NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 19 - 395 - 中 忍 試験 、 開始 !
止まれ !
木 ノ 葉 の 忍 か ? ( カカシ ) はい 。
木 ノ 葉 隠れ の 里 はたけ カカシ 。
火影 様 より 書状 を 預かって きた 。
( カカシ ) ここ に 木 ノ 葉 隠れ と 砂 隠れ 両 里 連名 の 書状 が ある 。
ならば 預かろう 。
いや 里 長 の 山椒 魚 の 半 蔵 様 に ➡
直接 手渡す ように と の 命 を 受けて いる 。
貴 様 ! そう やって 半 蔵 様 に 近づこう と いう の か ?
俺 に 刃 を 向ける と いう こと は ➡
木 ノ 葉 と 砂 を 敵 に まわ すって こと だ が ➡
それ で いい の かい ?
わかった 連絡 を とる 。
( 雷鳴 )
半 蔵 様 が お 会い に なる 。
すべて の 武装 を 解除 して 中 に 進め 。
《 噂 の とおり 入国 審査 は 厳しい ようだ ね 》
《 守り は 完璧 と いう わけ か 》
( 半 蔵 ) はたけ カカシ ご 苦労だった 。
( 半 蔵 ) 運んで きた 書状 を そこ に 置く が いい 。
( 雷鳴 )
♪♪~
( 小南 ) 木 ノ 葉 隠れ が 合同 中 忍 試験 の ➡
招待 状 を 持ってきた わ 。
おそらく 各 里 の 情報 を 集める ため の 小細工 でしょう ね 。
前回 の 中 忍 試験 の とき ➡
半 蔵 は この 里 から 多く の 下 忍 を 送り込んだ よう ね 。
( ペイン ) それ なら 何 班 か を 送り込み や つら を 安心 さ せて やれ 。
まだ 雨 隠れ を おさめて いる の は 半 蔵 だ と 思わ せて おいて ➡
逆に 人 柱 力 の 情報 を 集めよう 。
( 小南 ) わかった わ 。
♪♪~
みんな 集まり ました ね 。
( シズネ ) 雨 隠れ の 里 山椒 魚 の 半 蔵 様 より ➡
書状 が 届き ました 。 ( 綱 手 ) うむ 。
( 綱 手 ) ほう 前回 に 続き 木 ノ 葉 と 砂 に つぐ 下 忍 たち を ➡
送り込んで くる か 。
( シズネ ) 雨 隠れ に まつわる 噂 は ➡
これ を もって 否定 さ れた と 思わ れ ます か ?
いや 実態 を 隠す ため 積極 的に 下 忍 を 送り込み ➡
手の内 を さらす フリ を して いる だけ かも しれ ない 。
では …。 うむ 送り込ま れて くる ➡
雨 隠れ の 里 の 下 忍 たち に は 特に 気 を つけて 監視 を つけよう 。
( あくび )
( フウ ) ほん と 退屈 っす 。
( ケゴン ) フウ シブキ 様 が お呼び だ 。
や ば いっす ! あっし 何 か やった かな ?
( ケゴン ) シブキ 様 フウ を 連れて まいり ました 。
( ヨウロウ ) おい フウ 。
里 長 何の 用 っす ?
( シブキ ) 何の つもり だ 。
中 忍 試験 の 参加 申し込み 用紙 を 木 ノ 葉 に 送りつける なんて 。
ダメ っす か ? だったら 正式に 推薦 して ほしい んだ けど 。
そんな こと ! お前 が 人 柱 力 だ と バレ たら ➡
どう する つもりだ !?
じゃ やっぱり 勝手に 行こう 。
え ? ちょ ちょっと 待て 。
待つ んだ フウ 。
あっし 外 の 世界 を 見て み たい んだ 。
里 長 が 認めて くれ ない なら 里 抜け する ぞ ?
あ ~ わかった 。
お前 が 一 度 言いだしたら 止めて も 無駄だ し 。
許して くれる っす ?
では 俺 の 話 を 聞け 。
ん ?
中 忍 試験 と は 単なる 昇進 テスト じゃ ない 。
己 の 夢 と 里 の 威信 を かけた 命がけ の 戦い な んだ 。
かつて 滝 隠れ は ➡
木 ノ 葉 や 砂 隠れ に 比べ 規模 こそ 小さい が ➡
優秀な 上 忍 を 次々 と 輩出 する 忍 里 と して 恐れ られて いた 。
( シブキ ) だ から こそ 五 大国 の 隠れ里 で も ない のに ➡
尾 獣 が 割り当て られた んだ 。
中 忍 試験 こそ 隠れ里 を 持つ 大名 や 忍 頭 に ➡
滝 隠れ の 名 を 売り込む 絶好 の 機会 。
かつて の 栄光 を 今 一 度 取り戻す チャンス な んだ よ 。
参加 する 以上 ➡
滝 隠れ の 里 の 名 を 高める ような 戦い を 見せて くれ 。
よっ しゃ !
わ ~ って る っす !
派手に 暴れて やる っす よ !
ただし 人 柱 力 である こと は あくまで 内密に …。
( フウ ) は ~ い !
ケゴン ヨウロウ 上 忍 の 身分 を 隠し ➡
フウ を 警護 しろ 。 ( ケゴン / ヨウロウ ) はっ 。
ふう … もう 手 に 負えない な 。
( シズネ ) これ は 滝 隠れ の 里 が ➡
1 組 3 名 を 送り込む と いう 意味 でしょう か ?
恐ろしく 簡略 化 さ れて いる が ➡
正式な 申し込み の 書状 であろう 。
そろそろ この へんで 打ち止め と いう ところ か 。
あっ ! どうした ?
こ 木 ノ 葉 の 受験 者 を 募集 する の を 忘れて い ました 。
何 !?
( カンクロウ ) やっぱり やる の か ? 監督 官 。
( 我 愛 羅 ) ああ 。 二 次 試験 の 最 前線 に 出て ➡
これ を 監督 する 。 試験 で 犠牲 者 を 出さ ない ため だ 。
( カンクロウ ) 反逆 者 たち を あぶり出して どう する ?
いや 。 じゃあ なぜ ➡
危険 を 冒して まで そんな 役割 を ?
いつか 俺 が 言った あの 気持 は いまだに 変わって は い ない 。
まさか 反逆 者 たち と 気持 を つなげる って の か ?
そりゃ 無理じゃ ん 。
お前 が その つもり でも ➡
相手 が 耳 を 貸さ ねえ だろう が 。
( 我 愛 羅 ) あいつ も … ナルト も ➡
他者 と つながる ため に 努力 して いる 。
俺 も 苦しみ や 悲しみ 喜び を ➡
みんな と 分かち 合える 日 が 来る まで ➡
努力 を 続ける 。
今度 の こと も 砂 隠れ の 風 影 と して の ➡
試練 だ と 思って いる 。
《 言いだしたら 聞きゃ あし ねえ んだ から 。
った く 》
( 綱 手 ) 砂 隠れ の 里 から は 前回 規模 の 9 組 27 名 。
雨 隠れ から は 15 名 。 草 隠れ から は 6 名 。
そして 滝 隠れ から も 1 組 3 名 の 参加 報告 が あった 。
もっとも 雲 と 水 から は 丁重な 断 り の 書状 が 。
( 綱 手 ) 土 から は 招待 状 を 送り 返さ れて きた が ➡
共同 開催 の わが 里 と して も ➡
前回 規模 の 受験 者 を 送り込ま ねば なら ない 。
みんな 自分 が 担当 して いる 下 忍 たち を ➡
率先 して 推薦 して ほしい 。
( チョウジ ) あ ~ ん 。 ( いの ) あんた バカ じゃ ない ?
それ まだ 生 焼けよ 。
肉 は 赤い とこ が 残って る くらい が うまい んだ よ 。
で アスマ 先生 今度 の 中 忍 試験 僕たち の 班 は どう する の ?
( アスマ ) お前たち の 現在 の 実力 を もって すれば ➡
推薦 する の が 当然だ が ➡
シカマル は すでに 中 忍 で 受験 資格 が ない 。
う ~ ん メンバ ー が 1 人 足りな いって わけだ ね 。
本来 アスマ 班 は シカマル の 頭脳 を 司令塔 と して 組ま れた 班 だ 。
その 代わり を 探す と なる と …。
中 忍 試験 の 間 だけ の 代理 でも なかなか だ ね 。
あの 私 に 心当たり が ある んだ けど 。
ん ?
頭脳 で シカマル に 匹敵 する と いったら あ …。
( シホ ) ハッ ハッ ハックション 。
そんな 人 いた っけ ?
頭脳 は シカマル に は かなわない けど ➡
タフ さ だったら それ 以上 かも 。
( サクラ ) もう 大丈夫です よ 。
ん ? ( ノック )
え 私 が アスマ 班 に ?
サクラ だって 第 七 班 の サスケ 君 と ナルト が い ない んだ から さ 。
う うん 。
中 忍 試験 受ける んだったら ➡
スリ ー マンセル の 相手 を 探さ なきゃ なら ない でしょ 。
うん 。
だから ね いい でしょ ?
でも …。
あんた の 強 さ を いちばん 知っている の は この 私 よ 。
前回 の 合同 中 忍 試験 で ➡
サクラ の 底力 を 思い知った し 。
でも 私 でき ない 。
他の 人 を 探して 。
どうして !? あんた が 2 年 の 間 ➡
綱 手 様 の もと で 厳しい 修業 を して いる こと は ➡
よく 知って る サクラ は すごく 成長 して る 。
あっ 。
ナルト や サスケ 君 を 待つ つもり なら ➡
そんな こと して たら いつまでも チャンス は 巡って こ ない よ 。
そんな ん じゃ ない の 。
今 の 私 が 加わって も ➡
きっと みんな に 迷惑 を かける から 。
そんな こと ない よ お 願い 。
(( しゃ んな ろ ~!
( 綱 手 ) だいぶ 動き が よく なった な 。
ところで 最初に 教えた こと を 覚えて いる か ?
もちろん です 。
医療 忍者 は 決して 死な ぬ こと 。
だから 前 に でしゃばる ような こと を ➡
決して して は …。 もちろん そう だ 。
だが それ は 前 で 戦う ため の 術 を ➡
覚え ない と いう 理由 に は なら ない 。
そして これ より 伝える こと は ➡
お前 の 心 に 秘め 修業 に 励む ように 。
いい な 。 はい ))
《 修業 中 の 身 で は みんな に 迷惑 を かける 。
でも …》
ん ? ん ?
どう だった ? サクラ の 返事 は 。
断ら れた わ 。
え ~! こっち は 1 人 足りない 向こう は 2 人 い ない んだ し ➡
ぴったり だ と 思った んだ けど ね 。
( シカマル ) サクラ は なんて 言って た んだ ?
みんな に 迷惑 を かける こと に なる と か なんとか 。
ふ ~ ん 何 か めん どくせ え 理由 だ な 。
でも まだ 諦めちゃ い ない から 。
フゥ …。
( シズネ ) ちょっと ごめん 。
あっ ごめんなさい 。
どうぞ 。 ありがとう 。
すみません この 書類 に も 目 を 通して 印鑑 お 願い し ます 。
シズネ お前 私 を 殺す つもり か 。
久しぶりの 中 忍 試験 です から ね 。
綱 手 様 の 印鑑 を もらえ ない と 何一つ 進ま ない んです 。
った く こんなに 雑用 が 多い と は 。
そう いえば 今 サクラ が そこ に い ました 。
何 ? 用件 なら 入れば いい のに 。
《 こんな とき ナルト だったら どう する だろう ?》
( 自 来 也 ) これ から わし が 本気で お前 に 攻撃 を 仕掛ける 。
お前 も わし を 敵 だ と 思って 向かって くる んだ 。
( ナルト ) わかった って ば よ 。
いっ !
どうした の ?
サクラ さん 任務 中 崖崩れ に 巻き込ま れた らしい んです 。
危険な 状態 です 。
緊急 手術 が 必要 よ 。
すぐに 集中 治療 室 へ 。 はい 。
では これ から 開始 し ます 。
《 いつまでも ナルト や サスケ 君 の 背中 を 追いかけて る だけ じゃ ダメ 。
自分 で 自分 の 限界 を 突破 し なければ 》
うわ っ 。
えっ 。
《 ダメ チャクラ が 足りない 。
もっと もっと チャクラ を 集中 さ せ ない と 》
《 もっと もっと チャクラ を 》
( 綱 手 ) 何 ? サクラ が ?
はい 今 木 ノ 葉 病院 より 報告 が 。
まずい 。 えっ ?
サクラ の 実力 なら 不可能な 手術 で は ない はずです が 。
いつも の サクラ なら な 。
すぐ 行か ねば 。
サクラ 。
チャクラ を 使った 術 式 無事 終了 。
手術 は 成功 です 。
さすが 綱 手 様 の 弟子 。
見事な お 手並み でした 。
そう か 。
《 それ で こそ 伝説 の 三 忍 の 一 人 綱 手 の 弟子 。
今 なら どんな 困難に も 挑む こと が できる はず 》
( シズネ ) これ で いの チョウジ サクラ 組 を はじめ ➡
ほぼ 参加 者 が 揃った か と 。
前回 の 29 組 に は 及び ませ ん が まずまずの 参加 者 数 です ね 。
( 綱 手 ) ああ 。
いよいよ だ な 。
♪♪~
( 開演 ブザ ー )
皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
では 最後 まで ご ゆっくり ➡
お 楽しみ ください 。
『 木曜 8 時 の コンサ ー ト 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。
オ ー プニング を 飾る の は 希望 に 溢れた 名曲 メドレ ー です 。