Kiseijuu : Sei no Kakuritsu (Parasyte -the maxim -) Episode 13 kiseijuu|sei||kakuritsu|parasyte|||episode

ねえ 泉 くん |いずみ|

この 前 の 事件 ほら |ぜん||じけん| ||||Tu sais

隣町 の 女の子 が 殺さ れ た って いう あの … となりまち||おんなのこ||ころさ||||| ville voisine|||||||||

知って る 知って る しって||しって|

ネット で うわさ に なって る もん ね ねっと||||||| ||rumeur|||||

第 一 発見 者 の 男 は 泉 くん だって だい|ひと|はっけん|もの||おとこ||いずみ|| ||découverte|||||||

ちょっと アキホ

元気 ？ げんき

うん 君 は |きみ|

あたし も 元気 ||げんき

あの さ

この 間 の 映画 観る 約束 だった 日 に 俺 … |あいだ||えいが|みる|やくそく||ひ||おれ

悲しい こと 多く て いや なっちゃ う ね かなしい||おおく|||||

うん

これ だけ の 食堂 を 用意 し た にもかかわらず |||しょくどう||ようい||| |||cantine||préparer|||malgré cela

わざわざ 指定 外 の 場所 で 食事 し 殺さ れる と は |してい|がい||ばしょ||しょくじ||ころさ||| |désigné||||||||||

残念 な 事件 だ な ざんねん||じけん||

目先 の 空腹 感 に 負け た あげく 仲間 同士 で 争う なんて わがまま な 連中 だ めさき||くうふく|かん||まけ|||なかま|どうし||あらそう||||れんちゅう| besoin immédiat|||||||en fin de||||||égoïstes||bande d'égoïstes|

犬 猫 並み だ な いぬ|ねこ|なみ||

死 ん で くれ て よかった し|||||

話 は そう 単純 で は ない はなし|||たんじゅん|||

またしても 人間 共に サンプル を 提供 し た うえ |にんげん|ともに|さんぷる||ていきょう||| Encore une fois||ensemble||||||

未 だ 犯人 から の 届け出 も ない み||はんにん|||とどけで|| pas encore|||||||

ひょっとして 犯人 は 人間 |はんにん||にんげん Peut-être que|||

そう 仲間 を 殺し た の は 彼 |なかま||ころし||||かれ

第 一 発見 者 の 少年 だ だい|ひと|はっけん|もの||しょうねん|

泉 新一 いずみ|しんいち

たぶん 友達 が 殺さ れ た の を 見 て 逆上 し た ん だ ろ う |ともだち||ころさ|||||み||ぎゃくじょう|||||| ||||||||||perdre la tête||||||

友達 ？ ともだち

逆上 ？ ぎゃくじょう

彼 の 脳 は まるっきり 人間 な の かしら かれ||のう|||にんげん||| ||||tout à fait||||

ああ 脳 は 生き残って い て |のう||いきのこって||

寄生 生物 も ちゃんと 同居 し て いる 貴重 な サンプル と 言え る だ ろ う きせい|せいぶつ|||どうきょ||||きちょう||さんぷる||いえ|||| ||||||||||échantillon précieux||||||

サンプル ね さんぷる|

危険 な 存在 に も 思える が きけん||そんざい|||おもえる|

私 は 仲間 全体 の 未来 の 可能 性 の ため に 努力 を し て いる わたくし||なかま|ぜんたい||みらい||かのう|せい||||どりょく|||| |||ensemble||avenir||||de|||efforts||||

彼 の 調査 も その 一環 と 考え て ほしい かれ||ちょうさ|||いっかん||かんがえ|| ||enquête|||une partie||||voudrais

よろしい その 少年 に つい て は 一任 しよ う ||しょうねん|||||いちにん|| D'accord|||||||laisser décider|faisons-le|

時に 田村 さん 子供 は どう なった ね ときに|たむら||こども||||

ごく 普通 に 生き て いる |ふつう||いき||

飼育 に は 人 間の手 を 借り て いる が しいく|||じん|あいのて||かり||| élevage||||coup de main||aide|||

あら あら

よし よし

どう し た の かしら ね

おむつ も 替え た のに よし よし ||かえ|||| couche||changer||||

あ ママ だ |まま| |Ah, maman.|

どうも お かえり なさい |||rentrez bien

黙れ だまれ

よく 調教 し て ある でしょ |ちょうきょう|||| |Bien dressé||||

ご苦労様 また 明日 お 願い し ます ごくろうさま||あした||ねがい|| Bon travail||||||

はい …

し … 失礼 し ます |しつれい||

何 か 実験 する に し て も もう 少し 育てる 必要 が ある な なん||じっけん|||||||すこし|そだてる|ひつよう||| ||expérience||||||||||||

一 週間 調べ まし た が 特に 変わった 点 は あり ませ ん ね ひと|しゅうかん|しらべ||||とくに|かわった|てん|||||

母親 が 失踪 し た らしい の と ははおや||しっそう||||| ||disparue|||||

例の 女子 高 生 殺害 事件 に 関わって いる の は 気 に なり ます が れいの|じょし|たか|せい|さつがい|じけん||かかわって||||き|||| "cette"|||||||||||||||mais

当人 は ごく 普通 の 高校 生 で し て とうにん|||ふつう||こうこう|せい||| La personne|||||||||

ええ そうです |そう です

わかり まし た 引き続き 調査 を お 願い し ます |||ひきつづき|ちょうさ|||ねがい||

普通 の 高校 生 か ふつう||こうこう|せい|

人間 の 観察 力 も 大した こと は ない な にんげん||かんさつ|ちから||たいした|||| ||observation|||pas grand-chose||||

しかし 人間 だ から こそ や れる こと も なる |にんげん|||||||| ||||bien parce que|||||

島田 秀雄 で は 試せ なかった が しまだ|ひでお|||ためせ|| Shimada||||n'ai pas essayé||

ひと つ 仕掛け て みる か ||しかけ||| ||tenter un coup|||

泉 新一 だ な いずみ|しんいち||

誰 に 頼ま れ た ん だ だれ||たのま||||

そ その … 女 の … ||おんな|

女 ？ おんな

名前 は なまえ|

知ら ねえ 今日 は 初めて 会った ん だ しら||きょう||はじめて|あった||

嘘 じゃ ねえ よ うそ|||

よ ぉ

上条 かみじょう Kamijou

朝っぱら から 何 しけ た ツラ し てる ん だ よ あさっぱら||なん|||||||| De bon matin|||mine triste expression||sale gueule|||||

別に しけ た ツラ なんて べつに||||

彼女 と は うまく やって ん の か かのじょ|||||||

うまく って 何 を ||なん|

とぼけ ん な よ Ne fais pas l'innocent.|||

アレ に 決まって ん だ ろ ||きまって|||

止せ よ そんな わけない だ ろ よせ||||| Arrête ça|||Pas possible||

からかう な Ne taquine pas.|

その あんまり 言い たく は ない けど ||いい||||

泉 くん の 噂 聞い てる でしょ いずみ|||うわさ|ききい|| |||rumeur d'Izumi|||

え ？

この 間 の 殺人 現場 の 第 一 発見 者 で |あいだ||さつじん|げんば||だい|ひと|はっけん|もの|

殺さ れ た 子 と は 知り合い だった らしい って ころさ|||こ|||しりあい|||

うん 知って る よ |しって||

それ が どう し た の

お 兄さん 何 か 言って た |にいさん|なん||いって|

そう じゃ ない けど

ただ あんな 事件 が あった ばかり な のに ||じけん|||||

落ち着 い てる って いう か 普通 すぎる って いう か おちつ||||||ふつう||||

お は よ

じゃ じゃ あね 里美 |||さとみ

どう し た ん だ ろ う

なんでもない よ

あの 時 あたし を 助け て くれ た 時 も |じ|||たすけ||||じ|

とても 冷静 で 強く て |れいせい||つよく|

まるで 別人 みたい だった |べつじん||

でも あの 加奈 って 子 と は 本当 に 何 も ||かな||こ|||ほんとう||なん| ||Kana||||||||

う うん そんな こと じゃ ない

あの 人 と は 何も なかった と して も |じん|||なにも||||

ちょっと 冷たい ん じゃ ない の |つめたい||||

村野 むらの

ごめん あたし 用 が ある から ||よう|||

いや 驚き まし た |おどろき||

あの すばやい 動き 人間 離れ し て ます ね ||うごき|にんげん|はなれ|||| |mouvement rapide|||||||n'est-ce pas

それ で 他 に は 何 か 気 が づき ませ ん で し た ||た|||なん||き|||||||

と 言い ます と ？ |いい||

つまり 不自然 な 点 は |ふしぜん||てん|

例えば 右手 の 動き が 妙に 目立って いる と か たとえば|みぎて||うごき||みょうに|めだって||| |||||étrangement||||

そう です ね

特に 変わった ところ は とくに|かわった||

と なる と やはり 何 か 特有 の 変化 が ||||なん||とくゆう||へんか| ||||||changement spécifique|||

どう し ちゃ った ん だ ろ う

やっぱり 気 に し てる の か な 村野 は 加奈 の こと を |き|||||||むらの||かな|||

そう だ そうだ よ ||そう だ|

気 に し ない ほう が おかしい き||||||

あんな 事件 が あった の に 平然 と して い られる 俺 の ほう が 変 な ん だ |じけん|||||へいぜん|||||おれ||||へん||| ||||||impassible||||||||||||

普通 じゃ ない よ ふつう|||

何 を 一 人 で なん||ひと|じん|

君 は 立派 な 人間 だ よ きみ||りっぱ||にんげん|| ||Tu es admirable.||||

私 や 私 の 仲間 たち と は 違う わたくし||わたくし||なかま||||ちがう

お前 に 言わ れる と 余計 自信 を なくす な おまえ||いわ|||よけい|じしん||| |||||davantage||||

そう で なく と も 私 と の 会話 で 多少 声 が 漏れる |||||わたくし|||かいわ||たしょう|こえ||もれる |||||||||dans|un peu|||s'échapper

その うえ 君 の 独り 喋り が 加わった 日 に は ||きみ||ひとり|しゃべり||くわわった|ひ|| ||||seul|||s'ajoutait|||

賑やか すぎ て 父親 が 変 に 思う ぞ にぎやか|||ちちおや||へん||おもう| trop animé||||||||

父さん とうさん

ちょっと 出 て くる |だ||

あんまり 遅く なる な よ |おそく|||

うん

こんな 時間 に どこ へ |じかん|||

ここ は 確か 女子 高 生 殺害 事件 が 発生 し た 町 だ ||たしか|じょし|たか|せい|さつがい|じけん||はっせい|||まち|

第 一 発見 者 の 泉 新一 が 事件 現場 に だい|ひと|はっけん|もの||いずみ|しんいち||じけん|げんば|

何 か ある なん||

昼間 の あの 身 の こなし と いい この 行動 と いい ひるま|||み||||||こうどう|| en plein jour|||||agilité||||comportement||

泉 新 一 に は 何 か 大きな 謎 が いずみ|しん|ひと|||なん||おおきな|なぞ| ||||||||énigme mystérieuse|

シン イチ なん だって こんな ところ に |いち|||||

うまく 言え ない けど |いえ||

今 の 俺 って いま||おれ|

つらい こと と か 悲しい こと を どんどん 忘れ て しまう よう な ところ が 確かに ある ||||かなしい||||わすれ|||||||たしかに|

いけない の か それ が

前 は こう じゃ なかった ぜん||||

つまらない こと に 拘ったり |||こだわったり Sans importance|||s'attarder sur

いつ まで も 悩 ん だ り |||なや|||

それ こそ 時間 の 無駄 と いう やつ だ な ||じかん||むだ||||| ||||perte de temps|||||

そう じゃ ない

誰 と 話し を だれ||はなし|

独り言 か ひとりごと| Parler seul ?|

加奈 が あの 化け物 を 俺 だ と 勘違い し て 近づ い た ん だ と 思う かな|||ばけもの||おれ|||かんちがい|||ちかづ||||||おもう ||||||||confusion|||||||||

そして 殺さ れ た |ころさ||

俺 の せい で おれ|||

そんな 風 に 考える べき じゃ ない |かぜ||かんがえる|||

いや もっと あの 子 の ため に |||こ|||

変 な 言い 方 かも しれ ない けど へん||いい|かた||||

加奈 が 死 ん だ こと を もっと 悲しみ たい ん だ かな||し||||||かなしみ|||

その 悲し み を 忘れ ず に いたい |かなし|||わすれ|||い たい |tristesse||||||vouloir garder

人間 と して にんげん||

ば … 化け物 |ばけもの

ミギー 何 する 気 だ |なん||き|

決まって る だ ろ 殺す の さ きまって||||ころす||

待て やめろ まて|

逃げろ 早く にげろ|はやく

シン イチ 邪魔 する な |いち|じゃま||

何 する ん だ 走って なん||||はしって

体 が 軽 すぎ て 両 断 でき ん からだ||けい|||りょう|だん|| ||trop léger||||couper en deux||

まずい

これ 以上 離れる と |いじょう|はなれる|

誰 か だれ|

ミギー

おい 自分 が どういう 立場 に なった か 分かって る の か |じぶん|||たちば||||わかって||| |||||||||||est-ce que

どこ の 誰 と も わから ん やつ に 見 られ た ||だれ|||||||み|| |||||||||||été vu par

しかも カメラ まで |かめら|

走れ 追う ん だ はしれ|おう|| Cours|Poursuis||

そして 殺す |ころす

ダメ だ 殺す なんて だめ||ころす|

ミギー やめろ

これ まで 君 の 周り で は 多く の 人間 が 死 ん で いった ||きみ||まわり|||おおく||にんげん||し|||

いまさら 一 人 ぐらい なん だって 言う ん だ |ひと|じん||||いう|| À ce stade||||||||

しかも 我々 の 安全 の ため な ん だ ぞ |われわれ||あんぜん||||||

ためらう 問題 で は ない |もんだい||| hésiter||||

ダメ だったら ダメ だ だめ||だめ|

それ だけ は

疲れ た つかれ|

人 を 殺す なんて ダメ だ じん||ころす||だめ|

例え どんな 理由 が あって も たとえ||りゆう|||

逃げ られ た にげ||

今 から で は もう 間に合わ ん いま|||||まにあわ|

ずいぶん 遅かった な |おそかった| |Trop tard.|

何 か あった の か なん||||

何も なにも

何も ない よ なにも||

なら いい が

あの 男 は 君 一 人 に 照準 を 合わせ 嗅ぎ 回って い た よう だ |おとこ||きみ|ひと|じん||しょうじゅん||あわせ|かぎ|まわって|||| |||||||visée|||renifler|||||

つまり 向こう は こっち を よく 知って いる が |むこう|||||しって||

こっち は 相手 を まるで 知ら ない ||あいて|||しら|

あの 男 が マスコミ 関係 者 |おとこ||ますこみ|かんけい|もの |||médias||

あるいは 警察 など 公的 機関 の 人間 だ と し たら |けいさつ||こうてき|きかん||にんげん|||| |||publique|||||||

もはや 致命 的 だ |ちめい|てき| Désormais|Fatal||

我々 は 間違い なく 実験 材料 に さ れる われわれ||まちがい||じっけん|ざいりょう||| |||||sujets d'expérience|||être transformés en

実験 じっけん

泉 くん … いずみ|

この 化け物 め |ばけもの| ||sale monstre

て め え が 人間 を 食った の か ||||にんげん||くった|| ||||||mangé||

嫌 だ 近寄ら ない で いや||ちかよら|| ||s'approcher||

泉 新一 は 寄生 生物 よ いずみ|しんいち||きせい|せいぶつ|

泉 が ？ いずみ|

泉 ？ いずみ

泉 ？ いずみ

泉 おい 泉 いずみ||いずみ 次 の ページ だ よ つぎ||ぺーじ|| ||Page||

聞い て なかった の か ききい||||

った く やる 気 ない なら 帰れ よ |||き|||かえれ|

泉 いや だ 本当 に 行っちゃ っ た いずみ|||ほんとう||おこなっちゃ|| 泉 くん いずみ|

来る くる

きっと 来る |くる

誰 か が 俺 を 実験 材料 に する ため に だれ|||おれ||じっけん|ざいりょう||||

だが その 前 に 寄生 生物 の 仲間 に 消さ れる かも しれ ん ||ぜん||きせい|せいぶつ||なかま||けさ||||

いずれ に せよ 我々 は もう ただ で は 済ま ん の だ |||われわれ||||||すま||| |||||||||s'en sortir|||

どう すれ ば

どう すれ ば いい ん だ

いっそのこと ミギー が 眠って いる 今 の うち に この 腕 を 切り落とせ ば |||ねむって||いま|||||うで||きりおとせ| tant qu'à faire||||||||||bras||Coupe-la|

できる わけない よ

誰 な ん だ だれ|||

どこ の 誰 が 俺 を 俺 たち を ||だれ||おれ||おれ||

まさか 今日 も 今 この 瞬間 も 見張って いる の か |きょう||いま||しゅんかん||みはって||| |||||||Surveillez-vous|||

ママ こっち こっち まま||

待ち なさい さき ちゃん まち|||

続 い て 交通 情報 です 警視 庁 の … つづ|||こうつう|じょうほう||けいし|ちょう|

お 届け 物 です |とどけ|ぶつ|

待って くれ 話 を まって||はなし|

俺 の 話し を 聞い て くれ おれ||はなし||ききい||

なんで

なんで こんな 目 に ||め|

なんで

なんで 俺 ばっかり |おれ|

気持ち だけ は すぐ 落ち着く きもち||||おちつく

俺 の 心 は そう なって る ん だ よ な おれ||こころ||||||||

もう 後戻り は 出来 ない |あともどり||でき| |retour en arrière|||

それ なら 今 の うち に ||いま|||

どう し た の いきなり 呼び出す なんて |||||よびだす| ||||tout à coup|appeler d'un coup|

あい や … その …

立川 の こと だ けど たちかわ|||| Tachikawa||||

だから えっ と …

すっかり 元気 に なって 顔 に 傷 も 残ら なかった みたい だ し |げんき|||かお||きず||のこら||||

そんな こと 言う ため に わざわざ ここ へ 呼 ん だ の ||いう||||||よ|||

あ … いや … 別に ||べつに

君 と 話 を し て おき たかった ん だ きみ||はなし|||||||

なんだか まるで この先 会え なく なる みたい ね ||このさき|あえ|||| D'une manière|||||||

そ … そんな わけない じゃ ない か

泉 くん なんだか モヤモヤ し てる いずみ|||もやもや|| |||brouillé||

実は あたし も ちょっと モヤモヤ し て い て じつは||||もやもや||||

ねぇ あたし から 話し て いい |||はなし||

うん

気 に し ない よう に し て い て も どうしても 気 に なっちゃ っ て き||||||||||||き|||| |||||||||||quoi qu'il arrive|||||

その 加奈 さん の こと |かな|||

あの 日 あたし と の 約束 を 断って 加奈 さん と 会った ん だ よ ね |ひ||||やくそく||たって|かな|||あった|||| |||||promesse||refusé||||||||

何 か 大事 な 用 だった ん でしょ なん||だいじ||よう|||

少なくとも あたし と 映画 を 観る こと な ん か より は すくなくとも|||えいが||みる|||||| au moins|||||||||||

色々 話し たい と 思って た ん だ だ けど いろいろ|はなし|||おもって|||||

言え ば いえ|

なん だって 言ったら ||いったら

全部 言っちゃ え ば いい よ ぜんぶ|いっちゃ||||

泉 くん ずっと 悩 ん でる でしょ いずみ|||なや|||

加奈 さん の 事件 と 別 の 何 か で かな|||じけん||べつ||なん||

いや

わかる もん

その 悩み が 大き すぎ ちゃ って さ |なやみ||おおき||||

人 が 死ぬ ぐらい の こと じゃ 大して 驚か なく なって る ん じゃ ない の じん||しぬ|||||たいして|おどろか||||||| |||||||pas vraiment||||||||

そんな そんな こと は ない よ

泉 くん って 強い ほんと 強い と 思う いずみ|||つよい||つよい||おもう

それなのに とても 見て い られ ない って 思う 時 が ある ん だ ||みて|||||おもう|じ||||

何 か を 必死 に なって 力 で ねじ伏せよ う と して いる なん|||ひっし|||ちから||ねじふせよ|||| |||désespérément|||||dominer par force||||

ねぇ 何 が あった の |なん|||

一 人 で 無理 し ない で 話し て ごらん よ ひと|じん||むり||||はなし||| |||||||||essaie de parler|

村野 むらの

ない

別に 何も ない べつに|なにも|

何も ない って 言わ れ て も 信じ られ ない よ なにも|||いわ||||しんじ|||

こんな ん じゃ もう 普通 に 話 なんて でき ない ||||ふつう||はなし|||

そんな こと 言う な よ ||いう||

お前 に まで そんな こと 言わ れ たら 俺 は … おまえ|||||いわ|||おれ|

話す よ はなす|

話す から はなす|

里美 俺 の 体 … さとみ|おれ||からだ

俺 の 体 に は … おれ||からだ||

本当 に 何も ない よ ほんとう||なにも||

あ たし って まるで 信用 ない ん だ ||||しんよう||| ||||confiance|||

信じ て もらえ ない ん じゃ しょうがない な しんじ|||||||

泉 くん の 目 って なんだか 乾 い てる いずみ|||め|||いぬい|| |||||un peu|sec||

次回 「 利己 的 な 遺伝子 」 じかい|りこ|てき||いでんし