NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 12 - 265 - 宿敵 と の 再会
ミフネ 隊長 ! 先ほど 本部 から 連絡 。
敵 は 我々 の 足元 地下 深く を 通り越して いる ようです 。
( ミフネ ) 現場 の 感知 部員 が 感知 でき ぬ と は 。
ただ の 人間 で は ないで ご ざる な 。
よし 縦 に 長く 陣形 を 展開 して いる 拙者 たち 第 五 部隊 の 中 で →
第 二 部隊 黄 ツチ に いちばん 近い いく つ か の 小 隊 を →
増 援 に 向かわ せる で ご ざる 。
急げ !
( サイ ) 次々 行く よ ! ザジ は 狼 煙 を ! ( ザジ ) オーケー !
( カカシ ) 赤い 狼 煙 奇襲 部隊 だ 行く ぞ !
( ガイ ) うん 。
( 白 ) 大丈夫です か ? 再 不 斬 さ ん 。
( 再 不 斬 ) 術 の 無駄 使い だった ようだ な 白 。
この 穢土 転生 死人 だけ に 死な ねえ ようだ 。
この 術 も 気 に くわ ねえ 。
よく 気づいた な 白 。
確かに あの 大 鳥 は つがい 2 組 で 飛び ます 。
エサ を 協力 して 捕る ため です 。
でも それ は 子供 を 育てる 冬 の 時期 だけ 。
そして 雲 に 紛れて の 狼 煙 。
間違い なく 攻撃 して きた 相手 は あそこ 。
僕 に 任せて ください 。
( オモイ ) 雪 ? 冷気 ?
秘術 魔 鏡 氷 晶 !
うわ っ !
うわ ぁ 。
いって ~。
おい あれ って …。
なんだ 子供 ばっ か じゃ ない 。
死な ない 体 か 相 撃ち で い いって こと か 。
こ こいつ ら 血 継 限界 の 忍ば っか だ 。
俺 は 違う が な 。
君 たち に 何の 恨み も あり ませ ん が →
僕たち の 意思 で は どう しよう も ない 。
来る !
カカシ さん ?
( サイ ) カカシ さん 助かり ました !
安心 する の は 早い かも しれ ない よ こい つら は 厄介な 忍 ばかり だ 。
戦う こと に なる の は わかって た が まさか お前 だ と は な カカシ 。
(( 雷 切 !))
あの 橋 の 上 で お前 ら に とど め を もらって →
俺 は 地獄 に 行く ば ず だった が 気 が つく と →
白 と 同じ 場所 に いた 。
ここ は どうやら 地獄 でも 天国 で も ない らしい 。
ここ は 現実 の 世界 。
お前たち は 穢土 転生 の 術 に かかって いる 。
穢土 転生 ? そうだ 。
暁 が お前たち を 蘇ら せた 死 の 世界 から な 。
なんだ 知り合い な の か ? カカシ 隊長 の 合図 を 待て 。
( サクラ ) 再 不 斬 … 白 …。
( 再 不 斬 ) ほ ぅ 大きく なった な カカシ の 部下 の く の 一 。
あの 小僧 は 元気に して る か ?
え ? うん …。
(( ナルト : あんた … 誰 ?
あの さ あの さ ! この 草 とれば いい の ?
( 白 ) うん 。 この 草 が 薬草 ?
すみません 手伝わ せちゃ って 。
姉ちゃん 朝 から 大変だ なぁ 。
君 こそ こんな ところ で 朝 から 何 を やって た んです ?
修業 !!
俺 って ば もっと 強く なり て えん だ !
う ~ ん でも 君 は 十分 強そうに 見え ます よ 。
ダメダメ ! 俺 って ば もっと もっと 強く なり て え の !
それ は 何の ため に ?
俺 の 里 で 一 番 の 忍者 に なる ため !
みんな に 俺 の 力 を 認め させて やんだ よ 。
それ に 今 は ある こと を ある やつ に 証明 する ため !
それ は 誰 か の ため です か ? それとも 自分 の ため に です か ?
ん ? フフ …。
何 が おかしい んだ って ば よ ?
君 に は 大切な 人 が い ます か ?
人 は 大切な 何 か を 守り たい と 思った とき に →
本当に 強く なれる もの な んです 。
それ は 俺 も よく わかって る って ば よ 。
君 は 強く なる 。 また どこ か で 会い ましょう 。
うん !))
( 再 不 斬 ) 俺 たち を 負かし や がった んだ 。
今ごろ は で かく なって んだろう 。
名前 も な 。 ( カカシ ) あぁ 。
あの 橋 は ナルト 大橋 って 名 が ついた し →
今 じゃ 里 の みんな に 英雄 奇跡 の 少年 なんて 呼ば れて る よ 。
お前たち の おかげ で ナルト は 己 の 忍 道 を 見つける こと が できた 。
そして それ を お前 ら の 墓 の 前 で 誓った んだ 。
あの とき から ブレ ない 立派な 忍 に 成長 した 。
なら 彼 は もっと 強く なる 。
( カブト ) 少し は 昔話 が できた かな ?
そろそろ 本気で いく よ 。
力 が みなぎって くる 。
ここ から が 本番 だ !
カカシ … 俺 たち を 止め …。
引け !
カカシ さん この 人 たち …。
あぁ 間違い ない 。
鬼 人 桃 地 再 不 斬 ! そして 氷 遁 の 白 !
(( カカシ 先生 !!
君 の 相手 は 僕 です !
白 !
悪い が 一瞬 で 終わら せて もらう ぞ 。
( 再 不 斬 ) 写 輪 眼 か 。
そんな もの は 俺 に は 効か ねえ !
忍法 霧 隠れ の 術 !
( 再 不 斬 ) もらった ぁ !
これ が 音 だけ で 相手 を 倒す サイレントキリング !
なぜ だ ? 霧 隠れ の 鬼 人 と 呼ば れた お前 が →
ただ の 傭兵 に なり下がる の は ? 再 不 斬 !
戯言 を 言う な !
忍 の 世界 に は 利用 する 人間 と →
利用 さ れる 人間 の どちら か しか ない !
しょせん 忍 は ただ の 道具 よ 。
俺 たち 忍者 に 理想 など 必要 ない !
弱い 忍者 は 僕たち の 世界 に 必要 と し ない んです 。
どうして お前 は あんな やつ の ため に !?
僕 は 大切な 人 を 守り たい …。
大切な 人 の 夢 を 叶え たい んです 。
ナルト 君 …。
君 に 必要 と さ れ ない 悲し み が わかり ます か ?
再 不 斬 さん は 僕 を 必要 と して くれて いる んです 。
僕 が 物心 ついた 頃 …。
僕 の 父 は 僕 を 殺そう と した んです …。
僕 の 国 で は 血 継 限界 を 持つ 人間 は →
忌み 嫌わ れて き ました 。
そして その とき 僕 は →
自分 の こと を こう 思った …。
自分 が この世 に まるで 必要 と さ れ ない 存在 だ と 。
《 俺 と 同じ …》
再 不 斬 さん は そんな 僕 を 拾って くれた 。
僕 を 好んで 必要 と して くれた 。
嬉しかった …。
僕 は 再 不 斬 さん の 武器 です …。
言いつけ を 守る ただ の 道具 と して お そば に 置いて ください 。
けど 納得 いか ねえ !
強い こと だけ が この世 に いて いい って いう 理由 な の か よ !))
くっ … 意識 が 遠のいて いく …。
クソ … が …。
頭 の 中 が … 熱い …。
くっ …。
鬼 の オーラ … こいつ が 鬼 人 再 不 斬 か !
その 上 氷 遁 の 子 !
構えろ ! 気 を 抜く な よ ガイ !
サイレントキリング で こいつ の 右 に 出る 者 は い ない 。
カカシ さん … お 願い し ます …。
もう 一 度 僕たち を … 止めて ください 。
僕 の 夢 は 再 不 斬 さん の 道具 と して …。
再 不 斬 さん を 守り抜き 死ぬ こと だった …。
こうして …。
再 不 斬 さん も この 術 に かけ られて いる と いう こと は →
あの とき 僕 が あなた から …。
再 不 斬 さん を 守りきれ なかった と いう こと …。
そして また … 再 不 斬 さん を 守る どころ か →
今 は … 再 不 斬 さん の 道具 に も なれ ない …。
いや … 君 は 再 不 斬 を 守った んだ 。
いや … 君 は 再 不 斬 を 守った んだ 。
彼 が 死んだ の は もっと 別の 理由 … そして 。
再 不 斬 は 君 の こと を 道具 だ なんて 思っちゃ い なかった 。
カ … カシ … よけいな こと を ベラベラ と …。
ナルト が … 再 不 斬 の 心 の 奥 を 浮き彫り に した の さ 。
(( けっ … 偉 そうな 口 利いて この ザマ か よ 。
弱 え くせ に よ !
白 ! て め え !
ぐ っ …。 迂闊 に 動く な !
ナルト 敵 の 数 を 考えろ !
だって … だって よ ぉ !
やめろ 小僧 。 やつ の 言う とおり だ 。
白 は 弱い から 死んだ …。
な に 言って ん だって ば よ ! あいつ は …。
あんた の ため に 死んだ んだ ぞ !
ガトー が 俺 を 利用 した ように …。
俺 も 白 を 利用 して いた だけ の こと だ …。
( 再 不 斬 ) 言った はずだ 。
忍 の 世界 に は 利用 する 人間 と →
利用 さ れる 人間 の どちら か しか ない 。
俺 たち 忍 は ただ の 道具 だ 。
俺 が ほしかった の は あいつ の 血 で →
あいつ 自身 じゃ ない 。
お前 って ば … 本気で そう 言って ん の か !
やめろ ナルト ! あいつ は …。
あいつ は お前 の こと が ほんとに 好きだった んだ ぞ !
君 に は 大切な 人 が い ます か ?
あんなに 大好きだった んだ ぞ !
人 は 大切な 何 か を 守り たい と 思った とき に →
本当に 強く なれる もの な んです 。
それなのに ほんとに 何とも 思わ ねえ の か よ !
ほんとに ほんとに お前 は 何とも 思わ ねえ の か よ !
その 人 の 夢 を 叶え たい 。 その ため なら →
僕 は 忍 に なりきる 。
お前 みたいに 強く なったら →
ほんとに そうな っち まう の か よ ?
あいつ は お前 の ため に 命 を 捨てた んだ ぞ !
自分 の 夢 見 れ ねえ で 道具 と して 死ぬ なんて …。
そんな の 辛 すぎる って ば よ …。
( 再 不 斬 ) 小僧 …。
それ 以上 何も 言う な 。
白 は お前 ら の ため に も 心 を 痛め ながら 戦って いた 。
俺 に は わかる 。 あいつ は 優し すぎた 。
最期 に お前 ら と やれて よかった 。
なあ 小僧 結局 は お前 の 言う とおり だった 。
忍 も 人間 だ 。 感情 の ない 道具 に は なれ ない の かも な …。
俺 の 負け だ 。
再 不 斬 …。
お前たち は 手 を 出す な !
これ は 俺 の 戦い だ !
う お ~ っ !!
雪 … こんな 時期 に 。
白 よ … 泣いて いる の か …。
ずっと そば に いたんだ 。
せめて 最期 も お前 の そば で …。
できる なら 死んで も お前 と 一緒に いて え な 俺 も …。
いら れる さ 再 不 斬 …。 2 人 一緒に ))
再 不 斬 と 白 か 意外 と しつこい ね 。 まだ 縛り きれ ない と は 。
ククク … 今に ただ の 殺りく 人形 に して あげる よ 。
君 ら は 僕 の 道具 だ 。
カ … カシ 。 容赦 する な 。
俺 を どんな 手 を 使って も 止めろ 。
俺 は もう 死んだ 。
人間 と して 死んだ んだ 。
あぁ … わかって る よ 。
再 不 斬 さ ん ありがとう …。
くる ぞ ! カカシ 隊長 あの 岩 隠れ の 男 です が →
血 継 限界 爆遁 の 使い 手 。
デイダラ と 同じ 元 爆破 部隊 の ガリ !
そして あの 人 は 砂 隠れ 血 継 限界 灼遁 の 使い 手 パクラ です 。
気 を つけて ください 。
血 継 限界 ばかり か …。
忍法 霧 隠れ の 術 。
感知 忍者 を 中心 に 戦闘 隊 を 組め !
他 は 12 3 6 9 時 の 方向 を カバー し つつ →
卍 の 陣 を 基本 と しろ !
再 不 斬 は 音 だけ で ターゲット の 位置 を つかむ !
( ガイ ) 霧 が 濃く なって いく …。 視界 が 悪 すぎる 。
( リー ) サクラ さん 怖がら なくて も 大丈夫です 。
僕 が 死んで も 守りぬき ます から !
前回 は この 陣 の 死角 である 中央 から 攻撃 して きた の 。
背中 に も 気 を つけて 。 任せて ください !
え …? あ はい !
霧 の 次 は … 冷気 。
ぐ わ っ ! ぐ わ っ !
始まった !
やはり 前回 まで と は 違う 。
ここ まで 強く 縛り きれる と は … さすが 大 蛇 丸 様 の チャクラ だ …。
僕 用 の コントロール 札 を 上書き できる と は ね …。
しかし 敵 を 精神 的に 追い込む つもりで →
感情 を わざと 残した が …。
それ だ と やはり 縛り が 弱い 分 →
心 の 変化 で 魂 が 昇天 して しまった 。
今度 は 感情 を 殺して 縛り きる 。
今 の ところ それ が できる コマ の 数 は わから ない が …。
まあ データ を この 戦争 で 取って いく か …。
《 残り の コマ は 今 まで どおり 命令 を 守る 縛り くらい で →
あと は 勝手に さ せて おこう 。
感情 を 残して おいた ほう が →
有利に なる や つら も いる だろう しね …》
ミイラ 化 して る … この 術 は …。
くる ぞ !
灼遁 過 蒸 殺 !
体 の 中 が …。
爆遁 地雷 拳 !
そんな … タジキ が 爆発 した …。
う お ~ っ ! この 野郎 が !
(2 人 ) 木 ノ 葉 つ むじ 旋風 !
ガイ さん !
戦場 で は 仲間 が 死ぬ 。 それ は 最低で も 覚悟 して 来い !
とり乱す と 余計 仲間 が 死ぬ こと に なる !
仲間 の 死 を 次に 活かせ ! わかった か 新人 !
は はい !
頑張って 大丈夫 よ 。
敵 の 連係 と 手の内 が わかって きた 。
今度 は こっち から だ !
ククク … 相手 の ペース を 作ら せる ほど 僕 は 甘く ない よ 。
(2 人 ) 口 寄せ の 術 !
♪~
まさか ここ まで …。
こ これ は …。
( カカシ ) 霧 隠れ 忍 刀 七 人 衆 の 前任 者 たち だ !
( 開演 ブザー )
皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。
( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。
( 松丸 ) 今回 は ご覧 の 豪華 歌手 10 組 の 皆さん に よる →