NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 14 - 300 - 水 影 と 蜃 と 蜃気楼
( 水 影 ) この 札 で 封印 する んだ な 。 よし いい ぞ 風 影 の 若い の 。
ありゃ ?
( 雷 影 ) ヌッ ! なんで だ よ おい !
俺 と して は 封印 さ れる 気 満々 な んだ ぞ 。
相手 の 術 を 1 度 認識 して しまう と →
体 が 勝手に それ に 対応 する よう プログラム さ れ とる 。
チッ 。
( テマリ ) 来る ぞ !
( みんな ) うわ ぁ !
2 人 を 囲め 。
( 土 影 ) 塵 遁 。 原 界 剥離 の 術 。
ハァ ハァ …。
( 無 ) 歳 だ な オオノキ 。
なん の 。
ハァ ハァ …。
( 無 ) さっさと 風 影 を 呼んで 感知 し なければ 死ぬ ぞ オオノキ 。
おい 俺 の 術 は そりゃ ハンパ ねえ から もっと 離れた ほう が いい ぞ 。
マジ で 。 マジ で ?
弱点 は 教えて やっ から マジ で 。 マジ で ?
マジ で 。 いい か 俺 は 隠遁 。
つまり 幻 術 使い だ 。
口 寄せ は …。
オオハマグリ だ 。
( みんな ) うわ ぁ 。
わし は 雷 遁 を 使う 。
土 遁 の 忍 を 前列 に 置き 盾 を 作り つつ →
風 遁 の 忍 で 攻め立てろ 。
ご ていねいに どうも 。 できれば もっと 知り たい けど ね 。
体 が 勝手に 動く 。 ゆっくり 話して る 時間 は ない 。
こい !
風 遁使 いと 土 遁使 い は 私 に 続け 。
封印 班 も 遅れる な 。
そう だ よ な 。 行 っち まい な 雷 影 。
俺 と お前 が 2 人 揃って いたら →
こいつ ら に 封印 なんか で きや し ねえ って 。
で 策 は できた か ? 5 代 目 風 影 。
( 我 愛 羅 ) お前たち に ここ を 任せる 。 えっ !
隊長 ! 隊長 なし で あいつ を !
おい おいおい おい ! なんだ よ その 策 は 。
いい か 俺 は 隠遁 使い だって 言った だろう が 。
この オオハマグリ は 広範囲 幻 術 を 使う んだ 。
幻 を 見せる 。 物理 攻撃 は きか ねえ !
蜃気楼 な んだ よ !
( 我 愛 羅 ) あんた から 殺気 は 感じ られ ない 。
そりゃ そうだ 。 当然だ 。
術 者 の 好きに 操ら れて る なんて 不愉快で しよう が ねえ 。
だから さっさと 封印 して くれ って んだ よ 風 影 ! って おい !
頼む ぞ ! ( 水 影 ) おい って !
任せて ください ! あんな チョビヒゲ !
チョビヒゲ …。
チョビヒゲ 言う んじゃ ねえ ! 穢土 転生 関係 なし に 殺す ぞ !
ぬ ぅ …。
うわ っ 殺気 だ ! あ ~ っ !
やり にくい 。
いく ぞ みんな ! ( みんな ) オーッ !
やる ぞ みんな ! ( みんな ) オーッ !
頼む ぜ なんとか して くれよ !
( 水 影 ) よ ~ し 立派な 面構え じゃ ねえ か 。
いい か ! もう いっぺん 言って おく ぞ !
今 の 俺 を 攻撃 して も 無駄だ から な !
( 無 ) お前 に 俺 の 感知 は でき ない 。
わし を ナメ んで くだされ 。
岩 分身 の 術 !
( 無 ) 数 で来る か … それ も いい だろう 。
やった … の か ?
あぁ ! そんな ~!
( 水 影 ) だ から 今 の 俺 を 攻撃 して も 無駄 だって 言った よ な こら !
今 の 俺 は 蜃気楼 だ !
じゃあ どう すれば いい んです !?
だから よ ぉ まず オオハマグリ を 倒せ !
こいつ が 蜃気楼 を 作って る って 言った よ な !?
殻 は 硬い ぞ 大型の 武器 や 起爆 札 を 使え !
しかし …。 何 だ !?
今 の 攻撃 で …。
は ?
さっさと 武器 を 回収 しろ って 言って んだ よ !
す … すみません 。 みんな 急げ !
あぁ それ 俺 のだ よ 。
どこ だ ? 俺 の 武器 。
おっと 向こう に も いっぱい ある ぞ !
潮干狩り かよ …。
すみません どうも 。
やり にくい 。
よし ! やる ぞ みんな ! ( みんな ) オーッ !
オオハマグリ を 狙え ! おり ゃっ !
シャーッ !
( みんな ) ハーッ !
お ぉ ~! やった か ?
あれ ?
あぁ ~ もう やって らん ねえ な 。
なんで ? どう なって んだ よ !?
いや だ から 言って る 。 さっき から 言って る !
あの オオハマグリ も 蜃気楼 だ バカ !
本物 を 狙え っつ って んだ ろ !
だから 本物 は どこ な んです !?
だから 俺 の 後ろ 辺り に 見え ない ように →
蜃気楼 で 隠れて る って 言って んだ ろ !
え ~ い クソッ !
だから 今 の 俺 を 攻撃 して も 無駄だ っつ って んだ ろ !
いや 後ろ の オオハマグリ を 狙って る つもりで …。
だから 蜃気楼 だっ つって んだ ろ バカ !
もう わかん ない っす よ ! わかん ない っす よ !
( みんな ) わかん ない っす よ ! あの な お前 ら …。
チョビヒゲ ! 殺す !
うわ ぁ ! 殺気 だ !
早く 謝れ ! 早く ほら !
すみません !
は ぁ やり にくい …。
こう なったら もう 一 度 総 攻撃 だ !
いく ぞ ~! ( みんな ) お ~ っ !
いい の か ? お前 ら それ で いい の か !?
クッ … 今 の は どこ から ?
( 我 愛 羅 ) 後ろ だ 土 影 !
《 こ … こんな とき に !》
塵 遁 ! 原 界 剥離 の 術 !
《 ん ? あれ は …》
《 ナルト : 惑星 螺旋 丸 !》
《 あれ は … ナルト か !?》
クソッ ! 無 様 は 感知 タイプ じゃ ぜ 。
我 愛 羅 ! 砂 !
《 砂 を 土台 に して 反撃 か ? なるほど な 》
かわせ ! 俺 の 術 の ほう が 一瞬 はやい !
おら ~! 《 よし !》
《 これ は …》
乱 回転 の 螺旋 丸 だ !
土 遁 加重 岩 の 術 !
これ で もう 重 すぎて 腕 も 上がり ませ ん で 。
あぁ イタタ …。 他 里 嫌い の お前 が →
やつ ら と いい コンビ ネーション じゃ ない か 。
長生き を して みる もん です ねぇ 。 変化 を 楽しめる 。
用心 しろ 俺 は …。
よっ しゃ ~! さすが 我 愛 羅 と →
あと ち っせ え じいちゃん も ナイス だって ば よ !
わしゃ 土 影 じゃ ぜ 。 ところで …。
なんで お前 が こんな 戦場 に いる !?
なんで 出て きた !? あ … いや ~ えっ と …。
説明 す っと だ な …。
俺 を 納得 さ せる だけ の 理由 を 説明 できる んだろう な ?
( シカク ) そりゃ あ 無理だ 。
( シカク ) だ から 俺 が 話す 。 本部 の 奈良 シカク だ 。
土 影 殿 も 風 影 殿 も 戦闘 中 だった んで →
ややこしい 話 は あと で と 思った んで ね 。
聞こう 。 ただし 戦闘 が 終わった わけじゃ ない 。
すぐ 次 へ 向かう 。 移動 中 手短に 教えて くれ 。
( うめき声 )
( 水 影 ) いや … 勝つ 気 は まったく ねえ んだ けど よ 。
う ぅ … 強 すぎ だ よ 。
ま ぁ なんだ な そんな 俺 でも お前 ら に 封印 して もらわ ねえ と →
操り 人形 の まま なんで な 。
ほら 立て 立て 。
( 土 影 ) そういう こと か 。
あの 雷 影 まで も が 許可 した と は な 。
よし 納得 した 。
( シカク ) で は これ で 交信 を 切り ます 。
うむ 。
( 我 愛 羅 ) ナルト … 各 戦場 へ 行き →
敵 の 変化 を 見分ける の は いい が →
人 柱 力 だった 俺 に は わかる 。
その 九 尾 の チャクラ … そんなに 多用 して →
本当に 大丈夫な の か ?
俺 は 火影 に なる まで は 死な ねえ つもりだ 。
もう 風 影 だ から って 人 の こと 子供 扱い して んじゃ ねえ って ば よ 。
俺 は 右 の 戦場 。
我 愛 羅 と 土 影 の じいちゃん は 左 に 行って くれ 。
ナルト 向こう に いる の は 3 代 目 雷 影 だ 。
わかった !
わし ら の 相手 は 2 代 目 水 影 じゃ な 。
幻 術 使い か …。
あぁ 一筋縄 で は いか ぬ 相手 じゃ ぞ 。
だから 蜃気楼 だっ つって ん の !
回収 !
おい そこ の !
は ? 俺 でしょう か ?
お前 霧 隠れ の 忍 だろう が 。
俺 の 術 の こと 知ら ねえ の か ?
2 代 目 様 の こと は 何も …。
と いう か 自分 今 の 5 代 目 様 しか 知り ませ ん 。
か ぁ ~! 霧 隠れ の 秘密 主義 の 弊害 だ な こりゃ 。
こんな こと なら 俺 も もっと 伝説 を 残して おけば よかった ぜ 。
や べ え …。
おい お前 ら ! 遊び は 終わり だ !
ここ から は 本気で こい !
これ まで も 本気だった んです けど …。
体 が 勝手に 動く んだ 。
術 も 勝手に 発動 し や がる 。
う ぅ ムカ つく ! 不愉快 きわまり ねえ !
水 風船 の 術 だ 。 上手く かわせよ !
( みんな ) うわ ぁ ~!
あぁ !
我 愛 羅 隊長 !
なんで え 今ごろ 戻って きや が って 。
で 今度 こそ 封印 して くれ んだろう な ?
その つもり だ 。
期待 して る ぜ 。
隊長 !
( みんな ) うわ ぁ ~!
( みんな ) うわ ぁ ~! うわ ぁ ~!
うわ ぁ ~!
よそ見 して る 場合 じゃ ねえ ぞ !
( 我 愛 羅 ) ハァ ハァ ハァ …。
おい …。
そんな もんか よ 。
ハァ … ハァ …。
弱点 を 教えて やって る のに ど いつも こいつ も …。
弱点 が わかった ところ で 強 すぎる 。
ハァ … ハァ …。
《 これ は 水 と いう より 油 に 近い な 。
砂 で ガード して も 染み込んで 滑り 崩れる 》
お前 ら 先 に 無 の ほう へ 行った ろ 。
だいたい な 強そうな ほう から 先 に 倒し に かかる もん だ →
戦闘 って の は ! ( 我 愛 羅 ) だ から そうした 。
どう 見た って 俺 の ほう が 強そうだろう が !
死に かけ の ミイラ に しか 見え ねえ ぞ あいつ は 。 違う か !?
確かに … 人 は 見かけ に よら ない と わかった 。
あんた は 強い 。
フッ … ようやく 理解 を 。
あれ … おい ! 見かけ に よら ない って の は 何 だ !?
だって チョビヒ …。 よせ ~ っ !
い … 今 の 俺 は オオハマグリ が 見せる 広範囲 幻 術 →
蜃気楼 だって お前 に も 言った よ な 。
だから 物理 攻撃 は 効か ねえ ぞ 。
さっさと オオハマグリ を 見つけて 潰さ ねえ と いつまで 経って も …。
あ ! そう いや お前 砂 で …。
俺 は 口 より 先 に 行動 に 移す 。
♪♪~
あそこ じゃ ぜ 。
もう 砂 の 物理 感知 して や がった か 。
どうりで 防戦 一方 で うわ の 空 だ と 思った ぜ 。
ま だ と したら やっと →
まともな の が 相手 に なる って こと だ 。
いいかげん 俺 を やっつけ や がれ !
《 無 様 と の 戦闘 で チャクラ を 使い すぎた な 。
さすが に 塵 遁 は もう 無理 か 。
こう なれば しかたない のう 。
直接 叩き 割る だけ じゃ ぜ 。
土 遁 拳 岩 の 術 !》
ただ な …。
クッ …。
腰 の 入って ねえ 軽い パンチ じゃ 無理だ ぜ オオノキ の 小僧 。
塵 遁 を 使わ ねえ とこ 見る と スタミナ 切れ か ?
今 は 小僧 と バカに さ れて た 昔 と は 違う んじゃ ぜ !
土 遁 超 加重 岩 の 術 !
オオノキ やる じゃ ねえ か !
《 あぁ や っち まった か …》
幻 術 が 解けた か 。
ぐ あぁ … 腰 が …。
お前 が 土 影 の 名 を 受け継ぐ の は わかって た が な 。
う っ … ぐ ぅ …。
今 じゃ 無理 が たたって →
腰痛 持ち の じ じい に 成り下がって る じゃ ねえ か 。
腰 の 入った 重い パンチ に 変えた は いい が →
重 すぎて 腰 が ガッタガタ … って !
おい 早く 逃げろ 。 鬼灯 一族 の 水鉄砲 の 術 だ 。
ぐ っ …。
こっち は 止まら ねえ んだ !
( 開演 ブザー )
皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。
『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。
今回 は ご覧 の 豪華な 歌手 の 皆さん に よる →
華麗な ステージ を お 届け いたし ます 。