NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 8 - 158 - 信じる 力
( ホムラ ) いったい 何の 騒ぎ だ ?
( ダンゾウ ) 暁 の 攻撃 が 始まった んだ 。 ( ホムラ ) ダンゾウ 。
( コハル ) 暁 の 攻撃 と は 本当な の か ?
( ダンゾウ ) ああ 攻め込んで きた の は ➡
自 来 也 を 倒した 暁 の リ ー ダ ー ペイン 。
自 来 也 を 亡き 者 に した うえ で ➡
すぐさま 木 ノ 葉 に 自ら 乗り込んで きた と いう の か ?
ああ ヤツ ら は ➡
尾 獣 を 集める ため に 人 柱 力 を 狩って いる 。
砂 の 一 尾 を 含め すでに 大半 の 人 柱 力 が ➡
ヤツ ら の 手 に 落ちた と 思わ れる 。
( コハル ) それでは ヤツ の 目的 は ?
四 代 目 火影 の 遺産 うずまき ナルト 。
しかし 五 代 目 は この 危機 に ➡
さらに ナルト を 里 に 呼び戻そう と して いる 。
そんな こと を したら ➡
まさに 火 に 油 を 注ぐ ような もの で は ない か 。
そう だ このまま 五 代 目 の 言う こと を 聞いて いたら ➡
木 ノ 葉 は 滅びる 。
( みんな ) うわ ぁ ~!
( 紅 ) なに ?
( シカマル ) ダメ です 外 に 出ちゃ 。
シカマル これ は いったい ?
暁 が のりこんで きた 。
チッ 。
紅 先生 ちょっと 下がって いて もらえ ます か 。
くたばれ 。
伏せろ !
あなた 大丈夫 ?
オレ は 大丈夫だ 。
それ より 先生 は 地下 通路 を 通って 避難 所 へ 。
オレ が 途中 まで 警護 する 。
先生 と その お腹 の 子 に 何 か あったら ➡
オレ は アスマ に 顔 向け でき ねえ 。
シカマル 。
( ガマ 吉 ) あれ ? ナルト は ?
( フカサク ) わから ん か ? ( ガマ 吉 ) えっ ?
よく 見ろ 。
ナルト !
まったく わから ん かった 。
やり おる わ い ! あそこ まで ➡
自然 と 一体 化 する こと が できる ように なった 。
( ナルト ) とりあえず この 修業 は 終わり かな 。
オレ ちょっと 用 足して くる から さ 。
危ない フカサク 様 !
イテッ !
イテテテ … 大丈夫です か ? フカサク 様 。
《 自 来 也 ちゃん の 目 は 間違い なかった のう 。
あの 子 は 自 来 也 ちゃん 以上 に 強く なる 子 じゃ !》
コレッ ! は よど かんか ! 重た いわい !
ナルト の アホ !
( サクラ ) チョウジ !
( チョウジ ) 丸薬 を 持ってきた ! あぁ ありがとう 。
これ って …。
イテェ よ …。 オレ の 足 が …。
( サクラ ) な んな の ? これ 。 サクラ さん ! ちょうど よかった !
ここ の 陣頭 指揮 を お 願い し ます !
え ? シズネ さん は ? シズネ さん は いま せ ん 。
そう だった … まだ 検死 中 よ ね 。
あまりに も 人数 が 多くて 医療 忍者 たち も 混乱 気味で 。
誰 か 現場 を まとめて 指示 し ない と …。
指示 って …。
♪♪~
《 サクラ : こんなに たくさんの 命 を 預かる なんて …。
こんな とき 綱 手 様 なら …》
ほら これ 食べて がんばれば 。
それ は 私 じゃ なくて ケガ 人 に 使う もの よ 。
歩ける 人 は ? 自分 で 歩いて 避難 所 の ほう へ 移動 して ください 。
まもなく ここ に は もっと 多く の ケガ 人 が やってき ます 。
すぐに 治療 が 必要な 重傷 者 は 赤 。
少し なら 治療 を 待てる 人 は 黄色 。
軽症 の 人 は 緑 の リボン を つけて 振り分けて ください 。
は はい ! さすが だ ね 。
ボク も 戻る 。 ここ は 任せた よ 。
うん !
大丈夫です か ? 呼吸 は でき ます か ?
わかった ! ほん で は ナルト を 呼び に 帰る 。
( 綱 手 ) 頼んだ ぞ 。 ( ドア が 開く 音 )
( コハル ) ダメ じゃ ! ナルト は 妙 木山 に 置いて おけ 。
なんだ !?
( ホムラ ) 今 里 に 攻め 入って いる の は 暁 の リ ー ダ ー だ と 聞いた 。
どうして それ を ?
ダンゾウ から 聞いた のじゃ 。
しかも 人 柱 力 の ナルト を 狙って いる と いう で は ない か 。
それ が どうした ?
前回 は 大 目 に 見た が 今回 ばかり は 話 が 別じゃ 。
ナルト は まだ 子供 。
侵入 者 は 自 来 也 を 倒した と いう で は ない か 。
ナルト が やられ 九 尾 が ヤツ ら の 手 に 渡れば それ こそ …。
う ぅ … 何 を する !
(( 綱 手 : 私 を かばう な ! ナルト ! もう やめろ !
死んだら 何もかも 夢 も 何も ない んだ よ !
ヘッ ! 大丈夫 だって ば よ !
もう いい から どけ ! 逃げろ !
オレ は 火影 に なる まで ぜ って ぇ …。
死な ねえ から よ !
エロ 仙人 の 敵 は オレ が 討つ 。
じっと なんて して らん ねえ んだ よ 。
しんみり する の は ち と 違う のう 。
わし ら の 役目 は 次の 世代 の ため に 手本 と なり 手助け を する こと 。
その ため なら 笑って 命 を かける 。
( フカサク ) あの 子 が 自 来 也 ちゃん を まっすぐに 慕 っと った の が ➡
よう わかった 。
予言 の 子 は あの 子 であって ほしい と ➡
そう 願わ ず に は おれ ん のう 。
自 来 也 ちゃん は すべて を あの 子 に 託した んじゃ から な ))
こ これ ! 離さ ぬ か 綱 手 。
お前 わし ら 相談 役 に 向かって 何 様 の つもり じゃ !
アンタ ら こそ 何 様 だ !
いつまでも アイツ を 子供 扱い しや が って !
木 ノ 葉 の 意志 は 受け継が れ そして 育って いる 。
ナルト は 今 自 来 也 を 越えよう と して いる 。
アイツ は 木 ノ 葉 の 隠し持つ ➡
戦争 抑止 の 道具 なんか じゃ ない 。
木 ノ 葉 を 守る 一 人 の 忍 ➡
うずまき ナルト だ !
自 来 也 そして 猿 飛 先生 や 砂 の チヨ 様 に あって ➡
アンタ たち に ない もの …。
それ が 何だか わかる か ?
(( 今日 は キミ ら に わし の 作った 詞 を ➡
朗読 して 聞か せよう 。
ぜひ 覚えて 帰って もらい たい 。
ブ ~ ブ ~! そんな の ノ ー サンキュ ー !
覚え らん ねえ し !
アハハッ いえて る !
( イルカ ) こら っ ナルト !
ゲッ … イルカ 先生 !
ハハハ … もう よい イルカ 。
こや つら の 言う こと も もっともじゃ 。
アハッ … す すみません 。
そう じゃ のう 。 今 は まだ すべて を 覚えろ と も ➡
意味 を 理解 しろ と も 言わ ん 。
ただ キミ ら が 大きく なった とき ➡
あの じ じい が こんな こと 言って いた と 思い出して ほしい 。
キミ ら の 将来 きっと 役 に 立つ 考え かた の 一 つ ➡
火 の 意思 に ついて じゃ 。
木 ノ 葉 舞う ところ に 火 は 燃 ゆる 。
火 の 影 は 里 を 照らし ➡
また 木 ノ 葉 は 芽吹く 。
( チヨ ) くだら ぬ 年寄り ども が 作った この 忍 の 世界 に ➡
お前 の ような ヤツ が 現れて くれて うれしい 。
かつて わし の して きた こと は ➡
間違い ばかり じゃ った 。
しかし 最後 の 最後に なって ➡
正しい こと が やっと でき そうじゃ 。
砂 と 木 ノ 葉 …。
これ から の 未来 は ➡
わし ら の とき と は 違った もの に なろう 。
カカシ の 言って いた お前 の 不思議な 力 。
その 力 が 未来 を 大きく 変える じゃ ろう 。
今 まで に ない 火影 に なって な …))
猿 飛 先生 や 砂 の チヨ 様 に あって ➡
アンタ たち に ない も の それ は …。
信じる 力 だ !
♪♪~
私 の 祖父 初代 火影 が アンタ たち を 信じ ➡
木 ノ 葉 を 託した ように 。
( 綱 手 ) 今度 は アンタ たち が 子供 を 信じ 託す 番 だ !
♪♪~
好きに せい 。
( シズネ ) 綱 手 様 !
何 か わかった の か ? はい 。
これ です 。 何 だ ?
チャクラ の 信号 を 受け取る 受信 機 の ような もの です 。
ペイン の 検 死体 の あちこち に 刺さって い ました 。
受信 機 ? フカサク 様 の お 話 から する と ➡
ペイン 6 人 全員 の 体 や 顔 に ➡
これ と 同じ もの が 刺さって いた こと に なり ます 。
つまり 6 人 と も ➡
何かしら の チャクラ の 信号 を 全身 で 受け取り ➡
行動 して いる と いう こと か 。
まだ そこ まで ハッキリ して ませ ん 。
受信 機 それとも 互いに チャクラ を 送信 し 合う ➡
無線 の ような もの か 。
そして これ が 今 まさに 反応 して いて …。
それ が ペイン の 強 さ の 秘密に つながって いる はずです 。
尋問 班 から の 情報 と 合わせて 早急に 解明 し ます 。
情報 部 から の 連絡 に よる と 敵 は ナルト を 捜して いる 。
この 里 に 侵入 して きた 敵 は まず 間違い なく ペイン だ 。
ペイン が ?
すべて を フカサク 様 に も 連絡 して おいた ほう が いい な 。
連絡 蛙 よ ナルト を 呼ぶ ついで に ➡
この こと も 伝えて くれ 。 わかった !
シズネ は 検死 の 情報 を もって 尋問 班 と 接触 し ➡
ペイン が 何者 か 解明 しろ ! はい !
暗部 ろ 班 は シズネ の 護衛 。
その ついで に 尋問 部隊 の ガ ー ド に 回れ 。
ヤツ ら を 近づける な ! はっ !
私 は 屋上 で 情報 を 待ち つつ ➡
カツユ を 通じて 全 ケガ 人 の 治療 を 行う 。
里 を 全力 で 守る !
いく ぞ !
よし オレ も さっそく フカサク 様 の とこ に 行か なくちゃ !
まったく 役 に 立た ぬ ヤツ ら だ 。
ムダ に 歳 だけ とり おって 。
逆に 綱 手 に 丸め込ま れる と は な 。
だが これ で 九 尾 は 閉じ込めて おける 。
ハァッ ハァッ ハァッ …。
( 小南 ) もう 一 度 聞く 。 うずまき ナルト は どこ に いる ?
くたばれ 。
言え うずまき ナルト は この 里 に いる の か い ない の か 。
どっち だ ? し 知ら ない 。
コイツ 術 を 吸い取り や がる 。
ならば 直接 攻撃 しか ない な 。
口 寄せ の 術 !
これ から 木 ノ 葉 に いる 忍 や ➡
一般 の 者 たち も 含めて 全員 に つけ !
私 の チャクラ を 受け取り 全員 の ケガ を 治療 しろ !
( カツユ ) どうやら 里 の ピンチ みたいです ね 。
いい から さっさと しろ 。
わかり ました 。
何がなんでも この 里 は 守る !
( 綱 手 ) 火影 の 名 に かけて !
大丈夫です か ?
九 尾 の 人 柱 力 の 居場所 を 吐け 。
でなければ 殺す 。
《 この 紋 そう か コイツ が 暁 !》
さあ 言え 。
《 ナルト !》
お前 の ような ヤツ に 何も 話す つもり は ない 。
そう か 。 なら 用 は ない 。
( カカシ ) 派手に 暴れて 注意 を 引いて ➡
かたや 陰 で 捜索 か 。
カカシ さん !
そこ の 負傷 者 を 連れて 退いて ください 。
ここ は オレ に 任せて 。
わ わかり ました 。
《 お 願い し ます カカシ さん 》
これ で サシ だ 。
ならば お前 に 聞く 。
九 尾 は どこ だ ?
お前 の やって いる こと は まったく の ムダ だ よ 。
ここ の 人間 は そこら の 里 と は 違う 。
例え 自分 の 命 を 落とす こと に なって も ➡
仲間 を 売る ヤツ は …。
一 人 も い ない 。
( ブレイン 二 世 ) 無限 時計 は 我ら が 手中 に あり 。
振幅 制限 器 も 残り わずか 。
( ジャックポット ) もう さっさと 片づけちゃ い ましょう よ 。 ニョホホホ 。
( レ ー サ ー ) 更 なる 破壊 と 終末 。 フフフ 。
( コブラ ) この 世界 に 終末 を もたらす に は ➡
まだ 足り ん もの が ある 。
( グリムリ ー パ ー ) 風 が 弱い 。 破壊 の 淵 から の 風 が …。