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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン21 - 495 - フルパワー結婚祝い

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 21 - 495 - フルパワー 結婚 祝い

( キバ ) 結婚 祝い を 探す 任務 か ぁ 。

( シノ ) 俺 たち の 友情 を 表す すばらしい 機会 を →

火影 の 立場 と して 与えて くれた と いう こと だ な 。

( チョウジ ) そう いや 今 まで 結婚 祝い なんか した こと ないや 。

たしかに 私 たち の 仲間 で は いちばん 最初の 結婚 だ もん ね 。

頑張って 2 人 が 喜んで くれる もの 探さ ない と 。

僕 も 燃えて き ました !

2 人 に は なんと して も 喜んで もらい ます 。

リ ー は もう 何 に する か 決めて る の ?

いえ まったく 。 で っ !?

しか ~ し ! ナルト 君 の 気持 に なれば →

何 を 贈る べき か おのずと 見えて くる はずです 。

僕 は 誰 に も 負けて ませ ん よ 。

はっ !

目 を 覚ませ 赤 丸 !

( いの / サクラ ) ひ ゃあ ~!

結婚 祝 いって 本来 →

勝ち負け を 競う もの じゃ ない けど ね 。

それ じゃ … お互い 頑張ろう !

ヒナタ の ため だ 俺 たち も 気合い 入れて く か !

( シノ ) 気負う 必要 は ない 。

なぜなら しぜんに 考えれば ちゃんと 祝 える はずだ から だ 。

なんだか みんな スイッチ 入った って 感じ ね 。

私 全然 思いつか ない 。 チョウジ は ?

僕 は なんとなく 決まって る けど 。

まったく 面倒 くせ え な 。

(( 彼ら の 祝い の 品 を 査定 して その 評価 の 優劣 で →

結婚 式 参加 者 と 当直 任務 の 担当 者 を 分ける 。

ようするに ふるい に かけちゃ おう か なって ))

《 みんな に 余計な こと 言わ ない ほう が いい な 》

うわ っ !

こんにちは !

お ぉ リ ー じゃ ねえ か 。

ナルト 君 が いちばん よく 頼む ラ ー メン を お 願い し ます 。

ナルト が 好きな ラ ー メン か ? そうだ な …。

そんな の 決まって る じゃ ない 。 みそ チャ ー シュ ー 大盛り ね !

お ぉ そうだった 。 なるほど !

でも どうした の 急に ?

ナルト 君 の 気持 を 理解 する ため に →

まずは ナルト 君 の 好物 を 食べよう と 思った のです 。

よく わかん ねえ けど とりあえず 座って 待って な 。

はい !

どう だ ? く ぅ …。

う お ぉ ~!

おいしい です ! 濃厚で いて しつこく なく →

ボリュ ー ム も パンチ も あり ながら 一気に 食べ きる インパクト 。

ナルト の 気持 少し は わかった か ?

う ぅ … この ラ ー メン を よく 頼んで しまう 気持 は →

わかり ました 。 です が それ 以外 は まったく 。

だろう な … ラ ー メン 食 って 他人 の 気持 が わかれば →

何の 苦労 も いら ねえ 。 う ~ ん 。

そう だ イルカ 先生 は ナルト の こと 教えて た んだ から →

よく わかって る んじゃ ねえ の か ?

イルカ 先生 !?

すみません 考え 事 を して いて 気づき ませ ん でした 。

いや … キミ は リ ー 君 だった よね ガイ 先生 の 教え子 の 。

はい ! ナルト 君 を 教えて いた イルカ 先生 なら →

ナルト 君 が 何 を 考えて る か わかる はずです よ ね 。

ぜひ 聞か せて もらい たい です 。

教えて いた と 言って も だいぶ 前 の 話 で →

今 は ナルト も あんなに 立派に なった し →

俺 も たまに しか 会って ない から なぁ 。

そう です か 。

リ ー 君 は なんで ナルト の 気持 を 理解 しよう と して る んだ ?

結婚 祝い です 。 ナルト 君 に 喜んで もらう ため に は →

まず ナルト 君 の 気持 が わかる こと が 先決 だ と 思った ので 。

なるほど そういう こと か 。

む む む … とにかく ナルト 君 と の 熱き 友情 に 報いる ため に も →

全身 全 霊 で 最高の 結婚 祝い を 入手 して みせ ます !

では イルカ 先生 失礼 し ます 。

う お ぉ ~!

やっぱり ガイ 先生 そっくりだ な 。

すみません ね やかましくて 。

いえ むしろ 嬉しい です よ 。 ナルト に 彼 の ような 仲間 が いて 。

イルカ 先生 み っけ !

お 祝い の メッセ ー ジ まだ 撮って ない ぞ コレ !

そう だ な もう 少し 待って くれ ない か ?

また だ ぞ コレ 。

ナルト 君 の 結婚 祝い 。

ナルト 君 の 結婚 祝い 。

ナルト 君 の 結婚 祝い 。

ナルト 君 の … 結婚 …。

そう です ! ダンベル なんか は どう でしょう 。

(( ナルト 君 ヒナタ さん ご 結婚 おめでとう ございます !

この ダンベル で いつまでも いつまでも お 幸せに …))

いやいや いや ストップ !

たしかに ダンベル は 便利です 。

ズシリ と 重く 僕 の 思い も 表現 でき ます 。

そして 何より も 強く なれ ます 。

僕 の 友情 を 表す に は これ 以上 ない 代物 。

でも … ナルト 君 が 筋 トレ に ハマ り すぎて →

ヒナタ さん を ほったらかし に し ない と は 言い切れ ませ ん 。

ハァ … 僕 と ナルト 君 の 間柄 でも →

ダンベル を 結婚 祝い と して 贈る の は 抵抗 が あり ます ね 。

もっと 他の もの を 考える べきです 。

あ ~ っ ! や っぱ 思いつき ませ ん 。 こういう とき は …。

ハァ …。

《 ナルト も ヒナタ も 何 を 贈れば 喜ぶ か なぁ 。

やっぱり 私 らしい もの が いい よ ね 。

こんな クナイ でも 特注 品 に して かわいく すれば 》

結婚 か … いい な ~。

《 あっ ちょっと 待って !

片や 憧れ の 人 と 結婚 して 幸せ 絶頂 。

片や 彼 氏 も い ない まま 朝 から 晩 まで 特訓 の 毎日 。

これ じゃあ …》

(( シカマル : また クナイ かよ 。 ( キバ ) でも テンテン だし な 。

( サクラ ) フフッ テンテン と いえば クナイ だし ))

《 やっぱり 他の もの の ほう が いい かも 。

限ら れた 予算 で 手 に 入る →

乙女 心 を 感じ させ 人 を 殺せ ない もの …》

( リ ー ) テンテン ! う っ あの 声 は …。

ぐ は っ !

人 に も の 聞く とき は もっと 落ち着き なさい よ ね !

すみません 自分 ひと り で は どう しよう も なくて 。

もう テンテン に 頼る しか なかった もの で 探し ました 。

ですが やっぱり テンテン も 思いつか ず です か 。

うん … ありきたりの もの は ➡

贈って も 気持 は 伝わら ない だろう し →

かといって 自分 らしい もの を あげて も →

喜んで もらえる か どう か わから ない し 。

結婚 祝い 予想 以上 に 奥 が 深い です 。

(2 人 ) ハァ …。 ネジ だったら どうした か なぁ 。

いけ ませ ん ! やはり ここ は 調査 に 行き ましょう 。

調査 ? はい !

( テンテン ) なるほど 実際 に 品物 を 見 ながら の ほう が →

1 人 で 悶々 と 考える より アイデア の バリエ ー ション が 増える もん ね 。

これ だけ 品数 が 揃って いれば ナルト と ヒナタ が 喜んで →

かつ 自分 たち が 贈る の に ふさわしい もの が ある はず 。

そう です ね 例えば この 刀 なんか どう でしょう ?

う ~ ん 高価な 感じ は する かも しれ ない けど →

でも 結婚 と 関係なく ない ?

いえ …。

初めて の 共同 作業 と して 使って もらう んです 。

ケ ー キ 入 刀 限定 !? ダメ でしょう か ?

さすが に ケ ー キ 入 刀 だけ じゃ →

利用 頻度 が 低 すぎる んじゃ ない か な ?

では 例えば これ 。

トンファ ー ?

体 術 を 駆使 して 扱う 武器 だ から リ ー らしい と は 言える けど →

やっぱり これ も 結婚 と は まったく 関係ない じゃ ない 。

いえ …。

新婚 生活 なにかと 洗濯物 が 多く なる でしょう から →

便利 か と 。 物干し に 使う の !?

しかし これ で は ナルト 君 が 喜んで くれる と は 思え ませ ん 。

もう ちょっと 奇 を てら わ ない ほう が →

いい んじゃ ない か な ?

いい です よね テンテン は 。

テンテン が よく 使う これ を 贈れば 万事 解決 じゃ ないで す か 。

え ? クナイ って もらって 嬉しい かな ?

だいたい 結婚 生活 に 必要な い じゃ ない 。

いえ 十分 使え ます 。

新婚 生活 夕飯 の 献立 を 何 に する か 悩んだ とき に は →

うってつけです ! どんな クナイ の 使い 方 して ん の よ !

アホ ー アホ ー 。

結局 何も 見つかり ませ ん でした ね 。

明日 も 頑張って 探そう 。

う ~ ん や っぱ 何も 思いつき ませ ん …。

( ネジ ) リ ー … おい リ ー 。

ん … うん ?

ネジ !

1 つ の こと に 真剣に なる と 夢 の 中 まで 悩む と は →

相変わらず だ な リ ー 。

ネジ … 本当に ネジ な んです ね !

ずいぶん うなされて る じゃ ない か 。

ナルト 君 と ヒナタ さん の 結婚 祝い が 見つから ず →

一 日 中 探し回って いた のです が →

もう 考える 力 も 体力 も 限界 で …。

ネジ は どうして です ?

お前 に どうしても 1 つ だけ 言って おき たい こと が あって な 。

ネジ 僕 は …。 わかって いる みな まで 言う な 。

リ ー よく 覚えて おけ 。

体力 より も 腕力 ! 体力 より も 腕力 !

体力 より も 腕力 ?

それ と 日向 は …。

え ? ちょっと ネジ !?

え ぇ ~! 悩んで る 僕 に →

結婚 祝い の 助言 的な もの を 言う ため に →

出て きた んじゃ ない んです か !?

あ … ネジ !!

ネジ !?

ナルト ヒナタ さん 結婚 おめでとう 。

ナルト あの 悪 ガキ が ここ まで 立派に なる と は な 。

ヒナタ さん ナルト の こと よろしく お 願い し ます 。

こんな 感じ かな ? オッケ ー !

バッチリ だ ぞ ! ナルト 兄ちゃん の 感動 の 涙 が 見えた ぞ コレ 。

早速 編集 だ ! 楽しみだ ぞ コレ !

あっ リ ー 君 !

ど どうも イルカ 先生 。

うわ ぁ どうした ん だ その 顔 !

ナルト 君 の 結婚 祝い が なかなか 決まら ない うえ に →

昔 の 仲間 が 夢 に 出て きて →

わけ の わから ない こと を 言い残して いった ので →

気 に なって 寝 れ なかった んです 。

(( ヒツジ が 2,765 匹 ヒツジ が 2,766 匹 。

ネジ が 2,767 匹 ネジ が 2,768…。 だ ぁ ~ っ ネジ の バカ !))

それ は 大変だった ね 。

こんな こと で は ナルト 君 の 友情 に 報いる こと なんて でき ませ ん 。

まあまあ そんな 大げさに 考え ないで 。

( イルカ ) 確かに リ ー 君 たち に は 大変 かも しれ ない けど →

でも 俺 は 嬉しい よ 。 嬉しい ? どうして です か ?

ここ まで 俺 の 教え子 の こと を ➡

思って くれて いる 仲間 が いる って →

わかった だけ でも 嬉しい もの さ 。

こんな 言葉 キミ たち に は 気休め に しか なら ない だろう けど 。

いえ そんな …。

第 一 今 まで こうして →

ナルト の 仲間 と 話す 機会 なんて なかった から ね 。

あいつ の 結婚 を 機 に こうして キミ たち と 話す こと で →

俺 が 知ら ない あいつ の ナルト の 大事な 一面 を →

少し 知る こと が できた 気 が して ね 。 感謝 し てるよ 。

そう 考える と 俺 は 卒業 して から の ナルト の こと は →

キミ たち に 比べて たいして 知ら ない んだ よ な 。

そ そう な んです か !? え ? なんで ショック を 受ける んだ ?

結婚 祝い の アイデア イルカ 先生 に 頼れ ない もの か と →

思って いた ので …。 すま ん 。

ちょっと 力 に は なれ そうに ない か な 。

でも どんな お 祝い を もらって も →

こんなに 真剣に 考えて くれて る なら →

ナルト の やつ も 喜ぶ はず さ 。 そう でしょう か ?

万が一 文句 なんて 言ったら →

師 と して 一 から たたき直して やる 。

えっ ! なんて 言ったら 偉 そう かな 。

師 と して 一 から たたき直す !? それ です !

は ぁ ? それ ?

僕 は 大事な こと を 忘れて い ました 。

イルカ 先生 ありがとう ございます 。 で は !

なんだ ?

フフフッ 来 たな リ ー よ 。

ガイ 先生 !

そろそろ 来る 頃 だ と 思って いた ぞ 。 その 様子 だ と →

悩み 事 は まだ 解決 して い ない んじゃ ない か ?

えっ なぜ それ を !

お前 の 姿 を 見れば 何 か に 悩んで →

一晩 中 修業 を して いた こと くらい わかる さ 。

ガイ 先生 ! そして これ は 恐らく な んだ が →

結婚 祝い の 件 で 悩んで いる んじゃ ない か ?

え えっ ! ガイ 先生 は 僕 の 心 が 読める んです か ?

何 年 お前 と 一緒に 青春 して る と 思って る んだ ?

ガイ 先生 ! ナルト 君 の 結婚 式 で →

何 を 贈る べき か わから ない 僕 は まだまだ 半 人前 です !

僕 を 一 から たたき直して ください !

よく 言った ぞ リ ー よ !

一緒に 結婚 祝い を 見つけ ようじゃ ない か !

ガイ 先生 ! リ ー よ !

ガイ 先生 ! リ ー よ !

あぁ …。

まず 結婚 祝い を 選ぶ に は →

第 一 に ありきたりで ない もの が いい 。

かといって 奇 を てら い すぎる の も よく ない 。

はい 。 僕たち も そこ まで は たどり着き ました 。

そこ から 迷宮 に ハマ っちゃ った んだ よ ね 。

それでいて 印象 に 残り →

かつ 友情 努力 勝利 を 兼ね備えた ➡

結婚 祝い が よい と いえよう 。

更に 自分 らしく →

熱き 青春 を 感じ させる 贈り物 と は →

なん な のでしょう か ?

もし ある と する ならば それ は きっと …。

おしゃれな 全身 タイツ を はいて いる に 違いない !

えっ なんで 全身 タイツ ?

そう です ! 熱き 青春 と いったら 汗 と 涙 です !

汗 と 涙 は 贈り物 に なる のでしょう か ?

いや なる わけない から 。 ( ガイ ) ちょっと 待て リ ー 。

そもそも 根性 だけ で 人 は 生きて いける と 思う か ?

忍耐 だけ で 離婚 の 危機 を 乗り越え られる と 思う か ?

ちょ … 先生 話 が それ はじめて る !

僕 も 思って い ました !

カレ ー は 中 辛 が いい のでしょう か 。 激辛 が いい のでしょう か ?

あ ~ もう 全然 噛み合って ない !

よ ~ し これ から 逆立ち で 里 を 5000 周 だ !

なら 僕 は 5002 周 し ます 。

なんだ と ! で は 5003 周 だ !

じゃあ 5004 周 。 5005 周 !

やめ ~ い !

確かに 話 が 複雑に なり すぎた 。

今一 度 基本 と いう やつ に 立ち返って み ようじゃ ない か 。

基本 … です か 。 そうだ !

そもそも 結婚 式 と は 何 な んだ ?

そ それ は 哲学 的な 質問 です ね 。

って いう か そこ から な んです か ?

じゃあ 聞こう 。 結婚 式 に 絶対 必要な もの と は 何 だ ?

愛 … な ので は ない でしょう か 。

詩人 だ な 。 だが な リ ー よ →

俺 は 新郎 と 新婦 な んじゃ ない か と 思って いる 。

ああ っ た 確かに ! だろう ?

新郎 と 新婦 なし の 結婚 式 な ん ぞ もはや 結婚 式 に あら ず だ 。

それでは ただ の 式 に なって しまう 。

文字どおり 何の 式 な の かも よく わから ない もの に だ 。

盲点 でした 。 やはり ガイ 先生 は うわべ だけ で は ない →

物事 の 本質 を 見抜く 力 を 持って い ます ! さすが です !

そんな 大げさな …。

僕 に とって ガイ 先生 は →

いつ だって 模範 と なる べき 人 であり →

永遠の 憧れ です ! ( テンテン ) 全然 聞いて ないし 。

では 新郎 と 新婦 の 立場 に なって →

何 を もらったら 嬉しい のだろう か と →

考えて みれば いい と いう わけです ね 。

その とおり だ ! なんか 嫌な 予感 して きた 。

よし 俺 が 新郎 を やる 。 リ ー お前 は 新婦 を やれ 。

はい ガイ 先生 。 やっぱり 。

なんで 私 が 赤ちゃん 役 !

また 今回 も これ な の ?

お ぅ 今 帰った ぞ 。

お !? あ な た !

今 何 時 だ と 思って る の よ !

春 の 新作 だ わ …。

よくも やった わ ね !

第 七 驚 門 開 !

( みんな ) うわ ぁ ~!

(3 人 ) ハァ ハァ …。

どう だ リ ー 何 か 見えて きた か ?

あと 少し で 何 か 見え そうな のです が →

その あと 少し が 遠い です 。

まあ いい 。 あまり 根 を 詰め すぎて も →

答え は 出 ない だろう から な 。

ネジ が いたら ほんと 口 すら きいて くれ な そう 。

いやいや ネジ の やつ ならば ヒナタ の ため に …。 ( チャイム )

突如 現れ 家庭 の 平和 を 危険に さらす →

夫 の 後輩 女子 社員 !

いい 役 を 買って出て くれる さ !

買い ませ ん ! って いう か どん だけ ネジ の こと →

曲解 して る んです か ! ネジ !?

むしろ 幽霊 に なって でも ネジ は 出て くる ぞ 。

ネジ が 出て くる !?

(( 体力 より も 腕力 ! 体力 より も 腕力 !))

見え ました ! そう か フッフッフッ 。 そう だった んです か ネジ 。

あれ は 僕 で は なく →

ヒナタ さん の ため に 言った こと だった んです ね 。

どういう こと だ ?

家庭 を 守る に は 腕力 が 必要です 。

それ も 最強 クラス の ! たしかに !

( ガイ ) 炊事 洗濯 掃除 育児 買い物 に とどまら ず →

新婚 生活 は 腕 を 酷使 する こと ばかり だ !

そう です ! 新郎 新婦 に は その ため の 準備 が 必要な んです !

だ と する と 導き 出さ れる 答え は 1 つ !

俺 たち が 真に 贈る べき もの は …。

(3 人 ) ダンベル だ ! ウソ でしょ ?

ガイ 先生 …。 リ ー よ 。

ガイ 先生 ! リ ー よ !

リ ー お前 は 左手 の ダンベル を 贈れ 。 はい !

俺 は 右手 だ ! ( リ ー ) 行き ましょう ガイ 先生 !

おう ! 俺 たち の 結婚 祝い は 誰 に も 負け ん ぞ ~! お ~!

ふ ぁ ~ あっ そうだ 私 は 特注 の クナイ に しよう !

♪♪( 鼻歌 )

なんだ バカヤロ ー !

( テウチ ) 出前 です か ?

そう か 結婚 祝い の 品 が 決まった の か 。

はい ! これ も すべて ガイ 先生 →

そして イルカ 先生 の おかげ です !

持つ べき もの は すばらしい 恩師 です !

まあ もし そう 思って もらえる なら こっち は 嬉しい けど ね 。

なに を 言って る んです か !

ナルト 君 も イルカ 先生 の ような 恩師 を 持って 幸せです !

ああ ありがとう 。

それでは 僕 は これ から ダンベル の 下見 を して くる ので →

失礼 し ます ! ( イルカ ) わ ぁっ !

う ぉ ~!

《 ナルト の 恩師 か 。

俺 の 手 から 離れた ナルト が どう やって 成長 し →

彼ら の ような 仲間 と 絆 を 深めて きた か →

俺 は もっと 知る べきだ な 。

本当に ナルト の 恩師 である なら …》

あっ イルカ 先生 また 会った ぞ 。

木 ノ 葉 丸 いい ところ に 来た 。

この 間 撮って もらった メッセ ー ジ →

あれ やり 直さ せて くれ ない か ? いい けど なんで だ ?

ナルト の こと を もっと いろいろ 知った うえ で →

ちゃんと 贈り たい んだ 。

恩師 と して の 言葉 を な 。

( アヤメ ) ただいま 。

待た せた な 注文 何 に する ?

あ … え ~ っと 。

みそ チャ ー シュ ー 大盛り お 願い し ます 。

フッ あい よ 。 みそ チャ ー シュ ー 大盛り 一 丁 !

( アヤメ ) は ~ い みそ チャ ー シュ ー 大盛り ね 。 みそ !?

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NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 21 - 495 - フルパワー 結婚 祝い naruto||しっぷう|つたい|しーずん|ふる ぱわー|けっこん|いわい Naruto Shippuden - Staffel 21 - 495 - Hochzeitsgeschenk mit voller Kraft Naruto Shippuden - Season 21 - 495 - Full Power Wedding Celebration Naruto Shippuden - Temporada 21 - 495 - Presente de Casamento Full Power 火影忍者疾风传 - 第 21 季 - 495 - 全能结婚礼物 火影忍者 Shippuden - 第二十一季 - 495 - 全力以赴的婚礼庆典

( キバ ) 結婚 祝い を 探す 任務 か ぁ 。 |けっこん|いわい||さがす|にんむ|| (Kiva) Eine Mission, um ein Hochzeitsgeschenk zu finden. (Kiba) Uma missão para encontrar um presente de casamento.

( シノ ) 俺 たち の 友情 を 表す すばらしい 機会 を → |おれ|||ゆうじょう||あらわす||きかい| ( Shino ) Eine wunderbare Gelegenheit, unsere Freundschaft zu zeigen ( Shino ) Uma oportunidade maravilhosa de mostrar nossa amizade

火影 の 立場 と して 与えて くれた と いう こと だ な 。 ほかげ||たちば|||あたえて|||||| Das bedeutet, dass Sie mir die Position des Hokage gegeben haben. Significa que você me deu a posição de Hokage.

( チョウジ ) そう いや 今 まで 結婚 祝い なんか した こと ないや 。 |||いま||けっこん|いわい|||| (Choji) Nein, ich hatte noch nie ein Hochzeitsgeschenk. (Choji) Não, eu nunca tive um presente de casamento antes.

たしかに 私 たち の 仲間 で は いちばん 最初の 結婚 だ もん ね 。 |わたくし|||なかま||||さいしょの|けっこん||| Es ist sicherlich die erste Ehe unter unseren Gefährten.

頑張って 2 人 が 喜んで くれる もの 探さ ない と 。 がんばって|じん||よろこんで|||さがさ||

僕 も 燃えて き ました ! ぼく||もえて||

2 人 に は なんと して も 喜んで もらい ます 。 じん||||||よろこんで||

リ ー は もう 何 に する か 決めて る の ? ||||なん||||きめて||

いえ まったく 。 で っ !?

しか ~ し ! ナルト 君 の 気持 に なれば → |||きみ||きもち|| Apenas! Se se trata dos sentimentos de Naruto →

何 を 贈る べき か おのずと 見えて くる はずです 。 なん||おくる||||みえて||

僕 は 誰 に も 負けて ませ ん よ 。 ぼく||だれ|||まけて|||

はっ !

目 を 覚ませ 赤 丸 ! め||さませ|あか|まる

( いの / サクラ ) ひ ゃあ ~!

結婚 祝 いって 本来 → けっこん|いわい||ほんらい

勝ち負け を 競う もの じゃ ない けど ね 。 かちまけ||きそう|||||

それ じゃ … お互い 頑張ろう ! ||おたがい|がんばろう

ヒナタ の ため だ 俺 たち も 気合い 入れて く か ! ||||おれ|||きあい|いれて||

( シノ ) 気負う 必要 は ない 。 |きおう|ひつよう||

なぜなら しぜんに 考えれば ちゃんと 祝 える はずだ から だ 。 ||かんがえれば||いわい||||

なんだか みんな スイッチ 入った って 感じ ね 。 |||はいった||かんじ|

私 全然 思いつか ない 。 チョウジ は ? わたくし|ぜんぜん|おもいつか|||

僕 は なんとなく 決まって る けど 。 ぼく|||きまって||

まったく 面倒 くせ え な 。 |めんどう|||

(( 彼ら の 祝い の 品 を 査定 して その 評価 の 優劣 で → かれら||いわい||しな||さてい|||ひょうか||ゆうれつ|

結婚 式 参加 者 と 当直 任務 の 担当 者 を 分ける 。 けっこん|しき|さんか|もの||とうちょく|にんむ||たんとう|もの||わける

ようするに ふるい に かけちゃ おう か なって ))

《 みんな に 余計な こと 言わ ない ほう が いい な 》 ||よけいな||いわ|||||

うわ っ !

こんにちは !

お ぉ リ ー じゃ ねえ か 。

ナルト 君 が いちばん よく 頼む ラ ー メン を お 願い し ます 。 |きみ||||たのむ||||||ねがい||

ナルト が 好きな ラ ー メン か ? そうだ な …。 ||すきな|||||そう だ|

そんな の 決まって る じゃ ない 。 みそ チャ ー シュ ー 大盛り ね ! ||きまって|||||||||おおもり|

お ぉ そうだった 。 なるほど ! ||そう だった|

でも どうした の 急に ? |||きゅうに

ナルト 君 の 気持 を 理解 する ため に → |きみ||きもち||りかい|||

まずは ナルト 君 の 好物 を 食べよう と 思った のです 。 ||きみ||こうぶつ||たべよう||おもった|

よく わかん ねえ けど とりあえず 座って 待って な 。 |||||すわって|まって|

はい !

どう だ ? く ぅ …。

う お ぉ ~!

おいしい です ! 濃厚で いて しつこく なく → ||のうこうで|||

ボリュ ー ム も パンチ も あり ながら 一気に 食べ きる インパクト 。 ||||||||いっきに|たべ||

ナルト の 気持 少し は わかった か ? ||きもち|すこし|||

う ぅ … この ラ ー メン を よく 頼んで しまう 気持 は → ||||||||たのんで||きもち|

わかり ました 。 です が それ 以外 は まったく 。 |||||いがい||

だろう な … ラ ー メン 食 って 他人 の 気持 が わかれば → |||||しょく||たにん||きもち||

何の 苦労 も いら ねえ 。 う ~ ん 。 なんの|くろう|||||

そう だ イルカ 先生 は ナルト の こと 教えて た んだ から → |||せんせい|||||おしえて|||

よく わかって る んじゃ ねえ の か ?

イルカ 先生 !? |せんせい

すみません 考え 事 を して いて 気づき ませ ん でした 。 |かんがえ|こと||||きづき|||

いや … キミ は リ ー 君 だった よね ガイ 先生 の 教え子 の 。 |||||きみ||||せんせい||おしえご|

はい ! ナルト 君 を 教えて いた イルカ 先生 なら → ||きみ||おしえて|||せんせい|

ナルト 君 が 何 を 考えて る か わかる はずです よ ね 。 |きみ||なん||かんがえて||||||

ぜひ 聞か せて もらい たい です 。 |きか||||

教えて いた と 言って も だいぶ 前 の 話 で → おしえて|||いって|||ぜん||はなし|

今 は ナルト も あんなに 立派に なった し → いま|||||りっぱに||

俺 も たまに しか 会って ない から なぁ 。 おれ||||あって|||

そう です か 。

リ ー 君 は なんで ナルト の 気持 を 理解 しよう と して る んだ ? ||きみ|||||きもち||りかい|||||

結婚 祝い です 。 ナルト 君 に 喜んで もらう ため に は → けっこん|いわい|||きみ||よろこんで||||

まず ナルト 君 の 気持 が わかる こと が 先決 だ と 思った ので 。 ||きみ||きもち|||||せんけつ|||おもった|

なるほど そういう こと か 。

む む む … とにかく ナルト 君 と の 熱き 友情 に 報いる ため に も → |||||きみ|||あつき|ゆうじょう||むくいる|||

全身 全 霊 で 最高の 結婚 祝い を 入手 して みせ ます ! ぜんしん|ぜん|れい||さいこうの|けっこん|いわい||にゅうしゅ|||

では イルカ 先生 失礼 し ます 。 ||せんせい|しつれい||

う お ぉ ~!

やっぱり ガイ 先生 そっくりだ な 。 ||せんせい||

すみません ね やかましくて 。

いえ むしろ 嬉しい です よ 。 ナルト に 彼 の ような 仲間 が いて 。 ||うれしい|||||かれ|||なかま||

イルカ 先生 み っけ ! |せんせい||

お 祝い の メッセ ー ジ まだ 撮って ない ぞ コレ ! |いわい||||||とって|||

そう だ な もう 少し 待って くれ ない か ? ||||すこし|まって|||

また だ ぞ コレ 。

ナルト 君 の 結婚 祝い 。 |きみ||けっこん|いわい

ナルト 君 の 結婚 祝い 。 |きみ||けっこん|いわい

ナルト 君 の 結婚 祝い 。 |きみ||けっこん|いわい

ナルト 君 の … 結婚 …。 |きみ||けっこん

そう です ! ダンベル なんか は どう でしょう 。

(( ナルト 君 ヒナタ さん ご 結婚 おめでとう ございます ! |きみ||||けっこん||

この ダンベル で いつまでも いつまでも お 幸せに …)) ||||||しあわせに

いやいや いや ストップ !

たしかに ダンベル は 便利です 。 |||べんりです

ズシリ と 重く 僕 の 思い も 表現 でき ます 。 ||おもく|ぼく||おもい||ひょうげん||

そして 何より も 強く なれ ます 。 |なにより||つよく||

僕 の 友情 を 表す に は これ 以上 ない 代物 。 ぼく||ゆうじょう||あらわす||||いじょう||しろもの

でも … ナルト 君 が 筋 トレ に ハマ り すぎて → ||きみ||すじ|||||

ヒナタ さん を ほったらかし に し ない と は 言い切れ ませ ん 。 |||||||||いいきれ||

ハァ … 僕 と ナルト 君 の 間柄 でも → |ぼく|||きみ||あいだがら|

ダンベル を 結婚 祝い と して 贈る の は 抵抗 が あり ます ね 。 ||けっこん|いわい|||おくる|||ていこう||||

もっと 他の もの を 考える べきです 。 |たの|||かんがえる|

あ ~ っ ! や っぱ 思いつき ませ ん 。 こういう とき は …。 ||||おもいつき|||||

ハァ …。

《 ナルト も ヒナタ も 何 を 贈れば 喜ぶ か なぁ 。 ||||なん||おくれば|よろこぶ||

やっぱり 私 らしい もの が いい よ ね 。 |わたくし||||||

こんな クナイ でも 特注 品 に して かわいく すれば 》 |||とくちゅう|しな||||

結婚 か … いい な ~。 けっこん|||

《 あっ ちょっと 待って ! ||まって

片や 憧れ の 人 と 結婚 して 幸せ 絶頂 。 かたや|あこがれ||じん||けっこん||しあわせ|ぜっちょう

片や 彼 氏 も い ない まま 朝 から 晩 まで 特訓 の 毎日 。 かたや|かれ|うじ|||||あさ||ばん||とっくん||まいにち

これ じゃあ …》

(( シカマル : また クナイ かよ 。 ( キバ ) でも テンテン だし な 。

( サクラ ) フフッ テンテン と いえば クナイ だし ))

《 やっぱり 他の もの の ほう が いい かも 。 |たの||||||

限ら れた 予算 で 手 に 入る → かぎら||よさん||て||はいる

乙女 心 を 感じ させ 人 を 殺せ ない もの …》 おとめ|こころ||かんじ|さ せ|じん||ころせ||

( リ ー ) テンテン ! う っ あの 声 は …。 ||||||こえ|

ぐ は っ !

人 に も の 聞く とき は もっと 落ち着き なさい よ ね ! じん||||きく||||おちつき|||

すみません 自分 ひと り で は どう しよう も なくて 。 |じぶん||||||||

もう テンテン に 頼る しか なかった もの で 探し ました 。 |||たよる|||||さがし|

ですが やっぱり テンテン も 思いつか ず です か 。 ||||おもいつか|||

うん … ありきたりの もの は ➡

贈って も 気持 は 伝わら ない だろう し → おくって||きもち||つたわら|||

かといって 自分 らしい もの を あげて も → |じぶん|||||

喜んで もらえる か どう か わから ない し 。 よろこんで|||||||

結婚 祝い 予想 以上 に 奥 が 深い です 。 けっこん|いわい|よそう|いじょう||おく||ふかい|

(2 人 ) ハァ …。 ネジ だったら どうした か なぁ 。 じん||||||

いけ ませ ん ! やはり ここ は 調査 に 行き ましょう 。 ||||||ちょうさ||いき|

調査 ? はい ! ちょうさ|

( テンテン ) なるほど 実際 に 品物 を 見 ながら の ほう が → ||じっさい||しなもの||み||||

1 人 で 悶々 と 考える より アイデア の バリエ ー ション が 増える もん ね 。 じん||もんもん||かんがえる||||||||ふえる||

これ だけ 品数 が 揃って いれば ナルト と ヒナタ が 喜んで → ||しなかず||そろって||||||よろこんで

かつ 自分 たち が 贈る の に ふさわしい もの が ある はず 。 |じぶん|||おくる|||||||

そう です ね 例えば この 刀 なんか どう でしょう ? |||たとえば||かたな|||

う ~ ん 高価な 感じ は する かも しれ ない けど → ||こうかな|かんじ||||||

でも 結婚 と 関係なく ない ? |けっこん||かんけいなく|

いえ …。

初めて の 共同 作業 と して 使って もらう んです 。 はじめて||きょうどう|さぎょう|||つかって||

ケ ー キ 入 刀 限定 !? ダメ でしょう か ? |||はい|かたな|げんてい|||

さすが に ケ ー キ 入 刀 だけ じゃ → |||||はい|かたな||

利用 頻度 が 低 すぎる んじゃ ない か な ? りよう|ひんど||てい|||||

では 例えば これ 。 |たとえば|

トンファ ー ?

体 術 を 駆使 して 扱う 武器 だ から リ ー らしい と は 言える けど → からだ|じゅつ||くし||あつかう|ぶき||||||||いえる|

やっぱり これ も 結婚 と は まったく 関係ない じゃ ない 。 |||けっこん||||かんけいない||

いえ …。

新婚 生活 なにかと 洗濯物 が 多く なる でしょう から → しんこん|せいかつ||せんたくもの||おおく|||

便利 か と 。 物干し に 使う の !? べんり|||ものほし||つかう|

しかし これ で は ナルト 君 が 喜んで くれる と は 思え ませ ん 。 |||||きみ||よろこんで||||おもえ||

もう ちょっと 奇 を てら わ ない ほう が → ||き||||||

いい んじゃ ない か な ?

いい です よね テンテン は 。

テンテン が よく 使う これ を 贈れば 万事 解決 じゃ ないで す か 。 |||つかう|||おくれば|ばんじ|かいけつ||||

え ? クナイ って もらって 嬉しい かな ? ||||うれしい|

だいたい 結婚 生活 に 必要な い じゃ ない 。 |けっこん|せいかつ||ひつような|||

いえ 十分 使え ます 。 |じゅうぶん|つかえ|

新婚 生活 夕飯 の 献立 を 何 に する か 悩んだ とき に は → しんこん|せいかつ|ゆうはん||こんだて||なん||||なやんだ|||

うってつけです ! どんな クナイ の 使い 方 して ん の よ ! ||||つかい|かた||||

アホ ー アホ ー 。

結局 何も 見つかり ませ ん でした ね 。 けっきょく|なにも|みつかり||||

明日 も 頑張って 探そう 。 あした||がんばって|さがそう

う ~ ん や っぱ 何も 思いつき ませ ん …。 ||||なにも|おもいつき||

( ネジ ) リ ー … おい リ ー 。

ん … うん ?

ネジ !

1 つ の こと に 真剣に なる と 夢 の 中 まで 悩む と は → ||||しんけんに|||ゆめ||なか||なやむ||

相変わらず だ な リ ー 。 あいかわらず||||

ネジ … 本当に ネジ な んです ね ! |ほんとうに||||

ずいぶん うなされて る じゃ ない か 。

ナルト 君 と ヒナタ さん の 結婚 祝い が 見つから ず → |きみ|||||けっこん|いわい||みつから|

一 日 中 探し回って いた のです が → ひと|ひ|なか|さがしまわって|||

もう 考える 力 も 体力 も 限界 で …。 |かんがえる|ちから||たいりょく||げんかい|

ネジ は どうして です ?

お前 に どうしても 1 つ だけ 言って おき たい こと が あって な 。 おまえ|||||いって||||||

ネジ 僕 は …。 わかって いる みな まで 言う な 。 |ぼく||||||いう|

リ ー よく 覚えて おけ 。 |||おぼえて|

体力 より も 腕力 ! 体力 より も 腕力 ! たいりょく|||わんりょく|たいりょく|||わんりょく

体力 より も 腕力 ? たいりょく|||わんりょく

それ と 日向 は …。 ||ひゅうが|

え ? ちょっと ネジ !?

え ぇ ~! 悩んで る 僕 に → ||なやんで||ぼく|

結婚 祝い の 助言 的な もの を 言う ため に → けっこん|いわい||じょげん|てきな|||いう||

出て きた んじゃ ない んです か !? でて|||||

あ … ネジ !!

ネジ !?

ナルト ヒナタ さん 結婚 おめでとう 。 |||けっこん|

ナルト あの 悪 ガキ が ここ まで 立派に なる と は な 。 ||あく|||||りっぱに||||

ヒナタ さん ナルト の こと よろしく お 願い し ます 。 |||||||ねがい||

こんな 感じ かな ? オッケ ー ! |かんじ|||

バッチリ だ ぞ ! ナルト 兄ちゃん の 感動 の 涙 が 見えた ぞ コレ 。 ||||にいちゃん||かんどう||なみだ||みえた||

早速 編集 だ ! 楽しみだ ぞ コレ ! さっそく|へんしゅう||たのしみだ||

あっ リ ー 君 ! |||きみ

ど どうも イルカ 先生 。 |||せんせい

うわ ぁ どうした ん だ その 顔 ! ||||||かお

ナルト 君 の 結婚 祝い が なかなか 決まら ない うえ に → |きみ||けっこん|いわい|||きまら|||

昔 の 仲間 が 夢 に 出て きて → むかし||なかま||ゆめ||でて|

わけ の わから ない こと を 言い残して いった ので → ||||||いいのこして||

気 に なって 寝 れ なかった んです 。 き|||ね|||

(( ヒツジ が 2,765 匹 ヒツジ が 2,766 匹 。 ||ひき|||ひき (( 2.765 Schafe 2.766 Schafe .

ネジ が 2,767 匹 ネジ が 2,768…。 だ ぁ ~ っ ネジ の バカ !)) ||ひき||||||||

それ は 大変だった ね 。 ||たいへんだった|

こんな こと で は ナルト 君 の 友情 に 報いる こと なんて でき ませ ん 。 |||||きみ||ゆうじょう||むくいる|||||

まあまあ そんな 大げさに 考え ないで 。 ||おおげさに|かんがえ|

( イルカ ) 確かに リ ー 君 たち に は 大変 かも しれ ない けど → |たしかに|||きみ||||たいへん||||

でも 俺 は 嬉しい よ 。 嬉しい ? どうして です か ? |おれ||うれしい||うれしい|||

ここ まで 俺 の 教え子 の こと を ➡ ||おれ||おしえご|||

思って くれて いる 仲間 が いる って → おもって|||なかま|||

わかった だけ でも 嬉しい もの さ 。 |||うれしい||

こんな 言葉 キミ たち に は 気休め に しか なら ない だろう けど 。 |ことば|||||きやすめ||||||

いえ そんな …。

第 一 今 まで こうして → だい|ひと|いま||

ナルト の 仲間 と 話す 機会 なんて なかった から ね 。 ||なかま||はなす|きかい||||

あいつ の 結婚 を 機 に こうして キミ たち と 話す こと で → ||けっこん||き||||||はなす||

俺 が 知ら ない あいつ の ナルト の 大事な 一面 を → おれ||しら||||||だいじな|いちめん|

少し 知る こと が できた 気 が して ね 。 感謝 し てるよ 。 すこし|しる||||き||||かんしゃ||

そう 考える と 俺 は 卒業 して から の ナルト の こと は → |かんがえる||おれ||そつぎょう|||||||

キミ たち に 比べて たいして 知ら ない んだ よ な 。 |||くらべて||しら||||

そ そう な んです か !? え ? なんで ショック を 受ける んだ ? |||||||||うける|

結婚 祝い の アイデア イルカ 先生 に 頼れ ない もの か と → けっこん|いわい||||せんせい||たよれ||||

思って いた ので …。 すま ん 。 おもって||||

ちょっと 力 に は なれ そうに ない か な 。 |ちから||||そう に|||

でも どんな お 祝い を もらって も → |||いわい|||

こんなに 真剣に 考えて くれて る なら → |しんけんに|かんがえて|||

ナルト の やつ も 喜ぶ はず さ 。 そう でしょう か ? ||||よろこぶ|||||

万が一 文句 なんて 言ったら → まんがいち|もんく||いったら

師 と して 一 から たたき直して やる 。 し|||ひと||たたきなおして|

えっ ! なんて 言ったら 偉 そう かな 。 ||いったら|えら||

師 と して 一 から たたき直す !? それ です ! し|||ひと||たたきなおす||

は ぁ ? それ ?

僕 は 大事な こと を 忘れて い ました 。 ぼく||だいじな|||わすれて||

イルカ 先生 ありがとう ございます 。 で は ! |せんせい||||

なんだ ?

フフフッ 来 たな リ ー よ 。 |らい||||

ガイ 先生 ! |せんせい

そろそろ 来る 頃 だ と 思って いた ぞ 。 その 様子 だ と → |くる|ころ|||おもって||||ようす||

悩み 事 は まだ 解決 して い ない んじゃ ない か ? なやみ|こと|||かいけつ||||||

えっ なぜ それ を !

お前 の 姿 を 見れば 何 か に 悩んで → おまえ||すがた||みれば|なん|||なやんで

一晩 中 修業 を して いた こと くらい わかる さ 。 ひとばん|なか|しゅぎょう|||||||

ガイ 先生 ! そして これ は 恐らく な んだ が → |せんせい||||おそらく|||

結婚 祝い の 件 で 悩んで いる んじゃ ない か ? けっこん|いわい||けん||なやんで||||

え えっ ! ガイ 先生 は 僕 の 心 が 読める んです か ? |||せんせい||ぼく||こころ||よめる||

何 年 お前 と 一緒に 青春 して る と 思って る んだ ? なん|とし|おまえ||いっしょに|せいしゅん||||おもって||

ガイ 先生 ! ナルト 君 の 結婚 式 で → |せんせい||きみ||けっこん|しき|

何 を 贈る べき か わから ない 僕 は まだまだ 半 人前 です ! なん||おくる|||||ぼく|||はん|ひとまえ|

僕 を 一 から たたき直して ください ! ぼく||ひと||たたきなおして|

よく 言った ぞ リ ー よ ! |いった||||

一緒に 結婚 祝い を 見つけ ようじゃ ない か ! いっしょに|けっこん|いわい||みつけ|||

ガイ 先生 ! リ ー よ ! |せんせい|||

ガイ 先生 ! リ ー よ ! |せんせい|||

あぁ …。

まず 結婚 祝い を 選ぶ に は → |けっこん|いわい||えらぶ||

第 一 に ありきたりで ない もの が いい 。 だい|ひと||||||

かといって 奇 を てら い すぎる の も よく ない 。 |き||||||||

はい 。 僕たち も そこ まで は たどり着き ました 。 |ぼくたち|||||たどりつき|

そこ から 迷宮 に ハマ っちゃ った んだ よ ね 。 ||めいきゅう|||||||

それでいて 印象 に 残り → |いんしょう||のこり

かつ 友情 努力 勝利 を 兼ね備えた ➡ |ゆうじょう|どりょく|しょうり||かねそなえた

結婚 祝い が よい と いえよう 。 けっこん|いわい||||

更に 自分 らしく → さらに|じぶん|

熱き 青春 を 感じ させる 贈り物 と は → あつき|せいしゅん||かんじ|さ せる|おくりもの||

なん な のでしょう か ?

もし ある と する ならば それ は きっと …。

おしゃれな 全身 タイツ を はいて いる に 違いない ! |ぜんしん||||||ちがいない

えっ なんで 全身 タイツ ? ||ぜんしん|

そう です ! 熱き 青春 と いったら 汗 と 涙 です ! ||あつき|せいしゅん|||あせ||なみだ|

汗 と 涙 は 贈り物 に なる のでしょう か ? あせ||なみだ||おくりもの||||

いや なる わけない から 。 ( ガイ ) ちょっと 待て リ ー 。 ||||||まて||

そもそも 根性 だけ で 人 は 生きて いける と 思う か ? |こんじょう|||じん||いきて|||おもう|

忍耐 だけ で 離婚 の 危機 を 乗り越え られる と 思う か ? にんたい|||りこん||きき||のりこえ|||おもう|

ちょ … 先生 話 が それ はじめて る ! |せんせい|はなし||||

僕 も 思って い ました ! ぼく||おもって||

カレ ー は 中 辛 が いい のでしょう か 。 激辛 が いい のでしょう か ? |||なか|しん|||||げきから||||

あ ~ もう 全然 噛み合って ない ! ||ぜんぜん|かみあって|

よ ~ し これ から 逆立ち で 里 を 5000 周 だ ! ||||さかだち||さと||しゅう|

なら 僕 は 5002 周 し ます 。 |ぼく||しゅう||

なんだ と ! で は 5003 周 だ ! ||||しゅう|

じゃあ 5004 周 。 5005 周 ! |しゅう|しゅう

やめ ~ い !

確かに 話 が 複雑に なり すぎた 。 たしかに|はなし||ふくざつに||

今一 度 基本 と いう やつ に 立ち返って み ようじゃ ない か 。 いまいち|たび|きほん|||||たちかえって||||

基本 … です か 。 そうだ ! きほん|||そう だ

そもそも 結婚 式 と は 何 な んだ ? |けっこん|しき|||なん||

そ それ は 哲学 的な 質問 です ね 。 |||てつがく|てきな|しつもん||

って いう か そこ から な んです か ?

じゃあ 聞こう 。 結婚 式 に 絶対 必要な もの と は 何 だ ? |きこう|けっこん|しき||ぜったい|ひつような||||なん|

愛 … な ので は ない でしょう か 。 あい||||||

詩人 だ な 。 だが な リ ー よ → しじん|||||||

俺 は 新郎 と 新婦 な んじゃ ない か と 思って いる 。 おれ||しんろう||しんぷ||||||おもって|

ああ っ た 確かに ! だろう ? |||たしかに|

新郎 と 新婦 なし の 結婚 式 な ん ぞ もはや 結婚 式 に あら ず だ 。 しんろう||しんぷ|||けっこん|しき|||||けっこん|しき||||

それでは ただ の 式 に なって しまう 。 |||しき|||

文字どおり 何の 式 な の かも よく わから ない もの に だ 。 もじどおり|なんの|しき|||||||||

盲点 でした 。 やはり ガイ 先生 は うわべ だけ で は ない → もうてん||||せんせい||||||

物事 の 本質 を 見抜く 力 を 持って い ます ! さすが です ! ものごと||ほんしつ||みぬく|ちから||もって||||

そんな 大げさな …。 |おおげさな

僕 に とって ガイ 先生 は → ぼく||||せんせい|

いつ だって 模範 と なる べき 人 であり → ||もはん||||じん|

永遠の 憧れ です ! ( テンテン ) 全然 聞いて ないし 。 えいえんの|あこがれ|||ぜんぜん|きいて|

では 新郎 と 新婦 の 立場 に なって → |しんろう||しんぷ||たちば||

何 を もらったら 嬉しい のだろう か と → なん|||うれしい|||

考えて みれば いい と いう わけです ね 。 かんがえて||||||

その とおり だ ! なんか 嫌な 予感 して きた 。 ||||いやな|よかん||

よし 俺 が 新郎 を やる 。 リ ー お前 は 新婦 を やれ 。 |おれ||しんろう|||||おまえ||しんぷ||

はい ガイ 先生 。 やっぱり 。 ||せんせい|

なんで 私 が 赤ちゃん 役 ! |わたくし||あかちゃん|やく

また 今回 も これ な の ? |こんかい||||

お ぅ 今 帰った ぞ 。 ||いま|かえった|

お !? あ な た !

今 何 時 だ と 思って る の よ ! いま|なん|じ|||おもって|||

春 の 新作 だ わ …。 はる||しんさく||

よくも やった わ ね !

第 七 驚 門 開 ! だい|なな|おどろ|もん|ひらき

( みんな ) うわ ぁ ~!

(3 人 ) ハァ ハァ …。 じん||

どう だ リ ー 何 か 見えて きた か ? ||||なん||みえて||

あと 少し で 何 か 見え そうな のです が → |すこし||なん||みえ|そう な||

その あと 少し が 遠い です 。 ||すこし||とおい|

まあ いい 。 あまり 根 を 詰め すぎて も → |||ね||つめ||

答え は 出 ない だろう から な 。 こたえ||だ||||

ネジ が いたら ほんと 口 すら きいて くれ な そう 。 ||||くち|||||

いやいや ネジ の やつ ならば ヒナタ の ため に …。 ( チャイム )

突如 現れ 家庭 の 平和 を 危険に さらす → とつじょ|あらわれ|かてい||へいわ||きけんに|

夫 の 後輩 女子 社員 ! おっと||こうはい|じょし|しゃいん

いい 役 を 買って出て くれる さ ! |やく||かってでて||

買い ませ ん ! って いう か どん だけ ネジ の こと → かい||||||||||

曲解 して る んです か ! ネジ !? きょっかい|||||

むしろ 幽霊 に なって でも ネジ は 出て くる ぞ 。 |ゆうれい||||||でて||

ネジ が 出て くる !? ||でて|

(( 体力 より も 腕力 ! 体力 より も 腕力 !)) たいりょく|||わんりょく|たいりょく|||わんりょく

見え ました ! そう か フッフッフッ 。 そう だった んです か ネジ 。 みえ|||||||||

あれ は 僕 で は なく → ||ぼく|||

ヒナタ さん の ため に 言った こと だった んです ね 。 |||||いった||||

どういう こと だ ?

家庭 を 守る に は 腕力 が 必要です 。 かてい||まもる|||わんりょく||ひつようです

それ も 最強 クラス の ! たしかに ! ||さいきょう|||

( ガイ ) 炊事 洗濯 掃除 育児 買い物 に とどまら ず → |すいじ|せんたく|そうじ|いくじ|かいもの|||

新婚 生活 は 腕 を 酷使 する こと ばかり だ ! しんこん|せいかつ||うで||こくし||||

そう です ! 新郎 新婦 に は その ため の 準備 が 必要な んです ! ||しんろう|しんぷ||||||じゅんび||ひつような|

だ と する と 導き 出さ れる 答え は 1 つ ! ||||みちびき|ださ||こたえ||

俺 たち が 真に 贈る べき もの は …。 おれ|||しんに|おくる|||

(3 人 ) ダンベル だ ! ウソ でしょ ? じん||||

ガイ 先生 …。 リ ー よ 。 |せんせい|||

ガイ 先生 ! リ ー よ ! |せんせい|||

リ ー お前 は 左手 の ダンベル を 贈れ 。 はい ! ||おまえ||ひだりて||||おくれ|

俺 は 右手 だ ! ( リ ー ) 行き ましょう ガイ 先生 ! おれ||みぎて||||いき|||せんせい

おう ! 俺 たち の 結婚 祝い は 誰 に も 負け ん ぞ ~! お ~! |おれ|||けっこん|いわい||だれ|||まけ|||

ふ ぁ ~ あっ そうだ 私 は 特注 の クナイ に しよう ! |||そう だ|わたくし||とくちゅう||||

♪♪( 鼻歌 ) はなうた

なんだ バカヤロ ー !

( テウチ ) 出前 です か ? |でまえ||

そう か 結婚 祝い の 品 が 決まった の か 。 ||けっこん|いわい||しな||きまった||

はい ! これ も すべて ガイ 先生 → |||||せんせい

そして イルカ 先生 の おかげ です ! ||せんせい|||

持つ べき もの は すばらしい 恩師 です ! もつ|||||おんし|

まあ もし そう 思って もらえる なら こっち は 嬉しい けど ね 。 |||おもって|||||うれしい||

なに を 言って る んです か ! ||いって|||

ナルト 君 も イルカ 先生 の ような 恩師 を 持って 幸せです ! |きみ|||せんせい|||おんし||もって|しあわせです

ああ ありがとう 。

それでは 僕 は これ から ダンベル の 下見 を して くる ので → |ぼく||||||したみ||||

失礼 し ます ! ( イルカ ) わ ぁっ ! しつれい|||||

う ぉ ~!

《 ナルト の 恩師 か 。 ||おんし|

俺 の 手 から 離れた ナルト が どう やって 成長 し → おれ||て||はなれた|||||せいちょう|

彼ら の ような 仲間 と 絆 を 深めて きた か → かれら|||なかま||きずな||ふかめて||

俺 は もっと 知る べきだ な 。 おれ|||しる||

本当に ナルト の 恩師 である なら …》 ほんとうに|||おんし||

あっ イルカ 先生 また 会った ぞ 。 ||せんせい||あった|

木 ノ 葉 丸 いい ところ に 来た 。 き||は|まる||||きた

この 間 撮って もらった メッセ ー ジ → |あいだ|とって||||

あれ やり 直さ せて くれ ない か ? いい けど なんで だ ? ||なおさ||||||||

ナルト の こと を もっと いろいろ 知った うえ で → ||||||しった||

ちゃんと 贈り たい んだ 。 |おくり||

恩師 と して の 言葉 を な 。 おんし||||ことば||

( アヤメ ) ただいま 。

待た せた な 注文 何 に する ? また|||ちゅうもん|なん||

あ … え ~ っと 。

みそ チャ ー シュ ー 大盛り お 願い し ます 。 |||||おおもり||ねがい||

フッ あい よ 。 みそ チャ ー シュ ー 大盛り 一 丁 ! ||||||||おおもり|ひと|ちょう

( アヤメ ) は ~ い みそ チャ ー シュ ー 大盛り ね 。 みそ !? ||||||||おおもり||