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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン15 - 330 - 勝利への予言

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 15 - 330 - 勝利 へ の 予言

♪♪( 太鼓 )

( ナルト )『 尾 獣 数え 唄 』 はじまり はじまり !

♪♪「 一 つ 人 より 居眠り 守 鶴 」

♪♪「 二 つ ファイヤー 燃えて る 又 旅 」

♪♪「 三 つ 水 なら 任せろ 磯 撫 」

♪♪「 四 つ 溶岩 あつい ぜ 孫悟空 」

♪♪「 五 つ いつでも 駆け足 穆 王 」

♪♪「 六 つ 無理 せ ず 」

♪♪「 アワ て ず 犀 犬 」

♪♪「 七 つ ナナフシ 空 飛ぶ 重明 」

♪♪「 八 つ やっぱり 」

♪♪「 ウィー だ ぜ 牛 鬼 」

♪♪「 九 つ ココン と 最強 九 喇嘛 」

♪♪「 とうとう そろった 尾 獣 の 仲間 」

♪♪「 ちょ い ムズ だ けど いい 名前 」

♪♪「 みんな 立派な 名前 だ ね 」

♪♪「 みんな すてきな 名前 だ ね 」

お 次 は 人 柱 力 ! いく って ば よ !

♪♪「 一 つ ひどい クマ だ よ 我 愛 羅 」

♪♪「 二 つ フニャ ~ ン と 猫 な で ユギト 」

♪♪「 三 つ 水 影 四 代 目 の やぐら 」

♪♪「 四 つ 40 年 四 尾 と 老 紫 」

♪♪「 五 つ いかつい パワー の ハン 」

♪♪「 六 つ 無口な 着流し ウタカタ 」

♪♪「 七 つ なごむ ッス く の いち フウ 」

♪♪「 八 つ や ばい よ ラップ の キラービー 」

♪♪「 九 つ 木 ノ 葉 の うずまき ナルト 」

♪♪「 とっても 強い 人 柱 力 の みんな 」

♪♪「 尾 獣 と 仲良く なれる かな ?」

♪♪「 みんな 立派な 忍 だ ね 」

♪♪「 みんな すてきな 忍 だ ね 」

♪♪~

♪♪~

(2 人 ) せ ~ の 。

( シュン ) おい 聞いた か ? ( ナツ ) 何 を だ ?

( シュン ) 他の 戦場 じゃあ マダラ が 現れた って 話 だ ぜ 。

( ナツ ) マダラ ? そりゃ そい つと 戦争 して んだ から →

現れて も 別に おかしく はね えだ ろ 。

( シュン ) 違えよ ! あの う さん くせ え 仮面 の マダラ じゃ なくて →

本物 が 出た って 話 だ よ !

( ナツ ) あ ? おいおい 。

本物 って いったい な んだ よ ?

じゃあ 今 まで の は 偽物 だった って いう の か ?

( シュン ) そう じゃ なくて ! マジ で →

うち は マダラ くらい すげ え 強 え の が 出た って 話 !

五 影 を 相手 に 互角 以上 だって よ 。

五 影 が 相手 ? またまた ~。

ほんと だって !

俺 の 聞いた 話 じゃ 隕石 を ドッカンドッカン 降ら せたり →

一瞬 で ジャングル を 作ったり →

何より 身の丈 数 十 メートル の 巨人 だって 話 だ ぞ 。

巨人 ?

ハハハハ …。

だから 噂 だって 。

( ネジ ) お前 ら いいかげんに しろ !

確かに この 戦場 の 敵 は 残り わ ず か 。

しかし その 残党 退治 と は いえ 戦争 中 だ 。

少し は 緊張 感 を 持て !

今 は 目の前 の 敵 に 集中 しろ !

す すみません 。 そう っす ね 。

この 戦場 じゃ たいした 手柄 を 立て られ なかった し …。

次の 戦場 で 暴れて やり ます よ !

うむ …。

( ネジ ) 俺 は 左 を 追う !

お前たち は 右 の を 仕留めて くれ ! (2 人 ) はい !

いく ぜ ! お うよ !

ぐ わ っ !

ヘヘ 一 丁 あがり 。 おい こいつ を やった の は 俺 だ ろ 。

( シュン ) なんだ よ 手柄 を 独り占め する 気 か ?

( ナツ ) そっち こそ 最後に ちょ ろ っと 術 使った だけ じゃ ねえ か !

( シュン ) は あ ? それ が 決め手 だった よ な !

( ナツ ) 百 歩 譲って そうだった と して も だ !

って ザコ 1 匹 競って も しよう が ねえ か 。 だ な 。

ぐ わ っ !

( ネジ ) 八 卦空 掌 !

気 を つけろ 2 人 と も !

大丈夫 か ? た 助かり ました 。

やっと この 戦場 で の 戦い も 終わる って のに →

最後 の 最後に やられた んじゃ …。

シャレ に なら ない とこ でした …。

次の 戦場 は いよいよ 前線 だ から な 。

《 シカク : うむ … マダラ は 五 影 が 抑えて いて くれる 。

カカシ と ガイ を 先行 さ せた 策 も はまった ようだ 。

それ でも 前線 の ナルト たち は 押さ れ 気味 。

だが 各 戦場 の ケリ が つき しだい あいつ ら が 駆けつける 》

ん ? 大丈夫 か ?

はい … すみません 。

戦場 で 戦って いる 方々 に 比べれば →

自分 なんて 楽な ほう な のに 。

いや … ここ に は ここ に しか ない 緊張 感 も ある 。

気 に する こと は ない 。

大事な とき です 。

大丈夫です !

そう か … すまない な 。

みんな 聞いて くれ !

戦争 も 最終 局面 へ 向かい つつ ある !

すべて の 部隊 の 頭 である 俺 たち が ミス を おかして は →

大事に 至る ! 無理 を する な と は 言え ない 。

だが もう 少し だ ! 踏ん張って ほしい !

頼む !

( 青 ) 感知 部隊 に は この 程度 で 音 を 上げる 者 など い ない 。

なあ みんな !

( みんな ) おう !

お っ … 俺 たち だって そう です よ !

ね ? いの いち 隊長 !

通信 部隊 は 疲れ 知ら ず 。

それ を 見せて やり ましょう よ !

( い の いち ) うむ … そう だ な 。

疲れたら 俺 が フォロー して やる から 少し くらい なら 休んで も …。

だ ~ っ ! そこ は ビシッと →

俺 に ついてこい で いい じゃ ない っす か !

空気 読んで ください よ !

( 笑い声 )

すま んな …。 そういう の は 苦手だ 。

《 今 の で 必要 以上 に 張り詰めて いた 緊張 感 が とれ →

本部 に 一 体感 が 生まれた 。

本部 と 各 部隊 そして 前線 で 戦う ナルト たち 。

みんな の 思い を ひと つ に できれば この 戦争 …。

盤石 の 体制 で 乗り切る こと が できる !》

ん ?

こ これ は …。 どうした !?

( ナルト / 九 尾 ) 尾 獣 玉 !

いよいよ 前線 か …。

待って ろ よ 俺 の 手柄 。

ん っ なんだ !?

( ナツ ) な … 何 が 起きて る んだ ?

あれ は 前線 の ほう だ な 。

え ? あ あそこ に …。 これ から 行く の か 。

( ネジ ) うむ … さっき の マダラ の 話 →

噂 話 で は なかった の かも しれ ん な 。

で かい 手柄 が あり そうだ ぜ …。

( シュン ) おお … 今度 こそ 手柄 を 。

( 雷鳴 )

( 八尾 ) よく やった ぞ ナルト !

( マダラ ) 九 尾 まで 完全に コントロール 下 に 置く と は な 。

だが … まだ 長続き は し ない ようだ 。

それ で 今 まで どおり だ 。

今 まで どおり じゃ ねえ …。

難しい 名前 一度に たくさん 教えて もらった から よ !

( マダラ ) 難しい 名前 だ と ?

それ が 何 だ と いう のだ ?

は ぁ ~ ん … お前 は 知ら ねえ んだ な !?

へ っ !

べ ~。 教えて や ん ねえ よ !

( ガイ ) ナルト が これほど 成長 した の を 目の当たり に する と …。

自分 が ずいぶん と 老 いぼ れ に 感じる な …。

( カカシ ) どうした の ? いつも の お前 らし くない じゃ ない 。

俺 が 言う の も なんだ けど …。

俺 たち の 青春 も →

まだ 終わっちゃ い ない って こと で いか ない か ?

俺 たち は ここ へ 来て まだ …。

それ 以上 言う な ! 余計 むなしく なる 。

それ で こそ ガイ だ 。

《 あの 顔 …》

《 ん … 汗 ?》

《 いや … 雨 だ 。

俺 が あんな やつ ら 相手 に →

汗 を 流す こと など ある はず が ない 。

ナルト は ただ の サスケ へ の 当て 馬 …。

俺 に とって は 余興 で しか ない ガキ だった はず 。

あいつ の 力 は 把握 して いた …。

この 違和感 は 力 から くる もの で は ない …。

なら 何 だ と いう のだ !?

いったい 何 が …!?》

《 いや … そんな こと は どうでも いい 。

ナルト が 何者 か なんて どう で も いい こと だ …》

この 戦争 より 後 過去 も 未来 も ない …。

存在 すら も … すべて が 無意味に なる 。

( 青 ) す … すごい な …。

お前 ら 今 の を 感じた か !?

信じ られ ませ ん よ … 間違い ない 。

あれ が 九 尾 の 力 です よ ! ああ …。

《 だが … それ と は 少し 違う 何 か を 感じる …》

その後 の 状況 は ?

うずまき ナルト が とんでもない 力 で →

面 の マダラ を 押さえて る …。 あり え ない チャクラ だ 。

いや … むしろ 押して る 。

ビー 殿 カカシ 殿 ガイ 殿 を 含め たった 4 人 で …。

いの いち ! ありったけ の 力 で この ナルト 側 の 状況 を →

増 援部 隊 全員 の 頭 の 中 に 直接 語りかけて くれ !

15 秒 で いい ! ここ で 一気に 士気 を 上げ たい !

あいつ ら 4 人 が 全力 で ふんばって る 。

なら ここ は ここ で できる こと を 全力 で する ぞ !

あいつ ら の 思い を 伝える んだ !

全員 って … そんな こと を したら →

チャクラ の 経 絡 系 に 負担 が かかり すぎて …。

下手 する と …。

フッ ムチャ を 言う …。

10 秒 だ ! いの いち さん !

すまない … だが 今 大切な こと だ !

短い 分 上手く まとめて くれよ 。

口 は 上手い ほう じゃ ない が 任せ とけ !

《 本部 より 伝達 !

増 援 ポイント にて 状況 優勢 !

つまり うずまき ナルト が ふんばって くれて る !

俺 たち 連合 が 守る べき ナルト が ビー 殿 が !

前線 で 強い 思い を 持って 戦って くれて る !

ガイ も カカシ も 同じく だ !

そして 連合 の みんな も その 強い 思い に 加わって くれ 。

その みんな の 強い 思い が …》

《 この 戦争 の 勝利 へ の 予言 だ !》

ガハッ … ハァ ハァ …。

や っぱ … 口下手だ な 俺 は 。

結局 20 秒 も … か か っち まった …。

ハァ ハァ …。

隊長 …。

《 ああ …。

それ が お前 の 思い の 強 さ だ 》

ハァ ハァ … すま ねぇ …。

ハァ ハァ …。

《 ヒナタ : ナルト 君 … 私 は あなた を ずっと …。

ずっと … ずっと 追いかけて きた 。

そして 今 も 追いかけて る 》

《 でも この 戦争 が 終わったら →

もう あなた を 追いかける の は やめ に し ます 。

次 は ナルト 君 の 横 に いて →

しっかり あなた の 手 を 握った まま →

同じ 歩幅 で 歩き たい んです 。

待って いて ください 》

《 キバ : ナルト お前 に ゃ 昔 から しっかり マーキング し と いたんだ 。

俺 の ライバル と して よ 。

俺 が 駆けつける まで マダラ の 相手 は 頼んだ ぜ !》

《 シノ : 俺 の 忍術 で ナルト を 完璧に サポート する 。

なぜなら … は 必要 ない !》

( シカマル ) うまく やって る ようだ な ナルト の やつ 。

あいつ の こと だ … ムチャ やって る 以外 →

想像 つ か ねえ が ああ 見えて 実は 頭 が キレ る ほう だ から な 。

( チョウジ ) ナルト は バカで 僕 は デブ って の が お決まり だった けど →

意外 と そう じゃ なかったり する んだ よ ね 。

《 待って て ね ちょ い バカナルト 。 すら っと チョウジ が 今 行く よ !》

冷静に 策 を 練る タイプ じゃ ない けど な 。

《 だからこそ 俺 が いる 。

待って ろ ナルト もう すぐ 行く !》

《 いの : 父さん ありがとう 。

ナルト の 強い 思い って の を 父さん が みんな に 伝えて くれた 。

その 予言 必ず 実現 さ せ なきゃ !》

《 テンテン : ガイ 先生 大丈夫 かな ?

ちゃんと ナルト を 守って あげて る かな ?

カカシ 先生 も いる こと だ し 大丈夫だ と 思う けど 》

( サイ ) 雨 が 降って い なければ 超 獣 偽 画 で 飛んで いけた のに !

( リー ) 文句 より スピード アップ です よ サイ さん !

ガイ 先生 の 勇 姿 ナルト 君 の 勇 姿 に 応え →

己 を 貫き通す とき です !

うん 。

《 これ が 仲間 って いう 感覚 。

今 の 僕 に は もう はっきり と わかる よ 。 ナルト 》

《 サクラ : ナルト あんた は 木 ノ 葉 を 救った 。

そして 今度 は 忍 の 世界 を 救おう と して いる 。

いつも いつも こんな 大変な こと ばっかり →

任さ れる こと に なっちゃ って る 。

でも 今度 は あんた が 何 を 言おう が 一緒に …。

私 だけ じゃ ない 。

今度 こそ みんな で 一緒に 戦おう !》

♪♪~

( 雷鳴 )

< 旬 の 魚 が 大好きな 豆 助 >

豆 助 きょう の お 魚 は 今 が 旬 の あれよ

< その 魚 と は …>

< それ は 身 が 厚い 皮 で 覆わ れて いる こと から →

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NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 15 - 330 - 勝利 へ の 予言 ||しっぷう|つたい|しーずん|しょうり|||よげん Naruto Shippuden - Season 15 - 330 - Prophecy of Victory

♪♪( 太鼓 ) たいこ

( ナルト )『 尾 獣 数え 唄 』 はじまり   はじまり ! |お|けだもの|かぞえ|うた||

♪♪「 一 つ   人 より 居眠り 守 鶴 」 ひと||じん||いねむり|しゅ|つる

♪♪「 二 つ   ファイヤー 燃えて る 又 旅 」 ふた|||もえて||また|たび

♪♪「 三 つ   水 なら 任せろ 磯 撫 」 みっ||すい||まかせろ|いそ|ぶ

♪♪「 四 つ   溶岩 あつい ぜ 孫悟空 」 よっ||ようがん|||そんごくう

♪♪「 五 つ   いつでも 駆け足   穆 王 」 いつ|||かけあし|あつし|おう

♪♪「 六 つ   無理 せ ず 」 むっ||むり||

♪♪「 アワ て ず 犀 犬 」 あわ|||さい|いぬ

♪♪「 七 つ   ナナフシ   空 飛ぶ 重明 」 なな|||から|とぶ|しげあき

♪♪「 八 つ   やっぱり 」 やっ||

♪♪「 ウィー だ ぜ   牛 鬼 」 |||うし|おに

♪♪「 九 つ   ココン と 最強   九 喇嘛 」 ここの||||さいきょう|ここの|らつま

♪♪「 とうとう そろった   尾 獣 の 仲間 」 ||お|けだもの||なかま

♪♪「 ちょ い   ムズ だ けど いい 名前 」 ||||||なまえ

♪♪「 みんな   立派な 名前 だ ね 」 |りっぱな|なまえ||

♪♪「 みんな   すてきな 名前 だ ね 」 ||なまえ||

お 次 は   人 柱 力 ! いく って ば よ ! |つぎ||じん|ちゅう|ちから||||

♪♪「 一 つ   ひどい クマ だ よ 我 愛 羅 」 ひと|||くま|||われ|あい|ら

♪♪「 二 つ   フニャ ~ ン と   猫 な で ユギト 」 ふた|||||ねこ|||

♪♪「 三 つ   水 影 四 代 目 の やぐら 」 みっ||すい|かげ|よっ|だい|め||

♪♪「 四 つ  40 年   四 尾 と 老 紫 」 よっ||とし|よっ|お||ろう|むらさき

♪♪「 五 つ   いかつい パワー の ハン 」 いつ|||ぱわー||

♪♪「 六 つ   無口な 着流し ウタカタ 」 むっ||むくちな|きながし|

♪♪「 七 つ   なごむ ッス   く の いち フウ 」 なな|||||||

♪♪「 八 つ   や ばい よ ラップ の キラービー 」 やっ|||||らっぷ||

♪♪「 九 つ   木 ノ 葉 の うずまき ナルト 」 ここの||き||は|||

♪♪「 とっても 強い   人 柱 力 の みんな 」 |つよい|じん|ちゅう|ちから||

♪♪「 尾 獣 と 仲良く なれる かな ?」 お|けだもの||なかよく||

♪♪「 みんな   立派な 忍 だ ね 」 |りっぱな|おし||

♪♪「 みんな   すてきな 忍 だ ね 」 ||おし||

♪♪~

♪♪~

(2 人 ) せ ~ の 。 じん||

( シュン ) おい   聞いた か ? ( ナツ ) 何 を だ ? しゅん||きいた||なつ|なん||

( シュン ) 他の 戦場 じゃあ マダラ が   現れた って 話 だ ぜ 。 しゅん|たの|せんじょう||まだら||あらわれた||はなし||

( ナツ ) マダラ ?  そりゃ そい つと 戦争 して んだ から → なつ|まだら||||せんそう|||

現れて も 別に   おかしく はね えだ ろ 。 あらわれて||べつに||||

( シュン ) 違えよ !  あの う さん くせ え 仮面 の マダラ じゃ なくて → しゅん|ちがえよ||||||かめん||まだら||

本物 が 出た って 話 だ よ ! ほんもの||でた||はなし||

( ナツ ) あ ?  おいおい 。 なつ||

本物 って   いったい な んだ よ ? ほんもの|||||

じゃあ   今 まで の は 偽物 だった って いう の か ? |いま||||にせもの|||||

( シュン ) そう じゃ なくて ! マジ で → しゅん|||||

うち は マダラ くらい すげ え 強 え の が 出た って 話 ! ||まだら||||つよ||||でた||はなし

五 影 を 相手 に   互角 以上 だって よ 。 いつ|かげ||あいて||ごかく|いじょう||

五 影 が 相手 ?  またまた ~。 いつ|かげ||あいて|

ほんと だって !

俺 の 聞いた 話 じゃ 隕石 を   ドッカンドッカン 降ら せたり → おれ||きいた|はなし||いんせき|||ふら|

一瞬 で   ジャングル を 作ったり → いっしゅん||じゃんぐる||つくったり

何より   身の丈 数 十 メートル の 巨人 だって 話 だ ぞ 。 なにより|みのたけ|すう|じゅう|めーとる||きょじん||はなし||

巨人 ? きょじん

ハハハハ …。

だから   噂 だって 。 |うわさ|

( ネジ ) お前 ら   いいかげんに しろ ! ねじ|おまえ|||

確かに   この 戦場 の 敵 は 残り わ ず か 。 たしかに||せんじょう||てき||のこり|||

しかし   その 残党 退治 と は いえ 戦争 中 だ 。 ||ざんとう|たいじ||||せんそう|なか|

少し は   緊張 感 を 持て ! すこし||きんちょう|かん||もて

今 は   目の前 の 敵 に 集中 しろ ! いま||めのまえ||てき||しゅうちゅう|

す   すみません 。 そう っす ね 。

この 戦場 じゃ   たいした 手柄 を 立て られ なかった し …。 |せんじょう|||てがら||たて|||

次の 戦場 で 暴れて やり ます よ ! つぎの|せんじょう||あばれて|||

うむ …。

( ネジ ) 俺 は   左 を 追う ! ねじ|おれ||ひだり||おう

お前たち は   右 の を 仕留めて くれ ! (2 人 ) はい ! おまえたち||みぎ|||しとめて||じん|

いく ぜ ! お うよ !

ぐ わ っ !

ヘヘ   一 丁 あがり 。 おい   こいつ を やった の は 俺 だ ろ 。 |ひと|ちょう||||||||おれ||

( シュン ) なんだ よ 手柄 を 独り占め する 気 か ? しゅん|||てがら||ひとりじめ||き|

( ナツ ) そっち こそ   最後に ちょ ろ っと 術   使った だけ じゃ ねえ か ! なつ|||さいごに||||じゅつ|つかった||||

( シュン ) は あ ? それ が   決め手 だった よ な ! しゅん|||||きめて|||

( ナツ ) 百 歩   譲って そうだった と して も だ ! なつ|ひゃく|ふ|ゆずって|そう だった||||

って   ザコ 1 匹   競って も しよう が ねえ か 。 だ な 。 ||ひき|きそって|||||||

ぐ わ っ !

( ネジ ) 八 卦空 掌 ! ねじ|やっ|けそら|てのひら

気 を つけろ  2 人 と も ! き|||じん||

大丈夫 か ? た   助かり ました 。 だいじょうぶ|||たすかり|

やっと   この 戦場 で の 戦い も 終わる って のに → ||せんじょう|||たたかい||おわる||

最後 の 最後に やられた んじゃ …。 さいご||さいごに||

シャレ に なら ない とこ でした …。

次の 戦場 は いよいよ 前線 だ から な 。 つぎの|せんじょう|||ぜんせん|||

《 シカク : うむ …  マダラ は 五 影 が 抑えて いて くれる 。 ||まだら||いつ|かげ||おさえて||

カカシ と ガイ を 先行 さ せた 策 も はまった ようだ 。 ||||せんこう|||さく|||

それ でも 前線 の ナルト たち は 押さ れ 気味 。 ||ぜんせん|||||おさ||きみ

だが   各 戦場 の ケリ が つき しだい あいつ ら が 駆けつける 》 |かく|せんじょう|||||||||かけつける

ん ?  大丈夫 か ? |だいじょうぶ|

はい …  すみません 。

戦場 で 戦って いる 方々 に 比べれば → せんじょう||たたかって||ほうぼう||くらべれば

自分 なんて   楽な ほう な のに 。 じぶん||らくな|||

いや …  ここ に は ここ に しか ない 緊張 感 も ある 。 ||||||||きんちょう|かん||

気 に する こと は ない 。 き|||||

大事な とき です 。 だいじな||

大丈夫です ! だいじょうぶ です

そう か …  すまない な 。

みんな   聞いて くれ ! |きいて|

戦争 も 最終 局面 へ 向かい つつ ある ! せんそう||さいしゅう|きょくめん||むかい||

すべて の 部隊 の 頭 である 俺 たち が   ミス を おかして は → ||ぶたい||あたま||おれ|||みす|||

大事に 至る ! 無理 を する な と は 言え ない 。 だいじに|いたる|むり||||||いえ|

だが   もう 少し だ ! 踏ん張って ほしい ! ||すこし||ふんばって|

頼む ! たのむ

( 青 ) 感知 部隊 に は   この 程度 で 音 を 上げる 者 など い ない 。 あお|かんち|ぶたい||||ていど||おと||あげる|もの|||

なあ   みんな !

( みんな ) おう !

お っ … 俺 たち だって   そう です よ ! ||おれ|||||

ね ?  いの いち 隊長 ! |||たいちょう

通信 部隊 は 疲れ 知ら ず 。 つうしん|ぶたい||つかれ|しら|

それ を 見せて やり ましょう よ ! ||みせて|||

( い の いち ) うむ …  そう だ な 。

疲れたら   俺 が フォロー して やる から 少し くらい なら 休んで も …。 つかれたら|おれ||ふぉろー||||すこし|||やすんで|

だ ~ っ !  そこ は ビシッと → ||||びしっと

俺 に ついてこい で いい じゃ ない っす か ! おれ||||||||

空気 読んで ください よ ! くうき|よんで||

( 笑い声 ) わらいごえ

すま んな …。 そういう の は   苦手だ 。 |||||にがてだ

《 今 の で   必要 以上 に 張り詰めて いた 緊張 感 が とれ → いま|||ひつよう|いじょう||はりつめて||きんちょう|かん||

本部 に 一 体感 が 生まれた 。 ほんぶ||ひと|たいかん||うまれた

本部 と 各 部隊 そして 前線 で 戦う ナルト たち 。 ほんぶ||かく|ぶたい||ぜんせん||たたかう||

みんな の 思い を ひと つ に できれば   この 戦争 …。 ||おもい|||||||せんそう

盤石 の 体制 で 乗り切る こと が できる !》 ばんじゃく||たいせい||のりきる|||

ん ?

こ   これ は …。 どうした !?

( ナルト / 九 尾 ) 尾 獣 玉 ! |ここの|お|お|けだもの|たま

いよいよ 前線 か …。 |ぜんせん|

待って ろ よ   俺 の 手柄 。 まって|||おれ||てがら

ん っ   なんだ !?

( ナツ ) な …  何 が 起きて る んだ ? なつ||なん||おきて||

あれ は 前線 の ほう だ な 。 ||ぜんせん||||

え ?  あ   あそこ に …。 これ から 行く の か 。 ||||||いく||

( ネジ ) うむ …  さっき の マダラ の 話 → ねじ||||まだら||はなし

噂 話 で は なかった の かも しれ ん な 。 うわさ|はなし||||||||

で かい 手柄 が あり そうだ ぜ …。 ||てがら|||そう だ|

( シュン ) おお …  今度 こそ 手柄 を 。 しゅん||こんど||てがら|

( 雷鳴 ) らいめい

( 八尾 ) よく やった ぞ   ナルト ! やお||||

( マダラ ) 九 尾 まで 完全に   コントロール 下 に 置く と は な 。 まだら|ここの|お||かんぜんに|こんとろーる|した||おく|||

だが … まだ   長続き は し ない ようだ 。 ||ながつづき||||

それ で   今 まで どおり だ 。 ||いま|||

今 まで どおり じゃ ねえ …。 いま||||

難しい 名前   一度に たくさん 教えて もらった から よ ! むずかしい|なまえ|いちどに||おしえて|||

( マダラ ) 難しい 名前 だ と ? まだら|むずかしい|なまえ||

それ が   何 だ と いう のだ ? ||なん||||

は ぁ ~ ん … お前 は 知ら ねえ んだ な !? |||おまえ||しら|||

へ っ !

べ ~。  教えて や ん ねえ よ ! |おしえて||||

( ガイ ) ナルト が   これほど 成長 した の を 目の当たり に する と …。 ||||せいちょう||||まのあたり|||

自分 が   ずいぶん と 老 いぼ れ に 感じる な …。 じぶん||||ろう||||かんじる|

( カカシ ) どうした の ?  いつも の お前 らし くない じゃ ない 。 |||||おまえ||||

俺 が 言う の も   なんだ けど …。 おれ||いう||||

俺 たち の 青春 も → おれ|||せいしゅん|

まだ   終わっちゃ い ない って こと で いか ない か ? |おわっちゃ||||||||

俺 たち は   ここ へ 来て   まだ …。 おれ|||||きて|

それ 以上   言う な ! 余計   むなしく なる 。 |いじょう|いう||よけい||

それ で こそ   ガイ だ 。

《 あの 顔 …》 |かお

《 ん …  汗 ?》 |あせ

《 いや …  雨 だ 。 |あめ|

俺 が   あんな やつ ら 相手 に → おれ|||||あいて|

汗 を 流す こと など ある はず が ない 。 あせ||ながす||||||

ナルト は   ただ の サスケ へ の 当て 馬 …。 ||||さすけ|||あて|うま

俺 に とって は 余興 で しか ない ガキ だった はず 。 おれ||||よきょう||||がき||

あいつ の 力 は 把握 して いた …。 ||ちから||はあく||

この 違和感 は 力 から   くる もの で は ない …。 |いわかん||ちから||||||

なら   何 だ と いう のだ !? |なん||||

いったい   何 が …!?》 |なん|

《 いや … そんな こと は   どうでも いい 。

ナルト が 何者 か なんて どう で も いい こと だ …》 ||なにもの||||||||

この 戦争 より 後 過去 も 未来 も ない …。 |せんそう||あと|かこ||みらい||

存在 すら も … すべて が 無意味に なる 。 そんざい|||||むいみに|

( 青 ) す …  すごい な …。 あお|||

お前 ら   今 の を 感じた か !? おまえ||いま|||かんじた|

信じ られ ませ ん よ …  間違い ない 。 しんじ|||||まちがい|

あれ が   九 尾 の 力 です よ ! ああ …。 ||ここの|お||ちから|||

《 だが …  それ と は 少し 違う 何 か を 感じる …》 ||||すこし|ちがう|なん|||かんじる

その後 の 状況 は ? そのご||じょうきょう|

うずまき ナルト が とんでもない 力 で → ||||ちから|

面 の マダラ を 押さえて る …。 あり え ない チャクラ だ 。 おもて||まだら||おさえて||||||

いや …  むしろ   押して る 。 ||おして|

ビー 殿   カカシ 殿   ガイ 殿 を 含め たった 4 人 で …。 |しんがり||しんがり||しんがり||ふくめ||じん|

いの いち !  ありったけ の 力 で この ナルト 側 の 状況 を → ||||ちから||||がわ||じょうきょう|

増 援部 隊 全員 の 頭 の 中 に 直接   語りかけて くれ ! ぞう|えんぶ|たい|ぜんいん||あたま||なか||ちょくせつ|かたりかけて|

15 秒 で いい ! ここ で   一気に 士気 を 上げ たい ! びょう|||||いっきに|しき||あげ|

あいつ ら 4 人 が 全力 で   ふんばって る 。 ||じん||ぜんりょく|||

なら   ここ は   ここ で できる こと を 全力 で する ぞ ! ||||||||ぜんりょく|||

あいつ ら の 思い を 伝える んだ ! |||おもい||つたえる|

全員 って …  そんな こと を したら → ぜんいん|||||

チャクラ の 経 絡 系 に 負担 が かかり すぎて …。 ||へ|から|けい||ふたん|||

下手 する と …。 へた||

フッ   ムチャ を 言う …。 |||いう

10 秒 だ ! いの いち さん ! びょう||||

すまない … だが   今   大切な こと だ ! ||いま|たいせつな||

短い 分   上手く まとめて くれよ 。 みじかい|ぶん|うまく||

口 は 上手い ほう じゃ ない が 任せ とけ ! くち||うまい|||||まかせ|

《 本部 より 伝達 ! ほんぶ||でんたつ

増 援 ポイント にて   状況 優勢 ! ぞう|えん|ぽいんと||じょうきょう|ゆうせい

つまり   うずまき ナルト が ふんばって くれて る !

俺 たち   連合 が 守る べき ナルト が   ビー 殿 が ! おれ||れんごう||まもる|||||しんがり|

前線 で   強い 思い を 持って 戦って くれて る ! ぜんせん||つよい|おもい||もって|たたかって||

ガイ も   カカシ も 同じく だ ! ||||おなじく|

そして   連合 の みんな も その 強い 思い に 加わって くれ 。 |れんごう|||||つよい|おもい||くわわって|

その   みんな の 強い 思い が …》 |||つよい|おもい|

《 この 戦争 の   勝利 へ の 予言 だ !》 |せんそう||しょうり|||よげん|

ガハッ …  ハァ   ハァ …。

や っぱ …  口下手だ な   俺 は 。 ||くちべただ||おれ|

結局 20 秒 も …  か か っち まった …。 けっきょく|びょう|||||

ハァ   ハァ …。

隊長 …。 たいちょう

《 ああ …。

それ が   お前 の 思い の 強 さ だ 》 ||おまえ||おもい||つよ||

ハァ   ハァ …  すま ねぇ …。

ハァ   ハァ …。

《 ヒナタ : ナルト 君 … 私 は   あなた を ずっと …。 ||きみ|わたくし||||

ずっと …  ずっと 追いかけて きた 。 ||おいかけて|

そして   今 も 追いかけて る 》 |いま||おいかけて|

《 でも   この 戦争 が 終わったら → ||せんそう||おわったら

もう   あなた を 追いかける の は やめ に し ます 。 |||おいかける||||||

次 は   ナルト 君 の 横 に いて → つぎ|||きみ||よこ||

しっかり あなた の 手 を 握った まま → |||て||にぎった|

同じ 歩幅 で 歩き たい んです 。 おなじ|ほはば||あるき||ん です

待って いて ください 》 まって||

《 キバ : ナルト   お前 に ゃ   昔 から しっかり   マーキング し と いたんだ 。 ||おまえ|||むかし||||||

俺 の ライバル と して よ 。 おれ||らいばる|||

俺 が 駆けつける まで マダラ の 相手 は 頼んだ ぜ !》 おれ||かけつける||まだら||あいて||たのんだ|

《 シノ : 俺 の 忍術 で ナルト を 完璧に サポート する 。 しの|おれ||にんじゅつ||||かんぺきに|さぽーと|

なぜなら  … は 必要 ない !》 ||ひつよう|

( シカマル ) うまく やって る ようだ な ナルト の やつ 。

あいつ の こと だ … ムチャ やって る 以外 → |||||||いがい

想像 つ か ねえ が   ああ 見えて 実は   頭 が キレ る ほう だ から な 。 そうぞう||||||みえて|じつは|あたま||きれ|||||

( チョウジ ) ナルト は   バカで   僕 は   デブ って の が お決まり だった けど → |||ばかで|ぼく||||||おきまり||

意外 と   そう じゃ なかったり する んだ よ ね 。 いがい||||||||

《 待って て ね   ちょ い バカナルト 。 すら っと チョウジ が 今 行く よ !》 まって||||||||||いま|いく|

冷静に 策 を 練る タイプ じゃ ない けど な 。 れいせいに|さく||ねる|たいぷ||||

《 だからこそ   俺 が いる 。 |おれ||

待って ろ   ナルト   もう すぐ 行く !》 まって|||||いく

《 いの : 父さん   ありがとう 。 |とうさん|

ナルト の 強い 思い って の を 父さん が みんな に 伝えて くれた 。 ||つよい|おもい||||とうさん||||つたえて|

その 予言   必ず 実現 さ せ なきゃ !》 |よげん|かならず|じつげん|||

《 テンテン : ガイ 先生   大丈夫 かな ? ||せんせい|だいじょうぶ|

ちゃんと   ナルト を 守って あげて る かな ? |||まもって|||

カカシ 先生 も いる こと だ し 大丈夫だ と 思う けど 》 |せんせい||||||だいじょうぶだ||おもう|

( サイ ) 雨 が 降って い なければ 超 獣 偽 画 で 飛んで いけた のに ! さい|あめ||ふって|||ちょう|けだもの|ぎ|が||とんで||

( リー ) 文句 より スピード アップ です よ   サイ さん ! |もんく||すぴーど|あっぷ|||さい|

ガイ 先生 の 勇 姿 ナルト 君 の 勇 姿 に 応え → |せんせい||いさみ|すがた||きみ||いさみ|すがた||こたえ

己 を 貫き通す とき です ! おのれ||つらぬきとおす||

うん 。

《 これ が 仲間 って いう 感覚 。 ||なかま|||かんかく

今 の 僕 に は もう   はっきり と わかる よ 。  ナルト 》 いま||ぼく||||||||

《 サクラ : ナルト あんた は   木 ノ 葉 を 救った 。 さくら||||き||は||すくった

そして   今度 は 忍 の 世界 を 救おう と して いる 。 |こんど||おし||せかい||すくおう|||

いつも いつも こんな 大変な こと ばっかり → |||たいへんな||

任さ れる こと に なっちゃ って る 。 まかさ||||||

でも   今度 は   あんた が 何 を 言おう が 一緒に …。 |こんど||||なん||いおう||いっしょに

私 だけ じゃ ない 。 わたくし|||

今度 こそ みんな で 一緒に 戦おう !》 こんど||||いっしょに|たたかおう

♪♪~

( 雷鳴 ) らいめい

< 旬 の 魚 が 大好きな 豆 助 > しゅん||ぎょ||だいすきな|まめ|じょ

豆 助   きょう の お 魚 は 今 が 旬 の あれよ まめ|じょ||||ぎょ||いま||しゅん||

<  その 魚 と は …> |ぎょ||

<  それ は 身 が 厚い 皮 で 覆わ れて いる こと から → ||み||あつい|かわ||おおわ||||