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江戸小話, あごとかかと

あご と かかと

あご と かかと

江戸 の 街角 で 、 二 人 の 武士 が けんか を 始め ました 。 「 この やろう 」 「 なに お ・・・」 二 人 は 刀 を 抜く と 、 「 てい や ー 」 「 とりゃ ー 」 と 、 切り 合い ました 。 そして 一 人 が あご を 切り落とさ れ 、 もう 一 人 が 足 の かかと を 切り落とさ れた のです 。 する と 、 近く を 通りかかった 年寄り が 止め に 入り ました 。 「 まあまあ 、 どういう 事情 が ある の か 知り ませ ぬ が 、 切り 合い な ん ぞ 止めて くだされ 」 「・・・・・・」 「・・・・・・」 二 人 は 刀 を おさめる と 、 互いに 切り落とさ れた 物 を 拾って 帰り ました 。

その頃 、 江戸 に は 『 どうも 』 と いう 名医 と 、『 こう も 』 と いう 名医 が い ました 。 一 人 の 武士 は 『 どうも 』 の ところ へ 、 もう 一 人 の 武士 は 『 こう も 』 の ところ へ 行って 治療 する と 、 切り落とさ れた 物 を 見事に くっつけて もらい ました 。

しかし どこ で 入れ 違った の か 、 一 人 の かかと から は ひげ が 生え 始め 、 もう 一 人 の あご に は 、 冬 に なる と 、 あ かぎれ が きれる と いう こと です 。

♪ ちゃん ちゃん ( おしまい )


あご と かかと

あご と かかと

江戸 の 街角 で 、 二 人 の 武士 が けんか を 始め ました 。 えど||まちかど||ふた|じん||ぶし||||はじめ| 「 この やろう 」  「 なに お ・・・」   二 人 は 刀 を 抜く と 、 「 てい や ー 」 「 とりゃ ー 」 と 、 切り 合い ました 。 ||||ふた|じん||かたな||ぬく||||-||-||きり|あい| そして 一 人 が あご を 切り落とさ れ 、 もう 一 人 が 足 の かかと を 切り落とさ れた のです 。 |ひと|じん||||きりおとさ|||ひと|じん||あし||||きりおとさ||の です する と 、 近く を 通りかかった 年寄り が 止め に 入り ました 。 ||ちかく||とおりかかった|としより||とどめ||はいり| 「 まあまあ 、 どういう 事情 が ある の か 知り ませ ぬ が 、 切り 合い な ん ぞ 止めて くだされ 」 「・・・・・・」 「・・・・・・」   二 人 は 刀 を おさめる と 、 互いに 切り落とさ れた 物 を 拾って 帰り ました 。 ||じじょう|||||しり||||きり|あい||||とどめて||ふた|じん||かたな||||たがいに|きりおとさ||ぶつ||ひろって|かえり|

その頃 、 江戸 に は 『 どうも 』 と いう 名医 と 、『 こう も 』 と いう 名医 が い ました 。 そのころ|えど||||||めいい||||||めいい||| 一 人 の 武士 は 『 どうも 』 の ところ へ 、 もう 一 人 の 武士 は 『 こう も 』 の ところ へ 行って 治療 する と 、 切り落とさ れた 物 を 見事に くっつけて もらい ました 。 ひと|じん||ぶし|||||||ひと|じん||ぶし|||||||おこなって|ちりょう|||きりおとさ||ぶつ||みごとに|||

しかし どこ で 入れ 違った の か 、 一 人 の かかと から は ひげ が 生え 始め 、 もう 一 人 の あご に は 、 冬 に なる と 、 あ かぎれ が きれる と いう こと です 。 |||いれ|ちがった|||ひと|じん|||||||はえ|はじめ||ひと|じん|||||ふゆ|||||||||||

♪ ちゃん ちゃん ( おしまい )