NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 13 - 291 - 「 力 - Chikara -」 episode 2
( カブト ) 今 は 限界 か な 。
( サクラ ) さっき の 穴 の ?
( シセル ) あの 人 村 の 防人 だ わ 。
また 会おう 。
( 咳込む 声 )
( ヤマト ) 逃げた か 。
( ディソナス ) ヤマト さん 彼ら は いったい ?
( ヤマト ) 説明 し ます 。
( ヤマト ) これ は 増 援 が 必要だ な 。
( レオ ) 来た 来た ~!
( レオ ) やった ~!
ほ い まけ とくよ !
( ソラ ) ありがとう おじさん !
アンタ ら トニカ 村 の 人 なんだ ろ ? ( ドック ) えっ ?
ほら 防人 の 。
ああ … ええ クビ に なり ました けど 。
ひどい ケガ して る みたいだ けど 何 か あった ん かい ?
いえ ちょっと 事故 しちゃ って 。
安い よ ! とれ たて だ よ !
ほら 見て って くれ !
( レオ ) 先生 ! おっと !
ごめんなさい !
やった ぜ 大漁 !
おお っ ! 俺 の 腕 の おかげ !
( ランド ) エサ を 選んだ の は 僕 だ けど ね 。
エサ かえる まで ボウズ だった ろ ?
( ファズ ) 魚 か 僕 苦手な んだ よ な 。
ファズ 贅沢 言う な よ 。
食べ にくい し 。
生臭い の ダメだ し 。
ママ だったら もっと 別の …。
オメエ の ママ は もうい ねえ んだ よ !
( 木琴 の 音 )
♪♪~
それ 教室 でも 口ずさんで た よ ね ?
何 か 聞こえる んだ って さ 。
聞こえる ?
今 も ?
♪♪~
( サクラ ) 村 の 生き残り の 方 って →
シセル さん と お 知り合い な んです か ?
( シセル ) うん 彼 と は 幼なじみ な の 。
子供 の 頃 は 一緒に 暮らして たし お 兄ちゃん って 呼んで た 。
今 も だ けど ね 。
( シセル ) 最近 は 全然 会って なかった けど →
また 随分 太って た な 。
でも ちっとも 変わって なくて 安心 した 。
5 人 も 子供 守った し 。 ( サクラ ) すごい です 。
さっき から 何 よ ?
( ナルト ) 何 か 腹 が タプタプ する 。
ここ で 待って て 。
いるか 確認 して みる 。
逃げる んだ !
あ ? 何 ?
お 兄ちゃん ?
先生 ? なんで 逃げる の さ ?
あ あの 忍 の 額 当て の マーク 。
村 を 襲った 連中 だ 。
( みんな ) えっ !?
待てよ 。 ちょっと 待って ください 。
私 たち 別に 怪しい 者 じゃ なくて …。
レオ ! ダメだ よ 危ない よ 。
でも 逃げ なきゃ 。
さあ 先生 !
ミィナ 行く よ 。
( レオ ) 先生 ! ( ファズ たち ) 先生 !
ナルト ! おう !
ごめん ね 。
え …。 どういう こと ?
お 兄ちゃん ?
重 ぇな !
( ドック ) 早とちり して すみません 。
子供 たち も 僕 の ため に …。
( レオ たち ) ごめんなさい 。
おう !
シセル は ご存じ です ね 。
僕 は ドック 。
村 で は 子供 たち の 先生 を して い ました 。
彼 は レオ 。 こんにちは !
お前 勇気 あんな !
まあ な 。
( ドック ) ランド に ファズ 。
どうも 。 こんにちは 。
( ドック ) 彼女 は ソラ 。 こんにちは 。
こんにちは 。
それ と レオ の 妹 の ミィナ 。
ん ? その ベスト 大きく ね ?
ああ それ 。 僕 のだった けど →
彼女 が 気 に 入って 離さ ない から そのまま 。
へ ぇ よろしく な 。
ああ ごめん ね 。
どうした の ? ミィナ 。
( ヤマト ) 秘 宝 か 。
( ヤマト ) カブト が なぜ そんな もの を 欲する の か →
しっくり こない な 。
( サイ ) そもそも あそこ に 何 が あった んでしょう ね ?
( ディソナス ) 私 は 以前 は 学者 で →
考古 学 の 研究 を して い ました 。
特に ホール に ついて は ずいぶん と 調査 も し ました 。
これ は ホール の 伝承 と さ れて いる 古文書 の 研究 成果 です 。
これ に は ある 歴史 的 事象 が 描か れて いる ように 思わ れ ます 。
太古 の 主 が 創造 なされた 天 の 矛 は →
けがれた もの に よって 力 を 奪わ れた 。
けがれた もの は すべて を 憎んで いた ので →
力 を 使い 世界 を 壊そう と した 。
世界 を 覆い し その 力 は →
もはや 世界 を 滅ぼす ところ だった 。
亡き もの の 一 つ が 偶然 力 の 欠 片 を 拾った 。
亡き もの は 赤き 炎 を まとった もの と なり →
けがれた もの に 復讐 を した 。
七 つ 時 の 煉獄 で の 戦い の 末 →
ついに は 炎 を まとった もの は 勝利 した 。
赤き もの は 力 を 次 の けがれた もの から 守る ため →
七 つ の 音 に わけて その さえずり を 封じた 。
以上 が 簡単な 要約 です が 。
さえずり … それ が カブト が 盗んだ もの です か 。
うむ 実在 すれば です が 。
( サイ ) 天 の 矛 何で しょうね ?
( ディソナス ) 私 に は 何 か 人 智 を 超えた もの の 存在 に 思え ます 。
( ヤマト ) 確かに あの ホール に は →
何 か 大きな 秘密 が 隠さ れて いる ように 感じ ます ね 。
( ディソナス ) しかし 秘 宝 狙い の 悪行 と は いえ →
罪 の ない 村 の 人々 まで が 殺さ れる いわれ など ない はず 。
こんな こと が 許さ れる はずな どない !
( ヤマト ) 同感 です 。
カブト に は 必ず 罪 を 償わ せ ます 。
よろしく お 願い し ます 。
ナルト 。
みんな で 露天 風呂 行こう って 。 えっ !?
サクラ ちゃん と 混浴 ?
( サクラ ) んな わけ ない でしょ !
( レオ ) す っげ え ! ( ランド ) さすが 伝説 の 英雄 。
さあ オメエ ら も 修業 すれば できる かも しん ねえ ぞ 。
本当 !?
フン !
ぷは っ ! クソッ もう 一 度 。
ナルト 君 は こんな 田舎 でも 有名 人 だ から →
もっと 強 面 で 怖い 人 だって 思って た けど →
若くて 気さくな んで 驚いた 。 ハハッ 。
すごい な !
その 体 ん 中 に とてつもない 力 を 秘めて る んだ ね 。
いや ~。
ん ?
僕 なんか キミ くらい の 歳 の とき でも →
女の子 1 人 助け らん なかった 。
シセル さん それ …。
ああ この 傷 ? 大昔 に 崖 から 落 っこ ち た の 。
えっ !? 50 メートル くらい ?
運よく 木 に 落ちて 助かった けど フフッ 。
なんで また 。
私 が 不注意だった の よ ね 。
(( よせ って シセル 。 や あっ それ !))
( シセル ) お 兄ちゃん が あんなに 注意 して くれて た のに 。
わ あ !
ドック さん が ? うん とっさに 掴んで くれた の 。
もしかしたら 1 時間 くらい ずっと 。
運動 嫌い で 腕力 も なかった から 情けなくて 悔しくて 。
(( キャー !))
もし あの まま シセル が 死んじゃ って たら →
僕 …。
本当 全部 自分 が 悪い んだ から 。
お 兄ちゃん の せい なんか じゃ ない のに 。
( ドック ) 弱い 自分 が イヤだった から →
頑張って 防人 に なった し 努力 も した けど 。
やっぱり 向いて なかった みたいで 。
( シセル ) それ から 離れ離れに なって 。
たまに 会い に 行って も なんか 気まずかった し 。
いつの間にか 疎遠に なっちゃ って たな 。
でも あの 夜 は 僕 に もっと …。
久々に 会えて すごく 嬉しかった けど 。
もっと 力 が あれば もっと …。
お 兄ちゃん きっと 悔しかった だろう な 。
もっと 助け たかった よ !
大切な 人 たち を みんな 失って …。
クソ ! ダメ ~。
ムリ だ よ アハハ 。
ナルト 兄ちゃん コツ 教えて 。
おう !
( ドック ) 村 の 異変 に 気づいた の は →
そろそろ 寝よう と して た 頃 でした 。
村 は あっという間 に 火 の 海 に なって →
僕 も 忍 に 襲わ れた んです 。
(( うわ っ !))
強くて もう ダメだ と 思った んです が …。
急に 動き が 止まったり して →
まるで 操り 糸 が 切れた みたいな …。
穢土 転生 と いう 術 は →
生け贄 を 器 に 死者 の 魂 を 縛りつけて →
強制 的に よみがえら せる 禁 術 です 。
術 を 扱えた の は 二 代 目 火影 と →
大 蛇 丸 だけ だ と 思わ れて い ました が →
もっとも ヤツ も 暁 連中 の 制御 に 失敗 したり →
まだまだ 術 は 不完全な ようだ …。
ドック さん は さえずり を ご存じ です か ?
古文書 のです か ?
カブト は それ を 狙って いた ようです 。
さえずり に ついて 何 か 知っていたり →
参考 に なる ような こと は あり ませ ん か ?
(( これ を 持って 逃げろ !
どこ か に 捨てて も 構わ ん 。 ただし この こと は →
絶対 に 他言 無用だ ))
いえ … 特に は 。
そう です か 。
我々 は 明日 に でも 町 の 警備 隊 と 協力 して →
ヤツ の 捜索 を 行う つもりです 。
ですが あの 捕まった 防人 の こと も あり ます し →
用心 の ため に あなた の 周辺 も 見張ら せ ます 。
ありがとう ございます 。
それ と 助け られた お 子 さん たち の こと な んです が 。
町 の 施設 が 受け入れ を 準備 して くださる そうです 。
どう さ れ ます か ?
ぐっすり 寝て る 。 うん 。
今日 あの 子 たち 笑って た ね 。
あの 夜 から 初めて …。
( カカシ ) カブト …。
( カブト ) アンタ の 組んだ 術 式 は 荒々しい 。
別に 皆殺し に する 必要 なかった のに 。
アンタ が だ ろ 。
フンッ !
術 式 は 僕 の チャクラ に 合わせて 改良 した 。
今度 は うまく 制御 できる 。
そろそろ 意思 と 記憶 の ある 状態 も 試して おか ない と ね 。
で ? また 僕 が 探す の ?
ホント 人使い が 荒い な アンタ は 。
まあ で も いい や 。 楽しみ が 増えた し 。
ナルト 君 …。
( 開演 ブザー )
皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
では 最後 まで ご ゆっくり →
お 楽しみ ください 。
( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。
( 松丸 ) 今回 は ご覧 の 豪華 歌手 12 人 の 皆さん に よる →