NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 18 - 391 - うち は マダラ 、立つ
《 オビト : 俺 が …。
この 俺 が 後悔 して いる と いう の か ?》
( ナルト ) お前 は 俺 に →
誰 で も ない 誰 でも い たく ない って 言った よ な 。
でも 本当 は 俺 と 一緒で 火影 に なり たかった んだ な 。
面して 自分 隠した って ダメ だ 。
アンタ は カカシ 先生 の 友達 で 父ちゃん の 部下 で →
サスケ と 同じ うち は で →
俺 と 同じ 夢 持つ 先輩 で 木 ノ 葉 の 忍 だった 。
俺 と 同じ 夢 持って た アンタ が 火影 と は 真 逆に な っち まった 。
俺 と そっくりだった から こそ お前 が …。
いや だった から こそ →
俺 は この 世界 に 絶望 する お前 を 見て み たかった 。
いや もう 一 度 実感 し たかった んだ 。
俺 自身 の 進む べき 道 が 間違って い ない こと を 。
行き先 も はっきり せ ず →
わざわざ 険しい 道 だ と わかって いて 歩く こと は ない 。
仲間 の 死体 を またぐ だけ だ 。
はっきり した 行き先 が あり 近道 が ある なら →
誰 でも そちら を 選ぶ 。
そう … 火影 の 目指す べき 行き先 は 世界 の 平和だ 。
何 言って んだ お前 。
俺 が 知り て ぇの は 楽な 道のり じゃ ねえ 。
険しい 道 の 歩き 方 だ !
一方 が 険しい 道 だって 最初に 誰 が 教えて くれ んだ よ ?
結局 誰 か が 歩か なきゃ それ も わかん ねえ だろう が 。
火影 って の は 痛 ぇの 我慢 して →
みんな の 前 を 歩いて る ヤツ の こと だ 。
だから 仲間 の 死体 を またぐ ような こと は 決して ねえ !
火影 に なる ヤツ に 近道 は ねえ し なった ヤツ に 逃げ道 は ねえ んだ よ !
そう だ ろ !?
(( ちょっと ヘマ しち まった 。 目 に 砂 が 入 っち まって 。
あっ 痛い !))
リン って 人 が 生きて たら きっと こう 言った だろう な 。
強 がって 自分 を 隠す な って 。 ちゃん と 見て んだ から って よ 。
(( リン : あなた を 救う こと は 世界 を 救う の と 同じな んでしょ 。
私 が 見張って る って こと は →
もう 何にも 隠し事 は でき ない よ 。
うん うん !
頑張れ オビト !
火影 に なって かっこよく 世界 を 救う とこ 見せて ね !
それ も 約束 だ よ !))
リン は … リン は 俺 に とって の 唯一 の 光明 だった 。
リン を 失って 後 俺 の 見る 世界 は 変わって しまった 。
真っ暗な 地獄 だ 。
この 世界 に 希望 は ない 。
マダラ に なり 代わって 世界 を 歩いた が →
更に それ を 確信 する だけ だった 。
この 写 輪 眼 を もって して も 結局 は 何も 見え なかった 。
何も なかった 。
( カカシ ) お前 だって 見よう と すれば 見えた はずだ 。
俺 と お前 は 同じ 眼 を 持って んだ から な 。
信じる 仲間 が 集まれば →
希望 も 形 と なって 見えて くる かも しれ ない 。
俺 は そう 思う んだ よ … オビト 。
ナルト の 道 か …。
( 柱 間 ) 仙法 明神 門 !
《 ナルト の 術 で は 倒せ なかった が →
これ で ヤツ の 動き を 完全に 封じる こと が できた 。
あと は 封印 の 忍 を 待つ のみ ぞ 》
ハァッ ハァッ ハァッ …。
( ミナト ) 尾 獣 を 抜か れた と いう こと は オビト は …。
( 九 喇嘛 ) 十 尾 の 人 柱 力 は 他の 人 柱 力 と 違う 。
尾 獣 を 抜いて も 死に は せ ん 。
十 尾 の 殻 …。
つまり 外 道 魔 像 が 残る から な 。
ありゃ 相当 の 生命 力 だ 。
本当 かい ? なぜ そんな こと が わかる ?
おいおい なら 誰 が 十 尾 の チャクラ を →
9 つ に 分散 した あと →
各地 へ 散らしたり できる ?
六 道 仙人 …。
ただし 9 体 も 一度に 力 を 抜か れちゃ →
死んだ みて ぇ に 弱りきって →
数 か月 は 動け もし ねえ 。
かつて の じ じい も そう だった 。
そういう こと か 。
カカシ 俺 の 中 の 九 尾 が 教えて くれた んだ が …。
(( オビト : そう 今 の お前 じゃ リン に は 見向き も さ れ ねえ よ 。
リン が 見守り たかった の は うち は オビト だ ))
( ミナト ) だ から 心配 し なくて いい よ 。
じゃあ 命 に は …。
今 まで の 行為 に 対して きっちり と 報いて もらおう →
と 思って いた が …。
動け ない なら しかたない 。
お前 は そこ で じっと して いろ 。
先生 オビト を 見張って いて ください 。
わかった 。
( ミナト ) 何 を しよう と して いる ?
かつて … 俺 が 利用 しよう と した 男 が …。
俺 を 裏切った 手段 だ …。
まさか …。
自分 も 同じ こと を する と は →
思い も よら なかった が な …。
外 道 輪廻 天 生 の 術 だ 。
その 術 は 代わり に お前 が …。
♪♪~
《 生 を 引きかえ に する 術 の ようだ ね 》
長門 が かつて →
なぜ 俺 を 裏切った の か →
今 なら わかる 気 も する 。
数珠 繋ぎ の …。
重なった 人 の 思い 。
それ も 強い 力 に なる んだ な 。
長門 も ナルト も 自 来 也 の 弟子 だった 。
俺 は … 自 来 也 と いう 人間 に 負けた と も いえる 。
先生 … あなた の 師 であり →
あなた を 火影 と して 育てた 人 。
そして 俺 は … あなた の 弟子 。
火影 を 諦め →
繋いだ 思い を … 切った 忍 。
向こう で リン に …。
合わせる 顔 が … ない か 。
本当に それ で いい の か ?
生きて 償う こと だって できる んだ ぞ 。
いや そんな 生易しい …。
( ゼツ ) 今度 は 俺 も 協力 して やる 。
( マダラ ) 交代 だ 。
今度 は こちら の 攻める 番 だ 。
強 がる な 。 もう 戦争 は 終わり だ 。
サイ ! ( サイ ) わかって る 。
封印 術 虎 視 眈弾 !
ナルト …。
お前 に は 感謝 して いる 。
オビト から 尾 獣 ども まで 抜いて くれた 。
ヤツ を 弱ら せる 手間 が 省けた 。
( ゼツ ) 悪い な オビト 。
俺 は この ため に いた ような もの な んだ よ 。
黒 ゼツ … ぐ っ !
よし もう 少し !
(2 人 ) 輪廻 天 生 の 術 !
やっと まともに 戦える 。
グハッ ! ハァ ハァ …。
( 心 音 )
やはり この 体 で なければ 。
血 湧き 肉 躍って こそ の 戦い だ !
( サスケ ) 旧 時代 の 遺物 が しゃし ゃる な !
俺 に 届き も せ ん 砂利 ごとき が 。
それ は こちら の セリフ だ 。
《 なぜ 目 を 閉じた ?》
サスケ !
コイツ に ただ 忍術 を ぶつけて も 意味 ねえ って ば よ !
コイツ は 忍術 を 吸収 する んだ !
相反する 2 つ は 作用 し 合い 森羅 万象 を 得る 。
柱 間 かつて うち は の 石碑 の 前 で →
お前 に 語った の を 覚えて いる か ?
相反する 2 つ の 力 が 協力 する こと で →
本当の 幸せ が ある と 記さ れて いる 石碑 だ と 。
だが 別の とらえ 方 も できる と 言った な 。
あれ は …。
うち は と 千手 両方 の 力 を 手 に した 者 が →
本当の 幸せ を 手 に する 。
そういう とらえ 方 も で きや し ない か ?
柱 間 よ …。
里 を 離れて なおも いろいろ と 画策 して いた ようだ な 。
いや これ は 部下 の 仲間 が 偶然 仕組んだ もの だ 。
俺 と 同じ ような こと を 考えた 輩 が いた らしい 。
だが 再び 生 を 受けた こと は 計画 どおり の もの だ !
《 クソ … 動け ん !》
ぐ あっ ! う ぅ …。
順番 が 逆に なった が まあ いい 。
これ が 仙術 チャクラ か …。
なんだ この 程度 の 力 か 。 簡単に 扱え そうだ な 。
生身 の 今 こそ こちら の チャンス だ 。
これ で 確実に 殺して あの世 に 送り 返す こと が できる 。
穢土 転生 の まま が よかった と …。
悔やみ ながら 逝け !
感じる ぞ その 万華鏡 は … 直 巴 。
どうりで いい 動き を する 。
俺 の 輪廻 眼 が 帰って くるま で の 間 →
お前 の 眼 を いただく の も いい かも しれ ん な 。
オビト これ で お前 も 用 済み だ 。
ハァ ハァ …。
何 を した !?
マダラ が … 生き返って しまった 。
輪廻 天 生 を した お前 は 死ぬ 。
さて 最後 の 仕事 だ 左 眼 は 返して もらう 。
俺 が 取りついて いる 間 →
少し は 長持ち する だろう コイツ も な 。
キミ は 何者 だい ? 人 で は ない ね 。
俺 は マダラ の 意志 そのもの だ 。
マダラ の 邪魔 を する もの は 排除 する 。
黒 ゼツ … 捕らえ られた と 聞いて いた が 。
この オビト も そう だ が お前たち は マダラ の 計画 を 甘く 見 すぎ だ 。
そして 俺 の こと も な 。
《 こ これ で は 動け ない 。
一瞬 で 刀 の 形状 を ここ まで 変化 さ せる と は …》
(( なら ちょうど よい 。 お前 は オビト の ところ へ 行き →
命令 が ある まで 時 を 待て 。
こちら は もう 少し 遊んで から 向かう 。
今 の 影 ども の 力 も 知り たい ところ だ 。
わかった ))
マダラ の 策 に 裏目 に 行動 し おった 役立た ず だ 。
オビト が 死ぬ まで の 間 この 体 を 使って お前 ら と 戦う 。
最後 くらい は 役 に 立って もらわ ねば な 。
だが 殺す に は 惜しい 眼 だ 。
どう だ 同じ うち は の 生き残り と して →
俺 と 組む 気 は ない か ?
勘違い する な 。 お前 は 死んだ 人間 だ 。
ま ぁ いい 。 どのみち お前 に 残さ れた 時間 は 少ない ぞ 。
《 火 遁 灰 塵 隠れ の 術 !》
《 マダラ は かつて の 力 を 取り戻して いる 。
まずい ヤツ が 次に 狙う の は …》
( みんな ) うわ ~ っ !
♪♪~
さ ぁ 次 は お前 ら を いただく ぞ 。
ちくしょう ども 。
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