×

LingQをより快適にするためCookieを使用しています。サイトの訪問により同意したと見なされます クッキーポリシー.

image

ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン14 - 309 - A級任務・御膳試合

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 14 - 309 - A 級 任務 ・ 御 膳 試合

( ナルト ) これ は 。

さ あて なりすまし 野郎 は ど いつ だ ?

ん ? グハッ !

この !

グハッ !

( カルイ ) な に やって る ! そい つ の 間合い に うかつに 飛び込む な !

ん ? あいつ ど っか で …。

( みんな ) うわ ~ っ !

なに ! 侍 の くせ に 技 使う の か 。

離れろ 。 もっと 間合い を とる んだ 。

何 やって んだ 。 封印 班 は い ねえ の か よ ?

ああ なりきり 野郎 の おかげ で 本体 と 離れ ち まった 。

今 は 援軍 待ち だ … って 誰 だ て め え !

ヘッ 誰 だ は ねえ だろう 。

お前 気 の 済む まで 俺 の こと ボコボコ に した だろう が よ 。

忘れて んじゃ ねえ よ !

お前 ナルト か 。 おう 。

ずいぶん と 違 っち まって て わから ねえ だ ろ 。

ところで あいつ は ? ああ 穢土 転生 さ れた 侍 の ようだ が →

すげ え 強 ぇ 。 侍 ?

( タテワキ ) さがれ 忍 ども 。 貴 様 ら に は 何の 恨み も ない 。

だが この 体 操ら れて いて は しかたがない のだ 。

それ に それ が し 侍 など で は …。

鉄 の 国 を とうに 捨てた 身 。 いわゆる 浪人 …。

いや 違う 。 それ がし は …。

おっちゃん ? まさか タテワキ の おっちゃん か ?

いかにも 。 それ がし の 名 は タテワキ 。

そういう お ぬし は ? あいつ を 知って ん の か ナルト 。

ナルト ? ナルト だ と ?

そう だ タテワキ の おっちゃん 。

お前 は 生きて いた のだ な 。

教えて くれ 2 人 の 行方 を 。 あれ から どう なった の か を 。

( 綱 手 ) 今回 の 任務 は 火 の 国 大名 から じきじき の 依頼 だ 。

いわば 国 の 政 に かかわる 任務 だ と 肝 に 銘じて おけ 。

( シカマル ) めん どくさ そうだ な 。 ( い の ) そんな こと 言わ ない 。

( チョウジ ) ウナ 肝 なら 好きだ けど 。

お前 って ば また 食 いもん の 話 か よ 。

なんだ よ 。 だいたい なんで ナルト が いる んだ よ ?

ナルト は 今回 シカマル の 班 に 加わって もらう 。

へ ? それ で ナルト を 加えた 俺 たち に →

やら せよう って いう 任務 は 何 な んです ?

ま ぁ 簡単に いえば 人さらい だ 。

( みんな ) え ~ っ !

此の 国 の 城 に 彼 の 国 の 若 殿 が 人質 と して 預け られて いる 。

その 若 殿 を 木 ノ 葉 隠れ の 仕業 と バレ ない ように →

さらって くる こと が 任務 。

でも さ 若 殿 さらって どう すんだ ?

身代金 と か 取る と か 。 それ だ と 政 と 関係 ねえ だ ろ 。

彼 の 国 は 此の 国 と 同盟 を 結んで いる が →

それ を 破棄 して 新たに 火 の 国 と 同盟 を 結ぶ つもりだ 。

そこ で 此の 国 に 人質 と して 預け られて いる 若 殿 を →

ひそかに 彼 の 国 へ 連れ戻そう と いう わけだ 。

ばあちゃん ランク で 言ったら どの くらい ?

基本 は B ランク だ が 城 の 守り に よって は →

A に はね上がる かも な 。

よっ しゃ ! その ほう が やりがい ある って ば よ 。

いや 俺 たち は そういう の いい から 。

と あいつ ら に は 言った が 此の 国 の 周囲 に は →

現在 きな臭い 動き が ある 。

( ヤマト ) 彼 の 国 が 同盟 を 解消 する の も →

それ が 関係 して いる と いう わけです ね 。

事 が ねじれたら ランク は A に も S に も はね上がる 。

よって バックアップ 要員 と して →

暗部 の お前 に 背後 に 控えて いて もらい たい 。

表 に 出る タイミング は ?

きな臭い 動き と やら の 情報 を 集める 必要 も ある 。

現場 で の 判断 に 任せる 。 わかり ました 。

( デイダラ ) なぁ サソリ の 旦那 →

最近 任務 が セコ く なって んじゃ ねえ か な うん 。

今 は 依頼 さ れたら なんでも 引き受けて いる から な 。

金儲け と か 雇わ れ 戦争 ばっ か じゃ 芸術 性 の カケラ も 感じ られ ねえ よ 。

うん 。 そこ ん とこ は 同感 だ が →

組織 の 方針 に は 従う しか ねえ だ ろ 。

世界 征服 へ の 道のり は 遠い な 。

( 飛 段 ) おい 。

( デイダラ ) おう 遅かった な 。

( 角 都 ) 新しい 任務 を 持ってきた 。 1 つ は 金儲け で 1 つ は 戦争 だ 。

金儲け は そそら れ ねえ 。 あぁ 。

( 角 都 ) で は 俺 と 飛 段 で 金儲け の ほう に 行く 。

おい ! おいおい ! 何 勝手に 決めて んだ !

俺 だって カネ に は 興味 が ねえ んだ よ !

誰 か が やる しか ねえ んだ 。

サソリ も デイダラ も 戦争 の ほう が い いって んだ 。

こんな こと で 揉める こと は ない 。

て め えら ! あと で 覚え とけよ !

で 戦争 の 相手 は ?

( 角 都 ) 国 ひと つ だ 小国 だ が な 。

( デイダラ ) その 小国 が 何 だって んだ ?

( 角 都 ) 小国 って の は 身軽に 立ち 位置 を 変える から な 。

むしろ 自分 の 領地 に しち まおう って 考えた 大国 の 依頼 だ 。

お も しれ え 。

( い の ) あれ ね 此の 国 の 城 って 。

若 殿 の 誘拐 か … バレ ない ように って の が 問題 だ ね 。

シカマル の 影 真似 とか い の の 心 転身 の 術 で →

ま ぁ なんとか しろ って こったろう ?

いい や 任務 の 要 は チョウジ と ナルト だ 。

僕たち が ? あぁ 。

チョウジ に は 御 膳 試合 に 出て もらう 。

普通 なら 城 に 余所者 なんか 入れ ない が →

御 膳 試合 の 参加 者 なら 別だ 。

《 御 膳 試合 って いう と …》

(( わ ぁ ~!))

なんで 僕 が そんな 役 を …。

チョウジ じゃ 簡単に 負け ち まう って ば よ !

いや 御 膳 試合 じゃ なくて お 膳 試合 な んだ よ 。

何 よ お 膳 試合 って !?

喜べ チョウジ 簡単に 言えば 大 食い 選手 権 だ 。

本当 ? シカマル !

任務 で 大 食い 選手 権 に 出 られる なんて 僕 は 幸せだ よ 。

じゃあ 俺 は 何 を すれば いいん だって ば よ !?

あぁ ナルト に は チョウジ の 手引き で 城 内 に 潜入 し →

お 得意の 変化 の 術 で 若 殿 と 入れ替わって →

本物 が 脱出 する 時間 稼ぎ を して もらう 。

ナルト の 若 殿 で 大丈夫な の ?

どういう 意味 だって ば よ !? そういう 意味 よ !

そう だ ね … 若 殿 に 変化 する んだ から →

昼 ご飯 に ラーメン 食べ たい なんて 言ったら すぐ バレ ちゃ うよ 。

うむ …。 お前 ら なぁ !

だって ば よ と か 言っちゃ ダメな の よ 。

そんな こと ぐらい わかって る って ば よ !

( い の ) 本当 わかって ん の ? わかって る って ば よ !

( 太鼓 の 音 )

参加 者 は 前 へ !

じゃあ 行く か ! うん !

此の 国 の 繁栄 五穀 豊穣 を 願い これ より 御 膳 試合 を 行う 。

優勝 者 に は 殿 より 過分なる 栄誉 と 褒美 が 賜ら れる ゆえ →

皆 日ごろ の 実力 を 発揮 し 見苦しき 行為 の なき ように 食せよ 。

ま ぁ チョウジ だったら 予選 は 軽い わ ね 。

でも なんで ナルト まで 出た の ?

( シカマル ) 種目 に ラーメン が ある らしい んだ と 。

ラーメン 以外 は 人並みでしょ ? あいつ 。 まあ な 。

予選 1 回 戦 は … 饅頭 対決 である !

ラーメン じゃ ない の !?

城下町 の 名店 アマアマ 庵 の 品 である !

それでは … 心して 食せよ ~!

やっぱり ナルト じゃ ダメ ね 。 あ … いの あそこ 。

あの 人 たち が …。

ああ あれ が 件 の 若 殿 だ 。

そんな こと より あいつ だ 。 え ?

( い の ) あの 大きな 人 ? ( シカマル ) ああ 。

此の 国 は 元 侍 を 警護 に 雇って いる 。 その 隊長 だ 。

俺 たち の 任務 の 最大 の 難関 は あいつ だ な 。

それ まで じゃ ! ( 太鼓 の 音 )

大丈夫 ? ナルト 。 大丈夫じゃ ない かも …。

食べ きれ なかった 者 は 去る のじゃ !

は ぁ … 何とか 予選 突破 か …。

引き続き 予選 2 回 戦 を 行う ! すぐ 2 回 戦 !?

予選 2 回 戦 は ラーメン 対決 じゃ !

ラーメン !? この タイミング で … ゲッ !

城下町 の 名店 ギトギト 亭 の ひと 品 で あ ~ る !

何 だ … この 大き さ 。

心して 食せよ !

う うまい … だけど →

背 脂 ギトギト 系 は 今 …。

う うまい … だけど →

ボリューム 感 ある 太 麺 は 今 …。

チャーシュー も すごく おいし いよ 肉 汁 たっぷり で 。

《 無理だ こんな うまい ラーメン な のに 》

ダメだ ~ これ 以上 は 食え ねえ 。

食い たい … でも 食え ねえ 。

食ったら 大変な こと に なる 。

でも 食い たい … でも 食え ねえ !

皆 やる のう うん 。

( 千 代 ) 父上 千 代 も 見て いたら →

お腹 が 空いて まいり ました 。

うむ 先ほど の まんじゅう を 持ってこ させよう 。 これ 。

シュウ 様 は ?

( シュウ ) 私 は あの ラーメン と やら に 興味 が あり ます 。

あぁ ラーメン は いかん 。 なぜ です ?

ぬるくて 麺 が ブヨ ブヨ で いかん 。

大名 様 に は お 毒見 の あと に 出し ます ゆえ →

どうしても 麺 が のび ます 。

うむ まんじゅう は よい のう 。 のび ぬ 。

そう です か 残念です 。

シュウ 様 そろそろ お 時間 です 。

え ? 今日 は 御 膳 試合 な のに ?

関係 あり ませ ん 。 では まいり ましょう 。 はい …。

アハハハハ 皆 すごい のう 。

残り 30 秒 !

( シカマル ) チョウジ の やつ ライバル の 目星 を つけた みたいだ な 。

あと 5 秒 ! 4 3 2 1 0!

それ まで ! 夕刻 より 決勝 戦 を 行う 。

見事 完食 した 者 のみ 城 内 に 入る のじゃ 。

よし ! う ぅ チョウジ …。

頑張れよ …。 任せて 。

仕込み は 終わった 。 俺 たち も 昼 飯 に 行く か 。

ハァ ハァ …。

だ ぁ ~!

脇 が あまい !

動き を 止め ない !

そう しっかり 相手 を 見て 。

まっすぐ 下がら ない !

あっ !

う っ う ぅ …。

拾って 。 もう 動け ない 。 まだ です 。

こんな こと して 何 に なる んだ ! 僕 は 人質 だ 。

おとなしく して いる だけ で いい んだ 。

人 の 運命 など わから ぬ もの です 。

僕 は このまま だ …。

は ~ っ ! や ぁ ~!

タテワキ !

動け ました な 。

修業 が 厳し すぎ ます 。

今日 は これ まで 。

大丈夫 ? シュウ 様 。

タテワキ は 僕 が 嫌いな んだ 。

職務 に 忠実な だけ よ 。 侍 だ もの 。

元 侍 だ よ 。

( 太鼓 の 音 )

選ば れ し 者 たち よ よくぞ 勝ち上がって きた 。

遠慮 は 要らん おおいに 食せ 。

( みんな ) は っ !

( 太鼓 の 音 )

よ ~ し チョウジ 優勝 しち まえ !

ダメだ 。 えっ なんで ?

狙い は 2 番 。 それ が 若 殿 脱出 の 作戦 だ 。

ふ ~ ん 。

なるほど ね 。

決勝 戦 ! 第 一 の 儀 は 早 食い 勝負 。

寿司 100 貫 じゃ !

上位 3 名 のみ が 最終 決戦 に 進める 。

城下町 の 名店 ネタネタ 寿司 の 品 である !

心して 食せよ !

よし いく ぞ ナルト 。 おう !

いの 。 わかって る 。

忍法 心 転身 の 術 。

すごい ! シュウ 様 ?

厠 へ まいる 。

お ぉ 今年 は 精鋭 揃い よ のう 。

へ ぇ これ が 若 殿 ねぇ 。

早く して ! 変化 の 術 !

じゃあ いって くら ぁ 。

シュウ 様 本国 の 父上 様 より 書状 です 。

お前 は ?

彼 の 国 より 依頼 を 受けた 忍 です 。

完食 !

完食 !

なに ? チョウジ まだ 食べて る の !?

完食 ! それ まで じゃ !

しばし 休憩 の あと この 3 名 で 最終 決戦 じゃ 。

あ ~ うまかった 。

チョウジ ったら ちゃんと 段取り わかって ん の !?

寿司 も よい な 。 のび ぬ 。

あっ シュウ 様 お 寿司 よ 。

俺 … いや 僕 は まだ 食欲 が なくて 。

そんな 大変 。

( タテワキ ) どうかし ました か ?

なんでもない 。 みんな の 食い っぷり に 圧倒 さ れて 。

最終 決戦 は 焼き肉 じゃ 。

《 焼き肉 !》

城下町 の 名店 ケムケム 苑 の 品 である 。

心して 食せよ !

上手く いった ? ま ぁ 今 ん とこ は な 。

お っ 焼き肉 だったら チョウジ の 楽勝 だ な 。

それ が そう で も ない の よ 。 あ ?

♪♪~

お ぉ すごい のう 。

( タマオ ) こう なったら … 二 刀 流 !

すごい ! 両手 で 食べて る 。

ほ っほ ! 必殺 技 を 出して きた ようだ の う 。

( イソノ ) ならば 必殺 ! ジャグラー !

あっ ! あの 人 も 両手 で 。

いや あれ は 左手 で 皿 から 肉 を 網 に のせ →

右手 で 焼けた 肉 を 食べて おる 。

左右 違う 動き を して おる うえ 無駄 が ない 。

しかし …。 ( 千 代 ) お 箸 が 見え ない !

( タマオ ) はやい …。

あれ じゃ チョウジ 優勝 しちゃ うわ よ !

チッ ! 2 番 じゃ なきゃ ダメな ん だって のに 。

《 これ が … これ が 最後 の …。

最後 の … ひと 口 !》

《 う っ 動け ない !》

完食 !

影 真似 の 術 成功 。

それ まで じゃ ! 本 年度 御 膳 試合 の 優勝 者 は イソノ じゃ !

やった ~!

ハァ ~。 やれやれ 。

うむ あっぱれ 見事であった 。 負けちゃ った 。

しようがない よ ね 。

最後に 動き が 止まった な 。

どれ 褒美 を つかわす 。

優勝 した イソノ に は 家 1 軒 を 賜る 。

は はっ !

2 位 の チョウジ に は 大きな つづら を つかわす 。

は はっ !

3 位 の タマオ に は 小さな つづら を つかわす 。

は はっ !

では これ にて 御 膳 試合 終了 じゃ !

楽しかった わ ね シュウ 様 。 う うん 。

( お腹 が 鳴る 音 )

《 今ごろ 腹 減って きた って ば よ 》

( 開演 ブザー )

皆様 お 変わり ございませ ん か ?

美 空 ひばり です 。

では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。

『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』2 時間 スペシャル 。

Learn languages from TV shows, movies, news, articles and more! Try LingQ for FREE

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 14 - 309 - A 級 任務 ・ 御 膳 試合 ||しっぷう|つたい|しーずん||きゅう|にんむ|ご|ぜん|しあい Naruto Shippuden - Season 14 - 309 - Class A Mission, Gozen Match

( ナルト ) これ は 。

さ あて なりすまし 野郎 は ど いつ だ ? |||やろう||||

ん ? グハッ !

この !

グハッ !

( カルイ ) な に やって る !  そい つ の 間合い に うかつに 飛び込む な ! ||||||||まあい|||とびこむ|

ん ?  あいつ   ど っか で …。

( みんな ) うわ ~ っ !

なに !  侍 の くせ に 技 使う の か 。 |さむらい||||わざ|つかう||

離れろ 。  もっと 間合い を とる んだ 。 はなれろ||まあい|||

何 やって んだ 。 封印 班 は い ねえ の か よ ? なん|||ふういん|はん||||||

ああ   なりきり 野郎 の おかげ で 本体 と 離れ ち まった 。 ||やろう||||ほんたい||はなれ||

今 は 援軍 待ち だ … って 誰 だ   て め え ! いま||えんぐん|まち|||だれ||||

ヘッ   誰 だ は ねえ だろう 。 |だれ||||

お前   気 の 済む まで 俺 の こと ボコボコ に した だろう が よ 。 おまえ|き||すむ||おれ||||||||

忘れて んじゃ ねえ よ ! わすれて|||

お前   ナルト か 。 おう 。 おまえ|||

ずいぶん と 違 っち まって て わから ねえ だ ろ 。 ||ちが|||||||

ところで   あいつ は ? ああ 穢土 転生 さ れた 侍 の ようだ が → ||||えど|てんせい|||さむらい|||

すげ え 強 ぇ 。 侍 ? ||つよ||さむらい

( タテワキ ) さがれ   忍 ども 。 貴 様 ら に は 何の 恨み も ない 。 ||おし||とうと|さま||||なんの|うらみ||

だが   この 体 操ら れて いて は しかたがない のだ 。 ||からだ|あやつら||||しかたが ない|

それ に   それ が し 侍 など で は …。 |||||さむらい|||

鉄 の 国 を とうに 捨てた 身 。 いわゆる 浪人 …。 くろがね||くに|||すてた|み||ろうにん

いや 違う 。  それ がし は …。 |ちがう|||

おっちゃん ? まさか   タテワキ の おっちゃん か ?

いかにも 。  それ がし の 名 は   タテワキ 。 ||||な||

そういう   お ぬし は ? あいつ を 知って ん の か   ナルト 。 ||||||しって||||

ナルト ?  ナルト だ と ?

そう だ   タテワキ の おっちゃん 。

お前 は 生きて いた のだ な 。 おまえ||いきて|||

教えて くれ  2 人 の 行方 を 。 あれ から どう なった の か を 。 おしえて||じん||ゆくえ||||||||

( 綱 手 ) 今回 の 任務 は 火 の 国 大名 から   じきじき の 依頼 だ 。 つな|て|こんかい||にんむ||ひ||くに|だいみょう||||いらい|

いわば   国 の 政 に かかわる 任務 だ と 肝 に 銘じて おけ 。 |くに||まつりごと|||にんむ|||かん||めいじて|

( シカマル ) めん どくさ そうだ な 。 ( い の ) そんな こと 言わ ない 。 |||そう だ||||||いわ|

( チョウジ ) ウナ 肝 なら 好きだ けど 。 ||かん||すきだ|

お前 って ば また 食 いもん の 話 か よ 。 おまえ||||しょく|||はなし||

なんだ よ 。  だいたい なんで ナルト が いる んだ よ ?

ナルト は 今回 シカマル の 班 に 加わって もらう 。 ||こんかい|||はん||くわわって|

へ ? それ で   ナルト を 加えた 俺 たち に → |||||くわえた|おれ||

やら せよう って いう 任務 は 何 な んです ? ||||にんむ||なん||ん です

ま ぁ   簡単に いえば 人さらい だ 。 ||かんたんに||ひとさらい|

( みんな ) え ~ っ !

此の 国 の 城 に   彼 の 国 の 若 殿 が 人質 と して 預け られて いる 。 この|くに||しろ||かれ||くに||わか|しんがり||ひとじち|||あずけ||

その 若 殿 を 木 ノ 葉 隠れ の 仕業 と バレ ない ように → |わか|しんがり||き||は|かくれ||しわざ||||よう に

さらって くる こと が 任務 。 ||||にんむ

でも さ   若 殿 さらって どう すんだ ? ||わか|しんがり|||

身代金 と か 取る と か 。 それ だ と 政 と 関係 ねえ だ ろ 。 みのしろきん|||とる||||||まつりごと||かんけい|||

彼 の 国 は 此の 国 と 同盟 を 結んで いる が → かれ||くに||この|くに||どうめい||むすんで||

それ を 破棄 して   新たに 火 の 国 と 同盟 を 結ぶ つもりだ 。 ||はき||あらたに|ひ||くに||どうめい||むすぶ|

そこ で   此の 国 に 人質 と して 預け られて いる 若 殿 を → ||この|くに||ひとじち|||あずけ|||わか|しんがり|

ひそかに 彼 の 国 へ 連れ戻そう と いう わけだ 。 |かれ||くに||つれもどそう|||

ばあちゃん ランク で 言ったら どの くらい ? |らんく||いったら||

基本 は B ランク だ が 城 の 守り に よって は → きほん|||らんく|||しろ||まもり|||

A に   はね上がる かも な 。 ||はねあがる||

よっ しゃ !  その ほう が やりがい ある って ば よ 。

いや   俺 たち は そういう の いい から 。 |おれ||||||

と   あいつ ら に は 言った が 此の 国 の 周囲 に は → |||||いった||この|くに||しゅうい||

現在   きな臭い 動き が ある 。 げんざい|きなくさい|うごき||

( ヤマト ) 彼 の 国 が 同盟 を 解消 する の も → やまと|かれ||くに||どうめい||かいしょう|||

それ が 関係 して いる と いう わけです ね 。 ||かんけい|||||わけ です|

事 が ねじれたら   ランク は A に も S に も はね上がる 。 こと|||らんく||||||||はねあがる

よって   バックアップ 要員 と して → |ばっくあっぷ|よういん||

暗部 の お前 に 背後 に 控えて いて もらい たい 。 あんぶ||おまえ||はいご||ひかえて|||

表 に 出る タイミング は ? ひょう||でる|たいみんぐ|

きな臭い 動き と やら の 情報 を 集める 必要 も ある 。 きなくさい|うごき||||じょうほう||あつめる|ひつよう||

現場 で の 判断 に 任せる 。 わかり ました 。 げんば|||はんだん||まかせる||

( デイダラ ) なぁ   サソリ の 旦那 → ||さそり||だんな

最近   任務 が セコ く なって んじゃ ねえ か な   うん 。 さいきん|にんむ|||||||||

今 は 依頼 さ れたら なんでも 引き受けて いる から な 。 いま||いらい||||ひきうけて|||

金儲け と か 雇わ れ 戦争 ばっ か じゃ 芸術 性 の カケラ も 感じ られ ねえ よ 。 かねもうけ|||やとわ||せんそう||||げいじゅつ|せい||||かんじ|||

うん 。 そこ ん とこ は 同感 だ が → |||||どうかん||

組織 の 方針 に は 従う しか ねえ だ ろ 。 そしき||ほうしん|||したがう||||

世界 征服 へ の 道のり は 遠い な 。 せかい|せいふく|||みちのり||とおい|

( 飛 段 ) おい 。 と|だん|

( デイダラ ) おう   遅かった な 。 ||おそかった|

( 角 都 ) 新しい 任務 を 持ってきた 。 1 つ は 金儲け で  1 つ は 戦争 だ 。 かど|と|あたらしい|にんむ||もってきた|||かねもうけ||||せんそう|

金儲け は   そそら れ ねえ 。 あぁ 。 かねもうけ|||||

( 角 都 ) で は 俺 と 飛 段 で 金儲け の ほう に 行く 。 かど|と|||おれ||と|だん||かねもうけ||||いく

おい !  おいおい ! 何   勝手に 決めて んだ ! ||なん|かってに|きめて|

俺 だって カネ に は 興味 が ねえ んだ よ ! おれ||かね|||きょうみ||||

誰 か が やる しか ねえ んだ 。 だれ||||||

サソリ も デイダラ も 戦争 の ほう が い いって んだ 。 さそり||||せんそう||||||

こんな こと で 揉める こと は ない 。 |||もめる|||

て め えら !  あと で 覚え とけよ ! |||||おぼえ|

で   戦争 の 相手 は ? |せんそう||あいて|

( 角 都 ) 国 ひと つ だ   小国 だ が な 。 かど|と|くに||||しょうこく|||

( デイダラ ) その 小国 が   何 だって んだ ? ||しょうこく||なん||

( 角 都 ) 小国 って の は 身軽に 立ち 位置 を 変える から な 。 かど|と|しょうこく||||みがるに|たち|いち||かえる||

むしろ 自分 の 領地 に しち まおう って 考えた 大国 の 依頼 だ 。 |じぶん||りょうち|||||かんがえた|たいこく||いらい|

お も しれ え 。

( い の ) あれ ね   此の 国 の 城 って 。 ||||この|くに||しろ|

若 殿 の 誘拐 か … バレ ない ように って の が 問題 だ ね 。 わか|しんがり||ゆうかい||||よう に||||もんだい||

シカマル の 影 真似 とか い の の 心 転身 の 術 で → ||かげ|まね|と か||||こころ|てんしん||じゅつ|

ま ぁ なんとか しろ って こったろう ?

いい や   任務 の 要 は チョウジ と ナルト だ 。 ||にんむ||かなめ|||||

僕たち が ? あぁ 。 ぼくたち||

チョウジ に は   御 膳 試合 に 出て もらう 。 |||ご|ぜん|しあい||でて|

普通 なら 城 に 余所者 なんか 入れ ない が → ふつう||しろ||よそもの||いれ||

御 膳 試合 の 参加 者 なら 別だ 。 ご|ぜん|しあい||さんか|もの||べつだ

《 御 膳 試合 って いう と …》 ご|ぜん|しあい|||

(( わ ぁ ~!))

なんで 僕 が   そんな 役 を …。 |ぼく|||やく|

チョウジ じゃ 簡単に 負け ち まう って ば よ ! ||かんたんに|まけ|||||

いや   御 膳 試合 じゃ なくて お 膳 試合 な んだ よ 。 |ご|ぜん|しあい||||ぜん|しあい|||

何 よ   お 膳 試合 って !? なん|||ぜん|しあい|

喜べ   チョウジ 簡単に 言えば   大 食い 選手 権 だ 。 よろこべ||かんたんに|いえば|だい|くい|せんしゅ|けん|

本当 ?  シカマル ! ほんとう|

任務 で 大 食い 選手 権 に 出 られる なんて   僕 は 幸せだ よ 。 にんむ||だい|くい|せんしゅ|けん||だ|||ぼく||しあわせだ|

じゃあ   俺 は 何 を すれば いいん だって ば よ !? |おれ||なん||||||

あぁ   ナルト に は チョウジ の 手引き で 城 内 に 潜入 し → ||||||てびき||しろ|うち||せんにゅう|

お 得意の 変化 の 術 で 若 殿 と 入れ替わって → |とくいの|へんか||じゅつ||わか|しんがり||いれかわって

本物 が 脱出 する 時間 稼ぎ を して もらう 。 ほんもの||だっしゅつ||じかん|かせぎ|||

ナルト の 若 殿 で 大丈夫な の ? ||わか|しんがり||だいじょうぶな|

どういう 意味 だって ば よ !? そういう 意味 よ ! |いみ|||||いみ|

そう だ ね … 若 殿 に 変化 する んだ から → |||わか|しんがり||へんか|||

昼 ご飯 に ラーメン 食べ たい なんて 言ったら   すぐ バレ ちゃ うよ 。 ひる|ごはん||らーめん|たべ|||いったら||||

うむ …。 お前 ら なぁ ! |おまえ||

だって ば よ   と か 言っちゃ ダメな の よ 。 |||||いっちゃ|だめな||

そんな こと ぐらい わかって る って ば よ !

( い の ) 本当   わかって ん の ? わかって る って ば よ ! ||ほんとう||||||||

( 太鼓 の 音 ) たいこ||おと

参加 者 は 前 へ ! さんか|もの||ぜん|

じゃあ   行く か ! うん ! |いく||

此の 国 の 繁栄   五穀 豊穣 を 願い これ より   御 膳 試合 を 行う 。 この|くに||はんえい|ごこく|ほうじょう||ねがい|||ご|ぜん|しあい||おこなう

優勝 者 に は   殿 より 過分なる 栄誉 と 褒美 が 賜ら れる ゆえ → ゆうしょう|もの|||しんがり||かぶんなる|えいよ||ほうび||たまわら||

皆   日ごろ の 実力 を 発揮 し 見苦しき 行為 の なき ように 食せよ 。 みな|ひごろ||じつりょく||はっき||みぐるしき|こうい|||よう に|しょくせよ

ま ぁ チョウジ だったら 予選 は 軽い わ ね 。 ||||よせん||かるい||

でも   なんで ナルト まで 出た の ? ||||でた|

( シカマル ) 種目 に ラーメン が ある らしい んだ と 。 |しゅもく||らーめん|||||

ラーメン 以外 は 人並みでしょ ? あいつ 。 まあ な 。 らーめん|いがい||ひとなみでしょ|||

予選 1 回 戦 は …  饅頭 対決 である ! よせん|かい|いくさ||まんじゅう|たいけつ|

ラーメン じゃ ない の !? らーめん|||

城下町 の 名店   アマアマ 庵 の 品 である ! じょうかまち||めいてん||いおり||しな|

それでは …  心して 食せよ ~! |こころして|しょくせよ

やっぱり ナルト じゃ ダメ ね 。 あ …  いの   あそこ 。 |||だめ||||

あの 人 たち が …。 |じん||

ああ   あれ が   件 の 若 殿 だ 。 |||けん||わか|しんがり|

そんな こと より   あいつ だ 。 え ?

( い の ) あの 大きな 人 ? ( シカマル ) ああ 。 |||おおきな|じん||

此の 国 は   元 侍 を 警護 に 雇って いる 。  その 隊長 だ 。 この|くに||もと|さむらい||けいご||やとって|||たいちょう|

俺 たち の 任務 の 最大 の 難関 は   あいつ だ な 。 おれ|||にんむ||さいだい||なんかん||||

それ まで じゃ ! ( 太鼓 の 音 ) |||たいこ||おと

大丈夫 ?  ナルト 。 大丈夫じゃ ない かも …。 だいじょうぶ||だいじょうぶじゃ||

食べ きれ なかった 者 は 去る のじゃ ! たべ|||もの||さる|

は ぁ …  何とか 予選 突破 か …。 ||なんとか|よせん|とっぱ|

引き続き   予選 2 回 戦 を 行う ! すぐ 2 回 戦 !? ひきつづき|よせん|かい|いくさ||おこなう||かい|いくさ

予選 2 回 戦 は   ラーメン 対決 じゃ ! よせん|かい|いくさ||らーめん|たいけつ|

ラーメン !?  この タイミング で …  ゲッ ! らーめん||たいみんぐ||

城下町 の 名店 ギトギト 亭 の   ひと 品 で あ ~ る ! じょうかまち||めいてん||ちん|||しな|||

何 だ …  この 大き さ 。 なん|||おおき|

心して 食せよ ! こころして|しょくせよ

う   うまい …  だけど →

背 脂 ギトギト 系 は   今 …。 せ|あぶら||けい||いま

う   うまい …  だけど →

ボリューム 感 ある 太 麺 は 今 …。 ぼりゅーむ|かん||ふと|めん||いま

チャーシュー も   すごく おいし いよ 肉 汁 たっぷり で 。 |||||にく|しる||

《 無理だ こんな   うまい ラーメン な のに 》 むりだ|||らーめん||

ダメだ ~  これ 以上 は 食え ねえ 。 だめだ||いじょう||くえ|

食い たい …  でも   食え ねえ 。 くい|||くえ|

食ったら   大変な こと に なる 。 くったら|たいへんな|||

でも   食い たい …  でも   食え ねえ ! |くい|||くえ|

皆   やる のう   うん 。 みな|||

( 千 代 ) 父上   千 代 も 見て いたら → せん|だい|ちちうえ|せん|だい||みて|

お腹 が 空いて まいり ました 。 おなか||あいて||

うむ   先ほど の   まんじゅう を 持ってこ させよう 。  これ 。 |さきほど||||もってこ|さ せよう|

シュウ 様 は ? |さま|

( シュウ ) 私 は   あの ラーメン と やら に 興味 が あり ます 。 |わたくし|||らーめん||||きょうみ|||

あぁ   ラーメン は   いかん 。 なぜ です ? |らーめん||||

ぬるくて   麺 が ブヨ ブヨ で   いかん 。 |めん||ぶよ|ぶよ||

大名 様 に は お 毒見 の あと に 出し ます ゆえ → だいみょう|さま||||どくみ||||だし||

どうしても   麺 が   のび ます 。 |めん|||

うむ   まんじゅう は   よい のう 。 のび ぬ 。

そう です か   残念です 。 |||ざんねん です

シュウ 様   そろそろ   お 時間 です 。 |さま|||じかん|

え ?  今日 は   御 膳 試合 な のに ? |きょう||ご|ぜん|しあい||

関係 あり ませ ん 。 では   まいり ましょう 。 はい …。 かんけい|||||||

アハハハハ   皆   すごい のう 。 |みな||

残り  30 秒 ! のこり|びょう

( シカマル ) チョウジ の やつ ライバル の 目星 を つけた みたいだ な 。 ||||らいばる||めぼし||||

あと 5 秒 ! 4 3 2 1 0! |びょう

それ まで ! 夕刻 より   決勝 戦 を 行う 。 ||ゆうこく||けっしょう|いくさ||おこなう

見事   完食 した 者 のみ 城 内 に 入る のじゃ 。 みごと|かんしょく||もの||しろ|うち||はいる|

よし !  う ぅ   チョウジ …。

頑張れよ …。 任せて 。 がんばれよ|まかせて

仕込み は 終わった 。 俺 たち も 昼 飯 に 行く か 。 しこみ||おわった|おれ|||ひる|めし||いく|

ハァ   ハァ …。

だ ぁ ~!

脇 が あまい ! わき||

動き を 止め ない ! うごき||とどめ|

そう   しっかり 相手 を 見て 。 ||あいて||みて

まっすぐ 下がら ない ! |さがら|

あっ !

う っ   う ぅ …。

拾って 。 もう 動け ない 。 まだ です 。 ひろって||うごけ|||

こんな こと して 何 に なる んだ ! 僕 は 人質 だ 。 |||なん||||ぼく||ひとじち|

おとなしく して いる だけ で いい んだ 。

人 の 運命 など   わから ぬ もの です 。 じん||うんめい|||||

僕 は   このまま だ …。 ぼく|||

は ~ っ !  や ぁ ~!

タテワキ !

動け ました な 。 うごけ||

修業 が 厳し すぎ ます 。 しゅぎょう||きびし||

今日 は   これ まで 。 きょう|||

大丈夫 ?  シュウ 様 。 だいじょうぶ||さま

タテワキ は   僕 が 嫌いな んだ 。 ||ぼく||きらいな|

職務 に 忠実な だけ よ 。  侍 だ もの 。 しょくむ||ちゅうじつな|||さむらい||

元   侍 だ よ 。 もと|さむらい||

( 太鼓 の 音 ) たいこ||おと

選ば れ し 者 たち よ よくぞ 勝ち上がって きた 。 えらば|||もの||||かちあがって|

遠慮 は 要らん   おおいに 食せ 。 えんりょ||ようらん||くわせ

( みんな ) は っ !

( 太鼓 の 音 ) たいこ||おと

よ ~ し   チョウジ   優勝 しち まえ ! |||ゆうしょう||

ダメだ 。 えっ   なんで ? だめだ||

狙い は 2 番 。 それ が   若 殿 脱出 の 作戦 だ 。 ねらい||ばん|||わか|しんがり|だっしゅつ||さくせん|

ふ ~ ん 。

なるほど ね 。

決勝 戦 !  第 一 の 儀 は   早 食い 勝負 。 けっしょう|いくさ|だい|ひと||ぎ||はや|くい|しょうぶ

寿司  100 貫 じゃ ! すし|つらぬ|

上位 3 名 のみ が 最終 決戦 に 進める 。 じょうい|な|||さいしゅう|けっせん||すすめる

城下町 の 名店   ネタネタ 寿司 の 品 である ! じょうかまち||めいてん||すし||しな|

心して 食せよ ! こころして|しょくせよ

よし   いく ぞ   ナルト 。 おう !

いの 。 わかって る 。

忍法   心 転身 の 術 。 にんぽう|こころ|てんしん||じゅつ

すごい !  シュウ 様 ? ||さま

厠 へ まいる 。 かわや||

お ぉ   今年 は   精鋭 揃い よ のう 。 ||ことし||せいえい|そろい||

へ ぇ   これ が 若 殿 ねぇ 。 ||||わか|しんがり|

早く して ! 変化 の 術 ! はやく||へんか||じゅつ

じゃあ   いって くら ぁ 。

シュウ 様   本国 の 父上 様 より 書状 です 。 |さま|ほんごく||ちちうえ|さま||しょじょう|

お前 は ? おまえ|

彼 の 国 より 依頼 を 受けた 忍 です 。 かれ||くに||いらい||うけた|おし|

完食 ! かんしょく

完食 ! かんしょく

なに ?  チョウジ   まだ 食べて る の !? |||たべて||

完食 !  それ まで じゃ ! かんしょく|||

しばし 休憩 の あと この 3 名 で   最終 決戦 じゃ 。 |きゅうけい||||な||さいしゅう|けっせん|

あ ~  うまかった 。

チョウジ ったら ちゃんと 段取り わかって ん の !? |||だんどり|||

寿司 も よい な 。  のび ぬ 。 すし|||||

あっ   シュウ 様   お 寿司 よ 。 ||さま||すし|

俺 …  いや   僕 は まだ 食欲 が なくて 。 おれ||ぼく|||しょくよく||

そんな   大変 。 |たいへん

( タテワキ ) どうかし ました か ?

なんでもない 。 みんな の 食い っぷり に 圧倒 さ れて 。 |||くい|||あっとう||

最終 決戦 は   焼き肉 じゃ 。 さいしゅう|けっせん||やきにく|

《 焼き肉 !》 やきにく

城下町 の 名店   ケムケム 苑 の 品 である 。 じょうかまち||めいてん||その||しな|

心して 食せよ ! こころして|しょくせよ

上手く いった ? ま ぁ   今 ん とこ は な 。 うまく||||いま||||

お っ   焼き肉 だったら チョウジ の 楽勝 だ な 。 ||やきにく||||らくしょう||

それ が   そう で も ない の よ 。 あ ?

♪♪~

お ぉ   すごい のう 。

( タマオ ) こう なったら …  二 刀 流 ! |||ふた|かたな|りゅう

すごい !  両手 で 食べて る 。 |りょうて||たべて|

ほ っほ !  必殺 技 を 出して きた ようだ の う 。 ||ひっさつ|わざ||だして||||

( イソノ ) ならば   必殺 !  ジャグラー ! ||ひっさつ|

あっ !  あの 人 も 両手 で 。 ||じん||りょうて|

いや   あれ は 左手 で   皿 から 肉 を 網 に のせ → |||ひだりて||さら||にく||あみ||

右手 で   焼けた 肉 を 食べて おる 。 みぎて||やけた|にく||たべて|

左右 違う 動き を して おる うえ 無駄 が ない 。 さゆう|ちがう|うごき|||||むだ||

しかし …。 ( 千 代 ) お 箸 が 見え ない ! |せん|だい||はし||みえ|

( タマオ ) はやい …。

あれ じゃ   チョウジ 優勝 しちゃ うわ よ ! |||ゆうしょう|||

チッ ! 2 番 じゃ なきゃ ダメな ん だって のに 。 |ばん|||だめな|||

《 これ が …  これ が 最後 の …。 ||||さいご|

最後 の …  ひと 口 !》 さいご|||くち

《 う っ   動け ない !》 ||うごけ|

完食 ! かんしょく

影 真似 の 術   成功 。 かげ|まね||じゅつ|せいこう

それ まで じゃ !  本 年度 御 膳 試合 の 優勝 者 は   イソノ じゃ ! |||ほん|ねんど|ご|ぜん|しあい||ゆうしょう|もの|||

やった ~!

ハァ ~。 やれやれ 。

うむ   あっぱれ   見事であった 。 負けちゃ った 。 ||みごとであった|まけちゃ|

しようがない よ ね 。 しようが ない||

最後に   動き が 止まった な 。 さいごに|うごき||とまった|

どれ   褒美 を つかわす 。 |ほうび||

優勝 した イソノ に は   家 1 軒 を 賜る 。 ゆうしょう|||||いえ|のき||たまわる

は はっ !

2 位 の チョウジ に は 大きな つづら を つかわす 。 くらい|||||おおきな|||

は はっ !

3 位 の タマオ に は 小さな つづら を つかわす 。 くらい|||||ちいさな|||

は はっ !

では   これ にて 御 膳 試合 終了 じゃ ! |||ご|ぜん|しあい|しゅうりょう|

楽しかった わ ね   シュウ 様 。 う   うん 。 たのしかった||||さま||

( お腹 が 鳴る 音 ) おなか||なる|おと

《 今ごろ   腹 減って きた って ば よ 》 いまごろ|はら|へって||||

( 開演 ブザー ) かいえん|ぶざー

皆様   お 変わり ございませ ん か ? みなさま||かわり|||

美 空 ひばり です 。 び|から||

では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。 |さいご||||おたのしみ|

『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』2 時間 スペシャル 。 もくよう|じ||こんさーと|めいきょく|||||うた|じかん|すぺしゃる