NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 13 - 280 - 芸術 家 の 美学
また だ ! 各地 の 連絡 班 から 次々 に →
仲間 が 闇討ち さ れて る と いう 情報 が 入って きて いる !
現場 は 大 混乱 だ 。 敵 が 見え ない !
( シカク ) どういう こと だ ? 夜襲 の 動き は なかった はずだ 。
それ に 防御 を 張り 感知 タイプ を 置いて い ながら →
なんで 敵 が 見つけ られ ない !?
毒 か 何 か か ?
死体 の 状態 は !?
皆 外傷 が ある そうだ 。 物理 的な もの だ 。
幻 術 で 連合 の 忍 を 操って いる 以外 に ない な …。
イタチ か !?
待て ! 医療 部隊 から 連絡 だ 。
敵 の 正体 は →
白い ゼツ が 連合 の 忍 に 変化 して いる もよう !
チャクラ まで 真似る 術 を 使う ようだ !
どおり で …。
どうやら 昼間 の 戦い で →
そい つ に チャクラ を 吸い取ら れた 忍 は そっくりに 変化 さ れて しまう 。
どう する !? 木 ノ 葉 の シカク !
こっち は 敵 味方 の 見分け が つか ない うえ →
夜明け の 開戦 準備 も でき ない ぞ !
すぐに 敵 を 見つける 対策 を し なければ →
時間 と ともに 死者 は どんどん 増え 続ける ぞ !
しまい に ゃ 仲間 どうし で 殺 り 合う ように なる !
( マブイ ) これ が 白 ゼツ の 能力 だった のです ね 。
昼間 の 戦い は この 夜 の ため の 準備 って こと です ね 。
これ が 敵 の 狙い だった 。
( オキスケ ) 敵 の 動き は あり ませ ん 。
( ミフネ ) うむ … だが 油断 は する な 。
はい 見張り は 密に 立てて い ます 。
止まれ ! 何者 か !? ( 黒 ツチ ) 味方 だ 。
第 二 部隊 岩 隠れ 黒 ツチ 捕虜 と の 交渉 役 で 来た 。
交代 しよう 。
おう 助かる 。
アンタ も 少し 休め 。 俺 たち が 見張って いる 。
( カンクロウ ) そうだ な 。
♪~
(( デイダラ : 究極 芸術 を そう 何度 も 世に 出す の は →
だせ え と 思って た が しかた が ねえ ! うん !
う う っ 雷 遁 !?))
《 雷 遁 に 弱い って の は 気 を つけて たって のに よう 》
( ゼツ ) デイダラ 。
気 安く オイラ の 名 を 呼ぶ んじゃ ねえ !
僕 だ よ ゼツ だ 。
ゼツ お前 か 。
キミ は おもしろかった から さ 昔 の よしみ で 助けて やる よ 。
あり が て え 早く … 早く 。
ちょっと 待って よ 。
( 黒 ツチ ) へえ あれ か ? あの 中 ?
なんだ ?
デイダラ 兄 生きて る か ?
死んで んだ よ その 声 黒 ツチ か ?
昔 の よしみ で 助け に きた の か ?
昔 の よしみ で アタイ が 派遣 さ れた んだろう けど →
話 は 逆だ 。 助けて もらい たくて 来た 。
ハッ なんだ そりゃ ? 岩 の 尋問 か …。
薬 師 カブト は どこ だ ?
( デイダラ ) 知る か 知って たって 言わ ねえ な 。
なあ 兄 カブト に 無理やり 生き返ら さ れて →
便利に 使わ れて る んだ ぜ 。
死んだ んだ から さ 昔 の こと は 忘れて →
少し くらい アタイ ら に 協力 しろ よ 。
カブト は オイラ に →
更 なる 超 究極 芸術 へ の チャンス を くれた んだ 。
じゃあ うち は サスケ は どこ ?
サスケ だ と ? アイツ も 穢土 転生 さ れ たって の か ?
サスケ 死んで ねえ し !
バカ 言う んじゃ ねえ ! アイツ は オイラ の 究極 芸術 で 死んで んだ 。
だって アタイ 見た ぜ 。
兄 が 死んだ 後 も サスケ が ピンピン して →
雷 影 たち と 戦って た ところ 。
(( すげ え …))
アイツ は 今 暁 の メンバー で 忍者 連合 の 大敵 だ 。
アイツ が 暁 だ と ?
なあ ? ま まあ ね 。
なんだ そりゃ サスケ が 生きて る 。
しかも 暁 ふざけ ん な !
(( 死んで オイラ は 芸術 に なる !
今 まで に ない 爆発 は →
この 地 に 今 まで に ない 傷跡 を 残し →
そして オイラ の 芸術 は →
今 まで に ない 称賛 を 受ける だろう 。
さあ 怯えろ 。 驚嘆 しろ 絶望 しろ !
泣き わめけ ! オイラ の 芸術 は …。
喝 !
爆発 だ !))
あれ で 死な ねえ わけ が ねえ 。
( 黒 ツチ ) だ から 生きて る って 。
オイラ の 究極 芸術 だ ぞ ?
( 黒 ツチ ) 芸術 って いって も 誰 も 気 に して ねえ し !
サスケ の 野郎 なん な んだ よ アイツ は ?
驚嘆 し なかった の か 怯え なかった の か ?
絶望 し なかった の か ?
なんだ これ は と 叫ば なかった の か ?
(( サスケ : 土 遁 は 雷 遁 に 弱い 。
アンタ の 爆弾 は 雷 遁 を くらえば 起爆 し なく なる 。
それ が 弱点 なんだ ろ ?))
ふざけ んじゃ ねえ ! サスケ !
いつまでも 雷 遁 に やられて る オイラ じゃ ねえ ぞ !
グッ !
ミフネ 隊長 本部 より 急 電 !
連合 内 に 敵 が 紛れ込み 暗殺 を 繰り広げて いる もよう 。
各 部隊 に 混乱 が 広がって い ます 。
この 部隊 の 安否 を 問わ れて い ます が ?
今 の ところ 異常 は ない 。
はっ ! そう 返信 し ます 。
ミフネ 様 ! 先刻 の 岩 のく ノ 一 は ?
敵 と は 思え なんだ が 。
兄 ? おい 聞いて ん の か 兄 !
返事 しろ ! あ ~ もう ! 埒 あか ねえ !
開けろ これ 。 直 に 話す 。
開け ます か ?
おい 。
はっ !
山 。 は ?
山 ! … の あなた の 空 遠く ?
うわ っ ! え ?
川 だ 。 侍 は …。
( ゼツ ) 単純 すぎ だ よ 。 貴 様 ら !
ゼツ って ヤツ だ ! なに !?
気 を つけろ ! ソイツ は チャクラ を 吸い取る !
♪~
芸術 は 爆発 だ !
デイダラ …。
なぜ だ ? 雷 遁 で 爆遁 は 封じて いた はずじゃ ん 。
フンッ !
あれ で 雷 遁 を 逃がした の か ?
なんで あんな もの が 傀儡 の 中 に ?
僕 の おかげ だ ね 。
ゼツ 。 なに ?
逃げる ぞ ! え ? 待って !
逃がす かよ ! った く !
死んで から も 迷惑 かけ や がる ぜ !
捕虜 の デイダラ が 逃走 した ! ゼツ と いう 仲間 も 一緒だ 。 捕らえろ 。
オキスケ ! それ がし の 不覚 。
この 責任 は 必ずや !
今 は 悔やむ とき で は ない 追え ! はっ !
なんで 逃げる の さ ? やっつけちゃ おう よ 。
オイラ の 起爆 粘土 が もう ねえ んだ 。 ど っか で 補充 し ねえ と 。
あっ ! 来た !
♪~
邪魔だ !
前 から も !
チクショウ !
お前 相変わらず 弱い な 。
あれ は 時間 稼ぎ の 戦い 方 さ 。
《 カブト : 封印 を 抜け出した ようだ ね 》
カブト か ?
( カブト ) さすが だ ね 。 回収 する よ 。
《 待て ! オイラ の 究極 芸術 が 全 否定 さ れた んだ 。
このまま じゃ 死ね ねえ ! 死んで る けど 。 うん 》
そこ で 戦う と いう の かい ?
《 オイラ は 超 究極 芸術 を 完成 さ せる 》
芸術 家 の 考え は わから ない な 。
だけど インテリ は 芸術 家 を 庇護 する もの さ 。
アイツ は …。
( 中 吉 ) 逃げろ 。 食い止める 。
任せる ぞ 中 吉 !
霜 隠れ の 術 。
何 だ こりゃ ?
どこ に 隠れた ?
であ ~ っ !
多い な 。
消えた ! おのれ !
感知 し ました 。 ミフネ 隊長 向こう です !
行く ぞ !
どこ まで 逃げる の ?
粘土 だ うん 。
土 の 中 に 粘土 の ある 場所 を 見つける 。
そん なら 僕 に 任せて よ 。
好きに 戦えば いい デイダラ 。
キミ に は 自由 が 似合う 。
それ に 僕 は 忙しく なる 。
デイダラ 兄 が 起爆 粘土 を 手 に 入れる 前 に 捕まえ ない と →
やっかいな こと に なる ぞ 。
前 は 雲 の オモイ が 雷 遁 で 爆発 を 抑えて くれた が →
アイツ は 今 別の 部隊 だ 。
この 隊 に 雷 遁使 い は ?
第 5 部隊 は 2 つ に 分かれた 。
この 隊 の 主戦 力 は 侍 で →
忍 は 感知 封印 情報 と いった 支援 班 しか おら ぬ 。
ミフネ 隊長 雷 遁 なら 私 が 使え ます 。
よし 。
来た よ デイダラ 追っ手 だ !
なに !? 起爆 粘土 は まだ これ っぽ っち な んだ ぞ 。
散 !
雷 遁 !
何 だ ? 兄 の ヤツ !
下 だ ! 地雷 か ?
飛べ ! 喝 !
オイラ の 邪魔 は さ せ ねえ !
そら っ ! ハァーッ !
ハァーッ !
足り ねえ な うん 。
これ が 芸術 だ 。
兄 が 爆発 する ぞ !
流し 続け ねえ と ダメじゃ ん 。
もっと 強力な 雷 遁 じゃ ねえ と !
こ これ が 俺 の 精一杯 だ !
ミフネ 様 !
喝 !
お ~ い デイダラ 。
なんだ こりゃ 。
穢土 転生 の 体 は 不死身だ から ね 。
ある 意味 キミ は 歩く 起爆 粘土 だ 。
やっぱり か 。
だせ え ! 絶望 だ うん 。
なんで ?
芸術 は 一瞬 の 輝き 。
一瞬にして 散る 花 。
だが この 体 じゃ 散れ ねえ 。
究極 芸術 を 超える 超 究極 芸術 を 探す ぞ 。
うん 。
う う …。
ちくしょう ! 兄 ぃの ヤツ …。
ミフネ 様 どこ です ?
ミフネ 様 !
あやつ の 地雷 の 跡 が 塹壕 代わり に なった 。
起爆 粘土 を 持った デイダラ 兄 は ハンパ ねえ 。
作戦 が いる ぞ 。
絶縁 できれば 雷 遁 を 逃がさ ない ように できる 。
問題 は その 雷 遁 使い だ 。
しかし 私 で は …。
お ぬし は 感知 に 専念 しろ 。
本部 に 増 援 を 要請 し ます か ?
増 援 を 待つ 時間 は ない 。
現有 勢力 で やる 。
《 どう する ?
不死身の この 体 と オイラ の 美学 が 合致 し ねえ 。
サソリ の 旦那 なら なんか ある かも しれ ねえ が →
さっさと 行 っち まった し な 。
孤独だ 。
だが 芸術 家 は そもそも 孤独だ 。 うん 》
地雷 埋めて きた よ 。
どう ? なんか 浮かんだ ?
芸術 は そう 簡単に 浮かば ねえ よ 。
まして や … 超 究極 芸術 だ ぞ 。
♪~
サスケ !?
えっ なんで ?
お前 ら か …。
テメエ ! なんで 生きて いた ?
ナルト は どこ だ ?
知ら ねえ よ ! って 今 は オイラ を 見 や がれ うん !
用 が ある の は ナルト だ 。
あ ~! テメエ また かよ !
イタチ の 次 は ナルト か ?
あくまで オイラ は 眼中 に な いって の か !
ない 。
テメエ !
追っ手 だ 。 じゃあ な 。
あっ 待ち や がれ ! デイダラ !
逃がす な !
逃がさ ねえ 。 デイダラ 待て 。
その サスケ なんだか …。
う お っ !
今度 こそ 怯え させて やる 驚嘆 さ せて やる 。
絶望 さ せて やる 。
その すました 顔 を 歪ま せて やる 。
ハァ … あっ !
あ … ああ ~! うん !
そう か そこ に あそこ に ! ハハハハ 。
や っぱ 兄 の 弱点 は →
雷 遁 って より 芸術 バカな とこ だ ぜ 。
黒 ツチ ?
あっ テメエ ら これ 何の マネ だ 。
喝 !
不発 だ と !?
クソ !
そんな 刀 じゃ オイラ の 芸術 は 止まら ねえ 。
くっ ! 侍 が 雷 遁 だ と !?
雷 遁 で は ない 。
蓄電池 と いう もの だ が 使える ようだ な 。
使え ねえ よ 。
なに !?
ここ ら 一帯 は 岩盤 な んだ よ 兄 。
刀 は 通ら ない 通って も 雷 遁 を 逃がさ ない 。
う っ クソ 離せ この 野郎 !
よし 。
それ で 兄 本物 の サスケ は 今 どこ に いる んだ ?
テメエ 黒 ツチ ! オイラ を バカに して んじゃ ねえ ぞ おら !
サスケ の マネ なんか しや が って 似て た じゃ ねえ か クソ !
あ ~ あ あたい が デイダラ 兄 から →
何 か 聞きだそう って の は もう ムリ だ 。
すっかり へそ 曲げて ら 。
戻る ぞ 元 の 戦線 を 維持 する 。
本部 に 報告 せよ 。
隊長 それ 返して いただければ と 。
ん ? おお 。
もう 迷惑 かけ ん じゃ ねえ ぞ デイダラ 兄 じゃあ な 。
う ~ ん …。
いける な うん 。
超 究極 芸術 の テーマ は 決まった 。
そこ に 顔 が あって も いい じゃ ない か 。
芸術 は 永遠に 死な ねえ 。
オイラ は 死んで る けど うん 。
< ごはん の おとも が 大好きな 豆 助 >
豆 助 きょう の ごはん の おとも は これ と これ よ
< それ は 意外な 組み合わせ >
< ごはん の おいし さ を 引き出して くれる ゆかり >
< これ に 合わせる の が …>
( 心臓 の 音 )