐに 戦場 に 出よう と する でしょう 。
ナルト に は 極秘 の S クラス 任務 に 派遣 だ と 命じて ある 。
あと は 周り が うまく フォロー して くれる だろう 。
( ナルト ) タコ … タコ タコ ! ( ヤマト ) タコ ?
導き の タコ だって ば よ 。
でか じいちゃん 仙人 が 予言 した あれ 。
(( ナルト よ お前 へ の 予言 を 見た 。
お前 は これ から タコ に 会う 。
どこ に いる タコ な んだ ? もっと ヒント ねえ の ?
はっきり は せ ん が ある 孤島 じゃ 。
人間 は 近づか ん 生き物 たち の 楽園 。
わし から したら 楽し そうな リゾート じゃ 。
そこ で タコ が お前 に 協力 して くれる はずじゃ 。
とにかく 導き が ある じゃ ろう ))
そう か タコ だった ね 。
楽園 の 孤島 は 予言 どおり だって ば よ 。
導き が ある って の も きっと 間違い ねえ 。
《 ナルト の ヤツ まだ 感づいて い ない ようだ な 》
そろそろ 陸 に 上がる 準備 を して ください 。
おお ! 島 が 見えて きた ぞ !
本当だ !!
ら … 楽園 ?
木 ノ 葉 の 死 の 森 みたいな もん です 。
こっち の ほう が ちょっと 過激です が 。
リゾート ?
なに 安全です よ 。
生物 たち は こちら から 何も し なければ →
おとなしい もん です から 。
ただ ひと つ …。
ただ ひと つ … な んです か ?
これ の どこ が 楽園 じゃ !! で か じいちゃん 仙人 の アホ !
ここ の 海岸 に すむ …。
あっ タコ の 脚 !
さあ タコ ! 俺 を 導いて くれ って ば よ !!
ナルト コイツ は …。
( ヤマト ) イカ だ !
えっ …。
で … 出た ! こ … コイツ だけ に は 気 を つけ ない と って →
言おう と した 矢先 に … 出た ! ( みんな ) なに !?
1… 2… 3…。
脚 数え なくて も 見りゃ わかる でしょ 。
ナルト やる よ ! あ … でも 一応 確かめ ねえ と 。
イカ なら 10 本 タコ なら 8 本 。
コイツ が 導き の タコ だったり したら や っぱ まずい こと に …。
うわ ~ っ !! ナルト !
う げ っ …。
あっ …。
( キラービー ) イカ は す っこ んで ろ ! 以下 省略 !
なんで すか ? もう 1 匹 ダジャレ しゃべり ながら 出て きた ぞ 。
もう ムチャクチャ だ !
6… 7… 8…。
タコ だ !!
今度 こそ タコ だ ! タコ な の か ?
キラービー 様 !
キラービー ? じゃあ この タコ が 。
( キラービー ) 遅 せ え じゃ ねえ か 。 バカ 野郎 コノ 野郎 。
人 に 変わった !
タコ の お っ さん ありがとう だって ば よ !
だって ば ヨー ?
ん ~ なに ? ん ?
コイツ と は 合う か 合わ ない どっち か な 。
いや あえて 言う なら アウト だ ろ ウィー !
俺 は ガキ が 苦手な アウトロー !
何 だ この 力 入れて ダジャレ 言う 筋肉 グラサン 。
《 この お っ さん が 導き の タコ な の か ?》
ダジャレ で は ないで す 。
演歌 の こぶし と ラップ の ビート を 合わせた →
オリジナルスタイル 演歌 ラップ です 。
演歌 ラップ ?
( モトイ ) お 疲れ だ な 皆 の 衆 。
待って た ぞ 。
俺 は 今回 の 世話 役 モトイ だ 。
宿場 に 案内 する 。
ついてこい 。
( ガイ ) あ ~ やっと 着いた の か 。
( アオバ ) さ ぁ 陸 です よ 。 しっかり して ガイ さん 。
ああ 。
ゲキマユ 先生 大丈夫 か ?
結局 治り ませ ん でした ね 船酔い 。
結構 長い 航海 でした が 。
あ ~ 長かった 。 う っ 辛かった 。
楽園 って ホント ここ な の か ?
あ ~ まだ フラフラ する 。
うわ ~ っ !
キング ちゃん 慌てる な 。 コイツ ら は 大丈夫だ 。
ゴリラ だ ゴリラ ! これ は ゴリラ な の か ?
ビー さん は この 島 の 猛獣 たち の 頂点 に いて →
すべて 手なずけて いる 。
だから ビー さん が いる 限り →
とても 安全な 場所 で も ある 。
それ に 島 の まわり に は →
雲隠れ の 優秀な 忍 が 結 界 を 張り →
何 か 不審な もの が 近づけば →
すぐに わかる ように なって いる 。
《 だ から ここ が 監禁 場所 に 選ば れた の か 》
いったい あの グラサン お っ さん って 何 な んだ ?
雲隠れ の 英雄 の なか の 英雄 。
英雄 ?
猛獣 だけ じゃ ない 。
尾 獣 すら 完璧に コントロール した 人 柱 力 。
お前 と 同じ 人 柱 力 だ 。 八尾 のな 。
八尾 の 人 柱 力 ?
しかも コントロール した ? あの お っ さん が ?
キラービー さん だ 。
ヨー !
この 島 は 八尾 を コントロール する ため に 修業 した 場所 で も ある 。
えっ ?
木 ノ 葉 の 衆 は この フロア を 使って くれ 。
部屋 数 は 十分に ある 。
食事 は 1 階 の 大 食堂 で ご 自由に 。
じゃ 部屋 割り は 各自 適当に 。
では 明朝 7 時 の ミーティング まで 解散 。
俺 は しばらく 休む ぞ 。
(( モトイ : この 島 は 八尾 を コントロール する ため に →
修業 した 場所 で も ある ))
(( とにかく 導き が ある じゃ ろう ))
( ノック )
って ば ヨー の ガキ か …。
何 だ ? 俺 様 の サイン でも 欲しい の か ?
修業 を つけて くれ 。 修業 ?
俺 って ば 九 尾 の 人 柱 力 だ 。
けど まだ 九 尾 を コントロール できて い ねえ 。
だから 尾 獣 の コントロール の 仕方 を 教えて くれ 。
や な こった 。 ん っ !
俺 様 は ブラザー 雷 影 に 休暇 命令 を 受けて ここ へ 来た 。
滅多に ない 休み を 返上 して →
なんで そんな こと し なきゃ なら ねえ 。
バカヤロウ この ヤロウ 。
お っ さん も 俺 と 同じ 人 柱 力 だ ろ !
だったら 協力 して くれて も いい じゃ ねえ かよ !
態度 が でか いな 居直り かい な ウィー ?
う っ …。
お っ さん の グラサン 顔 も 濃い けど かっこいい ウィー !
なかなか いい ビート 刻む じゃ ねえ か 坊主 。
《 よっ しゃ ! のって きた って ば よ !》
ヨー ! ん ?
まずは 挨拶 だ 。
俺 様 の グー に グー を 重ねろ 。 ビート か まし ながら な 。
お っ さん の グラサン ウサンクサ !
あっ …。
《 しまった !
え ぇ ~ い こう なったら !
ハーレム の 術 !》
さんざん お 願い して る じゃ ない 。 この お ませ さ ん 。
コントロール 教えて ~ ん !
お 願い 。
《 どう だって ば よ 。
男 は この 術 に みんな 弱い 》
あっ !
おい お っ さん ! お っ さん !
ケチ !
《 なんだ よ アイツ … ダジャレ ばっかり 言 いやがって !
タコ って もっと 別の タコ に 決まって ら ぁ !》
何 だ ?
グラサン の お っ さん が 八尾 を コントロール した →
修業 って いう の を 教えて くれ 。
ここ で 修業 した んだ ろ ?
ああ ビー さん の こと か 。
あの お っ さん 俺 の こと 相手 に して くん ねえ から →
アンタ に 聞き に 来た んだ って ば よ 。
俺 に ?
雲隠れ の 英雄 だ か なんだか 知 ん ねえ けど よ →
ケチ で 頑固で ダジャレ ばっかり 言 いやがって !
同じ 人 柱 力 なら 俺 の こと だって →
もう 少し わかって くれて も いい だろう に よ !
テメエ に ビー さん の 何 が わかる !?
それ 以上 グダグダ 言って たら 俺 が 許さ ねえ ぞ ガキ !
テメエ も 人 柱 力 なら その 存在 が どういう 生き様 を 歩いて きた か →
だいたい 想像 でき ん だ ろ !
ああ できる って ば よ 。
だったら 俺 の こと だって →
想像 できる はずだ ろ あの お っ さん !
じゃあ なんで 俺 が 困って ん の に 助けて くん ねえ んだ よ !?
俺 だって …。
ビー さん は お前 の こと を ちゃんと 見て る 。
何 か わけ が あって そうした ん だ 。
えっ ?
お前 ビー さん と 挨拶 した か ?
挨拶 ?
(( まずは 挨拶 だ 。 俺 様 の グー に グー を 重ねろ ))
グー と グー を 重ねる やつ なら やった けど …。
よし ナルト だった な 。 俺 に ついてこい 。
ビー さん の 修業 場所 に 連れて って やる 。
やった ! ( ヤマト ) なら 僕 も 。
ヤマト 隊長 !
木 遁使 い の 僕 は 一応 ナルト の 世話 役 なんで ね 。
ほう アンタ が 木 遁 の 。
いい だろう 。
水 置 い と き ます よ 。
あぁ … 助かる 。
まだ ダメです か ?
いや 回復 方向 に 向かって いる んだ が →
なんとなく まだ 洋上 を 漂って いる ような 気 が する の は →
気のせい だろう か な ?
気のせい です よ 。
ここ な の か ?
( モトイ ) あぁ ここ は 真実の 滝 と 呼ば れて る 場所 だ 。
真実の 滝 …。
ここ で 尾 獣 の コントロール を ?
いや その 前 段階 だ 。 えっ ?
ここ に 座って 目 を 閉じろ ナルト 。
そう すれば お前 の 真実 が 見える 。
俺 の 真実 ?
そう だ 。
♪~
どうして …。
どうして 一 楽 で サイン を 書か なかった ?
なんだ ?
アイツ ら … 急に 手のひら 返した ように →
お前 に なれなれしく して きた もん な 。
うっとうしい ヤツ ら だった もん な 。
《 コイツ … 俺 そっくりじゃ ねえ か 》
里 の ヤツ ら … 今 まで さんざん 俺 たち の こと を →
のけもの に して きた くせ に よ 。
(( あっ そうだ サイン くれ サイン 。
うち の 子 に 書いて やって くん ねえ かな ?
お前 の ファン で よ 。
サイン ?
木 ノ 葉 の 英雄 奇跡 を 起こす 少年 うずまき ナルト 。
うち の ほう に も 1 枚 頼む !
どうした ? ダメ か ?
いや … 俺 って ば そういう の に 慣れて ねえ から よ 。
サイン なんて 持って ねえ し ))
誰 だ ? お前 は 。
見りゃ わかん だ ろ 。 俺 は お前 だ 。
は ぁ !? 俺 って ば 影 分身 やった 覚え は ねえ ぞ 。
俺 は お前 自身 … お前 の 心 の 底 に ある お前 自身 だ 。
何 言って んだ !? テメエ !
俺 は オメエ なんか 知ら ねえ よ ! 勝手な こと 言って んじゃ ねえ !!
ナルト … おい ! 静かに 。
ここ は 真実の 滝 と か 言って た な 。
ここ まで 俺 が 表 に 出て こ られる と は …。
いい 場所 だ !
つまり 俺 は お前 の 真実だ 。
俺 が 本当の お前 だ 。
本当の … 俺 ?
あぁ 俺 は お前 の 大切な 憎しみ …。
闇 の 部分 だ 。
ただ ひと つ 違う の は →
九 尾 の ヤツ に やたら と 気 に 入ら れて る って こと くらい か 。
お前 …。
(( 九 尾 の 意 思って の は 憎しみ の 塊 で →
強い 力 で チャクラ と 結びついて くるんじゃ 。
どん だけ 自分 を 強く 保って も →
心 の どこ か に ある 憎しみ と 結びつこう と して →
心 を 乗っ取って くる ))
《 今 まで コイツ と 九 尾 が …》
そういう こと だ 。
俺 は お前 自身 だ 。
追い出せ は し ねえ ぜ ニセ モノ 。
そういう こと か 。
ニセ モノ は テメエ の ほう だ ろ !
( キントキ ) グルルル …。
いつでも カモン !
グアーッ !
この 島 で は 俺 様 が トップ 。 すべて を 倒す 俺 様 突風 。
まだまだ 甘い ぜ キントキ ちゃん よ 。
( 八尾 ) おい ビー ! 遊んで ん なら →
九 尾 の ガキ を 見て やって も よかった んじゃ ねぇ か ?
同じ 人 柱 力 同士 もっと 協力 して やって も よ 。
俺 も 九 尾 は 好か ねえ が あの ガキ は 見込み が ある ぜ 。
俺 も 昔 は むちゃくちゃだった が お前 に 会って こう なった 。
なんとなく 昔 の お前 に も …。
ラップ 風 に シャーラップ !
ラップ を バカに する てば ヨー は 認め ねえ 。
それ に アイツ は …。
クソ !
《 まったく 同じ 力 だ 。 やり合って も キリ が ねえ 》
お前 は 俺 を 倒せ ねえ 。 絶対 に な 。
なら 数 で 勝負 だ 。 影 分身 の 術 !
影 分身 の 術 。
なんだ よ そうなん の かよ !
影 分身 の 数 まで 同じじゃ ねえ だろう な !?
よく わかって んじゃ ねぇ か よ 。
クッソー ! い っけ ~!
いけ っ !
何 が … どう なって る んです ?
滝 の 前 に 座る と 集中 し →
己 の 精神 世界 へ 入る こと が できる 。
そして この 滝 は 己 の 本当の 姿 を 映す 鏡 と なる 。
不思議な 場所 だ 。
今 ナルト は もう 一 人 の 自分 と 戦って いる 。
螺旋 …。 丸 !
カハッ ! ナルト 大丈夫 か !?
何 が あった ?
オレ と … 同じ ヤツ が 出て きた 。 ソイツ は …。
なんだ ?
闇 の 部分 の 俺 だった 。
俺 と 互角で まったく 同じ 力 で 押して きや がる 。
術 も 戦術 パターン も 手の内 が 全部 同じだ 。
勝負 が つか ねえ …。
そんな こと が …。
ソイツ に 勝た なけりゃ 尾 獣 の 力 は 操れ ない 。
え ?
言った はずだ 。 この 真実の 滝 は 前 段階 だ と 。
♪~
( 開演 ブザー )
( 美 空 ) 皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
では 最後 まで ご ゆっくり →
お 楽しみ ください 。
( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。