NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 2 - 040 - 九 尾 解放!!
( 大 蛇 丸 ) カブト … この 子 の こと は あと で 説明 して あげる わ 。
それ より 後ろ の 子 ネズミ 3 匹 も ここ へ 呼んだら どう ?
《 ヤマト : すべて お 見通し って わけ か 》
《 サクラ : 合図 !》
( カブト ) また キミ か 。
( 大 蛇 丸 ) フフ … いく 度 か 見た 顔 ね 。
九 尾 の 子 も いる みたいだ し … 少し 遊んで あげ ましょう か ね 。
( 大 蛇 丸 ) サスケ 君 と どっち が 強く なって る か 見て あげる わ 。
♪♪~
( ナルト ) サスケ を … 返せ !!
♪♪~
返せ は ない だろう ? ナルト 君 。
ずれ てるよ それ 。
( カブト ) サスケ 君 は 望んで 我々 の もと に 来た んだ 。
引きずり すぎ だ よ 男 の くせ に 。 未練 た らしい ね 。
( サクラ ) 黙れ メガネ !!
そう やって 冷静に なんでも …。 ナルト の 気持 も 知ら ない くせ に !
サスケ 君 の こと が 知り たい なら ➡
力ずく で 私 から 聞き出して み なさい 。
できれば だ けど 。
う お ぉ ~ っ !!
♪♪~
♪♪~
《 ナルト ! これ って …》
《 サイ : なんだ ? あれ は …》
(( 自 来 也 : そう か …。 やはり 出て きた か 。
( カカシ ) おそらく あの チャクラ の 形状 から して ➡
尾 は どんどん 増えて いき 最終 的に は 9 本 に なる 。
そういう こと だ のう …。
( カカシ ) 自 来 也様 は いったい 何 本 目 まで ?
わし は 今 まで に 二 度 死に かけた こと が ある 。
( 自 来 也 ) 一 度 目 は アバラ 6 本 と 両 の 腕 が 骨折 ➡
内臓 破裂 が 数 か所 。
( 自 来 也 ) 温泉 で 女 風呂 を 覗こう と して ➡
綱 手 お前 に 思いっきり やられた とき だ 。
そして もう 一 度 が …。
ナルト と の 修業 中 ➡
アイツ の 九 尾 チャクラ の 4 本 目 の 尾 を 見た とき だ 。
怒り が 引き金 と なり ➡
妖狐 の 尾 が 生え 増えて いった 。
♪♪~
( 自 来 也 ) その 妖狐 の 尾 が 3 本 目 の とき まで は ➡
アイツ も 意識 を 保って いた が …。
♪♪~
4 本 目 で ついに 見境 が なくなり ➡
破壊 衝動 に 支配 さ れて いった 。
( 自 来 也 ) まるで 小さな 九 尾 の 妖狐 だ 。
四 代 目 の 封印 式 が ある のに ➡
そこ まで …。 うむ 。
詳しく は わから ぬ が はっきり 言える こと は ➡
四 代 目 の 封印 術 が 弱まり つつ ある ので は ない か ➡
と いう こと だ のう 。
( 綱 手 ) あの 四 代 目 の 封印 術 が …。
そんな こと が …。
( 自 来 也 ) それ と だ 。
ナルト は 九 尾 状態 に おいて ➡
チャクラ が かたどる 妖狐 の 衣 に 守ら れて いる ように 見える が ➡
実際 に は 逆に 妖狐 の 衣 に よって ➡
体 に ダメ ー ジ を 受け 続けて いた 。
4 本 目 の 尾 が 出た とき ➡
妖狐 の 衣 を まとった ヤツ の 体 は 血まみれ ➡
重傷 を 負い ながら 暴れて いた 。
妖狐 の 衣 が 消えた とき ➡
ナルト の 傷ついた 体 は ➡
体 内 の 九 尾 チャクラ で 回復 する 。
… が あんな スピ ー ド で 負傷 と 超 回復 を 繰り返して いたら ➡
確実に ナルト の 体 は 蝕ま れ 寿命 を 縮めて しまう 。
だからこそ お前 が 必要な のだ ヤマト 。
( 綱 手 ) 初代 火影 様 の 細胞 を 受け継いだ お前 が な 。
( 自 来 也 ) 今や 人 柱 力 を コントロ ー ル できる 可能 性 が ある の は ➡
お前 だけ だ 。
( 自 来 也 ) 幸いな こと に 初代 の 首 飾り は ➡
ちょうど ナルト が かけ とる から のう 。
( 自 来 也 ) 頼んだ ぞ ))
ナルト 君 人 柱 力 と して かなり 成長 して る ね 。
《 カブト : 九 尾 の 力 が どんどん 強く なって る な 》
(( チヨ 婆 : 人 柱 力 は 尾 獣 と 共鳴 し ➡
信じ られ ぬ 力 を 使える の が 特徴 じゃ …))
《 ナルト !》
♪♪~
♪♪~
フッ …。
人 柱 力 らしく なっちゃ って る わ ね 。
ナルト 君 。
♪♪~
《 なるほど ね …》
♪♪~
それ で キミ が … 見張り 役 に 選ば れた の ね 。
私 の 実験 も 少し は 役 に 立った じゃ ない …。
《 実験 ?》
木 ノ 葉 に は もう 少し 感謝 して もらい たいわ …。
ねぇ …。 私 の かわいい 実験 体さ ん 。
実験 体 ? この 方 いったい 何者 です ?
昔 … 私 が まだ 木 ノ 葉 に いた 頃 の 話 よ …。
すべて の 忍 の 中 で 唯一 木 遁 忍術 を 使い ➡
さらに 尾 獣 を 意のままに 操る こと が できた ➡
初代 火影 の 力 が 欲しくて ね …。
初代 の 屍 から その 中 の 遺伝子 情報 を 取り出し ➡
遺伝 的 要素 を 60 体 の 子供 の 細胞 に 組み込む 人体 実験 を ➡
した こと が あった んだ けど … 拒絶 反応 が ひどく って ね 。
バタバタ 死んで いった わ 。
そろそろ 見切り を つけよう と 思って いた 頃 に ➡
別の 実験 で 足 が ついて 木 ノ 葉 を 出る こと に なった の 。
実験 施設 は そのまま に して ね 。
全員 死んだ と 思って た けど まさか 生き残り が いた と は ね …。
《 そう か …》
(( 四 柱 牢 の 術 !))
《 サクラ : こ … これ って 初代 様 だけ の 秘術 …。
木 遁 忍術 !
なんで ヤマト 隊長 が 木 遁 忍術 を !?》
《 だから 初代 様 だけ の 木 遁 を …》
《 そういう こと か 》
なるほど ね 。
では かつて の 研究 の 成果 と も いえる サンプル が ➡
今 ここ で 手 に 入り そうです ね 。
そんな こと より 今 は … 私 の サスケ 君 が ➡
どれ くらい 強く なって る か …。
ためしに 目の前 の ナルト 君 と やら せて み たい わ ね 。
テメエ の …。
テメエ の もん じゃ ねえ …!
ふ ぅ …! くっ !
う ぅ …!
オレ の 前 で … 自分 の もの みて ぇに ➡
サスケ の 名 を 口 に する んじゃ ねえ !
♪♪~
くっ …! あれ は !
《 なん な の !? あの チャクラ …》
♪♪~
《 くっ … 空気 が 痛い 》
♪♪~
グルルルル …!
♪♪~
( 九 尾 の 咆哮 )
おもしろい …。
《 間違い ない 。 妖狐 の 衣 … 3 本 目 まで …》
《 あ … あれ が 人 柱 力 の 力 …。
肌 で 感じて わかる …。
これ は … こんな おぞましい チャクラ ➡
コントロ ー ル できる ような 質 の チャクラ じゃ ない !》
《 これ が うずまき ナルト …》
《 九 尾 の 力 か …》
ぐ お ぉ ~!!
< ヤマト : 大 蛇 丸 の 側近 薬 師 カブト 。
その 実像 は 謎 に 包ま れて いる >
< カブト は 桔梗 峠 の 戦い の 戦場 にて 発見 さ れ ➡
木 ノ 葉 の 医療 部隊 隊長 に 養子 と して 引き取ら れた 。
ゆえに その 詳しい 出生 を 知る 者 は い ない >
< 木 ノ 葉 で は 平凡な 下 忍 を 装い その 力 を 隠し 続け ➡
実際 の 戦闘 で は 医療 忍術 の センス と キレ で ➡
綱 手 様 を も 窮地 に 追い詰めた 。
もともと カブト は 暁 の サソリ が 大 蛇 丸 に 差し向けた スパイ だった 。
ところが 大 蛇 丸 に 共感 し 自ら 寝返った と いう が ➡
カブト 自身 の 目的 は わかって い ない 。
今後 も カブト の 動向 に 注意 を 払い 調査 を 重ねる 必要 が ある だろう >