NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 12 - 271 - 映画 公開 記念 !「 ROADTOSAKURA 」
( い の ) ん もう …。
任務 なし の オフ だって いう のに →
お 使い を 頼ま れる なんて …。
なに … 雷 ?
ウソ … サクラ !?
( サクラ ) うわ ぁ ~!!
サクラ !! ねえ 大丈夫な の !?
サクラ !!
待って なさい ! すぐ 助け に 行く から !
( 綱 手 ) 見た 感じ たいした 怪我 で は な さ そうだ 。
骨 も 異常 なし 。 内臓 も 大丈夫 。
落ちた 高 さ を 考えれば →
わが 弟子 ながら 恐ろしく 頑丈 と いえる だろう …。
だが …。
おい … 私 が わかる か ?
え ~ っと …。
( シズネ ) 体 は ともかく 頭 です ね …。
綱 手 様 これ って …。
いわゆる 記憶 喪失 って やつ だろう な 。
やっぱり …。
でも まあ 一時的な もの です よ ね 。
なんとも 言いかねる 。 いろいろな 患者 を 診て きた が →
あまり お目にかかる 症状 じゃ ない から な 。
じゃあ 最悪 この まん まって こと も …?
フッ … 大丈夫 。 まだ 16 歳 だ 。
これ から の 人生 の ほう が →
はるかに 長 …。 ( 咳払い )
まあ こっち も 文献 を 当たって みよう 。
あと は しばらく 様子 を みて …。
ん ? 何 か 思い出した の か ?
これ 最初 から こんなんでした っけ ?
どうも 不自然 と いう か …。
最近 に なって 盛った なんて こと は …?
こ … これ は … 天から の 授かり もの だ ~!
( サクラ ) あ ~! 痛い …。
綱 手 様 頭 ! 頭 殴っちゃ 駄目です って !
この ショック で 治る こと も ある 。
サクラ は 今 普通じゃ ない んです 。 もっと 寛容に …。
ねえ サクラ 。 大丈夫 ?
貧 乳 …?
( シズネ ) 標準 サイズ だ こら ~!
( 綱 手 ) こら ! 頭 は よせ !
( い の ) シズネ 先輩 寛容 に ! 寛容に ~!
ほんと あんた って ば 命知らずに も 程 が ある わ よ 。
おかげ で こっち まで とばっちり じゃ ない 。
ねえ ほんとに 何も 覚えて ない の ?
う ~ ん … 何となく 見覚え は ある と いう か …。
住んで いた 里 だって こと は わかる ような …。
でも それ 以上 は モヤ が かかった 感じ で …。
家 まで 送って あげる から 。
しばらく おとなしく して る の ね 。
って おばさん たち 留守 だし ~!
まいった なぁ … こんな 状態 の サクラ を →
放り出す わけに も いか ない じゃ ない …。
ねえ いの 。 ほんとに ここ が 私 の 家 …?
そう よ 。 生まれて から 今 まで →
ず ~ っと あんた が 育った 家 。
生まれて から …?
よし 。 とりあえず あいつ を 巻き込む か 。
( ドア を 叩く 音 )
って こっち も い ない し !
仲間 が ピンチ だって の に ほんと 使え ない 。
いの ここ って …。
あんた と 同じ 班 の やつ の 家 よ 。
ずっと 一緒の 班 だ から →
なんか 思い出す きっかけ に なる か と 思った んだ けど …。
それ って どんな 人 ? そう ね …。
金髪 で アホ 顔 で オレンジ の 服 で →
忘れ っぽくて バカで おっちょこちょいで →
ラーメン が 好きで …。 ラーメン !?
なんか 思い出した ?
もし かして その 人 の 名前 って →
チャーシュー ? ワカメ ? コーン ?
違う な えっ と …。
あっ 煮 卵 !
微妙に はずす わ ね …。 って か ナルト だ けど 。
ごめん 。
なんか 思い出せ そうな 気 が した んだ けど 。
まあ そう うまく は いか ない か 。
あと あんた と つきあい 長い の は …。
サスケ 君 か な 。 サスケ 君 ?
今 は 諸 事情 で 里 に い ない んだ けど →
いつも クール で びしっと 黒 髪 の イケメン で →
おまけに …。 チャラ 男 。
え ?
あれ ? なんだろう 。 今 ものすごく そんな イメージ が →
パーッ と 浮かんで あれ ?
《 サスケ 君 に まで この 反応 じゃあ 相当 重症 だ わ 》
サクラ あんた の こと は 私 が 絶対 に 治して あげる から !
( シカマル ) マジ かよ 記憶 喪失 の やつ なんか 初めて 見た ぜ 。
( シノ ) 俺 の こと も 忘れた の か ? ( キバ ) 愚問 だ な 。
むしろ 真っ先 に 忘れる だ ろ 。
( リー ) ひどい 話 です 。
僕たち の 甘 酸っぱくて ほろ苦い 青春 の 日々 が →
すべて 消え去って しまった と は !
残酷 すぎ ます !
( サクラ ) 私 たち そんな 日々 を ? ( テンテン ) 気 に し ないで 。
ちょっと あいつ あれ な と ころ が ある から 。
で ? どう な んだ よ 。 治り そうな の か ?
綱 手 様 も 調べて みる って 言って た けど →
最悪 このまま の 可能 性 も …。
( ヒナタ ) そ そんな の 駄目だ よ 。
そう よ ね こんな とき こそ →
仲間 の 私 たち が 助け ない と !
ねぇ なんでも いい から 覚えて る こと は ない ?
私 たち できる 限り 協力 する から !
みんな の こと は 覚えて る ような …。
でも 肝心な ところ が 違う ような …。
どういう 意味 ?
それ が いろいろ 混乱 も して る みたいで 。
サクラ さん かわいそうに …。
じゃあ こう しま しょ 。
みんな で サクラ の 記憶 に 合わせて みる って いう の は ?
( キバ ) と まあ … 一応 賛成 は した けど よ …。
木 ノ 葉 きって の 犬 派 の 俺 が →
仲間 の ため と は いえ 猫 派 の 軍 門 に 下る と は …。
( 赤 丸 ) クーン …。
あ ~ っ !!
まさか これほど の 精神 的 攻撃 を 受ける と は …。
( ヒナタ ) しっかり して シノ 君 。 みんな 同じだ よ 。
でも サクラ さん の ため だ もん 。
( ネジ ) ヒナタ 様 お 気の毒に …。
それにしても なんで 俺 たち は みんな から こんなに 離れて →
おまけに ガチガチ に 拘束 さ れて いる んだ !
わかり ませ ん 。 なんでも 僕たち →
特に ネジ が そば に いる と サクラ さん は 悪寒 が する そうで 。
俺 が 何 を した ! まったく 心外 極 まる 。
ごめん ね ネジ 。 これ も 要望 だ から 。
無念 …。
( サクラ ) う ~ ん この 2 人 は どんなだった かな …。
おい いの 。 本当に こんな の が →
記憶 を 戻す 手助け に な ん の か ?
( チョウジ ) みんな 変な こと に なって る ような 。
でも これ で 記憶 が 戻れば 儲け もの な んだ し →
おとなしく つきあい なさい 。
うん ! チョウジ は これ つけて 。
これ って どういう 意味 ?
それ と シカマル ! 悪い けど →
ここ から は バカ っぽい 感じ で いて くれる ?
は ぁ ? 俺 が なんで ?
できれば 笑顔 で 。
ほら シカマル !
わ ~ い や っほ ~。
おかしい なぁ 。
なんか こう もう 少し で →
モヤ が 晴れ そうな 気 が した んだ けど 。
努力 は した んだ し しようがない って 。
でも なんか いろいろ 気持 悪い の よ ね 。
なんで 私 いきなり あんな 所 に 現れた んだろう ?
それ に ね 里 の こと も みんな の こと も →
ぼんやり だ けど 覚えて る のに →
この 家 の こと だけ は まったく 覚えて ない の 。
まるで 初めて 来た 場所 みたいに …。
どうした の ? ( メブキ ) あら いの ちゃん !
よかった ! おじさん おばさん どこ 行って た んです か ?
( メブキ ) 今日 橋 の 向こう の 商店 街 が 特売 日 で →
ついつい 買い 過ぎちゃ って 。
( キザシ ) でも って これ が 戦 利 品 。
重たかった し 遠かった けど →
千里 の 道 も 一 歩 から 。 なん つ って なん つ って !
いや それ より 大変な こと が …。
なんだ ? 戦闘 で も 起こった か ?
そんな もの 銭湯 に 行って 忘れて しまえ !!
ハハハハ ! いいかげん しつこい わ よ !
ほら いの ちゃん が ドン 引き して る じゃ ない 。
相変わらず 強烈 ね 。 あんた の 両親 。
でも ま ぁ 親 が 戻って くれば 私 も 安心 して …。
なんで ? え ?
サクラ ?
って ええ ~? どうして 泣く の よ ?
わから ない 。 なんか 2 人 を 見たら …。
ごめん ! って ねえ !
どこ 行く の よ !
あの 子 たち どう しちゃ った の かしら ?
まさか 俺 の ダジャレ が 感動 的 すぎて …。
そう か そう か 。 あぁ …。
ん ?
もう 待ち なさい よ !
サクラ ! サクラ って ば !
ハァ … ハァ … ハァ …。
あんた さ 泣く の も わかん ない けど →
いったい なんで 逃げる の ?
ねぇ 聞いて る ? わから ない 。
ただ 胸 が 痛くて 苦しくて …。
ほんと どう しちゃ った んだろう ?
でも このまま って わけ に は いか ない でしょ 。
帰ろう 。
なんなら あんた が 落ち着く まで 一緒に いて も いい し 。
いの …。
ない ! え ? 私 の ペンダント !
ペンダント ?
そう いえば あんた 今日 は 見慣れ ない アクセ 付けて たわ よ ね 。
そんな … ずっと 離した こと なんか ない んだ から !
絶対 に なく しちゃ いけない のに !
サクラ ? おお !
いた いた !
おじさん おばさん !
もう 嫌に なっちゃ う 。
こんな とこ まで 全力 で か っ 飛ばす んだ から 。
サクラ 何 か 探して ん の か ?
落とし物 なお 年頃 …。
なん ちって な ! ヘヘヘヘ !
あら あんた が お 父さん に 突っ込ま ない なんて 珍しい わ ね 。
それ が 大事な もの だった みたいで 。
なるほど な ~。
なぁ お前 の 落とした もの って これ か ?
あっ !
さっき 家 の 前 で 落として いった んだろう 。
でも 驚いた ぞ ~。
俺 の やつ と まったく 同じな んだ から な ~。
えっ !?
♪~
(( 報告 し ます 。 第 三 防衛 ライン は もう …。
そう か …。
♪~
サクラ ちゃん !
わ ぁ ~! いつも すみません 。 いい の よ ~。
あんた の 両親 に は ね …))
♪~
ほら 。
同じ もの を 買う なんて や っぱ 親子 な の ね ~。
今度 は 落とさ ない ように 気 を つけろ よ 。
そう だった んだ …。
こら サクラ わざわざ 追っかけて きた んだ から →
何 か 言う こと ある んじゃ ない の ?
あの ね おじさん おばさん 今 サクラ は …。
う ぉ ~ っ ! ちょっと なに ~!?
ありがとう …。
もう 泣く ほど の こと じゃ ない でしょ 。
サクラ が 錯乱 ?
だって … なんだか 嬉しくて …。
2 人 と も 大好き !
( メブキ ) ご飯 まで に は 帰り なさい よ !
なんか よく わかん ない んだ けど →
とにかく 思い出し たって こと で いい の よ ね ?
うん やっと 全部 …。
じゃあ 教えて 。
なんで あんな 所 から 落ちて きた の ?
あの 日 →
私 は 火影 様 から 伝令 の 任務 を 受けて いて …。
(( よし この先 ね 。
ん っ ?
えっ !? うわ っ ! うわ ~ っ !))
私 に も わから ない 。
ただ 強い 力 に 引き込ま れて 気 が ついたら ここ に いた の 。
私 は たぶん あなた の 知って る サクラ じゃ ない 。
この 世界 の 人間 じゃ ない の 。
この 世界 ねえ …。
や っぱ 記憶 は あれ な まま な の ね …。
いの ! 心配 し ないで 。
ちゃんと 気長に つきあって あげる 。
文献 も 読んで 勉強 する し !
えっ ?
えっ サクラ あんた …。
いの …。
ありがとう 。 こっち でも 友達 で いて くれて 。
は ? あんた な に 言って …。
ちょっと !
は ! 消えちゃ った …。
なに これ 口 寄せ ?
でも 術 式 も 何も ない んだ けど 。
(( 私 は たぶん あなた の 知って る サクラ じゃ ない ))
まさか そんな …。
あれ が ほんとだ と したら →
私 の 知って る サクラ は …。
どこ に 行っちゃ った の よ ~!
( 開演 ブザー )
皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
では 最後 まで ご ゆっくり お 楽しみ ください 。
( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。