NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 12 - 248 - 四 代 目 の 死闘!!
( 産声 )
(( ミナト : 産まれた 。
俺 も 今日 から 父親 だ 。
( ビワコ ) 元気な 男の子 じゃ え 。
ナルト 。 触れる で ない 。
母親 へ の 顔 見せ が 先 じゃ ろう が 。 あ ~。
( クシナ ) ナルト やっと 会えた 。
じゃあ あと で ゆっくり と な 。
お ~ よし よし 。
クシナ 体 は 大丈夫 ? うん 。
ありがとう 。
ミナト 。
よし 出産 した ばかりで 大変だ けど →
九 尾 を 完全に 押さえ 込む よ 。
( ビワコ / タジ ) うわ っ ! な っ !
ビワコ 様 タジ !
( マダラ ) 四 代 目 火影 ミナト 。
人 柱 力 から 離れろ 。
でなければ この 子 の 寿命 は 1 分 で 終わる 。
《 この 結 界 を どう やって すり抜けた ?
コイツ いったい …》
うわ ~ っ !
クシナ !
《 まだ 九 尾 の 封印 が 》
さっさと 人 柱 力 から 離れろ 。
ガキ が どう なって も いい の か 。
待て 落ち着く んだ 。
それ は お前 だ ミナト 。 俺 は 最高に 冷静だ 。
ナルト !
さすが 黄色い 閃光 。
だが 次 は どう かな ?
ミナト ナルト !
よかった 。 ナルト に ケガ は ない 。
クッ …。
《 無理やり 飛 雷神 の 術 を 使わ さ れた 。
狙い は クシナ 。
引き離さ れた か 》
急が ない と 。
何の つもり な の 。
お前 から 九 尾 を 引き出し 木 ノ 葉 を 潰す 。
なんだ と ?
術 式 マーキング の ある 空間 から 空間 へ 瞬間 移動 する →
ミナト の 瞬 身 の 術 。
その マーキング が お前 の 封印 式 に 描き 足さ れて いる ようだ 。
常に ミナト が お前 を 守る 。
だが 今 ミナト を 遠ざけた 。
しかも 出産 で 九 尾 の 封印 は 弱まって いる 。
この わずかな 隙 を どれほど 待った こと か 。
ここ なら 安全だ よ 。
ナルト … 少し の 間 待って て くれ 。
今 すぐ 母さん を 助け に いか ない と 。
( 九 尾 ) お前 は …。
♪~
さあ 出て こい … 九 尾 !
♪~
よし このまま 木 ノ 葉 隠れ の 里 に 向かう 。
う っ … 待て …。
すごい な うずまき 一族 と は 。
尾 獣 を 抜か れて も すぐに は 死な ない か 。
( うなり 声 )
九 尾 の 人 柱 力 だった お前 だ 。
( うなり 声 )
コイツ で … 殺して やる 。
閃光 と 呼ば れる だけ は ある 。
だが 遅かった な 。
ミナト …。
ナルト … ナルト は 無事な の ?
ああ 無事だ よ 。 今 は 安全な ところ に いる よ 。
よかった …。
ミナト …。
あの 男 と 九 尾 を … 今 すぐ 止めて 。
木 ノ 葉 へ … 向かう 気 よ …。
また 飛んだ か 。 フッ … まあ いい 。
俺 たち は これ から 木 ノ 葉 に 向かう 。
どうして …。
( ミナト ) いい から 。 ナルト の そば に 。
ナルト …。
ミナト … ありがとう 。 いって らっしゃい …。
すぐに 戻って くる よ ))
(( あ また 流れ星 。
今度 は ちゃんと 願い ごと が できた かな ?
あ 忘れた 。
アンタ これ から 出かける って どういう こと ?
それ は お前 男 の つきあい って もん で 。
たまに は いい じゃ ねえ か 。
たまに って ここん とこ 毎日 じゃ ない 。
早 めに 切り上げて 帰って くる から 。
毎度 あり 。
おお また 来る よ 。
ほら しっかり 歩け って 。
( カカシ ) う ~ ん 今日 も ジャンケン で いい んじゃ ない ?
( ガイ ) また それ か ? もっと 熱い 勝負 は ない の か ?
それ でも 俺 の ライバル か ?
明日 も 早い んだ し 今日 は なし と いう こと で 。
任務 を 言い訳 に する な 。 この 熱く 燃え盛る →
溢れ ん ばかりの パワー を 持て余して る 今 こそ →
日々 の 鍛錬 に 精進 する 。
その 地道な 努力 の 積み重ね こそ が 未来 の 任務 の 成功 に 繋がる 。
人 の 話 を 聞か ん かい !
それ より ガイ 何 か 変な 感じ し ない か ?
さっき から 空気 が 冷たい ような 。
そうした の は お前 の 態度 だ 。 青春 は 今 しか ない !
( イタチ ) 何 だ ? この 感じ 。
( サスケ の 泣き声 )
よし よし 。
《 や な 感じ だ こんな とき に かぎって →
父さん と 母さん が 出かけて る なんて 》
泣く な サスケ 。 何 が あって も →
お 兄ちゃん が 絶対 守って あげる から な 。
( ヒルゼン ) まさか のう …。
口 寄せ の 術 。
うわ あ !
何 だ ? 何 が あった ?
あれ は …。
ま まさか !
九 尾 !
うわ ~!
やれ 九 尾 。
うわ ~!
三 代 目 火影 様 !
九 尾 が 九 尾 が 里 に 出現 し ました !
わかって おる 。 あれ は ワシ が 抑える 。
お前たち は 非 戦闘 員 の 保護 に まわる のじゃ 。
は !
《 クシナ の 封印 が 解けた の か 。
あれほど ガード を かけて おいた の に 失敗 じゃ った か !
ビワコ 》
おのれ 九 尾 ! 今 こそ 燃え 滾 る パワー を 解き放つ 時 !
早まる な ガイ 。 かかって こい !
俺 が 相手 だ ! 待て !
え ? お前たち は 今 すぐ →
詰め所 に 集まれ 。 なぜ です ?
先代 様 から の 命令 だ 。
ヒルゼン 様 が ?
そういう こと だ 。 いく ぞ ガイ 。
( チョウザ ) う お ~!
今 の うち に !
( シカク ) 非 戦闘 員 は 早く 避難 しろ 。
準備 は いい か ? おう 。
こっち だ 九 尾 !
こっち だ 九 尾 !
どこ 見て や がる !
こっち だ … うわ ~!
うわ ~!
ひるむ な 九 尾 を 倒せ ず と も →
住民 たち の 避難 の ため に ここ に できる だけ 足止め … は !
勝手な 行動 は 慎め !
ヒルゼン 様 の 元 へ 集合 しろ !
命令 を 徹底 する のじゃ 。
《 火影 の 名 に おいて 里 の 家族 を 守る 。
それ が 今 俺 が やる べき こと 。
これ 以上 の 好き勝手 は 許さ ない 》
俺 に 気づいた か 。
ここ は やら せ ない !
《 これ だけ の 規模 だ と →
飛ばす ところ も 慎重に 選ば なきゃ な 》
九 尾 の 攻撃 を 飛ばした あの 術 時空 間 結 界 じゃ な 。
ミナト か 。
よし ワシ ら も 行く ぞ ! は !
《 三 代 目 様 に すぐに でも 今 まで の こと を 伝え なくて は 》
お前 の 相手 は 俺 だ 。
そして 終わった 。
飛んだ か 速い な 。
次 は もっと 速く 取り込んで やる 。
触れた 瞬間 に な 。
《 こっち の 攻撃 が すり抜けた 。
しかし 実体 化 し すぐに 俺 を 引きずり込もう と …。
何 だ ? あの 術 は 》
フッ 逃がし は し ない 。
《 コイツ も 時空 間 忍術 を 使う の か ?
クシナ を 連れて すぐに 移動 できた の は →
この 能力 か 。
三 代 目 直轄 の 暗部 を やり過ごし →
最高 機密 の 結 界 を 潜り抜け →
出産 時 に 九 尾 の 封印 が 弱まる こと を 知っていた 。
更に は 九 尾 の 封印 を 解き 手なずけ →
そして 木 ノ 葉 の 結 界 に 引っかかる こと なく →
出入り できる 忍 。
俺 の 知る かぎり で は 1 人 しか い ない 》
うち は マダラ な の か ?
いや そんな はず は ない 。
彼 は 死んだ 。
さ ぁ どう だろう な 。
この際 あなた が 何者 な の か は いい 。
だが なぜ 木 ノ 葉 を 狙う ?
言う なら 気まぐれであり 計画 で も あり →
戦争 の ため でも あり 平和 の ため で も ある 。
《 どちら に しろ ただ 者 じゃ ない 。
九 尾 の コントロール 能力 と 二 代 目 や 俺 以上 の 時 空間 忍術 。
そして 危険な 思想 を 併せ持つ 。
ここ で ケリ を つけて おか ない と →
この先 九 尾 以上 に やっかいな こと に なる 。
もし 俺 が 里 へ 飛べば →
コイツ も ついて 来て 戦場 が 余計 混乱 する 。
マダラ が そう だった ように →
九 尾 を 口 寄せ して おける 時間 は そう 長く は ない はず 。
里 の こと は 三 代 目 を 信じる しか ない 。
俺 は コイツ を ここ で 仕留め なければ 》
九 尾 を 解放 した 今 すでに お前 ら に 希望 は ない !
《 ヤツ の 肉体 こちら の 物理 攻撃 は 効か ず →
ヤツ の 攻撃 時 は 実体 化 する 。
つまり 相 打ち の タイミング しか 狙え ない と いう こと 。
しかし ヤツ に とって は 攻撃 する とき が リスク に なる 。
そして 九 尾 の 口 寄せ 時間 を 考える と →
ヤツ も 長 時間 の 戦闘 は 望んで い ない 。
どっち の 攻撃 が 相手 より 一瞬 速い か で 決まる !》
俺 の 勝ち 。
♪~
《 しまった ! さっき の クナイ へ 飛んだ の か !》
飛 雷神 二 の 段 だ よ 。
♪~
やられた よ 神出鬼没 と は まさに この こと 油断 も 隙 も …。
《 飛 雷神 の 術 !
そう か 俺 の 体 の どこ か に マーキング を !》
契約 封印 ! 俺 から 九 尾 を 引き離す 気 か !?
これ で 九 尾 は お前 の もの で なく なった ))
♪~