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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン9 - 187 - ド根性師弟修業編

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 9 - 187 - ド 根性 師弟 修業 編

( 自 来 也 ) サスケ を 追う なら 修業 の 話 は なし だ 。

お前 を 暗部 に 見張ら せ 事 に よって は →

木 ノ 葉 から の 外出 を 禁じる 。

お前 は ただ の ガキ で は ない 。 九 尾 を 持 っと る 。

事 が 事 だ 。 わし の 言う こと を 聞か ず →

勝手な 真似 を する と いう なら そう する しか ない 。

いずれ お前 は 大 蛇 丸 より やっかいな ヤツ ら を →

相手 に し なきゃ なら なく なる んだ 。

サスケ の こと は 諦める んだ の う 。

遅かれ 早かれ こう なる 運命 だった んだ 。

もう 苦しむ な 。

忘れて 切り捨てろ 。

術 や 力 だけ じゃあ ない 。

忍 なら 正しい 判断 や 選択 を する 目 を 養え 。

忍 と して 生きる なら もっと 賢く なれ 。

バカ の まま じゃ この 世界 生き づらい の が 現実 だ 。

( ナルト ) わかった よ 。

賢い って の が そういう こと なら 俺 は 一生 バカで いい !

一 人 でも もっと すげ ぇ 術 あみだして →

サスケ は ぜ って ぇ 助ける !

そんで … そんで 暁 だって ぶ っと ば す !

~ お前 みたいな の が 一 人 で やって も → どうせ くだら ん エロ 忍術 を 思いつく の が 関の山 だ のう 。

~ バカ は バカで も 大 バカだったら なんとか なる かも な 。 退院 したら 覚悟 し とけ の う 。 この 大 バカ もん が 。

じゃあ の 。

オス !

~ 見て て くれ …。 何 して る ! 行く ぞ ナルト ! おう って ば よ !

~ どうして 今さら 幻 術 の 防御 なんて → 修業 す ん だって ば よ 。 は ぁ …。

お前 の 修業 の 目的 を もう 一 度 思い出して みろ 。

サスケ … お前 は 大 蛇 丸 なんか に ゃ やら ねえ って ば よ !

俺 が … お前 の 手足 の 骨 全部 折って でも 止めて やら ぁ !

( サスケ ) お前 は いったい な んな んだ !?

友達 だ !

だから お前 を 大 蛇 丸 なんか に ゃ やら ねえ って 言って んだ !

俺 は 弱い 。 だから アイツ を 止め られ なかった 。

連れ戻せ なかった んだ 。

だから … だ から ! アイツ の ため に →

俺 は 強く なん なきゃ なら ねぇ ん だって ば よ !

うむ そう だ な 。

だから ! ヤツ は 写 輪 眼 を 持 っと る ぞ 。

写 輪 眼 から 発する 瞳 力 を 操る 者 は 幻 術 を も 得意 と する の が 常だ 。

当然 サスケ は 幻 術 を 身 に つけて くる だろう 。

その 対処 方法 も 知ら ず して どう やって 連れ戻す つもりだ ?

わかった よ 。

敵 に 自分 の 体 内 の チャクラ を コントロール さ れる の が 幻 術 だ 。

もし 自分 で 自分 の チャクラ を 乱す こと が できれば →

幻 術 自体 が 成立 し なく なる 。

ふ ~ ん … そんな こと できる かな ?

お前 は すでに 経験 済み の はずだ が のう 。

えっ ? 俺 が ?

螺旋 丸 の 修業 の とき チャクラ を 放出 して →

手のひら で 乱 回転 さ せた だろう が 。

お ~ し ! しっかり 見て て よ !

~ あぁ あれ か 。 うむ 。 チャクラ を 手のひら に 放出 せ ず 体 内 で 乱して やる だけ の こと 。

だったら 簡単 だって ば よ !

よ ~ し ! ならば 早速 実践 訓練 と いく か !

え ?

口 寄せ の 術 !

( ガマ 力 ) あら ジラ ちゃん お ひ さ ~。

や ぁ ガマ 力 さん 遠い ところ すまない のう 。

な ~ に 言って る の ! ジラ ちゃん と 私 の 仲 で 。

く … 苦しい って ば よ 。

誰 ? この かわいい 坊や は 。

( 自 来 也 ) ナルト だ 。 カーッ ! なんだ コイツ !?

よろしく ね ナルト ちゃん 。

なんか 気持 悪い って ば よ …。

いや ぁ 実は ガマ 力 さん に お 願い が あって のう 。

コイツ に 幻 術 破り の 修業 を つけて やって ほしい んだ が の 。

う ~ ん … どう しよう かしら ね 。

ま ぁ 他なら ぬ ジラ ちゃん の 頼み だし …。

ナルト ! お前 から も お 願い せ ん か ! やめ … 何 す ん だって ば よ !

あら かわいい ! 早速 修業 し ま しょ ナルト ちゃん !

ゲッ !

優しく する わ ね ~。 ギャーッ !

ここ は ? 俺 って ば どこ に いる んだ 。

エロ 仙人 。

おい エロ 仙人 ここ は いったい どこ なんだ …。

オホホホホッ !

ギャーッ !

坊や は 今 幻 術 世界 に いる の よ ん 。

く … くる な 。

オホホホホホッ !

ヒーッ !

あ ~ っ ! 逃がさ ない わ よ 。

あっ ! さっさと 幻 術 を 解いて →

早く こんな ところ から 抜け出す って ば よ 。

《 えっ と えっ と … 体 内 で チャクラ を 乱 回転 さ せる んだ っけ …》

なかなか うまい な この 団子 。

あら 。

った く 何 を 放出 して おる 。

体 内 の チャクラ を 乱せ と 言って おろう が 。

イヤーン !

この バカ 者 が !

解 !

あれ 何 が あった んだ って ば よ 。

お前 は 幻 術 世界 で チャクラ を 乱そう と して →

実際 に は 放出 して 乱 回転 さ せ しまった んだ 。

は ぁ 失敗 だった の か 。

実践 訓練 の 前 に 体 内 の チャクラ を コントロール する 基礎 訓練 から だ な 。

ナルト ちゃん と は 相性 悪い みたい ね 。

《 体 内 で 乱 回転 だ な 》

うわ っ !

もう 1 度 だ 。

これ 螺旋 丸 を つくる より 難しい って ば よ 。

《 体 内 で 乱 回転 》

よし その 調子 。

うわ っ !

ハァー どうしても 放出 して しまう か 。

まだまだ だ のう 。

ま ぁ 時間 は まだまだ ある 。

う ~ エロ 仙人 。

ま 今日 の 修業 は それ くらい に して メシ でも 食え 。

ほれ 。 うん ?

ねぇ ねぇ 何で 俺 選んだ の ?

や っぱ や っぱ 仙人 クラス の すげ え 術 は →

俺 くらい に なん ない と 伝授 でき ねえ の か な イヒヒヒッ 。

わし は な 昔 四 代 目 火影 を 弟子 に して いて のう 。

そんで お前 は その 四 代 目 に おもしろい くらい 似て る 。

まあ それ だけ の 理由 だって の 。

俺 が 四 代 目 に ?

《 ナルト は ミナト の 忘れ形見 。

わし から 見れば 孫 の ような 存在 だ 。

わし の 思い を ナルト が 継いで くれる なら …》

~ アハッ ! うん 修業 も 次の 段階 かのう 。

よう ! 俺 が 番組 中 で 発表 する 4 つ の キーワード を 集めて →

プレゼント に 応募 して くれよ な 。

じゃあ 最初の キーワード は …。

ねぇ ねぇ どうして 修業 の 場所 を 変える んだ って ば よ 。

そこ に ちょっと は マシ な 幻 術 の 先生 でも い ん の か ?

これ から 向かう 村 は まわり を 樹海 に 囲ま れて おる んだ が →

そこ に は 脳 内 の チャクラ に 影響 を 及ぼす →

特殊な 磁場 が 点在 して おって な 。

その ため 土地 に 入った もの は →

ひとたび 道筋 を 誤れば 幻 術 に 似た 状況 に 陥る 。

お前 の 幻 術 修業 の 仕上げ に ちょうど よい 場所 だ 。

へ ぇ ~ おもしろ そう だって ば よ 。

よし 急ごう 急ごう !

エロ 仙人 その 村 って の は まだ な の か よ 。

もう すぐ そこ だ 。 え ~ 何にも 見え ねえ って ば よ 。

はぐれる と 幻 術 に やられる ぞ 。

イタッ ! もう 何 だって ば よ 。 うん ?

何 な んだ これ 。 さあ な 。

前 に 訪れた とき に は こんな もの は なかった んだ が なぁ 。

辛 っ !

トウガラシ か 強烈だ のう 。

( タニシ ) 帰れ !

いきなり 何 す んだ よ ! わし ら は 敵 で は ない んだ が な 。

お ぬし タニシ で は ない か !

以前 小説 の 取材 で ご 両親 の 世話に なった 自 来 也 だ 。

なに ? はやり タニシ か 。

その 額 の ホクロ に 見覚え が ある 。 えっ ?

何 だ ? コイツ の こと 知って ん の か エロ 仙人 。

あの とき 世話 なった スクネ さん と ヨネ さん は 元気 かい ?

うる せ え 来る な !

何者 も この 村 に 近づいちゃ なん ねえ !

何で だって ば よ ! 黙れ !

どうした タニシ ! 何 か あった の か ?

早く 行け 。 見つかる と 面倒な こと に なる ぞ 。

おい どういう こと だって ば …。

ここ は ひとまず おいとま しよう かのう ナルト 。

まったく 何 だって ば よ 。

以前 来た とき は 平和な 村 だった んだ が 。

あの 穏やかだった 村人 たち が 壁 を つくり →

武装 まで して よそ者 を 近づけ ん と いう こと は →

よっぽど の こと だ 。

《 これ は 見て 見 ぬ ふり を する わけに も いかんの う 》

見張り 交代 だ 。 あぁ 。

怪しげな 2 人 連れ が 近く を うろついて いる 。

気 を つけて くれ 。 わかった 。

ゆうべ から の 見張り 番 疲れた ろ ? 今 の うち に 休めよ タニシ 。

あぁ 。

は ぁ …。

大きな 声 を 出さん で くれ 。 力 に なり たい んだ 。

村 に 何 が あった か 教えて ほしい 。

わかった 。 わかった から こいつ を 離せ 。

は ぁ …。

( 自 来 也 ) すま ん な 。

騒が れる と やっかいな こと に なる らしい から な 。

スクネ さん は どうした ん だ ? 出て って くれ 。

アンタ たち が 村 に 入った こと が わかる と 村 の 仲間 が 殺さ れる 。

うん ? どういう こと だって ば よ ?

カンダチ : 俺 たち は この 樹海 の 力 を 借り に きた 。

幻 術 を 更に 完璧な もの に する ため に な 。

キサマ ら は 俺 の 幻 術 の 中 で 生きる が いい 。

母ちゃん …。

父ちゃん !

( スクネ ) 俺 たち の 村 は 幻 に 守ら れ 幻 と ともに 生きて きた 。

赤 トウガラシ で 作った 赤 玉 で 幻 を 解く 方法 も 見つけた 。

みんな 心配 する な !

この スクネ 様 が 必ず みんな を 守って み せる !

テメエ ら ! とっとと この 村 から 失せ や がれ 。

俺 に 力 を 貸す ほう が 利口だ ぞ 。

フン … 樹海 の 見せる 幻 は

神様 が 村 を 守って くださる ため の 贈り物 だ 。

お前たち を 守る ため の もん じゃ ねえ !

( みんな ) そうだ 。 出て いけ !

うわ ~!

う ぅ … なんだ ?

今 より この カンダチ が 村 を 治める 。

女 子供 は 人質 と する 。

もし 俺 たち の こと が 表 に 知ら れる ような こと が あれば

囚 われた 者 たち の 命 は ない と 思え 。

ふざける な ! 村 を お前 ら の 好きに さ せて たまる か 。

父ちゃん !

これ しき …。

うわ っ !

逆らう など ムダ な こと だ 。

父ちゃん やめろ !

逆らう な !

この 村 は …。

バカ ! やめろ よ !!

お前たち に は … 渡せ ねえ !

やめろ !!

父ちゃん は 殺さ れた 。

村 の 女 や 子供 は みんな 人質 に な っち まった 。

だから 村 の 男 ども は 抵抗 で きね えん だ 。

そう だった の か …。 立派な 父ちゃん だった んだ な 。

うる せ ぇ ! 父ちゃん は バカだ 。 何 言って んだ ?

村 を 救おう と した 偉い 父ちゃん じゃ ねえ か !

俺 は 父ちゃん みたいな バカに は なら ねえ !

敵 いも し ない 相手 に ムダ に 命 を 捨て や が って 。

お前 …。

何も し なけりゃ 殺さ れ ず に 済む 。 それ しか 方法 が ない んだ よ 。

だから 頼む !

よけいな こと は し ないで ヤツ ら に 悟ら れ ない ように 出て って くれ !

テメエ それ でも …。 わかった 。

エロ 仙人 !

出て って くれる の か ?

許せ 。

こや つ の 言う こと も わかる が 世話に なった 村人 たち を

このまま 放っておく わけに は いかん から のう 。

そう こ なくっちゃ !

タニシ …。

タニシ … コイツ は さっき 言って た 怪しげな 2 人 組 の 片割れ か ?

あぁ そう だって ば … あっ ! いや そうだ 。

天下 に 知れた 自 来 也様 と も あろう 者 が

うかつだった わ い な 。

カンダチ 様 の ところ へ すぐに 連れて いこう 。

あぁ 。

まだ もう 1 人 片割れ が うろついて いる はずだ 。

オメエ たち は ここ を 頼む ぞ 。 (2 人 ) わかった 。

あの 浮き 島 は …。

人質 たち は あそこ に 囚 われて おる らしい な 。

お 待た せ !

じゃあ ここ で 2 つ 目 の プレゼント 用 キーワード の 発表 だって ば よ !

2 つ 目 の キーワード は …。

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NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 9 - 187 - ド 根性 師弟 修業 編 ||しっぷう|つたい|しーずん||こんじょう|してい|しゅぎょう|へん Naruto Shippuden - Season 9 - 187 - Dokonen Shi-Deshi Shugyo Hen Naruto Shippuden - Temporada 9 - 187 - Dokonen Shihon-deshi Shugyo Hen 火影忍者疾风传 第9季 187 意志坚强的师徒修行版 火影忍者疾風傳 第9季 187 意志堅強的師徒修行版

( 自 来 也 ) サスケ を 追う なら 修業 の 話 は   なし だ 。 じ|らい|や|さすけ||おう||しゅぎょう||はなし|||

お前 を 暗部 に 見張ら せ 事 に よって は → おまえ||あんぶ||みはら||こと|||

木 ノ 葉 から の 外出 を 禁じる 。 き||は|||がいしゅつ||きんじる

お前 は   ただ の ガキ で は ない 。 九 尾 を 持 っと る 。 おまえ||||がき||||ここの|お||じ||

事 が 事 だ 。 わし の 言う こと を 聞か ず → こと||こと||||いう|||きか|

勝手な 真似 を する と いう なら そう する しか ない 。 かってな|まね|||||||||

いずれ   お前 は   大 蛇 丸 より やっかいな ヤツ ら を → |おまえ||だい|へび|まる|||やつ||

相手 に し なきゃ なら なく なる んだ 。 あいて|||||||

サスケ の こと は 諦める んだ の う 。 さすけ||||あきらめる|||

遅かれ   早かれ こう なる 運命 だった んだ 。 おそかれ|はやかれ|||うんめい||

もう   苦しむ な 。 |くるしむ|

忘れて   切り捨てろ 。 わすれて|きりすてろ

術 や 力 だけ じゃあ ない 。 じゅつ||ちから|||

忍 なら   正しい 判断 や 選択 を する 目 を 養え 。 おし||ただしい|はんだん||せんたく|||め||やしなえ

忍 と して 生きる なら もっと 賢く なれ 。 おし|||いきる|||かしこく|

バカ の まま じゃ   この 世界 生き づらい の が 現実 だ 。 ばか|||||せかい|いき||||げんじつ|

( ナルト ) わかった よ 。

賢い って の が   そういう こと なら 俺 は   一生   バカで いい ! かしこい|||||||おれ||いっしょう|ばかで|

一 人 でも もっと   すげ ぇ 術 あみだして → ひと|じん|||||じゅつ|

サスケ は   ぜ って ぇ 助ける ! さすけ|||||たすける

そんで …  そんで 暁 だって   ぶ っと ば す ! ||あかつき|||||

~ お前 みたいな の が 一 人 で やって も → おまえ||||ひと|じん||| どうせ   くだら ん   エロ 忍術 を 思いつく の が 関の山 だ のう 。 ||||にんじゅつ||おもいつく|||せきのやま||

~ バカ は バカで も   大 バカだったら なんとか なる かも な 。 ばか||ばかで||だい|ばかだったら|||| 退院 したら   覚悟 し とけ の う 。 この   大 バカ もん が 。 たいいん||かくご||||||だい|ばか||

じゃあ の 。

オス ! おす

~ 見て て くれ …。 みて|| 何 して る !  行く ぞ   ナルト ! おう って ば よ ! なん|||いく||||||

~ どうして   今さら 幻 術 の 防御 なんて → |いまさら|まぼろし|じゅつ||ぼうぎょ| 修業 す ん だって ば よ 。 は ぁ …。 しゅぎょう|||||||

お前 の 修業 の 目的 を もう 一 度   思い出して みろ 。 おまえ||しゅぎょう||もくてき|||ひと|たび|おもいだして|

サスケ …  お前 は   大 蛇 丸 なんか に ゃ やら ねえ って ば よ ! さすけ|おまえ||だい|へび|まる||||||||

俺 が …  お前 の 手足 の 骨 全部 折って でも   止めて やら ぁ ! おれ||おまえ||てあし||こつ|ぜんぶ|おって||とどめて||

( サスケ ) お前 は   いったい な んな んだ !? さすけ|おまえ|||||

友達 だ ! ともだち|

だから   お前 を   大 蛇 丸 なんか に ゃ やら ねえ って 言って んだ ! |おまえ||だい|へび|まる|||||||いって|

俺 は 弱い 。 だから   アイツ を 止め られ なかった 。 おれ||よわい||||とどめ||

連れ戻せ なかった んだ 。 つれもどせ||

だから …  だ から !  アイツ の ため に →

俺 は 強く なん なきゃ なら ねぇ ん だって ば よ ! おれ||つよく||||||||

うむ   そう だ な 。

だから ! ヤツ は 写 輪 眼 を 持 っと る ぞ 。 |やつ||うつ|りん|がん||じ|||

写 輪 眼 から 発する 瞳 力 を 操る 者 は 幻 術 を も 得意 と する の が 常だ 。 うつ|りん|がん||はっする|ひとみ|ちから||あやつる|もの||まぼろし|じゅつ|||とくい|||||とわだ

当然   サスケ は 幻 術 を 身 に つけて くる だろう 。 とうぜん|さすけ||まぼろし|じゅつ||み||||

その 対処 方法 も 知ら ず して どう やって   連れ戻す つもりだ ? |たいしょ|ほうほう||しら|||||つれもどす|

わかった よ 。

敵 に   自分 の 体 内 の チャクラ を コントロール さ れる の が   幻 術 だ 。 てき||じぶん||からだ|うち||||こんとろーる|||||まぼろし|じゅつ|

もし   自分 で   自分 の チャクラ を 乱す こと が できれば → |じぶん||じぶん||||みだす|||

幻 術 自体 が 成立 し なく なる 。 まぼろし|じゅつ|じたい||せいりつ|||

ふ ~ ん …  そんな こと できる かな ?

お前 は   すでに 経験 済み の はずだ が のう 。 おまえ|||けいけん|すみ||||

えっ ?  俺 が ? |おれ|

螺旋 丸 の 修業 の とき チャクラ を 放出 して → らせん|まる||しゅぎょう|||||ほうしゅつ|

手のひら で 乱 回転 さ せた だろう が 。 てのひら||らん|かいてん||||

お ~ し !  しっかり 見て て よ ! |||みて||

~ あぁ   あれ か 。 うむ 。 チャクラ を 手のひら に 放出 せ ず 体 内 で 乱して やる だけ の こと 。 ||てのひら||ほうしゅつ|||からだ|うち||みだして||||

だったら   簡単 だって ば よ ! |かんたん|||

よ ~ し !  ならば   早速 実践 訓練 と いく か ! |||さっそく|じっせん|くんれん|||

え ?

口 寄せ の 術 ! くち|よせ||じゅつ

( ガマ 力 ) あら   ジラ ちゃん   お ひ さ ~。 がま|ちから||||||

や ぁ   ガマ 力 さん 遠い ところ   すまない のう 。 ||がま|ちから||とおい|||

な ~ に   言って る の ! ジラ ちゃん と 私 の 仲 で 。 ||いって||||||わたくし||なか|

く …  苦しい って ば よ 。 |くるしい|||

誰 ?  この   かわいい 坊や は 。 だれ|||ぼうや|

( 自 来 也 ) ナルト だ 。 カーッ !  なんだ   コイツ !? じ|らい|や|||||

よろしく ね   ナルト ちゃん 。

なんか   気持 悪い って ば よ …。 |きもち|わるい|||

いや ぁ   実は ガマ 力 さん に お 願い が あって のう 。 ||じつは|がま|ちから||||ねがい|||

コイツ に   幻 術 破り の 修業 を つけて やって ほしい んだ が の 。 ||まぼろし|じゅつ|やぶり||しゅぎょう|||||||

う ~ ん …  どう しよう かしら ね 。

ま ぁ   他なら ぬ ジラ ちゃん の 頼み だし …。 ||ほかなら|||||たのみ|

ナルト !  お前 から も お 願い せ ん か ! やめ …  何 す ん だって ば よ ! |おまえ||||ねがい|||||なん|||||

あら   かわいい ! 早速   修業 し ま しょ   ナルト ちゃん ! ||さっそく|しゅぎょう|||||

ゲッ !

優しく する わ ね ~。 ギャーッ ! やさしく||||

ここ は ? 俺 って ば どこ に いる んだ 。 ||おれ||||||

エロ 仙人 。 |せんにん

おい   エロ 仙人 ここ は いったい   どこ なんだ …。 ||せんにん|||||

オホホホホッ !

ギャーッ !

坊や は 今   幻 術 世界 に いる の よ ん 。 ぼうや||いま|まぼろし|じゅつ|せかい|||||

く …  くる な 。

オホホホホホッ !

ヒーッ !

あ ~ っ ! 逃がさ ない わ よ 。 ||にがさ|||

あっ !  さっさと 幻 術 を 解いて → ||まぼろし|じゅつ||といて

早く こんな ところ から 抜け出す って ば よ 。 はやく||||ぬけだす|||

《 えっ と   えっ と …  体 内 で チャクラ を 乱 回転 さ せる んだ っけ …》 ||||からだ|うち||||らん|かいてん||||

なかなか うまい な   この 団子 。 ||||だんご

あら 。

った く   何 を 放出 して おる 。 ||なん||ほうしゅつ||

体 内 の チャクラ を 乱せ と 言って おろう が 。 からだ|うち||||みだせ||いって||

イヤーン !

この バカ 者 が ! |ばか|もの|

解 ! かい

あれ   何 が あった んだ って ば よ 。 |なん||||||

お前 は   幻 術 世界 で チャクラ を 乱そう と して → おまえ||まぼろし|じゅつ|せかい||||みだそう||

実際 に は   放出 して 乱 回転 さ せ しまった んだ 。 じっさい|||ほうしゅつ||らん|かいてん||||

は ぁ   失敗 だった の か 。 ||しっぱい|||

実践 訓練 の 前 に 体 内 の チャクラ を コントロール する 基礎 訓練 から だ な 。 じっせん|くんれん||ぜん||からだ|うち||||こんとろーる||きそ|くんれん|||

ナルト ちゃん と は   相性 悪い みたい ね 。 ||||あいしょう|わるい||

《 体 内 で 乱 回転 だ な 》 からだ|うち||らん|かいてん||

うわ っ !

もう 1 度 だ 。 |たび|

これ   螺旋 丸 を つくる より 難しい って ば よ 。 |らせん|まる||||むずかしい|||

《 体 内 で 乱 回転 》 からだ|うち||らん|かいてん

よし   その 調子 。 ||ちょうし

うわ っ !

ハァー   どうしても 放出 して しまう か 。 ||ほうしゅつ|||

まだまだ だ のう 。

ま ぁ   時間 は まだまだ ある 。 ||じかん|||

う ~  エロ 仙人 。 ||せんにん

ま   今日 の 修業 は それ くらい に して   メシ でも 食え 。 |きょう||しゅぎょう||||||めし||くえ

ほれ 。  うん ?

ねぇ ねぇ   何で 俺   選んだ の ? ||なんで|おれ|えらんだ|

や っぱ   や っぱ 仙人 クラス の すげ え 術 は → ||||せんにん|くらす||||じゅつ|

俺 くらい に なん ない と 伝授 でき ねえ の か な   イヒヒヒッ 。 おれ||||||でんじゅ||||||

わし は な   昔 四 代 目 火影 を 弟子 に して いて のう 。 |||むかし|よっ|だい|め|ほかげ||でし||||

そんで   お前 は   その 四 代 目 に おもしろい くらい 似て る 。 |おまえ|||よっ|だい|め||||にて|

まあ   それ だけ の 理由 だって の 。 ||||りゆう||

俺 が   四 代 目 に ? おれ||よっ|だい|め|

《 ナルト は   ミナト の 忘れ形見 。 ||みなと||わすれがたみ

わし から 見れば 孫 の ような 存在 だ 。 ||みれば|まご|||そんざい|

わし の 思い を ナルト が 継いで くれる なら …》 ||おもい||||ついで||

~ アハッ ! うん   修業 も 次の 段階 かのう 。 |しゅぎょう||つぎの|だんかい|

よう !  俺 が 番組 中 で 発表 する 4 つ の キーワード を 集めて → |おれ||ばんぐみ|なか||はっぴょう||||きーわーど||あつめて

プレゼント に 応募 して くれよ な 。 ぷれぜんと||おうぼ|||

じゃあ   最初の キーワード は …。 |さいしょの|きーわーど|

ねぇ ねぇ   どうして 修業 の 場所 を 変える んだ って ば よ 。 |||しゅぎょう||ばしょ||かえる||||

そこ に   ちょっと は マシ な 幻 術 の 先生 でも い ん の か ? ||||||まぼろし|じゅつ||せんせい|||||

これ から 向かう 村 は   まわり を 樹海 に 囲ま れて おる んだ が → ||むかう|むら||||じゅかい||かこま||||

そこ に は   脳 内 の チャクラ に 影響 を 及ぼす → |||のう|うち||||えいきょう||およぼす

特殊な 磁場 が 点在 して おって な 。 とくしゅな|じば||てんざい|||

その ため   土地 に 入った もの は → ||とち||はいった||

ひとたび 道筋 を 誤れば 幻 術 に 似た 状況 に 陥る 。 |みちすじ||あやまれば|まぼろし|じゅつ||にた|じょうきょう||おちいる

お前 の 幻 術 修業 の 仕上げ に ちょうど よい 場所 だ 。 おまえ||まぼろし|じゅつ|しゅぎょう||しあげ||||ばしょ|

へ ぇ ~  おもしろ そう だって ば よ 。

よし   急ごう   急ごう ! |いそごう|いそごう

エロ 仙人 その 村 って の は   まだ な の か よ 。 |せんにん||むら||||||||

もう すぐ そこ だ 。 え ~  何にも 見え ねえ って ば よ 。 |||||なんにも|みえ||||

はぐれる と   幻 術 に やられる ぞ 。 ||まぼろし|じゅつ|||

イタッ !  もう 何 だって ば よ 。  うん ? ||なん||||

何 な んだ   これ 。 さあ な 。 なん|||||

前 に 訪れた とき に は こんな もの は なかった んだ が なぁ 。 ぜん||おとずれた||||||||||

辛 っ ! しん|

トウガラシ か   強烈だ のう 。 とうがらし||きょうれつだ|

( タニシ ) 帰れ ! たにし|かえれ

いきなり 何 す んだ よ ! わし ら は 敵 で は ない んだ が な 。 |なん|||||||てき||||||

お ぬし   タニシ で は ない か ! ||たにし||||

以前   小説 の 取材 で ご 両親 の 世話に なった 自 来 也 だ 。 いぜん|しょうせつ||しゅざい|||りょうしん||せわに||じ|らい|や|

なに ? はやり   タニシ か 。 ||たにし|

その 額 の ホクロ に   見覚え が ある 。 えっ ? |がく||||みおぼえ|||

何 だ ? コイツ の こと 知って ん の か   エロ 仙人 。 なん|||||しって|||||せんにん

あの とき 世話 なった スクネ さん と ヨネ さん は 元気 かい ? ||せわ|||||よね|||げんき|

うる せ え   来る な ! |||くる|

何者 も この 村 に 近づいちゃ なん ねえ ! なにもの|||むら||ちかづいちゃ||

何で だって ば よ ! 黙れ ! なんで||||だまれ

どうした   タニシ ! 何 か あった の か ? |たにし|なん||||

早く 行け 。 見つかる と 面倒な こと に なる ぞ 。 はやく|いけ|みつかる||めんどうな||||

おい   どういう こと だって ば …。

ここ は ひとまず おいとま しよう かのう   ナルト 。

まったく 何 だって ば よ 。 |なん|||

以前 来た とき は 平和な 村 だった んだ が 。 いぜん|きた|||へいわな|むら|||

あの 穏やかだった 村人 たち が 壁 を つくり → |おだやかだった|むらびと|||かべ||

武装 まで して   よそ者 を 近づけ ん と いう こと は → ぶそう|||よそもの||ちかづけ|||||

よっぽど の こと だ 。

《 これ は   見て 見 ぬ ふり を する わけに も いかんの う 》 ||みて|み||||||||

見張り   交代 だ 。 あぁ 。 みはり|こうたい||

怪しげな 2 人 連れ が 近く を うろついて いる 。 あやしげな|じん|つれ||ちかく|||

気 を つけて くれ 。 わかった 。 き||||

ゆうべ から の 見張り 番   疲れた ろ ? 今 の うち に 休めよ   タニシ 。 |||みはり|ばん|つかれた||いま||||やすめよ|たにし

あぁ 。

は ぁ …。

大きな 声 を 出さん で くれ 。 力 に なり たい んだ 。 おおきな|こえ||しゅっさん|||ちから||||

村 に 何 が あった か   教えて ほしい 。 むら||なん||||おしえて|

わかった 。 わかった から   こいつ を 離せ 。 |||||はなせ

は ぁ …。

( 自 来 也 ) すま ん な 。 じ|らい|や|||

騒が れる と   やっかいな こと に なる らしい から な 。 さわが|||||||||

スクネ さん は   どうした ん だ ? 出て って くれ 。 ||||||でて||

アンタ たち が   村 に 入った こと が わかる と   村 の 仲間 が 殺さ れる 。 |||むら||はいった|||||むら||なかま||ころさ|

うん ? どういう こと だって ば よ ?

カンダチ : 俺 たち は この 樹海 の 力 を 借り に きた 。 |おれ||||じゅかい||ちから||かり||

幻 術 を 更に   完璧な もの に する ため に な 。 まぼろし|じゅつ||さらに|かんぺきな||||||

キサマ ら は 俺 の 幻 術 の 中 で 生きる が いい 。 |||おれ||まぼろし|じゅつ||なか||いきる||

母ちゃん …。 かあちゃん

父ちゃん ! とうちゃん

( スクネ ) 俺 たち の 村 は   幻 に 守ら れ 幻 と ともに 生きて きた 。 |おれ|||むら||まぼろし||まもら||まぼろし|||いきて|

赤 トウガラシ で 作った 赤 玉 で 幻 を 解く 方法 も 見つけた 。 あか|とうがらし||つくった|あか|たま||まぼろし||とく|ほうほう||みつけた

みんな   心配 する な ! |しんぱい||

この スクネ 様 が   必ず みんな を 守って み せる ! ||さま||かならず|||まもって||

テメエ ら ! とっとと   この 村 から 失せ や がれ 。 ||||むら||しっせ||

俺 に 力 を 貸す ほう が 利口だ ぞ 。 おれ||ちから||かす|||りこうだ|

フン …  樹海 の 見せる 幻 は ふん|じゅかい||みせる|まぼろし|

神様 が 村 を 守って くださる ため の 贈り物 だ 。 かみさま||むら||まもって||||おくりもの|

お前たち を 守る ため の もん じゃ ねえ ! おまえたち||まもる|||||

( みんな ) そうだ 。  出て いけ ! |そう だ|でて|

うわ ~!

う ぅ …  なんだ ?

今 より   この カンダチ が 村 を 治める 。 いま|||||むら||おさめる

女   子供 は   人質 と する 。 おんな|こども||ひとじち||

もし   俺 たち の こと が   表 に 知ら れる ような こと が あれば |おれ|||||ひょう||しら|||||

囚 われた 者 たち の 命 は ない と 思え 。 しゅう||もの|||いのち||||おもえ

ふざける な !  村 を お前 ら の 好きに さ せて たまる か 。 ||むら||おまえ|||すきに||||

父ちゃん ! とうちゃん

これ しき …。

うわ っ !

逆らう など   ムダ な こと だ 。 さからう||むだ|||

父ちゃん   やめろ ! とうちゃん|

逆らう な ! さからう|

この 村 は …。 |むら|

バカ !  やめろ よ !! ばか||

お前たち に は …  渡せ ねえ ! おまえたち|||わたせ|

やめろ !!

父ちゃん は 殺さ れた 。 とうちゃん||ころさ|

村 の 女 や 子供 は みんな   人質 に な っち まった 。 むら||おんな||こども|||ひとじち||||

だから   村 の 男 ども は 抵抗 で きね えん だ 。 |むら||おとこ|||ていこう||||

そう だった の か …。 立派な 父ちゃん だった んだ な 。 ||||りっぱな|とうちゃん|||

うる せ ぇ !  父ちゃん は   バカだ 。 何   言って んだ ? |||とうちゃん||ばかだ|なん|いって|

村 を 救おう と した 偉い 父ちゃん じゃ ねえ か ! むら||すくおう|||えらい|とうちゃん|||

俺 は   父ちゃん みたいな バカに は なら ねえ ! おれ||とうちゃん||ばかに|||

敵 いも し ない 相手 に ムダ に 命 を 捨て や が って 。 てき||||あいて||むだ||いのち||すて|||

お前 …。 おまえ

何も し なけりゃ   殺さ れ ず に 済む 。 それ しか   方法 が ない んだ よ 。 なにも|||ころさ||||すむ|||ほうほう||||

だから   頼む ! |たのむ

よけいな こと は し ないで   ヤツ ら に 悟ら れ ない ように 出て って くれ ! |||||やつ|||さとら|||よう に|でて||

テメエ   それ でも …。 わかった 。

エロ 仙人 ! |せんにん

出て って くれる の か ? でて||||

許せ 。 ゆるせ

こや つ の 言う こと も   わかる が 世話に なった 村人 たち を |||いう|||||せわに||むらびと||

このまま   放っておく わけに は いかん から のう 。 |ほうっておく|||||

そう   こ なくっちゃ !

タニシ …。 たにし

タニシ …  コイツ は   さっき   言って た 怪しげな 2 人 組 の 片割れ か ? たにし||||いって||あやしげな|じん|くみ||かたわれ|

あぁ   そう だって ば … あっ !  いや   そうだ 。 ||||||そう だ

天下 に 知れた 自 来 也様 と も あろう 者 が てんか||しれた|じ|らい|やさま||||もの|

うかつだった わ い な 。

カンダチ 様 の ところ へ すぐに 連れて いこう 。 |さま|||||つれて|

あぁ 。

まだ   もう 1 人 片割れ が   うろついて いる はずだ 。 ||じん|かたわれ||||

オメエ たち は   ここ を 頼む ぞ 。 (2 人 ) わかった 。 |||||たのむ||じん|

あの 浮き 島 は …。 |うき|しま|

人質 たち は   あそこ に 囚 われて おる らしい な 。 ひとじち|||||しゅう||||

お 待た せ ! |また|

じゃあ   ここ で  2 つ 目 の プレゼント 用 キーワード の 発表 だって ば よ ! ||||め||ぷれぜんと|よう|きーわーど||はっぴょう|||

2 つ 目 の キーワード は …。 |め||きーわーど|