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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン3 - 058 - 孤独

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 3 - 058 - 孤独

こちら へ 。

《 マジ って か … ある んだ な こんな こと 》

おっと ! 大丈夫 か ?

あぁ サンキュ ー って ば … え ?

あ … あっ !

ああ ~ っ !

この やろ ~!

ヘヘヘッ バチ が 当たった 。 ぶ っ 殺す !

( ヤマト ) はい ダメ です よ 。

クソソラ が クソソラ が … クソ !

ニヒヒッ ! ソラ なんて こと を !

( ソラ ) は いはい ボク が 悪い です !

殺す ぜ って ぇ 殺す !

いやいや ホント に バチ が 当たる よ 。

( 忍 僧 たち ) お かえり なさい ませ 地 陸 様 。

( 地 陸 ) 首尾 は ? ( 忍 僧 ) はっ !

( 忍 僧 ) すでに 他の 3 つ の 隠し 墓 ➡

ナウマ 様 トウウ 様 セイト 様 の 墓 所 に 忍 僧 たち を 向かわ せて おり ます 。

いずれ も 火 ノ 寺 きって の 手 練れ 。

異変 が あれば 直ちに 知らせ が 入る 手筈 に …。

キタネ 様 ご 遺骸 の 捜索 に は 数 名 を さ いて 当たって おり ます 。

( 忍 僧 ) 寺 の 警護 も 強化 し もしも の 場合 に 備えて おり ます 。

ならば まずは 安心 か 。

( ソラ ) 遅 ぇん だ よ 。

( 地 陸 ) ソラ ! フンッ 。

なに ? あの 態度 ! アイツ … ん ?

♪♪~

( 地 陸 ) ただいま 戻り ました 。

こちら は 私 の 要請 に 応えて 来て くださった ➡

木 ノ 葉 の 里 の 方々 です 。

どうも 隊長 の ヤマト です 。

彼ら は サクラ サイ ナルト 。

( 高僧 ) 木 ノ 葉 の … それ は 心強い 。

おう 任せて おけ って ば よ !

いつでも 動ける よう 準備 は できて い ます 。

いずれ に せよ 忍 僧 たち から の 連絡 を 待った うえ で …。

それ まで は こちら で 。

奪わ れた 死体 何 に 使う の か な ?

そう だ ね 。 遺体 が もつ 情報 が 欲しかった の か あるいは …。

(( 大 蛇 丸 : 口 寄せ 穢土 転生 !

1 つ 2 つ !

3 人 目 は ダメ だった よう ね 。

ま ぁ いい わ ))

大 蛇 丸 の ように 遺体 そのもの を 利用 する 目的 な の かも しれ ない 。

ま ぁ そんな 高度な 術 を 使える 連中 が ➡

そう いる と は 思え ない けど ね 。

へ ぇ ~ んじゃ その 隠し 墓 に 眠る 4 人 の 忍 って ➡

よっぽど 偉かった んだ な … う っ !

な … 何 ?

偉い ヤツ ら でした 。 そして 何より いい ヤツ ら でした 。

( 地 陸 ) 火 ノ 寺 を 中心 と する 東西 南北 に 位置 する 場所 に ➡

ナウマ セイト トウウ そして キタネ の 墓 が 置か れて おり ます 。

彼ら は いずれ も 守護 忍 十二 士 の メンバ ー で あり ました 。

守護 忍 十二 士 …?

聞いた こと が あり ます 。 ( サイ ) 名前 だけ は 。

あれ ? 有名な の …?

ま ぁ 知る 人 ぞ 知る って 感じ かな 。 な っ …!?

守護 忍 十二 士 と は 火 ノ 国 の 大名 を 守る ため に ➡

国 じゅう から 精鋭 を 集めて できた 組織 で ね 。

火 ノ 国 を 守る の は オレ たち 木 ノ 葉 の 里 の 忍 だ ろ ?

火 ノ 国 を 守る の は 木 ノ 葉 の 里 だ よ 。

でも 里 は あくまでも 国 を 守る ため の 機関 であって ➡

大名 個人 を 守る ため だけ の 組織 じゃ ない 。

じゃあ さ …。

国 を 守る に は まず その 頂点 である 大名 を 守る こと 。

( 地 陸 ) 守護 忍 十二 士 と は そのような 考え を 前提 に ➡

集め られた 組織 な のです 。

あの 頃 は 私 も 若かった 。

火 ノ 国 の ため 命 を 投げ出す こと も いとわ ぬ と ➡

守護 忍 十二 士 に 参加 した のです 。

じゃあ 地 陸 さん も …?

元 … です が ね 。

ちなみに アスマ さん も 元 守護 忍 十二 士 な んだ よ 。

( サクラ / ナルト ) へ ぇ ~!

アスマ か … 彼 は 元気です か ?

元気 だって ば よ !

この 前 もさ 修業 の アドバイス もらった んだ ぜ 。

ほ ぅ … そう です か 。

… と いう こと は ➡

今回 の 事件 は 地 陸 さん に とって アスマ 先生 に とっても です が ➡

仲間 の 墓 を 荒らさ れた と いう こと な のです ね ?

あの 4 人 は 火 ノ 国 の ため 若く して 命 を 落とした のです 。

♪♪~

( 地 陸 ) 守護 人 十二 士 の 中 に ➡

ク ー デタ ー を 起こそう と する 一派 が 現れ ➡

それ が 十二 士 を 二 分 した のです 。

ク ー デタ ー と は 強引な 手段 に 訴えて でも ➡

自分 たち の 理想 と する 考え に ➡

国 を 変えよう と する 行為 の こと だ よ 。

知って る よ その くらい …。

火 ノ 国 を 守り たい … その 思い が 先鋭 化 して ➡

過激な 考え を 持つ 者 たち が ➡

守護 忍 十二 士 の 中 に 現れて しまった 。

そう だ よ ! つまり さ …。

火 ノ 国 を なまぬるい 木 ノ 葉 の 里 など に ➡

任せちゃ おけ ない って こと でしょう 。

自分 たち 中心 に 軍事 力 を 強化 した 国 を つくろう 。

… って ところ かな 。

いや そういう ところ かな 。 許せ ねえ な !

( サクラ ) ナルト ! うん ?

うるさい !

( 地 陸 ) そう … 木 ノ 葉 の 里 を 解体 し ➡

その 軍事 力 を 大名 中心 の 機関 と する 。

彼ら の プラン は 現実 に 大名 を 動かす ところ まで ➡

進め られて い ました 。 そして 同時に ➡

他国 へ の 戦 を も 準備 して いた 。

何で すって !

五 大国 間 の 微妙な バランス で 築いた 平和 を よし と せ ず ➡

火 ノ 国 が 世界 を 統一 し ➡

完全なる 平和 を 手 に する のだ と 大義 を 掲げて …。

そんな 勝手な …!

うむ … どんなに 立派な 御 託 を 並べて も 戦 は 戦 。

さすが に 大名 も 彼ら の いき すぎた 考え に 気づき ➡

そして …。

♪♪~

( 地 陸 ) ク ー デタ ー を 起こした 6 人 は 死に ました 。

しかし キタネ ナウマ トウウ セイト の 4 人 も 犠牲 に なって しまった 。

そんな こと が あった なんて …。

( サイ ) 隠し 墓 の 4 人 は 地 陸 さん や アスマ 先生 の 友達 …。

ナルト や サクラ の 友達 … 例えば サスケ 君 が 死んで ➡

その 死体 が 盗ま れた と したら …。

そう だ よ ね 。

キタネ さん の ご 遺体 を 盗んだ ヤツ を 許す わけに は いか ない !

あぁ 許せ ねえ !

少年 僧 たち の 夜 の 稽古 です 。

( 少年 僧 たち ) はっ はっ …!

ヘッ ソラ の ヤロウ だって ば よ !

自由 組手 はじめ !

ん ? なに ?

おかし いって ば よ …。 だ から 何 が ?

あぁ ~ ムカムカ して きた !

( 師範 ) 礼 ! ( 少年 僧 たち ) ありがとう ございました !

テメエ …。 なぁ こんなんで いい の か ?

テメエ ふざけて ん の か ?

ふざけて ん の は お前 だ ろ ?

稽古 だか なんだ かしん ねえ けど ➡

お前 の やって る こと は こんな もん だ ぜ 。

この ! ムカムカ すんだ よ !

お前 バカ に して っだ ろ ?

何 かわか ん ねえ けど 腹 が 立つ んだ って ば よ !

ナルト ! あの バカ …。

お前 ナルト って 言った なぁ 。 ああ 。

もっと いい 名前 を つけて やる よ 。

グッ と くる 戒名 を よ !

戒名 ?

ナルト !

♪♪~

やっと 本気に なった みて えだ なぁ !

さっき オレ と やった とき は 今 みたいに 強かった もん なぁ !

お前 ムカツク …。

ちょっと これ 激し すぎる んで ないかい ?

( ソラ ) また か …。

う ぉ ~ っ !!

う ぉ ~ っ !!

《 なんだ ? コイツ …。

急に 力 が 空回り して る 》

《 この 目 … ソラ を ?》

♪♪~

《 同じ 目 …》

《 なんで お前 も あの 目 を …》

う ぅ … う ぉ ~ っ !!

やめ なさい ソラ !

《 や べ ぇ ! 止まら ねえ !!》

戒名 つけ そこねた な …。

♪♪~

うわ っ ! な … なんだ よ !? いや 汗 を ふいて あげよう と …。

やめろ よ 。 気持 わり い 。

なぁ サイ …。 ん ?

戒名 って なんだ ?

ま ぁ … ニックネ ー ム みたいな もの かな 。

死者 に 対して です けど …。 あっ !

お前 が つけて る あだ名 みたいな もんか 。 えっ ?

友達 の 証し って こと か 。

ソラ !

おい !

ん ?

あっ !

どうした ?

( 忍 僧 ) ナウマ 様 の 墓 所 が …。

♪♪~

( ソラ ) は ぁっ !

♪♪~

獣 波 掌 !

獣 波 烈風 掌 !

♪♪~

す っげ ぇな ! お前 の 術 。

これ も 風 の チャクラ の 形態 変化 な の か ?

何 し に 来た ? ん ? あぁ 。

オレ も お前 に 戒名 を つけて やろう って な 。

いい ぜ いい 戒名 を つけて くれよ !

ソラ ゾラ … ソラッチ ! ソ ー ラン ソラン ちゃん !

テメエ ふざけ や が って !

あの 寺 で 何 が あった んだ よ 。

テメエ … うっとうしい ぜ 。

あぁ ガキ の 頃 から 思わ れ 続けて きた って ば よ 。

お前 も なんだ ろ ?

だったら …!

どう したって んだ よ 。

あぁ うっとうし がら れ てるよ 。

だが そんな こと は 屁 でも ねえ 。

いちばん オレ を うっとうしく 思って ん の は ➡

この オレ だ から な !

そう よ 。

オレ の 力 が よ うっとうしい 。

お前 …。

でも な うっとうしくて も この 力 を 捨てる こと は でき ねえ 。

オレ の 父さん を 殺した ヤツ に 復讐 する ため に 。

復讐 ?

あっ ! 物見 鳥 だ 。 隠し 墓 か !?

ナルト ! どこ 行って た の よ 。 悪い 。

( ヤマト ) ナウマ 様 の 隠し 墓 へ 向かった 忍 僧 から 連絡 が あった 。

墓 が 破ら れ ご 遺体 は 持ち去ら れた あと だった そうだ 。

なん だって !? クッ …!

このまま で は あと の 2 つ も …。

支度 は できて い ます 参り ましょう 。

オレ も 行き ます ! よし 。

よっ し ゃあ 小 汚い 墓 泥棒 なん ざ ➡

オレ が ぶ っ 飛ばして やる !

今日 の 質問 は ?

「 あの ソラ って 奴 を ぶ っ 倒す ため に ➡

敵 の 本拠 地 火 ノ 寺 に ついて 知り たい 」。

って … これ アンタ じゃ ない 。

だって なんか 生意気だ し 。 った く …。

火 ノ 寺 は 木 ノ 葉 随一 の 忍 寺 で ➡

強固な 封印 鉄壁 は 一 度 も 破ら れた こと が ない そう よ 。

忍 僧 たち は 仙族 の 才 と 呼ば れる 特別な 術 を 操る と か 。

地 陸 さん は 守護 人 十二 士 に 選ば れる くらい だ から ➡

その 強 さ は 折り紙つき ね 。

ふ ~ ん 。 そう いえば さ 火 ノ 寺 って ➡

結構 頭 剃 って ない ヤツ いる よ な なんで ?

さ ぁ ? 例えば 見習い だ と か 。

あっ そ っか ! ヤツ は 見習い か 。

いや 例えば だ から 。 うん 見習い じゃ しよう が ねえ な 。

しばらく は なまあたたか ~ く 見守って やる 。

ま ぁ 質問 者 も 納得 した みたいだ し ➡

これ にて 終了 って こと で 。

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こちら へ 。

《 マジ って か … ある んだ な こんな こと 》

おっと ! 大丈夫 か ? |だいじょうぶ|

あぁ サンキュ ー って ば … え ?

あ … あっ !

ああ ~ っ !

この やろ ~!

ヘヘヘッ バチ が 当たった 。 ぶ っ 殺す ! |||あたった|||ころす

( ヤマト ) はい ダメ です よ 。

クソソラ が クソソラ が … クソ !

ニヒヒッ ! ソラ なんて こと を !

( ソラ ) は いはい ボク が 悪い です ! |||||わるい|

殺す ぜ って ぇ 殺す ! ころす||||ころす

いやいや ホント に バチ が 当たる よ 。 |||||あたる|

( 忍 僧 たち ) お かえり なさい ませ 地 陸 様 。 おし|そう||||||ち|りく|さま

( 地 陸 ) 首尾 は ? ( 忍 僧 ) はっ ! ち|りく|しゅび||おし|そう|

( 忍 僧 ) すでに 他の 3 つ の 隠し 墓 ➡ おし|そう||たの|||かくし|はか

ナウマ 様 トウウ 様 セイト 様 の 墓 所 に 忍 僧 たち を 向かわ せて おり ます 。 |さま||さま||さま||はか|しょ||おし|そう|||むかわ|||

いずれ も 火 ノ 寺 きって の 手 練れ 。 ||ひ||てら|||て|ねれ

異変 が あれば 直ちに 知らせ が 入る 手筈 に …。 いへん|||ただちに|しらせ||はいる|てはず|

キタネ 様 ご 遺骸 の 捜索 に は 数 名 を さ いて 当たって おり ます 。 |さま||いがい||そうさく|||すう|な||||あたって||

( 忍 僧 ) 寺 の 警護 も 強化 し もしも の 場合 に 備えて おり ます 。 おし|そう|てら||けいご||きょうか||||ばあい||そなえて||

ならば まずは 安心 か 。 ||あんしん|

( ソラ ) 遅 ぇん だ よ 。 |おそ|||

( 地 陸 ) ソラ ! フンッ 。 ち|りく||

なに ? あの 態度 ! アイツ … ん ? ||たいど||

♪♪~

( 地 陸 ) ただいま 戻り ました 。 ち|りく||もどり|

こちら は 私 の 要請 に 応えて 来て くださった ➡ ||わたくし||ようせい||こたえて|きて|

木 ノ 葉 の 里 の 方々 です 。 き||は||さと||ほうぼう|

どうも 隊長 の ヤマト です 。 |たいちょう|||

彼ら は サクラ サイ ナルト 。 かれら||||

( 高僧 ) 木 ノ 葉 の … それ は 心強い 。 こうそう|き||は||||こころづよい

おう 任せて おけ って ば よ ! |まかせて||||

いつでも 動ける よう 準備 は できて い ます 。 |うごける||じゅんび||||

いずれ に せよ 忍 僧 たち から の 連絡 を 待った うえ で …。 |||おし|そう||||れんらく||まった||

それ まで は こちら で 。

奪わ れた 死体 何 に 使う の か な ? うばわ||したい|なん||つかう|||

そう だ ね 。 遺体 が もつ 情報 が 欲しかった の か あるいは …。 |||いたい|||じょうほう||ほしかった|||

(( 大 蛇 丸 : 口 寄せ 穢土 転生 ! だい|へび|まる|くち|よせ|えど|てんせい

1 つ 2 つ !

3 人 目 は ダメ だった よう ね 。 じん|め|||||

ま ぁ いい わ ))

大 蛇 丸 の ように 遺体 そのもの を 利用 する 目的 な の かも しれ ない 。 だい|へび|まる|||いたい|その もの||りよう||もくてき|||||

ま ぁ そんな 高度な 術 を 使える 連中 が ➡ |||こうどな|じゅつ||つかえる|れんちゅう|

そう いる と は 思え ない けど ね 。 ||||おもえ|||

へ ぇ ~ んじゃ その 隠し 墓 に 眠る 4 人 の 忍 って ➡ ||||かくし|はか||ねむる|じん||おし|

よっぽど 偉かった んだ な … う っ ! |えらかった||||

な … 何 ? |なん

偉い ヤツ ら でした 。 そして 何より いい ヤツ ら でした 。 えらい|||||なにより||||

( 地 陸 ) 火 ノ 寺 を 中心 と する 東西 南北 に 位置 する 場所 に ➡ ち|りく|ひ||てら||ちゅうしん|||とうざい|なんぼく||いち||ばしょ|

ナウマ セイト トウウ そして キタネ の 墓 が 置か れて おり ます 。 ||||||はか||おか|||

彼ら は いずれ も 守護 忍 十二 士 の メンバ ー で あり ました 。 かれら||||しゅご|おし|じゅうに|し||||||

守護 忍 十二 士 …? しゅご|おし|じゅうに|し

聞いた こと が あり ます 。 ( サイ ) 名前 だけ は 。 きいた||||||なまえ||

あれ ? 有名な の …? |ゆうめいな|

ま ぁ 知る 人 ぞ 知る って 感じ かな 。 な っ …!? ||しる|じん||しる||かんじ|||

守護 忍 十二 士 と は 火 ノ 国 の 大名 を 守る ため に ➡ しゅご|おし|じゅうに|し|||ひ||くに||だいみょう||まもる||

国 じゅう から 精鋭 を 集めて できた 組織 で ね 。 くに|||せいえい||あつめて||そしき||

火 ノ 国 を 守る の は オレ たち 木 ノ 葉 の 里 の 忍 だ ろ ? ひ||くに||まもる|||||き||は||さと||おし||

火 ノ 国 を 守る の は 木 ノ 葉 の 里 だ よ 。 ひ||くに||まもる|||き||は||さと||

でも 里 は あくまでも 国 を 守る ため の 機関 であって ➡ |さと|||くに||まもる|||きかん|

大名 個人 を 守る ため だけ の 組織 じゃ ない 。 だいみょう|こじん||まもる||||そしき||

じゃあ さ …。

国 を 守る に は まず その 頂点 である 大名 を 守る こと 。 くに||まもる|||||ちょうてん||だいみょう||まもる|

( 地 陸 ) 守護 忍 十二 士 と は そのような 考え を 前提 に ➡ ち|りく|しゅご|おし|じゅうに|し||||かんがえ||ぜんてい|

集め られた 組織 な のです 。 あつめ||そしき||

あの 頃 は 私 も 若かった 。 |ころ||わたくし||わかかった

火 ノ 国 の ため 命 を 投げ出す こと も いとわ ぬ と ➡ ひ||くに|||いのち||なげだす|||||

守護 忍 十二 士 に 参加 した のです 。 しゅご|おし|じゅうに|し||さんか||

じゃあ 地 陸 さん も …? |ち|りく||

元 … です が ね 。 もと|||

ちなみに アスマ さん も 元 守護 忍 十二 士 な んだ よ 。 ||||もと|しゅご|おし|じゅうに|し|||

( サクラ / ナルト ) へ ぇ ~!

アスマ か … 彼 は 元気です か ? ||かれ||げんきです|

元気 だって ば よ ! げんき|||

この 前 もさ 修業 の アドバイス もらった んだ ぜ 。 |ぜん||しゅぎょう|||||

ほ ぅ … そう です か 。

… と いう こと は ➡

今回 の 事件 は 地 陸 さん に とって アスマ 先生 に とっても です が ➡ こんかい||じけん||ち|りく|||||せんせい||||

仲間 の 墓 を 荒らさ れた と いう こと な のです ね ? なかま||はか||あらさ|||||||

あの 4 人 は 火 ノ 国 の ため 若く して 命 を 落とした のです 。 |じん||ひ||くに|||わかく||いのち||おとした|

♪♪~

( 地 陸 ) 守護 人 十二 士 の 中 に ➡ ち|りく|しゅご|じん|じゅうに|し||なか|

ク ー デタ ー を 起こそう と する 一派 が 現れ ➡ |||||おこそう|||いっぱ||あらわれ

それ が 十二 士 を 二 分 した のです 。 ||じゅうに|し||ふた|ぶん||

ク ー デタ ー と は 強引な 手段 に 訴えて でも ➡ ||||||ごういんな|しゅだん||うったえて|

自分 たち の 理想 と する 考え に ➡ じぶん|||りそう|||かんがえ|

国 を 変えよう と する 行為 の こと だ よ 。 くに||かえよう|||こうい||||

知って る よ その くらい …。 しって||||

火 ノ 国 を 守り たい … その 思い が 先鋭 化 して ➡ ひ||くに||まもり|||おもい||せんえい|か|

過激な 考え を 持つ 者 たち が ➡ かげきな|かんがえ||もつ|もの||

守護 忍 十二 士 の 中 に 現れて しまった 。 しゅご|おし|じゅうに|し||なか||あらわれて|

そう だ よ ! つまり さ …。

火 ノ 国 を なまぬるい 木 ノ 葉 の 里 など に ➡ ひ||くに|||き||は||さと||

任せちゃ おけ ない って こと でしょう 。 まかせちゃ|||||

自分 たち 中心 に 軍事 力 を 強化 した 国 を つくろう 。 じぶん||ちゅうしん||ぐんじ|ちから||きょうか||くに||

… って ところ かな 。

いや そういう ところ かな 。 許せ ねえ な ! ||||ゆるせ||

( サクラ ) ナルト ! うん ?

うるさい !

( 地 陸 ) そう … 木 ノ 葉 の 里 を 解体 し ➡ ち|りく||き||は||さと||かいたい|

その 軍事 力 を 大名 中心 の 機関 と する 。 |ぐんじ|ちから||だいみょう|ちゅうしん||きかん||

彼ら の プラン は 現実 に 大名 を 動かす ところ まで ➡ かれら||||げんじつ||だいみょう||うごかす||

進め られて い ました 。 そして 同時に ➡ すすめ|||||どうじに

他国 へ の 戦 を も 準備 して いた 。 たこく|||いくさ|||じゅんび||

何で すって ! なんで|

五 大国 間 の 微妙な バランス で 築いた 平和 を よし と せ ず ➡ いつ|たいこく|あいだ||びみょうな|||きずいた|へいわ|||||

火 ノ 国 が 世界 を 統一 し ➡ ひ||くに||せかい||とういつ|

完全なる 平和 を 手 に する のだ と 大義 を 掲げて …。 かんぜんなる|へいわ||て|||||たいぎ||かかげて

そんな 勝手な …! |かってな

うむ … どんなに 立派な 御 託 を 並べて も 戦 は 戦 。 ||りっぱな|ご|たく||ならべて||いくさ||いくさ

さすが に 大名 も 彼ら の いき すぎた 考え に 気づき ➡ ||だいみょう||かれら||||かんがえ||きづき

そして …。

♪♪~

( 地 陸 ) ク ー デタ ー を 起こした 6 人 は 死に ました 。 ち|りく||||||おこした|じん||しに|

しかし キタネ ナウマ トウウ セイト の 4 人 も 犠牲 に なって しまった 。 ||||||じん||ぎせい|||

そんな こと が あった なんて …。

( サイ ) 隠し 墓 の 4 人 は 地 陸 さん や アスマ 先生 の 友達 …。 |かくし|はか||じん||ち|りく||||せんせい||ともだち

ナルト や サクラ の 友達 … 例えば サスケ 君 が 死んで ➡ ||||ともだち|たとえば||きみ||しんで

その 死体 が 盗ま れた と したら …。 |したい||ぬすま|||

そう だ よ ね 。

キタネ さん の ご 遺体 を 盗んだ ヤツ を 許す わけに は いか ない ! ||||いたい||ぬすんだ|||ゆるす||||

あぁ 許せ ねえ ! |ゆるせ|

少年 僧 たち の 夜 の 稽古 です 。 しょうねん|そう|||よ||けいこ|

( 少年 僧 たち ) はっ はっ …! しょうねん|そう|||

ヘッ ソラ の ヤロウ だって ば よ !

自由 組手 はじめ ! じゆう|くみて|

ん ? なに ?

おかし いって ば よ …。 だ から 何 が ? ||||||なん|

あぁ ~ ムカムカ して きた !

( 師範 ) 礼 ! ( 少年 僧 たち ) ありがとう ございました ! しはん|れい|しょうねん|そう|||

テメエ …。 なぁ こんなんで いい の か ?

テメエ ふざけて ん の か ?

ふざけて ん の は お前 だ ろ ? ||||おまえ||

稽古 だか なんだ かしん ねえ けど ➡ けいこ|||||

お前 の やって る こと は こんな もん だ ぜ 。 おまえ|||||||||

この ! ムカムカ すんだ よ !

お前 バカ に して っだ ろ ? おまえ|||||

何 かわか ん ねえ けど 腹 が 立つ んだ って ば よ ! なん|||||はら||たつ||||

ナルト ! あの バカ …。

お前 ナルト って 言った なぁ 。 ああ 。 おまえ|||いった||

もっと いい 名前 を つけて やる よ 。 ||なまえ||||

グッ と くる 戒名 を よ ! |||かいみょう||

戒名 ? かいみょう

ナルト !

♪♪~

やっと 本気に なった みて えだ なぁ ! |ほんきに||||

さっき オレ と やった とき は 今 みたいに 強かった もん なぁ ! ||||||いま||つよかった||

お前 ムカツク …。 おまえ|

ちょっと これ 激し すぎる んで ないかい ? ||はげし|||

( ソラ ) また か …。

う ぉ ~ っ !!

う ぉ ~ っ !!

《 なんだ ? コイツ …。

急に 力 が 空回り して る 》 きゅうに|ちから||からまわり||

《 この 目 … ソラ を ?》 |め||

♪♪~

《 同じ 目 …》 おなじ|め

《 なんで お前 も あの 目 を …》 |おまえ|||め|

う ぅ … う ぉ ~ っ !!

やめ なさい ソラ !

《 や べ ぇ ! 止まら ねえ !!》 |||とまら|

戒名 つけ そこねた な …。 かいみょう|||

♪♪~

うわ っ ! な … なんだ よ !? いや 汗 を ふいて あげよう と …。 ||||||あせ||||

やめろ よ 。 気持 わり い 。 ||きもち||

なぁ サイ …。 ん ?

戒名 って なんだ ? かいみょう||

ま ぁ … ニックネ ー ム みたいな もの かな 。

死者 に 対して です けど …。 あっ ! ししゃ||たいして|||

お前 が つけて る あだ名 みたいな もんか 。 えっ ? おまえ||||あだな|||

友達 の 証し って こと か 。 ともだち||しょうし|||

ソラ !

おい !

ん ?

あっ !

どうした ?

( 忍 僧 ) ナウマ 様 の 墓 所 が …。 おし|そう||さま||はか|しょ|

♪♪~

( ソラ ) は ぁっ !

♪♪~

獣 波 掌 ! けだもの|なみ|てのひら

獣 波 烈風 掌 ! けだもの|なみ|れっぷう|てのひら

♪♪~

す っげ ぇな ! お前 の 術 。 |||おまえ||じゅつ

これ も 風 の チャクラ の 形態 変化 な の か ? ||かぜ||||けいたい|へんか|||

何 し に 来た ? ん ? あぁ 。 なん|||きた||

オレ も お前 に 戒名 を つけて やろう って な 。 ||おまえ||かいみょう|||||

いい ぜ いい 戒名 を つけて くれよ ! |||かいみょう|||

ソラ ゾラ … ソラッチ ! ソ ー ラン ソラン ちゃん !

テメエ ふざけ や が って !

あの 寺 で 何 が あった んだ よ 。 |てら||なん||||

テメエ … うっとうしい ぜ 。

あぁ ガキ の 頃 から 思わ れ 続けて きた って ば よ 。 |||ころ||おもわ||つづけて||||

お前 も なんだ ろ ? おまえ|||

だったら …!

どう したって んだ よ 。

あぁ うっとうし がら れ てるよ 。

だが そんな こと は 屁 でも ねえ 。 ||||へ||

いちばん オレ を うっとうしく 思って ん の は ➡ ||||おもって|||

この オレ だ から な !

そう よ 。

オレ の 力 が よ うっとうしい 。 ||ちから|||

お前 …。 おまえ

でも な うっとうしくて も この 力 を 捨てる こと は でき ねえ 。 |||||ちから||すてる||||

オレ の 父さん を 殺した ヤツ に 復讐 する ため に 。 ||とうさん||ころした|||ふくしゅう|||

復讐 ? ふくしゅう

あっ ! 物見 鳥 だ 。 隠し 墓 か !? |ものみ|ちょう||かくし|はか|

ナルト ! どこ 行って た の よ 。 悪い 。 ||おこなって||||わるい

( ヤマト ) ナウマ 様 の 隠し 墓 へ 向かった 忍 僧 から 連絡 が あった 。 ||さま||かくし|はか||むかった|おし|そう||れんらく||

墓 が 破ら れ ご 遺体 は 持ち去ら れた あと だった そうだ 。 はか||やぶら|||いたい||もちさら||||そう だ

なん だって !? クッ …!

このまま で は あと の 2 つ も …。

支度 は できて い ます 参り ましょう 。 したく|||||まいり|

オレ も 行き ます ! よし 。 ||いき||

よっ し ゃあ 小 汚い 墓 泥棒 なん ざ ➡ |||しょう|きたない|はか|どろぼう||

オレ が ぶ っ 飛ばして やる ! ||||とばして|

今日 の 質問 は ? きょう||しつもん|

「 あの ソラ って 奴 を ぶ っ 倒す ため に ➡ |||やつ||||たおす||

敵 の 本拠 地 火 ノ 寺 に ついて 知り たい 」。 てき||ほんきょ|ち|ひ||てら|||しり|

って … これ アンタ じゃ ない 。

だって なんか 生意気だ し 。 った く …。 ||なまいきだ|||

火 ノ 寺 は 木 ノ 葉 随一 の 忍 寺 で ➡ ひ||てら||き||は|ずいいち||おし|てら|

強固な 封印 鉄壁 は 一 度 も 破ら れた こと が ない そう よ 。 きょうこな|ふういん|てっぺき||ひと|たび||やぶら||||||

忍 僧 たち は 仙族 の 才 と 呼ば れる 特別な 術 を 操る と か 。 おし|そう|||せんぞく||さい||よば||とくべつな|じゅつ||あやつる||

地 陸 さん は 守護 人 十二 士 に 選ば れる くらい だ から ➡ ち|りく|||しゅご|じん|じゅうに|し||えらば||||

その 強 さ は 折り紙つき ね 。 |つよ|||おりがみつき|

ふ ~ ん 。 そう いえば さ 火 ノ 寺 って ➡ |||||ひ||てら|

結構 頭 剃 って ない ヤツ いる よ な なんで ? けっこう|あたま|てい|||||||

さ ぁ ? 例えば 見習い だ と か 。 ||たとえば|みならい|||

あっ そ っか ! ヤツ は 見習い か 。 |||||みならい|

いや 例えば だ から 。 うん 見習い じゃ しよう が ねえ な 。 |たとえば||||みならい|||||

しばらく は なまあたたか ~ く 見守って やる 。 ||||みまもって|

ま ぁ 質問 者 も 納得 した みたいだ し ➡ ||しつもん|もの||なっとく|||

これ にて 終了 って こと で 。 ||しゅうりょう|||