Yahari Ore no Seishun Love Comedy wa Machigatteiru . Zoku Episode 10 yahari|ore||seishun|love|comedy||machigatteiru|zoku|episode Yahari Ore no Seishun Love Comedy wa Machigatteiru.

≪ ( 葉山 ) いろは に は 悪い こと し た な はやま|いろ は|||わるい||||

( 比企 谷 ) 罪悪 感 持つ くらい なら フラ なきゃ よかった ろ ひき|たに|ざいあく|かん|もつ||||||

( 葉山 ) 無理 だ よ 分かって る くせ に そういう こと を 言う の は はやま|むり|||わかって|||||||いう||

性格 悪い な まあ な せいかく|わるい|||

いろは の 気持ち は 素直 に 嬉しい でも 違う ん だ いろ は||きもち||すなお||うれしい||ちがう||

それ は たぶん 俺 じゃ なく て … |||おれ|||

君 は すごい な そう やって 周り の 人間 を 変え て いく きみ||||||まわり||にんげん||かえ||

は あ ？ 何 だ よ 急に ||なん|||きゅうに

は は ッ 違う よ 言った だ ろ |||ちがう||いった||

俺 は 君 が 思って いる ほど いい ヤツ じゃ ない おれ||きみ||おもって||||やつ||

( ため息 を つく 葉山 ) ためいき|||はやま

君 を ほめる の は 俺 の ため だ きみ|||||おれ|||

[ ｽﾋﾟ ｰ ｶ ] ( ｱﾅｳﾝｽ ) 間もなく 海浜 幕張 ||||まもなく|かいひん|まくはり

( 雪 乃 ) で は 私 達 は 次 で ゆき|の|||わたくし|さとる||つぎ|

一色 俺 も 次 だ けど お前 駅 どこ だ ？ いっしょく|おれ||つぎ|||おまえ|えき||

( いろは ) 先輩 荷物 超 重い です いろ は|せんぱい|にもつ|ちょう|おもい|

( 結 衣 ) うん その方 が いい かも ね けつ|ころも||そのほう||||

は あ ～ ダメ で し た ね ||だめ||||

いや お前 今 言って も ダメ な こと くらい 分かって た ろ |おまえ|いま|いって||だめ||||わかって||

だって しょうがない じゃ ない です か

盛り上がっちゃ っ た ん だ から 意外 だ な もりあがっちゃ||||||いがい||

お前 は そういう 場 の 雰囲気 と か に 振り回さ れ ない ヤツ だ と 思って た おまえ|||じょう||ふんいき||||ふりまわさ|||やつ|||おもって|

私 も 意外 で し た わたくし||いがい|||

もっと 冷め てる ん だ と 思って まし た |さめ|||||おもって||

ああ お前 恋愛 脳 に 見せかけ て 結構 クレバー って いう か … |おまえ|れんあい|のう||みせかけ||けっこう||||

私 じゃ なく て 先輩 の 話 です は ッ ？ わたくし||||せんぱい||はなし|||

あんな の 見せ られ たら 心 動 い ちゃ い ます よ ||みせ|||こころ|どう|||||

何 が ？ 私 も なん||わたくし|

本物 が ほしく なった ん です ほんもの|||||

う ッ 聞い て た の か よ … ||ききい|||||

声 普通 に もれ て まし た よ こえ|ふつう||||||

忘れ て くれ 忘れ ませ ん よ わすれ|||わすれ|||

忘れ られ ませ ん わすれ|||

だから 今日 踏み出 そ う と 思った ん です |きょう|ふみだ||||おもった||

その 何 … 気 に す ん な よ |なん|き|||||

お前 が 悪い わけ じゃ ない し おまえ||わるい||||

は ッ 何 です か 傷心 に 付け込 ん で 口説 い てる ん です か ||なん|||しょうしん||つけこ|||くど|||||

ごめんなさい まだ 無理 です ち げ え よ ||むり|||||

てい うか まだ 終わって ませ ん し |||おわって|||

むしろ これ こそ 葉山 先輩 へ の 有効 な 攻め 方 です |||はやま|せんぱい|||ゆうこう||せめ|かた|

みんな 私 に 同情 する し |わたくし||どうじょう||

周囲 も 遠慮 する じゃ ない です か お おう しゅうい||えんりょ|||||||

それ に あと あれ です フッ た 相手 の こと って 気 に し ます よ ね |||||||あいて||||き|||||

かわいそう だって 思う じゃ ない です か ||おもう||||

だから この 敗北 は 布石 です ||はいぼく||ふせき|

次 を 有効 に 進める ため … つぎ||ゆうこう||すすめる|

だから その 頑張ら ない と … ||がんばら||

すごい な お前 先輩 の せい です から ね ||おまえ|せんぱい|||||

私 が こう なった の わたくし||||

いや 会長 の 件 は そう だ けど 他 の は … |かいちょう||けん|||||た||

責任 とって ください ね せきにん|||

へ へ ッ

♪～

えっ と これ 集め られ た 理由 って 何 です か ね ～ |||あつめ|||りゆう||なん|||

方針 の 確認 と 今後 に つい て だ な ほうしん||かくにん||こんご|||||

は あ …\ N 現状 の 案 は ぶっちゃ け 無理 だ ||n|げんじょう||あん||||むり|

実現 でき て も あの 中 の 一部分 じつげん|||||なか||いちぶぶん

打ち出し た 看板 の わりに 結構 し ょぼ い イベント に なる うちだし||かんばん|||けっこう||||いべんと||

そう なら ない ため に どう すれ ば いい と 思う ？ ||||||||||おもう

は あ 分かり ませ ん けど 問題 は あの 会議 に ある ||わかり||||もんだい|||かいぎ||

意見 は まとめる が その 実 誰 も 決定 は 下し て ない いけん|||||み|だれ||けってい||くだし||

だから そういう なれ合い を 排除 し た ||なれあい||はいじょ||

ちゃんと し た 会議 を しよ う |||かいぎ|||

反対 も 対立 も 否定 も する はんたい||たいりつ||ひてい||

勝ち負け を きっちり つける そういう 会議 を かちまけ|||||かいぎ|

えっ と どう です か ね ？ ( 副 会長 ) 俺 は … ||||||ふく|かいちょう|おれ|

波風 立て ない 方 が いい と 思う なみかぜ|たて||かた||||おもう

この タイミング で 対案 出す の は ちょっと 難しい と 思う し |たいみんぐ||たいあん|だす||||むずかしい||おもう|

です よ ね ～ でも やり ます ( 一同 ) え ッ ？ ||||||いちどう||

私的 に し ょぼ い の って やっぱり ちょっと 嫌 かな ～ って してき|||||||||いや||

そう かも です けど 私的 に は 結構 演劇 やり たい なって 思う ん です ||||してき|||けっこう|えんげき||||おもう||

そっち の 音楽 系 と こっち の 演劇 で どっち も 見 れる と か ||おんがく|けい||||えんげき||||み|||

お 客 さん 的 に も 超 お 得 じゃ ない です か |きゃく||てき|||ちょう||とく||||

( 玉 縄 ) ただ セパレート する と シナジー 効果 が 薄れる し たま|なわ||||||こうか||うすれる|

ダブル リスク じゃ ない か なあ ( いろは ) です よ ね だぶる|りすく|||||いろ は|||

でも 予算 的 な の って ある じゃ …\ N それ は みんな で 考え て い こ う よ |よさん|てき||||||n|||||かんがえ|||||

その ため の 会議 な ん だ し ( 海浜 Ａ ) それ アグリー |||かいぎ|||||かいひん|ａ||

≪ ( 海浜 生 達 ) アグリー アグリー ≪ ( 折本 ) それ ある ！ かいひん|せい|さとる|||おりもと||

≪ ( 副 会長 ) あの ちょっと いい かな ふく|かいちょう||||

二 部 構成 に する こと に 反対 の 理由 って 何 ？ ふた|ぶ|こうせい|||||はんたい||りゆう||なん

≪ ( 玉 縄 ) 反対 って わけ じゃ なく て たま|なわ|はんたい|||||

ビジョン を 共有 すれ ば もっと 一 体感 を 出 せる と 思う ん だ びじょん||きょうゆう||||ひと|たいかん||だ|||おもう||

ｲﾒ ｰ ｼﾞ 戦略 の 点 でも 合同 ｲﾍﾞﾝﾄ の 大 枠 は ﾏｽﾄ なん じゃ ない か な |||せんりゃく||てん||ごうどう|||だい|わく|||||||

合同 で やる 必要 って ある か ？ もちろん ごうどう|||ひつよう||||

合同 で やる こと で ｸﾞﾙ ｰ ﾌﾟｼﾅｼﾞ ｰ を 生 ん で 大きな ｲﾍﾞﾝﾄ を … ごうどう||||||||||せい|||おおきな||

シナジー なんて どこ に も ない し

このまま だ と 大した こと でき ない だ ろ |||たいした|||||

なのに 何で まだ 形 に こだわる ん だ |なんで||かた||||

ｺﾝｾﾝｻｽ は とれ て たし ｸﾞﾗﾝﾄﾞﾃﾞｻﾞｲﾝ の 共有 も でき て た わけ で |||||||きょうゆう||||||

( Ａ ･ Ｂ ･ Ｃ ) アグリー ≪ ( 折本 ) それ ある ａ|ｂ|ｃ||おりもと||

違う な ちがう|

自分 は できる と 思い上がって た ん だ よ じぶん||||おもいあがって||||

だから 間違って も 認め られ なかった ん だ |まちがって||みとめ||||

自分 の 失敗 を ごまかし たかった ん だ ろ う じぶん||しっぱい|||||||

その ため に 策 を 弄 し た 言葉 を 弄 し た |||さく||もてあそ|||ことば||もてあそ||

言質 を とって 安心 しよ う と し た げんち|||あんしん|||||

間違え た とき 誰 か の せい に でき たら 楽 だ から な まちがえ|||だれ|||||||がく|||

これ って 単に ｺﾐｭﾆｹ ｰ ｼｮﾝ 不足 な だけ な 気 が する けど ||たんに||||ふそく||||き|||

一 度 ｸ ｰ ﾙﾀﾞｳﾝ の 期間 を 置 い て もう 一 度 話し合い を 重ね れ ば … ひと|たび|||||きかん||お||||ひと|たび|はなしあい||かさね||

( 海浜 生 達 ) アグリー かいひん|せい|さとる|

ごっこ 遊び が し たけ れ ば |あそび|||||

よそ で やって もらえ る かしら ？

さっき から 随分 と 中身 の ない こと ばかり 言って いる けれど ||ずいぶん||なかみ|||||いって||

覚え たて の 言葉 を 使って 議論 の マネ を する お 仕事 ごっこ が おぼえ|||ことば||つかって|ぎろん||まね||||しごと||

そんなに 楽しい ？ あいまい な 言葉 で 話し た 気 に なって |たのしい|||ことば||はなし||き||

分かった 気 に なって 何一つ 行動 を 起こさ ない わかった|き|||なにひとつ|こうどう||おこさ|

そんな の 前 に 進む わけ が ない わ ||ぜん||すすむ||||

何も 生み出さ ない 何も 得 られ ない なにも|うみださ||なにも|とく||

何も 与え ない ただ の 偽物 なにも|あたえ||||にせもの

ゆき の ん …

これ 以上 私 達 の 時間 を 奪わ ない で もらえ る かしら |いじょう|わたくし|さとる||じかん||うばわ|||||

無理 に 一緒 に やる より 二 回 楽し ん で もらえ る って 思った 方 が むり||いっしょ||||ふた|かい|たのし||||||おもった|かた|

よく ない ？ それぞれ の 学校 の 個性 と か でる じゃ ん ねえ ？ ||||がっこう||こせい||||||

あ はい いい と 思い ます ||||おもい|

ど どう かな ？ ね ッ ？

( 折本 ) あ うん …\ N それ も ある ん じゃ ない ？ ね ッ ？ おりもと|||n||||||||

( 海浜 生 ) うん … その 案 も … かいひん|せい|||あん|

何で 二 人 と も ああいう こと 言っちゃ い ます か ね なんで|ふた|じん|||||いっちゃ||||

雰囲気 最悪 です よ ～ ふんいき|さいあく||

私 は 間違った こと を 言った つもり は ない けれど わたくし||まちがった|||いった||||

正論 かも しれ ない です けど せいろん|||||

もっと 空気 を 読む って いう か 色々 ある じゃ ない です か |くうき||よむ||||いろいろ|||||

その 男 に 空気 を 読む こと を 期待 する なら 無駄 よ |おとこ||くうき||よむ|||きたい|||むだ|

部室 でも 文字 列 しか 読 ん で い ない ん だ から ぶしつ||もじ|れつ||よ|||||||

残念 だった な 俺 クラス の 読書 家 と も なる と ざんねん|||おれ|くらす||どくしょ|いえ||||

行間 まで ちゃんと 読 ん でる てい うか ぎょうかん|||よ||||

今 怒ら れ て た の お前 じゃ ない の いま|いから|||||おまえ|||

一色 さん は 今 正論 だ と 認め た じゃ ない いっしょく|||いま|せいろん|||みとめ|||

だったら 怒ら れる いわれ が ない わ あ それ それ |いから||いわ れ||||||

そういう ところ を 怒ら れ て ん だ よ 話 聞け 話 |||いから||||||はなし|きけ|はなし

あの … 私 の 話 聞い て ます か ？ 二 人 に 言って る ん です よ ～ |わたくし||はなし|ききい||||ふた|じん||いって||||

( 比企 谷 ･ 雪 乃 ) フンッ ！ へ へ へ ッ ひき|たに|ゆき|の|||||

( 足音 ) あしおと

はい おごり

お おう

イエ ～ イ お おう

比企 谷 ちょっと 変わった よ ね 昔 と か 超 つま ん ない と か 思って た ひき|たに||かわった|||むかし|||ちょう||||||おもって|

そ そう か けど

人 が つま ん ない の って 結構 見る 側 が 悪い の かも ね じん|||||||けっこう|みる|がわ||わるい|||

でも や っぱ 比企 谷 と 付き合う って 無理 だ な |||ひき|たに||つきあう||むり||

いや 別に 今 頼 ん で ない ん だ けど |べつに|いま|たの||||||

でも 友達 と して は ちょっと あり かな ウケ る し |ともだち|||||||||

次 同窓 会 と か あったら 比企 谷 も 来 れ ば ？ つぎ|どうそう|かい||||ひき|たに||らい||

行か ねえ よ 絶対 だ よ ね ウケ る いか|||ぜったい|||||

いや ウケ ね ー から |||-|

( 留美 ) 八幡 いい いら ない るみ|はちまん|||

一 人 で できる いや できる っ つ っ て も お前 ひと|じん||||||||||おまえ

いい

でも な 俺 の 方 が もっと 一 人 で できる ||おれ||かた|||ひと|じん||

何 それ バッカ みたい なん|||

なあ お前 …\ N お前 じゃ ない |おまえ|n|おまえ||

あん ？ 留美 |るみ

あの な 留美 ||るみ

うち の 演劇 出 て み ない か ？ ||えんげき|だ||||

由比 ヶ 浜 さん クッキー の 袋 詰め 終わった ？ ゆひ||はま||くっきー||ふくろ|つめ|おわった

うん 今 でき た ～\ N 私 も ケーキ 焼 こ う か ？ |いま|||n|わたくし||けーき|や|||

大丈夫 よ だ から 絶対 に 手 を 触れ ない で ね 絶対 に よ だいじょうぶ||||ぜったい||て||ふれ||||ぜったい||

何 か 言い 方 が ひどい ！ なん||いい|かた||

あ ～ もう 絶対 ヤバ い です よ ||ぜったい||||

シナリオ は よく 書け て たし そんなに 心配 いら ない だ ろ しなりお|||かけ||||しんぱい||||

シナリオ は うち の 書記 ちゃん が 頑張って くれ まし た から しなりお||||しょき|||がんばって||||

それ に 先輩 が … ||せんぱい|

あ ッ そうだ 私 も う みんな の とこ 行き ます ね ||そう だ|わたくし||||||いき||

あ ｯ 最後 の ﾀｲﾐﾝｸﾞ 副 会長 と 確認 し て おい て ください ね ||さいご|||ふく|かいちょう||かくにん||||||

それ と ケーキ の 方 も よろしく です ||けーき||かた|||

了解 だ 会長 りょうかい||かいちょう

あ ッ お かえり ～

お 疲れ さま 由比 ヶ 浜 さん |つかれ||ゆひ||はま|

ありがとう

え ッ 何 どう し た の これ ？ ||なん|||||

クリスマス プレゼント 一 人 だけ 紙 コップ も 不経済 でしょ くりすます|ぷれぜんと|ひと|じん||かみ|こっぷ||ふけいざい|

形 は 私 が 選 ん で 柄 は ゆき の ん かた||わたくし||せん|||え||||

< だ ろ う な > いや でも 俺 何も 用意 し て ない ん だ けど ||おれ|なにも|ようい||||||

気 に し なく て いい わ ただ の 紙 コップ 代わり だ も の き|||||||||かみ|こっぷ|かわり|||

あり が と な どう いたし まして

あと 依頼 も あ … あり が と な |いらい||||||

助かった おかげ で 無事 終わった たすかった|||ぶじ|おわった

まだ 依頼 は 終わって い ない でしょ |いらい||おわって|||

あなた の 依頼 受ける って 言った じゃ ない ||いらい|うける||いった||

いや だ から それ は もう 終わった だ ろ ||||||おわった||

何 なぞなぞ な の ？ なん|||

そう ね なぞなぞ かも

私 は 分かっちゃ っ た な ﾋｯｷ ｰ は 分か ん なく て も いい かも ね わたくし||わかっちゃ|||||||わか|||||||

ああ ？ まあ それ は ともかく と して

まだ クリスマス だ し パーティー しよ う よ |くりすます|||ぱーてぃー|||

いや し ない だ ろ ゆき の ん は 予定 ある ？ |||||||||よてい|

もし やる なら 空け て おく こと に する わ |||あけ||||||

ホント に やった ！ 俺 に は 予定 聞か ねえ の か よ ほんと|||おれ|||よてい|きか||||

それとも 遠回し に 誘って ない って 言い たかった の ？ |とおまわし||さそって|||いい||

だって ヒッキー 絶対 予定 ないし … ||ぜったい|よてい|

私 ゆき の ん の ケーキ 食べ たい な わたくし|||||けーき|たべ||

あなた が さっき 食べ て い た ｹ ｰ ｷ … |||たべ||||||

< もしも 願う もの を 与え られる の なら > |ねがう|||あたえ||| < ほしい もの が もらえ る の なら > < やはり 俺 は 何も 願わ ない し 欲 し ない > |おれ||なにも|ねがわ|||よく|| < 与え られる もの も もらえ る もの も > あたえ||||||| < それ は きっと 偽物 で > |||にせもの| < いつか 失って しまう から > |うしなって|| < だ から きっと 求め 続ける > |||もとめ|つづける ( 柏手 を 打つ ) かしわで||うつ

あの さ ゆき の ん の 誕生日 ﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄ 買い に いく の どう する ？ ||||||たんじょうび||かい|||||

あ あ ～ 明日 と か 暇 か ？ ||あした|||いとま|

う うん 空 い てる けど ||から|||

そう か じゃあ 明日 …\ N うん |||あした|n|

( バイブレーター 着信 ) |ちゃくしん

あ ッ 優美子 だ ||ゆみこ|

やっ は ろ ー 優美子 ああ ちょっと 待って ね |||-|ゆみこ|||まって|

えっ と みんな これ から どう する ？

私 は そろそろ 帰る わ 人 混 み は 得意 で は ない し わたくし|||かえる||じん|こん|||とくい||||

え ッ でも …\ N また すぐ 学校 で 会え る じゃ ない |||n|||がっこう||あえ|||

うん

≪ ( 小町 ) あ ッ い っけ な ～ い こまち||||||

小町 ったら お守り を 買い 忘れ て しまい まし た こまち||おもり||かい|わすれ||||

それ に 絵馬 も 書き 忘れ ちゃ った ので ||えま||かき|わすれ|||

ダッシュ で 戻り ま ～ す お守り なら 俺 も 買 っと こ う かな だっしゅ||もどり|||おもり||おれ||か||||

お 兄ちゃん 何 言って る の ご みい ちゃん の バカ ！ |にいちゃん|なん|いって|||||||ばか

ボケ ナス 八幡 ！ |なす|はちまん

八幡 は 悪 口 じゃ ねえ だ ろ 雪 乃 さん で は 小町 は ここ で はちまん||あく|くち|||||ゆき|の||||こまち|||

クッ クッ クッ …\ N 何 だ よ |||n|なん||

バカ ボケ ナス 八幡 … ばか||なす|はちまん

< どうやら 雪ノ下 さん の 罵 倒 語 ディクショナリー が > |ゆきのした|||ののし|たお|ご|| < 久々 に 更新 さ れ た みたい です > ひさびさ||こうしん||||| そう いや こっち 方面 で よかった の か ？ |||ほうめん||||

ええ …\ N いや 年 末 年始 だ から |n||とし|すえ|ねんし||

実家 どうして ん の か と 思って ああ じっか||||||おもって|

今年 は 帰って ない わ 特に 用 が ある わけ で も ない し ことし||かえって|||とくに|よう|||||||

それ に 私 は い て も い なく て も 大差 ない もの ||わたくし|||||||||たいさ||

なら い い ん じゃ ねえ の え ッ ？

い て も い なく て も いい って 楽 だ し |||||||||がく||

誰 も 困ら せ て ない だ ろ だれ||こまら|||||

世の中 いる だけ で 雰囲気 悪く する ヤツ と か いる し よのなか||||ふんいき|わるく||やつ||||

それ は 自己 紹介 かしら ？ ||じこ|しょうかい|

そう そう だ から なるべく 人 に 接し ない よう に し て き た ん だ よ |||||じん||せっし||||||||||

( ドア が 開く ) どあ||あく

あ ッ 俺 ここ だ から ||おれ|||

比企 谷 君 うん ？ ひき|たに|きみ|

( 電車 の 発車 ベル ) でんしゃ||はっしゃ|べる

今年 も よろしく ことし||

ふ ふん 何 か 頭 よ さ そう じゃ ない ？ ||なん||あたま|||||

メガネ イコール 頭 いい って 発想 が もう 相当 頭 悪い だ ろ めがね|いこーる|あたま|||はっそう|||そうとう|あたま|わるい||

うるさい バカ |ばか

≪ ( 陽乃 ) ありゃ 比企 谷 君 だ ようの||ひき|たに|きみ|

陽乃 さん と 隼人 君 じゃ ん ようの|||はやと|きみ||

や あ

≪ ( 陽乃 ) ああ そ っか 雪 乃 ちゃん もう すぐ 誕生日 だ もん ね それ で ようの||||ゆき|の||||たんじょうび|||||

に し て も 二 人 っきり なんて 相変わらず 仲 いい な ～ ||||ふた|じん|||あいかわらず|なか||

初め は 妹 も 一緒 だった ん です けど はじめ||いもうと||いっしょ||||

途中 から ど っか 消え て … とちゅう||||きえ|

つ ー か そっち こそ 珍しい です ね |-||||めずらしい||

ああ 私 達 は 新年 の 食事 会 |わたくし|さとる||しんねん||しょくじ|かい

昔 から 両 親 同士 が 親しく し て いる ん だ よ むかし||りょう|おや|どうし||したしく||||||

俺 達 は それ に 付き合わ さ れ てる だけ さ おれ|さとる||||つきあわ|||||

親 なら 今 別 の 挨拶 回り に 行って る よ おや||いま|べつ||あいさつ|まわり||おこなって||

私 達 は それ 待ち ああ なる ほど わたくし|さとる|||まち|||

そう だ

( 呼び出し 中 ) よびだし|なか

お 姉ちゃん です よ 今 から 出 て こ れる ？ |ねえちゃん|||いま||だ|||

ち ょ ッ …

えっ と それ は その 何 だ … |||||なん|

ゆきの ～ ん こっち こっち

由比 ヶ 浜 さん あなた も 来 て た の ね ゆひ||はま||||らい||||

えっ と 何て いう か ヒッキー と 買い物 し て たら ||なんて|||||かいもの|||

何 か つかまっちゃ っ て …\ N そ そう … なん|||||n||

≪ ( 陽乃 ) 雪 乃 ちゃん お っそ ～ い ようの|ゆき|の||||

いきなり 呼び出し て おい て よくも まあ ぬけぬけ と … |よびだし|||||||

まあまあ 雪 乃 ちゃん も だいぶ 急 い で 来 た みたい だ し … |ゆき|の||||きゅう|||らい||||

雪ノ下 さん は 何 飲む ？ で は 紅茶 を ゆきのした|||なん|のむ|||こうちゃ|

そろって お茶 する の も 久しぶり だ ね |おちゃ||||ひさしぶり||

そう だ ね

( 雪 乃 の 母 ) 陽乃 ゆき|の||はは|ようの

≪ ( 陽乃 ) お 話 は もう いい の ？ ようの||はなし||||

ええ 隼人 君 お 待た せ し ちゃ って ごめんなさい |はやと|きみ||また|||||

≪ ( 葉山 ) いえ みんな の おかげ で 退屈 し ませ ん でし た から はやま||||||たいくつ||||||

まあ 雪 乃 来 て くれ た の ね よかった |ゆき|の|らい||||||

母さん … かあさん

お 友達 ？ 雪 乃 ちゃん の ね |ともだち|ゆき|の|||

あら ごめんなさい

隼人 君 くらい しか 雪 乃 の 同級 生 を 知ら ない もの だ から はやと|きみ|||ゆき|の||どうきゅう|せい||しら||||

これ から も 仲良く し て あげて ください ね |||なかよく|||||

はい じゃあ そろそろ 行き ま しょ う か |||いき||||

は ～ い

雪 乃 ？ 私 は … ゆき|の|わたくし|

あなた の お 誕生日 祝い で も ある の よ |||たんじょうび|いわい|||||

雪 乃 ちゃん ダメ だ よ ゆき|の||だめ||

♪～

( 陽乃 ) これ は 自分 自身 の 本性 だ から 結局 手放す こと が でき ず ようの|||じぶん|じしん||ほんしょう|||けっきょく|てばなす||||

ただ 封じ込め て ( 葉山 ) 見 て み ない フリ を し て き た |ふうじこめ||はやま|み|||||||||

( 陽乃 ) ただ 自分 は 真実 に よって 糾弾 さ れ たかった ようの||じぶん||しんじつ|||きゅうだん|||

( 葉山 ) お ため ご かし の お 道化 を 見抜 い て ほしかった の だ はやま|||||||どうけ||みぬ|||||

外 から こちら を 見る 瞳 に よって ( 陽乃 ) だ から 期待 し て い た がい||||みる|ひとみ|||ようの|||きたい||||

もしかすると 自分 の こと を 見つけ て くれる の で は ない か と |じぶん||||みつけ||||||||

( 葉山 ) 見抜 い て くれる の で は ない か と はやま|みぬ|||||||||

真実 しんじつ

( 陽乃 ) それ が 空虚 な 妄想 で ない と どうして 言い 切れる の だ ろ う ？ ようの|||くうきょ||もうそう|||||いい|きれる||||

( 一同 ) 本物 なんて ある の だ ろ う か ？ いちどう|ほんもの|||||||