NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 14 - 311 - プロローグ オブ ロード トゥ ニンジャ
( マダラ ) ここ は かつて 修練 の 洞窟 と 呼ば れた 場所 。
( ゼツ ) ねぇ その 新しい 術 限定 月 読 って →
どんな 術 なんだい ?
( マダラ ) 無限 月 読 の 試作 だ 。
まずは 術 に はめる 対象 者 の 望む もの を →
調べる 必要 が ある 。
フッ …。
( ナルト ) せっかく の 休暇 も 今日 で 終わり か 。
って こと で 明日 から の 活力 を 養う ため →
大事に とって おいた 個数 限定 プレミアム ラーメン を →
思い切って 開けちゃ うって ば よ 。
( はしゃぎ 声 )
って つま ん ねえ な …。
よし 。
ジャ ~ ン ! これ な ~ んだ ?
す っげ え ! 限定 プレミアム ラーメン じゃ ん !
どこ の 店 行って も 売り切れ で 手 に 入ら ねえ やつ 。
この 個数 限定 プレミアム ラーメン を 食い たい か ?
(2 人 ) お ~! 本当に 食 いて え か ?
(2 人 ) お ~! 本当に 食 いて え か ?
(2 人 ) お ~! 食 いて え ぞ !
じゃあ ラーメン 争奪 ウルトラトランプ 大会 を →
開催 する って ば よ ! (2 人 ) イェ ~ イ !
( ドア の 開閉 音 )
( テンテン ) あ ~ 疲れた 。
でも 長かった 任務 も 終わった し 明日 から 休暇 だ 。
( ガイ ) お ぉ カカシ ! 任務 引き継ぎ を よろしく 頼んだ 。
( カカシ ) は ~ いはい 了解 。
( テンテン ) 早速 リフレッシュ よ ! 銭湯 でも 行こう 。
( ネジ ) うん 。 リー お前 も 行く か ?
( リー ) 僕 は 結構です 。
これ から 修業 し たい と 思って いる んで 。
えらい ね 。 でも あん ま 無理 する と →
体 が ついていか なく なる …。
リー ! お前 って やつ は …。
青春 し まくり だ ! クソ ~ コンチクショウ !
俺 も その 修業 に つきあう ! いく ぞ リー !
( リー ) ファイ ! 《 大丈夫 ?》
ついてこい ! 青春 フル パワー だ !
そりゃ ! あっ !? うわ ~ っと …。
《 ダメだ よ ね や っぱ …》
あぁ ~ ガイ 先生 ! 立って ! 立って ください !
明日 に 向かって ! リー 君 。
この 人 は 体 が すでに ついていって ない のだ よ 。
死な ないで … ガイ 先生 !
あぁ ~ 僕 を … 僕 を 立派な 忍 に して くれる って …。
リー 君 こっち は 引き受ける から 代わり に サクラ と ナルト の 伝言 を →
お 願い できる かな !? え ?
( メブキ ) あんた は どうして そう だらしない の !
洗濯物 は 端 を 合わせて ちゃんと たたみ なさい !
( サクラ ) 文句 言う なら 自分 で やって 。
なんで わざわざ 休日 に お 説教 さ れ なきゃ いけない の よ 。
休日 じゃ ない と あんた い ない でしょ 。
( サクラ ) 当たり前でしょ 。 ( メブキ ) 当たり 前 なら 口答え する な !
( キザシ ) サクラ ! お 母さん の 言う とおり だ ぞ 。
親子 ゲンカ なんか いいかげんに 塩 !
なん つ って …。
( 犬 の 遠吠え )
え ? リー さん どうした の ?
あ いえ お 取り込み 中 すみません 任務 の こと で …。
あぁ 任務 の 打ち合わせ ね 。 今 行き ます 。
すみません 任務 は 明日 朝 6 時 集合 と の →
伝言 を 預かり まして 。
いい んです 抜け出す 口実 が できた から 。
今日 くらい のんびり 過ごし たい し ね 。
ありがとう 。
さて 次 は と …。
やった ~! チクショウ ! ツイ て ねえ !
危 ねえ いきなり 脱落 する ところ だった ぜ 。
おい お前 イカサマ して んじゃ ねえ だろう な ?
イエ ~ イ ! 弱い やつ ほど よく 吠える 。
なんだ と !? やめろ って ば よ 。
俺 ら みんな 俺 な んだ から よ 。
お前 どっち の 味方 な んだ よ ?
どっち と 言わ れて も …。
やり 直し を 要求 する !
負け 犬 の 遠吠え 。 許せ ねえ !
外出 や がれ ! った く …。
って 俺 勝った の か 負けた の か よく わかん ねえ !
は ぁ …。
休日 の 最後 の 日 に 俺 は 何 を やって いる んだ 。
や っぱ 一 人 は むなしい って ば よ 。
《 ナルト 君 …》 ≪( チョウジ ) ねぇ 行こう よ 焼き肉 。
( チョウジ ) 焼肉 Q なら 1 テーブル 1,500 両 で 食べ 放題 だ し →
3 人 で 割り勘 して も … えっ と いくら だ っけ ?
( シカマル )500 両 だ よ 。 とにかく →
任務 終わった ばっ か だし 俺 は 飯 よか 風呂 だ な 。
( サクラ ) 私 も お 風呂 に 1 票 。 ( キバ ) 赤 丸 毛 が 土 で →
ドロドロ に な っち まった な 。 これ じゃ 茶 丸 に な っち まう ぜ 。
( 赤 丸 ) クゥ ~ ン 。
( シノ ) その 道理 は おかしい 。 なぜなら →
本来 白い 毛 な のに 赤 丸 だ から だ 。
だ と したら 今 の 赤 丸 は 白 丸 で なければ なら ない のであって 。
( キバ ) お前 何 言って ん か わかん ねえ !
そういう こと 言って んじゃ ねえ !
赤 丸 を きれいに し ねえ と な って こと !
( ヒナタ ) だったら 銭湯 に 行ったら いい と 思う 。
それ は ダメだ 。 なぜなら →
犬 は 銭湯 に 入れ ない から だ 。
( キバ ) そんな の どうにか すりゃ いい だ ろ !
(( 早速 リフレッシュ よ 。 銭湯 でも 行こう ))
う お っ ! はい ナルト 君 !
みんな を 誘って 銭湯 へ レッツゴー です !
皆さん ! ここ は 一緒に 仲間 同士 →
銭湯 へ 行き ましょう !
( キバ ) なんで 言い出し っぺ の リー が 来て ねえ んだ よ 。
あぁ 修業 の 逆立ち 歩き が 3,000 歩 残って ん だって よ 。
でも 終わったら すぐ 来る って 。
ご 苦労な こって 。
《 ゲジマユ の やつ 俺 が 一 人 だ から って 気 を 遣 いやがって 》
ゲジマユ も 早く 来 ねえ か な 。
《 一 人 で ゆっくり しよう と 思って た のに →
なんで みんな が いる の よ 。
ま ぁ いい けど ね 》
は ぁ 任務 後 の お 湯 は 五臓 六 腑 に しみる ねぇ 。
( い の ) テンテン さん なんか お っ さん くさい わ よ 。
フフフ 。
ヒナタ ? 別に 恥ずかし がって 隠そう と し なくて も いい じゃ ない 。
女 同士 な んだ し 。
もっと ゆっくり お 湯 に 浸 かれば ?
う うん …。
その … なんか 浮いて きちゃ って 。
《 サクラ : ヒナタ が いつも うらやましい と 思う わ 。
その 膨らみ だけ は 》
急が ねば 。 1,852 1,853 1,854。
ゲジマユ の やつ まだ やって ん の か な ?
たく クソ まじめ っ つうか 空気 読め ね えっ つう か 。
いつも の こと だ 。 なぜなら やつ は 修業 の 虫 だ から だ 。
だが 俺 は そういう 虫 が 気 に 入って いる 。
もっと 大きな 心 で 仲間 を 見る べきだ 。
《 前 の 任務 で 1 人 仲間外れ に した こと →
今 でも 根 に 持って んだ な こいつ 》
さすが いい こと 言う って ば よ 。 大きな 心 … ん ?
うわ ぁ ! シノ の … シノ の 下半身 あたり に で っ かい 幼虫 おる !
蟲使 い なら 体 に 虫 を 飼って て 当たり前だ ろ 。
シノ お前 男 と して いろんな 意味 で まぶしい やつ だって ば よ 。
そう か 。 おい 聞いた か キバ 。
ワンワン 。 ん ?
そい つ は 赤 丸 だ よ 。 犬 の まま じゃ 入れ ねえ から →
獣 人 変化 して 連れ込んだ 。
うわ っ !
うわ っ わ ~!
ク ~ ン 。
( チョウジ ) ストライク ! なん つ って 。
気 ぃ つけろ チョウジ 。 ( シカマル ) 湯 が 減 っち まった な 。
たく どう する 気 だ ?
騒いで る わ ね 。
それにしても よく 出て こ れた わ ね 。
あんた の お 母さん うるさい のに 。 ほんと う ざい 。
うち も 休日 は こき使わ れる よ 。
断 ろうもん なら お 父さん 心 乱 身 で 。
ちょっと うらやましい な 。 は ぁ ?
チョウジ 倍 化 の 術 やって くれ 。 え ? なんで ?
いい から 。 わかった よ 。
倍 化 の 術 。
お ~ 湯 が 増えた 。 なんで だ ?
増えた は いい が かなり 暑苦しい な 。
ハハッ 。
《 や っぱ こいつ ら と いる と 楽しい や 。
一 人 で いる より ずっと 。
あいつ 今頃 どうして っか な ?
あいつ だけ は 変わ っち まった 。
あいつ だって 変わら なきゃ この 場所 に …》
サスケ … なんで ?
どうかした か ?
なんだ ナルト 。 その 何 か たくらむ ような 顔 は 。
俺 は 物思い に ふけ って た だけ だって ば よ 。
何 か よから ぬ こと を 考えて いた ので は ある まい な 。
な っ なに ? ノゾキ だ ! え !?
( い の ) もっか い もっか い …。
そう か この 向こう は …。
《 そういう 楽しみ が あった って ば よ 》
あぁ なんとも 言え ねえ いい 湯 だった って ば よ 。
おい お前 湯 に 浸 かった か ?
2,998。
あと 少し 。 ナルト 君 待って いて ください 。
2,999。
あっ …。
ノゾキポイント は えっ と …。
( 悲鳴 )
何 だ 何 だ !? クゥ ~ ン 。
ナルト め !
イタタ …。
リー ! なんで リー さん が !?
て め え ロック ・ リー !
もし かして ノゾキ して や がった の か ?
ち 違い ます !
これ は 修業 中 何 か に 引っかかって →
偶然 の 事故 です 。
へ ぇ わざわざ 風呂屋 の 屋根 で ?
おかしい だ ろ 。 ぶ っ 殺す !
ち … ち が …。
ゲジマユ 。
( ネジ ) ナルト ! やっぱり お前 か !
違う って 。 ( い の ) しら ばっ くれる な ロック ・ リー !
ロック ・ リー ?
何 が あった !? キャッ !
ナ … ナルト 君 。
聞いて よ 。 リー が ノゾキ を して いた の !
なんだ と !? けしからん 。
オラ オラ オラ ! しら ばっ くれ ん な !
ゲジマユ お前 …。
( い の ) おわ っ ! ( テンテン ) 逃げた !
( い の ) 野郎 逃げる と は 余計 怪しい !
( テンテン ) みんな 追う わ よ ! ( チョウジ ) 痛い なぁ 。
( い の ) 待て ~! ( ネジ ) とんでもない やつ だ 。
(( みなさん ! ここ は 一緒に 仲間 同士 銭湯 へ 行き ましょう 。
ナルト 君 みんな を 誘って 銭湯 へ レッツ ら ゴー です !
せっかく の 休日 です 。
一 人 じゃ なくて みんな で 楽しみ ましょう !
ただ 僕 は まだ 修業 ノルマ が 残って い ます 。
自分 に ウソ は つけ ませ ん 。 終わり 次第 すぐに 駆けつけ ます ))
《 俺 の ため に →
みんな に 声 を かけて くれた ゲジマユ が …》
そんな こと する はず ねえ !
( ネジ ) 見損なった ぞ リー 。
違う んです ! 屋根 づたい に ジャンプ する 修業 を して いて 。
ほら 破れて る でしょ ?
何 か に 引っかかって バランス を 崩して 偶然 女子 の 脱衣 所 に 。
問答 無用 ! あっ …。
みんな 落ち着いて ! 本当に 偶然 かも しれ ない じゃ ない 。
サクラ さん …。 う っ さい ! 疑わしき は ボコ る !
ちょっと 待て ! あ !?
ゲジマユ は そんな やつ じゃ ねえ 。 ナルト 君 。
ゲジマユ は 俺 ら の 仲間 だ ぞ 。
やって ね えっ つって ん なら やって ねえ 。
証拠 も ねえ のに 仲間 を 疑う なんて やめろ って ば よ !
仲間 を 信じろ !
確かに そう かも ね 。
私 も つい カッ と しちゃ って 。
ナ … ナルト 君 …。
もっと 大きい 心 を 胸 に 。
あ …。 ( みんな ) あっ !
最も 小さい 下着 を 胸 に 。 どう 見て も あの 下着 は …。
私 の 。
ナ … ナルト 君 。
ぐ ぉ ~ ぬ ぉ ~!
どうした ? ( サクラ ) 下着 泥棒 が !
な … 何 !? と ぼける んじゃ ない うずまき ナルト 。
あ ~ っ !
俺 が した の は ノゾキ だけ だっ つう の !
しかも 未遂 だ し 。 今日 は 最悪の 日 だって ば よ 。
いって ~。 なんで 俺 が こんな 目 に …。
やっぱり 一 人 が 虚 しい から って →
ついていった の が 間違い だった んだ って ば よ 。
もう あいつ ら の …。 ( ノック )
なんで か リー が 遊び に 行こう って ん で来ちゃ った ぞ 。
さっさと 開けろ !
( シノ ) 出かけて いる な … なぜなら 出て こ ない から だ 。
( ネジ ) しかたがない 帰る か 。
( キバ ) 匂い で いる って の は わかって んだ けど な 。
( シカマル ) まだ すねて ん な さっき の こと で 。
まったく 何 だ と いう のだ ね キミ たち は !
( シカマル ) そう か タイミング が 悪かった な 。
じゃあ 皆さん 帰る と …。 しかたない !
つきあって やる って ば よ 。
( ネジ ) 何 だ と !?
また ネジ が ドベ だって ば よ 。
僕 もう あがっちゃ った もん ね 。 イカサマ して んじゃ ない だろう な 。
やられ ました ! ( キバ ) 負け 犬 の 遠吠え !
( シノ ) そんな こと は ない なぜなら …。
( ネジ ) やって られ ん もう 一 度 だ 。 ( シカマル ) 結局 や ん の か よ 。
( 笑い声 )
もっと ゆっくり してき ゃあ いい のに 。
悪い な 。 遅く なる と 母ちゃん が うる せ え から よ 。
うち も 飯 どき だけ は …。 ( 咳払い )
では また 。 お ぅ 。
( 湯 が 沸く 音 )
《 今日 が 楽しかった から かな …。
いつも より なんか 部屋 が 広く 感じ ん なぁ 。
みんな 飯 も 食って いきゃ よかった のに 》
《 こんな 時 に …》
時 は 満ちた 。
うずまき ナルト … お前 の 心 覗かせて もらった 。
さ ぁ 限定 月 読 を 始める ぞ !
( 開演 ブザー )
皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。
『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。
今回 は ご覧 の 豪華な 歌手 10 組 の 皆さん に よる →