NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 428 - テンテン の 居場所
( 鼻歌 )
( メンマ ) 母さん 出かけて くる 。
( クシナ ) え ? 食べて いき なさい よ 。 もう 作った んだ し 。
そう だ … アンタ また 父さん の 書類 勝手に 見た でしょう ?
興味 が ある の も わかる けど まだ 上 忍 で も ない んだ し 。
あっ …。
ん もう !
( テンテン ) さすが に 今日 は 迎え に 来 ない わ ね 。
(( だって キミ は そんな 人 じゃ ない でしょう !?))
なに あれ ? まるで こっち が 悪い みたいじゃ ない 。
ダメ ダメ ダメ !
ニセモノ ごとき に 気 を とら れる なんて →
この 世界 に 影響 さ れて る 証拠 かも 。
早く 私 の 世界 に 帰ら なきゃ 。
人 に きく の は どう か と 思う けど しかたない 。
ここ で 幻 術 に 詳しい 人 と いえば …。
( 紅 ) 珍しい わ ね 。
あの 聞き たい こと が あって 。
先生 幻 術 に ついて 詳しい です よ ね ?
あっ … 幻 術 !?
先生 ?
ええ その とおり よ ! 私 幻 術 は 使え ない けど →
あの 術 が 好きで 好きで !
えっ 使え ない の ?
だからこそ 憧れ が 乗じて いろいろ 資料 を 集めて る の 。
さ さっ 入って 入って !
すごい で すね 。
それ で 何 が 知り たい の ?
最も 美しい 術 ?
最も 壮大な 術 ?
それとも 最も 恐ろしい …。
マニアック な ほう に 行か ないで !
私 が 知り たい の は 解き 方 な んです 。
あら 残念 。
それ も 普通の 解 術 方法 じゃ 効か なくて →
仲間 の 支援 も 期待 でき ない とき …。
う ~ ん … それ は 難しい わ ね 。
あなた が 術 者 より 格 上 なら 可能 かも しれ ない けど 。
やっぱり …。
例えば 自分 の 体 を 思いっきり 傷つけたら ?
痛み で 術 が 解ける んじゃ …。
う ~ ん …。
それ は オススメ でき ない わ ね 。
幻 術 の 中 で 繰り返し 痛み を 与える 術 も ある し 。
その 場合 術 が 解ける どころ か →
ダメ ー ジ で 現実 世界 に 戻った 途端 廃 人 に なる こと も 。
そう です か …。
おじさん ゴマ 団子 大盛り で 。
うち は 普通の 団子 しか ない よ 。
じゃあ それ 大盛り で 持ってきて 。
ああ もう … これ 以上 どう しろ って いう の よ 。
他 に 方法 が 思いつか ない …。
なんだい ! 相変わらず 機 嫌悪 そうだ な 。
昨日 の 騒動 を 見て た んだ 。
アンタ 公園 で ケンカ して た 人 だ ろ ?
ああ …。
ど し たい ?
実は 格 上 の 忍 に かけ られた 幻 術 を →
自力 で 解く 方法 を 探して いる んです 。
そんな の あれば の 話 です けど …。
ふ ~ む それ なら 以前 聞いた こと が ある ぞ 。
えっ ホント に ?
各地 を 回って 商売 して る と いろんな 話 を 聞く から な 。
たしか 雨 隠れ に それ に 長 けた 忍 が いる と か …。
ほら これ が その 雨 隠れ の 地図 だ 。
えっ くれる の ?
袖 振り 合う も なんと やら って な 。
使う と いい 。 忍 の 足 なら 数 日 だ 。
そう は 言って も 雨 隠れ と 木 ノ 葉 に 国交 は ない の よ ね 。
勝手に 向かえば 当然 里 抜け と みなさ れる 。
やる しか ない !
私 は みんな の ところ へ 帰る んだ から 。
♪♪~
どこ へ 行く つもりだ ?
《 待ち伏せ ? なんで !?》
水 飴 縛 縄 !
キャ ー ッ !
抵抗 は 無駄だ 。 諦めろ 。
しかし お前 が 裏切る と は な 。 え ?
持ち物 を 調べろ 。 オ ー ケ ー 。
ねぇ 何の 話 ?
おっと これ も だ 。 ちょっと 返して ! 返して よ !
さっき から 意味 わから ない んだ けど 。
とぼけて も 無駄だ 。
雨 隠れ が 木 ノ 葉 を 襲撃 する と の 情報 は →
すでに 我々 の 知る ところ だ 。
その 協力 者 が 木 ノ 葉 に 潜んで いる こと も な 。
そこ で 警備 を 強化 して いた ところ →
お前 の 様子 が 妙だ と いう こと 。
更に は 里 抜け を 企んで る って 密告 が あった と いう わけだ 。
待って よ 。 そんな の 知ら ない !
これ でも 言い逃れ を する つもり か 。
ハッ !
雨 隠れ に あてた 密 書 だ 。
あと は 取り調べ で 聞く 。
連れて いけ 。 おう 。
ちょっと こんな の 知ら ない !
知ら ない ったら !
♪♪~
この 里 を 売ろう と した んです って 。
なんて 最低な ヤツ な んだ 。
《 私 は 協力 者 なんか じゃ ない 。
あの 地図 だって …。
アイツ !
アイツ は 地図 を 持た せて 私 を 囮 に した 。
だったら まさに 今 →
何 か 仕掛けよう と して る って こと じゃ ない ?
知らせ なきゃ 》
みんな ! ねぇ …。
( ヒナタ ) 見損なった ぞ バカ 野郎 !
おい コラッ ! 里 が どうでも いい って こういう こと か よ !
やめ なって ヒナタ 。
♪♪~
ほら さっさと 歩け 。
《 テンテン : ま ぁ 当然 の 反応 よ ね 。
まったく もう あんな 連中 仲間 でも なんでもない 。
こんな ニセモノ の 里 どう なった って いい じゃ ない 。
それ より 巻物 まで 取り上げ られて …。
私 どう なっちゃ うんだろう …》
( 物音 )
( リ ー ) こっち です テンテン !
リ ー ?
大丈夫です か ? テンテン 。
見る かぎり だいぶ まいって いる ようだ が …。
キャ ー ッ !
覗き なら して い ない !
ネジ 控えめに 。 バレ たら 騒ぎ に なって しまい ます 。
うむ … すまない 。
アンタ たち どうして …。
さっき は すみ ませ ん でした 。
表立って キミ を 擁護 する と →
会い に 来る の が 難しく なって しまい ます から 。
なんで こんな ところ まで ?
そりゃ あ 仲間 の ピンチ を →
放っておく わけに は いきま せ ん から 。
お前 を 信じて いる 。 まず それ を 伝え に 来た んだ 。
仲間 じゃ ない って 言った でしょ 。
そんな 一方的な 宣言 受け入れ られる はず ない でしょ 。
どれ だけ 一緒に いた と 思って る んです か 。
その とおり 。 アカデミ ー 卒業 以来 毎日 毎日 →
イヤ に なるほど な 。
キミ は 伝説 の 三 忍 の 一 人 →
綱 手 様 の ような 忍 に なる ため 。
ネジ は 運命 に 抗 う ため 。
僕 は 忍術 が 使え なくて も →
ス ー パ ー ク ー ル な 大人 の 忍 に なれる こと を 証明 する ため に 。
雨 の 日 も 風 の 日 も →
嵐 の 日 も 雪 の 日 も →
誕生日 も お 正月 も 夏 休み も クリスマス も …。
ガイ 先生 の 大人 すぎる 指導 の もと →
ひたすら ク ー ル に 3 人 で →
ずっと ずっと 頑張って きた じゃ ないで す か 。
( リ ー ) テンテン ? なんでもない 。
ホント ガイ 先生 って どこ でも 修業 ばっかり よね 。
あぁ いい 迷惑だ 。
ガイ 先生 は ナイス な 大人 です 。
すごく ク ー ル です し …。 ク ー ル か ?
《 なんだか 不思議 。
この 世界 で こんな やりとり が できる なんて 。
ニセモノ の 世界 でも →
それぞれ 心 は 本物 って こと な の か な …》
リ - そろそろ 見張り の 巡回 だ 。
真 犯人 は 僕たち が 必ず 捕まえ ます から 。
待って ! 私 を 騙した の は →
行商 人 の 格好 を した 男 よ 。
でも それ より 注意 して 。
ソイツ は この 機 に 乗じて 何 か 仕掛けて くる かも しれ ない 。
わかり ました 。 みんな に 伝え ます !
頑張って … なんて ね 。
えっ !?
< このあと 岸本 先生 も 100 点 と 言い切る →
今 作 の 名 シ ー ン を 特別 放送 !>
敵 襲 だ 敵 襲 !
クソッ コイツ ら どこ から …。
グアッ !
この 野郎 !
ヒナタ 様 大丈夫です か ?
なんで 一瞬 で 攻め込ま れた ?
スパイ 騒動 は 収まった んじゃ なかった の か よ 。
ヒナタ さん あれ を 。
人 寄せ の 術 式 !?
これ が あちこち に 仕掛け られて 敵 を 呼び込んで いる の か 。
クソッ 。
大変 。 リ ー たち は ?
( 鍵 を 開ける 音 )
( テンテン ) この 人 …。
アンタ が なんで ?
親父 ん ところ に 来た 情報 で →
俺 は 事前 に 今回 の こと を 知っていた 。
ゆえに 様子 が おかしい と 感じた お前 を →
ひそかに 見張って いた んだ 。
♪♪~
全然 気 が つか なかった 。
( メンマ ) だが 俺 が 見た かぎり →
お前 は ずっと 幻 術 に ついて 調べて いた だけ だ 。
そして お前 が 捕まった こと で →
コイツ が 本物 の 協力 者 だ と 判断 した 。
こう なる 前 に 止め たかった が …。
その 前 に 術 式 を 作動 さ れ ち まった 。
これ …。 大事な もの な んだ ろ ?
協力 者 の 件 は ここ に 来る 途中 で 上 の ヤツ ら に 話して おいた 。
つまり お前 は もう 自由だ 。
( テンテン ) どうして よ 。 また 里 抜け する かも しれ ない のに 。
( メンマ ) 正直 お前 と いう 存在 を はかり かねて いる 。
うまく 言え ない が … お前 は テンテン だ が →
俺 の 知って る テンテン じゃ ない 気 が する んだ 。
それ に お前 は 「 帰る 」 と 言って いた 。
俺 が 思う に この 世界 じゃ ない どこ か 遠い 場所 に な 。
あっ …。
何 !? ( 爆発 音 )
[ 無線 ]( リ ー ) メンマ 君 聞こえ ます か ? リ ー !
早く 早く 逃げて ください !
アカデミ ー 近く で 巨大 口 寄せ 獣 が 暴れて いる んです 。
( リ ー ) みんな で 応戦 して い ます が このまま で は …。
至急 応援 頼み ます 。
わかった 。
俺 は 行く 。 アンタ は アンタ の 場所 に 帰る と いい 。
( テンテン ) 確かに 私 は ここ の 人間 じゃ ない 。
みんな を 助け たくて 早く 帰り たい 。
こんな 世界 どうでも いい って 思って た 。
でも …。
私 も 連れて って 。
きっと 力 に なれる 。
超 倍 化 の 術 !
この ~!
うわ っ !
あっ つ あつ ! ( いの ) チョウジ 君 !
えっ …。
( いの ) テンテン ちゃん 。
お前 なんで ここ に ?
疑い は 晴れた の 。
私 も 戦う わ 。
待って い ました 。
いい わ ね 。 なら みんな で 食い止め ましょう 。
その 気概 は 買う が ここ は 俺 が 出る 。
メンマ …。 来て くれる って 信じて た ぜ 。
( メンマ ) 全員 離れて ろ 。 おう !
( 半 蔵 ) クッ … 木 ノ 葉 の 尾 獣 か 。
すごい 。 さすが メンマ ね 。
いけ メンマ ! ぶ っ 倒せ !
だが この 程度 。 木 ノ 葉 は ここ で 滅びる のだ 。
♪♪~
なんだ と …。 クッ !
そんな … もう 1 匹 なんて 止め られ ない 。
でも これ 以上 進ま れたら …。
( テンテン ) 私 が 引き受ける わ 。
何 言って る んだ よ 。
お前 が なんとか できる 相手 か !
下がら ない と 炎 が 来る 。
逃げて ください テンテン !
いいえ 逃げ ない 。 私 は 決めた の 。
やら せ ない 。 私 が みんな を 助ける んだ !
♪♪~
( ネジ ) 本当に すごい 活躍 だった な !
あんなに 強い 敵 を 一瞬 で 封殺 する なんて !
さすが 当代 一 の 武器 使い だ ぜ !
忍 具 の 扱い じゃ お前 の 右 に 出る 者 は い ない な 。
もう ダメ か と 思った よ 。
守って くれて ありがとう !
いい の よ 。 だって 私 が そう し たかった んだ もの 。
《 そう よ これ は 私 が 望んだ こと 。
大事な みんな を 世界 を 私 の 力 で 守りきった 。
でも … ホント に これ で いい んだ っけ ?》
いい んだ 。 俺 が 生きて いる の も 世界 が 救わ れた の も →
すべて お前 の おかげ な んだ から 。
そ っか … そうだ ね 。
じゃあ お 祝い し ましょう !
テンテン が 帰って きて くれた こと に 。
やっぱり テンテン が い ない と な !
( 拍手 )
ただいま !
( ナルト ) サスケ 2 人 を 頼む 。
わかって る 。
父ちゃん !
< 先月 8 月 7 日 に 公開 さ れた 劇場 版 最 新作 →
< 公開 から およそ 1 ヶ月 >
勝った 勝った ! やった !
< まだ 見て ない 人 も もう 一 度 見 たい 人 も →
『 BORUTO NARUTO THE MOVIE 』 の 名 シ ー ン を 体感 せよ >
< 今 作 の 見どころ の 一 つ が →
< 原作 者 の 岸本 先生 が 製作 総 指揮 に ついた だけ あり →
忍 たち の バトル は かなり の こだわり を 持って 描か れて いる >
< ファン 垂涎 の ナルト サスケ の 共闘 シ ー ン を →
じっくり ご 覧 ください >
フッ … 昔 の 俺 を 見て る ようだ な 。
まったく だ 。
いっち ょ 教えて やろう ぜ 。
サスケ ! ああ !
う お ~ っ !
すげ ぇ 。
< このあと 更 なる 展開 が 彼ら を 待ち受ける 。
続き は 劇場 で 。
劇場 版 最高 傑作 →
木曜 8 時 の コンサ ー ト 。 (3 人 ) 名曲 ! に っぽ ん の 歌 。
今回 は 五木ひろし さん 前川 清 さん →
氷 川 きよし さん の 歌 から スタ ー ト です 。
北島 三郎 さん ぜひ ステ ー ジ の お 三方 に メッセ ー ジ を お 願い し ます 。
よろしく お 願い し ます よ ! わかり ました 。