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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン18 - 385 - うちはオビト

NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン18 - 385 - うちはオビト

( ナルト ) お前 は 俺 に 誰 で も ない 誰 でも い たく ない って 言った よ な 。

( オビト ) やめろ ! 俺 の 中 に 入って くる な !

でも 本当 は 俺 と 一緒で 火影 に なり たかった んだ な 。

もしかしたら 俺 は アンタ の 後ろ を 追っかけて た 場合 だって →

あった かも しれ ねえ んだ な 。

俺 は 火影 に 憧れて る から 。

捨て きった 過去 と 甘い 自分 だ 。 こんな もの を …。

なら なんで 俺 に 見え んだ よ 。

面して 自分 隠した って ダメだ 。

アンタ は カカシ 先生 の 友達 で 父ちゃん の 部下 で →

サスケ と 同じ うち は で 俺 と 同じ 夢 持つ 先輩 で →

木 ノ 葉 の 忍 だった 。

何 なんだ いったい …。

お前 は 俺 を どう し たい !?

アンタ は うち は オビト だって こと だ 。

言った ろ ぜ って ぇ その 面 ひ っぺ が して やる って よ !

うち は オビト だ と ?

今更 その 名 に その 存在 に 何の 意味 が ある ?

十 尾 と 融合 した 今 俺 は 超越 者 と して 悟り に 至った のだ 。

つまり 俺 は もう 人 で は ない 。

次の 段階 へ と 人々 を 導く 者 。

六 道 仙人 と 意志 体 を 同じく する 第 二 の 六 道 仙人 だ 。

違う ! お前 は うち は オビト だ !

さっき チャクラ が くっついて お前 の 過去 が 見えた 。

アンタ と 俺 は 生い立ち も 火影 目指した の も 一緒だ 。

本当に そっくりだ 。

両親 を 知ら なかった こと も →

自分 に とって 大切な 人 が い なく なった の も 。

だから いちばん 怖い の が 孤独 だって 俺 を 脅した 。

アンタ も 最初 は 誰 か に 認め られ 褒めて もらい たかった 。

それ が 欲しくて 火影 を 目指した はずだ !

俺 と 同じ なら 。

♪♪~

アンタ の 今 を 見て みろ よ !

忍 すべて を 敵 に して →

世界 の ため だ と か 何 だ と か へ 理屈 こねて →

自分 の 都合 で やって る だけ じゃ ねえ か !

誰 から も … その 大切な 人 から も 認めて もらえ ねえ んだ よ 。

今 の 夢 は !

俺 と 同じ 夢 持って た アンタ が →

火影 と は 真 逆に な っち まった 。

俺 と ソックリ だった から こそ …。 いや …。

だった から こそ 俺 は この 世界 に 絶望 する お前 を 見て み たかった 。

いや もう 一 度 実感 し たかった んだ 。

俺 自身 の 進む べき 道 が 間違って い ない こと を 。

お前 と 戦って いる と お前 は かつて の 俺 を 思い出さ せた 。

だから 試し たく なった のだ 。

ソックリ だった お前 が いつ 絶望 する の か と 。

今 まで の 思い を 捨て きる まで 。

俺 は ソックリ だった から こそ ムカ つ くん だ !

お前 が ! 全部 捨てて 逃げて る だけ じゃ ねえ かよ !

いや 俺 の やって いる こと は 火影 と なんら 変わら ない 。

それ 以上 だ 。 平和 を 実現 できる のだ から な 。

お前 本気で 言って ん の か ? それ 。

本当の 本当に そう 思って ん の か ?

(( オビト : リン が 俺 を 救って くれる って こと は →

つまり それ は 世界 を 救う って こと と 同じな んだ よ な 。

( リン ) えっ ? だって ほら →

俺 は 火影 に なって この 戦争 を 終わら せる わけだ ろ 。

それ に は 俺 が この世 に 元気で い ない と !

意味 わかる ?

うん ! わかり にくい けど 。

それ に は や っぱ なんて いう の ?

俺 の こと ずっと そば で 見て おいて くれ ない と …。

つまり … その …。

うわ っ ! えっ ?

だって いきなり 近 すぎる から さ ! ビックリ しち まう だ ろ !

そば で 見て おいて くれ って 言った でしょ 。 フフフフッ !

( オビト ) ああ 言った さ ! 見て て くれ !

俺 は うち は の 紋章 を 背負って →

必ず 火影 に なる んだ !

うん !))

そう だ … そう 思って いる 。

行き先 も はっきり せ ず →

わざわざ 険しい 道 だ と わかって いて 歩く こと は ない 。

仲間 の 死体 を またぐ だけ だ 。

はっきり した 行き先 が あり →

近道 が ある なら 誰 でも そちら を 選ぶ 。

そう 火影 の 目指す べき 行き先 は 世界 の 平和だ 。

な に 言って んだ お前 。

俺 が 知り て ぇの は 楽な 道のり じゃ ねえ 。

険しい 道 の 歩き 方 だ !

その 2 つ の 道 の 行き先 が 同じだ と して も →

そう 思う の か ?

一方 が 険しい 道 だって 最初に 誰 が 教えて くれ んだ よ ?

結局 誰 か が 歩か なきゃ それ も わかん ねえ だろう が 。

火影 って の は 痛 ぇの 我慢 して →

みんな の 前 を 歩いて いる ヤツ の こと だ 。

だから 仲間 の 死体 を またぐ ような こと は →

決して ねえ !

火影 に なる ヤツ に 近道 は ねえ し なった ヤツ に 逃げ道 は ねえ んだ よ 。

そう だ ろ ?

(( オビト : ハァ ハァ ハァ …。

《 や べ ぇ や べ ぇ や べ ぇ !

今日 だけ は 遅刻 する わけに は い かね えん だ 》

ハァ ハァ ハァ …。

これ から 楽しみだ よ ね 。

どこ 行く どこ 行く ?

( カカシ ) 入学 式 から 遅刻 か 。

そんな ヤツ に アカデミー に 入る 資格 は ない 。

無理だ な 。 ( リン ) 大丈夫 よ !

これ ちゃ ~ ん と もらって おいた から 。

お … 俺 の !?

( リン ) ええ この 書類 を 出せば 問題 なく 入学 できる って 。

助かった 恩 に きる ぜ !

チェッ 甘やかして っと コイツ の 遅刻 グセ 直 ん ねえ ぞ 。

うる せ ぇ やる か この !

( カカシ ) なに を !? ( オビト ) なんだ よ !

( カカシ ) お前 が 悪い んだろう が 。 ( オビト ) なんだ と バカカシ !

( チャイム )

♪♪~

チッ !

10 点 満点 !

かっこいい !

こっち 向いて ! すごい !

♪♪~

コラーッ 殺す 気 か !

すみません !

もう や だ ! ( 笑い声 )

始め !

♪♪~

そこ まで !

♪♪~

は はい !

え ~ と え ~ と …。

どうした オビト ? 指して ない ぞ 。

( 笑い声 )

今 の おかしい !

当てて ない のに ね ))

(( えっ カカシ が 卒業 試験 を 受ける の か ?

うん 。 でも アイツ 同い年 だ ろ ?

優秀だ から 飛び級 が 決まった んだ って 。

ちょうど 試験 を 受けて る ところ よ 。

クソーッ !

♪♪~

お前 その 額 あて は …。 合格 した の ね ! おめでとう 。

ああ 。

( カカシ ) なんだ 祝って くれ ない の か ?

誰 が ! すぐに 追いついて やる から な !

覚えて ろ !!

オビト …。

♪♪~

授業 が 始まる よ 。 行こう 。

リン …。

俺 を … 俺 を 見て て くれよ な 。

えっ ?

( オビト ) 俺 … アイツ に 追いつく から 。

そんで 追い抜いて … 必ず 火影 に なる から 。

うん 大丈夫 。 ちゃんと 見て る よ 。

よっ しゃ !! 頑張る ぞ !

♪♪~

む む む …。

ハァハァ …。

《 あんな ん じゃ ダメだ !

ダメだ … 落ちた に 決まって る !

ダメだ … まだ 追いつけ ない の か よ 》

は ぁ ~。

俺 リン に なんて 言えば いい んだ よ 。

なんだ こんな とこ に いた の か 。

勝手に 教室 飛び出して 。

すみません 。

捜した ぞ 。 ほ い !

あ … まさか 俺 …。

おめでとう ! 今日 から めでたく 一人前 の 忍 に なった わけだ 。

やった !

しかし 下 忍 が 大変な の は これ から だ ぞ !

は はい !

今後 は スリーマンセル の 班 に 編成 さ れ →

各 班 ごと に 1 人 ずつ 上 忍 の 先生 が ついて →

任務 を こなして いく 。

( ノック )

( ミナト ) 失礼 し ます 。

( ミナト ) お呼び です か ?

( ヒルゼン ) お前 に 頼み たい こと が ある 。

今 出て いった の は たしか はたけ カカシ 。

ああ … 木 ノ 葉 の 白い 牙 はたけ サクモ の 忘れ形見 だ 。

彼 に 何 か 問題 が ?

はたけ カカシ は 優秀な 忍 だ 。

しかし ルール に 厳密な あまり 配属 さ れた どの 班 でも →

先輩 や 同僚 と ぶつかり 問題 を 起こす 。

いかに 技 が 優れて いよう が 人間 と して は まだまだ 未熟だ 。

ルール を 破り 仲間 を 守った ため →

自ら 命 を 絶った 父親 の 死 が 影 を 落として いる のだろう 。

それ で 私 に 預かれ と ?

言い たい こと は わかって おる 。

だが 長引く 戦い に 里 の 上 忍 中 忍 たち の 多く が →

失わ れて しまった 。

多少 の こと は 目 を つぶって も →

若者 たち を 戦場 へ 送ら ねば なら ぬ 。

わかり ました 。

った くもう いつまで 待た せる んだ よ ?

すみません もう すぐ 来 ます から 。

アイツ の 遅刻 グセ は 相変わらず だ な 。

大丈夫 すぐ 来る よ 。

や っぱ リン は 甘 すぎ だ な 。

遅く なり ました 。

リン ?

遅い !

った く いつも これ だ な 。

なに !

おっと ! は いはい そのへん に して くれる ?

げんぞう さん が お 待ちかね だ よ 。 早く 並んで 。

いいかね ? こっち を 見て 。

フンッ !

記念 写真 な んだ から レンズ を 見て ))

♪♪~

( 開演 ブザー )

皆様 お 変わり ございませ ん か ?

美 空 ひばり です 。

では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。

『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。

オープニング を 飾る の は この 曲 です 。


NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン18 - 385 - うちはオビト naruto||しっぷう つたい|しーずん|うち は オビト Naruto Shippuden Season 18 - 385 - My Home is Obito

( ナルト ) お前 は 俺 に   誰 で も ない 誰 でも い たく ない って 言った よ な 。 |おまえ||おれ||だれ||||だれ||||||いった||

( オビト ) やめろ ! 俺 の 中 に 入って くる な ! ||おれ||なか||はいって||

でも   本当 は 俺 と 一緒で 火影 に なり たかった んだ な 。 |ほんとう||おれ||いっしょで|ほかげ|||||

もしかしたら   俺 は   アンタ の 後ろ を 追っかけて た 場合 だって → |おれ||||うしろ||おっかけて||ばあい|

あった かも しれ ねえ んだ な 。

俺 は   火影 に 憧れて る から 。 おれ||ほかげ||あこがれて||

捨て きった 過去 と   甘い 自分 だ 。 こんな もの を …。 すて||かこ||あまい|じぶん||||

なら   なんで 俺 に 見え んだ よ 。 ||おれ||みえ||

面して   自分 隠した って ダメだ 。 めんして|じぶん|かくした||だめだ

アンタ は   カカシ 先生 の 友達 で 父ちゃん の 部下 で → |||せんせい||ともだち||とうちゃん||ぶか|

サスケ と 同じ   うち は で 俺 と 同じ 夢 持つ 先輩 で → さすけ||おなじ||||おれ||おなじ|ゆめ|もつ|せんぱい|

木 ノ 葉 の 忍 だった 。 き||は||おし|

何 なんだ いったい …。 なん||

お前 は 俺 を どう し たい !? おまえ||おれ||||

アンタ は   うち は オビト だって こと だ 。

言った ろ   ぜ って ぇ   その 面 ひ っぺ が して やる って よ ! いった||||||おもて|||||||

うち は オビト だ と ?

今更   その 名 に   その 存在 に 何の 意味 が ある ? いまさら||な|||そんざい||なんの|いみ||

十 尾 と 融合 した 今   俺 は 超越 者 と して 悟り に 至った のだ 。 じゅう|お||ゆうごう||いま|おれ||ちょうえつ|もの|||さとり||いたった|

つまり   俺 は もう   人 で は ない 。 |おれ|||じん|||

次の 段階 へ と 人々 を 導く 者 。 つぎの|だんかい|||ひとびと||みちびく|もの

六 道 仙人 と 意志   体 を 同じく する 第 二 の 六 道 仙人 だ 。 むっ|どう|せんにん||いし|からだ||おなじく||だい|ふた||むっ|どう|せんにん|

違う !  お前 は   うち は オビト だ ! ちがう|おまえ|||||

さっき   チャクラ が くっついて お前 の 過去 が 見えた 。 ||||おまえ||かこ||みえた

アンタ と 俺 は   生い立ち も 火影   目指した の も 一緒だ 。 ||おれ||おいたち||ほかげ|めざした|||いっしょだ

本当に そっくりだ 。 ほんとうに|

両親 を 知ら なかった こと も → りょうしん||しら|||

自分 に とって 大切な 人 が い なく なった の も 。 じぶん|||たいせつな|じん||||||

だから   いちばん 怖い の が 孤独 だって   俺 を 脅した 。 ||こわい|||こどく||おれ||おどした

アンタ も   最初 は 誰 か に 認め られ 褒めて もらい たかった 。 ||さいしょ||だれ|||みとめ||ほめて||

それ が 欲しくて 火影 を 目指した はずだ ! ||ほしくて|ほかげ||めざした|

俺 と 同じ なら 。 おれ||おなじ|

♪♪~

アンタ の 今 を 見て みろ よ ! ||いま||みて||

忍 すべて を 敵 に して → おし|||てき||

世界 の ため だ と か 何 だ と か へ 理屈 こねて → せかい||||||なん|||||りくつ|

自分 の 都合 で やって る だけ じゃ ねえ か ! じぶん||つごう|||||||

誰 から も …  その 大切な 人 から も 認めて もらえ ねえ んだ よ 。 だれ||||たいせつな|じん|||みとめて||||

今 の 夢 は ! いま||ゆめ|

俺 と 同じ 夢 持って た アンタ が → おれ||おなじ|ゆめ|もって|||

火影 と は 真 逆に な っち まった 。 ほかげ|||まこと|ぎゃくに|||

俺 と ソックリ だった から こそ …。 いや …。 おれ||||||

だった から こそ   俺 は   この 世界 に 絶望 する お前 を 見て み たかった 。 |||おれ|||せかい||ぜつぼう||おまえ||みて||

いや   もう 一 度 実感 し たかった んだ 。 ||ひと|たび|じっかん|||

俺 自身 の 進む べき 道 が 間違って い ない こと を 。 おれ|じしん||すすむ||どう||まちがって||||

お前 と 戦って いる と   お前 は かつて の 俺 を 思い出さ せた 。 おまえ||たたかって|||おまえ||||おれ||おもいださ|

だから 試し たく なった のだ 。 |ためし|||

ソックリ だった お前 が いつ 絶望 する の か と 。 ||おまえ|||ぜつぼう||||

今 まで の 思い を 捨て きる まで 。 いま|||おもい||すて||

俺 は   ソックリ だった から こそ ムカ つ くん だ ! おれ|||||||||

お前 が !  全部 捨てて 逃げて る だけ じゃ ねえ かよ ! おまえ||ぜんぶ|すてて|にげて|||||

いや   俺 の やって いる こと は 火影 と なんら 変わら ない 。 |おれ||||||ほかげ|||かわら|

それ 以上 だ 。 平和 を 実現 できる のだ から な 。 |いじょう||へいわ||じつげん||||

お前   本気で 言って ん の か ?  それ 。 おまえ|ほんきで|いって||||

本当の 本当に   そう 思って ん の か ? ほんとうの|ほんとうに||おもって|||

(( オビト : リン が 俺 を 救って くれる って こと は → |りん||おれ||すくって||||

つまり   それ は 世界 を 救う って こと と 同じな んだ よ な 。 |||せかい||すくう||||おなじな|||

( リン ) えっ ? だって   ほら → りん|||

俺 は   火影 に なって この 戦争 を 終わら せる わけだ ろ 。 おれ||ほかげ||||せんそう||おわら|||

それ に は 俺 が   この世 に 元気で い ない と ! |||おれ||このよ||げんきで|||

意味   わかる ? いみ|

うん !  わかり にくい けど 。

それ に は   や っぱ   なんて いう の ?

俺 の こと   ずっと そば で 見て おいて くれ ない と …。 おれ||||||みて||||

つまり …  その …。

うわ っ ! えっ ?

だって   いきなり 近 すぎる から さ ! ビックリ しち まう だ ろ ! ||ちか||||びっくり||||

そば で 見て おいて くれ って 言った でしょ 。  フフフフッ ! ||みて||||いった||

( オビト ) ああ   言った さ ! 見て て くれ ! ||いった||みて||

俺 は   うち は の 紋章 を 背負って → おれ|||||もんしょう||せおって

必ず 火影 に なる んだ ! かならず|ほかげ|||

うん !))

そう だ …  そう 思って いる 。 |||おもって|

行き先 も はっきり せ ず → いきさき||||

わざわざ 険しい 道 だ と わかって いて 歩く こと は ない 。 |けわしい|どう|||||あるく|||

仲間 の 死体 を またぐ だけ だ 。 なかま||したい||||

はっきり した 行き先 が あり → ||いきさき||

近道 が ある なら 誰 でも そちら を 選ぶ 。 ちかみち||||だれ||||えらぶ

そう   火影 の 目指す べき 行き先 は 世界 の 平和だ 。 |ほかげ||めざす||いきさき||せかい||へいわだ

な に 言って んだ   お前 。 ||いって||おまえ

俺 が 知り て ぇの は 楽な 道のり じゃ ねえ 。 おれ||しり||||らくな|みちのり||

険しい 道 の 歩き 方 だ ! けわしい|どう||あるき|かた|

その 2 つ の 道 の 行き先 が 同じだ と して も → |||どう||いきさき||おなじだ|||

そう 思う の か ? |おもう||

一方 が 険しい 道 だって 最初に 誰 が 教えて くれ んだ よ ? いっぽう||けわしい|どう||さいしょに|だれ||おしえて|||

結局   誰 か が 歩か なきゃ それ も   わかん ねえ だろう が 。 けっきょく|だれ|||あるか|||||||

火影 って の は   痛 ぇの 我慢 して → ほかげ||||つう||がまん|

みんな の 前 を 歩いて いる ヤツ の こと だ 。 ||ぜん||あるいて||やつ|||

だから 仲間 の 死体 を またぐ ような こと は → |なかま||したい|||||

決して   ねえ ! けっして|

火影 に なる ヤツ に 近道 は ねえ し なった ヤツ に 逃げ道 は ねえ んだ よ 。 ほかげ|||やつ||ちかみち|||||やつ||にげみち||||

そう だ ろ ?

(( オビト : ハァ   ハァ   ハァ …。

《 や べ ぇ   や べ ぇ   や べ ぇ !

今日 だけ は 遅刻 する わけに は い かね えん だ 》 きょう|||ちこく|||||||

ハァ   ハァ   ハァ …。

これ から 楽しみだ よ ね 。 ||たのしみだ||

どこ 行く   どこ 行く ? |いく||いく

( カカシ ) 入学 式 から 遅刻 か 。 |にゅうがく|しき||ちこく|

そんな ヤツ に アカデミー に 入る 資格 は ない 。 |やつ||あかでみー||はいる|しかく||

無理だ な 。 ( リン ) 大丈夫 よ ! むりだ||りん|だいじょうぶ|

これ   ちゃ ~ ん と もらって おいた から 。

お …  俺 の !? |おれ|

( リン ) ええ   この 書類 を 出せば 問題 なく 入学 できる って 。 りん|||しょるい||だせば|もんだい||にゅうがく||

助かった   恩 に きる ぜ ! たすかった|おん|||

チェッ   甘やかして っと コイツ の 遅刻 グセ   直 ん ねえ ぞ 。 |あまやかして||||ちこく||なお|||

うる せ ぇ   やる か   この !

( カカシ ) なに を !? ( オビト ) なんだ よ !

( カカシ ) お前 が 悪い んだろう が 。 ( オビト ) なんだ と   バカカシ ! |おまえ||わるい||||||

( チャイム ) ちゃいむ

♪♪~

チッ !

10 点 満点 ! てん|まんてん

かっこいい !

こっち 向いて ! すごい ! |むいて|

♪♪~

コラーッ   殺す 気 か ! |ころす|き|

すみません !

もう や だ ! ( 笑い声 ) |||わらいごえ

始め ! はじめ

♪♪~

そこ まで !

♪♪~

は   はい !

え ~ と   え ~ と …。

どうした   オビト ?  指して ない ぞ 。 ||さして||

( 笑い声 ) わらいごえ

今 の おかしい ! いま||

当てて ない のに ね )) あてて|||

(( えっ   カカシ が 卒業 試験 を 受ける の か ? |||そつぎょう|しけん||うける||

うん 。 でも   アイツ 同い年 だ ろ ? |||おないどし||

優秀だ から 飛び級 が 決まった んだ って 。 ゆうしゅうだ||とびきゅう||きまった||

ちょうど 試験 を 受けて る ところ よ 。 |しけん||うけて|||

クソーッ !

♪♪~

お前   その 額 あて は …。 合格 した の ね !  おめでとう 。 おまえ||がく|||ごうかく||||

ああ 。

( カカシ ) なんだ 祝って くれ ない の か ? ||いわって||||

誰 が ! すぐに 追いついて やる から な ! だれ|||おいついて|||

覚えて ろ !! おぼえて|

オビト …。

♪♪~

授業 が 始まる よ 。  行こう 。 じゅぎょう||はじまる||いこう

リン …。 りん

俺 を …  俺 を 見て て くれよ な 。 おれ||おれ||みて|||

えっ ?

( オビト ) 俺 …  アイツ に 追いつく から 。 |おれ|||おいつく|

そんで   追い抜いて … 必ず 火影 に なる から 。 |おいぬいて|かならず|ほかげ|||

うん   大丈夫 。  ちゃんと 見て る よ 。 |だいじょうぶ||みて||

よっ しゃ !!  頑張る ぞ ! ||がんばる|

♪♪~

む む む …。

ハァハァ …。

《 あんな ん じゃ   ダメだ ! |||だめだ

ダメだ …  落ちた に 決まって る ! だめだ|おちた||きまって|

ダメだ …  まだ 追いつけ ない の か よ 》 だめだ||おいつけ||||

は ぁ ~。

俺   リン に なんて 言えば いい んだ よ 。 おれ|りん|||いえば|||

なんだ   こんな とこ に いた の か 。

勝手に 教室   飛び出して 。 かってに|きょうしつ|とびだして

すみません 。

捜した ぞ 。  ほ い ! さがした|||

あ …  まさか   俺 …。 ||おれ

おめでとう !  今日 から   めでたく 一人前 の 忍 に なった わけだ 。 |きょう|||いちにんまえ||おし|||

やった !

しかし   下 忍 が 大変な の は これ から だ ぞ ! |した|おし||たいへんな||||||

は   はい !

今後 は   スリーマンセル の 班 に 編成 さ れ → こんご||||はん||へんせい||

各 班 ごと に 1 人 ずつ 上 忍 の 先生 が ついて → かく|はん|||じん||うえ|おし||せんせい||

任務 を こなして いく 。 にんむ|||

( ノック )

( ミナト ) 失礼 し ます 。 みなと|しつれい||

( ミナト ) お呼び です か ? みなと|および||

( ヒルゼン ) お前 に 頼み たい こと が ある 。 |おまえ||たのみ||||

今   出て いった の は たしか   はたけ カカシ 。 いま|でて||||||

ああ …  木 ノ 葉 の 白い 牙 はたけ サクモ の 忘れ形見 だ 。 |き||は||しろい|きば||||わすれがたみ|

彼 に 何 か 問題 が ? かれ||なん||もんだい|

はたけ カカシ は   優秀な 忍 だ 。 |||ゆうしゅうな|おし|

しかし   ルール に 厳密な あまり 配属 さ れた どの 班 でも → |るーる||げんみつな||はいぞく||||はん|

先輩 や 同僚 と ぶつかり 問題 を 起こす 。 せんぱい||どうりょう|||もんだい||おこす

いかに   技 が 優れて いよう が 人間 と して は   まだまだ 未熟だ 。 |わざ||すぐれて|||にんげん|||||みじゅくだ

ルール を 破り 仲間 を 守った ため → るーる||やぶり|なかま||まもった|

自ら 命 を 絶った 父親 の 死 が 影 を 落として いる のだろう 。 おのずから|いのち||たった|ちちおや||し||かげ||おとして||

それ で   私 に 預かれ と ? ||わたくし||あずかれ|

言い たい こと は わかって おる 。 いい|||||

だが   長引く 戦い に 里 の 上 忍   中 忍 たち の 多く が → |ながびく|たたかい||さと||うえ|おし|なか|おし|||おおく|

失わ れて しまった 。 うしなわ||

多少 の こと は 目 を つぶって も → たしょう||||め|||

若者 たち を 戦場 へ 送ら ねば なら ぬ 。 わかもの|||せんじょう||おくら|||

わかり ました 。

った くもう いつまで 待た せる んだ よ ? |||また|||

すみません   もう すぐ 来 ます から 。 |||らい||

アイツ の 遅刻 グセ は 相変わらず だ な 。 ||ちこく|||あいかわらず||

大丈夫   すぐ 来る よ 。 だいじょうぶ||くる|

や っぱ リン は 甘 すぎ だ な 。 ||りん||あま|||

遅く なり ました 。 おそく||

リン ? りん

遅い ! おそい

った く   いつも これ だ な 。

なに !

おっと !  は いはい そのへん に して くれる ?

げんぞう さん が お 待ちかね だ よ 。 早く 並んで 。 ||||まちかね|||はやく|ならんで

いいかね ?  こっち を 見て 。 |||みて

フンッ !

記念 写真 な んだ から   レンズ を 見て )) きねん|しゃしん||||れんず||みて

♪♪~

( 開演 ブザー ) かいえん|ぶざー

皆様   お 変わり ございませ ん か ? みなさま||かわり|||

美 空 ひばり です 。 び|から||

では   最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。 |さいご||||おたのしみ|

『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 !  に っぽ ん の 歌 』。 もくよう|じ||こんさーと|めいきょく|||||うた

オープニング を 飾る の は   この 曲 です 。 ||かざる||||きょく|