NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 16 - 350 - ミナト の 死
( ミナト ) 乱世 を 利用 して 生き延びて きた →
小さな 里 の 忍 たち に は →
火 風 土 の 三 里 の 支配 を 望ま ぬ 者 たち も 多い 。
これ から も さまざまな 揺さぶり を かけて くる だろう 。
しかし 多く の 犠牲 の 上 に 実現 した 平和 は →
守り抜か なければ なら ない 。
そこ で キミ たち の 力 頼り に さ せて もらう よ 。
( みんな ) は っ !
( カカシ ) 千鳥 !
忍 5 人 急速 接近 !
額 当て は ? 岩 隠れ だ 。
条約 を 結んで る 里 だ ろ ? 何 か 緊急の 用件 でも ?
なぜ 条約 を 破る ?
我々 は 木 ノ 葉 隠れ だ !
何 か の 間違い で は ない の か ?
新手 だ ! 引け !
助かった 。 岩 隠れ の 裏切り だ 。
岩 隠れ の 手 裏 剣 で は ない 。
ニセ 者 か ? なん の ため に ?
岩 と 木 ノ 葉 を 分裂 さ せる 気 だ 。
あっ おい !
深追い は する な !
( カカシ ) 千鳥 !
( ガイ ) よ お ! 元気 か ?
シカト かよ !
カカシ が 暗部 に 編入 さ れて まだ わずかな 日数 です が →
その 働き に は 目 を 見張る もの が あり ます 。
うむ …。
1 人 。
うわ っ !
4 人 !
うわ っ !
写 輪 眼 ! お前 が ウワサ の 冷血 カカシ か 。
待て カカシ !
ひ ぃ ~ 助けて くれ !
5 人 !
5 人 と も 急所 を 一撃 だ な 。
1 人 くらい 残して おけば 情報 が 手 に 入った もの を 。
火影 様 が 心配 さ れて いた →
リン を 手 に かけた こと に よる 心 的 外傷 の 兆候 は 見 られ ませ ん 。
何 か 気 に なる こと でも ? いや 。
おめでとう 。
( クシナ ) えっ !?
予定 日 は … そう 10 月 10 日 。
だって ばね !
えっ !? 赤ちゃん が ?
私 母親 に なる んだ って ばね 。
俺 が 父親 に なる …。
母親 だって ばね !
父親 に なる んだ …。
母親 だって ばね !
これ で 俺 も 父親 か !
( 笑い声 )
私 は 母親 だって ばね 。
( ミナト ) カカシ 今 の 任務 を 離れ 特別 任務 に ついて もらう 。
何 か 問題 でも ? そういう こと じゃ ない よ 。
ただ これ は 極秘 扱い な んだ けど …。
クシナ に 子供 が できた んだ 。
えっ !? あ … おめでとう ございます 。
ありがとう 。 しかし 人 柱 力 の 女性 が 妊娠 する と →
封印 に 使って いる エネルギー が →
お腹 の 子供 へ と 移行 して いく ので →
尾 獣 の 封印 が 弱まる 傾向 に ある 。
そこ で だ 出産 まで の 約 10 か月 の 間 →
何事 も ない ように キミ に クシナ の 警護 を 頼み たい んだ 。
はい 。
♪♪~
( ミナト ) クシナ の 護衛 任務 お 疲れ さま 。
( カカシ ) しか し まだ …。
出産 行事 に 関して は 三 代 目 直属 の 暗部 が →
護衛 に ついて くれる こと に なって いる んだ 。
では 再び 暗部 の 任務 に 戻り ます 。
まっ そんなに 慌て なくて も …。
しばらく 休暇 を 取る と いい 。
♪♪~
すまない しばらく 来 られ なくて 。
決して 忘れよう と して いた わけじゃ …。
これ 一応 極秘 扱い な んだ けど →
ミナト 先生 の お 子 さん が 生まれる んだ って さ 。
戦争 を 知ら ない 世代 だ よ 。
俺 たち も もう 少し 遅く に …。
オビト に も 報告 して やら なくちゃ 。
もう 行く よ リン 。
毎度 あり ! おう また 来る よ 。
ほら しっかり 歩け って … おっと っと !
う ~ ん … 今日 も ジャンケン で いい んじゃ ない ?
また それ か 。 もっと 熱い 勝負 は ない の か ?
それ でも 俺 の ライバル な の か ?
明日 も 早い んだ し 今日 は ナシ と いう こと で 。
任務 を 言い訳 に する な !
この 熱く 燃え盛る 溢れ ん ばかりの パワー を 持て余して いる 今 こそ →
日々 の 鍛錬 に 精進 する !
その 地道な 努力 の 積み重ね こそ が →
未来 の 任務 の 成功 に つながる …。
人 の 話 を 聞け !
お前 暗部 に 入って から 冷たい んじゃ ない か ?
冷血 って 呼ば れて る ウワサ は 聞いて いる ぞ !
いや わかって る 。
暗部 の こと は 口外 でき ない って こと は な 。
だからといって 俺 と の つきあい を 忘れる な !
青春 は 短い んだ ! それ より ガイ …。
何 か 変な 感じ し ない か ?
さっき から 空気 が 冷たい ような …。
そうした の は お前 の 態度 だ !
青春 は 今 しか ない んだ ぞ !
( イタチ ) 何 だ ? この 感じ 。
( 泣き声 )
よし よし 。
《 イヤな 感じ だ 。 こんな とき に かぎって →
父さん と 母さん が 出かけて る なんて …》
泣く な サスケ 。
何 が あって も お 兄ちゃん が 絶対 守って あげる から な 。
( ヒルゼン ) まさか のう …。
( マダラ ) 口 寄せ の 術 !
( みんな ) うわ ぁ ~!
あ あれ は …。
ま まさか …。
九 尾 !
( 悲鳴 )
やれ 九 尾 !
( 悲鳴 )
三 代 目 火影 様 !
九 尾 が … 九 尾 が 里 に 出現 し ました !
おのれ 九 尾 !
今 こそ 燃え たぎる パワー を 解き放つ とき !
早まる な ガイ 。 かかって こい !
俺 が 相手 だ ! 待て !
お前たち は 今 すぐ 詰め所 に 集まれ !
なぜ です ? 先代 様 から の 命令 だ 。
ヒルゼン 様 が ?
そういう こと だ 。 行く ぞ ガイ !
いい か ? お前 ら 若い 世代 は 九 尾 に 近づく な 。
( 紅 ) どういう こと ?
これ は 他 里 と の 戦争 で は なく 里 内 の ゴタゴタ だ 。
お前たち が 命 を かける もの で は ない 。
勝手な こと を 言う な !
落ち着け 紅 !
お前 だって 忍 だ 。
いつまでも 生きて い られる わけじゃ ない 。
だが 娘 よ お前 は せめて →
わし の 孫 と なる 子 に 火 の 意志 を 託せ !
それ を 父 と の 約束 に して くれ 。
お前 を 信頼 して いる ぞ 。
親子 ゲンカ を して いる 場合 か !
う う こんな とき 何も でき ない なんて 口惜しい な !
結 界 が 消えた !
四 代 目 !
クシナ 様 !
すぐ 木 ノ 葉 病院 に ! 医療 忍者 を 集めよ 。
三 代 目 …。
クシナ !
その 子 を よろしく … お 願い し ます 。
ああ 何も 心配 はいらん 。
( クシナ ) 名前 は … ナルト 。
ミナト と 私 が 自 来 也 先生 の 小説 から とって 決めた 名前 です 。
ナルト だ な わかった ! わし が 責任 を もつ 。
だから この 子 の ため に もう 黙って おれ 。
クシナ … 必ず !
♪♪~
ミナト … クシナ よ 。
お前たち は 命 を かけて 木 ノ 葉 隠れ の 里 を →
そして その 未来 を 守って くれた 。
♪♪~
《 ミナト 先生 …》
( ホムラ ) 九 尾 は 撃退 した もの の →
その ため の 犠牲 は あまりに も 大きかった 。
( コハル ) 悲しんで ばかり は おら れ ぬ 。 急が ねば なら ぬ の は →
空席 に なって しまった 火影 を 決める こと じゃ 。
( シカク ) ミナト の 次の 世代 に 任せる の は いかがでしょう ?
優秀な 上 忍 は 育って いる が →
まだ 皆 を まとめる に は 経験 不足 の 感 は 否め ない 。
では 他 に 誰 が ?
やむ を え ぬ 。 非 常時 だ 。
この ヒルゼン が 引き受ける 。
おう やって くれる か ?
うむ そう して くれる なら 。
( ダンゾウ ) 一 度 火影 の 座 を 譲った 身 に 務 まり ます かな ?
事実 九 尾 出現 に 駆けつけて い ながら →
四 代 目 を 救い出す こと も かなわなかった ので は ?
それ は 酷な 言いぐさ じゃ 。
あの とき ダンゾウ こそ どこ に いた のじゃ ?
ハハハハハ !
年寄り の 冷や 水 よ 。
次の 火影 が 育つ まで の つなぎ と いう こと で →
納得 して もらえ ぬ か ?
( 足音 )
はたけ カカシ だ ね ? ダンゾウ 様 …。
どう だ ? わし の もと で 働いて み ない か ?
しかし 俺 は ミナト 先生 の …。
お前 を 暗部 に 誘った 四 代 目 は もう この世 に い ない 。
このまま で は 返り咲く 三 代 目 の 直属 の 部下 と して →
働く こと に なる 。
平和 主義 の 三 代 目 こそ いたずらに 戦争 を 引き延ばし →
オビト や リン を 死に 追いやった 張本人 と 言える のだ ぞ 。
ですが …。 それ に →
あの 九 尾 襲来 の 夜 三 代 目 が 出した 命 に より →
お前たち は 九 尾 と の 戦い に 加わる こと が でき なかった 。
それゆえ 四 代 目 が 命 を 失う こと に なった ので は ない か ?
まさか 自分 が 返り咲く ため の 謀略 と は 思い たく ない が 。
あんな ヤツ に 木 ノ 葉 の 未来 を 預ける わけに は いか ん 。
火 の 国 の 大名 府 へ の 道中 は →
暗部 から 数 人 だけ を 選抜 し 護衛 に まわす 。
( みんな ) は っ !
これ が 計画 書 だ 。
木 遁 ?
木 遁大 樹林 の 術 !
( ダンゾウ ) 待て !
この 者 は わし が 呼んだ 。
はっ !
よく 来て くれた な 。
これ を 。
ついに 時 が 来た 。
でか した ぞ カカシ 。
( 開演 ブザー )
皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
では 最後 まで ご ゆっくり お 楽しみ ください 。
『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。
今回 は ご覧 の 豪華な 歌手 の 皆さん に よる →
華麗な ステージ を お 届け いたし ます 。