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イタズラなKiss〜Love in TOKYO, イタズラなKiss〜Love in TOKYO#5 (3)

イタズラ な Kiss 〜 Love in TOKYO #5 (3)

( せき払い )

( F 組 の 生徒 たち の せき払い )

私 は 声 を 大 に して 言い たい

( F 組 の 生徒 たち ) イエーイ

勉強 だけ が 青春 じゃない

( F 組 の 生徒 たち ) イエーイ

成績 だけ が 人 を 測る 価値 で は ない

( F 組 の 生徒 たち ) イエーイ

( せき払い )

( 富田 ) 成績 の 悪い 人間 は 大学 に 入る の に も 苦労 し

就職 する の に も 苦労 する ―

大事 な 君 たち に ―

そんな つらい 思い を させ なくて いい こと を

先生 は 本当に うれしく 思う

拍手

おい ちょっと 頭 いい から って 何 な んだ !

お や ?

私 は F 組 の 皆さん の こと を 言った 覚え は あり ません が

何か 思い当たる ふし が あった んです か ねえ

( A 組 の 生徒 たち の 笑い声 )

( コバヤカワ ) あー やだ やだ

レベル の 低い 人 って すぐに 被害 妄想 に なる んだ もん

何 や と ? コラ !

そして すぐに 暴力 に 頼る

ああ ? まだ 何も して ない や ん け

言葉 の 暴力 も 十分 に 刑罰 の 対象 に なる の よ

所詮 F 組 の 人間 は 腕力 で 勝負 する しか ない んだ ろ ?

金 ちゃん ―

金 ちゃん ―

( 銀太郎 ・ 銅 蔵 ) 兄貴

( 銀太郎 ・ 銅 蔵 ) 兄貴

金 ちゃん !

( 富田 ) コバヤカワ よく 言った

( コバヤカワ ) ありがとう ございます 先生

( 従業員 ) です が どの お 部屋 も 今日 は ご 予約 で いっぱい で して

そこ を なんとか 頼ん ます わ 高校 最後 の 夜 やっ ちゅう のに ―

あんな やつ ら と 一緒 で は やり きれ ん のです わ

( 従業員 ) そう おっしゃられて も 困り ます よ

( 琴子 ) 金 ちゃん

( 金之助 ) おう 琴子 今 部屋 変えて もらう から な

( 従業 員 ) です から お客様 …

( 従業 員 ) です から お客様 …

( 琴子 ) 今 の まま で 大丈夫 です

( 琴子 ) 今 の まま で 大丈夫 です

行く よ 金 ちゃん ―

( 金之助 ) せや けど 琴子

( 金之助 ) せや けど 琴子

行く よ 金 ちゃん

行く よ 金 ちゃん

先生 たち も お 酒 が 入って

ちょっと カッと なっ ちゃった だけ だって ば ―

最後 な んだ から みんな で 仲よく やろう よ

( 金之助 ) はぁ

約束 した じゃん

私 たち は 私 たち で 勉強 じゃない 得意 な こと を 見つけ よう って

そしたら

A 組 の 人 たち に 何 言わ れて も 気 に し なくて 済む でしょ

はぁ

せや な

俺 頭 に 血 上っ とった わ

目覚まさして くれて ありがとう な 琴子

はぁ

フ … フッ

また 青のり 付いて んで

フッ

( 金之助 ) ほい

( 銅蔵 ) 兄貴 ついに …

( 銅蔵 ) 兄貴 ついに …

( 銀太郎 ) あっ シーッ

( 銀太郎 ) あっ シーッ

(2 人 ) 入江 直樹 !

じゃあ 私 先 に 戻って る ね

( 金之助 ) フッ …

何 や 天才 君 ―

琴子 と 俺 様 の 仲 が 気 に なって 見 に 来た ん か ?

嫉妬 して ん の か ?―

おい 何 無視 して ん ねん ちょい 待て や

俺 は な お 前 が 大学 行って タラタラ し とる 間 に

お前 が できひん こと やって ビッグ に なった る

そう 琴子 と 約束 した ん や

大学 行ける 人間 が そう 言う なら かっこいい けど

行け ない 人間 が 言って も 負け惜しみ に しか 聞こえ ない ね

琴子 と 約束 した ん は それ だけ や ない で

俺 は な 今夜 琴子 と チュ …

キス す ん ねん

夢 なら 寝て 見れば ?

どうかな ?

すてき な 卒業 式 に しよう って 誘って きた ん は 琴子 の 方 や で

高校 最後 に なって あいつ も ようやく

誰 が 一番 自分 を 大事 に して くれる か って こと に

気い付いた ん やろ

今更 嫉妬 して も 遅い ねん で

天才 君

♪~

はいはい はいはい はい はーい

A 組 の 皆さん も F 組 の みんな も もっと もっと

盛り上がって いき ましょう 高校 最後 な んです から ね ー

( 渡辺 ) そうだ ね そうだ ね

ねえ 料理 も 一緒に し ない ? こっち も さみしかった し

いい です ね そうそう し ましょ そう し ましょう

( 渡辺 ) はい こっち こっち 早く こっち 来い よ

( じんこ ) 早く 早く …

( 聡美 たち ) キャー

すごっ !

(3 人 ) ん ー

( コバヤカワ ) そりゃ あ あんた は いい わ よ ね

全部 自分 の 思いどおりに なった んだ から

( A 組 の 女子 生徒 ) 入江 君 が 東大 に 行け なく なった の あなた の せい な ん でしょ ?

( A 組 の 女子 生徒 ) 自分 が ばか だ から って 優秀 な 人 の 人生 邪魔 する なんて

最悪 だ よ ね

( 直樹 ) そいつ の せい じゃない ―

俺 が 東大 に 行か なかった の は そいつ の せい じゃない

入江 君

え ? ちょっと 入江 いい とこ あん じゃない

うん うん 見直した

何で 俺 が こいつ なんか の ため に 東大 やめ なくちゃ いけない の ?

こ … こ … こいつ ?

( じんこ ) おお っ 琴子 しっかり して !

頼む

( 琴子 ) 痛っ

( 琴子 ) 痛っ

( 理美 ) 大丈夫 ?

( 理美 ) 大丈夫 ?

( 富田 ) そうだ な 入江 みたいな 頭 の いい やつ が

たかが 1 人 の 女生徒 に 惑わされて 人生 を 誤る わけ が ない な

たかが ?

( コバヤカワ ) なあんだ

入江 君 が こんな 子 の こと 好き に なる わけない もん ね ―

うわさ 信じて 損し ちゃった

こんな 子 ?

ちょっと 待ち なさい よ さっき から 聞いてれば

こいつ だの ばか だの 邪魔 だの こんな 子 だの ―

ちょっと 失礼 すぎる ん じゃない です か ね ?

確かに 確かに 私 は 入江 君 の お世話 に なり ました よ

少し は 迷惑 を かけた かも しれ ない

少し ?

たくさん です ね

そう です ね

そう だ ね うん

でも その 言い 方 この 冷血 男 !

その 冷血 男 が 好き な んだ ろ ?

( 生徒 たち の 歓声 )

( 渡辺 ) おいおい お 熱い とこ 見せつける な よ

まあ つまり さ

全て は 琴子 ちゃん の 愛 の 力 だって こと だ よ ―

入江 と 琴子 ちゃん は 一緒に いる 運命 なん だって

ふざけんな よ

( 渡辺 ) だって センター 試験 の あの お守り

何 ? 何 ?

いや 今 と なって は 笑い話 だ けど さ ―

入江 の やつ 琴子 ちゃん が くれた お守り の せい で ―

階段 から 落ちて けが まで して

( コバヤカワ ) そう いえば 松葉づえ ついて た ね

( 渡辺 ) 電車 は 乗り 過ごす し 鉛筆 の 芯 は 折れる し ―

揚げ句 に 弁当 は 食い 損ねる し で 大変 だった んだ よ

( 男子 生徒 ) それ お守り じゃなくて 呪い じゃ ね ?

あ いやいや それ が 愛 の 力 なん だって

愛 の 力 の 逆 作用 だ よ

( A 組 の 女子 生徒 ) そう いえば 彼女 入江 君 に ラブレター 渡した 次の 日

お うち が 壊れ ちゃった ん じゃなかった ?

( 一同 ) ああっ

( A 組 の 女子 生徒 の 声 ) しかも ラブレター も 突き返されて

いら ない

すごい ね 嵐 を 呼ぶ 女 じゃん

( A 組 の 生徒 たち の 笑い声 )

( コバヤカワ ) そう いえば バレンタイン は チョコ と か もらった の ?

まぬけ な やつ を ね ―

年明け に は 変 な ヘッド マッサージ 器 も もらった

( コバヤカワ ) ウケる 何 ? その センス

( 渡辺 ) アハハ これ じゃあ 卒業 暴露 大会 だ な

次 は 誰 の 暴露 話 に する ?

( 生徒 たち の ざわめき )

ハッハッハ … アッハッハ …

やばい 琴子 壊れた

アーハッハ

琴子 !

琴子 !

大丈夫 か ? 琴子

大丈夫 か ? 琴子

大丈夫 か ? 琴子

( せき込み )

( せき込み )

はあっ あー 楽しい ね ―

暴露 大会 楽しい アハ

ヒーッヒッヒー

( せき払い )

そこ まで 言う なら

それなり の 覚悟 は ある ん でしょう ね ?

( 直樹 ) 何 だ よ

自分 に は 暴露 される こと が 1つ も ない と でも 思って る わけ ?

( 直樹 ) 俺 は これ まで の 人生 で ―

人 に 知ら れて 恥ずかしい こと なんて ―

して きて ない けど

フフフ … フーッフフフ …

天才 に も 弱み って ある んだ よ

( 生徒 たち の どよめき )

まさか

だ あー お !

( じんこ ) 何 これ ? まさか 入江 !?

( 理美 ) やだ 女の子 じゃない !

( 男子 生徒 ) すげえ 入江 が 女装 して る !

( 男子 生徒 ) わあ これ 入江 か !?

お前 何で ?

おば 様 から もう 1 枚 頂いた の 大事 に 定期 入れ に 入れ といた の

だーい 好き な 入江 君 の 幼少 期 の 写真 を ね

でも 100 年 の 恋 も 冷める わ よ ね

だって これ じゃあ

女の子 だ もん ね ー

( 生徒 たち の 笑い声 )

これ で 笑われる 者 の 気持ち が 分かった ?―

ウッ ヘッヘー やーい やーい …―

オーッホホ オホホ

オーッホホ オホホ

( 理美 ) 取った ! うっ

( 理美 ) 取った ! うっ

お前 ちょっと 来い

( 生徒 たち の 歓声 )

( 金之助 ) よっしゃ !―

ブロンズ ―

ブロンズ ―

( 銅蔵 ) イエーイ !

( 銅蔵 ) イエーイ !

( 銅蔵 ) イエーイ !

シルバー

シルバー

シルバー

( 銀太郎 ) イエーイ !

( 銀太郎 ) イエーイ !

( 銀太郎 ) イエーイ !

ゴールデンタイム イエーイ !

ゴールデンタイム イエーイ !

ゴールデンタイム イエーイ !

( 銀太郎 ・ 銅蔵 ) イエーイ !

おいおい … F 組 も A 組 も

盛り上がって る や ん け ー !

( 生徒 たち ) イエーイ !

この 金 ちゃん 様 が

もっと 盛り上げ たる で ー !

( 銀太郎 ) よーし よし !

( 生徒 たち の 歓声 )

( 生徒 たち の 歓声 )

この 曲 は

俺 の 愛する 1 人 の 女性 に ささげる ため に 作った もの です

( 生徒 たち の 歓声 )

♪~

俺 の 3 年間 の 思い を 今 ここ に ぶつけ ます

聞いて ください “ 好き や ねん 琴子 ”

♪ 好き や ねん 好き や ねん

♪ す す す す す す 好き や ねん

♪ す す す す す す 好き や ねん

( 銀太郎 ) ♪ 琴子 琴子 琴子 ウア ウア

( 銀太郎 ) ♪ 琴子 琴子 琴子 ウア ウア

( 生徒 たち ) ♪ 琴子 琴子 琴子 ウア ウア

♪ 東京 さみしい 町 や で ほんま

♪ 誰も 彼 も そっぽ 向いて る マジで

♪ 誰も 彼 も そっぽ 向いて る マジで

( 銀太郎 )♪ マジで

♪ せや けど 琴子 お前 の 笑顔 が

何 よ

随分 派手 に やって くれた な

すごんだ って 怖く ない んだ から

入江 君 だって 私 の 入江 君 に 対する 気持ち

みんな で ばか に して 笑って た じゃない

♪ 知って る か 俺 は ただ

♪ お前 に 出会えて よかった

( 生徒 たち の 歓声 )

♪ わし は わし は

♪ わし は ~ あ ~

♪ それ だけ で 幸せ やあ ~

♪ それ だけ で 幸せ やあ ~

( 生徒 たち の 歓声 )

( 生徒 たち の 歓声 )

琴子 !

もう やめる

私 …

入江 君 好き な の もう やめる

ふーん

忘れ ちゃう んだ 俺 の こと

そう よ

だって 入江 君 の 性格 なんて よく 分かった もん

すぐに 忘れて 大学 で かっこいい 人 見つけて

じゃあ 忘れて みろ よ

フッ ざまあ見ろ

琴子 俺 や あかん か !

琴子 ! 俺 は やる とき は やる で !

( 琴子 ) キス !? ファースト ・ キス ―

人生 で 初めて の ―

たった 1 回 だけ の 特別 な キス ―

私 入江 君 と ―

キス し ちゃった の ?

♪~

誰 ? あの 美女

( 松本 裕子 ( まつもと ゆうこ )) この 子 入江 君 の 彼女 ?

まさか

( じんこ ) 入江 と 同じ クラブ に 入り な よ ―

そしたら 学部 が 違って も ―

入江 と ずっと 一緒に いる こと が できる

( 須藤 ( すどう )) 相原 琴子 !

( 琴子 ) おおーっ !

( 理美 ) うかうか して る と あの 美女 に 取られ ちゃう よ

( 直樹 ) スタイル も いい し 美人 だ よ な

彼 の こと 何にも 知ら ない の ね

( 重雄 ) 父さん と 一緒に 2 人 暮らし 戻ろう や

( 直樹 ) 忘れ られ なく なった ? 俺 の こと

( 重雄 ) 傷つく 琴子 を 見 たく ない んだ よ


イタズラ な Kiss 〜 Love in TOKYO #5 (3) いたずら||||| Озорной поцелуй - Любовь в ТОКИО #5 (3)

( せき払い ) せきばらい

( F 組 の 生徒 たち の せき払い ) |くみ||せいと|||せきばらい

私 は 声 を 大 に して 言い たい わたくし||こえ||だい|||いい|

( F 組 の 生徒 たち ) イエーイ |くみ||せいと||

勉強 だけ が 青春 じゃない べんきょう|||せいしゅん|じゃ ない

( F 組 の 生徒 たち ) イエーイ |くみ||せいと||

成績 だけ が 人 を 測る 価値 で は ない せいせき|||じん||はかる|かち|||

( F 組 の 生徒 たち ) イエーイ |くみ||せいと||

( せき払い ) せきばらい

( 富田 ) 成績 の 悪い 人間 は 大学 に 入る の に も 苦労 し とみた|せいせき||わるい|にんげん||だいがく||はいる||||くろう|

就職 する の に も 苦労 する ― しゅうしょく|||||くろう|

大事 な 君 たち に ― だいじ||きみ||

そんな つらい 思い を させ なくて いい こと を ||おもい||さ せ||||

先生 は 本当に うれしく 思う せんせい||ほんとうに||おもう

拍手 はくしゅ

おい ちょっと 頭 いい から って 何 な んだ ! ||あたま||||なん||

お や ?

私 は F 組 の 皆さん の こと を 言った 覚え は あり ません が わたくし|||くみ||みなさん||||いった|おぼえ|||ませ ん| I don't remember mentioning everyone in Group F

何か 思い当たる ふし が あった んです か ねえ なん か|おもいあたる||||ん です||

( A 組 の 生徒 たち の 笑い声 ) |くみ||せいと|||わらいごえ

( コバヤカワ ) あー やだ やだ ||や だ|や だ

レベル の 低い 人 って すぐに 被害 妄想 に なる んだ もん れべる||ひくい|じん|||ひがい|もうそう||||

何 や と ? コラ ! なん|||

そして すぐに 暴力 に 頼る ||ぼうりょく||たよる

ああ ? まだ 何も して ない や ん け ||なにも|||||

言葉 の 暴力 も 十分 に 刑罰 の 対象 に なる の よ ことば||ぼうりょく||じゅうぶん||けいばつ||たいしょう|||| Verbal violence is also well subject to punishment.

所詮 F 組 の 人間 は 腕力 で 勝負 する しか ない んだ ろ ? しょせん||くみ||にんげん||わんりょく||しょうぶ|||||

金 ちゃん ― きむ|

金 ちゃん ― きむ|

( 銀太郎 ・ 銅 蔵 ) 兄貴 ぎん たろう|どう|くら|あにき

( 銀太郎 ・ 銅 蔵 ) 兄貴 ぎん たろう|どう|くら|あにき

金 ちゃん ! きむ|

( 富田 ) コバヤカワ よく 言った とみた|||いった

( コバヤカワ ) ありがとう ございます 先生 |||せんせい

( 従業員 ) です が どの お 部屋 も 今日 は ご 予約 で いっぱい で して じゅうぎょう いん|||||へや||きょう|||よやく||||

そこ を なんとか 頼ん ます わ 高校 最後 の 夜 やっ ちゅう のに ― |||たの ん|||こうこう|さいご||よ|||

あんな やつ ら と 一緒 で は やり きれ ん のです わ ||||いっしょ||||||の です|

( 従業員 ) そう おっしゃられて も 困り ます よ じゅうぎょう いん||||こまり||

( 琴子 ) 金 ちゃん ことこ|きむ|

( 金之助 ) おう 琴子 今 部屋 変えて もらう から な きんのすけ||ことこ|いま|へや|かえて|||

( 従業 員 ) です から お客様 … じゅうぎょう|いん|||お きゃく さま

( 従業 員 ) です から お客様 … じゅうぎょう|いん|||お きゃく さま

( 琴子 ) 今 の まま で 大丈夫 です ことこ|いま||||だいじょうぶ|

( 琴子 ) 今 の まま で 大丈夫 です ことこ|いま||||だいじょうぶ|

行く よ 金 ちゃん ― いく||きむ|

( 金之助 ) せや けど 琴子 きんのすけ|せ や||ことこ

( 金之助 ) せや けど 琴子 きんのすけ|せ や||ことこ

行く よ 金 ちゃん いく||きむ|

行く よ 金 ちゃん いく||きむ|

先生 たち も お 酒 が 入って せんせい||||さけ||はいって

ちょっと カッと なっ ちゃった だけ だって ば ― |カッ と|||||

最後 な んだ から みんな で 仲よく やろう よ さいご||||||なかよく||

( 金之助 ) はぁ きんのすけ|は ぁ

約束 した じゃん やくそく||じゃ ん

私 たち は 私 たち で 勉強 じゃない 得意 な こと を 見つけ よう って わたくし|||わたくし|||べんきょう|じゃ ない|とくい||||みつけ||

そしたら そ したら

A 組 の 人 たち に 何 言わ れて も 気 に し なくて 済む でしょ |くみ||じん|||なん|いわ|||き||||すむ|

はぁ は ぁ

せや な せ や|

俺 頭 に 血 上っ とった わ おれ|あたま||ち|うえっ||

目覚まさして くれて ありがとう な 琴子 め さまさ して||||ことこ

はぁ は ぁ

フ … フッ

また 青のり 付いて んで |あおのり|ついて|

フッ

( 金之助 ) ほい きんのすけ|ほ い

( 銅蔵 ) 兄貴 ついに … どう くら|あにき|

( 銅蔵 ) 兄貴 ついに … どう くら|あにき|

( 銀太郎 ) あっ シーッ ぎん たろう||

( 銀太郎 ) あっ シーッ ぎん たろう||

(2 人 ) 入江 直樹 ! じん|いりえ|なおき

じゃあ 私 先 に 戻って る ね |わたくし|さき||もどって||

( 金之助 ) フッ … きんのすけ|

何 や 天才 君 ― なん||てんさい|きみ

琴子 と 俺 様 の 仲 が 気 に なって 見 に 来た ん か ? ことこ||おれ|さま||なか||き|||み||きた||

嫉妬 して ん の か ?― しっと||||

おい 何 無視 して ん ねん ちょい 待て や |なん|むし||||ちょ い|まて|

俺 は な お 前 が 大学 行って タラタラ し とる 間 に おれ||||ぜん||だいがく|おこなって||||あいだ|

お前 が できひん こと やって ビッグ に なった る おまえ||で きひん|||びっぐ|||

そう 琴子 と 約束 した ん や |ことこ||やくそく|||

大学 行ける 人間 が そう 言う なら かっこいい けど だいがく|いける|にんげん|||いう|||

行け ない 人間 が 言って も 負け惜しみ に しか 聞こえ ない ね いけ||にんげん||いって||まけおしみ|||きこえ|| Even if a person who can't go can say it, he can only hear it as a loss.

琴子 と 約束 した ん は それ だけ や ない で ことこ||やくそく||||||||

俺 は な 今夜 琴子 と チュ … おれ|||こんや|ことこ||

キス す ん ねん きす|||

夢 なら 寝て 見れば ? ゆめ||ねて|みれば

どうかな ? どうか な

すてき な 卒業 式 に しよう って 誘って きた ん は 琴子 の 方 や で ||そつぎょう|しき||||さそって||||ことこ||かた||

高校 最後 に なって あいつ も ようやく こうこう|さいご|||||

誰 が 一番 自分 を 大事 に して くれる か って こと に だれ||ひと ばん|じぶん||だいじ|||||||

気い付いた ん やろ き いついた||

今更 嫉妬 して も 遅い ねん で いまさら|しっと|||おそい||

天才 君 てんさい|きみ

♪~

はいはい はいはい はい はーい は いはい|は いはい||は - い

A 組 の 皆さん も F 組 の みんな も もっと もっと |くみ||みなさん|||くみ|||||

盛り上がって いき ましょう 高校 最後 な んです から ね ー もりあがって|||こうこう|さいご||ん です|||-

( 渡辺 ) そうだ ね そうだ ね わたなべ|そう だ||そう だ|

ねえ 料理 も 一緒に し ない ? こっち も さみしかった し |りょうり||いっしょに||||||

いい です ね そうそう し ましょ そう し ましょう |||そう そう||ま しょ|||

( 渡辺 ) はい こっち こっち 早く こっち 来い よ わたなべ||||はやく||こい|

( じんこ ) 早く 早く … じん こ|はやく|はやく

( 聡美 たち ) キャー さとみ||

すごっ !

(3 人 ) ん ー じん||-

( コバヤカワ ) そりゃ あ あんた は いい わ よ ね

全部 自分 の 思いどおりに なった んだ から ぜんぶ|じぶん||おもいどおりに|||

( A 組 の 女子 生徒 ) 入江 君 が 東大 に 行け なく なった の あなた の せい な ん でしょ ? |くみ||じょし|せいと|いりえ|きみ||とうだい||いけ|||||||||

( A 組 の 女子 生徒 ) 自分 が ばか だ から って 優秀 な 人 の 人生 邪魔 する なんて |くみ||じょし|せいと|じぶん||||||ゆうしゅう||じん||じんせい|じゃま||

最悪 だ よ ね さいあく|||

( 直樹 ) そいつ の せい じゃない ― なおき|そい つ|||じゃ ない

俺 が 東大 に 行か なかった の は そいつ の せい じゃない おれ||とうだい||いか||||そい つ|||じゃ ない

入江 君 いりえ|きみ

え ? ちょっと 入江 いい とこ あん じゃない ||いりえ||||じゃ ない

うん うん 見直した ||みなおした

何で 俺 が こいつ なんか の ため に 東大 やめ なくちゃ いけない の ? なんで|おれ|||||||とうだい|||| Why do I have to quit the University of Tokyo for something like this?

こ … こ … こいつ ?

( じんこ ) おお っ 琴子 しっかり して ! じん こ|||ことこ||

頼む たのむ

( 琴子 ) 痛っ ことこ|つうっ

( 琴子 ) 痛っ ことこ|つうっ

( 理美 ) 大丈夫 ? り び|だいじょうぶ

( 理美 ) 大丈夫 ? り び|だいじょうぶ

( 富田 ) そうだ な 入江 みたいな 頭 の いい やつ が とみた|そう だ||いりえ||あたま||||

たかが 1 人 の 女生徒 に 惑わされて 人生 を 誤る わけ が ない な |じん||じょせいと||まどわされて|じんせい||あやまる||||

たかが ?

( コバヤカワ ) なあんだ |な あんだ

入江 君 が こんな 子 の こと 好き に なる わけない もん ね ― いりえ|きみ|||こ|||すき|||||

うわさ 信じて 損し ちゃった |しんじて|そんし|

こんな 子 ? |こ

ちょっと 待ち なさい よ さっき から 聞いてれば |まち|||||きいて れば

こいつ だの ばか だの 邪魔 だの こんな 子 だの ― ||||じゃま|||こ|

ちょっと 失礼 すぎる ん じゃない です か ね ? |しつれい|||じゃ ない|||

確かに 確かに 私 は 入江 君 の お世話 に なり ました よ たしかに|たしかに|わたくし||いりえ|きみ||お せわ||||

少し は 迷惑 を かけた かも しれ ない すこし||めいわく|||||

少し ? すこし

たくさん です ね

そう です ね

そう だ ね うん

でも その 言い 方 この 冷血 男 ! ||いい|かた||れいけつ|おとこ

その 冷血 男 が 好き な んだ ろ ? |れいけつ|おとこ||すき|||

( 生徒 たち の 歓声 ) せいと|||かんせい

( 渡辺 ) おいおい お 熱い とこ 見せつける な よ わたなべ|||あつい||みせつける||

まあ つまり さ

全て は 琴子 ちゃん の 愛 の 力 だって こと だ よ ― すべて||ことこ|||あい||ちから||||

入江 と 琴子 ちゃん は 一緒に いる 運命 なん だって いりえ||ことこ|||いっしょに||うんめい||

ふざけんな よ ふざけ ん な|

( 渡辺 ) だって センター 試験 の あの お守り わたなべ||せんたー|しけん|||おもり

何 ? 何 ? なん|なん

いや 今 と なって は 笑い話 だ けど さ ― |いま||||わらいばなし|||

入江 の やつ 琴子 ちゃん が くれた お守り の せい で ― いりえ|||ことこ||||おもり|||

階段 から 落ちて けが まで して かいだん||おちて|||

( コバヤカワ ) そう いえば 松葉づえ ついて た ね |||まつばづえ|||

( 渡辺 ) 電車 は 乗り 過ごす し 鉛筆 の 芯 は 折れる し ― わたなべ|でんしゃ||のり|すごす||えんぴつ||しん||おれる|

揚げ句 に 弁当 は 食い 損ねる し で 大変 だった んだ よ あげく||べんとう||くい|そこねる|||たいへん|||

( 男子 生徒 ) それ お守り じゃなくて 呪い じゃ ね ? だんし|せいと||おもり|じゃ なくて|まじない||

あ いやいや それ が 愛 の 力 なん だって ||||あい||ちから||

愛 の 力 の 逆 作用 だ よ あい||ちから||ぎゃく|さよう||

( A 組 の 女子 生徒 ) そう いえば 彼女 入江 君 に ラブレター 渡した 次の 日 |くみ||じょし|せいと|||かのじょ|いりえ|きみ|||わたした|つぎの|ひ

お うち が 壊れ ちゃった ん じゃなかった ? |||こぼれ|||じゃ なかった

( 一同 ) ああっ いちどう|

( A 組 の 女子 生徒 の 声 ) しかも ラブレター も 突き返されて |くみ||じょし|せいと||こえ||||つきかえされて

いら ない

すごい ね 嵐 を 呼ぶ 女 じゃん ||あらし||よぶ|おんな|じゃ ん

( A 組 の 生徒 たち の 笑い声 ) |くみ||せいと|||わらいごえ

( コバヤカワ ) そう いえば バレンタイン は チョコ と か もらった の ? |||ばれんたいん||ちょこ||||

まぬけ な やつ を ね ―

年明け に は 変 な ヘッド マッサージ 器 も もらった ねんあけ|||へん||へっど|まっさーじ|うつわ||

( コバヤカワ ) ウケる 何 ? その センス |ウケ る|なん||せんす

( 渡辺 ) アハハ これ じゃあ 卒業 暴露 大会 だ な わたなべ||||そつぎょう|ばくろ|たいかい||

次 は 誰 の 暴露 話 に する ? つぎ||だれ||ばくろ|はなし||

( 生徒 たち の ざわめき ) せいと|||

ハッハッハ … アッハッハ …

やばい 琴子 壊れた や ばい|ことこ|こぼれた

アーハッハ

琴子 ! ことこ

琴子 ! ことこ

大丈夫 か ? 琴子 だいじょうぶ||ことこ

大丈夫 か ? 琴子 だいじょうぶ||ことこ

大丈夫 か ? 琴子 だいじょうぶ||ことこ

( せき込み ) せきこみ

( せき込み ) せきこみ

はあっ あー 楽しい ね ― は あっ||たのしい|

暴露 大会 楽しい アハ ばくろ|たいかい|たのしい|

ヒーッヒッヒー

( せき払い ) せきばらい

そこ まで 言う なら ||いう|

それなり の 覚悟 は ある ん でしょう ね ? ||かくご||||| Are you prepared for it?

( 直樹 ) 何 だ よ なおき|なん||

自分 に は 暴露 される こと が 1つ も ない と でも 思って る わけ ? じぶん|||ばくろ|さ れる||||||||おもって|| Do you think you're never exposed to yourself?

( 直樹 ) 俺 は これ まで の 人生 で ― なおき|おれ|||||じんせい|

人 に 知ら れて 恥ずかしい こと なんて ― じん||しら||はずかしい||

して きて ない けど

フフフ … フーッフフフ …

天才 に も 弱み って ある んだ よ てんさい|||よわみ||||

( 生徒 たち の どよめき ) せいと|||

まさか

だ あー お !

( じんこ ) 何 これ ? まさか 入江 !? じん こ|なん|||いりえ

( 理美 ) やだ 女の子 じゃない ! り び|や だ|おんなのこ|じゃ ない

( 男子 生徒 ) すげえ 入江 が 女装 して る ! だんし|せいと|すげ え|いりえ||じょそう||

( 男子 生徒 ) わあ これ 入江 か !? だんし|せいと|わ あ||いりえ|

お前 何で ? おまえ|なんで

おば 様 から もう 1 枚 頂いた の 大事 に 定期 入れ に 入れ といた の |さま|||まい|いただいた||だいじ||ていき|いれ||いれ||

だーい 好き な 入江 君 の 幼少 期 の 写真 を ね だ - い|すき||いりえ|きみ||ようしょう|き||しゃしん||

でも 100 年 の 恋 も 冷める わ よ ね |とし||こい||さめる||| But 100 years of love will cool down, right?

だって これ じゃあ

女の子 だ もん ね ー おんなのこ||||-

( 生徒 たち の 笑い声 ) せいと|||わらいごえ

これ で 笑われる 者 の 気持ち が 分かった ?― ||えみわれる|もの||きもち||わかった

ウッ ヘッヘー やーい やーい …― ||や - い|や - い

オーッホホ オホホ

オーッホホ オホホ

( 理美 ) 取った ! うっ り び|とった|

( 理美 ) 取った ! うっ り び|とった|

お前 ちょっと 来い おまえ||こい

( 生徒 たち の 歓声 ) せいと|||かんせい

( 金之助 ) よっしゃ !― きんのすけ|

ブロンズ ― ぶろんず

ブロンズ ― ぶろんず

( 銅蔵 ) イエーイ ! どう くら|

( 銅蔵 ) イエーイ ! どう くら|

( 銅蔵 ) イエーイ ! どう くら|

シルバー

シルバー

シルバー

( 銀太郎 ) イエーイ ! ぎん たろう|

( 銀太郎 ) イエーイ ! ぎん たろう|

( 銀太郎 ) イエーイ ! ぎん たろう|

ゴールデンタイム イエーイ !

ゴールデンタイム イエーイ !

ゴールデンタイム イエーイ !

( 銀太郎 ・ 銅蔵 ) イエーイ ! ぎん たろう|どう くら|

おいおい … F 組 も A 組 も ||くみ|||くみ|

盛り上がって る や ん け ー ! もりあがって|||||-

( 生徒 たち ) イエーイ ! せいと||

この 金 ちゃん 様 が |きむ||さま|

もっと 盛り上げ たる で ー ! |もりあげ|||-

( 銀太郎 ) よーし よし ! ぎん たろう|よ - し|

( 生徒 たち の 歓声 ) せいと|||かんせい

( 生徒 たち の 歓声 ) せいと|||かんせい

この 曲 は |きょく|

俺 の 愛する 1 人 の 女性 に ささげる ため に 作った もの です おれ||あいする|じん||じょせい|||||つくった||

( 生徒 たち の 歓声 ) せいと|||かんせい

♪~

俺 の 3 年間 の 思い を 今 ここ に ぶつけ ます おれ||ねんかん||おもい||いま||||

聞いて ください “ 好き や ねん 琴子 ” きいて||すき|||ことこ

♪ 好き や ねん 好き や ねん すき|||すき||

♪ す す す す す す 好き や ねん ||||||すき||

♪ す す す す す す 好き や ねん ||||||すき||

( 銀太郎 ) ♪ 琴子 琴子 琴子       ウア ウア ぎん たろう|ことこ|ことこ|ことこ||

( 銀太郎 ) ♪ 琴子 琴子 琴子       ウア ウア ぎん たろう|ことこ|ことこ|ことこ||

( 生徒 たち ) ♪ 琴子 琴子 琴子 ウア ウア せいと||ことこ|ことこ|ことこ||

♪ 東京 さみしい 町 や で ほんま とうきょう||まち|||ほん ま

♪ 誰も 彼 も     そっぽ 向いて る マジで だれ も|かれ|||むいて||マジ で

♪ 誰も 彼 も     そっぽ 向いて る マジで だれ も|かれ|||むいて||マジ で

( 銀太郎 )♪ マジで ぎん たろう|マジ で

♪ せや けど 琴子     お前 の 笑顔 が せ や||ことこ|おまえ||えがお|

何 よ なん|

随分 派手 に やって くれた な ずいぶん|はで||||

すごんだ って 怖く ない んだ から ||こわく|||

入江 君 だって 私 の 入江 君 に 対する 気持ち いりえ|きみ||わたくし||いりえ|きみ||たいする|きもち

みんな で ばか に して 笑って た じゃない |||||わらって||じゃ ない

♪ 知って る か 俺 は ただ しって|||おれ||

♪ お前 に 出会えて よかった おまえ||であえて|

( 生徒 たち の 歓声 ) せいと|||かんせい

♪ わし は わし は

♪ わし は ~ あ ~

♪ それ だけ で 幸せ やあ ~ |||しあわせ|や あ

♪ それ だけ で 幸せ やあ ~ |||しあわせ|や あ

( 生徒 たち の 歓声 ) せいと|||かんせい

( 生徒 たち の 歓声 ) せいと|||かんせい

琴子 ! ことこ

もう やめる

私 … わたくし

入江 君 好き な の もう やめる いりえ|きみ|すき||||

ふーん ふ - ん

忘れ ちゃう んだ 俺 の こと わすれ|ちゃ う||おれ||

そう よ

だって 入江 君 の 性格 なんて よく 分かった もん |いりえ|きみ||せいかく|||わかった|

すぐに 忘れて 大学 で かっこいい 人 見つけて |わすれて|だいがく|||じん|みつけて

じゃあ 忘れて みろ よ |わすれて||

フッ ざまあ見ろ |ざ まあ みろ

琴子 俺 や あかん か ! ことこ|おれ||あか ん|

琴子 ! 俺 は やる とき は やる で ! ことこ|おれ||||||

( 琴子 ) キス !? ファースト ・ キス ― ことこ|きす|ふぁーすと|きす

人生 で 初めて の ― じんせい||はじめて|

たった 1 回 だけ の 特別 な キス ― |かい|||とくべつ||きす

私 入江 君 と ― わたくし|いりえ|きみ|

キス し ちゃった の ? きす|||

♪~

誰 ? あの 美女 だれ||びじょ

( 松本 裕子 ( まつもと ゆうこ )) この 子 入江 君 の 彼女 ? まつもと|ひろこ|まつ もと|||こ|いりえ|きみ||かのじょ

まさか

( じんこ ) 入江 と 同じ クラブ に 入り な よ ― じん こ|いりえ||おなじ|くらぶ||はいり||

そしたら 学部 が 違って も ― そ したら|がくぶ||ちがって|

入江 と ずっと 一緒に いる こと が できる いりえ|||いっしょに||||

( 須藤 ( すどう )) 相原 琴子 ! すとう|す どう|あいはら|ことこ

( 琴子 ) おおーっ ! ことこ|おお -っ

( 理美 ) うかうか して る と あの 美女 に 取られ ちゃう よ り び||||||びじょ||とら れ|ちゃ う|

( 直樹 ) スタイル も いい し 美人 だ よ な なおき|すたいる||||びじん|||

彼 の こと 何にも 知ら ない の ね かれ|||なんにも|しら|||

( 重雄 ) 父さん と 一緒に 2 人 暮らし 戻ろう や しげお|とうさん||いっしょに|じん|くらし|もどろう|

( 直樹 ) 忘れ られ なく なった ? 俺 の こと なおき|わすれ||||おれ||

( 重雄 ) 傷つく 琴子 を 見 たく ない んだ よ しげお|きずつく|ことこ||み||||