NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 19 - 399 - 魔 の 砂漠 の サバイバル
《 シラ : この 3 日間 に 俺 の すべて を ぶつける !
我 愛 羅 様 の ため に 》
♪♪~
(( 我 愛 羅 様 砂 で ガ ー ド して は 鍛錬 に なり ませ ん !
( 我 愛 羅 ) すま ん 砂 の ガ ー ド は 俺 の 意思 と は 関係なく オ ー ト だ 。
その 砂 の ガ ー ド は 鎧 と 一緒です 。
鎧 が 丈夫で も 中 の 人間 の 体 術 が つたなければ ➡
大きな ダメ ー ジ を 受け ます 。
あっ …。 攻撃 を 緩め ず に ➡
呼吸 を 整えて ください 。
そう すれば しぜんに 体 が 動く はずです 。
その うえ で 砂 の ガ ー ド より はやく ご 自身 で ガ ー ド して みて ください 。
てい っ !
さすが です 我 愛 羅 様 。
短 期間 で ここ まで 上達 なされる と は ➡
我 愛 羅 様 が 体 術 を 会得 すれば ➡
砂 の ガ ー ド と 合わせて まさに 鬼 に 金 棒 です 。
教官 が いい から だ 。
( 我 愛 羅 ) シラ 中 忍 試験 は 受ける の か ?
はい 私 に このような 資格 を 与えて いただいた こと ➡
心から 感謝 いたし ます 。
お前 の 実力 なら 当然だ 。
お前 は いずれ 砂 の 一角 を 占める 忍 に なる だろう ))
( セン ) いよいよ 始まる ね 中 忍 試験 。
( ヨメ ) なんか ドキドキ して きた 。 こんな こと で 緊張 して どう する 。
俺 たち の 目的 は 中 忍 試験 に 合格 する だけ じゃ ない 。
( シラ ) 砂 隠れ の 受験 者 たち から より 多く の 合格 者 を 出す ➡
それ が 俺 なり の 我 愛 羅 様 へ の 恩返し 。
( セン ) まったく シラ の ほう が 緊張 して んじゃ ん 。
俺 は 我 愛 羅 様 の 期待 に 応え たい 。
( テンテン ) そう いえば 今回 の 中 忍 試験 って ➡
前回 より 時間 が 短い ね 。
( リ ー ) 前回 は 5 日間 今回 は 3 日間 です ね 。
( ネジ ) シンプル に 考えれば それ だけ ここ が 危険な 場所 と いう こと だ 。
( ネジ ) 日 が のぼれば 砂漠 は 灼熱 と 化す 。
そう なれば 移動 に も 支障 が 出て くる 。
( テンテン ) そ っか もしかしたら ゴ ー ル まで の 移動 も ➡
ギリギリ の 時間 しか ない の かも 。
( リ ー ) 寄り道 は 禁物 です ね 。
とにかく もう 一 本 の 巻物 を 手 に 入れる こと が 最 優先 だ 。
その ため に は ど っか と 戦わ なきゃ 。
どこ でも い いって わけじゃ ない でしょ ?
( ネジ ) すでに 目星 は つけて ある 。
( リ ー ) いつの間に ?
昨日 食堂 で 乱闘 が あった の が 幸いした 。
あれ で 参加 チ ー ム の おおまかな 実力 が わかった 。
( ネジ ) 注意 す べき は リ ー 。
お前 の 蹴り を 受け止めた シラ と いう 男 の 班 。
それ と …。
( ネジ ) 滝 隠れ の 班 だ 。
それ 以外 なら 俺 たち の 実力 で 問題 ない はずだ 。
さすが ネジ もう そこ まで 分析 して た なんて 。
ようは 強い 相手 は 避けて 弱い やつ を しとめる の ね 。
僕 は そういう の あまり 好きで は あり ませ ん 。
まあ お前 は そう 言う と 思って いた 。
( ネジ ) だが 2 年 半 ぶり の 中 忍 試験 不 合格 に なり たく は ないだ ろ 。
それ は そう です 。
《 でも 僕 は …》
(( 努力 は 人 を 裏切ら ない ))
《 僕 は … 彼 と 戦って み たい 》
( 花火 の 音 )
( ヨメ ) スタ ー ト の 合図 よ 。 ( シラ ) 行く ぞ !
♪♪~
( アスマ ) さて どう する ?
魔 の 砂漠 に は 俺 たち も 入る な と 言わ れて いる が 。
( ガイ ) 綱 手 様 から の 連絡 だ 。
( ガイ ) む う …。 ( アスマ ) どうした ? うむ 読む ぞ 。
「 風 の 国 から 戻った 者 たち の 報告 に よれば ➡
最近 に なり 反 体制 の 動き が ある らしい 」。
( 綱 手 ) 「 つまり 我 愛 羅 に 反抗 する 勢力 だ 。
すでに 暗殺 未遂 も 起きた と いう に も かかわら ず ➡
砂 隠れ は 他の 里 の 教官 に は ➡
魔 の 砂漠 へ の 侵入 を 禁止 し 我 愛 羅 自ら は ➡
二 次 試験 の 監督 官 と して 参加 する と いう 。
我 愛 羅 が 自ら を オトリ に する つもりである なら ➡
危険な 行為 である と 言わ ざる を え ない 。
彼 に とって も 我々 木 ノ 葉 に とっても だ 。
今 我 愛 羅 に 何 か あれば ➡
砂 隠れ と 木 ノ 葉 の 同盟 に も 揺らぎ が 生じる 。
ガイ アスマ 紅 。 魔 の 砂漠 に 潜入 し ➡
砂 隠れ の 動向 を 探れ 」。
( ガイ )「 もし 我 愛 羅 に 危険 が 及ぶ なら 我 愛 羅 を 守りぬけ 」。
( 紅 ) 我 愛 羅 暗殺 。
我 愛 羅 本人 が オトリ に か 。
砂 隠れ も 切羽詰まって いる の かも しれ ない わ ね 。
何 が あって も 風 影 を 守りぬく ぞ 。
おう 。 ええ 。
( ガイ ) 散 !
しかし すごい 視力 だ な 。
数 キロ 先 に 浮かべた 水滴 に 何 が 映って る か まで 見える なんて 。
中継 ポイント まで つなげば 数 十 キロ 先 まで は 見える 。
( ヨメ ) でも 日 が のぼる と 水滴 が 蒸発 しちゃ う から ➡
長く は 使え ない 。
( ヨメ ) いた ! あれ は 木 ノ 葉 の 班 。
近く に 砂 隠れ の 班 も いる よ 。
( シラ ) や つら に 近づか ない よう 合図 を 送れ 。
はい !
( 足音 )
むっ 。
シラ から の 合図 だ 。
どう ? 誰 か 見つかった ?
いや 誰 も い ない 。
そんな 。 もう 結構な 距離 走って る わ よ ?
《 いったい どう なって る ?
俺 の 白 眼 で 誰 も 発見 でき ない なんて 》
( リ ー ) ネジ テンテン ! ちょっと こっち へ 来て ください 。
どうした の ? リ ー 。
これ は 間違い なく 僕 の クナイ です 。
( ネジ ) 何 だ と ?
万が一 迷子 に なった とき の ため に ➡
岩 に 何 本 か の クナイ を 刺して おき ました 。
それ が ここ に ある と いう こと は 。
あっ 俺 たち は 同じ 場所 を 走り回って いた ?
( ネジ ) 幻 術 か !? ウソ ? だって ➡
まだ 敵 に 会って も い ない の よ ?
(3 人 ) 解 !
やはり 。 ( テンテン ) どう なって る の ?
いた 。 見つけた ぞ !
急げ シラ から の 連絡 だ と ➡
近く に 厄介な 木 ノ 葉 の 連中 が いる 。
なんで あんな やつ の 言う こと 聞か なきゃ な ん ねえ んだ よ 。
今 の ところ は 役 に 立って いる 。
礼 は あと で すれば いい 。 たっぷり と な 。
クッ 見つかった !
こいつ ら は 敬遠 グル ー プ じゃ ない わ よ ね !
やつ ら の 巻物 を もらう 。
( リ ー / テンテン ) 了解 !
( リ ー ) いき ます よ ! うわ っ !
おい …。 ( リ ー ) 木 ノ 葉 …。
烈風 !
ぐ っ !
脱字 ! 誤字 !
う お っ !?
( ネジ ) お前たち は すでに 俺 の 領域 内 に いる 。
早々 に 決着 を つけ させて もらう 。
八 卦 二 掌 。 う っ !?
な っ 四 掌 。
八 掌 十六 掌 。
( ネジ ) 三十二 掌 。
六十四 掌 。
くっ 。
( ネジ ) すべて 受け きった だ と !?
( リ ー ) シラ 君 !
( シラ ) ここ は 俺 たち が 相手 を する 。
今 の うち に 逃げろ 。
まさか 早速 キミ と 戦える なんて 。
ちょっと 何 胸 ときめか せて る の よ 。
リ ー 勝手に 戦う な 。
あ ~ ら 。
もう サボテン の 幻 術 は 破ら れちゃ った の ね 。
《 サボテン の 幻 術 ?》
あの 時 かすかな 植物 の 香り が した けど 。
あれ で 幻 術 に ?
魔 の 砂漠 が 二 次 試験 の ➡
会場 に なる って の は 予想 して たから ね 。
あらかじめ いく つ か の 術 を 仕込んで おいた の さ 。
悪く 思わ ないで ね 。
地 の 利 は こっち に ある んだ から 。
だけど 今度 は そう は いきま せ ん よ 。
( セン ) それ は どう かな ? う っ 。
私 用心深い の 。
その 私 が 姿 を 現し たって こと は ?
お っ 何 だ ? う っ 身動き が 。
( テンテン ) まさか また 。
今度 は 私 が 解いて あげる 。
( セン ) 解 。
あっ 。 な っ 。
お っ 。
悪い が 今 は キミ たち の 相手 を して いる 暇 は ない 。
待って ください 。
シラ 君 どうして 僕 と 戦って くれ ない んです か ?
キミ は 強い 。
それ は キミ の 技 を 受けた とき に わかった 。
う っ 。 ( シラ ) だ から 戦わ ない 。
戦えば どちら か が ケガ を する 。
それ でも 戦う の が 忍 です 。
( シラ ) 今 の 俺 たち に は 目的 が ある 。
より 多く の 砂 隠れ の 受験 者 を 合格 さ せる と いう 目的 が 。
他の 受験 者 たち の サポ ー ト ?
( シラ ) そんな こと より 自分 たち の 心配 を する んだ な 。
セン ヨメ 引きあげる ぞ 。
シラ 君 ! ( テンテン ) この 砂 動いて る 。
えっ ? あぁ …。
リ ー 助けて 。
ちょっと 待って ください 抜け ない 。
( ネジ ) もがく な ! 余計に 埋まる 。
くっ どうやら 俺 は 作戦 を 見誤って いた ようだ 。
どういう こと です か ?
昨日 の 晩 。
( ネジ ) やつ も また 俺 たち 木 ノ 葉 の 実力 を はかって いた 。
俺 たち は 最初 から 警戒 さ れて いた んだ 。
それ だけ じゃ ない 。
( ネジ ) やつ は 他の 砂 隠れ の 受験 者 たち の 指揮 を とって ➡
俺 たち と 遭遇 し ない ように 指示 を 与えて いた 。
( リ ー ) それ で 僕たち は 誰 と も 出会わ なかった わけです ね 。
技 だけ じゃ なく 頭 も 切れる んです ね シラ 君 は 。
( テンテン ) 感心 して る 場合 じゃ ない でしょ 。
聞こえ ない の ? この 音 。
( 砂 の 音 )
( ネジ ) くっ あいつ が 言って た の は この こと か 。
( テンテン ) や だ 落ちる あっ あ ~! う お っ 。
( 悲鳴 )
( テンテン ) 死ぬ 死んじゃ う う ぅ 。
( リ ー ) 八 門 遁甲 第 二 休 門 開 !
う ぅ …。 ( 咳き込む 声 )
皆さん 大丈夫です か ?
( ネジ ) ああ 助かった 。
でも ここ は ?
( ネジ ) どうやら この 滝 に 脱出 ル ー ト は ない 。
( テンテン ) 何 それ 救助 が 来る まで 出 られ ない って こと ?
( リ ー ) そんな それ じゃ 僕たち は ここ で 脱落 です か ?
( 足音 )
( シラ ) みんな 無事 か ? や つら は ?
うまく まいて きた 。
砂 の 滝つぼ に 落ちた から ね 。
試験 が 終わる まで 出 られ ない だろう さ 。
そう か 安心 した ぜ 。
今 の うち に 別の 敵 から 巻物 を 奪う んだ 。
(3 人 ) う っ !? とりあえず 1 つ は ➡
今 ここ で 手 に 入れる こと に する ぜ 。
何の 真似 だ ?
だから まずは お前たち から いただく の さ 。
どうして ?
簡単な 理由 だ シラ 。
お前 が 気 に くわ ない から だ 。
(( 何 だ よ 話 って 。
みんな が 合格 できる ように 協力 し たい 。
二 次 試験 で 俺 たち と キミ たち の スタ ー ト 地点 は 近い 。
だが その 近く に は 木 ノ 葉 の 白 眼 を 使う 班 が いる 。
彼ら は 強い 。 それ で ?
スタ ー ト すれば その 連中 と ➡
俺 たち どこ か の 班 が 遭遇 する 可能 性 は 高い 。
彼ら は 警戒 す べき 相手 だ 。
よって 俺 たち が その 連中 に 足止め を かける 。
その 間 に みんな は 彼ら から できる だけ 離れて くれ 。
ほう つまり お前 が 俺 たち を 仕切って くれる わけだ 。
俺 は 砂 隠れ から なるべく 多く の 合格 者 を 出し たい だけ だ 。
それ が 我 愛 羅 様 へ の 恩返し だ と 思って いる 。
ヘッ 我 愛 羅 様 へ の ね …))
俺 たち は な どうにも 我慢 でき ねえ んだ よ 。
つい この 間 まで 忍 でも 何でもなかった お前 が ➡
我 愛 羅 様 に 気 に 入ら れ 俺 たち に まで デカ い 顔 してん の が な 。
あなた さっき シラ に 助けて もらった じゃ ない 。
そい つ に 恩 ? 感じ ねえ な 。
待て !
俺 は お前たち と 戦う つもり は ない 。
お前 に なくて も 俺 たち に は ある !
( セン ) あっ 。
お前 は 混戦 でも 扇子 で 幻 術 薬 を 器用に 操る から な 。
だが 素手 の お前 なら 俺 の 相手 じゃ ねえ 。
う っ …。
こいつ ちょ こまか と 。
《 私 だって シラ に 教わって ➡
回避 術 なら 人 より できる んだ から 》
( ヨメ ) あなた の 動き は 手 に 取る ように わかり ます 。
だが お前 の 弱点 は その よ すぎる 目 だ 。
バ … バカ ?
バ ~ カ 。
あっ !
クッ 目 が 目 が 目 が !
ヨメ ! セン ヨメ !
う っ 。
お前 は 動く な 。
動けば 撃つ 。
う っ …。
う っ 。
シラ ! とどめ だ シラ 。
その 面 二度と 見せ んじゃ ねえ 。
( みんな ) 死ね !
木 ノ 葉 旋風 。
回 天 !
お前たち は …。
シラ たち は 役 に 立た ない だ が 6 人 なら …。
悪い が 俺 たち は 逃げる ぞ 。 な っ 。
クッ ここ は 引く ぞ 。
シラ 君 大丈夫です か 。
お前たち … なぜ ?
あんた たち 砂 の 滝つぼ に 落ちた んじゃ ?
ヘヘッ あんな の なんて こと なかった わ よ 。
な なかなか やる じゃ ん 。
でも あんた たち なぜ 私 たち を 助けた の ?
俺 たち は 弱って いる 相手 を いた ぶる ほど 恥知らず で は ない 。
とりあえず 礼 は 言 っと くわ 。
( ネジ ) だが これ は どういう こと だ ? 砂 隠れ の 連中 は ➡
なぜ 自分 たち を 守って くれた シラ を 。
それ は シラ が 最近 まで 忍 じゃ なかった から 。
忍 じゃ なかった ? シラ ほど の やつ が 。
もし かして それ は 彼 の 事情 に よる んじゃ 。
何 か 知って る の か リ ー 。
シラ 君 に は 忍術 や 幻 術 を 扱う スキル が ほとんど ない 。
シラ 君 は 僕 と 同じ ➡
体 術 しか でき ない 忍 な んです 。
( 開演 ブザ ー )
皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
では 最後 まで ご ゆっくり お 楽しみ ください 。
『 木曜 8 時 の コンサ ー ト 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。
オ ー プニング は 石川 さゆり さん 梅沢 富美男 さん の 歌声 です 。
『 青春 時代 』。