InuYasha Episode 152 inuyasha|episode 犬夜叉 第 152 集

奈落 を 殺す ？ ならく||ころす

ああ 母上 |ははうえ

あいつ と 関わって から ろくな こと が ない ||かかわって|||||

邪魔 ばかり 入る じゃま||はいる

母上 の 体 の 毒 を 薄める ため の 人間 の 血 も ははうえ||からだ||どく||うすめる|||にんげん||ち|

むしろ 集め にくく なった |あつめ||

何より 許せ ない の は なにより|ゆるせ|||

くだらない 半 妖 同士 の 争い に |はん|よう|どうし||あらそい|

この 阿 毘姫 様 を 巻き込んだ こと だ |おもね|びひめ|さま||まきこんだ||

そ っ かい

ならば 試しに 城 を 一 つ 攻め落として みる かい ？ |ためしに|しろ||ひと||せめおとして||

城 ？ しろ

ああ

何とも 怪しい 城 が ある の さ なんとも|あやしい|しろ||||

恐らく 奈落 と 深い 繋がり が あり そうな おそらく|ならく||ふかい|つながり|||そう な

母上 　 それ は ？ ははうえ||

ちょうど 聖 様 と いう 奴 が 現れた 頃 だ |せい|さま|||やつ||あらわれた|ころ|

あいつ か

行け ！ いけ

うわ ああ あ

うわ ああ ああ 　 と 鳥 が 燃え とる ||||ちょう||もえ|

ギャー

ああ ああ

あ ああ

ああ あ あ ああ

あ ああ …

お おお

グワアアア

ぎ ゃあ ああ

ギャー

聖 様 が 戻ら れた せい|さま||もどら|

た 助けて くだせ え |たすけて||

結 界 を 作った 奴 か けつ|かい||つくった|やつ|

殺せ え ！ ころせ|

ギャー ギャー ギャー

ヒイイイイイン

ギャー ギャー

ギャー ギャー ギャー ギャー ギャー ギャー

ふ あっ

た 助かった ぞ |たすかった|

鳥 ども が 消し飛んだ ちょう|||けしとんだ

ちくしょう 　 どういう こと だ

奈落 と 関わって から 邪魔 ばかり 入る ならく||かかわって||じゃま||はいる

ああ

ふ っ

どうやら 奈落 は |ならく|

その 聖 様 が 邪魔だった らしい |せい|さま||じゃまだった|

ああ ？

奈落 は 手下 の 妖怪 を 空 いっぱい に 放って ならく||てした||ようかい||から|||はなって

居場所 を しらみつぶし に 探って いた いばしょ||||さぐって|

グオオオオオ

あたし は 鳥 を 使って その 様子 を うかがった ||ちょう||つかって||ようす||

すると １ カ所 だけ 妖怪 の 寄り付か ない 場所 が あった |かしょ||ようかい||よりつか||ばしょ||

人間 の 城 だ にんげん||しろ|

ギャーオン

奈落 の 妖怪 たち は ならく||ようかい||

その 城 に 見向き も せ ず 通り過ぎて いった |しろ||みむき||||とおりすぎて|

そこ は 奈落 に 関わり が ある から こそ ||ならく||かかわり||||

探る 必要の ない 場所 と いう 訳 だ さぐる|ひつようの||ばしょ|||やく|

だから 試しに 襲って ごらん |ためしに|おそって|

奈落 が 何 を 隠して いる か を 知る ため に ならく||なん||かくして||||しる||

「 守れ そして 奪い取れ ！」 まもれ||うばいとれ

奥 方 様 おく|かた|さま

若 様 は よく お 休み に なって おら れ ます よ わか|さま||||やすみ||||||

本当に ほんとうに

夜泣き も なさら ず に よなき||||

ほん に 良い 和子 様 で ございます ||よい|かずこ|さま||

まるで あの 夜 の 恐ろしい 出来事 が 嘘 の ようだ ||よ||おそろしい|できごと||うそ||

私 が この 子 を 産んだ あの 夜 わたくし|||こ||うんだ||よ

産 屋 に 居合わせた 者 たち が 皆 絶命 し さん|や||いあわせた|もの|||みな|ぜつめい|

そして その後 何者 か が |そのご|なにもの||

思い出せ ない おもいだせ|

日ごと に あの 夜 の 記憶 が 薄れて ゆく ひごと|||よ||きおく||うすれて|

あっ

琥珀 そっち に 行く な こはく|||いく|

ああ …

ここ は 入っちゃ いか ん ||はいっちゃ||

これ ？

ん っ

ああ 奥 方 様 |おく|かた|さま

申し訳 ございませ ん もうしわけ||

この 者 は 下働き に 入った ばかりで |もの||したばたらき||はいった|

まだ 慣れて おり ませ ん もの で |なれて|||||

いい のです

それ より 顔 を よく 見せて ||かお|||みせて

は あ ？

顔 を お 上げ かお|||あげ

は あ

ん ？

どこ か で 会った こと は ない か ？ |||あった||||

とんで も ねえ

この 子 は 奥 方 様 に お 会い する ような 立場 で は |こ||おく|かた|さま|||あい|||たちば||

なあ

はい

そう か

私 の 思い過ごし か わたくし||おもいすごし|

もう よい

はっ

ん ん

あ ？

奥 方 様 優し そうな 人 だ ね おく|かた|さま|やさし|そう な|じん||

ああ

お 世継ぎ の 和子 様 も 産まれて よかった よかった |よつぎ||かずこ|さま||うまれて||

シュルル シュルル

ん ？

琥珀 こはく

お前 は 神 無 と 共に この 城 に 留まれ おまえ||かみ|む||ともに||しろ||とどまれ

はっ

城 で 暮らし 赤子 を 守る のだ しろ||くらし|あかご||まもる|

ん ？

琥珀 もっと 食べ な こはく||たべ|

あ ありがとう

ああ

ええ 　 ジュルル

え えっ え

うん ？

どれ こいつ を 運んで おこう |||はこんで|

ああ それ は 俺 が |||おれ|

い いって い いって

この 城 は 平和だ |しろ||へいわだ

ずっと 前 |ぜん

こんなふうに 大勢 の 人 たち と |おおぜい||じん||

一緒に 暮らして いた ような いっしょに|くらして||

いつ だった の か 思い出せ ない けど ||||おもいだせ||

ええ 血 を 吸う 鳥 の 群れ です ご存じ あり ませ ん か ？ |ち||すう|ちょう||むれ||ごぞんじ||||

そりゃ あ 最近 あれ だけ の 騒ぎ だ 風 の 噂 に は 聞いた が ||さいきん||||さわぎ||かぜ||うわさ|||きいた|

では この 辺り で は ？ ||あたり||

見た こと ねえ な それ に ここ は お 城 の お膝元 だ みた|||||||||しろ||おひざもと|

きっと モノノ 怪 も 近づか ねえ よ ||かい||ちかづか||

ここ も 見当違い か ||けんとうちがい|

仕方無い わ しかたない|

ん ？

鳥 の 巣 の 手掛かり が 無い んだ し ちょう||す||てがかり||ない||

今日 の ところ は この 町 で 宿 を 取る しか ない で すな きょう|||||まち||やど||とる||||

取る しか ない って とる|||

どこ に 向かって 歩いて ん の ||むかって|あるいて||

ああ

まあ いい 男 ||おとこ

遊んで いって ください な あそんで|||

遊び たい の は 山々 です が あそび||||やまやま||

お 約束 ね |やくそく|

懲り ん のう こり||

けっ

白 童 子 の ガキ に は 心臓 が ねえ しろ|わらべ|こ||がき|||しんぞう||

だから 何度 引き裂か れて も 死な ねえ |なんど|ひきさか|||しな|

こいつ の 心臓 は どこ に ある ？ ||しんぞう||||

神楽 何 を 考えて いる ？ かぐら|なん||かんがえて|

う っせ え なあ 　 考え 事 ぐらい 自由に さ せろ ||||かんがえ|こと||じゆうに||

- クエー クエー - ん ？

- ギャー ギャー ギャー ギャー ギャー - 鳥 ？　 てこ と は |||||ちょう|||

- あれ が 鳥 使い の 阿 毘姫 って 奴 か - ギャー ギャー ギャー ギャー ||ちょう|つかい||おもね|びひめ||やつ|||||

神楽 後 を 追え かぐら|あと||おえ

ああ ？

ただし 見張る だけ だ 　 余計な こと は する な |みはる|||よけいな||||

は あ ？　 余計な こと って 何 だ よ ||よけいな|||なん||

行け いけ

けっ

ギャー ギャー ギャー ギャー ギャー …

ブウウウウウウン

うん ？

ブウウウウウウン

奈落 の 虫 ども か 　 見張り に でも 来た の か ならく||ちゅう|||みはり|||きた||

ギャー ギャー 　 グイエ 　 ギャー

ふん 　 ざ まあ みろ

ギャー ギャー ギャー ギャー …

ふうん 　 あの 女 妖怪 奈落 の 敵 に 回った って 訳 か ||おんな|ようかい|ならく||てき||まわった||やく|

ワオーン

- う う うん 　 う う 　 う う 　 うん 　 ああ - これ 琥珀 琥珀 ？ ||||||||||こはく|こはく

どうした 　 うなされ とった ぞ

大丈夫 か だいじょうぶ|

悪い 夢 でも 見た の か ？ わるい|ゆめ||みた||

う うん

どんな 夢 だった ？ |ゆめ|

う うん

思い出せ ない おもいだせ|

飲めよ のめよ

ん ？　 ありがとう

ん ん ん 　 うん

落ち着いた かい ？ おちついた|

うん

そりゃ 良かった |よかった

今度 は いい 夢見ろ よ こんど|||ゆめみろ|

うん

おっと っと っと

やれやれ

あいつ の いびき が 始まったら なかなか 寝付 けんのう ||||はじまったら||ねつ|

ん 皆 優しい |みな|やさしい どうした 　 礼 を 言わ ぬ か |れい||いわ||

何 だ と ？ なん||

この 奈落 が お前 の 弟 の 命 を 拾って やった のだ ぞ |ならく||おまえ||おとうと||いのち||ひろって|||

ぐ っ

琥珀 なぜ だ ？　 どうして 奈落 を かばう ？ こはく||||ならく||

忘れ させて やった のだ わすれ|さ せて||

お前 の こと や 琥珀 の 記憶 全て を おまえ||||こはく||きおく|すべて|

琥珀 今頃 どうして いる だろう か こはく|いまごろ||||

キュウーン

ミュールルルル

ああ いい お 湯 だった 珊瑚 ちゃん も 入ったら ？ |||ゆ||さんご|||はいったら

うん

- ギャー ギャー - ん ？　 ああ

うん 　 え ？

ギャー ギャー ギャー ギャー

阿 毘姫 の 鳥 だ おもね|びひめ||ちょう|

お 城 へ 向かって る わ |しろ||むかって||

琥珀 は 親 の 顔 も 覚えて ねえ の かい こはく||おや||かお||おぼえて|||

うん

戦 で 亡くした の か いくさ||なくした||

分か ん ねえ わか||

そう か

でも お前 この 城 に 拾わ れて よかった な |おまえ||しろ||ひろわ|||

うん

ここ で 働いて る 者 は 皆 身内 みて え な もんだ しよ ||はたらいて||もの||みな|みうち|||||

うん

うわ ああ

ん ？

おお ？

う っ

ギャー ギャー ギャー ギャー ギャー

- うわ あ - おわ

助けて くれ ！ おお ああ たすけて|||

うわ あ

ああ あ

妖怪 鳥 ようかい|ちょう

- 危 ねえ 下がって くれ - ああ あ き||さがって|||

えい

うわ ああ

ギャー グワー

う っ

ギャー クエー

うわ ああ っと

- ギャー - えい

す すげ え

えい

こ 琥珀 ？ |こはく

外 に 出ちゃ 駄目だ よ 　 いいね がい||でちゃ|だめだ||

琥珀 こはく

えい

ギャー ギャー ギャー ギャー ギャー

う う

あ 琥珀 赤子 を 守れ |こはく|あかご||まもれ ああ 　 ああ

ええ い

えい

奥 方 様 おく|かた|さま

だ 大丈夫です |だいじょうぶです

この 子 が いる んだ もの |こ||||

城 の 皆 が 守って くれ ます しろ||みな||まもって||

命 に 代えて も いのち||かえて|

ぐ っ 　 鳥 ども 出 や がった か ||ちょう||だ|||

城 が 襲わ れて いる しろ||おそわ||

う っ 四 魂 の かけら の 気配 ||よっ|たましい||||けはい

何 ？ なん

それ も 一 つ ||ひと|

琥珀 くん のだ わ こはく|||

琥珀 が 城 に ？ こはく||しろ|

この 気配 きっと そう よ |けはい|||

琥珀 また 奈落 に 命令 さ れた の か こはく||ならく||めいれい||||

今度 は 何 を する 気 ？ こんど||なん|||き

ギャー ギャー ギャー

- う っ えい - グエエ

グワア

琥珀 赤子 を 守れ こはく|あかご||まもれ

若 を お守り しろ わか||おもり|

こっち に 近づける な ||ちかづける|

えい

妖怪 鳥 たち ようかい|ちょう|

この 城 に 赤子 が いる と 知って きた の か ？ |しろ||あかご||||しって|||

う う

ギャー ギャー グワアアアア

ああ

グワア

こんな 所 で 何 を して おる ？ |しょ||なん|||

下働き の わ っぱ か 　 物陰 に 隠れて おれ したばたらき|||||ものかげ||かくれて|

は はい

かばって くれた ？

ギャー ギャー ギャー ギャー ギャー

ええ い 　 珊瑚 ||さんご

城 に 着いたら お前 は 真っすぐ 琥珀 の 所 へ 行け しろ||ついたら|おまえ||まっすぐ|こはく||しょ||いけ

ええ ？

鳥 ども は 俺 が 倒す ちょう|||おれ||たおす

ギャー ギャー 　 ギャー ギャー

うん

う っ

行け 珊瑚 いけ|さんご

さあ

すまない

かけら の 気配 は 向こう だ わ ||けはい||むこう||

雲母 うんも

ウミャアア

琥珀 こはく

グワアアア

風 の 傷 ！ かぜ||きず

ギャアアア

犬 夜叉 　 また お前 か いぬ|やしゃ||おまえ|

阿 毘姫 おもね|びひめ

て め え 性懲り も なく |||しょうこり||

犬 夜叉 お前 は 奈落 の 敵 なんだろう いぬ|やしゃ|おまえ||ならく||てき|

だったら なぜ この 城 を 守る ような こと を する ？ |||しろ||まもる||||

何 だ と ？ なん||

この 城 が ？ |しろ|

ここ に 奈落 の 野郎 が いる って の か ||ならく||やろう|||||

それ を 確かめて いる の さ ||たしかめて|||

今 の ところ 抵抗 して いる の は いま|||ていこう||||

人間 ども だけ だ けど ね にんげん|||||

どういう こと だ

お前 こそ 奈落 と 手 を 組んで た んじゃ ねえ の か おまえ||ならく||て||くんで|||||

ふざける な

奴 が 勝手に すり寄って きた だけ だ やつ||かってに|すりよって|||

奈落 と 手 を 切った って の か ならく||て||きった|||

だったら もう 余計な 手出し す んじゃ ねえ ||よけいな|てだし|||

奈落 は 俺 たち が ぶ っ 倒す ならく||おれ|||||たおす

貴 様 から 先 に 片付けて やる とうと|さま||さき||かたづけて|

引っ込んで ろ ひっこんで|

ふん

奈落 と 関わって 役 に 立った の は ならく||かかわって|やく||たった||

この 三 叉戟 ( さん さ げき ) の 結 界 くらい か |みっ|さげき|||||けつ|かい||

こる ああ あ

う っ

てっ

瘴気 ？ しょうき

犬 夜叉 いぬ|やしゃ

ふうん

こんな こと も 出来る の か |||できる||

て ええ ええ

しゃら くせ え

ギャー ギャー ギャー ギャー …

阿 毘姫 と 犬 夜叉 を 戦わ せる の が おもね|びひめ||いぬ|やしゃ||たたかわ|||

奈落 の 企み と も 思え ない が ならく||たくらみ|||おもえ||

あの 城 に 何 か ある の か |しろ||なん||||

ギャア 　 ギャアオオオ

ギャアア ヒィ

ギャー

だ あ

鳥 が 燃えた ちょう||もえた

ギャア

グヤア グエオ グエオ

奥 方 様 火 が おく|かた|さま|ひ|

ど どう すれば

- ギヤアアアアアア - ああ あ

ギャアッ

ああ

奥 方 様 早く 外 に おく|かた|さま|はやく|がい|

ここ に いて は 焼け 死んで しまい ます ||||やけ|しんで||

お前 は 確か 琥珀 と か いう おまえ||たしか|こはく|||

急いで いそいで

で でも 外 に は 妖 が ||がい|||よう|

そう です と も

私 は この 子 を 守ら ねば なら ない わたくし|||こ||まもら|||

大切な 世継ぎ な のです たいせつな|よつぎ||

大丈夫です だいじょうぶです

俺 が 命 に 代えて も お守り し ます から おれ||いのち||かえて||おもり|||

さあ こちら へ

グワ

早く はやく

ギャアアアア

えい

てい

う う 苦しい ||くるしい

しっかり して

グワアアアア

うわ ああ ああ

ギャッ グエ グワ タスケテ 　 ギャー

グエアア ギャー

ぐ っ

ギャー アアア

あ ？

奥 方 様 ！ おく|かた|さま

若 様 ！ わか|さま

ご 無事です |ぶじです

お前 は ？ おまえ|

その 子 が 私 たち を 救い出して くれた のです |こ||わたくし|||すくいだして||

ああ その 子 が ||こ|

琥珀 礼 を 言い ます こはく|れい||いい|

あ … はい

どこ か 安全な 所 に お 連れ せ ねば ||あんぜんな|しょ|||つれ||

琥珀 お前 は 奥 方 様 の そば に おれ こはく|おまえ||おく|かた|さま||||

- はい - クエオ

来る ぞ くる|

ギャー ギャー

えい

は ああ

ど り ゃあ

- ギャアア - ふ っ

- グワアア - た ああ

グアア

う う

助かった ぞ 琥珀 たすかった||こはく

向こう だ 　 皆 急ごう むこう||みな|いそごう

うん

お前 どこ で そのような 武芸 を 身 に 付けた ？ おまえ||||ぶげい||み||つけた

見よう見まね です みようみまね|

まるで 退治 屋 だ な |たいじ|や||

え ？

- ギャー ギャー - 来た ぞ 　 怯 む な ！ ||きた||きょう||

援護 を 頼む ぞ えんご||たのむ|

はい

退治 屋 ？ たいじ|や

かかれ

あら よっ と

グオオオオオオオ

えい

グワアアアアア

何 だろう なん|

昔 こう やって 戦った ような 気 が する むかし|||たたかった||き||

- 仲間 と 一緒に 力 を 合わせて - グワアアアアア なかま||いっしょに|ちから||あわせて|

えい

グワアエ

ふ っ

ああ

走る ぞ はしる|

て め え

半 妖 が はん|よう|

ぐ ああ

えい

グアアア グアアアア

- ふん - グウ |ぐう

- うん - グエ

グウウ グエ

ギャー ギャー ギャー …

グエエ

殿 が 殿 が 鳥 に やられた しんがり||しんがり||ちょう||

城 が 落ちた しろ||おちた

ギャー ギャー ギャー ギャー

ギャア

えい へ っ

- ギャアア - た あ ああ

琥珀 こはく

大丈夫です だいじょうぶです

大丈夫です 　 奥 方 様 だいじょうぶです|おく|かた|さま

う っ

琥珀 赤子 を 奪い取れ こはく|あかご||うばいとれ

周り の 者 たち は 殺せ 殺せ まわり||もの|||ころせ|ころせ

ああ 　 う う

ひるむ な

えっ

ええ い

で ぇ

た あ ああ

奥 方 様 おく|かた|さま

きっと きっと 助かり ます ||たすかり|

琥珀 　 どこ だ こはく||

グエエエエエ

グヤアアアアア

う う

ギョエ

えっ

た あ

やる な 琥珀 ||こはく

う う 頼り に なる ||たより||

琥珀 こはく

殺せ ころせ

周り の 者 たち は 殺せ まわり||もの|||ころせ

殺せ ころせ

犬 夜叉 の ツボ いぬ|やしゃ||つぼ

井戸 の 中身 は 何 じゃ ろ な 　 はい いど||なかみ||なん||||

誰 なんだ 俺 は だれ||おれ|

記憶 を 無くし 奈落 に 操ら れる 琥珀 くん きおく||なくし|ならく||あやつら||こはく|

誰 な んだ あの 人 は だれ||||じん|

再会 を 果たした 珊瑚 ちゃん の こと も 思い出せ ない さいかい||はたした|さんご|||||おもいだせ|

お前 また やって しまった んだ ね おまえ|||||

また ？

阿 毘姫 と 犬 夜叉 が 対決 する 最中 おもね|びひめ||いぬ|やしゃ||たいけつ||さい なか

悲しい 過去 を 背負った 姉 と 弟 が 激突 する かなしい|かこ||せおった|あね||おとうと||げきとつ|

次回 犬 夜叉 「 運命 は 残酷な 再会 」 じかい|いぬ|やしゃ|うんめい||ざんこくな|さいかい

死んだ って 構わ ない しんだ||かまわ|

たとえ 刺し 違えて でも |さし|ちがえて|

犬 夜叉 の ツボ いぬ|やしゃ||つぼ

井戸 の 中身 は ？ いど||なかみ|

こいつ じゃ