InuYasha Episode 78 inuyasha|episode

砕け 散った 四 魂 の 玉 の かけら を 集め ながら くだけ|ちった|よっ|たましい||たま||||あつめ|

宿敵 奈落 を 倒す ため に 旅 を 続ける 私 たち しゅくてき|ならく||たおす|||たび||つづける|わたくし|

鈍感な 犬 夜叉 は 全然 気付いて ない けど どんかんな|いぬ|やしゃ||ぜんぜん|きづいて||

旅 の 仲間 法師 の 弥勒 様 と 妖怪 退治 屋 の 珊瑚 ちゃん は たび||なかま|ほうし||みろく|さま||ようかい|たいじ|や||さんご||

何だか ちょっと いい 雰囲気 なんだか|||ふんいき

けど 何 か お互い 素直に なれ なくて なかなか これ が 進展 し ない の よ ね |なん||おたがい|すなおに||||||しんてん|||||

「 珊瑚 目指して オンリーユー 」 さんご|めざして|

- う う - 出た ぞ ||でた|

- 妖怪 だ - ああ ようかい||

グオオオ

かかれ

グオオ

ぐ わ ー ||-

ぐ わ っ

ぐ え

撃て うて

グウウウ

あ - グウ グオオオ - うわ ー |ぐう|||- もはや 他 に 方法 は 無かろう |た||ほうほう||なかろう

し しかし 若 殿 か の 御 仁 は ||わか|しんがり|||ご|しとし|

ええ い 泣き言 を 言う な ||なきごと||いう|

よい か

草 の 根 を 分けて でも 見つけ出せ くさ||ね||わけて||みつけだせ

は は

フ ふん ふん ふん ふん ふ ー ん ふん ふん ふん ||-||||

ふん ふん ふん

はくしょ ん

ああ 畜生 め |ちくしょう|

犬 夜叉 も 傘 させば いい のに いぬ|やしゃ||かさ|||

そんな 女 子ども の 使う ような もん 俺 に は 必要 ねえ |おんな|こども||つかう|||おれ|||ひつよう|

意地 張って る と 風邪 引く わ よ いじ|はって|||かぜ|ひく||

け 俺 は そんなに やわじゃ ねえ よ |おれ||||| 分かって ない な わかって||

何 が だ よ なん|||

傘 って ね いろんな 意味 で 便利な んだ よ かさ||||いみ||べんりな||

どういう 意味 だ |いみ|

- それ は ね - ん

ん どうかした の ？ 何 か 来る なん||くる

妖気 は 感じ ませ ん ようき||かんじ||

恐らくは おそらくは

人間 にんげん

ああ それ も 大勢 だ |||おおぜい|

妖怪 退治 屋 の 珊瑚 殿 と その 御 一行 と お 見受け した が ようかい|たいじ|や||さんご|しんがり|||ご|いっこう|||みうけ||

ああ ？

いかにも その とおり だ が

我 は 武田 家 家臣 アサヒミワノスケ われ||たけた|いえ|かしん|

珊瑚 殿 に 折り入って ご 相談 が ある 故 参上 いたし まして 候 さんご|しんがり||おりいって||そうだん|||こ|さんじょう|||こう

え 依頼 内容 は 城 に 夜な夜な 出没 する 妖怪 の 撲滅 |いらい|ないよう||しろ||よなよな|しゅつぼつ||ようかい||ぼくめつ その 方法 は 問い ませ ぬ |ほうほう||とい||

多少 であれば 城 内 の 被害 も 黙認 いた しま する たしょう||しろ|うち||ひがい||もくにん|||

そして これ が

前 金 と なり ます ぜん|きむ|||

これ と は 別に 成功 報酬 と して この 同額 |||べつに|せいこう|ほうしゅう||||どうがく

いかがでしょう

悪い 話 で は ない と 思い ま する が わるい|はなし|||||おもい|||

悪い も 何も 多 過ぎる わるい||なにも|おお|すぎる

相場 の 10 倍 いや 20 倍 は ある そうば||ばい||ばい||

では 引き受けて いた だけ ます な |ひきうけて||||

条件 が 良 すぎる じょうけん||よ|

悪い けど この 話 わるい|||はなし

- それ は 困る - あ ||こまる|

久しぶりだ な 珊瑚 ひさしぶりだ||さんご

は ？

誰 だ っけ だれ||

さ 珊瑚 ちゃん 覚えて ない んだ |さんご||おぼえて||

完全に 忘れ とる な かんぜんに|わすれ||

うん

ま まあ 忘れて いる の も 無理 は ない ||わすれて||||むり||

昔 の 話 だ から な むかし||はなし|||

- あ - とにかく こんな 所 で 話して いる の も 何 であろう |||しょ||はなして||||なん|

まずは 城 へ 来て は もらえ ぬだろう か |しろ||きて||||

あ こ これ は お うわ すごい 立派な 城 じゃ のう りっぱな|しろ||

自己 紹介 が 遅れた な じこ|しょうかい||おくれた|

我が 名 は 武田 蔵 之介 わが|な||たけた|くら|ゆきすけ

この 城 の 城主 を やって おる |しろ||じょうしゅ|||

お 殿様 |とのさま

態度 が で かい はずじゃ たいど||||

武田 蔵 之介 様 って たけた|くら|ゆきすけ|さま|

は あっ あの 時 の 鼻 垂れ じゃ ない 若 殿 様 |||じ||はな|しだれ|||わか|しんがり|さま

思い出して くれた ようだ な おもいだして|||

そう あれ は ６ 年 前 の こと であった |||とし|ぜん|||

我が 城 は 城 下 に 出没 する 妖怪 撲滅 の ため に わが|しろ||しろ|した||しゅつぼつ||ようかい|ぼくめつ|||

珊瑚 たち 妖怪 退治 屋 を 雇った のだ さんご||ようかい|たいじ|や||やとった|

グオ

だ あ

グオオ

見事な 戦い みごとな|たたかい

それ は まるで 戦場 に 咲く 一 輪 の テッポウユリ の ようだった |||せんじょう||さく|ひと|りん||||

あの 時 の 珊瑚 は 凛 々 しかった |じ||さんご||りん||

凛 々 しかった ？ りん||

あ ええ い 回りくどい の は 苦手だ |||まわりくどい|||にがてだ 珊瑚 見事 妖怪 を 退治 し わし と 夫婦 に なって くれ さんご|みごと|ようかい||たいじ||||ふうふ|||

- あ - ええ ？　 いきなり

お 主 を 初めて 見た 時 から 決めて おった |おも||はじめて|みた|じ||きめて|

わし の 妻 に なる の は 珊瑚 お前 だけ だ ||つま|||||さんご|おまえ||

あの

私 う 良い 返事 を 期待 して いる ぞ わたくし||よい|へんじ||きたい||| おい

客人 に 部屋 を 用意 しろ きゃくじん||へや||ようい|

は は

あ こりゃ 一体 どういう こと で ||いったい||| ん ？

あ 仕方ない でしょ ？ |しかたない| 珊瑚 ちゃん は お 殿様 の お 嫁 さん 候補 な んだ から さんご||||とのさま|||よめ||こうほ|||

どう しよう どう やって 断れば ||||ことわれば

ん あー

あ あの 　 法師 様 ||ほうし|さま 私 の 子 を 生んで くれ ぬ か わたくし||こ||うんで|||

は ？

うわ

え 法師 様 ったら ご 冗談 を |ほうし|さま|||じょうだん| いやいや 冗談 で は ございませ ん |じょうだん||||

ああ

ああ

アホ じゃ

全く 何 な の よ もう まったく|なん||||

あ あ あ 全く 何も はたか なくて も いい でしょう |||まったく|なにも||||| ず ず ー っ ||-|

弥勒 様 こそ あんな 所 で 女 の 人 を 口説か なくて も いい んじゃ ない の みろく|さま|||しょ||おんな||じん||くどか||||||

珊瑚 の 奴 怒って おった の さんご||やつ|いかって||

は あ

弥勒 が 女 口説く のな ん ざ いつも の こと じゃ ねえ か みろく||おんな|くどく|||||||||

何 今更 怒って や がん だ なん|いまさら|いかって|||

本当 犬 夜叉 分かって ない わ ね ほんとう|いぬ|やしゃ|わかって|||

何 が だ なん||

珊瑚 ちゃん は 弥勒 様 に 止めて 欲しい の よ さんご|||みろく|さま||とどめて|ほしい||

- だ から 何 を だ よ - な ||なん||||

どこまでも 鈍い 奴 |にぶい|やつ

はっ

これ は チャンス かも しれ ない わ ||ちゃんす||||

弥勒 様 だって 珊瑚 ちゃん の こと 気 に なって る はず よ みろく|さま||さんご||||き|||||

ここ で あたし が ちょっと 弥勒 様 の 背中 を 押して あげれば |||||みろく|さま||せなか||おして|

フフ

156 アハハハ 　 アハハハ 　 アハハハ

- や ん や ん そんな や ん や ん そんな - ど どうした ん じゃ

- キューピッド だ なんて - さ さあ な

そう と 決まれば 実践 ある のみ ||きまれば|じっせん||

弥勒 様 ちょっと 来て みろく|さま||きて

ああ かご め 様 一体 何 を |||さま|いったい|なん|

いい から 来る ||くる

ウフ

あ ああ

は ぁ ー あ ||-|

おら が しっかり せ ねば

お おう

一体 どうした と 言う のです か いったい|||いう||

どうした も こうした も ない でしょ ？

このまま じゃ 珊瑚 ちゃん 結婚 しちゃ う かも しれ ない の よ ||さんご||けっこん|||||||

それ が 何 か ||なん|

何 か って 何 よ なん|||なん|

弥勒 様 は それ で いい の ？ みろく|さま|||||

それ は 珊瑚 の 決める こと ||さんご||きめる|

我々 が とやかく 言う こと で は ない でしょう われわれ|||いう|||||

ん っ

は あ そう よね

かたや 女の子 と 見れば 誰 かれ 構わ ず 手 を 出して |おんなのこ||みれば|だれ||かまわ||て||だして

財産 も 無くて 住所 不定 で 年齢 不詳 で 浮気 性 の 不良 法師 ざいさん||なくて|じゅうしょ|ふてい||ねんれい|ふしょう||うわき|せい||ふりょう|ほうし

かたや 一 国一 城 の 領主 で 若くて 容姿 端 麗 で お 金持ち |ひと|くにいち|しろ||りょうしゅ||わかくて|ようし|はし|うらら|||かねもち

純粋で 一途で 浮気 の 心配 も 無し じゅんすいで|いちずで|うわき||しんぱい||なし

しかも これ は どう 見て も 玉 の 輿 ||||みて||たま||こし

言う まで も 無く 勝負 は 付いて る かも ね いう|||なく|しょうぶ||ついて|||

な 何 よ |なん|

どう ？　 少し は 慌てた ？ |すこし||あわてた

言い たい こと は それ だけ です か いい|||||||

え でしたら 私 は これ で ||わたくし||| 少々 調べ たい こと が あり ます ので しょうしょう|しらべ||||||

あ ちょ ちょっと 弥勒 様 |||みろく|さま わし わし わし

はぐ はぐ はぐ

あ - ぐ ぐ - ぎ い や あ ふう

- やっぱり 気 に なる んでしょ - うわ |き||||

- ウフ - は あ

- もう 弥勒 様 ったら 素直じゃ ない んだ から - ど わ |みろく|さま||すなおじゃ|||||

ウフフフフ 　 ウフ

かご め 様 の 登場 の 方 が 驚き な のです が ||さま||とうじょう||かた||おどろき|||

どう しよう

どう すれば 傷付け ず に ||きずつけ||

どう すれば わし の 気持ち を ||||きもち|

- はん あん は ん あ - あん あん あん あん はっ

珊瑚 さんご

何 お 殿様 なん||とのさま

殿 は よせ しんがり||

蔵 之介 と 呼んで くれ くら|ゆきすけ||よんで|

あ 何 だったら 鼻 垂れ で も よい |なん||はな|しだれ||| - あ - アハハハハ

冗談 だ じょうだん|

あの 私 やっぱり |わたくし|

珊瑚 さんご

こんな 世の中 だ |よのなか|

信用 出来る 者 など ほとんど い ない しんよう|できる|もの||||

魑魅 魍魎 が 跋扈 し 人間 ども は 裏切り や 策略 を 張り巡らす ちみ|もうりょう||ばっこ||にんげん|||うらぎり||さくりゃく||はりめぐらす

下 克 上 と は 言う もの の わし に は それ が どうしても 納得 が いかん した|かつ|うえ|||いう|||||||||なっとく||

だからこそ 一生 を 共に する 伴侶 だけ は 愛する 者 を と 心 に 誓って いた |いっしょう||ともに||はんりょ|||あいする|もの|||こころ||ちかって|

なぜ 私 なんか を |わたくし||

こう 見えて も 一 国一 城 の 主 |みえて||ひと|くにいち|しろ||おも

人 を 見る 目 は ある つもりだ じん||みる|め|||

ハハ

珊瑚 さんご

わし は

お前 を 愛して おる おまえ||あいして|

ありがとう

とっても 嬉しい よ |うれしい|

え あ 弥勒 様 ||みろく|さま あっ

ん っ

では 珊瑚 わし の 嫁 に |さんご|||よめ|

いや

それ は 出来 ない よ ||でき||

どういう こと だ

私 に はやら なければ なら ない こと が ある んだ わたくし|||||||||

それ は とても 厳しく |||きびしく

難しい こと かも しれ ない むずかしい||||

でも

私 は それ を 成し遂げ なければ 先 へ は 進め ない んだ わたくし||||なしとげ||さき|||すすめ||

だから 私 は 旅 を 続け なければ なら ない |わたくし||たび||つづけ|||

頼む 蔵 之介 様 は もっと 相応しい 方 を たのむ|くら|ゆきすけ|さま|||ふさわしい|かた|

わし を 誰 だ と 思って おる ||だれ|||おもって|

は ６ 年 待った |とし|まった 後 何 年 待とう が それほど 変わら ん あと|なん|とし|まとう|||かわら|

え 珊瑚 お前 の 胸 の 内 は よく 分かった |さんご|おまえ||むね||うち|||わかった わし は いつまでも 待って いる ぞ |||まって||

あ いや でも

困った こと が あったら 遠慮 無し に 言え こまった||||えんりょ|なし||いえ

ああ

わし に 出来る こと が あれば 何でも 相談 に 乗る から な ||できる||||なんでも|そうだん||のる||

アハハハ ハハハ

あ あの

ちょっと 弥勒 様 |みろく|さま

ふう ふう ふう

ふう

どうして 放っとく の ？ |ほっとく|

このまま じゃ 珊瑚 ちゃん ||さんご|

もし 珊瑚 の 幸せ を 考える の なら そっと して おく の が 筋 な ので は ない か ？ |さんご||しあわせ||かんがえる||||||||すじ|||||

え 奈落 と いう 化け物 に 運命 を 翻弄 さ れ 戦い に 身 を 任せる の と |ならく|||ばけもの||うんめい||ほんろう|||たたかい||み||まかせる|| ここ で 武田 殿 と 夫婦 と なって 暮らす の と どちら が 幸せ か ||たけた|しんがり||ふうふ|||くらす|||||しあわせ|

考える まで も ない でしょう かんがえる||||

でも

かご め 様 も いつか 分かる 日 が 来る はずです ||さま|||わかる|ひ||くる|

それ じゃ 珊瑚 ちゃん の 気持ち は ||さんご|||きもち|

どう なる の よ

- くう - ん が ー っ |||-|

あ あ ハハ あ う 幸せに な ||しあわせに| は あ - はっ - 妖怪 だ |||ようかい| は は ぐう ん ？ あ グウウ - う う - うわ あ

グウウ

出 や がった な だ|||

ハハ

犬 夜叉 いぬ|やしゃ

遅 え ぞ おそ||

ん ん っ

て 言って も どうせ 俺 の 一 太刀 で 終わり だ けど な |いって|||おれ||ひと|たち||おわり|||

ぇ えっ

私 が やる わたくし||

犬 夜叉 は 手 を 出す な いぬ|やしゃ||て||だす|

何で だ よ なんで||

こんな 雑魚 俺 １ 人 で |ざこ|おれ|じん|

これ は 私 の 仕事 だ ||わたくし||しごと|

それ に 今 私 猛烈に 機嫌 が 悪い の ||いま|わたくし|もうれつに|きげん||わるい|

お おう 弥勒 様 何 か 言った の ？ みろく|さま|なん||いった|

え 別 に 私 は |べつ||わたくし|

う おお

グウ ぐう

く グオウオオ ふ っ

グオ オオ

てりゃ あ

グオ

グオオ

ふう

ふん

- だ あ - グウウウウウ

ど りゃ

グオオ

おら あんなに 恐ろしい 珊瑚 初めて 見た ||おそろしい|さんご|はじめて|みた

ああ

今 の 珊瑚 に 敵 う 奴 は この 世の中 に い ねえ かも しれ ねえ いま||さんご||てき||やつ|||よのなか||||||

だ あ

あたし 知ら ない |しら|

ああ

おお

グオオ

これ で とどめ だ

飛来 骨 ひらい|こつ

グオオオ

おお

やった 珊瑚 ちゃん |さんご|

うん

グワシャッ

あ - うわ - おお は グオオ は グオオオ う く は う う ふう

法師 様 ほうし|さま

あ 油断 した ようだ な 珊瑚 |ゆだん||||さんご 珊瑚 の 戦い を 見て いて 分かった さんご||たたかい||みて||わかった

この 妖怪 は いわば 怨霊 |ようかい|||おんりょう

通常 の 攻撃 で は 倒せ ぬ つうじょう||こうげき|||たおせ|

悪霊 退散 あくりょう|たいさん

グオオオ

フ 熊 の 置物 ？ |くま||おきもの それ じゃ この 置物 の 怨霊 が |||おきもの||おんりょう|

それ は 違う でしょう ||ちがう|

う うく っ あれ を 見て ください ||みて|

ん 熊 の 毛皮 |くま||けがわ ああ

あれ は 私 たち が ６ 年 前 に 退治 した 妖怪 ||わたくし|||とし|ぜん||たいじ||ようかい

確か 供養 して 土 に 埋める よう 指示 して おいた はずだ けど たしか|くよう||つち||うずめる||しじ||||

おお

私 が 説明 いたし ます わたくし||せつめい||

我々 が 指示 に 従い 処分 しよう と した その 時 われわれ||しじ||したがい|しょぶん|||||じ

先代 の 殿 が 待った を かけた のです せんだい||しんがり||まった|||

そして これ が 先代 の 殿 の 命 に より |||せんだい||しんがり||いのち||

財政 再建 の 切り札 と して 国 の 名物 と して 考案 さ れた 木彫り の 置物 です ざいせい|さいけん||きりふだ|||くに||めいぶつ|||こうあん|||きぼり||おきもの|

その他 に 大熊 まんじゅう 大熊 手ぬぐい そのほか||おおくま||おおくま|てぬぐい

大熊 小 刀 など など 売り出した のです が おおくま|しょう|かたな|||うりだした||

売れ なかった の ね うれ|||

ええ まあ

蔵 之介 様 くら|ゆきすけ|さま

よい よい もう 何も 言う な |||なにも|いう|

お前 の 気持ち は よく 分かって いる つもりだ おまえ||きもち|||わかって||

あ 行け 仲間 が 待って おる ぞ |いけ|なかま||まって|| はい

珊瑚 さんご

わし は まだ 諦めた わけで は ない から な |||あきらめた|||||

弥勒 様 その 傘 は ？ みろく|さま||かさ|

ああ

紐 が 切れて しまい まして ね ひも||きれて|||

ん フフ ん ん ああ すまない

ん 怪我 大丈夫 ？ |けが|だいじょうぶ ああ

あの 法師 様 |ほうし|さま

よかった

え また 珊瑚 と 旅 が 続け られる んだ な ||さんご||たび||つづけ||| フフ

何 に や にやして んだ よ なん|||||

便利でしょ ？ べんりでしょ

傘 の おかげ で あの ２ 人 いい 雰囲気 じゃ ない かさ|||||じん||ふんいき||

う - あ - ん ああ ああ あ

ん エヘ ヘッヘヘ は あ

ウフッ

フフ

フフフ

ねえ 犬 夜叉 じゃんけん 知って る ？ |いぬ|やしゃ||しって|

いつも 殺生 丸 に くっついて る 奴 だ ろ |せっしょう|まる||||やつ||

それ は 邪 見 でしょ ||じゃ|み|

じゃんけん よ 　 いく わ よ

じゃんけん チョキ |ちょき

勝った かった

しかし 今日 は 妙な こと が 次々 に 起こり や がる な |きょう||みょうな|||つぎつぎ||おこり|||

じゃんけん パー

また 勝った |かった

風穴 かざあな

あれ は 邪 見 じゃ ねえ か ||じゃ|み|||

狙い は 鉄 砕 牙 か ねらい||くろがね|くだ|きば|

次回 犬 夜叉 「 邪 見 の 鉄 砕 牙 ブン 取り 作戦 」 じかい|いぬ|やしゃ|じゃ|み||くろがね|くだ|きば||とり|さくせん

もう 邪 見 じゃ なくて じゃんけん |じゃ|み|||

違う って ちがう|

犬 夜叉 の ツボ いぬ|やしゃ||つぼ