NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 19 - 411 - 狙われた 尾 獣
( ガイ ) 風 の 国 名物 の 大 砂 嵐 か 。
( ガイ ) 噂 に は 聞いて いた が すごい もん だ な 。
( 紅 ) 二 次 試験 を 止めた の は 正解 ね 。
( アスマ ) ああ うかつに 動けば 死ぬ 。
木 ノ 葉 隠れ の 方々 か 。
火影 から 風 影 様 へ の 書状 を 預かって いる 。
緊急の 用件 だ 。
我々 が 届ける 。
風 影 様 に 直接 お 渡し する ように と 言わ れて いる 。
通して もらえ ませ ん か ?
なら ん 。
二 次 試験 は 砂 隠れ に 任さ れて いる はず 。
それ は 困った 。
でも 通して くれ ない の なら 木 ノ 葉 に 戻る と する か 。
ああ … そうだ な 。
《2 人 と も 下手な 芝居 を 》
じゃ 失敬 ! なに !?
逃がす な !
う っ … もう ダメ だ …。
しっかり しろ ! 砂漠 の チリ に なる つもり か !?
しかし …。
( 物音 )
うわ っ !! ( カンクロウ ) うろたえ んじゃ ねえ !
( カンクロウ ) 俺 は 砂 隠れ の 監督 官 カンクロウ だ 。
お前たち を 救出 に きた 。
カンクロウ 様 が わざわざ 助け に きて くださる と は …。
俺 に ついてこい 。 シェルタ ー まで 連れて いって やる 。
( みんな ) はい !
♪♪~
もう ダメ … 歩け ない 。
えっ ?
( テマリ ) いい か ? これ も 中 忍 試験 だ と 思って 乗り越えろ 。
監督 官 様 !
これ くらい の 砂 嵐 で 音 を 上げて いたら →
砂 隠れ の 里 じゃ 中 忍 なんか に なれ やしない ぞ !
聞き し に 勝る と は この こと か 。
大 砂 嵐 が これほど の もの と は …。
息 を する の も やっと ね 。
任せ なさい 。 俺 が 止めて やる 。
第 三 生 門 開 !
さ ぁ ついてこい !
うむ 行こう 。 ええ 。
( テンテン ) ちょっと … 動か ないで よ 。 ( リ ー ) すみません 。
でも じっと して いる と 息 が 詰まり そうで …。
このまま 砂 に 埋もれて しまう なら いっそ 表 に 飛び出した ほう が …。
( ネジ ) 待て 。
白 眼 !
抜けた !
あと 小一 時間 も すれば 砂 嵐 は おさまる 。
動く の は それ から だ 。
わかり ました 。
あと 少し の 辛抱 です ね 。
風 影 様 に 現状 報告 を 。
よし 通れ 。
入り ます 。
各 班 より 砂 嵐 対策 の 報告 が 入って い ます 。
現在 受験 者 たち は ほぼ 全員 →
シェルタ ー に 避難 して いる と 思わ れ ます 。
ん ? 風 影 様 ?
何 だ これ は !?
どうした !?
お前たち の 目 は 節穴 か !
砂 分身 …。
風 影 様 は どこ に おら れる !
( マツリ ) ありがとう ございました 。
( 我 愛 羅 ) 礼 を 言う なら 滝 隠れ の フウ に 。
( マツリ たち ) はい 。 行け 。
二 次 試験 も じき 再開 さ れる だろう 。
( マツリ ) はい 。
♪♪( 琵琶 )
( ミコシ ) 何 ?
( ユカタ ) 敵 ?
いったい どこ から ?
( ミコシ ) コ ー ス 選択 を 失敗 した ようです 。
ここ から で は 高台 の 様子 が わかり ませ ん ね 。
何 この 音 気持 悪い 。
早く この エリア から 抜け出さ なきゃ 。
ええ 警戒 し ながら 進み ます よ 。
♪♪( 琵琶 )
《 ホウイチ : 法 力 影法師 》
♪♪( 琵琶 )
( ミコシ ) テンポ が 変わった 。 急ぎ ましょう 。
( マツリ ) そう ね 。
♪♪( 琵琶 )
何 ! えっ 影 が 。
なんだ コイツ ら 。
( ミコシ ) うわ ~ っ ! ( ユカタ ) キャ ー ッ !
♪♪( 琵琶 )
砂 分身 !
我 愛 羅 様 これ は ?
コイツ ら の 狙い は 俺 だ 。
お前たち が 関わり 合う 必要 は ない 。
風 影 様 が 危ない とき 戦う の は →
砂 隠れ の 忍 と して の 義務 です 。
お前たち は 二 次 試験 に 戻れ 。
それ が 砂 隠れ の 忍 と して の 義務 だ 。
《 ホウイチ : 法 力 封印 術 !
仙除 離 吸 !》
伏せろ !
う う っ …。
《 力 が 抜けて いく …》
( マツリ ) 鎖 を 。
鎖 を 引き抜く の よ !
( ユカタ / ミコシ ) ああ !
( マツリ たち ) うわ っ !
行け ここ は 俺 ひと り で 。
でも …。 風 影 と して 命令 する 。
速やかに お前たち は ここ から 離脱 。
この こと は 他言 無用 。 いい な ?
( ユカタ ) ねぇ どう すれば いい の ?
( ミコシ ) そんな こと 俺 に だって わから ない 。
中央 塔 の 本部 へ 。 助っ人 を 呼ぶ の 。
でも 風 影 様 は 他言 無用 って 。
バカ ! お 命 が 危ない の よ !
《 抵抗 も そこ まで だ 。
分 福 様 から 受け継ぎ し 封印 術 。
これ より 守 鶴 を 我 愛 羅 から 引き抜く !》
う う っ …。
ユカタ 大丈夫 か ?
もう ダメ … 動け ない 。
マツリ ユカタ は 動け そうに ない 。 どう する ?
ミコシ ユカタ の こと は 頼む 。
私 が 我 愛 羅 様 の こと を 本部 に お 知らせ して くる 。
しかし 1 人 で …。 お 願い 私 は 行く 。
マツリ …。
♪♪( フウ )「100 人 の 友 が できる かな 」
( ヨウロウ ) った く あの 気まぐれ が !
( ケゴン ) 中 忍 試験 を 放棄 して どう する つもりだ ?
♪♪( 琵琶 )
♪♪~
ふ ぅ ~。 やっと 追いついた 。
( ケゴン / ヨウロウ ) うわ っ !
おい どこ へ 行く んだ フウ !
二 次 試験 に 戻る の か ?
う ぅ … やはり 読め ない 。
あっ ! 待て !
せっかく できた 同胞 が 危ない 目 に あって る っす !
同胞 ?
お前 まさか 助け に 行く つもり か ? もちろん っす 。
戻って こい フウ !
クソ ー ッ ! こう なったら 二 次 試験 は 諦める 。
アイツ を 無事に 連れ 戻せれば それ で いい 。
あぁ …。
ええ い ここ を 通せ !
火影 から 風 影 様 へ の 書状 である 。
預かる ! そう は いか ん のだ !
風 影 様 に 直接 お 渡し する ! だ から それ は でき ん のだ 。
こちら に は おら れ ぬ 。
こちら に も !
様子 が 変 ね 。 ああ 。
風 影 様 は ここ に は い ない …。 なんと な !
風 影 が … う ぅ …。
アハハハ …。
♪♪( 琵琶 )
う っ この 鎖 は … チャクラ が 吸い取ら れて いく …。
♪♪~
《 あれ は !? 間違い ない 尾 獣 チャクラ 。
このまま じゃ 尾 獣 を 抜か れて 死んじゃ う っす 》
《 フウ …》
来る な ! お前 に は 関係ない こと だ !
アッシ に も 関係 ある っす !
わかって る っ しょ ? アッシ の こと 。
ああ お前 も 人 柱 力 だ な 。
だから アンタ の 苦しみ は わかる っす よ 。
苦し み を 分かち 合える の が 友 だって 教えて くれた っす 。
やめろ !
う っ !
あぁ …。
力 が 吸い取ら れる っす 。
大丈夫 か !?
《 もう 1 人 いた の か 。
おもしろい 。 分 福 様 でも →
尾 獣 2 体 を 一気に 封印 した こと は ある まい 。
法 力 封印 の 威力 を 試す に は 絶好 の 機会 》
♪♪( 琵琶 )
フウ 気 を つけろ !
な っ !?
ああ っ !
フウ !
くっ … ごめん 。 アッシ 失敗 した みたい っす 。
《 法 力 仙除 離 吸 》
♪♪( 琵琶 )
ああ っ !
ゴホッ ゴホッ !
砂 嵐 が もう 少し 続いて いたら →
ここ が 私 たち の お 墓 に なって たわ よ 。
( リ ー ) 何 が 起こる か わから ない の が 魔 の 砂漠 です !
さっさと 二 次 試験 通過 と いき ましょう !
そう ね 中央 塔 は ここ から そう 遠く ない はずだ し 。
さあ レッツゴ ー です !
どうかし ました か ? 何 か 忘れ物 ?
ああ 中央 塔 に 行く 前 に し なければ なら ない こと が ある 。
そう です ね 僕 に も 決着 を つけ たい 相手 が い ました 。
そういう 方 が いる んです ね !
いや そういう こと で は ない 。
それ に 何 か 問題 が ?
ちゃんと 2 本 揃って る し 。
実は …。
( リ ー / テンテン ) え ~ っ !?
2 本 と も 天 の 書 だ 。 なぜ な んです !?
なぜ そんな 大事な こと を 今 まで 秘密に して いた んです か !?
別に 秘密に して いた わけで は ない 。
ただ いろいろ あって 話す チャンス が なかった だけ だ 。
それ って 何の 言い訳 に も なって ないし 。
こう なったら 気 を とり なおして →
地 の 書 の 巻き物 を 手 に 入れる しか あり ませ ん ね 。
ん ?
白 眼 !
あっ ち だ 。
ちょっと 待って ください ! った くもう !
えっ え ~!? あんな 疲れきった ような 人 から →
巻き物 を 奪う つもりです か ?
そんな 卑怯 者 が やる ような こと は 断じて でき ませ ん !
早とちり する な !
行き倒れ を 放って は おけ ない だろう 。
そう ね ! 大体 ネジ が そんな 酷 い こと する わけ ない でしょ 。
アハハ … 当然 そんなふうに は 思って い ませ ん が 。
( ネジ ) どうした ? 何 か あった の か ?
風 影 様 が … 我 愛 羅 様 が 何者 か に 襲わ れて いる んです 。
我 愛 羅 が ?
♪♪~
《 あと 少し だ 》
今回 オ ー プニング を 飾る の は 小林 幸子 さん です 。
モクハチ は もとより →
テレビ で は 初めて 披露 する 特別の ステ ー ジ です 。