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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン14 - 315 - 名残雪

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 14 - 315 - 名 残雪

( 口笛 )

( ナルト ) ヨタ ! 頼む 。 やめて くれ って ば よ 。

ヨタ !

ヨタ !! 《 サクラ : ナルト !》

《 サクラ ちゃん ?》

《 あんた ヨタ って 言った わ よ ね ? そっち に も 来て る の ?》

《 そっち って … サクラ ちゃん の ところ に も いる の か よ ?》

《 シカマル : サクラ どころ じゃ ねえ 。

俺 たち の ところ に も キバ の ところ に も …》

《 キバ : あぁ … 派手に やって くれて る ぜ 》

《 ヨタ が 4 人 …》

《 チョウジ : ヨタ 怒って る の か な ?

だから みんな の ところ に …。

僕たち の せい で 死んじゃ った から …》

《 ヨタ は 幽霊 じゃ ねぇ ぞ 。

穢土 転生 で 操ら れて んだ 。

しっかり しろ チョウジ 》

《 ちょっと 待てよ 。

穢土 転生 って 影 分身 みたいに そんなに いっぱい →

よみがえら せる こと が でき ん の か よ ?》

《 これ まで は なかった が …》

《 俺 が 相手 して ん の は 間違い なく ヨタ だ 。

じゃあ みんな の ところ に いる の は →

あの 白い ヤツ かも しれ ねえ って ば よ 》

白 ゼツ か 。

本物 じゃ ない って こと ?

でも この 雪 は ヨタ の …。

いや 本体 が 術 を かけて りゃ 問題 ねえ 。

と いう より ヨタ を 操って る 誰 か だ 。

みんな きっと そい つら は ヨタ じゃ ねえ 。

だから みんな が 苦しむ こと なんか ない 。

痛み は 俺 が 引き受ける 。

だから 倒し ち まって くれ 。 ニセモン の ヨタ を !

ナルト …。

( ヨタ ) フフフッ 。

ごめん な ヨタ 。

ヨタ ! ( 口笛 )

超 倍 化 の 術 !

影 真似 の 術 !

ヨタ !!

ニセモン と は いえよ …。

いく ぜ 赤 丸 !

ざ けん な よ 。

は ぁ ~!

ヨタ …。

《 あの とき 俺 たち は ヨタ を 助けよう と した 。 けど …》

(( また 1 人 か …。

じゃ ねえ よ 。 6 人 と 1 匹 だ 。

みんな で来ちゃ った 。

な っ … あっ !

お前 ら ! 人 ん ち に ズカズカ と 入る んじゃ …。

何 言って ん の 。 今 まで 寂し そうに して た くせ に 。

った く いい 天気 だって のに →

部屋 の 中 いる と ますます 誰 も 寄りつか なく な …。

うん ? 雨 が 降って る 。

(2 人 ) うん ?

ヨタ か ?

俺 たち で ヨタ を 奪い 返す んだ 。

どこ から 来た ?

どこ の 里 だ ?

私 わから ない よ … 難しい こと 。

優しい こと 言って よ 。

どこ から 来た ? どこ の 里 だ ?

埒 が 明か ない な 。

手荒に なる 前 に 一 度 三 代 目 に お 越し 願おう か 。

( 泣き声 )

《 幻 術 ? いや …》

ギャーッ ハハハハハッ !

コラ ! やめろ ! 下りて こい !

バーカ ! 誰 が 下りる かって ぇの !

俺 は うずまき ナルト ! 忍者 だって ば よ !

( 火影 ) なに !?

ヤツ は 問題 の 少年 と 一緒に いた アカデミー 生徒 の 1 人 です 。

捕まえ られる もん なら 捕まえて みろ って ば よ !

里 中 の 忍者 みんな こ ~ い !

待て この 悪 ガキ が !

天気 雨 …。

まったく ! なんて バチ 当たり な ヤツ だ 。

三 代 目 様 の 顔 岩 は そりゃ あ もう メチャクチャ らしい 。

ああ そう らしい な 。

この 里 で 暮らして い ながら なぜ そんな こと が できる んだ ?

アタッ !

(2 人 ) お っ ?

何 か 見た ?

いや … ハハッ 気のせい だ ろ 。

だ な 。

お 願い だ から もう 助けて よ 。

う っ … う ぅ …。

影 真似 の 術 成功 !

( みんな ) ヨタ ! ヨタ !

おい ! 大丈夫 ?

みんな !

ハハハッ !

( みんな ) ヒヒヒヒッ !

やっぱり すごい よ シカマル !

大人 の 忍者 に 術 を かけちゃ う なんて 。

( い の ) アンタ ひょっとして 天才 ?

いや まだまだ ひよっこ だ 。

チッ …。

動く な 。

里 の 利益 を おびやかす 者 は 子供 と いえ ど 容赦 は し ない 。

コイツ は スパイ かも しれ ない んだ ぞ 。

ふざけ ん な !!

コイツ は … ヨタ は そんな ん じゃ ねえ !!

ヨタ は … 俺 の …。

俺 の 初めて できた 友達 だ !

友達 …。

う っ …。

わ … 私 の … 友達 !!

ヨタ …。

逃げる って ば よ 。

♪♪~

深 ぇぞ この 川 。

でも ここ を 越え ない と …。

もう 追っ手 が 向かって る はず よ 。

水 の 上 が 渡れたら …。

( キバ ) 行く っき ゃね えよ ! ( 赤 丸 ) ワンワン !

行こう 。 ヨタ を 自由な ところ へ 。

♪♪~

あっ !

ガハッ …。 ナルト !

♪♪~

チョウジ ! シカマル !

プハッ …。

( みんな ) ヨタ !

ハア … ハア … ゴホッ ゴホッ …。

ハア … ハア … ハア …。

ヨタ … あり が と な …。

ヨタ !

ヨタ !!))

(( みんな : ヨタ ! ヨタ ! ヨタ !

ヨタ !

ヨタ !

ヨタ ? ヨタ !

しっかり して ! ( チョウジ ) 平気 ? 寒く ない ?

ヨタ ! もう 大丈夫だ から 。

ヨタ …。 しっかり しな よ 。

( 赤 丸 ) クゥーン …。

よかった ね みんな 。

もう 大丈夫だ から ね 。

お前 が だ よ ! しっかり して くれよ 。 なぁ ヨタ !

私 は もう …。

ダメだ よ 。 ヨタ !

ごめん 。 俺 が ムチャ し なけりゃ …。

俺 の せい だ 。 クゥーン …。

もっと いい 手 が あった はず … な のに よ !

ヨタ ! ヨタ … ごめん !

お 別れ だ よ 。

何 言って んだ よ !? これ から も 俺 たち は …。

私 は みんな の こと 忘れ ない 。

でも みんな は 私 の こと 忘れる んだ よ 。

バカな こと 言って んじゃ ねえ !

忘れる わけ ないだ ろ ! ( シカマル たち ) そうだ よ !

忘れ なきゃ つらい よ 。

ヨタ … 俺 は …。

ヨタ …))

《 そして 俺 たち は ヨタ を 忘れた 。

楽しかった すべて を 。

みんな と 友達 だった こと も 。

俺 は ひとりぼっち に 戻った 》

ヨタ … 俺 は 忘れ たく なかった 。

お前 と の こと 忘れる くらい なら →

お前 を 死な せた 後悔 の 中 で 生きて たほう が よっぽど …。

もう 一 度 … もう 一 度 ヨタ を →

あんな 目 に あわせ なきゃ な ん ねえ の かよ !?

耐え られる わけ ないだ ろ …。

( 口笛 )

これ は …。

( 口笛 )

《 ナルト … 私 だ よ ヨタ だ よ 》

《 ヨタ …》

《 ナルト と 私 の 秘密の 糸 電話 だ よ 》

《 これ なら 穢土 転生 の 術 者 に 聞か れ ず に …》

《 ナルト … アンタ の 頭 の 中 の その 声 !》

《 ヨタ !》 《2 人 : ヨタ !》

《 ヨタ じゃ ねえ か !》 《 ワン !》

《 サクラ シカマル いの チョウジ キバ 赤 丸 》

《 ごめん ごめん … ごめん ね 》

《 なんで 謝る の ?》

《 俺 たち は お前 を 助ける こと が でき なかった 。

死な せ ち まったん だ 。 だから みんな …》

《 ナルト も ね みんな も ね →

気 に する こと なんか 何も ない んだ よ 。

だって 私 は ね ナルト たち に 会った とき →

もう 死んで た んだ もん 》

《 穢土 転生 で よみがえって それ で ナルト たち に 会った んだ 。

もう 死んで た んだ 。

私 は 天気 を 操る 不思議な 力 を 持った 一族 に 生まれて →

天気 売り を 商売 に して 里 から 里 へ 旅 して 歩いた 。

私 一族 の なか でも 特に 天気 使い が うまかった んだ よ 》

《 でも ね 生まれつき 体 が 弱く って ね …。

死んじゃ った んだ 。

死んだ んだ けど 呼び止め られちゃ った 》

(( キャーッ !))

《 カブト : ヨタ 役立てよ 》

《 ヨタ : 蛇 と メガネ が ね 穢土 転生 の テスト だって いって →

ナルト たち の 里 に 私 を 置いて いった んだ よ 。

私 は ね 悲しかった 》

ヨタ …。

《 サクラ : ホントに ごめん ね 。 一緒に いて あげ られ なくて 》

《 う うん 謝る こと ない よ 。

あの ね 私 生きて る とき つらくて つらくて 。

どこ に いて も ずっと ひとりぼっち だった 。

でも ね 死んで から ひとりぼっち じゃ なく なった 。

みんな に 会って ホントに 楽しかった んだ よ 。

あの 川 で また よみがえって しまった けど …。

あれ から また 1 人 で 死に ながら 生き 続けて きた けど …。

みんな と の 思い出 が ある から つらく なんか なかった 》

《 それ に こんな かたち だ けど みんな に また 会えた 。

大きく なった ね ナルト 。

サクラ も シカマル も いの も チョウジ も …。

キバ も 赤 丸 も 元気 そうだ 》

ヨタ だったら 楽しもう ぜ 。

穢土 転生 なんて 関係 ねえ 。

前 みたいに 一緒に 喜んで 怒って 悲しんで 楽しむ んだ よ 。

《 なに これ は …》

コンコンコン …。

《 嬉しい よ 私 は 楽しい よ 》

ヨタ !

《 ナルト みんな ありがとう 。

楽しい まま 私 は いく よ 。

今度 は ね みんな 私 の こと 忘れちゃ や だ よ 。

覚えて ておくれ よ 》

ダメだ ヨタ !

《 ヨタ : これ で 思い残す こと は ない 。

ホントに 死ねる 。 バイバイ ナルト みんな 。

明日 も 晴れ ます ように 》

ヨタ !

( ヨタ ) フフフッ …。

( 開演 ブザー )

皆様 お 変わり ございませ ん か ?

美 空 ひばり です 。

では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。

( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。

2 時間 スペシャル 。

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NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 14 - 315 - 名 残雪 ||しっぷう|つたい|しーずん|な|ざんせつ Naruto Shippuden - Season 14 - 315 - Remaining Snow 火影忍者疾风传 - 第 14 季 - 315 - 明山由纪

( 口笛 ) くちぶえ

( ナルト ) ヨタ !  頼む 。 やめて くれ って ば よ 。 ||たのむ|||||

ヨタ !

ヨタ !! 《 サクラ : ナルト !》 |さくら|

《 サクラ ちゃん ?》 さくら|

《 あんた   ヨタ って 言った わ よ ね ? そっち に も 来て る の ?》 |||いった|||||||きて||

《 そっち って …  サクラ ちゃん の ところ に も いる の か よ ?》 ||さくら|||||||||

《 シカマル : サクラ どころ じゃ ねえ 。 |さくら|||

俺 たち の ところ に も キバ の ところ に も …》 おれ||||||||||

《 キバ : あぁ … 派手に やって くれて る ぜ 》 ||はでに||||

《 ヨタ が 4 人 …》 ||じん

《 チョウジ : ヨタ   怒って る の か な ? ||いかって||||

だから   みんな の ところ に …。

僕たち の せい で 死んじゃ った から …》 ぼくたち||||しんじゃ||

《 ヨタ は   幽霊 じゃ ねぇ ぞ 。 ||ゆうれい|||

穢土 転生 で 操ら れて んだ 。 えど|てんせい||あやつら||

しっかり しろ   チョウジ 》

《 ちょっと   待てよ 。 |まてよ

穢土 転生 って   影 分身 みたいに そんなに いっぱい → えど|てんせい||かげ|ぶんしん|||

よみがえら せる こと が でき ん の か よ ?》

《 これ まで は   なかった が …》

《 俺 が   相手 して ん の は 間違い なく ヨタ だ 。 おれ||あいて|||||まちがい|||

じゃあ みんな の ところ に いる の は →

あの   白い ヤツ かも しれ ねえ って ば よ 》 |しろい|やつ||||||

白 ゼツ か 。 しろ||

本物 じゃ ない って こと ? ほんもの||||

でも   この 雪 は ヨタ の …。 ||ゆき|||

いや   本体 が 術 を かけて りゃ 問題 ねえ 。 |ほんたい||じゅつ||||もんだい|

と いう より   ヨタ を 操って る 誰 か だ 。 |||||あやつって||だれ||

みんな   きっと そい つら は ヨタ じゃ ねえ 。

だから みんな が 苦しむ こと なんか ない 。 |||くるしむ|||

痛み は   俺 が 引き受ける 。 いたみ||おれ||ひきうける

だから   倒し ち まって くれ 。 ニセモン の ヨタ を ! |たおし|||||||

ナルト …。

( ヨタ ) フフフッ 。

ごめん な   ヨタ 。

ヨタ ! ( 口笛 ) |くちぶえ

超 倍 化 の 術 ! ちょう|ばい|か||じゅつ

影 真似 の 術 ! かげ|まね||じゅつ

ヨタ !!

ニセモン と は いえよ …。

いく ぜ   赤 丸 ! ||あか|まる

ざ けん な よ 。

は ぁ ~!

ヨタ …。

《 あの とき 俺 たち は ヨタ を 助けよう と した 。  けど …》 ||おれ|||||たすけよう|||

(( また  1 人 か …。 |じん|

じゃ ねえ よ 。 6 人 と 1 匹 だ 。 |||じん||ひき|

みんな で来ちゃ った 。 |できちゃ|

な っ …  あっ !

お前 ら ! 人 ん ち に ズカズカ と 入る んじゃ …。 おまえ||じん||||ずかずか||はいる|

何 言って ん の 。 今 まで 寂し そうに して た くせ に 。 なん|いって|||いま||さびし|そう に||||

った く   いい 天気 だって のに → |||てんき||

部屋 の 中 いる と   ますます 誰 も 寄りつか なく な …。 へや||なか||||だれ||よりつか||

うん ?  雨 が 降って る 。 |あめ||ふって|

(2 人 ) うん ? じん|

ヨタ か ?

俺 たち で   ヨタ を 奪い 返す んだ 。 おれ|||||うばい|かえす|

どこ から 来た ? ||きた

どこ の 里 だ ? ||さと|

私   わから ない よ …  難しい こと 。 わたくし||||むずかしい|

優しい こと 言って よ 。 やさしい||いって|

どこ から 来た ?  どこ の 里 だ ? ||きた|||さと|

埒 が 明か ない な 。 らち||あか||

手荒に なる 前 に 一 度   三 代 目 に お 越し 願おう か 。 てあらに||ぜん||ひと|たび|みっ|だい|め|||こし|ねがおう|

( 泣き声 ) なきごえ

《 幻 術 ?  いや …》 まぼろし|じゅつ|

ギャーッ   ハハハハハッ !

コラ !  やめろ ! 下りて こい ! ||おりて|

バーカ !  誰 が 下りる かって ぇの ! |だれ||おりる||

俺 は   うずまき ナルト ! 忍者 だって ば よ ! おれ||||にんじゃ|||

( 火影 ) なに !? ほかげ|

ヤツ は   問題 の 少年 と 一緒に いた アカデミー 生徒 の 1 人 です 。 やつ||もんだい||しょうねん||いっしょに||あかでみー|せいと||じん|

捕まえ られる もん なら 捕まえて みろ って ば よ ! つかまえ||||つかまえて||||

里 中 の 忍者   みんな こ ~ い ! さと|なか||にんじゃ|||

待て   この 悪 ガキ が ! まて||あく|がき|

天気 雨 …。 てんき|あめ

まったく ! なんて バチ 当たり な ヤツ だ 。 |||あたり||やつ|

三 代 目 様 の 顔 岩 は そりゃ あ   もう メチャクチャ らしい 。 みっ|だい|め|さま||かお|いわ||||||

ああ   そう らしい な 。

この 里 で 暮らして い ながら なぜ   そんな こと が できる んだ ? |さと||くらして||||||||

アタッ !

(2 人 ) お っ ? じん||

何 か 見た ? なん||みた

いや …  ハハッ   気のせい だ ろ 。 ||きのせい||

だ な 。

お 願い だ から   もう 助けて よ 。 |ねがい||||たすけて|

う っ …  う ぅ …。

影 真似 の 術   成功 ! かげ|まね||じゅつ|せいこう

( みんな ) ヨタ !  ヨタ !

おい ! 大丈夫 ? |だいじょうぶ

みんな !

ハハハッ !

( みんな ) ヒヒヒヒッ !

やっぱり すごい よ   シカマル !

大人 の 忍者 に 術 を かけちゃ う なんて 。 おとな||にんじゃ||じゅつ||||

( い の ) アンタ   ひょっとして 天才 ? ||||てんさい

いや   まだまだ ひよっこ だ 。

チッ …。

動く な 。 うごく|

里 の 利益 を おびやかす 者 は 子供 と いえ ど   容赦 は し ない 。 さと||りえき|||もの||こども||||ようしゃ|||

コイツ は   スパイ かも しれ ない んだ ぞ 。 ||すぱい|||||

ふざけ ん な !!

コイツ は …  ヨタ は   そんな ん じゃ ねえ !!

ヨタ は …  俺 の …。 ||おれ|

俺 の 初めて できた 友達 だ ! おれ||はじめて||ともだち|

友達 …。 ともだち

う っ …。

わ …  私 の …  友達 !! |わたくし||ともだち

ヨタ …。

逃げる って ば よ 。 にげる|||

♪♪~

深 ぇぞ   この 川 。 ふか|||かわ

でも   ここ を 越え ない と …。 |||こえ||

もう 追っ手 が 向かって る はず よ 。 |おって||むかって|||

水 の 上 が 渡れたら …。 すい||うえ||わたれたら

( キバ ) 行く っき ゃね えよ ! ( 赤 丸 ) ワンワン ! |いく||||あか|まる|わんわん

行こう 。  ヨタ を 自由な ところ へ 。 いこう|||じゆうな||

♪♪~

あっ !

ガハッ …。 ナルト !

♪♪~

チョウジ !  シカマル !

プハッ …。

( みんな ) ヨタ !

ハア …  ハア …  ゴホッ   ゴホッ …。

ハア …  ハア …  ハア …。

ヨタ …  あり が と な …。

ヨタ !

ヨタ !!))

(( みんな : ヨタ !  ヨタ !  ヨタ !

ヨタ !

ヨタ !

ヨタ ? ヨタ !

しっかり して ! ( チョウジ ) 平気 ?  寒く ない ? |||へいき|さむく|

ヨタ !  もう   大丈夫だ から 。 ||だいじょうぶだ|

ヨタ …。 しっかり しな よ 。

( 赤 丸 ) クゥーン …。 あか|まる|

よかった ね   みんな 。

もう   大丈夫だ から ね 。 |だいじょうぶだ||

お前 が だ よ ! しっかり して くれよ 。  なぁ   ヨタ ! おまえ||||||||

私 は   もう …。 わたくし||

ダメだ よ 。  ヨタ ! だめだ||

ごめん 。  俺 が   ムチャ し なけりゃ …。 |おれ||||

俺 の せい だ 。 クゥーン …。 おれ||||

もっと   いい 手 が あった はず … な のに よ ! ||て||||||

ヨタ ! ヨタ …  ごめん !

お 別れ だ よ 。 |わかれ||

何   言って んだ よ !? これ から も   俺 たち は …。 なん|いって||||||おれ||

私 は   みんな の こと   忘れ ない 。 わたくし|||||わすれ|

でも   みんな は 私 の こと   忘れる んだ よ 。 |||わたくし|||わすれる||

バカな こと   言って んじゃ ねえ ! ばかな||いって||

忘れる わけ   ないだ ろ ! ( シカマル たち ) そうだ よ ! わすれる||||||そう だ|

忘れ なきゃ   つらい よ 。 わすれ|||

ヨタ …  俺 は …。 |おれ|

ヨタ …))

《 そして   俺 たち は   ヨタ を 忘れた 。 |おれ|||||わすれた

楽しかった   すべて を 。 たのしかった||

みんな と 友達 だった こと も 。 ||ともだち|||

俺 は   ひとりぼっち に 戻った 》 おれ||||もどった

ヨタ …  俺 は 忘れ たく なかった 。 |おれ||わすれ||

お前 と の こと   忘れる くらい なら → おまえ||||わすれる||

お前 を 死な せた 後悔 の 中 で 生きて たほう が   よっぽど …。 おまえ||しな||こうかい||なか||いきて|||

もう 一 度 …  もう 一 度   ヨタ を → |ひと|たび||ひと|たび||

あんな 目 に あわせ なきゃ な ん ねえ の かよ !? |め||||||||

耐え られる わけ   ないだ ろ …。 たえ||||

( 口笛 ) くちぶえ

これ は …。

( 口笛 ) くちぶえ

《 ナルト …  私 だ よ   ヨタ だ よ 》 |わたくし|||||

《 ヨタ …》

《 ナルト と 私 の 秘密の 糸 電話 だ よ 》 ||わたくし||ひみつの|いと|でんわ||

《 これ なら 穢土 転生 の 術 者 に 聞か れ ず に …》 ||えど|てんせい||じゅつ|もの||きか|||

《 ナルト …  アンタ の 頭 の 中 の その 声 !》 |||あたま||なか|||こえ

《 ヨタ !》 《2 人 : ヨタ !》 |じん|

《 ヨタ じゃ ねえ か !》 《 ワン !》 ||||わん

《 サクラ   シカマル   いの   チョウジ   キバ   赤 丸 》 さくら|||||あか|まる

《 ごめん   ごめん …  ごめん ね 》

《 なんで 謝る の ?》 |あやまる|

《 俺 たち は   お前 を 助ける こと が でき なかった 。 おれ|||おまえ||たすける||||

死な せ ち まったん だ 。 だから   みんな …》 しな||||||

《 ナルト も ね   みんな も ね →

気 に する こと なんか 何も ない んだ よ 。 き|||||なにも|||

だって   私 は ね ナルト たち に 会った とき → |わたくし||||||あった|

もう   死んで た んだ もん 》 |しんで|||

《 穢土 転生 で よみがえって それ で   ナルト たち に 会った んだ 。 えど|てんせい||||||||あった|

もう 死んで た んだ 。 |しんで||

私 は   天気 を 操る 不思議な 力 を 持った 一族 に 生まれて → わたくし||てんき||あやつる|ふしぎな|ちから||もった|いちぞく||うまれて

天気 売り を 商売 に して 里 から 里 へ 旅 して 歩いた 。 てんき|うり||しょうばい|||さと||さと||たび||あるいた

私   一族 の なか でも   特に 天気 使い が うまかった んだ よ 》 わたくし|いちぞく||||とくに|てんき|つかい||||

《 でも ね   生まれつき 体 が 弱く って ね …。 ||うまれつき|からだ||よわく||

死んじゃ った んだ 。 しんじゃ||

死んだ んだ けど 呼び止め られちゃ った 》 しんだ|||よびとめ||

(( キャーッ !))

《 カブト : ヨタ   役立てよ 》 ||やくだてよ

《 ヨタ : 蛇 と メガネ が ね 穢土 転生 の テスト だって いって → |へび||めがね|||えど|てんせい||てすと||

ナルト たち の 里 に 私 を 置いて いった んだ よ 。 |||さと||わたくし||おいて|||

私 は ね   悲しかった 》 わたくし|||かなしかった

ヨタ …。

《 サクラ : ホントに   ごめん ね 。 一緒に いて あげ られ なくて 》 さくら|ほんとに|||いっしょに||||

《 う うん   謝る こと ない よ 。 ||あやまる|||

あの ね   私   生きて る とき つらくて   つらくて 。 ||わたくし|いきて||||

どこ に いて も ずっと   ひとりぼっち だった 。

でも ね   死んで から ひとりぼっち じゃ なく なった 。 ||しんで|||||

みんな に 会って ホントに 楽しかった んだ よ 。 ||あって|ほんとに|たのしかった||

あの 川 で   また よみがえって しまった けど …。 |かわ|||||

あれ から また 1 人 で   死に ながら 生き 続けて きた けど …。 |||じん||しに||いき|つづけて||

みんな と の 思い出 が ある から つらく なんか なかった 》 |||おもいで||||||

《 それ に   こんな かたち だ けど みんな に   また 会えた 。 |||||||||あえた

大きく なった ね   ナルト 。 おおきく|||

サクラ も   シカマル も   いの も   チョウジ も …。 さくら|||||||

キバ も   赤 丸 も 元気 そうだ 》 ||あか|まる||げんき|そう だ

ヨタ   だったら   楽しもう ぜ 。 ||たのしもう|

穢土 転生 なんて 関係 ねえ 。 えど|てんせい||かんけい|

前 みたいに   一緒に   喜んで 怒って   悲しんで   楽しむ んだ よ 。 ぜん||いっしょに|よろこんで|いかって|かなしんで|たのしむ||

《 なに   これ は …》

コンコンコン …。

《 嬉しい よ   私 は 楽しい よ 》 うれしい||わたくし||たのしい|

ヨタ !

《 ナルト   みんな   ありがとう 。

楽しい まま   私 は いく よ 。 たのしい||わたくし|||

今度 は ね   みんな 私 の こと 忘れちゃ や だ よ 。 こんど||||わたくし|||わすれちゃ|||

覚えて ておくれ よ 》 おぼえて||

ダメだ   ヨタ ! だめだ|

《 ヨタ : これ で 思い残す こと は ない 。 |||おもいのこす|||

ホントに 死ねる 。  バイバイ   ナルト   みんな 。 ほんとに|しねる|||

明日 も 晴れ ます ように 》 あした||はれ||よう に

ヨタ !

( ヨタ ) フフフッ …。

( 開演 ブザー ) かいえん|ぶざー

皆様   お 変わり ございませ ん か ? みなさま||かわり|||

美 空 ひばり です 。 び|から||

では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。 |さいご||||おたのしみ|

( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。 みやもと|もくよう|じ||こんさーと|めいきょく|||||うた

2 時間 スペシャル 。 じかん|すぺしゃる