NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 17 - 371 - 風穴
( ナルト ) お前 と 違って 俺 は …。
つながって た もん を 切りた かね えし →
切ら れた くも ねえ んだ よ !
( オビト ) 切る べきで は なかった な 。
( マダラ ) 消えろ 。
火 遁 豪 火 滅 却 !
火 遁 爆風 乱舞 !
( 咆哮 )
うわ っ …。 むっ !
クッ …。 助かった 。
《 チョウジ : ナルト の チャクラ の 衣 が なかったら →
ブタ の 丸焼き 以上 に なって た よ 》
( サクラ ) 次 が 来る !
はっ !
《 ナルト の チャクラ が みんな を ずっと 守って くれて る 。
こんな こと 続けて て 大丈夫な の ナルト ?》
ハァ ハァ …。
い ねえ ! ( キバ ) どこ に 行った ?
♪♪( キラービー ) 「 やつ が 消えた やつ は 逃げた 」
( 八尾 ) んな わけ ねえ だ ろ 捜せ !
( カカシ ) 上 だ ナルト !
ナルト みんな を かばい 防戦 ばかり に なって きて る ぞ 。
ハァ ハァ …。
この 状況 に 意味 が ある の か ?
( 九 喇嘛 ) 大丈夫 か ? ナルト 。
渡した チャクラ を 一度に コントロール する の は 無 茶 すぎる 。
すぐに バテ る ぞ 。 それ に 十 尾 が チャクラ を ためて や がる ようだ 。
気 ぃ つけろ 。 ハァ ハァ …。
ただ 弱って いく だけ だ な 。
一 人 に なり て ぇ て め え に わかん ねえ だろう けど よ →
俺 の 近く に みんな が いて くれる 。
俺 は それ が す っげ え 嬉しい んだ よ !
そん だけ で 力 が 湧いて くる !
クッ ! 逃げた か ?
仲間 の 死 の 痛 み を つながり と のたまう なら →
仲間 を 無理に 守る 必要 も なかろう ?
なんだ よ ヘリクツ 野郎 。 お前 の そういう ところ が →
メチャメチャ 大嫌いだ !
そういう こと 言って んじゃ ねえ んだ よ ヘリクツバカ が !
仲間 の こと なら どん だけ 痛くて も 我慢 する っつ って んだ !
それ を 捨て たく ねえ って 言って んだ !
わがまま かも しん ねえ けど …。
ここ に 仲間 が い ねえ の が いちばん イテエ んだ よ 俺 は !
以上 !
《 オビト お前 は ナルト で 何 を 確かめて る ?》
ヘッ 。
《 しゃ ~ んな ろ !》
《 やはり 間違い ない 。 この チャクラ …。
柱 間 !》
( 咆哮 )
親父 崩れる ぞ ! ウッ 抑え き れ ん …!
( 咆哮 )
♪♪~
クソッ この ナルトチャクラ あり き の 山 土 の 術 を …。
これ 以上 足止め する 術 は もう ねえ ぞ 親父 !
ナルト や べ え ぞ !
十 尾 は 天変 地異 を やる つもりだ 。
えっ 何 だ よ それ … てっぺん ?
のんきに かまえて んじゃ ねえ ! 天地 が 裂ける ぞ 。
( 咆哮 )
唯一 つながって た 俺 と 十 尾 を 切る から だ 。
抑え が きかん ぞ 。
もう そろそろ 人 柱 力 に なった ほう が いい んだろう が な 。
♪♪~
これ から だ ぞ 楽しい の は 。
《 十 尾 を 今度 こそ 消す 》
神 威 !
狙って た ようだ が それ は 俺 も 同じだ カカシ 。
カカシ 先生 !
ナルト こっち を 頼む 。
カカシ 先生 。 ( 九 喇嘛 ) くる ぞ 天変 地異 だ !
( 咆哮 )
( 咆哮 )
さすが に 少し は 掃除 できたろう 。 ん っ ?
《 また ナルト が 守って くれた んだ 》
《 ヒナタ : ナルト 君 》
( うなり 声 )
効か ねえ な 。
ハァ ハァ ハァ …。
( 咆哮 )
クッ …。
消えて く 。
ハァ ハァ …。
強 がって も ここ まで の ようだ な 。
次の 楽しみ も 出来た こと だ →
ご 退場 願おう か そろそろ 。
皆さん 力 を 合わせて いき ます よ 。
( みんな ) お ~! ヒナタ 。
あんた は 回復 。
《 みんな …》
無駄な こと だ 。
雷 切 !
フッ やはり お前 の 心 に は 迷い が ある 。
今 まで に も 俺 を やろう と 思えば やれた はずだ 。
(( 更に もう 一 発 ))
( オビト ) あの お前 が 戦争 中 に 敵 に 情け を かける と は な 。
後ろめた さ か ?
リン を 守れ なかった と …。
俺 と の 約束 を 守れ なかった こと で →
気 が とがめた か ?
俺 を 改心 でも さ せる つもり か ?
オビト もう やめ に して くれ ない か 。
お前 の かつて の 夢 は 火影 に なる こと だった 。
ナルト は な 今 でも そう な んだ よ 。
ナルト の 言葉 は かつて の お前 の 言葉 と 同じだ 。
(( 俺 は 火影 に なる !
うち は オビト だ 。
ん でも って 俺 の 火影 岩 に は →
トレードマーク の ゴーグル と →
更に 写 輪 眼 も しっかり 彫って もらう 。
将来 の 夢 は 火影 を こす !
ん でも って 里 の やつ ら 全員 に →
俺 の 存在 を 認め させて やる んだ ))
お前 は 知らず知らず の うち に →
かつて の 自分 と 今 の ナルト を 重ね →
ナルト の 言葉 を かつて の 己 の 言葉 と して →
聞き た がって る 。
お前 自身 かつて の 自分 に 否定 さ れ たい と →
望んで る んじゃ ない の か ?
ナルト の 気持 が わから ない お前 じゃ ない はずだ 。
お前 は まだ 戻れる 。
昔 の 自分 を もう 一 度 。
クッ ハハハハッ ハハハハッ …。
ナルト の 心 の うち が わかって いる から こそ →
その すべて を 聞いて →
その すべて を 否定 して やり たくて ね 。
《 オビト 》
それ と もう 1 つ 言って おく が →
お前 が 俺 に 対して 後ろめたく 思う こと 自体 おこがましい の さ 。
俺 が 戦争 を おこした 理由 が →
お前 と リン の こと だけ だ と 思って いる なら →
見当違い も いい ところ だ 。
知っている さ すべて 。
リン が 自ら お前 の 雷 切に 突っ込み →
己 で 死 を 選んだ こと も 。
( オビト ) あの とき リン は 霧 隠れ に さらわ れて →
三尾 の 人 柱 力 に さ れて いた 。
お前 は リン を 奪還 する こと に 成功 し 連れ出した が →
それ が そもそも や つら 霧 隠れ の 作戦 だった 。
( オビト ) お前たち を 木 ノ 葉 へ 追いたてる ため に →
追いかける フリ まで して な 。
お前 それ を どうして 。
(( う っ クソッ !
みんな は ここ に 残れ 。
隊長 増 援 を 待ち ましょう 。
時間 は ない 。
霧 隠れ は リン を 何 か の →
実験 体 に 使おう と して さらった んだ 。
血 霧 の 里 まで 連れて 行か れたら もう 助ける こと は 不可能だ 。
1 人 で は 無理です ! 1 人 じゃ ない 。
( カカシ ) 口 寄せ の 術 !
( カカシ ) リン の 匂い は ? ( パックン ) 覚えて いる 任せろ 。
増 援 が 来たら 伝えろ →
俺 たち は リン を 追って 先行 した と 。 わかり ました 。
《 待って いろ リン 。
お前 は 絶対 に 守る !》
♪♪~
木 ノ 葉 だ ! 木 ノ 葉 の 忍 だ !
よし このまま 敵 を 引きつける ぞ 。
お ぬし ら は ここ で 待て 。
こっち だ カカシ 。
リン ! ( ロープ を 切る 音 )
( パックン ) 幻 術 で 意識 を 。 ( カカシ ) 解 !
( リン ) あっ カカシ !
逃げる ぞ 。
木 ノ 葉 の 忍 。 捕虜 も 一緒だ ぞ 。
急げ !
逃がす な ! バウッ ! バウッ !
ゆけ 拙者 たち も これ より 敵 を 引きつけ に かかる 。
頼んだ ぞ 。 なに 拙者 たち は →
追い詰め られたら 退散 する まで よ 。
行く ぞ リン !
カカシ 私 何 か 変 。
今 は とにかく 逃げる んだ 。 散 !
何 か を 感じる の 私 の 中 に もう 1 人 →
何 か が いる ような 感じ 。 どういう こと だ ?
わから ない 。
いた ぞ ! 逃がす な !
突っ切る ぞ !
霧 の 忍 は 私 に 儀式 を 施そう と して た わ 。
何 か 特別な 儀式 。
だけど 私 は 意識 を 奪わ れて 。
あっ !
しつこい や つら だ 。
私 は 木 ノ 葉 に は 戻れ ない 。
何 を 言って いる 。
カカシ すぐに 私 を 殺して !
何 を 言って いる んだ リン !
私 は 利用 さ れて る 。
このまま だ と 木 ノ 葉 を 襲う かも しれ ない の 。
オビト に お前 を 守る と 約束 した 。
そんな こと は 絶対 に でき ない 。
( カカシ ) 何 か 別の 方法 が きっと ある 。
今 は とにかく 里 まで 逃げる んだ 。
ダメ よ カカシ 。 俺 が やつ ら を 食い止める 。
( カカシ ) いけ ! ダメ よ !))
( オビト ) 霧 隠れ は リン が 木 ノ 葉 に 戻った 時点 で →
リン の 中 の 三 尾 を 暴走 さ せ →
木 ノ 葉 を 襲わ せる つもりで いた のだ 。
(( ああ !))
( オビト ) リン は それ が わかって いて →
敵 に 向けた お前 の 雷 切 を 利用 し →
自害 した 。
( オビト ) 愛する 人 の 手 に よって 死ぬ こと を 決めた のだ 。
木 ノ 葉 を 守る ため に 。
たとえ お前 が どう 言おう と →
俺 に とって リン を 守れ なかった お前 は ニセ モノ だ 。
( オビト ) リン は 俺 の 中 で は 死ぬ べき 人 で は ない 。
よって 死んだ リン は ニセ モノ で しか ない 。
リン は 生きて いて こそ リン な のだ 。
こんな 状況 ばかり を 作って きた 忍 の システム 里 そして その 忍 たち 。
( オビト ) 俺 が 本当に 絶望 した の は 世界 そのもの 。
この ニセ モノ の 世界 に だ !
ナルト が 言った はずだ 。
心 に 本物 の 仲間 が い ない の が いちばん 痛い んだ って 。
( カカシ ) 俺 は あの 子 に かつて の お前 の 言葉 を →
そのまま 伝えた 。
かつて の お前 なら ナルト と 同じ こと を 感じ 言う はずだ 。
そして 今 でも そう だ と …。
見て みろ !
( オビト ) 俺 の 心 に は 何も ありゃ し ない 。
今 は もう 痛み さえ 感じ やしない 。
( オビト ) 後ろめたく 思わ なくて いい カカシ 。
この 風穴 は この 地獄 の 世界 に 開け られた もの だ 。
かつて の 俺 の ここ に は 痛み しか なかった 。
それ に 何の 意味 が ある ?
だから すべて を 捨てた 。
お前 だって ずっと 苦しんで いる だろう 。
( オビト ) リン の 墓 の 前 で … 俺 の 墓 の 前 で 。
カカシ もう いい んだ 。 お前 も もう 苦しま なくて いい 。
( オビト ) リン は ここ に いる 。
(( 好きだ よ カカシ ))
( オビト ) お前 に とって 理想 の 俺 も 一緒に な 。
(( 俺 は 火影 に なる ぞ !))
好きな もの を 望め 。
( オビト ) この 幻 術 の 世界 で は すべて 手 に 入る 。
お前 の 心 の 穴 も すぐに 埋め られる 。
リン は もう い ない んだ 。
それ に お前 は まだ 生きて いる だろう 。
こんな の で … こんな もの で →
本気で 心 の 穴 が 埋まる と でも 思って る の か !
( カカシ ) 生きて いた リン の 思い まで 消す な よ !
リン は 命 を かけて 里 を 守り 残そう と した んだ 。
( カカシ ) 一 人 で 妄想 ばかり 穴 に 詰め込んで みて も →
心 の 穴 が 埋まる わけ が ない !
また 変化 して る ぞ 。
今夜 の 幕開け は 出演 者 全員 に よる この 歌 から です 。
夏 らしく 盆踊り の 雰囲気 を お 楽しみ ください 。