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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン20 - 462 - 造られた過去

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 462 - 造られた 過去

(( ハゴロモ : どうやら 仙力 を 習得 できた ようだ な 。

( ガマ 丸 ) これ なら カグヤ に 対抗 できる かも しれ ぬ 。 うん ?

連絡 蝦蟇 ?

ケロケロケロ ケロ ! ケロケロ ケロケロ !

なん じゃ と ? どうした ?

カグヤ が 里 に 戻り ハムラ と 連絡 が 取れ なく なった そうじゃ 。

それでは …。 うむ 。

我々 の 企み は 露見 した と 思って いい じゃ ろう 。

対決 の とき が きた ようだ な 。

みんな すまない 。

じゃ が この 地 を 救う に は それ しか 方法 は ない んじゃ 。

ここ で いい ここ から は 危険だ 。

お前 も どこ か に 隠れて いろ 。

うむ お前 と カグヤ が 戦う こと に なる なら …。

それ が どれほど の 規模 に なる の か は →

わし に も 想像 が つか ん 。

兄弟 これ を 渡して おく 。

ん ? なんだ この 札 は 。

( ガマ 丸 ) フフ すごい 力 を 感じる じゃ ろ 。

それ は 蝦蟇 の 国 に 伝わる お 宝 じゃ 。

門外 不出 じゃ が この 戦い に は →

蝦蟇 の 国 の 未来 も かかって いる ので な 。

その 札 に は 仙力 が 詰め込ま れて おる 。

先人 たち が 命がけ で 作った 札 じゃ 。

どうしても 仙力 の 補充 が 間に合わ なかった とき に 使え 。

一 度 きり じゃ が 瀕死 の 状態 から でも 回復 できる 。

恩 に 着る 。

無事 を 祈る ぞ 兄弟 。

母上 。

( カグヤ ) ハゴロモ お前たち は 掟 を 破り あの 山 に 行き ました ね ?

隠し事 は ムダ です 。

わら わに は お前たち の 心 が 読める 。

ならば なぜ 私 が 母上 に 怒って いる の かも ご存じ です ね ?

( カグヤ ) あの 娘 を 愛して いた のだ な 。

彼女 だけ じゃ ない この 地 の 人々 みんな を 。

それ が 私 の 愛 です 母上 。

私 は かつて 母上 が 何 を した の かも 知った 。

なぜ あのような 恐ろしい こと を する のです ?

お前たち は 知ら ぬ のだ や つら の 恐ろし さ を 。

その ため の 兵 が 必要だ 。

あれ が 兵 ? 母上 。

あなた は いったい 何者 な のです ?

どこ から やってきた のです ?

わらわ が やってきた の は →

ここ から はるか 遠い 空 。

お前たち に は 決して ゆけ ぬ 場所 だ 。

そこ から やがて わらわ の 迎え が やってくる 。

愛 など 通用 し ない 通じる の は 力 のみ の 連中 だ 。

だからと言って …。

母上 も かつて 愛 を 信じた はずです 。

だからこそ 私 たち は ここ に いる 。

( カグヤ ) だが その 思い も 裏切ら れた ))

(( アイノ : カグヤ 様 !? 力 が …。

カグヤ 様 の お腹 に は …。

アイノ !))

(( そして 今 わらわ は →

命 を かけて 力 を 分け 与えた お前 に も →

裏切ら れよう と して いる 。

母上 今一 度 愛 の 力 を …。

神 樹 の しきたり を やめて ください !

やめ ぬ 。 母上 !

お前たち を 守った こと そして ここ まで 育てて きた こと 。

すべて は ムダ だった ようだ 。

しょせん お前たち と わらわ で は わかり 合え ぬ 。

ならば ハゴロモ →

その 力 わらわ に 返して もらう 。

ハムラ !

母上 ハムラ に 何 を !?

ハゴロモ お前 の 言う 愛 が 本当 なら →

お前 に ハムラ は 倒せ まい 。

くっ !

目 を 覚ませ ハムラ 。

お前 の 敵 は 私 で は ない 。

ん ~ ハムラ を 人質 に 取ら れて おった か 。

( ガマ 丸 ) うむ … このまま 攻撃 を 受け 続ければ →

いくら ハゴロモ と いえ ど 。

何 を する つもりじゃ ?

許せ ハムラ 。

( ハムラ ) 兄 者 …。

俺 は …。

お前 は 母上 に 操ら れて いた んだ 。

ハハッ トジ 踏んだ な 。

しゃべる な 。 今 傷 を 治して やる 。

ハハッ まったく 。

蝦蟇 の 秘 宝 を そんなふうに 使う と は のう 。

あ … 傷 が ふさがって る 。

何 を した んだ 兄 者 ?

もし 生き残れた なら ガマ 丸 に 礼 を 言え 。

ハゴロモ ハムラ 。

( ハゴロモ ) 母上 …。

感謝 し ます 。

万華鏡 写 輪 眼 と 輪廻 眼 を 開眼 さ せて くれて 。

( 地響き )

ムムッ 。

なんだ ?

兄 者 あれ を 見ろ !

♪♪~

いったい 何 が ? 膨大な 力 を 感じる 。

( 十 尾 ) グォ ~!))

( ゼツ ) こうして ハゴロモ と ハムラ →

そして 母 カグヤ の 戦い が 始まった のだ 。

だが 本当の 戦い は ここ から だった 。

母 に は 神 樹 の 力 が あった 。

神 樹 は 母 を 守る ため に 十 尾 と なった 。

十 尾 の 正体 は 神 樹 だけ で は ない 。 母 自身 で も ある 。

チャクラ の 実 を 取り返そう と して いた 神 樹 の 化身 で は なく →

2 人 の 子供 たち に 分散 した チャクラ を 取り戻そう と した →

母 の 意志 だった 。

♪♪~

( ゼツ ) 母 と ハゴロモ たち の 激しい 戦い は 数 か月 に わたり 続いた 。

その 戦い は 地上 に 甚大な 被害 を 与えた 。

そして ついに 決着 の 時 は 来た 。

( ゼツ ) ハゴロモ と ハムラ の 力 が 母 の 力 を 凌 駕 した のだ 。

(( グッ …。 今 だ 兄 者 !

地 爆天 星 !))

♪♪~

( ゼツ ) 母 は 最後 の 力 を 振り絞り →

封印 の まぎわ に この 俺 を 産み 落とした 。

( ナルト ) お前 が こいつ から !?

( ゼツ ) これ は ハゴロモ さえ 知ら ぬ 真実だ 。

そして 母 の 復活 の ため 俺 が 動いて いた こと も 。

♪♪~

(( ハゴロモ : 十 尾 は 9 つ の 魂 に 分けた 。

♪♪~

( ハムラ ) こうして みる と みんな かわいい もん だ な 。

( ガマ 丸 ) それ を どう する つもりじゃ ?

この 尾 獣 たち は 私 が 世話 を しよう 。

人 を 信じて 協力 する ように 育てる 。 ( ガマ 丸 ) うむ 。

兄 者 … 俺 は 母上 と 一緒に いよう と 思う 。

ハムラ …。

洗脳 さ れた とき 母上 の 意識 が 俺 の 中 に あった 。

その 心 を 感じた んだ 。

母上 は ずっと 脅えて いた 。

そして 俺 たち を 守る ため に 母上 は 母上 なり の 思い が あった 。

か弱い 女性 の 1 人 な んだ と 思った よ 。

俺 は 結局 母上 が 好きな んだ な 。

ハムラ … お前 心 の 優しい やつ だ な 。

兄 者 … 俺 は ずっと 空 から 兄 者 の 作る 世界 を 見守って る よ 。

たまに は 遊び に 来い 。 そんな 遠い 場所 じゃ ない 。

そう する よ 。 達者で ね ))

( ゼツ ) 母 と ハゴロモ たち 兄弟 の 戦い は こうして 終わった 。

だが 残さ れた 俺 に は なんの 力 も なかった 。

だからこそ 俺 は 闇 に ひそみ →

用心深く 母 が 復活 する ため の 策 を 練った 。

何も 知ら ぬ ハゴロモ は →

その 頃 インドラ と アシュラ →

そして 忍 宗 と いう バカ げた もの まで 作った 。

やがて ハゴロモ の 命 は 尽き →

死 の まぎわ に 尾 獣 たち を この 世界 の 各地 に 散らした 。

母 の 復活 に 必要な もの は 2 つ 。

神 樹 と 輪廻 眼 に よる 無限 月 読 だ 。

しかし 輪廻 眼 に 必要な ハゴロモ の チャクラ は インドラ と アシュラ に …。

そして 十 尾 と なる 尾 獣 たち は →

世界 の 各地 に 散らばって しまった 。

母 の 復活 に は それ ら を すべて 集め 直さ なければ なら ない 。

俺 に は 途方 も ない 時間 が 必要だった 。

俺 は まず ハゴロモ の チャクラ を 集め 直す ため →

跡 目 争い に 負けた インドラ を 利用 する こと に した 。

インドラ を そそのかし その あと は インドラ の 子孫 うち は 一族 を →

俺 の 物語 の キャスト に 決めた 。

ハゴロモ が 書いた 駄作 の 脚本 を 俺 が 少々 修正 したり して な …。

( サスケ ) まさか …。

( ゼツ ) そう ハゴロモ の 残した 石碑 だ 。 書き換え させて もらった よ 。

無限 月 読 こそ が うち は の 救わ れる 道 である と 。

そう と も 知ら ず に まんまと うまく 演じて くれた よ 。

お前たち うち は は …。 貴 様 !

( ゼツ ) インドラ と うち は 。

アシュラ と 千手 。

互いに 争い 力 を 求める 流れ は できた 。

それ から 何度 と なく 両 一族 の インドラ と アシュラ の 魂 が →

転生 した 者 たち に アプロ ー チ し 輪廻 眼 の 発現 を 試みた が →

失敗 の 連続 だった 。

それ だけ で すでに 千 年 以上 の 時 が 流れて いた 。

だが 転生 者 が うち は マダラ と 千手 柱 間 に なった とき 確信 した 。

マダラ なら それ が できる と 。

それ が 母 の 復活 の 第 一 歩 だ と 。

だが …。

( ゼツ ) うち は マダラ は 千手 柱 間 に 敗れて しまった 。

すべて は 振り出し に 戻った か に 思えた 。

しかし 運 は 俺 を 見捨てて は い なかった 。

マダラ の 死体 は 忍 に とって 宝 の 山 と 同じだ 。

写 輪 眼 の 謎 を 研究 して いた 扉 間 は 死体 を 処分 する の を やめ →

木 ノ 葉 の 山 の 奥深く へ マダラ を 隠した 。

マダラ は バカ で は なかった 。

千手 と の 戦い に 敗れて も →

扉 間 は 自分 の 遺体 を 処分 し ない こと を 見越して →

自ら に 術 を かけて いた 。

万華鏡 写 輪 眼 は 時間 差 で 術 を 目 に 仕込む こと が できる 。

サスケ イタチ が お前 に 時間 差 で 天 照 を 仕込んだ とき と 同じだ 。

マダラ は 右 目 に イザナギ を 仕込んで いた 。

右 目 を 犠牲 に 現実 を 書き換え 復活 し →

影 分身 を 死体 に 見せかけた 。

柱 間 から 食いちぎった 肉 を 吐き 戻し →

それ を 己 の 傷口 に 移植 した のだ 。

その後 マダラ は ついに 輪廻 眼 を 開眼 し →

外 道 魔 像 を 口 寄せ した 。

更に 柱 間 の 肉 を 魔 像 で 培養 し →

生きながらえよう と した んだ 。

その とき に 偶発 的に できた 魔物 が 白 ゼツ 。

だが 本当 は かつて の 無限 月 読 に かけ られた 人々 を →

俺 が 魔 像 から 抽出 して 見せた だけ だ 。

「 相反する 2 つ は 作用 し 合い 森羅 万象 を 得る 」。

石碑 に 書か れた 言葉 どおり マダラ は 柱 間 へ の 執着 を 強固に した 。

俺 は うち は の 影 に 徹し →

マダラ から 生まれた ように 見せかけ オビト を 操り →

尾 獣 たち を 回収 する 計画 を 始めた 。

暁 を 結成 さ せ 戦争 へ と 導いた のだ 。

戦力 増強 の ため カブト に マダラ の 死体 を わざと 発見 さ せ →

更に マダラ の 死体 を 取り引き の カ ー ド に 利用 する よう 導き →

オビト に 協力 さ せた 。

そして この 戦争 で 計画 どおり 無限 月 読 が 発動 し →

散って いた 大量の 人間 の チャクラ を 集める こと で →

母 は 復活 した のだ 。

お前たち が 憎い 。

ハゴロモ ハムラ …。

お前たち は わらわ の もの 。

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NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 462 - 造られた 過去 ||しっぷう|つたい|しーずん|つくられた|かこ Naruto Shippuden - Season 20 - 462 - The Constructed Past 火影忍者疾風傳 - 第 20 季 - 462 - 創造的過去

(( ハゴロモ : どうやら 仙力 を 習得 できた ようだ な 。 ||せんちから||しゅうとく|||

( ガマ 丸 ) これ なら カグヤ に 対抗 できる かも しれ ぬ 。 うん ? |まる|||||たいこう|||||

連絡 蝦蟇 ? れんらく|がま

ケロケロケロ ケロ ! ケロケロ ケロケロ !

なん じゃ と ? どうした ?

カグヤ が 里 に 戻り ハムラ と 連絡 が 取れ なく なった そうじゃ 。 ||さと||もどり|||れんらく||とれ|||そう じゃ

それでは …。 うむ 。

我々 の 企み は 露見 した と 思って いい じゃ ろう 。 われわれ||たくらみ||ろけん|||おもって|||

対決 の とき が きた ようだ な 。 たいけつ||||||

みんな すまない 。

じゃ が この 地 を 救う に は それ しか 方法 は ない んじゃ 。 |||ち||すくう|||||ほうほう|||

ここ で いい ここ から は 危険だ 。 ||||||きけんだ

お前 も どこ か に 隠れて いろ 。 おまえ|||||かくれて|

うむ お前 と カグヤ が 戦う こと に なる なら …。 |おまえ||||たたかう||||

それ が どれほど の 規模 に なる の か は → ||||きぼ|||||

わし に も 想像 が つか ん 。 |||そうぞう|||

兄弟 これ を 渡して おく 。 きょうだい|||わたして|

ん ? なんだ この 札 は 。 |||さつ|

( ガマ 丸 ) フフ すごい 力 を 感じる じゃ ろ 。 |まる|||ちから||かんじる||

それ は 蝦蟇 の 国 に 伝わる お 宝 じゃ 。 ||がま||くに||つたわる||たから|

門外 不出 じゃ が この 戦い に は → もんがい|ふしゅつ||||たたかい||

蝦蟇 の 国 の 未来 も かかって いる ので な 。 がま||くに||みらい|||||

その 札 に は 仙力 が 詰め込ま れて おる 。 |さつ|||せんちから||つめこま||

先人 たち が 命がけ で 作った 札 じゃ 。 せんじん|||いのちがけ||つくった|さつ|

どうしても 仙力 の 補充 が 間に合わ なかった とき に 使え 。 |せんちから||ほじゅう||まにあわ||||つかえ

一 度 きり じゃ が 瀕死 の 状態 から でも 回復 できる 。 ひと|たび||||ひんし||じょうたい|||かいふく|

恩 に 着る 。 おん||きる

無事 を 祈る ぞ 兄弟 。 ぶじ||いのる||きょうだい

母上 。 ははうえ

( カグヤ ) ハゴロモ お前たち は 掟 を 破り あの 山 に 行き ました ね ? ||おまえたち||おきて||やぶり||やま||いき||

隠し事 は ムダ です 。 かくしごと|||

わら わに は お前たち の 心 が 読める 。 |||おまえたち||こころ||よめる

ならば なぜ 私 が 母上 に 怒って いる の かも ご存じ です ね ? ||わたくし||ははうえ||いかって||||ごぞんじ||

( カグヤ ) あの 娘 を 愛して いた のだ な 。 ||むすめ||あいして|||

彼女 だけ じゃ ない この 地 の 人々 みんな を 。 かのじょ|||||ち||ひとびと||

それ が 私 の 愛 です 母上 。 ||わたくし||あい||ははうえ

私 は かつて 母上 が 何 を した の かも 知った 。 わたくし|||ははうえ||なん|||||しった

なぜ あのような 恐ろしい こと を する のです ? ||おそろしい||||の です

お前たち は 知ら ぬ のだ や つら の 恐ろし さ を 。 おまえたち||しら||||||おそろし||

その ため の 兵 が 必要だ 。 |||つわもの||ひつようだ

あれ が 兵 ? 母上 。 ||つわもの|ははうえ

あなた は いったい 何者 な のです ? |||なにもの||の です

どこ から やってきた のです ? |||の です

わらわ が やってきた の は →

ここ から はるか 遠い 空 。 |||とおい|から

お前たち に は 決して ゆけ ぬ 場所 だ 。 おまえたち|||けっして|||ばしょ|

そこ から やがて わらわ の 迎え が やってくる 。 |||||むかえ||

愛 など 通用 し ない 通じる の は 力 のみ の 連中 だ 。 あい||つうよう|||つうじる|||ちから|||れんちゅう|

だからと言って …。 だからといって

母上 も かつて 愛 を 信じた はずです 。 ははうえ|||あい||しんじた|はず です

だからこそ 私 たち は ここ に いる 。 |わたくし|||||

( カグヤ ) だが その 思い も 裏切ら れた )) |||おもい||うらぎら|

(( アイノ : カグヤ 様 !? 力 が …。 ||さま|ちから|

カグヤ 様 の お腹 に は …。 |さま||おなか||

アイノ !))

(( そして 今 わらわ は → |いま||

命 を かけて 力 を 分け 与えた お前 に も → いのち|||ちから||わけ|あたえた|おまえ||

裏切ら れよう と して いる 。 うらぎら||||

母上 今一 度 愛 の 力 を …。 ははうえ|いまいち|たび|あい||ちから|

神 樹 の しきたり を やめて ください ! かみ|き|||||

やめ ぬ 。 母上 ! ||ははうえ

お前たち を 守った こと そして ここ まで 育てて きた こと 。 おまえたち||まもった|||||そだてて||

すべて は ムダ だった ようだ 。

しょせん お前たち と わらわ で は わかり 合え ぬ 。 |おまえたち||||||あえ|

ならば ハゴロモ →

その 力 わらわ に 返して もらう 。 |ちから|||かえして|

ハムラ !

母上 ハムラ に 何 を !? ははうえ|||なん|

ハゴロモ お前 の 言う 愛 が 本当 なら → |おまえ||いう|あい||ほんとう|

お前 に ハムラ は 倒せ まい 。 おまえ||||たおせ|

くっ !

目 を 覚ませ ハムラ 。 め||さませ|

お前 の 敵 は 私 で は ない 。 おまえ||てき||わたくし|||

ん ~ ハムラ を 人質 に 取ら れて おった か 。 |||ひとじち||とら|||

( ガマ 丸 ) うむ … このまま 攻撃 を 受け 続ければ → |まる|||こうげき||うけ|つづければ

いくら ハゴロモ と いえ ど 。

何 を する つもりじゃ ? なん|||

許せ ハムラ 。 ゆるせ|

( ハムラ ) 兄 者 …。 |あに|もの

俺 は …。 おれ|

お前 は 母上 に 操ら れて いた んだ 。 おまえ||ははうえ||あやつら|||

ハハッ トジ 踏んだ な 。 ||ふんだ|

しゃべる な 。 今 傷 を 治して やる 。 ||いま|きず||なおして|

ハハッ まったく 。

蝦蟇 の 秘 宝 を そんなふうに 使う と は のう 。 がま||ひ|たから|||つかう|||

あ … 傷 が ふさがって る 。 |きず|||

何 を した んだ 兄 者 ? なん||||あに|もの

もし 生き残れた なら ガマ 丸 に 礼 を 言え 。 |いきのこれた|||まる||れい||いえ

ハゴロモ ハムラ 。

( ハゴロモ ) 母上 …。 |ははうえ

感謝 し ます 。 かんしゃ||

万華鏡 写 輪 眼 と 輪廻 眼 を 開眼 さ せて くれて 。 まんげきょう|うつ|りん|がん||りんね|がん||かいげん|||

( 地響き ) じひびき

ムムッ 。

なんだ ?

兄 者 あれ を 見ろ ! あに|もの|||みろ

♪♪~

いったい 何 が ? 膨大な 力 を 感じる 。 |なん||ぼうだいな|ちから||かんじる

( 十 尾 ) グォ ~!)) じゅう|お|

( ゼツ ) こうして ハゴロモ と ハムラ →

そして 母 カグヤ の 戦い が 始まった のだ 。 |はは|||たたかい||はじまった|

だが 本当の 戦い は ここ から だった 。 |ほんとうの|たたかい||||

母 に は 神 樹 の 力 が あった 。 はは|||かみ|き||ちから||

神 樹 は 母 を 守る ため に 十 尾 と なった 。 かみ|き||はは||まもる|||じゅう|お||

十 尾 の 正体 は 神 樹 だけ で は ない 。 母 自身 で も ある 。 じゅう|お||しょうたい||かみ|き|||||はは|じしん|||

チャクラ の 実 を 取り返そう と して いた 神 樹 の 化身 で は なく → ||み||とりかえそう||||かみ|き||けしん|||

2 人 の 子供 たち に 分散 した チャクラ を 取り戻そう と した → じん||こども|||ぶんさん||||とりもどそう||

母 の 意志 だった 。 はは||いし|

♪♪~

( ゼツ ) 母 と ハゴロモ たち の 激しい 戦い は 数 か月 に わたり 続いた 。 |はは|||||はげしい|たたかい||すう|かげつ|||つづいた

その 戦い は 地上 に 甚大な 被害 を 与えた 。 |たたかい||ちじょう||じんだいな|ひがい||あたえた

そして ついに 決着 の 時 は 来た 。 ||けっちゃく||じ||きた

( ゼツ ) ハゴロモ と ハムラ の 力 が 母 の 力 を 凌 駕 した のだ 。 |||||ちから||はは||ちから||しの|が||

(( グッ …。 今 だ 兄 者 ! |いま||あに|もの

地 爆天 星 !)) ち|ばくてん|ほし

♪♪~

( ゼツ ) 母 は 最後 の 力 を 振り絞り → |はは||さいご||ちから||ふりしぼり

封印 の まぎわ に この 俺 を 産み 落とした 。 ふういん|||||おれ||うみ|おとした

( ナルト ) お前 が こいつ から !? |おまえ|||

( ゼツ ) これ は ハゴロモ さえ 知ら ぬ 真実だ 。 |||||しら||しんじつだ

そして 母 の 復活 の ため 俺 が 動いて いた こと も 。 |はは||ふっかつ|||おれ||うごいて|||

♪♪~

(( ハゴロモ : 十 尾 は 9 つ の 魂 に 分けた 。 |じゅう|お||||たましい||わけた

♪♪~

( ハムラ ) こうして みる と みんな かわいい もん だ な 。

( ガマ 丸 ) それ を どう する つもりじゃ ? |まる|||||

この 尾 獣 たち は 私 が 世話 を しよう 。 |お|けだもの|||わたくし||せわ||

人 を 信じて 協力 する ように 育てる 。 ( ガマ 丸 ) うむ 。 じん||しんじて|きょうりょく||よう に|そだてる||まる|

兄 者 … 俺 は 母上 と 一緒に いよう と 思う 。 あに|もの|おれ||ははうえ||いっしょに|||おもう

ハムラ …。

洗脳 さ れた とき 母上 の 意識 が 俺 の 中 に あった 。 せんのう||||ははうえ||いしき||おれ||なか||

その 心 を 感じた んだ 。 |こころ||かんじた|

母上 は ずっと 脅えて いた 。 ははうえ|||おびえて|

そして 俺 たち を 守る ため に 母上 は 母上 なり の 思い が あった 。 |おれ|||まもる|||ははうえ||ははうえ|||おもい||

か弱い 女性 の 1 人 な んだ と 思った よ 。 かよわい|じょせい||じん||||おもった|

俺 は 結局 母上 が 好きな んだ な 。 おれ||けっきょく|ははうえ||すきな||

ハムラ … お前 心 の 優しい やつ だ な 。 |おまえ|こころ||やさしい|||

兄 者 … 俺 は ずっと 空 から 兄 者 の 作る 世界 を 見守って る よ 。 あに|もの|おれ|||から||あに|もの||つくる|せかい||みまもって||

たまに は 遊び に 来い 。 そんな 遠い 場所 じゃ ない 。 ||あそび||こい||とおい|ばしょ||

そう する よ 。 達者で ね )) |||たっしゃで|

( ゼツ ) 母 と ハゴロモ たち 兄弟 の 戦い は こうして 終わった 。 |はは||||きょうだい||たたかい|||おわった

だが 残さ れた 俺 に は なんの 力 も なかった 。 |のこさ||おれ||||ちから||

だからこそ 俺 は 闇 に ひそみ → |おれ||やみ||

用心深く 母 が 復活 する ため の 策 を 練った 。 ようじんぶかく|はは||ふっかつ||||さく||ねった

何も 知ら ぬ ハゴロモ は → なにも|しら|||

その 頃 インドラ と アシュラ → |ころ|||

そして 忍 宗 と いう バカ げた もの まで 作った 。 |おし|はじめ|||||||つくった

やがて ハゴロモ の 命 は 尽き → |||いのち||つき

死 の まぎわ に 尾 獣 たち を この 世界 の 各地 に 散らした 。 し||||お|けだもの||||せかい||かくち||ちらした

母 の 復活 に 必要な もの は 2 つ 。 はは||ふっかつ||ひつような|||

神 樹 と 輪廻 眼 に よる 無限 月 読 だ 。 かみ|き||りんね|がん|||むげん|つき|よ|

しかし 輪廻 眼 に 必要な ハゴロモ の チャクラ は インドラ と アシュラ に …。 |りんね|がん||ひつような||||||||

そして 十 尾 と なる 尾 獣 たち は → |じゅう|お|||お|けだもの||

世界 の 各地 に 散らばって しまった 。 せかい||かくち||ちらばって|

母 の 復活 に は それ ら を すべて 集め 直さ なければ なら ない 。 はは||ふっかつ|||||||あつめ|なおさ|||

俺 に は 途方 も ない 時間 が 必要だった 。 おれ|||とほう|||じかん||ひつようだった

俺 は まず ハゴロモ の チャクラ を 集め 直す ため → おれ|||||||あつめ|なおす|

跡 目 争い に 負けた インドラ を 利用 する こと に した 。 あと|め|あらそい||まけた|||りよう||||

インドラ を そそのかし その あと は インドラ の 子孫 うち は 一族 を → ||||||||しそん|||いちぞく|

俺 の 物語 の キャスト に 決めた 。 おれ||ものがたり||||きめた

ハゴロモ が 書いた 駄作 の 脚本 を 俺 が 少々 修正 したり して な …。 ||かいた|ださく||きゃくほん||おれ||しょうしょう|しゅうせい|||

( サスケ ) まさか …。

( ゼツ ) そう ハゴロモ の 残した 石碑 だ 。 書き換え させて もらった よ 。 ||||のこした|せきひ||かきかえ|さ せて||

無限 月 読 こそ が うち は の 救わ れる 道 である と 。 むげん|つき|よ||||||すくわ||どう||

そう と も 知ら ず に まんまと うまく 演じて くれた よ 。 |||しら|||||えんじて||

お前たち うち は は …。 貴 様 ! おまえたち||||とうと|さま

( ゼツ ) インドラ と うち は 。

アシュラ と 千手 。 ||せんじゅ

互いに 争い 力 を 求める 流れ は できた 。 たがいに|あらそい|ちから||もとめる|ながれ||

それ から 何度 と なく 両 一族 の インドラ と アシュラ の 魂 が → ||なんど|||りょう|いちぞく||||||たましい|

転生 した 者 たち に アプロ ー チ し 輪廻 眼 の 発現 を 試みた が → てんせい||もの|||||||りんね|がん||はつげん||こころみた|

失敗 の 連続 だった 。 しっぱい||れんぞく|

それ だけ で すでに 千 年 以上 の 時 が 流れて いた 。 ||||せん|とし|いじょう||じ||ながれて|

だが 転生 者 が うち は マダラ と 千手 柱 間 に なった とき 確信 した 。 |てんせい|もの||||||せんじゅ|ちゅう|あいだ||||かくしん|

マダラ なら それ が できる と 。

それ が 母 の 復活 の 第 一 歩 だ と 。 ||はは||ふっかつ||だい|ひと|ふ||

だが …。

( ゼツ ) うち は マダラ は 千手 柱 間 に 敗れて しまった 。 |||||せんじゅ|ちゅう|あいだ||やぶれて|

すべて は 振り出し に 戻った か に 思えた 。 ||ふりだし||もどった|||おもえた

しかし 運 は 俺 を 見捨てて は い なかった 。 |うん||おれ||みすてて|||

マダラ の 死体 は 忍 に とって 宝 の 山 と 同じだ 。 ||したい||おし|||たから||やま||おなじだ

写 輪 眼 の 謎 を 研究 して いた 扉 間 は 死体 を 処分 する の を やめ → うつ|りん|がん||なぞ||けんきゅう|||とびら|あいだ||したい||しょぶん||||

木 ノ 葉 の 山 の 奥深く へ マダラ を 隠した 。 き||は||やま||おくふかく||||かくした

マダラ は バカ で は なかった 。

千手 と の 戦い に 敗れて も → せんじゅ|||たたかい||やぶれて|

扉 間 は 自分 の 遺体 を 処分 し ない こと を 見越して → とびら|あいだ||じぶん||いたい||しょぶん|||||みこして

自ら に 術 を かけて いた 。 おのずから||じゅつ|||

万華鏡 写 輪 眼 は 時間 差 で 術 を 目 に 仕込む こと が できる 。 まんげきょう|うつ|りん|がん||じかん|さ||じゅつ||め||しこむ|||

サスケ イタチ が お前 に 時間 差 で 天 照 を 仕込んだ とき と 同じだ 。 |||おまえ||じかん|さ||てん|あきら||しこんだ|||おなじだ

マダラ は 右 目 に イザナギ を 仕込んで いた 。 ||みぎ|め||||しこんで|

右 目 を 犠牲 に 現実 を 書き換え 復活 し → みぎ|め||ぎせい||げんじつ||かきかえ|ふっかつ|

影 分身 を 死体 に 見せかけた 。 かげ|ぶんしん||したい||みせかけた

柱 間 から 食いちぎった 肉 を 吐き 戻し → ちゅう|あいだ||くいちぎった|にく||はき|もどし

それ を 己 の 傷口 に 移植 した のだ 。 ||おのれ||きずぐち||いしょく||

その後 マダラ は ついに 輪廻 眼 を 開眼 し → そのご||||りんね|がん||かいげん|

外 道 魔 像 を 口 寄せ した 。 がい|どう|ま|ぞう||くち|よせ|

更に 柱 間 の 肉 を 魔 像 で 培養 し → さらに|ちゅう|あいだ||にく||ま|ぞう||ばいよう|

生きながらえよう と した んだ 。 いきながらえよう|||

その とき に 偶発 的に できた 魔物 が 白 ゼツ 。 |||ぐうはつ|てきに||まもの||しろ|

だが 本当 は かつて の 無限 月 読 に かけ られた 人々 を → |ほんとう||||むげん|つき|よ||||ひとびと|

俺 が 魔 像 から 抽出 して 見せた だけ だ 。 おれ||ま|ぞう||ちゅうしゅつ||みせた||

「 相反する 2 つ は 作用 し 合い 森羅 万象 を 得る 」。 あいはんする|||さよう||あい|しんら|ばんしょう||える

石碑 に 書か れた 言葉 どおり マダラ は 柱 間 へ の 執着 を 強固に した 。 せきひ||かか||ことば||||ちゅう|あいだ|||しゅうちゃく||きょうこに|

俺 は うち は の 影 に 徹し → おれ|||||かげ||てっし

マダラ から 生まれた ように 見せかけ オビト を 操り → ||うまれた|よう に|みせかけ|||あやつり

尾 獣 たち を 回収 する 計画 を 始めた 。 お|けだもの|||かいしゅう||けいかく||はじめた

暁 を 結成 さ せ 戦争 へ と 導いた のだ 。 あかつき||けっせい|||せんそう|||みちびいた|

戦力 増強 の ため カブト に マダラ の 死体 を わざと 発見 さ せ → せんりょく|ぞうきょう|||||||したい|||はっけん||

更に マダラ の 死体 を 取り引き の カ ー ド に 利用 する よう 導き → さらに|||したい||とりひき||||||りよう|||みちびき

オビト に 協力 さ せた 。 ||きょうりょく||

そして この 戦争 で 計画 どおり 無限 月 読 が 発動 し → ||せんそう||けいかく||むげん|つき|よ||はつどう|

散って いた 大量の 人間 の チャクラ を 集める こと で → ちって||たいりょうの|にんげん||||あつめる||

母 は 復活 した のだ 。 はは||ふっかつ||

お前たち が 憎い 。 おまえたち||にくい

ハゴロモ ハムラ …。

お前たち は わらわ の もの 。 おまえたち||||