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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン9 - 179 - 担当上忍はたけカカシ

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 9 - 179 - 担当 上 忍 はたけ カカシ

( ホムラ ) 暁 の 対処 は 我々 と 同盟 国 と で →

これ から も 続けて いく つもりだ 。

里 が ああ なって は な …。

我々 火 ノ 国 と して も 里 の 復興 を 全力 で 支援 する 。

うむ 。 まずは 予算 を 組んで →

それ から 他国 と の 緊張 を …。 ( ダンゾウ ) それ より →

先 に やる こと が ある 。

( ダンゾウ ) 新たな 火影 を 誰 に する か だ 。

《 シカク : やはり な そう きた か 》

綱 手 の 体調 が 戻る まで 待てば よい で は ない か え ?

( コハル ) 大名 様 綱 手 は 昏睡 状態 が 続いて おり ます 。

ふむ …。 里 が この 状態 で →

綱 手 が いつ 目 を 覚ます や も わから ぬ ので は →

我ら の 方針 も 上手く 決め かね ます ので な 。

ふむ 。 それ に →

木 ノ 葉 を 壊滅 さ せた 責任 も ある 。

今度 こそ 自 来 也 だ と 思った が の ぅ …。

余 は あや つ が 好きじゃ った が 今 は もう おら ん 。

で 他 に 誰 が おる の か え ?

それ ならば この …。 はたけ カカシ を 推薦 する 。

ほ ほう あの 白い 牙 の 息子 かえ 。

うむ ええ じゃ ない か え 。 の ぅ 皆 は どう じゃ ?

名声 も 力 も 徳 も ある 。 確かに …。

しかし まだ 若 すぎる ので は ない か ?

四 代 目 の ミナト の とき は もっと 若かった ように 思う が 。

はたけ カカシ は 誰 の 弟子 だった か の ?

四 代 目 火影 だ 。

ほう そう かえ 。 たしか 四 代 目 は →

自 来 也 の 弟子 で 自 来 也 は →

三 代 目 の 弟子 であった の 。

問題 ない で は ない か え ?

よし で は …。 ( ダンゾウ ) 三 代 目 の その 教え が →

里 を 壊滅 さ せた も 同然な のです ぞ 。

里 を 潰した 暁 の リーダー は →

かつて 自 来 也 の 弟子 だった 男 だ 。

他国 の 人間 に 同情 し 忍術 を 教えた 結果 が これ だ 。

甘い のだ ! 何もかも が 。

代々 続く その 甘 さ が 同盟 国 の 砂 の 裏切り →

そして 大 蛇 丸 の 木 ノ 葉 崩し を 許し …。

暁 の 台頭 更に は うち は の 残党 サスケ が 抜け 忍 と なり →

暗躍 する こと に なった 。

今 こそ 必要な 火影 と は →

この 最悪の 事態 の 後始末 を し →

忍 の 世界 に 変革 を 成し 忍 に 掟 を 徹底 さ せる 。

希 代 の 火影 この わし だ !

大名 様 この際 ダンゾウ に 任せて みて は いかがでしょう ?

ふむ …。

合理 性 だけ に 凝り固まった 一方 的な やり 方 で は …。

うむ 決めた 。 ダンゾウ お前 を 六 代 目 火影 に 任命 する 。

( サクラ ) 里 を 守る ため に カツユ 様 の 術 を 使った の 。

それ から 気 を 失って ずっと このまま 。

( サクラ ) 正直 いつ 目 が 覚める の かも わから ない 。

( ナルト ) ばあちゃん 。

サクラ ちゃん … おっと 。

水汲み なら 俺 が 行く って ば よ 。

じゃあ 一緒に 行こう か 。 サクラ ちゃん 。

勘違い し ないで よ ね 。 あんた に だけ 任し といたら →

どこ の 水汲 んで くる か わかりゃ し ない でしょ 。

は ぁ もう ちょっと 信用 して くれて も いい んじゃ ねえ 。

《 カカシ : ナルト あの お前 が ねぇ 》

2 人 と も 集合 時間 に 遅れちゃ う よ 。

覚え とけ ! ( サスケ ) フンッ 。

( 鈴 の 音 )

( ヒルゼン ) 第 7 班 の 下 忍 は 春野 サクラ うち は サスケ →

そして うずまき ナルト 。

《 サスケ と ナルト あの 2 人 を 同じ 班 に …》

( ヒルゼン ) この 班 の 担当 は はたけ カカシ に 任せる 。

《 イルカ : カカシ さん に !》

( ゲンマ ) カカシ さん は 担当 した 下 忍 を →

合格 に した こと が ない と いわ れて いる が 。

( コテツ ) 三 代 目 は ナルト を 潰そう と なさって いる の か 。

( イズモ ) その うえ サスケ まで 。

《 まさか 》

いい な カカシ 。 は ぁ 。

第 8 班 日向 ヒナタ 犬塚 キバ 油 女 シノ 。

以上 3 名 の 担当 を 夕日 紅 に 命ずる 。

( 紅 ) はい 。

紅 下 忍 の 担当 は 初めて だった な 。

担当 上 忍 が 彼ら の 未来 を 決する こと に なる 。

はい 。 心して 担当 し ます 。

第 10 班 の 下 忍 。 山中 いの 奈良 シカマル 秋 道 チョウジ の 3 名 。

( ヒルゼン ) 担当 は 猿 飛 アスマ に 命ずる 。

( アスマ ) 了解 。

どう です ? ほ ぅ 。

さすが の シカク さん も これ なら 攻め づらい でしょう 。

それ は … どうか な ?

さ ~ て 攻撃 再開 と いき ます か 。

ま ぁ 俺 たち 兵隊 は →

大将 に チョロチョロ さ れて も 動き づれ え もん だ から な 。

ちょ っ ちょ っ … ちょっと 待った 。

フッ 実際 の 任務 は 待ったなし だ ぞ 。

俺 は 歩兵 。

銀 の お前 に 守ら れて 初めて 活躍 できる んだ 。

な に 言って る んです か 。 シカク さん が 歩 だったら →

俺 なんか 捨て 駒 以下 です よ 。 いい や 。

歩 が 成る こと が できる の は お前 の お膳立て が あれば こそ だ 。

まいった な 。 あぁ そう いえば →

あの 答え は 見つかった の か ? あの ?

あぁ 例の 謎 かけ みたいな やつ です か 。

はじめ は 大名 や 火影 か と 思って ました が ね 。

ただ 今 は それ だけ じゃ ない ような 気 が して い ます 。

フッ 。

《 うち の ガキ を 頼む ぞ 》

( カカシ ) ここ が ナルト の 家 ね 。

( ヒルゼン ) そうだ 。

《 この 牛乳 かなり 賞味 期限 が 過ぎて る 》

マヌケ なや つ だ が お前 に 見張ら せる の が 一 番 だ 。

お前 は 鼻 が きく 。 は ぁ …。

それ から お前 の 班 に は うち は サスケ も いる 。

カカシ よ 四 代 目 の 弟子 で 写 輪 眼 を 持つ お ぬし が →

2 人 の 面倒 を 見る こと に なる と は のう 。

個人 的な 感情 で 手 を 抜く ほど 俺 は 甘く ない です よ 。

わかって おる 。 健闘 を 祈る 。

了解 。

こりゃ 大変な こと に なり そうだ 。

~ 《 サクラ ちゃん 目 が イッ ち まって る 。 こんな やつ の どこ が そんなに いいん だって ば よ 。

わから ん …》

て め え ナルト ! サスケ 君 に ガン たれて んじゃ ない わ よ 。

どけ 。 フン !

サスケ 君 そんな やつ やっちゃ いなよ 。

そう よ そう よ !

( トビオ ) えっ ウソ !? あ わり ぃ !

( キス する 音 )

待ちかねた ぞ 。

班長 指名 は とっくに 終わ っと る はずの 時間 じゃ 。

カカシ を ナルト の アパート に 案内 して おった のだ 。

その こと だ 。

うずまき ナルト と うち は サスケ を 同じ 班 に →

しかも はたけ カカシ に 受け持た せた と 聞く が …。

あぁ 適任だ と 思う が 。

適任 と か どう と か いう 問題 で は ない 。

ナルト を 任務 に 出し もし あの 中 に 眠って いる →

あれ が 暴れ 出したら どう する つもりじゃ ?

それ だけ で は ない ぞ 。

外 の やつ ら に 狙わ れる 危険 性 も ある 。

ナルト は 里 の 中 に 閉じ込めて おく べきで は ない の か ?

まして や その ナルト を サスケ と 組ま せる と は 。

《 ゆくゆくは うち は に 九 尾 を 操ら せよう と いう の か 。

ヒルゼン め 考えた な 》

じゃあ 次 は 7 班 。

春野 サクラ うずまき ナルト 。

やった ~!

それ と うち は サスケ 。 やった ~!!

イルカ 先生 なんで 優秀な この 俺 が →

こんな 野郎 と 同じ 班 なん だって ば よ !

サスケ は 卒業 生 27 名 中 一 番 の 成績 で 卒業 。

ナルト お前 は ドベ だ 。

いい か 班 の 力 を 均等に する と しぜん と こう なる んだ よ 。

( 笑い声 )

フン ! せいぜい 俺 の 足 引っ張って くれる な よ ドベ 。

なんだ こら ! ああ もう ナルト !

いいかげんに し なさい よ !

痛い ! あっ 痛い ! サクラ ちゃん やめて !

( オビト ) 確かに 忍 の 世界 で ルール や 掟 を 破る やつ は クズ 呼ばわり さ れる 。

けど な 仲間 を 大切に し ない やつ は それ 以上 の クズ だ 。

( ミナト ) 別れる 前 に もう 一 度 だけ 言って おく ね 。

忍 に とって 何より 大切な の は チームワーク だ よ 。

~ 《 さっき の は ナルト だ ね 》 サクラ お前 に ひと つ 聞い と き たい こと が ある って ば よ 。

え ? あぁ いや … ナルト どう 思う ?

ナルト ? う ~ ん …。

人 の 恋 路 の 邪魔者 が すっかり 板 に ついてきて →

私 が 四苦八苦 して ん の を 楽しんで る 。

ナルト は 私 の こと なんて 何ひとつ わかって ない 。

ウザイ だけ よ !

私 は ただ … サスケ 君 ただ 1 人 に 認めて もらい たい だけ 。

私 必死だ もん 。

認めて もらえる ため なら 何 だって できる よ 。

サスケ 君 の こと 好きだ から 。

《 サ … サクラ ちゃん … 俺 って ば …》

サスケ 君 ?

す … すぐ 戻る から 。

あの 顔色 は …。

やはり 飲んで いた ようだ ね 。

もう 間に合わ ねえ って ば よ ~!

危 ねえ …。

あっ ! も ~ う サスケ 君 ったら 。 シャイ な アンチクショウ なんだ から 。

心 の 準備 は できた ? 私 は もう バッチリ な んだ けど な ~。

そろそろ 集合 時間 だ 。 ナルト の 野郎 は どこ だ ?

またまた 話 そらしちゃ って …。

ナルト なんて ほっときゃ いい じゃ ない 。

サスケ 君 に い っつ も 絡む ばっかりで さ 。

やっぱり まともな 育ち 方 して ない から よ あいつ 。

ほら あいつ 両親 いない じゃ ない 。

だから いつも 1 人 で ワガママ し 放題 。

私 なんか そんな こと したら 親 に 怒ら れちゃ う けど さ 。

いい わ ね ~。 ほら 1 人 って さ ガミガミ 親 に 言わ れる こと ないし さ →

だから いろんな とこ で ワガママ 出ちゃ う の よ 。

孤独 …。

親 に しから れて 悲しい なんて レベル じゃ ねえ ぞ 。

ど … どう しちゃ った の か な 急に 。

お前 ウザイ よ 。

あ ~ っ ! なんで お前 が ここ に ?

忍者 に は 縄 抜け の 術 って の が ある んだ 。

覚えて おく んだ な ドベ 。 な っ …。

《 サクラ ちゃん …》

《 サスケ の 言葉 が 相当 こたえた らしい 》

《 ナルト も こんな 気持 だった の か な …》

《 サクラ ちゃん め っちゃ 落ち込んで る って ば よ 。

サスケ !》

《 ナルト わかっちゃ い ない ね 》

こら ~! サスケ !

お め え サクラ ちゃん に 何 か ひどい こと 言った だ ろ !

フン 別に 。

嘘 つけ ! で なきゃ サクラ ちゃん が →

あんなに 落ち込む はず が ね えん だって ば よ !

俺 って ば 悔しい けど サクラ ちゃん は →

お め え に 認めて もらい たい ため に 必死な んだ ぞ !

知る か 。

なに ~!

て め え !

あ ~ あ 始まっちゃ った 。

何の 真似 だ ?

サクラ ちゃん の 代わり に 一 発 殴ら せて もらう って ば よ 。

影 分身 の 術 !

~ どうした ? かかって こ ない の か ? なに !? しまった ! 離せ ! シャ ~!

引っかかった って ば よ ! くらえ !

ち が ~ う !

ブヘッ !

おい 少し やり すぎ だ ろ 。 あぁ つい 力 ん じ まって 。

って いう か お前 いつの間に !?

あぁ 待て こら ~!

やっぱり お前 も ウザイ !

~ 《 クソ … す ば しっ こい サスケ の 野郎 の 動き を 何とか し ねえ と 。 こう なったら とっておき で いく って ば よ 》

《 あの 印 … また 影 分身 か 》

お 色気 の 術 !

ウフ ~ ン サスケ く ~ ん 。

《 フフフ サスケ の やつ ショック で 声 も 出 なく なって や がる 》

もらった ~!

いて え !

あいた たた … いて え !

あっ サスケ ! まだ 終わって ねえ ぞ !

( サクラ ) ナルト ! え ? サクラ ちゃん 。

教室 に 集合 よ 。 あ … 待って って ば よ …。

い … あ … ぐ っ …。

おもしろい や つら だ が チームワーク は ない ようだ ね 。

俺 の 試験 を 合格 する の は 無理 かな ?

2 人 と も 集合 時間 に 遅れちゃ うよ !

おぼえ とけ ~! フン

《 サスケ お前 を 止める の は 俺 の 役目 かも ね 》

< 午前 7 時 都 内 の とある 駐車 場 に →

続々 と 人々 が 集まり 始め ました >

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NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 9 - 179 - 担当 上 忍 はたけ カカシ naruto||しっぷう|つたい|しーずん|たんとう|うえ|おし|| Naruto|Naruto|gale|transmission|season||||| Naruto Shippuden Season 9 Episode 179 - Shinobi in Charge: Take Kakashi 火影忍者疾風傳 - 第 9 季 - 179 - 旗木卡卡西,上忍負責人

( ホムラ ) 暁 の 対処 は   我々 と 同盟 国 と で → |あかつき||たいしょ||われわれ||どうめい|くに||

これ から も 続けて いく つもりだ 。 |||つづけて||

里 が   ああ なって は な …。 さと|||||

我々   火 ノ 国 と して も 里 の 復興 を 全力 で 支援 する 。 われわれ|ひ||くに||||さと||ふっこう||ぜんりょく||しえん|

うむ 。 まずは   予算 を 組んで → ||よさん||くんで

それ から   他国 と の 緊張 を …。 ( ダンゾウ ) それ より → ||たこく|||きんちょう||||

先 に やる こと が ある 。 さき|||||

( ダンゾウ ) 新たな 火影 を 誰 に する か だ 。 |あらたな|ほかげ||だれ||||

《 シカク : やはり な   そう きた か 》

綱 手 の 体調 が 戻る まで 待てば よい で は ない か え ? つな|て||たいちょう||もどる||まてば||||||

( コハル ) 大名 様   綱 手 は 昏睡 状態 が 続いて おり ます 。 こはる|だいみょう|さま|つな|て||こんすい|じょうたい||つづいて||

ふむ …。 里 が この 状態 で → |さと|||じょうたい|

綱 手 が   いつ 目 を 覚ます や も わから ぬ ので は → つな|て|||め||さます||||||

我ら の 方針 も 上手く 決め かね ます ので な 。 われら||ほうしん||うまく|きめ||||

ふむ 。 それ に →

木 ノ 葉 を 壊滅 さ せた 責任 も ある 。 き||は||かいめつ|||せきにん||

今度 こそ   自 来 也 だ と 思った が の ぅ …。 こんど||じ|らい|や|||おもった|||

余 は   あや つ が 好きじゃ った が 今 は   もう おら ん 。 よ|||||すきじゃ|||いま||||

で   他 に 誰 が おる の か え ? |た||だれ|||||

それ ならば   この …。 はたけ カカシ を 推薦 する 。 ||||||すいせん|

ほ ほう   あの 白い 牙 の 息子 かえ 。 |||しろい|きば||むすこ|

うむ   ええ じゃ ない か え 。 の ぅ   皆 は どう じゃ ? ||||||||みな|||

名声 も 力 も 徳 も ある 。  確かに …。 めいせい||ちから||とく|||たしかに

しかし まだ 若 すぎる ので は ない か ? ||わか|||||

四 代 目 の ミナト の とき は もっと 若かった ように 思う が 。 よっ|だい|め||みなと|||||わかかった||おもう|

はたけ カカシ は 誰 の 弟子 だった か の ? |||だれ||でし|||

四 代 目 火影 だ 。 よっ|だい|め|ほかげ|

ほう   そう かえ 。  たしか 四 代 目 は → ||||よっ|だい|め|

自 来 也 の 弟子 で   自 来 也 は → じ|らい|や||でし||じ|らい|や|

三 代 目 の 弟子 であった の 。 みっ|だい|め||でし||

問題 ない で は ない か え ? もんだい||||||

よし   で は …。 ( ダンゾウ ) 三 代 目 の   その 教え が → ||||みっ|だい|め|||おしえ|

里 を 壊滅 さ せた も 同然な のです ぞ 。 さと||かいめつ||||どうぜんな||

里 を 潰した 暁 の リーダー は → さと||つぶした|あかつき||りーだー|

かつて   自 来 也 の 弟子 だった 男 だ 。 |じ|らい|や||でし||おとこ|

他国 の 人間 に 同情 し 忍術 を 教えた 結果 が これ だ 。 たこく||にんげん||どうじょう||にんじゅつ||おしえた|けっか|||

甘い のだ !  何もかも が 。 あまい||なにもかも|

代々 続く   その 甘 さ が 同盟 国 の 砂 の 裏切り → だいだい|つづく||あま|||どうめい|くに||すな||うらぎり

そして   大 蛇 丸 の 木 ノ 葉 崩し を 許し …。 |だい|へび|まる||き||は|くずし||ゆるし

暁 の 台頭   更に は   うち は の 残党 サスケ が 抜け 忍 と なり → あかつき||たいとう|さらに|||||ざんとう|さすけ||ぬけ|おし||

暗躍 する こと に なった 。 あんやく||||

今 こそ 必要な 火影 と は → いま||ひつような|ほかげ||

この 最悪の 事態 の 後始末 を し → |さいあくの|じたい||あとしまつ||

忍 の 世界 に 変革 を 成し 忍 に 掟 を 徹底 さ せる 。 おし||せかい||へんかく||なし|おし||おきて||てってい||

希 代 の 火影   この わし だ ! まれ|だい||ほかげ|||

大名 様   この際   ダンゾウ に 任せて みて は いかがでしょう ? だいみょう|さま|このさい|||まかせて|||

ふむ …。

合理 性 だけ に 凝り固まった 一方 的な やり 方 で は …。 ごうり|せい|||こりかたまった|いっぽう|てきな||かた||

うむ   決めた 。  ダンゾウ   お前 を 六 代 目 火影 に 任命 する 。 |きめた||おまえ||むっ|だい|め|ほかげ||にんめい|

( サクラ ) 里 を 守る ため に カツユ 様 の 術 を 使った の 。 さくら|さと||まもる||||さま||じゅつ||つかった|

それ から 気 を 失って ずっと このまま 。 ||き||うしなって||

( サクラ ) 正直   いつ 目 が 覚める の かも わから ない 。 さくら|しょうじき||め||さめる||||

( ナルト ) ばあちゃん 。

サクラ ちゃん …  おっと 。 さくら||

水汲み なら 俺 が 行く って ば よ 。 みずくみ||おれ||いく|||

じゃあ   一緒に 行こう か 。 サクラ ちゃん 。 |いっしょに|いこう||さくら|

勘違い し ないで よ ね 。 あんた に だけ 任し といたら → かんちがい||||||||まかし|

どこ の 水汲 んで くる か わかりゃ し ない でしょ 。 ||みずくみ|||||||

は ぁ   もう ちょっと 信用 して くれて も いい んじゃ ねえ 。 ||||しんよう||||||

《 カカシ : ナルト   あの お前 が ねぇ 》 |||おまえ||

2 人 と も 集合 時間 に 遅れちゃ う よ 。 じん|||しゅうごう|じかん||おくれちゃ||

覚え とけ ! ( サスケ ) フンッ 。 おぼえ||さすけ|

( 鈴 の 音 ) すず||おと

( ヒルゼン ) 第 7 班 の 下 忍 は 春野 サクラ   うち は サスケ → |だい|はん||した|おし||はるの|さくら|||さすけ

そして   うずまき ナルト 。

《 サスケ と ナルト あの 2 人 を 同じ 班 に …》 さすけ||||じん||おなじ|はん|

( ヒルゼン ) この 班 の 担当 は はたけ カカシ に 任せる 。 ||はん||たんとう|||||まかせる

《 イルカ : カカシ さん に !》 いるか|||

( ゲンマ ) カカシ さん は   担当 した 下 忍 を → ||||たんとう||した|おし|

合格 に した こと が ない と いわ れて いる が 。 ごうかく||||||||||

( コテツ ) 三 代 目 は   ナルト を 潰そう と なさって いる の か 。 |みっ|だい|め||||つぶそう|||||

( イズモ ) その うえ   サスケ まで 。 |||さすけ|

《 まさか 》

いい な   カカシ 。 は ぁ 。

第 8 班   日向 ヒナタ   犬塚 キバ   油 女 シノ 。 だい|はん|ひゅうが||いぬずか||あぶら|おんな|しの

以上  3 名 の 担当 を 夕日 紅 に 命ずる 。 いじょう|な||たんとう||ゆうひ|くれない||めいずる

( 紅 ) はい 。 くれない|

紅   下 忍 の 担当 は 初めて だった な 。 くれない|した|おし||たんとう||はじめて||

担当 上 忍 が 彼ら の 未来 を 決する こと に なる 。 たんとう|うえ|おし||かれら||みらい||けっする|||

はい 。  心して 担当 し ます 。 |こころして|たんとう||

第 10 班 の 下 忍 。  山中 いの 奈良 シカマル   秋 道 チョウジ の 3 名 。 だい|はん||した|おし|さんちゅう||なら||あき|どう|||な

( ヒルゼン ) 担当 は   猿 飛 アスマ に 命ずる 。 |たんとう||さる|と|||めいずる

( アスマ ) 了解 。 |りょうかい

どう です ? ほ ぅ 。

さすが の シカク さん も これ なら 攻め づらい でしょう 。 |||||||せめ||

それ は …  どうか な ?

さ ~ て   攻撃 再開 と いき ます か 。 ||こうげき|さいかい||||

ま ぁ   俺 たち 兵隊 は → ||おれ||へいたい|

大将 に チョロチョロ さ れて も 動き づれ え もん だ から な 。 たいしょう||||||うごき||||||

ちょ っ   ちょ っ …  ちょっと 待った 。 |||||まった

フッ   実際 の 任務 は 待ったなし だ ぞ 。 |じっさい||にんむ||まったなし||

俺 は 歩兵 。 おれ||ほへい

銀 の お前 に 守ら れて 初めて 活躍 できる んだ 。 ぎん||おまえ||まもら||はじめて|かつやく||

な に 言って る んです か 。 シカク さん が 歩 だったら → ||いって|||||||ふ|

俺 なんか 捨て 駒 以下 です よ 。 いい や 。 おれ||すて|こま|いか||||

歩 が 成る こと が できる の は お前 の お膳立て が あれば こそ だ 。 ふ||なる||||||おまえ||おぜんだて||||

まいった な 。 あぁ   そう いえば →

あの 答え は 見つかった の か ? あの ? |こたえ||みつかった|||

あぁ 例の 謎 かけ みたいな やつ です か 。 |れいの|なぞ|||||

はじめ は 大名 や 火影 か と 思って ました が ね 。 ||だいみょう||ほかげ|||おもって|||

ただ   今 は それ だけ じゃ ない ような 気 が して い ます 。 |いま|||||||き||||

フッ 。

《 うち の ガキ を 頼む ぞ 》 ||がき||たのむ|

( カカシ ) ここ が ナルト の 家 ね 。 |||||いえ|

( ヒルゼン ) そうだ 。 |そう だ

《 この 牛乳 かなり 賞味 期限 が 過ぎて る 》 |ぎゅうにゅう||しょうみ|きげん||すぎて|

マヌケ なや つ だ が お前 に 見張ら せる の が 一 番 だ 。 |||||おまえ||みはら||||ひと|ばん|

お前 は 鼻 が きく 。 は ぁ …。 おまえ||はな||||

それ から   お前 の 班 に は うち は サスケ も いる 。 ||おまえ||はん|||||さすけ||

カカシ よ   四 代 目 の 弟子 で 写 輪 眼 を 持つ お ぬし が → ||よっ|だい|め||でし||うつ|りん|がん||もつ|||

2 人 の 面倒 を 見る こと に なる と は のう 。 じん||めんどう||みる||||||

個人 的な 感情 で 手 を 抜く ほど 俺 は 甘く ない です よ 。 こじん|てきな|かんじょう||て||ぬく||おれ||あまく|||

わかって おる 。  健闘 を 祈る 。 ||けんとう||いのる

了解 。 りょうかい

こりゃ 大変な こと に なり そうだ 。 |たいへんな||||そう だ

~ 《 サクラ ちゃん   目 が イッ ち まって る 。 さくら||め||||| こんな やつ の   どこ が そんなに いいん だって ば よ 。

わから ん …》

て め え   ナルト ! サスケ 君 に ガン たれて んじゃ ない わ よ 。 ||||さすけ|きみ||がん|||||

どけ 。 フン ! |ふん

サスケ 君 そんな やつ   やっちゃ いなよ 。 さすけ|きみ||||

そう よ   そう よ !

( トビオ ) えっ   ウソ !?  あ   わり ぃ ! ||うそ|||

( キス する 音 ) きす||おと

待ちかねた ぞ 。 まちかねた|

班長 指名 は   とっくに 終わ っと る はずの 時間 じゃ 。 はんちょう|しめい|||しまわ||||じかん|

カカシ を   ナルト の アパート に 案内 して おった のだ 。 ||||あぱーと||あんない|||

その こと だ 。

うずまき ナルト と   うち は サスケ を 同じ 班 に → |||||さすけ||おなじ|はん|

しかも   はたけ カカシ に 受け持た せた と 聞く が …。 ||||うけもた|||きく|

あぁ   適任だ と 思う が 。 |てきにんだ||おもう|

適任 と か どう と か いう 問題 で は ない 。 てきにん|||||||もんだい|||

ナルト を 任務 に 出し もし   あの 中 に 眠って いる → ||にんむ||だし|||なか||ねむって|

あれ が 暴れ 出したら どう する つもりじゃ ? ||あばれ|だしたら|||

それ だけ で は ない ぞ 。

外 の やつ ら に 狙わ れる 危険 性 も ある 。 がい|||||ねらわ||きけん|せい||

ナルト は 里 の 中 に 閉じ込めて おく べきで は ない の か ? ||さと||なか||とじこめて||||||

まして や   その ナルト を サスケ と 組ま せる と は 。 |||||さすけ||くま|||

《 ゆくゆくは   うち は に 九 尾 を 操ら せよう と いう の か 。 ||||ここの|お||あやつら|||||

ヒルゼン め   考えた な 》 ||かんがえた|

じゃあ   次 は 7 班 。 |つぎ||はん

春野 サクラ   うずまき ナルト 。 はるの|さくら||

やった ~!

それ と   うち は サスケ 。 やった ~!! ||||さすけ|

イルカ 先生   なんで 優秀な この 俺 が → いるか|せんせい||ゆうしゅうな||おれ|

こんな 野郎 と 同じ 班 なん だって ば よ ! |やろう||おなじ|はん||||

サスケ は 卒業 生 27 名 中 一 番 の 成績 で 卒業 。 さすけ||そつぎょう|せい|な|なか|ひと|ばん||せいせき||そつぎょう

ナルト   お前 は ドベ だ 。 |おまえ|||

いい か   班 の 力 を 均等に する と しぜん と   こう なる んだ よ 。 ||はん||ちから||きんとうに||||||||

( 笑い声 ) わらいごえ

フン !  せいぜい 俺 の 足 引っ張って くれる な よ   ドベ 。 ふん||おれ||あし|ひっぱって||||

なんだ   こら ! ああ もう   ナルト !

いいかげんに し なさい よ !

痛い !  あっ   痛い ! サクラ ちゃん    やめて ! いたい||いたい|さくら||

( オビト ) 確かに 忍 の 世界 で ルール や 掟 を 破る やつ は   クズ 呼ばわり さ れる 。 |たしかに|おし||せかい||るーる||おきて||やぶる|||くず|よばわり||

けど な   仲間 を 大切に し ない やつ は それ 以上 の クズ だ 。 ||なかま||たいせつに||||||いじょう||くず|

( ミナト ) 別れる 前 に もう 一 度 だけ 言って おく ね 。 みなと|わかれる|ぜん|||ひと|たび||いって||

忍 に とって 何より 大切な の は チームワーク だ よ 。 おし|||なにより|たいせつな|||||

~ 《 さっき の は   ナルト だ ね 》 サクラ   お前 に   ひと つ 聞い と き たい こと が ある って ば よ 。 さくら|おまえ||||ききい|||||||||

え ? あぁ   いや …  ナルト   どう 思う ? |||||おもう

ナルト ?  う ~ ん …。

人 の 恋 路 の 邪魔者 が すっかり 板 に ついてきて → じん||こい|じ||じゃまもの|||いた||

私 が 四苦八苦 して ん の を 楽しんで る 。 わたくし||しくはっく|||||たのしんで|

ナルト は 私 の こと なんて 何ひとつ わかって ない 。 ||わたくし||||なにひとつ||

ウザイ だけ よ !

私 は   ただ …  サスケ 君 ただ 1 人 に 認めて もらい たい だけ 。 わたくし|||さすけ|きみ||じん||みとめて|||

私   必死だ もん 。 わたくし|ひっしだ|

認めて もらえる ため なら 何 だって できる よ 。 みとめて||||なん|||

サスケ 君 の こと   好きだ から 。 さすけ|きみ|||すきだ|

《 サ …  サクラ ちゃん …  俺 って ば …》 |さくら||おれ||

サスケ 君 ? さすけ|きみ

す …  すぐ 戻る から 。 ||もどる|

あの 顔色 は …。 |かおいろ|

やはり 飲んで いた ようだ ね 。 |のんで|||

もう 間に合わ ねえ って ば よ ~! |まにあわ||||

危 ねえ …。 き|

あっ !  も ~ う   サスケ 君 ったら 。 シャイ な アンチクショウ なんだ から 。 |||さすけ|きみ||||||

心 の 準備 は   できた ? 私 は   もう バッチリ な んだ けど な ~。 こころ||じゅんび|||わたくし|||||||

そろそろ 集合 時間 だ 。 ナルト の 野郎 は   どこ だ ? |しゅうごう|じかん||||やろう|||

またまた   話 そらしちゃ って …。 |はなし||

ナルト なんて ほっときゃ いい じゃ ない 。

サスケ 君 に い っつ も 絡む ばっかりで さ 。 さすけ|きみ|||||からむ||

やっぱり   まともな 育ち 方 して ない から よ   あいつ 。 ||そだち|かた|||||

ほら   あいつ 両親 いない じゃ ない 。 ||りょうしん|||

だから   いつも 1 人 で ワガママ し 放題 。 ||じん||||ほうだい

私 なんか   そんな こと したら 親 に 怒ら れちゃ う けど さ 。 わたくし|||||おや||いから||||

いい わ ね ~。  ほら  1 人 って さ ガミガミ 親 に 言わ れる こと ないし さ → ||||じん|||がみがみ|おや||いわ||||

だから   いろんな とこ で ワガママ 出ちゃ う の よ 。 |||||でちゃ|||

孤独 …。 こどく

親 に しから れて 悲しい なんて レベル じゃ ねえ ぞ 。 おや||し から||かなしい||れべる|||

ど …  どう しちゃ った の か な   急に 。 |||||||きゅうに

お前   ウザイ よ 。 おまえ||

あ ~ っ !  なんで   お前 が   ここ に ? |||おまえ|||

忍者 に は   縄 抜け の 術 って の が ある んだ 。 にんじゃ|||なわ|ぬけ||じゅつ|||||

覚えて おく んだ な   ドベ 。 な っ …。 おぼえて||||||

《 サクラ ちゃん …》 さくら|

《 サスケ の 言葉 が 相当 こたえた らしい 》 さすけ||ことば||そうとう||

《 ナルト も こんな 気持 だった の か な …》 |||きもち||||

《 サクラ ちゃん め っちゃ 落ち込んで る って ば よ 。 さくら||||おちこんで||||

サスケ !》 さすけ

《 ナルト   わかっちゃ い ない ね 》

こら ~!  サスケ ! |さすけ

お め え   サクラ ちゃん に 何 か   ひどい こと 言った だ ろ ! |||さくら|||なん||||いった||

フン   別に 。 ふん|べつに

嘘 つけ ! で なきゃ   サクラ ちゃん が → うそ||||さくら||

あんなに 落ち込む はず が ね えん だって ば よ ! |おちこむ|||||||

俺 って ば   悔しい けど サクラ ちゃん は → おれ|||くやしい||さくら||

お め え に 認めて もらい たい ため に 必死な んだ ぞ ! ||||みとめて|||||ひっしな||

知る か 。 しる|

なに ~!

て め え !

あ ~ あ   始まっちゃ った 。 ||はじまっちゃ|

何の 真似 だ ? なんの|まね|

サクラ ちゃん の 代わり に 一 発   殴ら せて もらう って ば よ 。 さくら|||かわり||ひと|はつ|なぐら|||||

影 分身 の 術 ! かげ|ぶんしん||じゅつ

~ どうした ? かかって こ ない の か ? なに !?  しまった !  離せ ! シャ ~! ||はなせ|

引っかかった って ば よ !  くらえ ! ひっかかった||||

ち が ~ う !

ブヘッ !

おい   少し   やり すぎ だ ろ 。 あぁ   つい   力 ん じ まって 。 |すこし|||||||ちから|||

って いう か   お前   いつの間に !? |||おまえ|いつのまに

あぁ   待て   こら ~! |まて|

やっぱり   お前 も   ウザイ ! |おまえ||

~ 《 クソ …  す ば しっ こい   サスケ の 野郎 の 動き を 何とか し ねえ と 。 くそ|||||さすけ||やろう||うごき||なんとか||| こう なったら とっておき で いく って ば よ 》

《 あの 印 …  また 影 分身 か 》 |いん||かげ|ぶんしん|

お 色気 の 術 ! |いろけ||じゅつ

ウフ ~ ン   サスケ く ~ ん 。 ||さすけ||

《 フフフ   サスケ の やつ   ショック で 声 も 出 なく なって や がる 》 |さすけ|||しょっく||こえ||だ||||

もらった ~!

いて え !

あいた たた …  いて え !

あっ   サスケ ! まだ 終わって ねえ ぞ ! |さすけ||おわって||

( サクラ ) ナルト ! え ?  サクラ ちゃん 。 さくら|||さくら|

教室 に 集合 よ 。 あ …  待って って ば よ …。 きょうしつ||しゅうごう|||まって|||

い …  あ …  ぐ っ …。

おもしろい や つら だ が チームワーク は   ない ようだ ね 。

俺 の 試験 を 合格 する の は 無理 かな ? おれ||しけん||ごうかく||||むり|

2 人 と も   集合 時間 に 遅れちゃ うよ ! じん|||しゅうごう|じかん||おくれちゃ|

おぼえ とけ ~! フン ||ふん

《 サスケ   お前 を 止める の は 俺 の 役目 かも ね 》 さすけ|おまえ||とどめる|||おれ||やくめ||

< 午前 7 時 都 内 の   とある 駐車 場 に → ごぜん|じ|と|うち|||ちゅうしゃ|じょう|

続々 と 人々 が 集まり 始め ました > ぞくぞく||ひとびと||あつまり|はじめ|