NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 13 - 285 - 灼遁 使い ! 砂 隠れ の パクラ
( 四 代 目 風 影 ) 岩 隠れ の 陰謀 は 阻止 した 。
我が 里 の 勝利 へ と また 一 歩 近づいた 。
今回 の 作戦 の 成功 は この 者 の 活躍 あって こそ 。
灼遁 の パクラ は 砂 隠れ の 英雄 だ 。
( 歓声 )
( マキ ) 先生 !
( パクラ ) マキ か どうした ?
( マキ ) 修業 を お 願い し ます 。
こっち は 任務 あけ だ ぞ 。
先生 でも 疲れ ました か ?
った くもう 。
は ~!
《 目 くらまし か ?》
あ ~ 惜しい ! 今 の は よかった 。
私 で なければ 捕まって いた な 。
もう 一 度 お 願い し ます !
焦る んじゃ ない お前 は きっと 強く なる 。
そう でしょう か ?
お前 が 強く なり たい の は 敵討ち の ため だろう ?
はい 父 の 敵 霧 隠れ の 忍 に …。
その 思い が あれば 強く なれる 。
自分 の 家族 や この 里 。
そして 里 の 仲間 を 大切に 思い 里 を 守り抜く と いう 意志 。
それ が 忍 を 強く する のだ 。
はい 。
さて 霧 隠れ の 里 と の 休戦 交渉 の 件 じゃ が 。
まだまだ 我が 里 へ の 恨み は 深い ようじゃ な 。
無 茶 な 提案 を して おき ながら 相変わらず →
一切 の 妥協 は せ ぬ と の 一点張り じゃ 。
しかし 今 こそ 岩 隠れ の 里 と の 決戦 の とき 。
後 顧 の 憂い は 断って おく べき 。
仕方 ある まい いま 一 度 里 の ため →
パクラ に 役立って もらわ ねば 。
( 四 代 目 風 影 ) 我々 の 英雄 が 死んだ 。
灼遁 の パクラ は 決して 諦め ず 最後 まで 戦い抜いた 。
その 死 を ムダ に して は なら ぬ 。
里 の ため に 死んだ 彼女 の 砂 の 意志 を 受け継ぎ →
今 こそ 岩 隠れ の 里 を 打ち 倒す のだ 。
( みんな ) お ぉ ~!
《 パクラ 先生 …》
忍法 針 千 本 !
甘い わ !
隊長 ! ( モンガ ) まあ 待て !
行動 を 起こす の は 状況 を 把握 して から だ 。
モンガ 隊長 !
敵 は 大 部隊 で の 攻撃 で は なく →
ゲリラ 戦 を しかけて きて いる 模様 。
相手 は 忍 刀 七 人 衆 です 。
《 ミイラ 化 して る 。
あの お方 も 再び 戦闘 に 加わって いる の かしら ?》
相手 が どこ に 現れる か わから ん !
警戒 を 怠る な !
隊長 ! 我々 も 敵 の 探索 に !
我々 の 出番 は 戦闘 の 締めくくり だ 。
前線 から の 要請 を 待て 。
しかし 我々 に も できる こと が …。
封印 医療 通信 班 は 戦場 の 要 だ 。
それ を 守る の が 俺 の 使命 だ 。
無用な 危険に さらす わけに は いか ん 。
( ルカ ) そう よ 穢土 転生 の ヤツ ら の 動き を 止め られる の は →
封印 班 の 人 たち だけ なんだ から 。
それ を 言う なら ルカ たち 医療 班 だって …。
安心 しろ 俺 が いる かぎり →
お前 ら に は 指 1 本 触れ させ ん 。
俺 の 命 に かけて も な 。
隊長 …。 大丈夫です !
隊長 に 何 か あったら 私 が 命 に かえて も 助けて みせ ます 。
わかった わかった 。
( ザジ ) 忍 刀 も ない のに 強い 。
( オモイ ) けど 敵 は 1 人 。
もっと 大人数 で 囲んで 波 状 攻撃 を かければ →
スキ も 生じる はず 。
苦戦 して いる ようだ な 。
相手 が 相手 です から ね 。
ねえ マキ ちゃん 。 なんで 大 部隊 で 攻めて 来 ない の か な ?
わから ない 。 とにかく 相手 の 出方 を 見極めて →
対策 を 練ら ない と 。
あっ ! うわ っ !
敵 は 何 人 だ ? わかり ませ ん 。
いきなり 現れて …。
マキ ルカ ! お前たち は 下がって ろ !
( ガリ ) すぐに 逃げた ほう が いい ぞ 。
で なきゃ すぐに ドカン だ 。
爆遁 の ガリ !
あなた が 相手 だ と は …。
そう だ な 俺 の 相手 に して は 人数 不足 だ な 。
まさに こちら の 思惑 どおり 。
《 派手な ゲリラ 戦 は 戦力 を 分散 さ せる ため の 陽動 か 》
最初 から 後方 支援 部隊 を 狙って いた と いう こと か 。
その ほう が 戦闘 を 終わら す 近道 だ ろ ?
それ に せっかく 生き返った 体 の 自由 を 奪う 封印 の 術 は →
特に 我慢 なら ない から な 。
あなた ほど の お方 が 操り 人形 の 身 で 満足だ と は 。
そんな こと は 一 度 も 死んだ こと の ない 野郎 に →
言わ れた か ねえ な 。
死 と は そんなに 軽い もの で は ない !
土 遁 土 石 筍 !
ヤツ に は うかつに 近づく な !
悪い な 。
せっかく の 助言 を 無駄に しち まって 。
( マキ ) モンガ 隊長 私 が …。 ( モンガ ) お前たち は そこ に いろ !
ここ は 俺 1 人 で 十分だ 。
おもしろい 。 だが 気合 だけ じゃ 止め られ ん ぞ !
そんな もの で 爆遁 が 防げる の か ?
やり ました ね モンガ 隊長 !
あぁ だが …。
マキ すぐに ヤツ を 封印 しろ !
( ルカ ) 隊長 !
《 この 術 は …》
《 パクラ 先生 !》
パクラ 先生 …。
お前 マキ か ?
まさか こんな 形 で 再会 する こと に なる と は 。
顔 の 隈取り は 変わって い ない な 。
マキ ちゃん 先生 って …。
この お方 は かつて の 砂 隠れ の 英雄 。
そして 私 を 忍 と して 鍛えて くれた 師匠 。
生き返って みたら 驚く こと ばかり だ な 。
先生 なぜ 戦う んです ?
今 は 自分 の 意志 で 動ける ので は ないで す か ?
知れた こと 。 この 無念の 思い を 晴らす ため だ 。
無念 を 晴らす ?
里 の 英雄 と もてはやさ れ →
さんざん 持ち上げ られた 挙句 の 果て に →
里 の 利益 の ため に 捨て 駒 に さ れた この 悔し さ 。
この 怒り 。
私 を 利用 した 里 の 幹部 連中 は とっくに この世 を 去った 。
だが 私 を 殺した 霧 隠れ の 里 の 連中 は 目障りだ 。
そう さ 霧 隠れ の 里 の 連中 を 根絶やし に する ため に →
私 は 戦う んだ よ 。
霧 隠れ の 里 ?
先生 は 岩 隠れ の 里 と の 戦 で 命 を 落とした と …。
それ は 私 の 死 を も 都合 よく 利用 しよう と した →
里 の 上層 部 の 作り話 。
私 は あの 日 死 の 間際 で すべて を 悟った のだ 。
私 は 風 影 様 じきじき の 命 に より →
使者 と して 霧 隠れ の 里 へ と 向かった 。
極秘 任務 と いう こと で 密かに 里 を 抜け出して な 。
(( 灼遁 の パクラ 殿 。
お 出迎え に まいり ました 。
お目にかか れて 光栄です 。
なにせ この 霧 です から な →
道 案内 が 必要 か と 。
ご 苦労であった 。
しかし この 谷 を 抜ける まで は 迷い よう が ある まい 。
いや ご もっとも 。 では お 先 に 。
ああ 。
な なに を …。
砂 隠れ の 里 に 殺さ れた 仲間 たち の 苦しみ →
思い知れ !
勘違い する な 。
これ で 我が 里 の 恨み が 消えた と 思う な よ 。
貴 様 の 犠牲 なぞ ほん の 気休め 程度 に 過ぎ ん 。
貴 様 を 差し出した 砂 隠れ の 里 の 連中 も →
きっと そう 思って いる はず ))
私 は 霧 隠れ の 里 と の 取り引き に 使わ れた の さ 。
里 の 利益 の ため に な 。
まさか …。
ひどい 。
見た ところ ここ に も 1 人 紛れ込んで る みたいだ ね 。
血 霧 の 忍 が 。
それ は 過去 の 話 です 。
今 は 五 代 目 水 影 様 の もと →
霧 隠れ は 新しい 時代 を 迎えた から 。
それ で 過去 を 消せる と でも いう の か !
霧 隠れ の 血 と 謀略 の 歴史 を 。
やめて ください パクラ 先生 。
恨む の なら 信頼 を 裏切った 自分 の 里 で は あり ませ ん か ?
忠誠 を 尽くした 英雄 を あっさり と 捨てた 砂 隠れ こそ →
責める べきで は あり ませ ん か ?
正直 私 も 今 の 先生 の 話 を 聞いて →
まだ 混乱 して い ます 。
だからといって 自分 の 恨み を 晴らす ため に →
関係ない 人 たち に 手 を かける こと は →
間違い だ と いう こと は はっきり と 言え ます 。
関係なく は ない !
それ は 先生 に は 見えて い ない から です 。
忍 連合 で 戦って みて わかり ました 。
今 まで どこ の 里 の 忍 か と いう →
偏見 で しか 見て い なかった 人々 でも →
一緒に 行動 したり 直接 話して みれば →
お互い 理解 し 協力 だって できる のだ と いう こと を 。
ならば …。
ならば この 胸 の 奥 に 凝り固まった 恨み は →
誰 が 晴らして くれる ?
どう しよう も なかった こと だ と →
ただ あきらめろ と でも 言う の か ?
それ は …。
戯れ 言 は もう いい 。
どの 道 穢土 転生 さ れた この 体 だ 。
忍 連合 と 戦え と いう 命令 から は 逃れ られ ない 。
お前 ら は 逃げろ 。
ただ この 通信 機 だけ は …。
ここ は 私 に 任せて 。
布 隠れ の 術 !
いい 判断 だ だ が どこ まで 逃げ られる かな !
あの 人 と まともに 戦って は ダメ 。
他の 部隊 と 合流 し なければ 。
連絡 を 取って みる 。
助かった わ ルカ 。
私 の 水 遁 も なかなか の もの でしょ 。
すま んな 俺 は 役立た ず で 。
ここ だった か 。
私 と 戦う の も ムリ だ が 逃げる こと も ムリ の ようだ な 。
どう する ? このまま かくれんぼ を 続ける か ?
先生 これ だけ は 言わ せて ください 。
過去 は 消せ ない だけど 未来 は これ から 作れ ます 。
忍 連合 と して 戦った 経験 は →
きっと その後 の 里 の 関係 を 変えて くれる と →
私 は 信じて い ます 。
昔 の ような 愚かな 過ち を 犯さ ない 新しい 忍 の 世界 に 。
だから パクラ 先生 は →
砂 隠れ の 英雄 と して 死んだ あなた は →
英雄 の まま で いて ください 。
こっち は 派手に 戦って る な 。
ザジ オモイ ! 悪い 遅く なった 。
ちょっと ばかり 手間取 っち まって な 。
(( 今 だ !
やった か ?))
こっち の 敵 は 血 継 限界 か 。
( マキ ) あの 火 の 玉 を 食らったら 終わり です 。
でも 私 たち が 防ぎ ます 。
頼んだ っす よ 。
は ぁ !!
ルカ ! はい 。
あっ !
増え ん の か よ !
動き を 止め ないで 。
やる ように なった ね マキ だ が 捕まる わけに は いか ない !
《 今 だ !》
ルカ 合図 で 最大 水力 。 ザジ !
さあ マキ 来て みな !
その 前 に 俺 が 相手 だ !
素直じゃ ない ね じゃあ まずは お前 から だ !
ルカ !
本命 は 俺 だ !
くっ !
捕らえた !
爆遁 !
爆遁 の ガリ ! まずい …。
いつの間にか 人数 増えて んじゃ ねえ か 。
なんだ パクラ その ざま は 。
俺 の 復活 が もう 少し 遅れて たら 危ない ところ だった な 。
コイツ ら そんなに 強い の か ?
《 強く なった な マキ 》
この 体 の いい ところ は やり 直し がき くって こと だ な 。
それ じゃあ 続き を 始めよう か 。
まずは 厄介な 封印 の ヤツ から 。
そう は いか ない な 。
アンタ を もう やり 直し が でき ない ように →
して もらう ん す から 。
お前 ら こそ やり 直し が きか ない って →
あの世 で 嘆く な よ 。
何の 真似 だ パクラ ?
子供 は 自分 で 痛い 目 を み なければ 学ば ない 。
だから その チャンス を 与え たく なった 。
未来 を 変え られる かも しれ ない チャンス を 。
意味 が わから ん な 。
昔 の 仲間 に 情け を かけた と いう こと か 。
そう とって もらって 構わ ない 。 逃げろ マキ !
私 の 意識 が ある うち に !
言う こと を 聞いた ほう が よ さ そうだ な 。
2 人 が 相手 と なったら ちょっと キツイ っす ね 。
行こう マキ !
マキ ちゃん 。
行こう ルカ 。
灼遁 の パクラ 。
お前 と は 一 度 手 合わせ し たい と 思って いた が →
それ も 叶わ ぬ 夢 だ な 。
ああ 意識 が 奪わ れて いく 。
《 マキ …》
まだ 他の 部隊 と 連絡 つ か ねえ の かよ ?
ちょっと 静かに して ください 。
ただ で さえ 聞こえ づらい んです から 。
あれ マキ は ?
えっ ? さっき まで そこ に …。
( 開演 ブザー )
皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。
『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。
今回 は ご覧 の 豪華 歌手 12 名 の 皆さん に よる →