NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 15 - 329 - ツーマンセル
( ナルト ) ハッ !
《 マダラ : ナルト め … あの 杭 を 抜いた だ と ?
ならば …》
螺旋 丸 !
うわ っ !
( 四 尾 ) やる じゃ ねえ か お前 。
ハァ …。
あれ ? なんで 鎖 が 残って んだ ?
フッ や っぱ この 腹 の 鎖 は 消え ねえ か 。
なんで ! ちゃんと 杭 は 抜 いたって のに !
あの 杭 は な 人 柱 力 の 体 に →
俺 の チャクラ を 一 時 縛り付ける もの で →
俺 の チャクラ は 面 の やつ が 外 道 魔 像 を 介して 握って いる 。
それ 知って た の か よ !?
これ じゃ 助けた こと に なん ねえ だろう が !
お前 … それ 本当に …。 あったり め えだ !
《 こいつ … これ も 本気 か ?》
俺 は 俺 の 止め 方 を 教えた まで だ 。
助け 方 まで は 教えて ねえ よ 。
はじめ っ から そっち 教えて くれ って ば よ 。
なんで そんな 素直じゃ ねえ んだ よ みんな 尾 獣 って の は 。
で ? どう す ん の ?
その 前 に お前 に 渡して え もん が ある 。
何 ? 手 出せ 。
ん ? 何 か くれ ん の か ?
いい もん だ 。 その うち 役 に 立つ ぜ 。
早く しろ 。
( 八尾 ) 何 ?
う う … おお ~!
四 尾 を 吸い込み や がった 。
や っぱ まだ やつ のだった か 。
ハァ ハァ ハァ …。
( マダラ ) 一 匹 止める だけ で くたばり そうだ な 。
しかし 出し 惜しみ はなしだ 。
お前 ら の 大切な 尾 獣 は こい つら で いただく 。
( ガイ ) お ? ( カカシ ) なんだ ?
( 九 尾 ) や ばい ぞ どう 見て も 。
そのくせ ヘロヘロ じゃ ねえ か 。
… ま ぁ … 見て ろ よ 。
力 を 貸して ほしけりゃ →
そうして やら ん こと も ない ぞ ナルト 。
最近 は よく 話しかけて くる ように なった じゃ ねえ の 。
力 貸して くれ ん の は 嬉しい けど よ →
その 前 に きちんと 言って おか なきゃ な ん ねえ 。
ん ?
向こう の マダラ の とき は サンキュー な 。
力 を くれて … あれ 助かった 。
礼 なんか する な 気持 悪い 。
ありゃ マダラ より お前 の ほう が マシ だ と 思って そうした だけ だ 。
そもそも この 檻 の せい で チャクラ を やれた の は →
スズメ の 涙 ほど だ ろ 。
今回 は お前 の 戦い を もう 少し 見て み たく なった だけ だ 。
そう … 暇潰し だ !
って ! お 礼 した の に なんで 怒って ん だって ば よ !
その 目つき は 直 んな くって も まず そういう とこ →
直して いか ねえ から いつまで 経って も …!
お前 と わし の チャクラ を くっつけろ 。
まさか また … チャクラ の 綱引き かよ ?
バカ ! 今回 は やら なくて いい んだ よ 。
まっ こっち は 暇だ から な 。
また 綱引き やって も いい んだ ぞ ?
ん … フッ !
フン 。
行く ぜ … ビー の おっちゃん !
( ビー ) ツーマンセル で 俺 が メイン 。
ナルト お前 は サポート に 回る の が 賢明 。
( 八尾 ) 言って も 相手 は 尾 獣 五 体 だ 。
尾 獣 化 でき ねえ お前 が 前 に 立つ な !
ビー の おっちゃん も 八 っつ ぁん も ケガ して っ から …。
メイン も サポート も ねえ よ ! 一緒に 行く ぜ !
( ビー ) おい … ナルト !
お互い すでに ツーマンセル どうし だ ろ 。
ナルト … お前 まさか 九 尾 と …。
こっち は 全然 余力 残して や がっか ら !
(( 認めて ねえ んだ 。
( イルカ ) ああ バケ 狐 なら な …。
けど ナルト は 違う 。 あいつ は …。
あいつ は この 俺 が 認めた …。
優秀な 生徒 だ 。
努力 家 で 一途で …。
そのくせ 不器用で →
誰 から も 認めて もらえ なくて …。
( イルカ ) あいつ は もう 人 の 心 の 苦し み を 知っている 。
今 は もう バケ 狐 じゃ ない 。
あいつ は 木 ノ 葉 隠れ の 里 の …。
( イルカ ) うずまき ナルト だ ))
今 は もう … バケ 狐 じゃ ねえ …。
お め え は 木 ノ 葉 隠れ の 俺 と コンビ の …。
九 喇嘛 だ !
さあ 行こう ぜ ! ケッ !
( ビー ) ナルト … お前 まさか 。
こ … これ は マズ すぎる ぞ ! ガイ 下手に 動く な !
左 眼 の 神 威 で とばす !
( ガイ ) これ だけ の 数 ! 瞳 力 だけ じゃ 無理だ !
こう なったら … 俺 が 八 門 を 。
バカ ! それ じゃ あと で … お前 が 死ぬ でしょ ! しかし …。
ナルト ! 向こう が や ばい ぞ !
尾 獣 玉 を 5 つ も 至近 距離 で !
わかって る … って ば よ ~!
《 なんだ !?》
せ … 先生 !?
ナ … ナルト な の か !?
山 が …。 これ が 尾 獣 の 力 か !?
《 すべて 弾いた だ と ! ならば …》
くっ ! 来た ぞ !
いく ぜ … 九 喇嘛 !
ウォラ ~!
( ビー ) ナルト ついに やった の か !? 尾 獣 化 !
九 尾 の やつ …。
何 だ これ は !?
( カカシ ) 九 尾 の チャクラ の 中 か !?
まず 全員 の 杭 の 位置 を 確かめる ぜ !
言 っと く が ゆっくり は して らん ねえ ぞ 。
初めて の 尾 獣 化 で リンク は 完璧じゃ ねえ …。
これ の 持続 時間 は 5 分 と み とけ ! 十分 !
人数 が 多い 分 →
孫 の とき より 手荒く なる けど 我慢 して くれ って ば よ !
♪♪~
そう 何度 も くらう わけ ねえ だ ろ !
くらえ !
よっ しゃ ! 全部 の 位置 を 見つけた !
こ これ じゃ まるで 怪獣 総 進撃 だ な 。
《 これほど と は …。
殺す つもりで ちょうど いい と いう こと か 》
♪♪~
おい かなり で か くない か ?
全員 の 力 を ひと つ に 集中 して いる の か !?
ナルト どう する ?
同じ 力 で 相殺 する 気 か !?
でも ナルト は まだ 一 度 も …。
修業 で は できて た たまたま 。
でも 今度 は 確実に できる !
( ナルト / 九 尾 ) 尾 獣 玉 !
♪♪~
《 少し 下 に 当て 上 へ はね上げた か …。
うまい けど なんちゅう 規模 だ 》
や っぱ 九 尾 強 え !
杭 を とらえた !
いく ぜ 九 喇嘛 ! 一斉に 引き抜く !
《 こいつ ら みんな を 解放 して !
そんで 全員 助け んだ ! 絶対 !》
( やぐら ) 待って た ぜ 。 え ?
これ って 孫 の とき と …。
( ユギト ) やはり 今回 は この 階層 まで 入って こ れた か 。
四 尾 の 言った とおり だ ね 。
( 九 尾 ) 四 尾 の 時 と は 違う 場所 だ 。 え ?
わし と 完璧に リンク した 分 →
更に 尾 獣 たち の 深層 心理 の 奥深く に 入り込め たって こと だ 。
見ろ ここ に は 人 柱 力 も いる 。
それ に 四 尾 は チャクラ の 鎖 で 縛ら れて いた し な 。
あ … よく わかん ねえ けど →
とにかく みんな いる し 鎖 も ねえ し →
前 より 落ち着く 。
ここ は あの 面 野郎 も 入って こ られ ねえ 。
( やぐら ) よく 来て くれた な 。
人 柱 力 と 尾 獣 を 代表 して 感謝 する 。
会い たかった よ うずまき ナルト 。
実は …。
う っ … 俺 より も チビ で ガキ で 弱 そうな のに →
人 柱 力 と して 頑張って きた んだろう な お前 …。
それなのに …。
それ だ と いう のに もう →
お 亡くなり に なって いる と 思う と …。
あんまり に も … おいしい ラーメン の 味 も →
女の子 と の キス の 味 も 知ら ず して …。
おい お前 も 女の子 と の キス の 味 は 知ら ねえ だ ろ 。
それどころか 昔 サスケ と キス しち まったん だ ろ お前 。
だ ~ っ ! んな もん 思い出さ せ ん な !
おえ ~ っ ! ( やぐら ) いや えず き すぎ だし !
その サスケ って の と は 何 味 だった んだ よ !
て か 話して ん の は 俺 の ほう だ ろ !
った く 四 尾 の 言った とおり 話 聞か ねえ やつ だ な 。
四 尾 って …。
じゃあ ここ に 孫 も いた の か ? そうだ 。
《 やっと か …》
ん ? って こと は あの ひげ の じいちゃん も ?
( フウ ) そう っす !
(( 四 尾 : ちゃん と 教えて やれ 。
それ と あいつ に 俺 の チャクラ を ほんの 少し だ が 渡せた 。
お前 ら は 覚えて いる か ?
六 道 の じ じい が 最後に 言って た こと を よ 。
たぶん あの 小僧 が それ だ 。
( 四 尾 ) 俺 は そう 感じた 。
あいつ は お前 ら も 助けよう と ここ まで 来る 。
そん ときゃ 小僧 を よろしく な 。
もう 魔 像 に 引っ張ら れて る 。
じゃ 先 行って る ぜ 。
四 尾 よ 。 もしかしたら だ が …。
わし ら に も 違う 道 が あった と 思う か ?
ケッ ! 土 影 の オオノキ より 頑固な て め え が →
死んで ずいぶん と 丸く なった か ?
( 四 尾 ) まあ て め え が 俺 の 人 柱 力 に なった あの とき →
初め に 俺 の 名 を ちゃんと 覚えて たら なぁ 。
お前 の 人 柱 力 に なって 40 年 あまり 。
今更 お前 の 名 を 言う ほど 丸く は なれ ん 。
だが 忘れて いた わけで は ない 。
( 四 尾 ) なら 俺 の 名 の 口上 全部 言って み や がれ 。
フフッ 孫 で いい か ?))
( ウタカタ ) 俺 たち は 四 尾 の 訴え で 集い →
お前 に 聞か せ 渡す もの を 約束 して ここ に いる 。
そ っか 。 あいつ そんな こと …。
ヘヘッ とにかく みんな 集まって 仲 よ さ そうで よかった って ば よ 。
( ハン ) そう なった の は ここ より →
四 尾 と 老 紫 が い なく なって あと の こと だ で ナルト 。
お前 の おかげ だ 。
( 二 尾 ) ナルト 君 前 に 来て 手 を …。
四 尾 … いや 孫悟空 と の 約束 を 果たし ます 。
私 の 名 は 又 旅 。
二 位 ユギト 。
( 三 尾 ) 僕 の 名 は 磯 撫 。 一 度 会って る よ ね ?
俺 は 元 四 代 目 水 影 やぐら だ 。
( 五 尾 ) 私 は 穆 王 。 ( ハン ) ハン だ 。
( 六 尾 ) 俺 は よ 犀 犬 って んだ 。
改めて ウタカタ だ 。
ラッキーセブン 重明 だ 。
フウ っす 。
(( 私 は もう 長く ない 。
守 鶴 又 旅 磯 撫 孫悟空 →
穆 王 犀 犬 重明 牛 鬼 九 喇嘛 。
離れて いて も お前たち は いつも 一緒だ 。
いずれ 一 つ に なる 時 が 来よう 。
それぞれ の 名 を 持ち 今 まで と は 違う 形 で な 。
そして 私 の 中 に いた とき と 違い →
正しく 導か れる 。
本当の 力 と は 何 か 。
その とき まで …))
《 長 すぎ なんだ よ じ じい 》
とりゃ ~ っ !
《 九 尾 : お前 ら も そう 思う だ ろ !
ナルト は じじ いの …》
《 二 尾 : そう ね 》
《 三尾 : う … うん 》
《 六 尾 : ああ !》
《 五 尾 : です ね 》
《 七尾 : だ な 》
よく やった ぞ ナルト !
( マダラ ) 九 尾 まで 完全に コントロール 下 に 置く と は な 。
だが まだ 長続き は し ない ようだ 。
それ で 今 まで どおり だ 。
♪♪~
今 まで どおり じゃ ねえ 。
難しい 名前 一度に たくさん 教えて もらった から よ !
( 開演 ブザー )
皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。
( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。
( 松丸 ) 今回 は ご覧 の 豪華な 歌手 12 組 の 皆さん に よる →