Akatsuki no Yona (Yona of the Dawn ) Episode 1
akatsuki||yona|yona|||dawn|episode
Akatsuki no Yona (Yona of the Dawn ) Episode 1
ヨナ 姫 そろそろ 出発 し ま しょ う
|ひめ||しゅっぱつ||||
Princess Yona, let us depart.
冷える ね ここ は
ひえる|||
It is cold here.
山 沿い です から
やま|ぞい||
It does border the mountains.
あの 頃 は 私 城 の 外 が こんなに 寒い って 事 知ら なかった
|ころ||わたくし|しろ||がい|||さむい||こと|しら|
Back then, I had no idea it was so cold outside the castle.
ここ は 高 華 王国 そして 嘗 て も 私 の 城
||たか|はな|おうこく||しょう|||わたくし||しろ
This is the Kingdom of Kouka, and that was once my castle.
緋 龍 城 は 当時 王 の 他 に は
ひ|りゅう|しろ||とうじ|おう||た||
At the time, the king lived in Hiryuu Castle
世継ぎ の 王子 も 世継ぎ を 産む 妃 も なく
よつぎ||おうじ||よつぎ||うむ|きさき||
with no male heir, nor any queen to bear him one.
ただ 齢 十五 の 王女 だけ が 大切 に 育て られ て い た
|よわい|じゅうご||おうじょ|||たいせつ||そだて||||
Only his beloved fifteen-year-old daughter was raised there.
我が 父 君 先王 ジュウ ナム が 崩御し 今年 で 十 年
わが|ちち|きみ|さき おう||||ほうぎょ し|ことし||じゅう|とし
This is the tenth year since the death of my father, the former king Junam.
この 高 華 王国 は 南北 を 強大 な 他国 に 挟ま れ 数多 の 戦乱 に 巻き込ま れ た 小国
|たか|はな|おうこく||なんぼく||きょうだい||たこく||はさま||かずおお||せんらん||まきこま|||しょうこく
This Kingdom of High China is a small country sandwiched between the north and south by powerful other countries and involved in numerous wars.
姫 様 は
ひめ|さま|
However, thankfully, these ten years have passed with no significant battles,
それ が まだ お 仕度 中 で し て
||||したく|なか|||
It seems she is still getting ready...
そう か 彼奴 が 来る 日 だ し な
||かれ やつ||くる|ひ|||
and to this day, we have enjoyed prosperity on this land.
ガキ か
がき|
She's such a child.
間もなく 我が 娘 ヨナ も 十六 と なる
まもなく|わが|むすめ|||じゅうろく||
My daughter, Yona, will soon be sixteen years old.
願わくば 古 の 緋 龍 王 の 加護 に より 皆 の 平安 が 永久 に 続かむ こと
ねがわくば|ふる||ひ|りゅう|おう||かご|||みな||へいあん||えいきゅう||つづ かむ|
I pray that, under the divine protection of Hiryuu, the king of old,
よく お 似合い です よ 姫 様
||にあい|||ひめ|さま
You look wonderful, Princess.
あの そろそろ 中庭 の 方 に
||なかにわ||かた|
Forgive me, but you should proceed to the courtyard soon...
駄目 何 か 違う
だめ|なん||ちがう
No! This isn't right.
ね あの 更紗 どこ に あった かしら
||さらさ||||
Hey, where is that chintz?
お父様 式典 は
お ちち さま|しきてん|
見 て の 通り 終わった よ
み|||とおり|おわった|
As you can see, it's over.
嘘 ごめんなさい 私 . . .
うそ||わたくし
I'm sorry for the lie ...
ま ぁ よい 何の 道 形式 的 な 物
|||なんの|どう|けいしき|てき||ぶつ
Well, no matter. It was merely a formality.
お前 が 人前 に 出る 必要 は ない さ
おまえ||ひとまえ||でる|ひつよう|||
There is no need for you to appear before the people.
ね 父上 私 の 髪 変 じゃ ない
|ちちうえ|わたくし||かみ|へん||
Um, Father... Isn't there something odd about my hair?
変 じゃ ない と も ヨナ の 美し さ は どんな 宝石 も 敵 わ ん . . .
へん|||||||うつくし||||ほうせき||てき||
Of course not! Your beauty surpasses that of any jewel—
顔 は ね 私 も そこそこ 可愛く 生まれ た と 思う わ
かお|||わたくし|||かわいく|うまれ|||おもう|
I believe I was born with quite a cute face.
でも ね この 髪 どうして こう 赤毛 で 癖 毛 な の かしら
|||かみ|||あかげ||くせ|け|||
But why is this hair so red and unruly?
ムギー ちっとも 纏まら ない . . . 纏まら ない
||まとまら||まとまら|
Grr! It won't behave at all!
そんな 事 ない だ ろ う な ハク
|こと||||||
That isn't true at all. Right, Hak?
ええ イル 陛下
||へいか
Yes, King Il.
姫 様 の 御 髪 が 変 など と だれ が 申し ま しょ う か
ひめ|さま||ご|かみ||へん|||||もうし||||
Who would ever say that the princess's hair looks strange?
敢えて 申し上げる なら 脳みそ が 変 です ね
あえて|もうしあげる||のうみそ||へん||
If anything is not right,
お 黙り 下僕
|だまり|した ぼく
Quiet, knave!
父上 こいつ 何とか し て 態度 で か すぎ
ちちうえ||なんとか|||たいど|||
Father, do something about this impertinent cretin!
ま ぁ ま ぁ ハク は お前 の 幼馴染 だ ろ う
||||||おまえ||おさななじみ|||
Now, now... Hak has been your friend since childhood.
それ に この 城 を 守る 五 人 の 将軍 の 一 人
|||しろ||まもる|いつ|じん||しょうぐん||ひと|じん
And he is one of the five generals who protect this castle.
風 の 部族 を . . .
かぜ||ぶぞく|
He is the Wind Tribe's—
そんな の 知ら ない 護衛 なら もっと 可愛 げ の ある 人 が いい
||しら||ごえい|||かわい||||じん||
I don't care! If you need guards, pick someone more lovable!
可愛い と 言え ば いい ん です か 可愛く し と か なく て
かわいい||いえ||||||かわいく|||||
Speaking of lovable...
お 着き に なら れ た よう です よ スウォン 様
|つき|||||||||さま
It seems Lord Soo-Won has arrived.
そ っ それ は 早く 言い なさい
||||はやく|いい|
スウォン ? だ から 髪 を 気 に し て い た の です か
|||かみ||き||||||||
Soo-Won? Is that why you were concerned about your hair?
しかし なぜ 今更
||いまさら
But why now?
乙女 心 って 奴 じゃ ない です か
おとめ|こころ||やつ||||
It must be that thing they call a "maiden heart."
姫 様
ひめ|さま
Princess!
スウォン
Soo-Won...
スウォン
Soo-Won!
小さい 頃 から いつも 私 の 側 に 居 て 優しかった スウォン
ちいさい|ころ|||わたくし||がわ||い||やさしかった|
Kind Soo-won, who has been by my side since we were children...
三 つ 年 上 の 私 の 従兄弟
みっ||とし|うえ||わたくし||いとこ
My cousin, three years my senior!
今日 は 久々 に スウォン に . . .
きょう||ひさびさ|||
For the first time in so long, today I get to...
会え た
あえ|
...see him!
相変わらず 元気 です ね ヨナ 姫
あいかわらず|げんき||||ひめ
You are as energetic as ever, Princess Yona.
どう し た ん です 慌て て
|||||あわて|
Why the rush?
ス っ スウォン が 来 た って 言う から 出迎え て やった の よ
||||らい|||いう||でむかえ||||
I-I heard you had arrived, so I came to meet you.
偉い 偉い
えらい|えらい
こ っ 今回 は 暫らく 居 られる ん でしょ う
||こんかい||ざん らく|い||||
Y-You can stay for a while this time, right?
勿論 一 週間 後 の ヨナ の 誕生日 の 為 に 来 た ん だ から
もちろん|ひと|しゅうかん|あと||||たんじょうび||ため||らい||||
Of course. I came to celebrate your birthday in a week.
いや ヨナ は 十六 に なる ん です よ ね
|||じゅうろく||||||
大きく なった なぁ
おおきく||
You really have grown!
え イル 陛下 と ハク は どこ です
||へいか|||||
So, where are King Il and Hak?
ご挨拶 し なきゃ
ごあいさつ||
I must say hello!
子供 扱い * 3
こども|あつかい
He treats me like a child...
今日 は 朝 から 極上 の 香 を 焚 き 染め て 最高 級 の 美容 液 と 化粧 を 施し た のに
きょう||あさ||ごくじょう||かおり||ふん||しめ||さいこう|きゅう||びよう|えき||けしょう||ほどこし||
And I perfumed my clothes with the finest incense all morning,
無駄 使い です ね
むだ|つかい||
All gone to waste.
お前 は 黙って て
おまえ||だまって|
スウォン の バカ
||ばか
Stupid Soo-Won...
ヨナ は どう し まし た
Yona, what's wrong?
あっ ち へ 行って
|||おこなって
最近 食事 も し て ない って 聞き まし た
さいきん|しょくじ||||||きき||
I heard you haven't been eating lately.
イル 陛下 も ご 心配 を . . .
|へいか|||しんぱい|
King Il has been worried—
煩い
わずらい
Quiet!
大丈夫 こう すれ ば 他 から は 見え ませ ん
だいじょうぶ||||た|||みえ||
It's all right. This way, no one else will see.
もう 泣 い て も いい ん です よ
|なき|||||||
You can cry if you want to.
眠れ ない の ずっと
ねむれ|||
I haven't been able to sleep
母上 が 側 に 居 ない から
ははうえ||がわ||い||
without Mother beside me...
うん お 妃 様 亡くなら れ た ばかり です から ね
||きさき|さま|なくなら||||||
Yes... I heard the queen passed away recently.
あっ そうだ 私 が ヨナ の 母上 に なり ます
|そう だ|わたくし||||ははうえ|||
I know! I'll be your mother, Yona!
とりあえず 食事 は し なきゃ
|しょくじ|||
First of all, you need to eat.
お 師匠 様 に 貰った 梨 あげ ます
|ししょう|さま||もらった|なし||
I'll give you this pear my master gave me!
お 妃 様 が し て い た 様 に 眠る まで 手 を 握って ます
|きさき|さま||||||さま||ねむる||て||にぎって|
I'll hold your hand until you fall asleep, like the queen did.
ヨナ の 涙 が 零れ たら だれ か に 見 られ ない 様 に 拭って あげ ます
||なみだ||こぼれ|||||み|||さま||ぬぐって||
If you shed tears, I'll wipe them so no one will see.
だから 明日 は 笑って
|あした||わらって
So please, smile tomorrow!
バカ ね 心臓 の 音 が 煩くて 余計 眠れ ない じゃ ない
ばか||しんぞう||おと||わずら く て|よけい|ねむれ|||
Stupid... My heart is beating so loudly,
あなた は 私 の 特別 な 人
||わたくし||とくべつ||じん
You are my most special one.
お おはよう スウォン
G-Good morning, Soo-Won!
取って置き の お 菓子 が ある の よ
とっておき|||かし||||
I have some of our best sweets!
一緒 に . . . って
いっしょ||
Would you like... to...
どう し た ヨナ
What's the matter, Yona?
スウォン 様 で し たら ハク 将軍 と 一緒 に
|さま|||||しょうぐん||いっしょ|
If you're looking for Lord Soo-Won, he is with General Hak.
ハク 狡い
|こう い
No fair, Hak!
この 私 を 差し置 い て スウォン と 遊ぶ 何て
|わたくし||さしお|||||あそぶ|なんて
How could you set me aside and have fun with Soo-Won?
ま ぁ ま ぁ あの 二 人 も 久々 に 会った ん だ し
|||||ふた|じん||ひさびさ||あった|||
Now, now... They haven't seen one another in some time, either.
さすが です ね ハク
Well done, Hak.
スウォン 様 こそ お 見事 です
|さま|||みごと|
You were magnificent yourself, Lord Soo-Won.
次 は 私 も 真ん中 だ
つぎ||わたくし||まんなか|
Next time, I'll strike dead center, as well.
私 も スウォン と 弓 やる
わたくし||||ゆみ|
I'm going to do archery with Soo-Won, too!
ダメ だ ダメ だ 武器 など
だめ||だめ||ぶき|
あの 二 人 に だって 持た せ たく ない 位 な のに
|ふた|じん|||もた||||くらい||
I don't even want to let those two use them...
じゃ 父上 やって よ
|ちちうえ||
怪我 し ちゃ う じゃ ない か
けが||||||
But I would get hurt.
ま ぁ 臆病 大体 父上 は ね . . .
||おくびょう|だいたい|ちちうえ||
You coward! You know, you're just...
ヨナ
Yona!
いらっしゃい 馬 に 乗せ て あげ ます
|うま||のせ|||
Come down. I'll let you ride with me.
スウォン
Soo-Won!
落ち着いて 二 人 で 支え ます から
おちついて|ふた|じん||ささえ||
Relax. We'll both hold on to you.
でも . . .
But...
姫 様 の 重み で 間もなく ハク は 絶命
ひめ|さま||おもみ||まもなく|||ぜつめい
Hak is about to die under the weight of the princess.
張り倒す わ よ
はり たおす||
I will beat you down!
大丈夫 馬 好き でしょ う
だいじょうぶ|うま|すき||
Don't worry. You like horses, don't you?
好き よ
すき|
I do...
大好き
だいすき
I love you.
私 に 体 を 預け て い なさい
わたくし||からだ||あずけ|||
Entrust your body to me.
声 が . . . 息 が . . .
こえ||いき|
His voice... His breath...
子供 の 頃 は 女の子 見 たい に 可愛かった のに
こども||ころ||おんなのこ|み|||かわいかった|
When he was a child, he was cute like a little girl...
これ は 反則 じゃ ない
||はんそく||
Isn't this against the rules?
あぁ っ いえ . . . スウォン って 女性 の 扱い 慣れ てる 感じ
|||||じょせい||あつかい|なれ||かんじ
Huh?
案外 お 屋敷 で は 山ほど 女性 を 連れ込 ん で たり し て . . .
あんがい||やしき|||やまほど|じょせい||つれこ|||||
I bet you bring lots of women into your mansion.
あら あら 何 言い出す の 私 は
||なん|いいだす||わたくし|
Gosh, what am I saying?
まさか . . .
I'm right?!
嫌 だ な 誤解 です よ
いや|||ごかい||
Please... You're mistaken.
確かに 縁談 の 話 は 幾 つ が あり ます が
たしかに|えんだん||はなし||いく|||||
There have been a few discussions of engagement, but...
縁談 ? !
えんだん
いや 別に まだ 決 まっ っ た 訳 で は
|べつに||けっ||||やく||
Oh, but nothing is decided yet...
もう 止め ませ ん この 話
|とどめ||||はなし
Let's not talk about this, okay?
ヨナ に 言って も 仕方ない です し
||いって||しかたない||
There's no need for you to know.
また 子供 扱い
|こども|あつかい
わ っ . . . 私 に だって 縁談 くらい ある わ
||わたくし|||えんだん|||
I-I've had offers of engagement, too!
え 誰 と
|だれ|
What? With whom?
ハク と か
Hak, for one!
バカ寄り に よって ハク の 名前 は 出る 何て バレバレ の 見栄 を
バカ より|||||なまえ||でる|なんて|||みえ|
Idiot! Of all the names to give him, Hak makes it too obvious!
だって 仕方ない じゃ ない 年 の 近い 男 何て 此奴 しか 知ら ない もの
|しかたない|||とし||ちかい|おとこ|なんて|これやつ||しら||
I can't help it! I don't know any other guys near my age!
だから 思いっ切り 不審 な 目 で 見る の は 止め て そこ の 従者
|おもいっきり|ふしん||め||みる|||とどめ||||じゅうしゃ
So stop giving me that suspicious look, you servant!
あの . . . 今
|いま
Um... I meant...
いい ん じゃ ない か なぁ
I think that sounds nice.
おめでとう ございます
Congratulations!
酷 い
こく|
You're cruel!
あんまり よ スウォン あんな 嘘 を 信じる 何て
||||うそ||しんじる|なんて
You're too cruel, Soo-Won! How could you believe that lie?!
酷 い の は あんた だ そして 迷惑 だ
こく|||||||めいわく|
You're the cruel one. You're also a nuisance.
お前 の 結婚 は 嘘 に なら ん かも し れ ん ぞ
おまえ||けっこん||うそ||||||||
Your marriage may not be a lie after all.
そろそろ 婚約 者 が 居 て も おかしく は ない だ ろ う
|こんやく|もの||い||||||||
It would only be natural for you to be betrothed by now.
いや
No...
嫌 よ 私 は スウォン が . . .
いや||わたくし|||
No! I want Soo-Won to—
スウォン は ダメ だ
||だめ|
You can't have Soo-Won!
姫 様
ひめ|さま
Princess...
父上 に 私 の 恋愛 を とやかく 言わ れ たく ない わ 私 は . . .
ちちうえ||わたくし||れんあい|||いわ|||||わたくし|
I don't want to hear you speak of my love life! I'm—
ヨナ 私 は これ まで お前 が 望む 物 は 何でも 与え て き た よ
|わたくし||||おまえ||のぞむ|ぶつ||なんでも|あたえ||||
美しい 簪 に 耳 飾り
うつくしい|かんざし||みみ|かざり
Beautiful hair ornaments, earrings,
離宮 に 花 の 庭園
りきゅう||か||ていえん
a royal villa and a flower garden...
武器 以外 の 物 は 何でも
ぶき|いがい||ぶつ||なんでも
I would give you anything that is not a weapon.
しかし お前 が どれ だけ 望んで も スウォン を 与える 事 だけ は 出来 ない
|おまえ||||のぞんで||||あたえる|こと|||でき|
But no matter how you wish it, I cannot give you Soo-Won.
お前 は 高 華 王国 の 王女
おまえ||たか|はな|おうこく||おうじょ
You are the princess of the Kingdom of Kouka.
お前 の 夫 と なる 者 は この 国 の 王 と なる 者 な の だ
おまえ||おっと|||もの|||くに||おう|||もの|||
The man who marries you will become the next king.
スウォン は 父上 の 兄 ユホン 叔伯父上 の 息子
||ちちうえ||あに||しゅくはく ちちうえ||むすこ
Soo-Won is the son of my Father's brother, Yoo-Hong.
王家 の 血筋 でしょ う
おうけ||ちすじ||
He is of royal blood.
そう だ な だ が 後継 者 は 王 で ある 私 が 選ぶ
|||||こうけい|もの||おう|||わたくし||えらぶ
True... But it is my duty as king to choose my heir.
どうして スウォン は 立派 な 人 よ
|||りっぱ||じん|
Why? Soo-Won is a fine man.
父上 は 武器 を 恐れ て 触れ も し ない 臆病 の 王様 じゃ ない
ちちうえ||ぶき||おそれ||ふれ||||おくびょう||おうさま||
You're a cowardly king who is too afraid to touch a weapon.
確かに 臆病 な 王 だ よ 私 は
たしかに|おくびょう||おう|||わたくし|
I am indeed a cowardly king.
お前 の 母 は 賊 に 襲わ れ 殺さ れ た
おまえ||はは||ぞく||おそわ||ころさ||
Your mother was captured and killed by insurgents.
王 の 一族 に は この 様 な 危険 が 付き纏う
おう||いちぞく||||さま||きけん||つきまとう
Such dangers go hand in hand with being part of a king's family.
それ 故 私 は 再び 妻 を 娶る 気 に なれ なかった よ
|こ|わたくし||ふたたび|つま||めとる|き||||
That is why I have found no desire to take a new wife.
ヨナ スウォン に は 幸せ に なって 欲しい だ ろ う
||||しあわせ|||ほしい|||
Yona, you want Soo-Won to be happy, do you not?
分から ない
わから|
I don't understand.
分から ない わ 父上
わから|||ちちうえ
I don't understand, Father.
だって それ なら 私 の 夫 と なる 人 は 不幸 に なって も いい の
|||わたくし||おっと|||じん||ふこう|||||
Does that mean it's all right for the man I marry to meet with misfortune?
私 は 幸せ に なって は いけない の
わたくし||しあわせ|||||
Am I not allowed to be happy?
でも そう よ ね 例え 父上 は 許し て も
||||たとえ|ちちうえ||ゆるし||
But it's true... Even if Father allowed it,
スウォン に とって 私 は ずっと 子供 の 頃 の まま
|||わたくし|||こども||ころ||
in Soo-Won's eyes, I'm still the same child I was back then.
ダメ じゃ ない 最初 から スウォン と 私 は . . .
だめ|||さいしょ||||わたくし|
Soo-Won and I were never meant to be...
だれ
Who's there?
ハク また ハク で しょ う
Hak? It's you again, isn't it?
そんな 下らない 事 し て
|くだらない|こと||
Only you would do something so senseless.
まさか . . . そんな
No... It can't be!
お前 の 母 は 賊 に 襲わ れ 殺さ れ た
おまえ||はは||ぞく||おそわ||ころさ||
Your mother was captured and killed by insurgents.
いや
No!
助け て だれ か だれ か
たすけ|||||
Help! Someone... Someone!
スウォン
ヨナ
Yona?
スウォン
Soo-Won...
すみません びっくり さ せ ちゃ い まし た
I'm sorry. Did I frighten you?
急に 入って 来る もの だ から
きゅうに|はいって|くる|||
I did come in without warning.
ヨナ
Yona?
へ . . . 変 な 人 が 私 を . . .
|へん||じん||わたくし|
A s-strange man came after me...
だれ も 居 ませ ん よ
||い|||
There's no one there.
嘘 だって . . .
うそ|
That can't be! I...
逃げ た ん だ
にげ|||
He ran away.
城 の 衛兵 なら 普通 に 声 を かける もの
しろ||えいへい||ふつう||こえ|||
A castle guard would have said something...
ヨナ
Yona?
私 を 狙った 私 が 王 の 娘 だ から
わたくし||ねらった|わたくし||おう||むすめ||
Was he targeting me? Because I'm the king's daughter?
ヨナ
Yona.
大丈夫 私 が 居 ます
だいじょうぶ|わたくし||い|
It's all right. I'm here.
スウォン
Soo-Won...
ダメ 私 スウォン と は 居 られ ない
だめ|わたくし||||い||
No. I can't be with you.
どうして
Why not?
だって
Because...
私 と 居る と 貴方 まで 危ない 目 に
わたくし||いる||あなた||あぶない|め|
If you stay with me, you'll be in danger...
ハク の 側 が いい なら 彼 の 部屋 が 送って あげ ます よ
||がわ||||かれ||へや||おくって|||
If you would rather be with Hak, I will take you to his quarters.
だって 婚約 者 な ん でしょ う
|こんやく|もの||||
He is your betrothed, isn't he?
違う
ちがう
That's not...
隠さ なく て も
かくさ|||
You don't need to hide it.
ハク に 怒ら れ ちゃ い ます ね こんな 所 に 二 人 って きり だ 何 て
||いから|||||||しょ||ふた|じん||||なん|
Hak would be angry if he knew the two of us were alone here.
いや スウォン 違う の
||ちがう|
No... Soo-Won, that's not it...
振り向 い て くれ なく て も いい から だ から . . .
ふりむ||||||||||
You don't have to turn around... So...
私 は スウォン の 事 が ずっと . . .
わたくし||||こと||
Soo-Won, I have always...
思って も いい でしょ う
おもって||||
雨 が 少し 小降り に なった みたい です よ
あめ||すこし|しょう ふり|||||
It looks like it's started to rain.
無視 . . . し た
むし||
He ignored me?
部屋 まで 送って あげ ます 護衛 を 付きましょう
へや||おくって|||ごえい||つきましょう
Let me walk you to your room. I'll call a guard.
ス スウォン 私 . . .
||わたくし
S-Soo-Won, I...
すみません 側 に 寄ら ない で ください
|がわ||よら|||
I'm sorry. Please don't come close to me.
勘違い し そう に なる
かんちがい||||
I may make a mistake.
つまり . . . で すり さっき の 流れ た と まるで まるで ヨナ が 私 を . . .
|||||ながれ|||||||わたくし|
勘違い じゃ なかったら
かんちがい||
And if that weren't a mistake?
勘違い じゃ なかったら スウォン は 嫌 ?
かんちがい|||||いや
If it weren't a mistake, would that upset you?
困り ます
こまり|
I can't let this happen.
あなた が 急に 女性 に 見え て 困り ます
||きゅうに|じょせい||みえ||こまり|
I can't let myself see you as a woman.
今 まで は 何 だった の よ
いま|||なん|||
What was I until now, then?
え えい や えっ と 妹 み たい な . . .
|||||いもうと|||
Huh? Oh, well... A younger sister, perhaps?
知って た わ よ
しって|||
I knew that!
はい
すみません どうも 私 は この 手 の 事 に 疎く て
||わたくし|||て||こと||うとく|
I'm sorry. I am unfamiliar with things like this...
スウォン 真っ赤 だ
|まっか|
Soo-Won is turning red...
嘘 ね 縁談 は
うそ||えんだん|
So you lied about your engagement?
あれ は そう 言う 話 も ある って 事 で
|||いう|はなし||||こと|
I just meant such discussions have come up.
今 は まだ
いま||
I'm not engaged yet.
スウォン 私 女性 に 見える
|わたくし|じょせい||みえる
Soo-Won, do I look like a woman to you?
少なくとも 手 を 握って 一緒 に 眠る 何て もう 出来 ませ ん
すくなくとも|て||にぎって|いっしょ||ねむる|なんて||でき||
At the least, I could not sleep holding hands with you anymore.
緊張 で 目 が 冴え て しまう
きんちょう||め||さえ||
My nerves would prevent me from sleeping.
ま ぁ いい や
Well, that's fine.
スウォン が 私 の 事 少し でも 気 に し て くれ たら
||わたくし||こと|すこし||き|||||
If you've given me even the slightest consideration,
今 は それ だけ で いい
いま|||||
ヨナ
Yona...
父上 私 やっぱり スウォン が 好き
ちちうえ|わたくし||||すき
Father, I still love Soo-Won.
国 と か 王 と か まだ 分から ない
くに|||おう||||わから|
I don't know anything about the kingdom or kings yet...
でも 父上 彼 が 居る だけ で 私 は 最高 に 幸せ な の よ
|ちちうえ|かれ||いる|||わたくし||さいこう||しあわせ|||
But, Father, just being by his side is my greatest happiness.
五日後
いつ にち ご
Five days later,
緋龍 城 で は 十六 に なる 私 の 誕生 祝い の 宴 が 行わ れ た
ひりゅう|しろ|||じゅうろく|||わたくし||たんじょう|いわい||えん||おこなわ||
a banquet to celebrate my sixteenth birthday was held in Hiryuu Castle.
姫 様 お 誕生日 おめでとう ございます
ひめ|さま||たんじょうび||
Princess, we wish you a happy birthday.
ありがとう
Thank you!
十六 か
じゅうろく|
Sixteen years old...
ヨナ も 立派 に なった な
||りっぱ|||
How my Yona has grown!
はい
Yes.
ヨナ
Yona!
父上
ちちうえ
Father...
やっぱり 髪 が 跳ねる の よ 今日 は 結い上げ たかった のに
|かみ||はねる|||きょう||ゆい あげ||
I knew it. My hair bounces around. I wanted to tie it up today.
ダメ だ 髪 の 事 しか 頭 に ない
だめ||かみ||こと||あたま||
It's hopeless... All she thinks about is her hair...
スウォン
Soo-Won!
ヨナ
Yona!
陛下 宜しければ
へいか|よろしければ
Your Majesty, if you like...
ありがとう ミンス
Thank you, Min-Soo.
な 何 か 用
|なん||よう
I-Is there something you need?
手 を 出し て 下さい
て||だし||ください
Give me your hand.
簪 ?
かんざし
A hair ornament?
すみません こんな 所 で
||しょ|
I'm sorry to bring you out here.
ヨナ に 似合う と 思って 手渡し たかった ん です
||にあう||おもって|てわたし|||
I thought it would suit you, so I wanted to give it to you personally.
私 の 髪 . . .
わたくし||かみ
My hair...
癖 毛 で 赤毛 で ちっとも 纏まら ない の よ
くせ|け||あかげ|||まとまら|||
is red and unruly, and it won't behave at all.
私 に は 似合わ ない わ
わたくし|||にあわ||
This wouldn't look right on me.
私 は 好き です よ ヨナ の 髪
わたくし||すき|||||かみ
But I love your hair, Yona.
綺麗 な 赤 暁 の 空 の 色 です
きれい||あか|あかつき||から||いろ|
It's a beautiful red, like the sky at dawn.
何て 単純
なんて|たんじゅん
How simple am I?
一瞬 に し て 自分 の 髪 が 愛おしく なる なんて
いっしゅん||||じぶん||かみ||あい おしく||
Just like that, I suddenly love my own hair.
ハク
Hak?!
陛下 が 探し て まし た よ
へいか||さがし||||
His Majesty is looking for you.
そう 部屋 で 休 ん でる と 伝え て おい て
|へや||きゅう||||つたえ|||
Is he? Tell him I'm resting in my room.
ま ぁ こんな 事 だ ろ う と 思って まし た
|||こと|||||おもって||
Well, I figured this is what was going on.
スウォン 様 なら 陛下 を 説得 出来る でしょ う
|さま||へいか||せっとく|できる||
I'm sure you could persuade the king, Lord Soo-Won.
誤解 です よ ハク
ごかい|||
You misunderstand, Hak.
それ に 敬語 止め ませ ん
||けいご|とどめ||
And would you stop speaking so formally?
昔 み たい に スウォン って 呼 ん で いい のに
むかし||||||よ||||
Just call me Soo-Won, like you used to.
身分 は 弁えて ます から
みぶん||わきまえて||
I am well aware of my place.
それ より 何 か 感じ ませ ん か
||なん||かんじ|||
More importantly, do you not sense something?
はっきり と は 言え ない けど 妙 な 違和感
|||いえ|||たえ||いわかん
I can't place it clearly, but something feels off,
城 に 何 か 入り込 ん だ 様 な
しろ||なん||はいりこ|||さま|
like something has made its way into the castle...
そう 言え ば ヨナ も そんな 事 を 言って い まし た
|いえ|||||こと||いって|||
Now that you mention it, Yona said something similar.
何
今日 出入り する 人間 を 見張った 方 が いい かも しれ ませ ん ね
なん|きょう|でいり||にんげん||みはった|かた|||||||
It may be wise to keep an eye on those entering and leaving today.
了解 俺 は 庭 の 警備 を 固め ます
りょうかい|おれ||にわ||けいび||かため|
Understood. I'll increase security in the courtyard.
スウォン 様 は 姫 の 所 へ
|さま||ひめ||しょ|
好き だ と 言った スウォン が 私 の 髪 を
すき|||いった|||わたくし||かみ|
Soo-Won said he loved my hair.
お前 が どれ だけ 望 ん で も スウォン を 与える 事 だけ は 出来 ない
おまえ||||のぞみ||||||あたえる|こと|||でき|
No matter how you wish it, I cannot give you Soo-Won.
やっぱり もう 一 度 父上 に きちんと 話 そ う
||ひと|たび|ちちうえ|||はなし||
I need to discuss it with Father once more.
私 は スウォン を 忘れ られ ない
わたくし||||わすれ||
I can't forget about Soo-Won.
父上 も きっと 分かって くれる わ
ちちうえ|||わかって||
I'm sure Father will understand.
入口 が
いりぐち|
The door is...
衛兵 も 置かず に 不用心 ね
えいへい||おか ず||ふ ようじん|
How careless, not to post guards here.
そう 言え ば どうして 衛兵 が 一 人 も 居 ない の
|いえ|||えいへい||ひと|じん||い||
Come to think of it, why are there no guards?
ここ に 来る まで 一 人 も 見 なかった
||くる||ひと|じん||み|
I didn't see a single one on my way here.
父上
ちちうえ
Father?
ち 父上
|ちちうえ
F-Father!
あ まだ 起き て い た の で う か
||おき|||||||
Oh... You were still awake,
ヨナ 姫
|ひめ
Princess Yona?
ス スウォン 早く 医務 官 を
||はやく|いむ|かん|
S-Soo-Won... Quickly, call a doctor...
イル 陛下 は もう 目 を 開け ませ ん
|へいか|||め||あけ||
King Il will not wake again.
私 が 殺し まし た
わたくし||ころし||
I killed him.
やけに 静か だ
|しずか|
It's too quiet...
ハク 将軍
|しょうぐん
General Hak!
見回り ご苦労様 です
みまわり|ごくろうさま|
You must be tired from your patrol.
さすが ミンス 気 が 利く な
||き||きく|
As always, you're so considerate, Min-Soo.
でも い い ん です か ヨナ 姫 様 の 側 に い て 差し上げ なく て
|||||||ひめ|さま||がわ||||さしあげ||
But are you sure you shouldn't be with the princess?
あ やぼ やぼ
Oh, I couldn't interfere.
姫 さん に は スウォン 様 が ついて る から な
ひめ|||||さま|||||
The princess is with Lord Soo-Won.
では ついに 姫 様 の お 心 が スウォン 様 に
||ひめ|さま|||こころ|||さま|
Then, the princess's feelings have finally reached Lord Soo-Won?
さ ぁ な でも 時間 の 問題 だ ろ う
||||じかん||もんだい|||
Who knows? But I'm sure it's a matter of time.
ハク 様 は お 二 人 の 事 を よく ご存知 です もの ね
|さま|||ふた|じん||こと|||ごぞんじ|||
You know the two of them well, don't you?
見 て た から な 昔 から
み|||||むかし|
I've been watching them for a long time.
あの 二 人 に は ま ぁ なん っ つ か
|ふた|じん||||||||
I just... Well, how should I put it?
幸せ に なって 欲しい と 思って る
しあわせ|||ほしい||おもって|
I want them both to be happy.
お 覚悟 姫 様
|かくご|ひめ|さま
Prepare yourself, Princess.
これ も 高華國 の ため な ん です
||こう はなくに|||||
All this is for the Kingdom of Kouka.
幼い 頃 から ずっと . . . ずっと スウォン だけ だった のに
おさない|ころ|||||||
I've loved no one but Soo-Won since we were children...
スウォン
Soo-Won!
これ は 一体 どう 言う 事 です か
||いったい||いう|こと||
What is the meaning of this,
スウォン 様
|さま
Lord Soo-Won?
スウォン
Soo-Won...
愛おしい あなた の 瞳 に 私 は どう 映って い た の
あい おしい|||ひとみ||わたくし|||うつって|||
How did I appear in your beloved eyes?
次回 暁 の ヨナ 第 二 話
じかい|あかつき|||だい|ふた|はなし
Next time, Akatsuki no Yona episode 2:
ちぎれ た 絆 Comment : 0,0 : 23 : 39.07,0 : 23 : 41.07 , 通用 1080 日 文 , , 0,0,0 , , Comment : 0,0 : 23 : 41.07,0 : 23 : 43.07 , 通用 1080 日 文 , , 0,0,0 , ,
||きずな|comment|つうよう|ひ|ぶん|comment|つうよう|ひ|ぶん