NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 15 - 324 - 割れない 仮面 ・割れた シャボン玉
( オオノキ ) ナルト … こっち の マダラ は わし ら に 任せ い 。
必ず ケリ を つける !
それ が これ まで の 憎しみ の 呪い を 止める 第 一 歩 と なる 。
マダラ と 同じ ように かつて 憎しみ を 生み出して きた わし ら に は →
そう し なければ なら ない 責任 が ある !
ここ は 安心 して わし ら に 任せろ 。
じゃ から あっ ち の マダラ は お前 に 任せる 。
それ が これ から の 希望 を 進める 第 一 歩 と なる !
( 綱 手 ) 古い ヤツ 新しい ヤツ どちら の マダラ に も 勝つ こと が →
この 戦争 の 終わり を 意味 する 。
私 たち は この 戦場 で お前 を 守る 。
だから お前 も 向こう で 戦い 私 たち を 守れ !
分身 ナルト お前 に 火影 から この 言葉 を 預ける !
( みんな ) 勝つ ぞ !
( ナルト ) うん …。
ぜ って ぇ 勝つ !
( ビー ) おい …。
落ち着け ナルト 。 バカ 野郎 この 野郎 。
クソッ 硬 ぇ … ヒビ も 入ら ねえ 。
( マダラ ) すり抜けて も よかった が →
しょせん 面 に 傷 ひと つ も つけ られ ない か …。
九 尾 を コントロール した その 力 こんな もの で は ない だろう 。
《 老 紫 : 溶 遁 灼河 流 岩 の 術 !》
アチッ !
《 やぐら : 水 遁 水 鏡 の 術 》
《 コイツ ら …》
《 同じ 力 で …》
これ は …。
《 この 術 は ウタカタ …》
(( その 子 から 離れろ !
う っ !
《 ウタカタ : 影 分身 …》
ぐ っ …。
あっ ! おとなしく 捕まり …。
( ホタル ) ダメ ! その方 は 敵 で は あり ませ ん !))
この チャクラ … ウタカタ お前 人 柱 力 だった の か 。
お前 も な 。
行方 不明に なって しまった って 風 の 噂 に は 聞いて た が →
やっぱり 暁 に …。
ああ 。 お前たち と 別れた あと ヤツ ら に 待ち伏せ さ れて いた 。
(( ここ で 初めて 師匠 と 出会った のです ね 。
ホタル 少し ここ で 待って いて くれ ない か 。
どうかし ました ?
霧 隠れ の 暗部 に 会う 。 もう 逃げる の は やめ だ 。
お前 と の 修業 の 旅 の 許し を 得る 。
はい !
《 やはり 応答 は ない 。 ツルギ たち に 何 か あった の か ?》
六 尾 の 人 柱 力 。
お前たち か 。 ツルギ を やった の は 。
世界 を つくりあげる 。
その ため に お前 が 必要だ 。
いや … お前 の 中 の 尾 獣 が な 。
そういう こと か 。
もらう ぞ 六 尾 。
チッ 。
♪♪~
う あ ~ っ !!
やっと 本気 を 出した か 。
( 吠え 声 )
それ こそ が 我々 が 求める 力 。
( 吠え 声 )
口 寄せ の 術 。
行け 。
捕らえた か 。
♪♪~
これ くらい は やって もらわ ない と な 。
さ ぁ 来い 。 六 尾 !
♪♪~
ホタル …。
お前 は 生きろ …))
♪♪~
(( 師匠 …))
♪♪~
なんで …。
なんで 一 人 で 森 に なんか 行った んだ よ !?
ホタル と 一緒に 逃げて りゃ 今頃 …。
森 に は 里 の 追い 忍 が …。 逃げる こと に 疲れた んだ 。
里 と 和解 し 大手 を 振って 生きて いき たかった 。
一生 逃げ回る 生活 から 抜け出し たかった 。
逃げ回る 生活 に ホタル を 巻き込み たく なかった 。
ウタカタ お前 …。
なんで そんな 気持 に なった の か 。
なんで そんな 夢 を 願った か 。
今 と なって は 無意味な こと だった 。
俺 は 信じて いた 自分 の 師匠 に 裏切ら れた と 思いこみ →
ずっと 心 を 閉ざして 生きて きた 。
人 を 信じる こと が でき なかった 。
だが … そんな 俺 を なぜ か ホタル は 信じて くれた 。
ホタル も 人 に 言え ない 宿命 を 背負って 生きて きた 。
俺 たち 人 柱 力 と 同じ ように …。
もしかしたら 自分 と 同じ 人間 じゃ ない か って →
感じて いた んじゃ ねえ の か ?
ホタル …。
♪♪~
(( ホタル 。 誰 も 傷つけ たく なかった 。
なのに 私 は ナルト さん を …。
ウタカタ 様 を 傷つけて しまった 。
俺 は ここ に いる 。 ナルト も 俺 も 無事だ 。
私 は …。 ホタル 。
私 は ウタカタ 様 を 裏切った 。
こんな 私 なんか 術 もろとも なくなって しまえば いい !
ダメだ 。 そんな こと は 許さ ない 。
弟子 は 師匠 の 言う こと を 聞く もの だ 。
今 師匠 って …。
帰る ぞ ホタル 。
いったい どうした ? ダメ ?
いけ ませ ん 。 ウタカタ 様 この 私 の もと から 離れて 。
逃げて ください 。 ホタル !
もう 私 の 力 で は おさえる こと は でき ない 。
このまま 私 を 引き裂いて 禁 術 が 暴発 して しまい ます 。
大丈夫だ 。 ウタカタ 様 。
師匠 を 信じろ ))
ホタル は 風 に 吹か れる まま →
あて ど なく 漂う シャボン玉 の ような 俺 に 道 を 示して くれた 。
俺 は ホタル の 師匠 と して 生きて いく 決心 を した 。
だが 皮肉な もの だ な 。
新たな 道 を 踏み出そう と した 矢先 に 命 を 奪わ れ →
生き返った と 思ったら 自分 の 意思 と は 関係なく →
別の 道 を 歩か さ れて いる 。
アンタ を 操って る の は 暁 さえ 利用 して →
世界 を 自分 の 思いどおりに しよう と 企んで る ヤツ ら だ 。
そんな ヤツ ら の 言いなり で いい の か ?
もし ホタル と 再会 したら 何も 言え ず →
戦う こと に なる かも しれ ねえ んだ ぞ 。
アンタ なら 自分 の 意思 で もと に 戻れる はずだ 。
こんな 無意味な 戦い は …。 ナルト 。
こんな 状況 の せい か つい 本心 を 話して しまった 。
話 に つきあって くれて ありがとう 。
ナルト !
《 水 遁 泡 沫 の 術 》
すま ねえ ビー の おっちゃん 。
《 フウ : 秘伝 鱗粉 隠れ の 術 》
この サングラス 遮 光 最高 クラス 。
悪意 は ちゃんと 見えて ん だって ば よ !
( 八尾 ) 今 の は ユギト じゃ ねえ か 。
コイツ ら は 元 人 柱 力 ども だ 。
しかも 全員 片 目 は 写 輪 眼 で →
もう 片方 が 輪廻 眼 。
命 を 奪わ れ 駒 に さ れた 挙句 →
両目 を あんな キモイ もん に さ れて →
かわいそうな ユギト だ 。
お前 も もしかしたら あっ ち 側 で →
あんなに なって た かも しん ねえ な 。 笑え ねえ 。
あんな ひどい 目 に あわせ や が って 激怒 。
でも あんな キモイ 目 に さ れ なくて 安堵 。
( 八尾 ) テメエ は どのみち グラサン だ けど な 。
ああ なり たく なきゃ 気 ぃ 抜く な よ 。
マダラ の 目 も 同じだ って ば よ 。
前 して た 面 と 違って 穴 が 2 つ ある 。
この 面 は 前 の と 違って 特別 製 で な 。
頑丈な 戦闘 用 だ 。
いつも 隠して た 左 目 は →
長門 や あっ ち の マダラ と 同じ 輪廻 眼 だった って わけ か 。
お前 ら マダラ は 俺 たち が 止める 。
お前 ら … だ と ?
《 カブト : 口 寄せ 穢土 転生 》
(( こ … これ は …。
僕 が 何の 手 札 も なく キミ に 会い に 来る と でも ?
そう キミ は 断れ ない 。
キサマ … それ を どこ で 手 に 入れた ?
安心 して いい よ 。 これ は 誰 に も しゃべって ない ))
カブト め …。
お前 ら って どういう こと だ この 野郎 。
マダラ って アイツ の こと だ ろ ? バカ 野郎 。
フフフ …。
なんなら かつて の 名 トビ で も いい ぞ 。
戦争 の 始まった 今 名前 など どうでも いい 。
マダラ トビ 好きに 呼べ 。
お前 いったい 誰 なん だって ば よ ?
俺 は 誰 で も ない 。 誰 でも い たく ない の さ 。
ただ 月 の 眼 計画 を 成 せれば それ で いい 。
絶望 しか ない この 世界 に 存在 する 価値 は ない 。
お前たち 人 柱 力 は 尾 獣 を 取り付け させ られ →
絶望 ばかり を 見て きた 。 違う か ?
お前たち だったら この 絶望 を 少し は 理解 できる だろう 。
尾 獣 と 一緒に いる こと が …。
不幸せだ と 勝手に 思いこむ んじゃ ねえ よ !
テメエ に とっちゃ あ 価値 の ねえ この 世界 でも →
勝手に 戦争 まで 起こして おいて 誰 でも ねえ なんて →
そんな ん で ごまかして 通用 する と 思って ん の か !?
頭 きた 。
ぜ って ぇ その 面 を ひ っぺ が して やる !
まずは 俺 が 行く 。 ウィー !!
この 面 はがす に は …。
骨 が おれる ぞ 。
イッ …。
八尾 九 尾 俺 は お前 ら を 手 に 入れて →
月 の 眼 を 手 に 入れる !
( 開演 ブザー )
皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。
( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。
( 松丸 ) 今回 は ご覧 の 豪華な 歌手 →
11 組 の 皆さん に よる →
華麗な ステージ を お 届け いたし ます 。