NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 14 - 305 - 復讐者
( ヒナタ ) 魂 の 位置 さえ わかれば ネジ 兄さん や →
みんな を 助ける こと が できる のに 。
( シノ ) ぐ っ …。
シノ 君 !
シノ さん !
これ 以上 あなた と いう 貴重な 戦力 を 失う わけに は いきま せ ん 。
シノ 君 もう …。
俺 は あきらめ ない ぞ ヒナタ 。 シノ 君 。
ネジ や キバ を 助ける ところ まで あと 一 歩 な んだ 。
俺 が あきらめて しまって は そこ へ たどり着く 前 に →
希望 の 火 が 途絶えて しまう 。
( い の ) あきらめる の は 簡単 よ 。
それ が わかれば 助かる なら その 方法 を あきらめ ず に 探す の よ 。
あきらめ ない 。
( ナルト ) シカク の おっちゃん シカマル たち に 何 か あった の か ?
あいつ ら の チャクラ が 急に 感じ られ なく なった んだ 。
俺 に できる こと が ある ん なら 言って くれ 。
なんとか 言って くれよ !
( い の いち ) シカク 。
( シカク ) ナルト に つないで くれ 。
《 シカク : ナルト 聞こえる か ?》
シカク の おっちゃん 。 シカマル たち は どう なって る ん だって ば よ 。
《 あいつ ら に かけ られた 術 が わかった 。
黄泉 転身 と いって 魂 を 肉体 から 引き はがし →
特殊な 結 界 へ と 移す 術 だ 》
魂 を 引き は が すって …。 けど みんな は まだ 生きて んだ ろ 。
だったら 魂 の 位置 を 探し出して …。
《 無理だ 。 魂 の 位置 なんて 特定 できる 忍 は い ない 》
俺 に できる こと は ? お前 は 今や →
忍 連合 の 混乱 を 救える 唯一 の 忍 だ 。
いかに お前 の チャクラ が 膨大で も 戦場 すべて を 網羅 する の は 不可能 。
今 だって 相当 無理 を して いる はず 。
たかが 4 人 の ため に 貴重な 戦力 である お前 を さく 余裕 は →
今 の 忍 連合 に は ない 。
バカ 野郎 ! たかが じゃ ねえ !
シカマル は おっちゃん の 息子 じゃ ねえ か !
聞いた ぜ 。 シノ も いの も →
必死で あいつ ら を 助けよう って 頑張って る 。
親 の あんた が 見捨て ん の か よ !
《 俺 は 作戦 を 考え 指示 する 側 の 人間 だ 。
勝手な 行動 は 許さ れ ない 。
お前 の 任務 は 敵 の 悪意 を 感知 し 発見 する こと だ 。
全力 で 任務 に あたって くれ 》
ふざけ ん な ! ( い の いち ) ナルト !
シカク は 全力 で 任務 に あたれ と 言った んだ 。 わかる か ?
任務 了解 だって ば よ !
( 右近 ) あきらめろ 。 さっき も 言った が 俺 たち は 不 死 だ 。
( 多 由也 ) その うち ら を 仮に 倒 せた と して も →
この 結 界 は 解け ない 。
( 鬼 童 丸 ) ハッ どう する こと も で きんぜよ 。
( 左 近 ) フン …。
バカ が … まる 見え だ ぜ !
( ネジ ) 八 卦空 掌 !
( 鬼 童 丸 ) チッ 。
( 笛 の 音 )
( キバ ) 牙 通 牙 !
( 多 由也 ) あっ 。
チッ !
( 笛 の 音 )
《 フッ 二度と リバウンド でき ない ように チャクラ 食らいつく して やり な 》
( 笛 の 音 )
( チョウジ ) うわ っ !
今 だ 左 近 !
《 シカマル : 影 寄せ の 術 !》
♪♪~
バカ が ! 何 やって んだ !?
うまく いった ぜ 。 あん だけ で け え 門 だ から な →
足場 を 崩せば どう か と 思った が ドンピシャ だ ぜ !
て め えら そこ を 攻撃 さ せる ため に !?
( 右近 ) わざと 狙った って の か !? ヘヘッ 。
チッ ! クソ が !
( シカマル ) 絶体絶命 ? 脱出 不可能 ?
だから って あきらめ られ っか よ 。
ナメ や が って ゲスチン 野郎 が !
ナメ てる の は お め え たち の ほう だ ぜ 。
前 やった とき は もっと 強かった と 思った が …。
おっと 俺 たち が 成長 した って こと か ?
死人 は 成長 し ねえ から なぁ 。
( キバ ) まったく だ ぜ ! ( 赤 丸 ) ワン !
( 次郎 坊 ) 野郎 言わ せて おけば !
シカマル わざわざ 敵 を あおる こと も ある まい 。
だいたい が よ お 前 ら 穢土 転生 って の は →
戦争 の 道具 と して 呼び出さ れた んだ ろ ?
それ が なん だって 復讐 なんて くだら ねえ こと する んだ ?
そもそも キバ と 俺 は 復讐 相手 でも ねえ 。
やった の は 風 の 姉弟 たち だ ろ ?
俺 たち が 戦争 の 道具 ? ククク …。
( 右近 ) ククク …。
俺 たち は この 戦争 と は 関係ない ぜ よ 。
この 穢土 転生 は 大 蛇 丸 様 へ の 誓い の 証し 。
大 蛇 丸 様 が 約束 を 守って くださった 結果 …。
( 叫び声 )
(( 大 蛇 丸 : さ ぁ 殺し 合い なさい 。
本気で やり合わ なければ どのみち 私 が 殺す わ よ 。
ハァ ハァ ハァ …。
( 大 蛇 丸 ) 死 の 恐怖 を こえた 先 に 生まれる 感情 →
それ よ 私 が 欲しかった もの は 。
いい 眼 に なった わ ね 。
あなた たち に は 今 以上 の 力 を 与えて あげる 。
私 の お気に入り と して 働いて もらう ため に も ね 。
(4 人 ) 忍法 四 紫 炎 陣 !))
( 左 近 ) 俺 たち は 大 蛇 丸 様 の そば で さまざまな 忍術 を 見て きた 。
その 究極 こそ が 穢土 転生 。
(( 大 蛇 丸 : う ぅ … あの 老 いぼ れ め よくも !
ハァハァ … 何 か 言い たそう ね ?
( 左 近 ) いえ 。
今 の 私 なら あなた たち でも 殺せる わ 。
やる なら 今 しか ない わ よ 。
フッ … そう ね 。 呪 印 で 縛ら れて いる 以上 →
私 に 刃向かう こと など できる はず も なかった わ ね 。
失敗 に 終わった と は いえ →
木 の 葉 崩し で お前たち は 役 に 立った 。
何 か 褒美 を とら せ ましょう 。 望み を 言い なさい 。
( 左 近 ) 望む もの は 決まって い ます 。 ( 次郎 坊 ) 力 … 忍 と して の 力 。
それ 以外 望む べく も ない 。
いい わ ね あなた たち すごく いい わ 。
叶えて あげ ましょう 。 カブト 彼ら を サンプル に 加え なさい 。
( カブト ) わかり ました 。
あなた たち の 次 なる 力 を 引き出す の は 復讐 心 。
究極 の 復讐 心 が 呪 印 の 力 を 飛躍 的に 高めて くれる わ 。
それ と 穢土 転生 と どういう 関係 が ある ぜ よ ?
あの 実験 場 で 死 の 恐怖 を 乗り越えた あなた たち が 得た 感情 。
それ は 私 へ の 恨み 憎しみ 。
いえ もっと 強い 感情 。
いつか 私 に 復讐 して やろう と 思った はず 。
殺さ れる かも しれ ない …。
それ だけ で そこ まで 誰 か を 恨む こと が できる のならば →
本当に 殺さ れた とき あなた たち は 殺した 相手 を →
恨み ながら 死んで いく 。 甦る こと が できる の なら →
そい つ に 復讐 し たい と 思い ながら 。
あなた たち は 穢土 転生 に よって 復讐 者 と して よみがえる 。
その 時 これ まで 知ら なかった 更 なる 力 を 手 に 入れる 。
その 力 の 源 は 相手 を 憎悪 する 復讐 心 。
手 に 入れた 力 を 存分に 楽しむ と いい わ ))
( 左 近 ) 俺 たち は 今 も 昔 も 大 蛇 丸 様 の もの !
( 鬼 童 丸 ) いわば 大 蛇 丸 様 お墨付き の 復讐 者 ぜ よ 。
お前たち へ の 憎しみ が 恨み が 俺 たち の 力 を 解放 して くれる 。
こう なりゃ 誰 に も 止め られ ねえ ぜ 。
そこら の 穢土 転生 野郎 とうち ら を 一緒に す んな よ 。 ゲスチン ども が !
( チョウジ ) そ … そんな …。
マジ かよ !? 俺 たち に 復讐 する ため だけ に →
よみがえった って の か ? ( ネジ ) まともじゃ ない 。
( シカマル ) 今 の 話 が ほんと なら →
本気 モード は これ から って ことか よ 。
うわ っ !
気 失う に は まだ 早 ぇ だろう が !
うわ ~ っ !
お っ !? ハハハッ !
柔 拳 も レベル アップ した 蜘蛛 粘 金 の 前 で は →
どう って こと ない ぜ よ !
ハハハッ ! 俺 は もともと シューティング より →
格 ゲー の ほう が 得意 ぜ よ !
( キバ ) 牙 狼 牙 !
やった か ?
( 右近 ) おいおい 冗談 だ ろ 。
この 程度 で やら れっか よ 。
今度 は こっち の 番 だ ぜ ~!
ハハッ 最高だ ぜ この 呪 印 の 力 は よ 。
細胞 融合 と かい離 が 超 速 で できる ぜ !
( 多 由也 ) 影 に 縛ら れる って こと は よ →
こういう こと も できる って わけ か ? フフッ 。
( 笛 の 音 )
うわ っ !
弱 すぎる んだ よ ゲスチン ども が 。
調子 に 乗り や が って …。
もはや 人間 の レベル で は ない 。
( シカマル ) ヘッ ヘヘッ 。
どう だい ? 気 は 済んだ か よ …。
なに 余裕 ぶっこ いてん だ よ 。
お め え が 死んで ねえ の は 手加減 して やって る から だ ぞ 。
殺し たくて たまら ねえ の を 我慢 して んだ よ !
そこ を 何とか 俺 だけ でも 助けて くれよ 。
ハハハ いいね その ツラ 。 憎しみ が 100 倍増 した ぜ 。
ヘッ そんなに 俺 が 憎い か よ 。 あ ~ あ 。
なぜ やけに 敵 を 挑発 する んだ ? ( シカマル ) チョウジ 。
ここ に 来る 前 に 俺 たち が 話して た こと を 覚えて る か ?
え …。
(( 幸い 本部 は 変化 の やつ を 見分ける 作戦 を 用意 して る 。
本部 の 作戦 が ある の ?))
うん でも それ が …。
( シカマル ) ありゃ ナルト の 力 を 借りる って こと な んだ 。
ナルト が 手 に 入れた 感知 能力 は →
悪意 を 感じとる もの らしい 。
そこ で みんな に は まだ 知らせて なかった が →
ナルト は 今 影 分身 で 各 戦場 に 増 援 に 向かって る って わけだ 。
( 多 由也 ) おら っ ! ぐ は っ !
シカマル ! な に 勝手に しゃべって んだ よ !
すま ねえ 今回 ばかり は 俺 も 勘 な んだ が →
そろそろ だ と 思う んだ 。
( シカマル ) 俺 たち が まともに やり合う 必要 が ねえ →
3 つ め の 理由 … あいつ なら 必ず この 場所 に 気づいて くれる 。
それ に かけて みた の さ 。
( みんな ) あぁ っ !
うわ っ !
いの いち の おっちゃん や っぱ あった ぜ !
どす黒い 悪意 を たどったら す ん げ え 結 界 が あった んだ 。
《 い の いち : あと は 任せろ ナルト 。
場所 さえ わかれば シカマル 君 たち を 助け 出せる !
いい な シカク 》
《 シカク : 現場 の 判断 に 任せる 》
ようし !
( ネジ ) そう か 相手 の 悪意 を よむ ため に →
シカマル は わざと 挑発 を …。
( キバ ) ナルト が そい つ に 気づいて くれる と 信じて 。
( チョウジ ) うん !
確かに あんた ら は 強 ぇ 。
けど 同じ 過ち を 犯した んだ 。
俺 たち は 一 人 で 戦って る わけじゃ ねえ 。
ピンチ の とき に 助け合って きた 仲間 だ から こそ →
ピンチ の とき は 駆けつけて くれる と 信じ られる 。
踏ん張って さえ いれば 希望 は 必ず ある と 信じて 。
それ が 仲間 同士 の 絆 。
あんた ら は それ に 負けた んだ 。
前回 も そして 今回 も 。
まだ 負けた わけじゃ ない ぜ よ !
この パワー かわす こと も 受け止める こと も 不可能 ぜ よ !
シカマル ! あぁ !
よし つながった !
( い の いち ) 解 !
( 次郎 坊 ) て め え は …。 ( 鬼 童 丸 ) あん 時 の ガキ ぜ よ !
( 左 近 ) バカな この 結 界 を 外 から 破る だ と !?
( 右近 ) まずい ぞ 左 近 結 界 が 崩壊 したら →
俺 たち の 魂 が …。
ヘッ その 前 に こいつ に だけ でも 復讐 して やろう ぜ 。
(4 人 ) や ぁ ~!
復讐 から は 何も 生まれ ねえ よ 。
( 左 近 ) 俺 たち の 魂 が !
《 カブト : 死者 の 復讐 心 が 呪 印 に 与える 影響 …。
データ が 収集 できた だけ でも よし と する か 。
それ に そろそろ あいつ を 戦場 に 投入 でき そうだ し 。
そう なれば これ まで の 前座 なんて どうでも よく なる し ね 》
( 泣き声 )
《 今回 は 敵 の 悪意 を 上手く 利用 できた けど →
戦争 の 悪意 は どんどん 広がって る 。
早い とこ 終わら せ ねえ と 》
< 旬 の 魚 が 大好きな 豆 助 >
豆 助 きょう の お 魚 は 今 が 旬 の アレ よ
< その 魚 と は ?>
< それ は 姿 や 味 が 周 く …>