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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン20 - 433 - 出撃・探索任務

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 433 - 出撃 ・ 探索 任務

( 綱 手 ) これ は まさか …。

( ヒルゼン ) なんたる こと じゃ 。

< 綱 手 : その 年 ➡

下 忍 に なった ばかり の 若い 忍 たち は ➡

里 の 上 忍 たち が 消息 を 絶って しまった 村 へ と ➡

向かって いた 。

その 中 に 予言 の 子 ナルト の 姿 も あった >

( ミナト ) 何 が あった ん だい ?

知っている こと が あったら なんでも いい 話して ほしい 。

( イロハ ) すみません イズモ さん コテツ さん が ➡

突然 消えて しまった ので ➡

逃げて くる の が 精いっぱい で 。

正直 どう やって ➡

戻って きた の か さえ 記憶 が なくて 。

( ミナト ) そうだ ね つらい 思い を さ せて しまった ね 。

ささいな こと でも かまわ ない 。

もし 何 か 思い出したら 教えて ほしい 。

アゲハ … アゲハ 蝶 。

( 綱 手 ) おそらく シノビアゲハ の こと だろう 。

今 の 季節 あの 里 の 近く の 森 なら 珍しく は ない 。

その 蝶 に 何 か 毒性 は …。

いや その 鱗粉 に は チャクラ の 流れ を 促す 効果 が あり ➡

兵糧 丸 の 材料 に も 用い られる ほど だ 。

《 イズモ と コテツ が 手 も なく やられる と は 思え ない のだ が …》

だいたい 揃った ようだ ね 。

( シカマル ) まだ 第 七 班 が …。

( カカシ ) 第 七 班 遅く なり ました 。

これ で 全員 だ ね 。 早速 だ けど 次の 任務 を 説明 しよう 。

( ナルト ) 迷い 猫 探し と か じゃ なくて もっと 派手な 任務 が やりて え な 。

( 咳払い )

今度 の は 重要 任務 だ よ 。

ハハッ !

密 命 を おびて 村 へ おもむいた 三 班 の 忍 が ➡

皆 一斉に 消息 を たって しまった 。

諸君 の 任務 は 行方 不明 者 の 探索 だ 。

ウッヒョ ~!

ただし 発見 し しだい 木 ノ 葉 隠れ へ の 連絡 を 取る ように 。

勝手な 救出 活動 は 禁じる 。

なんで ?

( ため息 )

選ば れた メンバ ー を 見りゃ ➡

おのずから その 答え は わかり そうな もん だろう 。

それ は 俺 たち が 才能 に 満ち 溢れた エリ ー ト 忍者 だ から か ?

行方 不明に なった 忍 たち は ほとんど 手練 の 上 忍 たち 。

ところが 里 へ 戻る こと が できた の は 下 忍 1 人 だ 。

推測 さ れる の は 経験 と か 年齢 が ➡

関係 して いる かも しれ ない って こと だ 。

う ~ ん … と いう と ?

つまり 俺 たち が 下 忍 に なった ばっ か の ➡

下っ端 だ から 選ば れた の さ 。

ま ぁ そう も 言える ね 。

え ~ そう な の か 。

《 ナルト … きっと キミ なら …》

みんな 止まれ !

何 だ ? 何 だ ?

目的 の 村 は もう 少し 先 だろう ?

( サスケ ) あれ だ 。 ん ?

あれ は …。 ( サクラ ) シノビアゲハ ?

よ ~ し 俺 が と っ 捕まえて やる !

あっ こら ! その 必要 は ない けど ね 。

連れ戻す 。 そう な の ?

も ~。 やれやれ …。

はっ !

八 卦盤 掌 。

《 これ は …》

う う …。

ハァ ハァ …。

( 物音 )

♪♪~

カカシ 先生 !?

ナルト ! すぐ 戻れ 。 あ ~!

も ~ 何 な んだ よ ! 今 捕まえる とこ だった のに !

任務 中 だ 。 勝手に 動く な 。 なんだ と !

お前 に 命令 さ れる 筋合い は ねえ !

ああ !? 命令 じゃ ない 。

忍 らしく しろ と 言って る だけ だ !

1 人 の 勝手な 行動 が 仲間 を …。

( サクラ ) サスケ 君 ! カカシ 先生 が 大変 !

どうした ? カカシ 先生 が …。

気づいた とき に は もう …。

地中 に 引きずり込ま れた か …。 そんな !

( アスマ ) これ は … う っ …。

う う …。

( 物音 )

アスマ !?

クソッ ! やられた …。

( チョウジ ) 何 ? どう なっちゃ った の ?

( いの ) アスマ 先生 は どこ ? いや … わから ねえ 。

《 ヒナタ : これ は … この 感じ は チャクラ !?》

( 赤 丸 の 吠え 声 )

( キバ ) 何 が あった んだ ? 赤 丸 !

( シノ ) 赤 丸 が 鳴いた の は 何 か あった から で は ない 。

むしろ 紅 先生 の あるべき 姿 が なくなった から だ 。

( 吠え 声 )

《 ネジ : なんだ これ は …。

白 眼 !》

( ネジ ) 地面 の 下 に チャクラ の 流れ が …。

いったい どこ から …。

( テンテン ) ネジ ! どこ へ !? 調べ たい こと が ある !

ガイ と 一緒に いて くれ 。

( ガイ ) う ぐ っ …。 ( リ ー ) ガイ 先生 !

胸 が 苦しい んです か !?

何の これ しき … 根性 で !

う っ ! ガイ 先生 !

無理 しちゃ ダメ です !

今 冷たい 水 を くんで き ます !

テンテン ガイ 先生 を 頼み ました よ 。 ええ 。

( 悲鳴 )

何 が あった 。

ガイ 先生 の 具合 が 悪く なって 。

ガイ 先生 は !?

黒い ツタ の ような もの が 生えて きて …。

ガイ 先生 に 巻きついて 地面 の 中 へ …。

( リ ー ) なんで すって !?

《 チャクラ の 流れ が 消えて いる …》

お ~ い 。

おそらく カカシ は 敵 の 手 に 落ちた 。

私 たち いったい どう すれば …。

そんな の 決まって んだ ろ ! なんと して も 捜しだして ➡

連れ戻す って ば よ ! った く …。

ぜ って ぇ 諦め ねえ !!

( 鳥 の 鳴き声 )

どう する の よ … ねぇ 。

ねぇ どう なっちゃ う の よ 。

とりあえず 他の 班 と 連絡 取って ➡

その あと 火影 様 の 命令 どおり ➡

木 ノ 葉 隠れ の 里 へ 連絡 し なきゃ 。 だ ろ ?

うん 。

待てよ 動く な !

え ?

まったく 四 代 目 が ➡

危惧 して いた とおり の こと が 起こ っち まう と は な 。

え ? 他の 班長 たち に も ➡

同じ ような こと が 起こった と みて まず 間違い ねえ 。

他の 班 もって …。 僕たち だけ じゃ なくて ➡

サスケ たち と か キバ たち と か ➡

みんな 取り残さ れちゃ った って こと ?

ああ 。 なか でも カカシ 班 は ➡

今ごろ もめて なきゃ いい んだ が …。

めん どくせ え やつ が いる から な 。

この ~ っ ! 待て ! ウスラトンカチ !

言った はずだ ! 俺 は 諦め ねえ !

でも どこ 行く つもり !?

そりゃ … わかん ねえ けど さ 。

お前 ほんとに 四 代 目 火影 の 息子 か ?

なんだ と !? 四 代 目 火影 が ➡

何も 手 を 打た ず に 送り出した と 思う か ?

えっ !? あの 時 ➡

火影 が 班長 たち に 特製 の クナイ を 渡す の を 見た 。

特製 クナイ ? ああ 。

時空 間 忍術 で 飛び回る とき 目印 に する やつ だ 。

その 目印 が あれば どこ に いて も すぐ 駆けつけ られる 。

時空 間 忍術 ?

口 寄せ の 術 は わかる な ?

おう ! あの 術 の 一種 だ と 思え 。

特製 クナイ が 目印 と なり ➡

どんなに 遠く に 離れて いよう と も ➡

一瞬にして クナイ の もと へ 飛ぶ こと が できる 。

今 は 四 代 目 火影 だけ が 使える 術 だ 。

そう か ~ や っぱ すげ え な 父ちゃん 。

待って ! あの ~ それ が ダメ みたい 。

え ?

え ~ それ って …。

さっき の 場所 に 落ちて た の 。

最悪の 状況 だ 。

リ ー の やつ も ガイ 先生 ガイ 先生 って ➡

大騒ぎ して る の が 目 に 見える ようだ ぜ 。

ガイ 先生 ! ガイ 先生 ! ガイ 先生 !

ガイ 先生 !! 待って リ ー !

冷静に なる んだ 。 そんな こと 僕 に は 無理です 。

あなた たち は ガイ 先生 の 命 より ➡

掟 が 大事な んです か ! 勘違い する な !

この ~ わからずや !!

う っ … ガイ せ ん せ い !

何 を する んです ! いい から 聞け !

ガイ が 行方 不明に なる 直前 地中 に 奇妙な チャクラ が 流れて いた 。

えっ 白 眼 で 見えて た んです か ?

ああ 。 今 は 消えて しまった が な 。

そこ で 他の 班 の 状況 も 確認 し たい 。

今 は 他の 班 と の 合流 が 最 優先 だ 。

そこ で キ ー と なる の が 紅 班 だ 。 どういう こと ?

( シカマル ) キバ の 嗅覚 ヒナタ の 白 眼 シノ の 奇 壊 蟲 。

やつ ら の 感知 能力 が あれば ➡

他の 3 班 の 現在 地 を 突きとめる の は 容易 。

それ に それぞれ の 班長 が 連れ 去ら れた ところ も ➡

突きとめる こと が できる かも しれ ねぇ 。

そう ね ヘタ に 動く より その ほう が 手っ取り早い かも 。

こういう とき は パニック と 思考 停止 が ➡

いちばん 厄介だ から な 。

全員 に 仕事 を つくる 。

だから 紅 班 と 合流 する まで ➡

待ち だ 。

チョウジ の やつ 昨日 焼き肉 食った な 。

キバ ! キバ 君 ! どう だ ?

おう アスマ 班 は あ っち の 方角 に いる 。

あいつ ら ピクリ と も 動か ねえ 。

俺 たち が 捜す の を わかって んだ 。

余裕 こ いて 休んで や がる ぜ 。

( シノ ) とにかく 一刻 も 早く シカマル と 合流 しよう 。

そして やつ の 考え を 他の 班 の 者 たち に 伝え ➡

意思 の 統一 を 図る 。 なぜなら ➡

考え なし で 突っ走る やつ に 心当たり が ある から だ 。

その ため に も 私 たち の 能力 が 必要に なって くる 。

そういう こと ! シカマル ご 自慢 の 頭脳 も ➡

俺 たち 次第 って こと よ ! ( 赤 丸 ) ワン !

ナッハハハッ ! ワ ~ ン ワンワンワン !

コ ー ス から 行く と 紅 班 は こっち に いる はずだ 。

おう !

チッ !

( 飛 段 ) すでに て め え は 俺 に 呪わ れた 。

は ぁ !?

儀式 の 準備 は できた 。

さあ 俺 と 一緒に ➡

最高の 痛 み を 味わおう ぜ !

何 だ ? こいつ 。

呪い と か 儀式 と か … 危 ねえ やつ だって ば よ 。

う っ 。

ゲホッ アハハ 。

う っ う ぅ …。

ナルト ! ナルト !

ハァ ハァ …。

いて えだ ろ ?

ムチャクチャ いて え から 覚悟 しろ よ 。

神 の 采配 だ !

おそれおののけ !

( いびき )

本気で 寝て る もん ね 。

( シカマル ) あいつ は ああ 見えて 寝起き は いい 。

それ に 体力 回復 に も なる しな 。

あんた は チョウジ に 甘い 。

フン いの は 世知辛い 。

やっ ぱそ の 手 は ある よ な 。

もう 2~3 手 先 だ と 思った が ➡

素直に 寝かし と いちゃ くれ ねえ か 。

( シカマル ) 来る ぞ 。

( 小南 ) 紙 手 裏 剣 。

( 長門 ) 風 遁 烈風 掌 。

《 クソ ! この 紙 吹雪 から 脱出 し ねえ と 》

チョウジ ! ブチ 破れる か !?

休養 十 分 !

倍 化 の 術 !

肉 弾 戦車 ! ゴロゴロゴロ …。

ゴロゴロゴロ …。

ゴロゴロゴロ …。 ( 弥彦 ) 水 遁 水 乱 波 !

あんた たち ね !

あんた たち が アスマ 先生 を さらった の ね ?

そう でしょ ! アスマ 先生 を 返せ !

誰 なんだ て め えら 。

う っ …。

俺 の 呪い から 逃げ られる と 思う な 。

忍 の 世界 は 呪わ れて んだ 。 諦め な !

う っ … ぐ っ …。

皆様 お 変わり ございませ ん か ?

美 空 ひばり です 。

今日 も 皆さん に 喜んで いただける 歌 を ➡

選んだ つもりです 。

どうぞ 最後 まで ご ゆっくり ご 覧 ください 。

今回 の オ ー プニング を 飾る の は ➡

美 空 ひばり さん が 一 人 二 役 で 主演 を 務め ➡

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NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 433 - 出撃 ・ 探索 任務 ||しっぷう|つたい|しーずん|しゅつげき|たんさく|にんむ Naruto Shippuden - Season 20 - 433 - Sortie/Search Mission 火影忍者疾风传 - 第 20 季 - 433 - 出击/探索任务

( 綱 手 ) これ は まさか …。 つな|て|||

( ヒルゼン ) なんたる こと じゃ 。

< 綱 手 : その 年 ➡ つな|て||とし

下 忍 に なった ばかり の 若い 忍 たち は ➡ した|おし|||||わかい|おし||

里 の 上 忍 たち が 消息 を 絶って しまった 村 へ と ➡ さと||うえ|おし|||しょうそく||たって||むら||

向かって いた 。 むかって|

その 中 に 予言 の 子 ナルト の 姿 も あった > |なか||よげん||こ|||すがた||

( ミナト ) 何 が あった ん だい ? |なん||||

知っている こと が あったら なんでも いい 話して ほしい 。 しっている||||||はなして|

( イロハ ) すみません イズモ さん コテツ さん が ➡

突然 消えて しまった ので ➡ とつぜん|きえて||

逃げて くる の が 精いっぱい で 。 にげて||||せいいっぱい|

正直 どう やって ➡ しょうじき||

戻って きた の か さえ 記憶 が なくて 。 もどって|||||きおく||

( ミナト ) そうだ ね つらい 思い を さ せて しまった ね 。 |そう だ|||おもい|||||

ささいな こと でも かまわ ない 。

もし 何 か 思い出したら 教えて ほしい 。 |なん||おもいだしたら|おしえて|

アゲハ … アゲハ 蝶 。 ||ちょう

( 綱 手 ) おそらく シノビアゲハ の こと だろう 。 つな|て|||||

今 の 季節 あの 里 の 近く の 森 なら 珍しく は ない 。 いま||きせつ||さと||ちかく||しげる||めずらしく||

その 蝶 に 何 か 毒性 は …。 |ちょう||なん||どくせい|

いや その 鱗粉 に は チャクラ の 流れ を 促す 効果 が あり ➡ ||りんぷん|||||ながれ||うながす|こうか||

兵糧 丸 の 材料 に も 用い られる ほど だ 。 ひょうろう|まる||ざいりょう|||もちい|||

《 イズモ と コテツ が 手 も なく やられる と は 思え ない のだ が …》 ||||て||||||おもえ|||

だいたい 揃った ようだ ね 。 |そろった||

( シカマル ) まだ 第 七 班 が …。 ||だい|なな|はん|

( カカシ ) 第 七 班 遅く なり ました 。 |だい|なな|はん|おそく||

これ で 全員 だ ね 。 早速 だ けど 次の 任務 を 説明 しよう 。 ||ぜんいん|||さっそく|||つぎの|にんむ||せつめい|

( ナルト ) 迷い 猫 探し と か じゃ なくて もっと 派手な 任務 が やりて え な 。 |まよい|ねこ|さがし||||||はでな|にんむ||||

( 咳払い ) せきばらい

今度 の は 重要 任務 だ よ 。 こんど|||じゅうよう|にんむ||

ハハッ !

密 命 を おびて 村 へ おもむいた 三 班 の 忍 が ➡ みつ|いのち|||むら|||みっ|はん||おし|

皆 一斉に 消息 を たって しまった 。 みな|いっせいに|しょうそく|||

諸君 の 任務 は 行方 不明 者 の 探索 だ 。 しょくん||にんむ||ゆくえ|ふめい|もの||たんさく|

ウッヒョ ~!

ただし 発見 し しだい 木 ノ 葉 隠れ へ の 連絡 を 取る ように 。 |はっけん|||き||は|かくれ|||れんらく||とる|よう に

勝手な 救出 活動 は 禁じる 。 かってな|きゅうしゅつ|かつどう||きんじる

なんで ?

( ため息 ) ためいき

選ば れた メンバ ー を 見りゃ ➡ えらば|||||みりゃ

おのずから その 答え は わかり そうな もん だろう 。 ||こたえ|||そう な||

それ は 俺 たち が 才能 に 満ち 溢れた エリ ー ト 忍者 だ から か ? ||おれ|||さいのう||みち|あふれた||||にんじゃ|||

行方 不明に なった 忍 たち は ほとんど 手練 の 上 忍 たち 。 ゆくえ|ふめいに||おし||||てだれ||うえ|おし|

ところが 里 へ 戻る こと が できた の は 下 忍 1 人 だ 。 |さと||もどる||||||した|おし|じん|

推測 さ れる の は 経験 と か 年齢 が ➡ すいそく|||||けいけん|||ねんれい|

関係 して いる かも しれ ない って こと だ 。 かんけい||||||||

う ~ ん … と いう と ?

つまり 俺 たち が 下 忍 に なった ばっ か の ➡ |おれ|||した|おし|||||

下っ端 だ から 選ば れた の さ 。 したっぱ|||えらば|||

ま ぁ そう も 言える ね 。 ||||いえる|

え ~ そう な の か 。

《 ナルト … きっと キミ なら …》

みんな 止まれ ! |とどまれ

何 だ ? 何 だ ? なん||なん|

目的 の 村 は もう 少し 先 だろう ? もくてき||むら|||すこし|さき|

( サスケ ) あれ だ 。 ん ?

あれ は …。 ( サクラ ) シノビアゲハ ?

よ ~ し 俺 が と っ 捕まえて やる ! ||おれ||||つかまえて|

あっ こら ! その 必要 は ない けど ね 。 |||ひつよう||||

連れ戻す 。 そう な の ? つれもどす|||

も ~。 やれやれ …。

はっ !

八 卦盤 掌 。 やっ|けばん|てのひら

《 これ は …》

う う …。

ハァ ハァ …。

( 物音 ) ものおと

♪♪~

カカシ 先生 !? |せんせい

ナルト ! すぐ 戻れ 。 あ ~! ||もどれ|

も ~ 何 な んだ よ ! 今 捕まえる とこ だった のに ! |なん||||いま|つかまえる|||

任務 中 だ 。 勝手に 動く な 。 なんだ と ! にんむ|なか||かってに|うごく|||

お前 に 命令 さ れる 筋合い は ねえ ! おまえ||めいれい|||すじあい||

ああ !? 命令 じゃ ない 。 |めいれい||

忍 らしく しろ と 言って る だけ だ ! おし||||いって|||

1 人 の 勝手な 行動 が 仲間 を …。 じん||かってな|こうどう||なかま|

( サクラ ) サスケ 君 ! カカシ 先生 が 大変 ! ||きみ||せんせい||たいへん

どうした ? カカシ 先生 が …。 ||せんせい|

気づいた とき に は もう …。 きづいた||||

地中 に 引きずり込ま れた か …。 そんな ! ちちゅう||ひきずりこま|||

( アスマ ) これ は … う っ …。

う う …。

( 物音 ) ものおと

アスマ !?

クソッ ! やられた …。

( チョウジ ) 何 ? どう なっちゃ った の ? |なん||||

( いの ) アスマ 先生 は どこ ? いや … わから ねえ 。 ||せんせい|||||

《 ヒナタ : これ は … この 感じ は チャクラ !?》 ||||かんじ||

( 赤 丸 の 吠え 声 ) あか|まる||ほえ|こえ

( キバ ) 何 が あった んだ ? 赤 丸 ! |なん||||あか|まる

( シノ ) 赤 丸 が 鳴いた の は 何 か あった から で は ない 。 |あか|まる||ないた|||なん||||||

むしろ 紅 先生 の あるべき 姿 が なくなった から だ 。 |くれない|せんせい|||すがた||||

( 吠え 声 ) ほえ|こえ

《 ネジ : なんだ これ は …。

白 眼 !》 しろ|がん

( ネジ ) 地面 の 下 に チャクラ の 流れ が …。 |じめん||した||||ながれ|

いったい どこ から …。

( テンテン ) ネジ ! どこ へ !? 調べ たい こと が ある ! ||||しらべ||||

ガイ と 一緒に いて くれ 。 ||いっしょに||

( ガイ ) う ぐ っ …。 ( リ ー ) ガイ 先生 ! |||||||せんせい

胸 が 苦しい んです か !? むね||くるしい|ん です|

何の これ しき … 根性 で ! なんの|||こんじょう|

う っ ! ガイ 先生 ! |||せんせい

無理 しちゃ ダメ です ! むり|||

今 冷たい 水 を くんで き ます ! いま|つめたい|すい||||

テンテン ガイ 先生 を 頼み ました よ 。 ええ 。 ||せんせい||たのみ|||

( 悲鳴 ) ひめい

何 が あった 。 なん||

ガイ 先生 の 具合 が 悪く なって 。 |せんせい||ぐあい||わるく|

ガイ 先生 は !? |せんせい|

黒い ツタ の ような もの が 生えて きて …。 くろい||||||はえて|

ガイ 先生 に 巻きついて 地面 の 中 へ …。 |せんせい||まきついて|じめん||なか|

( リ ー ) なんで すって !?

《 チャクラ の 流れ が 消えて いる …》 ||ながれ||きえて|

お ~ い 。

おそらく カカシ は 敵 の 手 に 落ちた 。 |||てき||て||おちた

私 たち いったい どう すれば …。 わたくし||||

そんな の 決まって んだ ろ ! なんと して も 捜しだして ➡ ||きまって||||||さがしだして

連れ戻す って ば よ ! った く …。 つれもどす|||||

ぜ って ぇ 諦め ねえ !! |||あきらめ|

( 鳥 の 鳴き声 ) ちょう||なきごえ

どう する の よ … ねぇ 。

ねぇ どう なっちゃ う の よ 。

とりあえず 他の 班 と 連絡 取って ➡ |たの|はん||れんらく|とって

その あと 火影 様 の 命令 どおり ➡ ||ほかげ|さま||めいれい|

木 ノ 葉 隠れ の 里 へ 連絡 し なきゃ 。 だ ろ ? き||は|かくれ||さと||れんらく||||

うん 。

待てよ 動く な ! まてよ|うごく|

え ?

まったく 四 代 目 が ➡ |よっ|だい|め|

危惧 して いた とおり の こと が 起こ っち まう と は な 。 きぐ|||||||おこ|||||

え ? 他の 班長 たち に も ➡ |たの|はんちょう|||

同じ ような こと が 起こった と みて まず 間違い ねえ 。 おなじ||||おこった||||まちがい|

他の 班 もって …。 僕たち だけ じゃ なくて ➡ たの|はん||ぼくたち|||

サスケ たち と か キバ たち と か ➡

みんな 取り残さ れちゃ った って こと ? |とりのこさ||||

ああ 。 なか でも カカシ 班 は ➡ ||||はん|

今ごろ もめて なきゃ いい んだ が …。 いまごろ|||||

めん どくせ え やつ が いる から な 。

この ~ っ ! 待て ! ウスラトンカチ ! ||まて|

言った はずだ ! 俺 は 諦め ねえ ! いった||おれ||あきらめ|

でも どこ 行く つもり !? ||いく|

そりゃ … わかん ねえ けど さ 。

お前 ほんとに 四 代 目 火影 の 息子 か ? おまえ||よっ|だい|め|ほかげ||むすこ|

なんだ と !? 四 代 目 火影 が ➡ ||よっ|だい|め|ほかげ|

何も 手 を 打た ず に 送り出した と 思う か ? なにも|て||うた|||おくりだした||おもう|

えっ !? あの 時 ➡ ||じ

火影 が 班長 たち に 特製 の クナイ を 渡す の を 見た 。 ほかげ||はんちょう|||とくせい||||わたす|||みた

特製 クナイ ? ああ 。 とくせい||

時空 間 忍術 で 飛び回る とき 目印 に する やつ だ 。 じくう|あいだ|にんじゅつ||とびまわる||めじるし||||

その 目印 が あれば どこ に いて も すぐ 駆けつけ られる 。 |めじるし||||||||かけつけ|

時空 間 忍術 ? じくう|あいだ|にんじゅつ

口 寄せ の 術 は わかる な ? くち|よせ||じゅつ|||

おう ! あの 術 の 一種 だ と 思え 。 ||じゅつ||いっしゅ|||おもえ

特製 クナイ が 目印 と なり ➡ とくせい|||めじるし||

どんなに 遠く に 離れて いよう と も ➡ |とおく||はなれて|||

一瞬にして クナイ の もと へ 飛ぶ こと が できる 。 いっしゅんにして|||||とぶ|||

今 は 四 代 目 火影 だけ が 使える 術 だ 。 いま||よっ|だい|め|ほかげ|||つかえる|じゅつ|

そう か ~ や っぱ すげ え な 父ちゃん 。 |||||||とうちゃん

待って ! あの ~ それ が ダメ みたい 。 まって|||||

え ?

え ~ それ って …。

さっき の 場所 に 落ちて た の 。 ||ばしょ||おちて||

最悪の 状況 だ 。 さいあくの|じょうきょう|

リ ー の やつ も ガイ 先生 ガイ 先生 って ➡ ||||||せんせい||せんせい|

大騒ぎ して る の が 目 に 見える ようだ ぜ 。 おおさわぎ|||||め||みえる||

ガイ 先生 ! ガイ 先生 ! ガイ 先生 ! |せんせい||せんせい||せんせい

ガイ 先生 !! 待って リ ー ! |せんせい|まって||

冷静に なる んだ 。 そんな こと 僕 に は 無理です 。 れいせいに|||||ぼく|||むり です

あなた たち は ガイ 先生 の 命 より ➡ ||||せんせい||いのち|

掟 が 大事な んです か ! 勘違い する な ! おきて||だいじな|ん です||かんちがい||

この ~ わからずや !!

う っ … ガイ せ ん せ い !

何 を する んです ! いい から 聞け ! なん|||ん です|||きけ

ガイ が 行方 不明に なる 直前 地中 に 奇妙な チャクラ が 流れて いた 。 ||ゆくえ|ふめいに||ちょくぜん|ちちゅう||きみょうな|||ながれて|

えっ 白 眼 で 見えて た んです か ? |しろ|がん||みえて||ん です|

ああ 。 今 は 消えて しまった が な 。 |いま||きえて|||

そこ で 他の 班 の 状況 も 確認 し たい 。 ||たの|はん||じょうきょう||かくにん||

今 は 他の 班 と の 合流 が 最 優先 だ 。 いま||たの|はん|||ごうりゅう||さい|ゆうせん|

そこ で キ ー と なる の が 紅 班 だ 。 どういう こと ? ||||||||くれない|はん|||

( シカマル ) キバ の 嗅覚 ヒナタ の 白 眼 シノ の 奇 壊 蟲 。 |||きゅうかく|||しろ|がん|||き|こわ|むし

やつ ら の 感知 能力 が あれば ➡ |||かんち|のうりょく||

他の 3 班 の 現在 地 を 突きとめる の は 容易 。 たの|はん||げんざい|ち||つきとめる|||ようい

それ に それぞれ の 班長 が 連れ 去ら れた ところ も ➡ ||||はんちょう||つれ|さら|||

突きとめる こと が できる かも しれ ねぇ 。 つきとめる||||||

そう ね ヘタ に 動く より その ほう が 手っ取り早い かも 。 ||||うごく|||||てっとりばやい|

こういう とき は パニック と 思考 停止 が ➡ |||||しこう|ていし|

いちばん 厄介だ から な 。 |やっかいだ||

全員 に 仕事 を つくる 。 ぜんいん||しごと||

だから 紅 班 と 合流 する まで ➡ |くれない|はん||ごうりゅう||

待ち だ 。 まち|

チョウジ の やつ 昨日 焼き肉 食った な 。 |||きのう|やきにく|くった|

キバ ! キバ 君 ! どう だ ? ||きみ||

おう アスマ 班 は あ っち の 方角 に いる 。 ||はん|||||ほうがく||

あいつ ら ピクリ と も 動か ねえ 。 |||||うごか|

俺 たち が 捜す の を わかって んだ 。 おれ|||さがす||||

余裕 こ いて 休んで や がる ぜ 。 よゆう|||やすんで|||

( シノ ) とにかく 一刻 も 早く シカマル と 合流 しよう 。 ||いっこく||はやく|||ごうりゅう|

そして やつ の 考え を 他の 班 の 者 たち に 伝え ➡ |||かんがえ||たの|はん||もの|||つたえ

意思 の 統一 を 図る 。 なぜなら ➡ いし||とういつ||はかる|

考え なし で 突っ走る やつ に 心当たり が ある から だ 。 かんがえ|||つっぱしる|||こころあたり||||

その ため に も 私 たち の 能力 が 必要に なって くる 。 ||||わたくし|||のうりょく||ひつよう に||

そういう こと ! シカマル ご 自慢 の 頭脳 も ➡ ||||じまん||ずのう|

俺 たち 次第 って こと よ ! ( 赤 丸 ) ワン ! おれ||しだい||||あか|まる|

ナッハハハッ ! ワ ~ ン ワンワンワン !

コ ー ス から 行く と 紅 班 は こっち に いる はずだ 。 ||||いく||くれない|はん|||||

おう !

チッ !

( 飛 段 ) すでに て め え は 俺 に 呪わ れた 。 と|だん||||||おれ||のろわ|

は ぁ !?

儀式 の 準備 は できた 。 ぎしき||じゅんび||

さあ 俺 と 一緒に ➡ |おれ||いっしょに

最高の 痛 み を 味わおう ぜ ! さいこうの|つう|||あじわおう|

何 だ ? こいつ 。 なん||

呪い と か 儀式 と か … 危 ねえ やつ だって ば よ 。 まじない|||ぎしき|||き|||||

う っ 。

ゲホッ アハハ 。

う っ う ぅ …。

ナルト ! ナルト !

ハァ ハァ …。

いて えだ ろ ?

ムチャクチャ いて え から 覚悟 しろ よ 。 ||||かくご||

神 の 采配 だ ! かみ||さいはい|

おそれおののけ !

( いびき )

本気で 寝て る もん ね 。 ほんきで|ねて|||

( シカマル ) あいつ は ああ 見えて 寝起き は いい 。 ||||みえて|ねおき||

それ に 体力 回復 に も なる しな 。 ||たいりょく|かいふく||||

あんた は チョウジ に 甘い 。 ||||あまい

フン いの は 世知辛い 。 |||せちがらい

やっ ぱそ の 手 は ある よ な 。 |||て||||

もう 2~3 手 先 だ と 思った が ➡ |て|さき|||おもった|

素直に 寝かし と いちゃ くれ ねえ か 。 すなおに|ねかし|||||

( シカマル ) 来る ぞ 。 |くる|

( 小南 ) 紙 手 裏 剣 。 こみなみ|かみ|て|うら|けん

( 長門 ) 風 遁 烈風 掌 。 ながと|かぜ|とん|れっぷう|てのひら

《 クソ ! この 紙 吹雪 から 脱出 し ねえ と 》 ||かみ|ふぶき||だっしゅつ|||

チョウジ ! ブチ 破れる か !? ||やぶれる|

休養 十 分 ! きゅうよう|じゅう|ぶん

倍 化 の 術 ! ばい|か||じゅつ

肉 弾 戦車 ! ゴロゴロゴロ …。 にく|たま|せんしゃ|

ゴロゴロゴロ …。

ゴロゴロゴロ …。 ( 弥彦 ) 水 遁 水 乱 波 ! |やひこ|すい|とん|すい|らん|なみ

あんた たち ね !

あんた たち が アスマ 先生 を さらった の ね ? ||||せんせい||||

そう でしょ ! アスマ 先生 を 返せ ! |||せんせい||かえせ

誰 なんだ て め えら 。 だれ||||

う っ …。

俺 の 呪い から 逃げ られる と 思う な 。 おれ||まじない||にげ|||おもう|

忍 の 世界 は 呪わ れて んだ 。 諦め な ! おし||せかい||のろわ|||あきらめ|

う っ … ぐ っ …。

皆様 お 変わり ございませ ん か ? みなさま||かわり|||

美 空 ひばり です 。 び|から||

今日 も 皆さん に 喜んで いただける 歌 を ➡ きょう||みなさん||よろこんで||うた|

選んだ つもりです 。 えらんだ|つもり です

どうぞ 最後 まで ご ゆっくり ご 覧 ください 。 |さいご|||||み|

今回 の オ ー プニング を 飾る の は ➡ こんかい||||||かざる||

美 空 ひばり さん が 一 人 二 役 で 主演 を 務め ➡ び|から||||ひと|じん|ふた|やく||しゅえん||つとめ