NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 15 - 328 - 九 喇嘛
(( 九 尾 : わし の チャクラ を ぞんざいに 扱い よる 。
しかし 珍しい じゃ ねえ か よ 九 尾 。
お前 の ほう から 話しかけて くる なんて よ 。
いよいよ 寂しく って 話し相手 が 欲しく なった の は わか っけ ど →
今 は 忙しい んだ 。 あと に して くれ 。
戦争 を 本当に 一 人 で 片づけ られる と 思って いる の か ?
話 は 戦争 の あと だ 。 じゃあ な 。
( 九 尾 ) 仲間 が 殺さ れれば それ に 伴う 憎しみ が 生まれる 。
そう なる 前 に 相手 を すべて 倒す つもり か ?
どのみち 相手 を 倒せば 敵 から の 憎しみ を 受ける 。
それ を すべて 自分 で 受け止め られる と →
本気で そう 思って いる の か ?
いつまでも 俺 を なめて んじゃ ねえ ぞ 。
お前 は わかって い ない ! 甘い のだ !!
お前 は 本当に 皆 の 憎しみ を 消し 受け止める こと が できる の か !?
( 九 尾 ) もう 戦争 は 始まって いる 。 戦死 者 も 多く 出て いる はずだ 。
その分 憎しみ も な 。
そもそも だ お前 の そば に いた サスケ は →
ずっと 憎しみ に とらわれて いた 。
だが その サスケ も →
お前 が どうにか できた こと が あった の か ?
つまり お前 は 誰 であろう と →
憎しみ を 消して やる こと も 受け止める こと も でき やしない !
で …。
話 は 終わり か ?
なんだ と !?
おい 。
お前 こそ 甘い んだ よ 。
お前 は サスケ 一 人 救え ない の に なんで そんな 強気で いら れる ?
自分 が 決めた こと に 疑問 持ったら 終わり だ !
サスケ は なんとか して みせる し 戦争 だって どうにか して みせる 。
フン !
あの ちん ちく りん が →
ずいぶん と たてつく ように なった じゃ ねえ か 。
なぁ 九 尾 … 俺 は な 。
いつか オメエ の 中 の 憎しみ も どうにか して やりて ぇ と 思って る 。
俺 を さんざん 苦しめた お前 だ けど …。
憎しみ に 振り回さ れ ん の が いい 気 が し ねえ って の は →
俺 も 知って っ から 。
お前 は バカ か !? わし は 九 尾 だ ぞ !
ちん ちく りん に どうこう さ れる ほど →
落ちぶれちゃ いね えし わし は 憎しみ の 塊 だ !
なら オッケー だ 。
俺 は ちん ちく り んじゃ ねえ し そっち の ほう が やりがい が ある 。
じゃあ な !))
《 フン … 偉 そうに 》
俺 たち は お前 ら を 信用 し ない 。
信用 さ れ たきゃ …。 今 は それ で いい 。
どう すりゃ いい か は 俺 も だいたい わかって っ から 。
《 ナルト わし は ずっと お前 の して きた こと を 見て きた 。
だから お前 も わかって いる はずだ 。
お前 が わし に … わし たち 尾 獣 に 何 を 語ろう と 無意味だ 。
本心 は 伝わって こ ん 》
出発 です か ? ( サクラ ) ええ 。
ここ で の 戦闘 は 終わって い ます し →
重傷 者 の 処置 も もう 済み ました から 。
すでに 1 班 と 2 班 は 増 援 に 向かって い ます 。
私 たち も ナルト と ビー さん の 応援 に 向かわ ない と 。
彼ら を お 任せ する こと に なって しまい ます が 。
( スクイ ) いいえ 看護 は 非 戦闘 員 の 私 たち に も できる わ 。
( スクイ ) それ より ナルト 君 たち が 心配 ね 。
彼ら が いる の は ここ より も さらに 過酷な 戦場 なんだ から 。
そう です ね 。 でも アイツ は いつ だって …。
( シズネ ) サクラ 準備 は ? はい 。
気 を つけて 。
あと を お 願い し ます 。
よし だいたい わかった 。
じゃあ ちょっと いって くら ぁ 。
急げ マダラ の ヤツ が お前 の 居場所 を かぎつけた 。
( ビー ) しや が れ 開 錠 ナルト を 返上 。
そこ に いた と は な 。
このまま 四 尾 ごと 俺 の なか へ 引きずりこんで やる 。
まずい 口開け ろ !
ナルト 出ろ !
ここ から 出 ねえ と 。
開か ねえ 。 や っぱ このまま じゃ 無理 か 。
《 えっ と えっ と …。
俺 を 吐か せれば いい んだ から …》
吐く 。
食べ すぎ 。
多重 影 分身 の 術 !
( ビー ) 思った 以上 に ナルト 出る 。
なかなか やり や がる 。
おっしゃ 外 出た !
あと は …。
(( いい か 俺 の 首 もと を よく 見る んだ 。
首 もと に は 杭 が 刺さって いる はずだ 。
そ っ から チャクラ の 鎖 が 出て 俺 たち を 縛る 。
これ は 輪廻 眼 外 道 の 使う 魔 像 の 鎖 だ 。
えっ 胸 じゃ ねえ の か ?
人 柱 力 ん とき は 胸 に あった って ば よ 。
尾 獣 化 で で かく なって る 分 →
人 柱 力 の 刺さって いた 場所 から 少し ずれて →
首 もと へ 移動 しち まう 。
それ に で かく なった 分 見つけ にくい ぞ ))
往生 際 の 悪い ヤツ だ 。
(( 四 尾 : とにかく その 杭 を 引き抜け 。
そう すりゃ チャクラ の 鎖 は 出て こ なく なる ))
く っそ ~ どこ だ ?
見つけた ! あれ だって ば よ !
(( それ で 俺 を 縛って いる この 鎖 も →
連動 して 消える はずだ 。
だが 簡単じゃ ねえ ぞ 。
俺 は 操ら れて て 攻撃 を 止め られ ねえ ))
(( あぁ わかって る 。
その分 手荒く な っち まう かも しれ ねえ けど →
我慢 して くれ って ば よ 。
勢い 余って 殺して くれ ん な よ ))
ぐ っ …。
《 もう この モード は 残り 少 ねえ けど →
これ で いける ところ まで いく !》
は ぁ !
ここ だ !
( ビー ) やれ ナルト !
この ぉ …。
《 いける !》
ナルト め …。
う … うわ !
そう うまく はいかん ぞ 。
う っ なんだ これ ?
力 が …。
その 杭 は 直接 触れて いる もの を 縛る 。
ペイン 長門 の 外 道 の 力 より はるかに 強い 縛り だ 。
ぐ … くっ …。
ナルト !!
一 難 去って また …。
( ガイ ) くっ ! フン 。
うわ ~!!
ぐ … くっ … ぐ ぅ 。
それ は 俺 たち 尾 獣 で さえ →
押さえつける ほど の 拘束 力 を 持つ 。
お前 は どう 動く ?
終わり だ うずまき ナルト 。
ぐ … くっ …。
《 結局 今 まで どおり …》
(( 俺 は 火影 の 名前 を もらう んだ って ば よ !
お前 ら 今に 見て ろ !
この 俺 は いずれ 火影 の 名 を 受け継いで …。
んで よ 先代 の どの 火影 を も こえて やる んだ !
で さ で さ 里 の みんな に 俺 の 力 を 認め させて やんだ よ !
( イルカ ) 卒業 試験 は 分身 の 術 に する 。
多重 影 分身 ?
なんだ よ なんだ よ いきなり 苦手な 術 か よ 。
影 分身 の 術 !
エヘヘヘヘ !
ヒーロー なんて バッカ みたい ! そんな の いる わけな い じゃ ん !
証明 して やる 。
この 俺 が この世 に 英雄 が いる って こと を 証明 して やる !
遅く なって 悪かった な 。
ヒーロー って の は 遅れて 駆けつける もん だ から よ 。
ぜ って ぇ 勝つ !
( ネジ ) 火影 に なる 者 は そういう 運命 で 生まれて くる 。
なろう と して なれる もの で は なく →
運命 で そう 決め られて いる んだ よ 。
俺 は 逃げ ねえ …。
まっすぐ 自分 の 言葉 は 曲げ ねえ …。
ゲホッゲホッ !
なら お前 の 言って る こと が 正しい か どう か →
見せて もらおう か 。
ああ ぜ って ぇ お前 倒して 証明 して やる !
うわ っ !
習得 でき も し ない 術 を 教えて 師匠 気取り か ?
その 気 に さ せる の は よし な !
だから 夢見 がちな ガキ が →
火影 に なる だの と 戯言 を 言い 始め ん の さ !
( カブト ) ガキ は すべて が 簡単だ と 思って る 。
だから バカげた 夢 を 平気で 口 に する 。
だから 諦め ない 。 そして 死ぬ んだ 。
俺 は 火影 に なる まで ぜ って ぇ 死な ねえ から よ !
螺旋 丸 !
う っ … ぐ っ !
答え を 持た ぬ お前 ごとき が 諦めろ !
ぬ っ … ぐ お っ !
俺 が 諦める の を 諦めろ !
螺旋 丸 !
( 長門 ) ふざける な !
今更 自 来 也 の 言った こと など 信じ られる か !
本当の 平和 など あり は し ない のだ !
俺 たち が 呪わ れた 世界 に 生きて いる かぎり →
そんな もの あり は し ない !!
なら …。
なら 俺 が その 呪い を 解いて やる 。
平和 って の が ある なら 俺 が それ を つかみ取って やる 。
俺 は 諦め ねえ 。
お前 …。
それ は … その セリフ は …。
そう だって ば よ 。
今 の は 全部 この 本 の 中 の セリフ だ 。
エロ 仙人 の 書いた 最初の 本 だ 。
本 の 最後に この 本 を 書く ヒント を くれた →
弟子 の こと が 書いて あった 。
アンタ の 名前 だ 長門 。
そんな …。
そして この 本 の 主人公 の 名前 。
それ が …。
それ が ナルト だ !
よく 帰って きた !
信じて た ぞ !
( 歓声 )
ナルト … よく 頑張った な 。
お かえり ! ナルト !))
( 歓声 )
フン 。
(( なぁ 九 尾 。 俺 は な …。
いつか オメエ の 中 の 憎しみ も →
どうにか して やりて ぇ と 思って る 。
だから 俺 は お前 も 助けて ぇ ))
《 ナルト 。
お前 が わし たち 尾 獣 の ため に →
本気で 何 か して やりて ぇと 本心 で 思う なら →
今 まで どおり …》
《 まだ か …》
よし 。
ぐ っ …。
くっ … くっ … くっ …。
《 うまく … 感知 しろ よ !》
《 本体 は ちょうど この 外側 あたり か 。
さっき 手荒く な っち まう って 言った から わかって くれよ 。
ここ の 中 から 杭 を 押す !》
《 今 まで どおり 行動 で 示し 証明 しろ 。 ナルト 》
それ が お前 だ ろ !
カワズ たたき !!
う お ~ っ !!
抜けた !
そう … それ が お前 だ 。
<「 木曜 8 時 の コンサート 」 は →
< 今回 は そんな 数 ある 歌 の なか から →
< 早速 まいり ましょう >