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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン15 - 344 - オビトとマダラ

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 15 - 344 - オビト と マダラ

( カカシ ) あれ は …。

( ナルト ) コイツ は …。

マダラ だ !

( オビト ) 穢土 転生 の 術 に 逆らう と は 実に アンタ らしい な …。

( マダラ ) そんな こと より 何 を もたついて いる 。

なんで ? なんで あっ ち の マダラ が こっち に いんだ よ ?

マダラ … あの マダラ か ?

こいつ も 影 分身 だ な 。 本体 は どこ だ ? オビト 。

( 八尾 ) おい ナルト ! ヤツ が ここ に いる って こと は …。

向こう の みんな は どうした ?

( ビー ) ブラザー !

あそこ か …。

どうした かって 聞いて んだ !

さあ な ? 恐らく …。

( マダラ ) 無事で は ある まい な 。

( 綱 手 ) う っ う ぅ …。

口 寄せ の 術 !

( カツユ ) 綱 手 様 !

カツユ … 頼み が ある 。

はい ! すぐに 体 を くっつけて !

違う !

私 の 半身 は 後 で いい …。

それ より →

私 の ところ へ 影 たち を …。

私 なら まだ … 救える 。

《 呪 印 の 鎖 を 巻く より も 速く …》

そい つ は 返す アンタ のだ 。

フンッ !

やっと 動ける ! サンキュー だ ナルト !

さあ 今度 は 俺 の 番 だ ぜ !

( 咆哮 )

オビト ! 八尾 も 九 尾 も 入れ 込む 前 に →

中途半端に 計画 を 始めた の か ?

《 計画 を 知って る … こいつ ら の 関係 は ?》

焦った な オビト 。

俺 を こんな 姿 で 復活 さ せた の も その せい か ?

まあ お前 の こと だ 何 か 考え が ある んだろう が …。

今 まで 何 を やって いた 。

長門 は どうした ?

時 を 見計らい 輪廻 天 生 の 術 で 俺 は 蘇る 。

そういう 手はず だった はずだ 。

(( 長門 : 外 道 輪廻 天 生 の 術 !

( 小 南 ) 長門 の 瞳 力 は 生死 を 司る 術 。

七 人 目 の ペイン ))

長門 を … 利用 しよう と して た の か ?

ヤツ は 裏切った 。

その 術 で 里 の 者 ども を …。 ど いつも こいつ も 。

まあ いい 。

今 から でも 遅く は ない 。

八尾 と 九 尾 は 俺 が 捕る !

死んで た ヤツ が ひっかき 回す な !

う お ぉ ~!!

《 あれ ? 爆発 し ねえ 》

うち は 返し 。

( ガイ ) くっ !

俺 が 八尾 と 九 尾 を やる 。

オビト お前 は コイツ ら を やれ 。

オビト お前 に 何 が あった んだ 。

どうして あんな ヤツ と ?

(( オビト : 俺 は 死んだ の か ?

ここ は ?

あの世 と の 狭間 だ うち は の 者 よ 。

その 眼 … まさか じいちゃん も うち は の 。

さあ どう だろう な ?

《 俺 を 助けて くれた の か ? いや でも …》

あの世 と の 狭間 って 言った よ な 。

どこ なんだ ここ ? 暗くて よく 見え ねえ し 。

それ に じいちゃん いったい 誰 な んだ ?

ヘッ もし かして 死 神 じゃ ねえ よ な ?

天国 か 地獄 に 連れて いく って いう あの …。

いや ~!!

まだ 死に たく ない よ ! 助けて ~!

鎌 と か チラッ て 見えた し 絶対 死 神 だ よ !

うち は 専門 の 死 神 だ よ !

俺 … 俺 →

困って る お 年寄り を 助ける の を モットー に 生きて き ました 。

確かに 悪 さ も かなり やった し →

決まり を 破って ばかりだった けど →

差し引き イーブン って こと は ない と 思い ます 。

どうか 地獄 だけ は … イテッ 。

痛み を 感じる と いう こと は まだ 生きて いる と いう こと だ 。

しかし 助かった の は 奇跡 と 言って いい 。

よく 岩 に 潰さ れ なかった もの だ 。

まるで 岩 を すり抜けた と しか 思え ん ほど だ 。

俺 は どこ に いたんだ ?

俺 の 作った 地下 通路 に 倒れて いた 。

崩れた 岩 の 横 に な 。

と いって も 体 の 半分 は ほぼ 潰れて しまって いた 。

一応 手当て は して おいて やった が な 。

じいちゃん が 助けて くれた の か 。

ありがとう 。

礼 を 言う の は まだ 早い 。

その分 の 恩 は しっかり 返して もらう つもりだ 。

年寄り を 助ける の が お前 の モットー な のだろう ?

それ は まあ そう な んだ けど …。

じゃあ 何 すりゃ いい んだ ?

下 の 世話 と か ? それ も いい 。

悪い けど ずっと ここ に は いら れ ねえ よ 。

生きて る って わかった ん なら 俺 は 木 ノ 葉 へ 帰る 。

今 は 戦争 中 だ 。

写 輪 眼 も やっと 開眼 した し 。

これ で 今度 は もっと 仲間 を 守れる 。

もっと 仲間 を 守る か 。

なんだ よ 。

お前 の その 体 もう 忍 と して は やっていけ まい 。

いやいや いや ! やっと … やっと この 眼 を 手 に 入れた んだ 。

今 なら もっと コンビ ネーション も うまく いける 自信 が ある !))

《 やっぱり な 》

(( ニオイ は 完全に 消さ れて る 。

かすかな 空気 の 流れ や 物音 で →

敵 の 位置 を 判断 する しか ない ぞ 。

ど … どこ だ ?

オビト 後ろ だ !

カカシ !

おい カカシ 大丈夫 か ?

( タイセキ ) たとえ ガキ 相手 と は いえ 用心 に こした こと は ねえ 。

じっくり いく か 。

敵 の ヤツ やり手 だ よ 。

俺 の 血 の ついた クナイ は ちゃんと 捨てて や がる 。

また 目 に ゴミ で も 入った の か よ 。

忍 が 泣く なって の 。

まだ 死んだ わけじゃ ない ))

(( 今 だったら カカシ を あんな 目 に は …))

《 タイ セキ : 死ね !》

《 タイ セキ : な なぜ だ … 見える わけ は ない 》

(( オビト お前 …。

( タイセキ ) な … 何 だ その 眼 は 。

ここ は … 仲間 は 俺 が 守る !

( カッコウ ) 意外に しぶとい ヤツ だ 。

ど いつも こいつ も だ らし ねえ 。

リン の チャクラ の 流れ が 荒れて る 。

俺 や お前 の チャクラ の 動き と 違う ぞ 。

おそらく 幻 術 に かけ られて る 。

すぐ に でも 情報 を 聞き出そう と した んだ 。

一 度 手 合わせ した が かなり の 早技 だ 。

気 を つけろ 。 おう !))

♪♪~

《 オビト : そして 今度 こそ 仲間 を 守れる 忍 に 俺 が …》

(( 現実 を 見ろ 。

この世 は 思いどおりに は いか ぬ こと ばかり だ 。

長く 生きれば 生きる ほど 現実 は 苦しみ と 痛み と →

虚 し さ だけ が 漂って いる こと に 気づく 。

《 なんだ ? この じ じい …》

いい か この世 の すべて に おいて →

光 が あたる ところ に は 必ず 影 が ある 。

勝者 と いう 概念 が ある 以上 敗者 は 同じく して 存在 する 。

平和 を 保ち たい と する 利己 的な 意志 が 戦争 を 起こし →

愛 を 守る ため に 憎しみ が 生まれる 。

これ ら は 因果 関係 に あり 切り離す こと が でき ん 本来 は な 。

《 スイッチ 入っちゃ って る よ 。

こう なる と じ じい の 話 は 長 ぇん だ よ な 》

で ここ は どの へんな んだ ?

お前 が 傷ついた から こそ 代わり に 助かった 者 が いる 。

違う か ?))

(( や ばい ! みんな 出口 に 走れ !

う っ ! カカシ !

( オビト ) 大丈夫 か … リン カカシ 。

( カカシ ) オビト !

やめろ いい んだ カカシ 。

俺 は もう ダメ みたいだ 。

体 の 右側 は ほとんど 潰れ ち まって →

感覚 すら ねえ 。

クソッ !

この 俺 の 写 輪 眼 を やる から よ 。

里 の ヤツ ら が 何て 言おう と お前 は 立派な 上 忍 だ 。

それ が 俺 の 気持 だ 。 受け取って くれ 。

カカシ … リン を 頼む ぜ 。

リン 早く つかまれ !

リン !

オビト !))

《 カカシ の ヤツ と せっかく 仲よく なれた のに …。

リン に は 結局 告白 でき なかった な 。

みんな と もっと 一緒に いたかった 》

(( さっき から うる せ えよ !

俺 は こんな とこ に 長居 は し たく ねえ んだ !

さっさと … ぐ っ !

出て いき たければ 出て いく と いい 。

動ければ の 話 だ が な 。

《 待てよ 。 これ って おかしい だ ろ ?

なんで 写 輪 眼 の じじ いが 1 人 で こんな とこ に いんだ ?

よく 考えて みりゃ →

木 ノ 葉 の ジジババ なら みんな 知って る この 俺 が →

一 度 も 見た こと も ねえ って こと は …。

この じ じい 今 は 木 ノ 葉 の 忍 じゃ ねえ 。

つまり …》

じ じい テメエ 抜け 忍 だ な ?

何者 な んだ ?

俺 は うち は の 亡霊 。

うち は マダラ だ 。

《 マ … マダラ ?》

マダラ って … 俺 の ご 先祖 の うち は マダラ か !?

マダラ なら とっくに 死んで なきゃ おかしい だ ろ !

いつ の 時代 の 話 だ よ !

お前 に とって 俺 は 死 神 の ほう が まだ 信憑性 が ある か ?

そう だ な ある 意味 死 神 かも な 。

この 現実 こそ 地獄 だ 。

確かに 俺 は 後ろ の 魔 像 から チャクラ を 常に 供給 し 続け なければ →

あっという間 に 死んで しまう 死 に 損ない だ が な 。

俺 は 帰る !

やめて おけ 。 ここ に は 出口 は ない 。

なにより も お前 も 俺 も ここ より 出る こと は でき ん 。

この 体 で は な 。

動く と せっかく くっつけた 柱 間 の 人造 体 が はがれる 。

死に たい の か ?

お前 に は 今度 いろいろ と やって もらい たい こと が ある 。

俺 と 一生 な 。

せっかく 助けた のだ 死 に 急ぐ な 。

何 が 望み だ ? アンタ みたいな クソ じじ いが →

こんな ガキ ひと り 捕まえて 何 しよう って んだ ?

この世 の 因果 を 断ち切る 。

勝者 だけ の 世界 平和 だけ の 世界 愛 だけ の 世界 →

それ ら だけ の 世界 を つくる 。

知る か よ そんな の !

俺 は ただ みんな の ところ へ 帰り たい だけ だ 。

言った はずだ 。

思いどおりに は いか ぬ の が ここ だ 。

お前 も いずれ 気づく こと に なる 。

勝手に 死ぬ なら それ でも いい が →

代わり に その 写 輪 眼 は いただく ぞ 。

なんで 眼 を 欲しがる ?

お前 は もう 写 輪 眼 を 持って んだ ろ !

いや … 俺 本来 の 眼 は →

他の 者 に 預けて あって な →

この 眼 は その あと 移植 した 余り もの だ 。

もう 少し ストック が あって も いい 。

右 目 が まだ 入って い なくて な 。

写 輪 眼 は 左右 揃って 本来 の 力 を 発揮 する もの だ ))

《 なら 俺 が カカシ と 揃えば →

より 強く なれる って こと じゃ ねえ か 。

リン を 今度 こそ 2 人 で ちゃんと 守れる って こと じゃ ねえ か 。

なおさら ここ に は いら れ ねえ 。

待って ろ よ カカシ リン !

俺 は …。

生きて る !》

( 開演 ブザー )

皆様 お 変わり ございませ ん か ?

美 空 ひばり です 。

では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。

( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』 2 時間 スペシャル 。

( 松丸 ) 今回 も ご覧 の 豪華な 歌手 の 皆さん に よる →

華麗な ステージ を お 届け いたし ます 。

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NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 15 - 344 - オビト と マダラ naruto||しっぷう|つたい|しーずん|||まだら Naruto Shippuden - Season 15 - 344 - Obito and Madara

( カカシ ) あれ は …。

( ナルト ) コイツ は …。

マダラ だ ! まだら|

( オビト ) 穢土 転生 の 術 に 逆らう と は 実に   アンタ らしい な …。 |えど|てんせい||じゅつ||さからう|||じつに|||

( マダラ ) そんな こと より 何 を もたついて いる 。 まだら||||なん|||

なんで ?  なんで   あっ ち の マダラ が こっち に いんだ よ ? |||||まだら|||||

マダラ …  あの マダラ か ? まだら||まだら|

こいつ も 影 分身 だ な 。 本体 は どこ だ ?  オビト 。 ||かげ|ぶんしん|||ほんたい||||

( 八尾 ) おい   ナルト ! ヤツ が   ここ に いる って こと は …。 やお|||やつ|||||||

向こう の みんな は   どうした ? むこう||||

( ビー ) ブラザー ! |ぶらざー

あそこ か …。

どうした かって 聞いて んだ ! ||きいて|

さあ な ?  恐らく …。 ||おそらく

( マダラ ) 無事で は ある まい な 。 まだら|ぶじで||||

( 綱 手 ) う っ   う ぅ …。 つな|て||||

口 寄せ の 術 ! くち|よせ||じゅつ

( カツユ ) 綱 手 様 ! |つな|て|さま

カツユ …  頼み が ある 。 |たのみ||

はい ! すぐに 体 を くっつけて ! ||からだ||

違う ! ちがう

私 の 半身 は 後 で いい …。 わたくし||はんしん||あと||

それ より →

私 の ところ へ   影 たち を …。 わたくし||||かげ||

私 なら   まだ …  救える 。 わたくし|||すくえる

《 呪 印 の 鎖 を 巻く より も 速く …》 まじない|いん||くさり||まく|||はやく

そい つ は 返す   アンタ のだ 。 |||かえす||

フンッ !

やっと 動ける !  サンキュー だ   ナルト ! |うごける|さんきゅー||

さあ   今度 は   俺 の 番 だ ぜ ! |こんど||おれ||ばん||

( 咆哮 ) ほうこう

オビト ! 八尾 も 九 尾 も 入れ 込む 前 に → |やお||ここの|お||いれ|こむ|ぜん|

中途半端に 計画 を 始めた の か ? ちゅうとはんぱに|けいかく||はじめた||

《 計画 を 知って る … こいつ ら の 関係 は ?》 けいかく||しって|||||かんけい|

焦った な   オビト 。 あせった||

俺 を こんな 姿 で 復活 さ せた の も その せい か ? おれ|||すがた||ふっかつ|||||||

まあ   お前 の こと だ 何 か 考え が ある んだろう が …。 |おまえ||||なん||かんがえ||||

今 まで   何 を やって いた 。 いま||なん|||

長門 は どうした ? ながと||

時 を 見計らい 輪廻 天 生 の 術 で 俺 は 蘇る 。 じ||みはからい|りんね|てん|せい||じゅつ||おれ||よみがえる

そういう 手はず だった はずだ 。 |てはず||

(( 長門 : 外 道 輪廻 天 生 の 術 ! ながと|がい|どう|りんね|てん|せい||じゅつ

( 小 南 ) 長門 の 瞳 力 は 生死 を 司る 術 。 しょう|みなみ|ながと||ひとみ|ちから||せいし||つかさどる|じゅつ

七 人 目 の ペイン )) なな|じん|め||

長門 を … 利用 しよう と して た の か ? ながと||りよう||||||

ヤツ は 裏切った 。 やつ||うらぎった

その 術 で   里 の 者 ども を …。 ど いつも こいつ も 。 |じゅつ||さと||もの||||||

まあ   いい 。

今 から でも 遅く は ない 。 いま|||おそく||

八尾 と 九 尾 は 俺 が 捕る ! やお||ここの|お||おれ||とる

死んで た ヤツ が   ひっかき 回す な ! しんで||やつ|||まわす|

う お ぉ ~!!

《 あれ ?  爆発 し ねえ 》 |ばくはつ||

うち は 返し 。 ||かえし

( ガイ ) くっ !

俺 が   八尾 と 九 尾 を やる 。 おれ||やお||ここの|お||

オビト   お前 は   コイツ ら を やれ 。 |おまえ|||||

オビト   お前 に 何 が あった んだ 。 |おまえ||なん|||

どうして   あんな ヤツ と ? ||やつ|

(( オビト : 俺 は 死んだ の か ? |おれ||しんだ||

ここ は ?

あの世 と の 狭間 だ   うち は の 者 よ 。 あのよ|||はざま|||||もの|

その 眼 … まさか   じいちゃん も   うち は の 。 |がん||||||

さあ   どう だろう な ?

《 俺 を 助けて くれた の か ? いや   でも …》 おれ||たすけて|||||

あの世 と の 狭間 って 言った よ な 。 あのよ|||はざま||いった||

どこ なんだ   ここ ? 暗くて   よく 見え ねえ し 。 |||くらくて||みえ||

それ に   じいちゃん いったい 誰 な んだ ? ||||だれ||

ヘッ   もし かして 死 神 じゃ ねえ よ な ? |||し|かみ||||

天国 か 地獄 に 連れて いく って いう あの …。 てんごく||じごく||つれて||||

いや ~!!

まだ 死に たく ない よ ! 助けて ~! |しに||||たすけて

鎌 と か   チラッ て 見えた し 絶対   死 神 だ よ ! かま|||||みえた||ぜったい|し|かみ||

うち は 専門 の 死 神 だ よ ! ||せんもん||し|かみ||

俺 …  俺 → おれ|おれ

困って る お 年寄り を 助ける の を モットー に 生きて き ました 。 こまって|||としより||たすける|||もっとー||いきて||

確かに 悪 さ も   かなり やった し → たしかに|あく|||||

決まり を 破って ばかりだった けど → きまり||やぶって||

差し引き イーブン って こと は ない と 思い ます 。 さしひき|||||||おもい|

どうか   地獄 だけ は …  イテッ 。 |じごく|||

痛み を 感じる と いう こと は まだ 生きて いる と いう こと だ 。 いたみ||かんじる||||||いきて|||||

しかし   助かった の は 奇跡 と 言って いい 。 |たすかった|||きせき||いって|

よく 岩 に 潰さ れ なかった もの だ 。 |いわ||つぶさ||||

まるで   岩 を すり抜けた と しか 思え ん ほど だ 。 |いわ||すりぬけた|||おもえ|||

俺 は   どこ に いたんだ ? おれ||||

俺 の 作った 地下 通路 に 倒れて いた 。 おれ||つくった|ちか|つうろ||たおれて|

崩れた 岩 の 横 に な 。 くずれた|いわ||よこ||

と いって も   体 の 半分 は ほぼ 潰れて しまって いた 。 |||からだ||はんぶん|||つぶれて||

一応 手当て は して おいて やった が な 。 いちおう|てあて||||||

じいちゃん が 助けて くれた の か 。 ||たすけて|||

ありがとう 。

礼 を 言う の は   まだ 早い 。 れい||いう||||はやい

その分 の 恩 は しっかり 返して もらう つもりだ 。 そのぶん||おん|||かえして||

年寄り を 助ける の が お前 の モットー な のだろう ? としより||たすける|||おまえ||もっとー||

それ は   まあ   そう な んだ けど …。

じゃあ   何 すりゃ いい んだ ? |なん|||

下 の 世話 と か ? それ も いい 。 した||せわ|||||

悪い けど ずっと   ここ に は いら れ ねえ よ 。 わるい|||||||||

生きて る って   わかった ん なら 俺 は   木 ノ 葉 へ 帰る 。 いきて||||||おれ||き||は||かえる

今 は 戦争 中 だ 。 いま||せんそう|なか|

写 輪 眼 も   やっと 開眼 した し 。 うつ|りん|がん|||かいげん||

これ で   今度 は もっと 仲間 を 守れる 。 ||こんど|||なかま||まもれる

もっと 仲間 を 守る か 。 |なかま||まもる|

なんだ よ 。

お前 の その 体 もう 忍 と して は やっていけ まい 。 おまえ|||からだ||おし|||||

いやいや いや !  やっと … やっと   この 眼 を 手 に 入れた んだ 。 |||||がん||て||いれた|

今 なら   もっと コンビ ネーション も うまく いける 自信 が ある !)) いま|||こんび|ねーしょん||||じしん||

《 やっぱり な 》

(( ニオイ は 完全に 消さ れて る 。 ||かんぜんに|けさ||

かすかな 空気 の 流れ や 物音 で → |くうき||ながれ||ものおと|

敵 の 位置 を 判断 する しか ない ぞ 。 てき||いち||はんだん||||

ど …  どこ だ ?

オビト   後ろ だ ! |うしろ|

カカシ !

おい   カカシ   大丈夫 か ? ||だいじょうぶ|

( タイセキ ) たとえ   ガキ 相手 と は いえ 用心 に こした こと は ねえ 。 ||がき|あいて||||ようじん|||||

じっくり いく か 。

敵 の ヤツ   やり手 だ よ 。 てき||やつ|やりて||

俺 の 血 の ついた クナイ は ちゃんと 捨てて や がる 。 おれ||ち||||||すてて||

また 目 に ゴミ で も 入った の か よ 。 |め||ごみ|||はいった|||

忍 が 泣く なって の 。 おし||なく||

まだ 死んだ わけじゃ ない )) |しんだ||

(( 今 だったら カカシ を あんな 目 に は …)) いま|||||め||

《 タイ セキ : 死ね !》 たい|せき|しね

《 タイ セキ : な   なぜ だ … 見える わけ は ない 》 たい|せき||||みえる|||

(( オビト   お前 …。 |おまえ

( タイセキ ) な …  何 だ   その 眼 は 。 ||なん|||がん|

ここ は …  仲間 は 俺 が 守る ! ||なかま||おれ||まもる

( カッコウ ) 意外に しぶとい ヤツ だ 。 |いがいに||やつ|

ど いつも こいつ も   だ らし ねえ 。

リン の チャクラ の 流れ が 荒れて る 。 りん||||ながれ||あれて|

俺 や お前 の チャクラ の 動き と 違う ぞ 。 おれ||おまえ||||うごき||ちがう|

おそらく 幻 術 に かけ られて る 。 |まぼろし|じゅつ||||

すぐ に でも 情報 を 聞き出そう と した んだ 。 |||じょうほう||ききだそう|||

一 度   手 合わせ した が かなり の 早技 だ 。 ひと|たび|て|あわせ|||||はやわざ|

気 を つけろ 。 おう !)) き|||

♪♪~

《 オビト : そして   今度 こそ 仲間 を 守れる 忍 に   俺 が …》 ||こんど||なかま||まもれる|おし||おれ|

(( 現実 を 見ろ 。 げんじつ||みろ

この世 は 思いどおりに は いか ぬ こと ばかり だ 。 このよ||おもいどおりに||||||

長く 生きれば 生きる ほど 現実 は 苦しみ と 痛み と → ながく|いきれば|いきる||げんじつ||くるしみ||いたみ|

虚 し さ だけ が 漂って いる こと に 気づく 。 きょ|||||ただよって||||きづく

《 なんだ ?  この じ じい …》

いい か   この世 の すべて に おいて → ||このよ||||

光 が あたる ところ に は 必ず 影 が ある 。 ひかり||||||かならず|かげ||

勝者 と いう 概念 が ある 以上 敗者 は 同じく して 存在 する 。 しょうしゃ|||がいねん|||いじょう|はいしゃ||おなじく||そんざい|

平和 を 保ち たい と する 利己 的な 意志 が 戦争 を 起こし → へいわ||たもち||||りこ|てきな|いし||せんそう||おこし

愛 を 守る ため に 憎しみ が 生まれる 。 あい||まもる|||にくしみ||うまれる

これ ら は 因果 関係 に あり 切り離す こと が でき ん   本来 は な 。 |||いんが|かんけい|||きりはなす|||||ほんらい||

《 スイッチ 入っちゃ って る よ 。 すいっち|はいっちゃ|||

こう なる と じ じい の 話 は 長 ぇん だ よ な 》 ||||||はなし||ちょう||||

で   ここ は   どの へんな んだ ?

お前 が 傷ついた から こそ 代わり に 助かった 者 が いる 。 おまえ||きずついた|||かわり||たすかった|もの||

違う か ?)) ちがう|

(( や ばい ! みんな 出口 に 走れ ! |||でぐち||はしれ

う っ ! カカシ !

( オビト ) 大丈夫 か …  リン   カカシ 。 |だいじょうぶ||りん|

( カカシ ) オビト !

やめろ   いい んだ   カカシ 。

俺 は   もう   ダメ みたいだ 。 おれ|||だめ|

体 の 右側 は ほとんど 潰れ ち まって → からだ||みぎがわ|||つぶれ||

感覚 すら ねえ 。 かんかく||

クソッ !

この 俺 の 写 輪 眼 を やる から よ 。 |おれ||うつ|りん|がん||||

里 の ヤツ ら が 何て 言おう と お前 は 立派な 上 忍 だ 。 さと||やつ|||なんて|いおう||おまえ||りっぱな|うえ|おし|

それ が   俺 の 気持 だ 。 受け取って くれ 。 ||おれ||きもち||うけとって|

カカシ …  リン を 頼む ぜ 。 |りん||たのむ|

リン   早く つかまれ ! りん|はやく|つかま れ

リン ! りん

オビト !))

《 カカシ の ヤツ と せっかく 仲よく なれた のに …。 ||やつ|||なかよく||

リン に は 結局   告白 でき なかった な 。 りん|||けっきょく|こくはく|||

みんな と もっと 一緒に いたかった 》 |||いっしょに|

(( さっき から   うる せ えよ !

俺 は   こんな とこ に 長居 は し たく ねえ んだ ! おれ|||||ながい|||||

さっさと …  ぐ っ !

出て いき たければ 出て いく と いい 。 でて|||でて|||

動ければ の 話 だ が な 。 うごければ||はなし|||

《 待てよ 。 これ って   おかしい だ ろ ? まてよ|||||

なんで 写 輪 眼 の じじ いが 1 人 で こんな とこ に いんだ ? |うつ|りん|がん||||じん|||||

よく 考えて みりゃ → |かんがえて|

木 ノ 葉 の ジジババ なら みんな 知って る   この 俺 が → き||は|||||しって|||おれ|

一 度 も 見た こと も ねえ って こと は …。 ひと|たび||みた||||||

この じ じい 今 は 木 ノ 葉 の 忍 じゃ ねえ 。 |||いま||き||は||おし||

つまり …》

じ じい   テメエ 抜け 忍 だ な ? |||ぬけ|おし||

何者 な んだ ? なにもの||

俺 は   うち は の 亡霊 。 おれ|||||ぼうれい

うち は マダラ だ 。 ||まだら|

《 マ …  マダラ ?》 |まだら

マダラ って … 俺 の ご 先祖 の   うち は マダラ か !? まだら||おれ|||せんぞ||||まだら|

マダラ なら   とっくに 死んで なきゃ おかしい だ ろ ! まだら|||しんで||||

いつ の 時代 の 話 だ よ ! ||じだい||はなし||

お前 に とって   俺 は 死 神 の ほう が まだ 信憑性 が ある か ? おまえ|||おれ||し|かみ|||||しんぴょうせい|||

そう だ な   ある 意味   死 神 かも な 。 ||||いみ|し|かみ||

この 現実 こそ   地獄 だ 。 |げんじつ||じごく|

確かに   俺 は 後ろ の 魔 像 から チャクラ を 常に 供給 し 続け なければ → たしかに|おれ||うしろ||ま|ぞう||||とわに|きょうきゅう||つづけ|

あっという間 に 死んで しまう 死 に 損ない だ が な 。 あっというま||しんで||し||そこない|||

俺 は 帰る ! おれ||かえる

やめて おけ 。 ここ に は 出口 は ない 。 |||||でぐち||

なにより も   お前 も 俺 も ここ より 出る こと は でき ん 。 ||おまえ||おれ||||でる||||

この 体 で は な 。 |からだ|||

動く と   せっかく くっつけた 柱 間 の 人造 体 が はがれる 。 うごく||||ちゅう|あいだ||じんぞう|からだ||

死に たい の か ? しに|||

お前 に は   今度 いろいろ と やって もらい たい こと が ある 。 おまえ|||こんど||||||||

俺 と 一生 な 。 おれ||いっしょう|

せっかく 助けた のだ   死 に 急ぐ な 。 |たすけた||し||いそぐ|

何 が 望み だ ? アンタ みたいな クソ じじ いが → なん||のぞみ||||くそ||

こんな ガキ ひと り 捕まえて 何 しよう って んだ ? |がき|||つかまえて|なん|||

この世 の 因果 を 断ち切る 。 このよ||いんが||たちきる

勝者 だけ の 世界   平和 だけ の 世界 愛 だけ の 世界 → しょうしゃ|||せかい|へいわ|||せかい|あい|||せかい

それ ら だけ の 世界 を つくる 。 ||||せかい||

知る か よ   そんな の ! しる||||

俺 は ただ   みんな の ところ へ 帰り たい だけ だ 。 おれ|||||||かえり|||

言った はずだ 。 いった|

思いどおりに は いか ぬ の が ここ だ 。 おもいどおりに|||||||

お前 も いずれ 気づく こと に なる 。 おまえ|||きづく|||

勝手に 死ぬ なら   それ でも いい が → かってに|しぬ|||||

代わり に その 写 輪 眼 は いただく ぞ 。 かわり|||うつ|りん|がん|||

なんで 眼 を 欲しがる ? |がん||ほしがる

お前 は もう 写 輪 眼 を 持って んだ ろ ! おまえ|||うつ|りん|がん||もって||

いや …  俺 本来 の 眼 は → |おれ|ほんらい||がん|

他の 者 に 預けて あって な → たの|もの||あずけて||

この 眼 は その あと 移植 した 余り もの だ 。 |がん||||いしょく||あまり||

もう 少し ストック が あって も いい 。 |すこし|すとっく||||

右 目 が まだ 入って い なくて な 。 みぎ|め|||はいって|||

写 輪 眼 は 左右 揃って 本来 の 力 を 発揮 する もの だ )) うつ|りん|がん||さゆう|そろって|ほんらい||ちから||はっき|||

《 なら   俺 が カカシ と 揃えば → |おれ||||そろえば

より 強く なれる って こと じゃ ねえ か 。 |つよく||||||

リン を 今度 こそ  2 人 で ちゃんと 守れる って こと じゃ ねえ か 。 りん||こんど||じん|||まもれる|||||

なおさら   ここ に は いら れ ねえ 。

待って ろ よ   カカシ   リン ! まって||||りん

俺 は …。 おれ|

生きて る !》 いきて|

( 開演 ブザー ) かいえん|ぶざー

皆様   お 変わり ございませ ん か ? みなさま||かわり|||

美 空 ひばり です 。 び|から||

では   最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。 |さいご||||おたのしみ|

( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート   名曲 ! に っぽ ん の 歌 』 2 時間 スペシャル 。 みやもと|もくよう|じ||こんさーと|めいきょく|||||うた|じかん|すぺしゃる

( 松丸 ) 今回 も   ご覧 の 豪華な 歌手 の 皆さん に よる → まつまる|こんかい||ごらん||ごうかな|かしゅ||みなさん||

華麗な ステージ を お 届け いたし ます 。 かれいな|すてーじ|||とどけ||