NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 12 - 258 - ライバル
《 ナルト : どうして こんなに 違う …。
どうして 俺 の ほう が いつも …。
チクショウ !!》
《 俺 って ば もう 二度と 助け られる ような 真似 は し ねえ 。
おじけづいたり 逃げ腰 に も なら ねえ 。
この 左手 の 痛み に 誓う んだ って ば よ !!》
クソ …。
( サクラ ) もう … ムチャクチャ する から よ 。
( サスケ ) った く 世話 の 焼ける ヤツ だ な 。
この …。
サスケ ! 今 何 てった !!
これ 以上 暴れたら とどめ 刺す わ よ !
サクラ ちゃん …。
( カカシ ) う ~ ん … 最近 チームワーク が 乱れて る なぁ 。
そう だ そうだ !
チームワーク 乱して ん の は テメエ だ よ サスケ !
いつも 出しゃ ば りや が って !
そりゃ お前 だ ウスラトンカチ 。
そんなに 俺 に 借り を 作り たく ねえ なら な →
俺 より 強く なりゃ いい だろう が 。
おりゃ ~ っ ! テイッ !!
クソ … んな ろ … んな ろ … な ろ !!
ハア … ハア … ハア … ハア …。
俺 の こと を ぜ って ぇ ライバル だって 認め させて やる って ば よ !
とう ! ターッ !
すぐに 追いついて オメエ なんか より ずっと 強く なって やる !
この 野郎 ! この 野郎 この 野郎 ! この この この この …。
( 落下 音 )
こら ~ っ ! うるさい !!
今 何 時 だ と 思って ん の よ !
フン ! ごめん だって ば よ !!
( アンコ ) じゃ 第 2 の 試験 の 説明 を 始める わ 。
早い 話 ここ で は 極限 の サバイバル に 挑んで もらう わ 。
何でも ありあり の 巻物 争奪 戦 よ 。
天 の 書 と 地 の 書 2 つ の 巻物 を 巡って 戦う 。
ここ に は 78 人 。 つまり 26 チーム が 存在 する 。
その 半分 13 チーム に は 天 の 書 。
もう 半分 の 13 チーム に は 地 の 書 を →
それぞれ 1 チーム ひと 巻 ずつ 渡す 。
そして この 試験 の 合格 条件 は →
天地 両方 の 書 を もって →
中央 の 塔 まで 3 人 で来る こと 。
《 なるほど 。 3 人 の うち 誰 が 脱落 して も ダメ 。
スリーマンセル の チームワーク が 試さ れる って わけだ 。
今日 こそ サスケ へ の 借り を 返して やる 日 だ ぜ 》
よっ しゃ ! 行く ぞ !!
( サクラ ) サスケ 君 大丈夫 ?
《 早く 逃げ ない と ここ も じきに 気づか れる 。
どう 逃げる … どう 逃げれば いい ?》
《 あの サスケ 君 が こんなに 取り乱す なんて …。
こんな サスケ 君 見た こと ない 》
サスケ 君 蛇 !
《 チッ … 気 が 動転 して 蛇 に も 気づか ねえ と は 》
うわ っ !! 来る な !
♪~
お前たち は 一瞬 たり と も 気 を 抜いちゃ ダメでしょ 。
獲物 と いう の は ね 常に 気 を 張って 逃げ惑う もの な の よ 。
捕食 者 の 前 で は ね 。
悪い な サスケ 。
合言葉 は 忘れ ち まった ぜ 。
フッ フフフフ 。
ナルト ! かっこ つけて 助け に 来た つもりだろう が でしゃばる な !
コイツ は 次元 が 違い すぎる !
《 アイツ が 助け に 来て 場 が よく なった ためし が ない 。
どう する … これ しか 方法 は ない 》
巻物 なら お前 に やる !
頼む これ を 持って 引いて くれ !
は ぁ !? サスケ ! なに トチ 狂って んだ テメエ は !
巻物 を 敵 に やって どう すんだ って ば よ !
なるほど 。 獲物 が 捕食 者 に 期待 できる の は →
他の エサ で 自分 自身 を →
見逃して もらう こと だけ です もの ね 。
受け取れ !
テメエ 余計な こと す んな !
この 状況 が わかって ん の か !?
う っ !
急に 何 し や がる !
俺 って ば 合言葉 を 忘れ ち まって 確かめよう が ねえ けど よ →
テメエ は サスケ の ニセモン だ ろ !
この ウスラトンカチ が ! 俺 は 本物 だ !
嘘 つけ ! こんな バカで 腰抜け 野郎 は →
ぜ って ぇ 俺 の 知って る サスケ じゃ ねえ !
コイツ が どん だけ 強 ぇか 知ら ねえ が 巻物 渡した って →
俺 たち を 見逃す って 保証 が どこ に あんだ よ !?
ビビッ て 状況 わかって ねえ の は お前 の ほう だって ば よ !
フフフ ナルト 君 →
正解 よ !
巻物 なんて →
殺して 奪えば いい んだ から ね 。
ふざけ ん な !
よせ ! 逃げろ ナルト !
口 寄せ の 術 。
ナルト ! ナルト !
ぐ は っ !
フッ … とりあえず 食 ら っと き なさい 。
クソ くらえ !
あれ が … ナルト 。
この ガキ まさか !?
うわ っ !
フッ … おもしろく なって きた わ 。
次 は サスケ 君 キミ よ !
どう 出る !?
よう … ケガ は ねえ か よ ビビリ 君 。
ナルト …。
(( よう ケガ は ねえ か よ ビビリ 君 。
こんな バカで 腰抜け 野郎 は →
ぜ って ぇ 俺 の 知って る サスケ じゃ ねえ !))
《 俺 は 兄貴 を 殺す ため に 生き残ら なきゃ なら ない 。
そう 思った …。
だが 間 が 抜けて いた の は 俺 の ほう だった ようだ な 。
こんな ところ で 命 を かけ られ ない ような ヤツ が →
どうして 兄貴 に 勝てる んだ !》
もう ダメ …。
あっ … サクラ ちゃん 大丈夫 か ?
( カブト ) どうやら 僕たち は すでに 熱烈な 歓迎 の 中 に いる らしい 。
お出まし だ 。
ちょうど いい ハンデ だって ば よ 。
( カブト ) かなり の 数 だ な 。 しかも 分身 か 。
( 朧 ) フフフフフ ! 袋 の ネズミ だ な 。
うる せ ぇ !
《 何者 だ ? コイツ ら !》
《 見極めて やる !》
写 輪 眼 !
ナルト !
危 ねぇ !
何 やって る !?
クソ !
ムダ だ ! よせ 。 コイツ ら は 幻影 。
敵 の 幻 術 だ 。
でも カブト さん の 傷 は 本物 よ 。
いや サスケ 君 の 言う とおり だ 。
おそらく 敵 は どこ か に 身 を 隠し →
幻影 の 忍 の 攻撃 動作 に 合わせて 別の 場所 から 攻撃 して いる 。
あたかも その 幻 術 の 忍 が →
攻撃 して いる か の よう に 見せる ため に ね 。
じゃあ 裏 で クナイ 投げて る バカ 見つけて →
ぶ っ 飛ばして やる って ば よ !
本当の 敵 は 僕たち が 完全に 動け なく なる まで 出て こ ない よ 。
とにかく 今 は 敵 の 攻撃 を かわす しか ない 。
こう なったら 幻影 を いっぺんに やっつけて やる !
コイツ ら が 元 に 戻る 間 は 敵 も うかつに クナイ は 撃て ねえ はずだ !
隠れて る 所 が バレ る から な 。
影 分身 の 術 !
( 朧 ) 影 分身 !?
とりゃ ~! クソ !!
クソ !
う ぉ ~!
♪~
( 朧 ) フフフフフ … ヤツ ら の 精神 は もう 狩り 終えた 。
あと は 体 だけ 。 ラッキー !
( 朧 ) まったく … 手間 とら せ や がって よ おい !
俺 の 左 肩 を やって くれた ヤツ だ よ な ?
やっと 借り を 返せる ぜ 。
ヘヘヘ …。
袋 の ネズミ だ な 。
( サクラ ) うまく いった わ ね ナルト 。
( 篝 ) バ … バカな ! いつの間に !?
バーカ ! やっと シッポ を 出し や がった な ? この 野郎 。
( 朧 ) こ … この ガキ … まさか !
影 分身 は ただ の ネタ 仕込み だって ば よ 。
俺 1 人 で チーム 全員 を 演じる ため の な 。
ナルト が 影 分身 を 解く と 同時に 俺 たち 3 人 は 隠れ させて もらった 。
幻 術 使い が 逆に 騙さ れ たって わけだ 。
今度 は こっち の …。
ナルト ! お前 は チャクラ の 使い すぎ だ 。
あと は 俺 が やる 。
そう そう いつも おいしい とこ 持って かれて たまる か って ば よ !
《 これ が 本当に あの ナルト か ?
なんて いう チャクラ の 量 だ 。
多重 影 分身 の 直後 3 体 だけ を 仲間 に 変化 さ せる 大技 。
あれ だけ やって まだ 動ける と は …。
もう 5 日 目 だって いう のに 》
( アンコ ) まずは 第 2 の 試験 通過 おめでとう 。
それでは これ から 火影 様 より 第 3 の 試験 の 説明 が ある 。
《 コイツ … いつの間に あんなに 伸びた んだ ?》
コイツ が い なければ 死 の 森 を 越える こと は でき なかった だろう 。
もう コイツ を 無視 する こと は でき ない 》
サスケ 君 やめて 。
私 怖い の 。
今 の サスケ 君 は まともに 戦える 状態 じゃ ない わ 。
黙れ ! 私 に は わかって る !
ずっと 痛み も 我慢 して る じゃ ない 。 サスケ 君 !
余計 なお 世話な んだ よ 。
サクラ お前 に は 一 度 言った はずだ 。
俺 は 復讐 者 だ 。
これ は 俺 に とって 単なる 試験 じゃ ない 。
中 忍 どうこう なんて の も 関係ない 。
俺 は 強い の か ? ただ その 答え が 欲しい 。
ここ で 強い ヤツ と 戦い たかった だけ だ 。
そして ソイツ ら は ここ に いる 。
いくら お前 でも 俺 の 道 を 奪う こと は 許さ ない 。
テ … テメエ 何 かっこ つけて ん だって ば よ !
この バカ が ! サクラ ちゃん が こんなに 心配 して くれて …。
ナルト !
俺 は お前 と も 戦い たい 。
よう 。
フッ … ようやく 来た か 。
カカシ 俺 を もっと 強く して くれ !
《 ほう … この サスケ の 必死 さ は 本気 みたい ね 》
ナルト は わずかな 間 に あそこ まで …。 グズグズ など して い られ ない 。
《 なるほど そういう こと 。
やっと ナルト の 潜在 的な 力 に 気 が つい たって ところ だ ね 》
俺 に は 目標 が ある 。 もっと 力 が 欲しい 。
いい だろう 。 サスケ チャクラ の 5 種類 の 性質 変化 の こと は 知っている ね ?
あぁ 。 うち は 一族 は →
火 の 性質 を 持つ 一族 で 火 遁 を 得意 と して いる 。
何 を 今さら そんな 話 を …。
優れた 忍 に は 2 種類 以上 の 性質 変化 を 持つ 者 も いる 。
俺 の 性質 変化 は 雷 。
サスケ 俺 は 常日頃 から →
お前 は 俺 と よく 似た タイプ の 忍 だ と 感じて いた 。
お前 の 性質 変化 の タイプ を 確認 して おき たい 。
お前 なら 俺 の 術 を 授ける こと が できる かも しれ ない 。
コピー 忍者 カカシ 唯一 の オリジナル 技 。
≪ 次の 試合 は どうした !? ≪ うち は は まだ か !?
しかし 何 やって んだ あの バカ ! まだ 来て ねえ の か !?
うわ っ !
♪~
いや ~ 遅れて すみません 。
( ゲンマ ) 名 は ?
うち は … サスケ 。
サスケ 君 。
ヘッ ! ずいぶん 遅かった じゃ ねえ の 。
俺 と や ん の ビビ って もう 来 ねえ と 思った のに よ 。
あんまり はしゃぐ んじゃ ねえ よ ウスラトンカチ 。
その はしゃぎ よう から して 1 回 戦 勝った の か ?
もちろん !
ま ぁ なんだ … こん だけ 派手に 登場 しちゃ って なんだ けど →
もし かして サスケ の ヤツ … 失格 に なっちゃ った ?
大丈夫です よ 。 サスケ の 試合 は 後回し に さ れ ました 。
失格 に は なって ませ ん 。
アハハハ … そりゃ あ よかった よかった 。
あんな ヤツ に 負け んじゃ ねえ ぜ 。
あぁ 。
(( 俺 は お前 と も 戦い たい ))
サスケ !
俺 も お前 と 戦い たい 。
あぁ 。
♪~
< きょう から 9 代 目 >
< ごはん の おとも が 大好きな 豆 助 >
豆 助 ! きょう の ごはん の おとも は →
これ と これ よ
< それ は 意外な 組み合わせ >
< すでに これ だけ で 何 杯 も いけて しまう イカ の 塩辛 >